JP2010211173A - 光学ユニットおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエハーレベルオプティクスで最適なレンズを実現することが可能な光学ユニットおよび撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像レンズ100は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された、第1レンズ群110と、第2レンズ群120と、を有する。第1レンズ群110は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメント111と、第1バッファ層112、第1透明体113と、第2レンズエレメント114と、を含む。第2レンズ群120は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された、第3レンズエレメント121と、第2透明体122と、第2バッファ層123と、第4レンズエレメント124と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像機器に適用される光学ユニットおよび撮像装置に関するものである。
近年の携帯電話やパーソナルコンピュータ(PC)等に搭載される撮像機器には、高解像度・ローコスト・小型化が強く求められている。
CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子のセルピッチが劇的に小さくなり、光学系には通常光学系よりも光学収差、特に軸上色収差を抑えた高い結像性能が要求される。
また、価格要求に対して、ウエハー状に多数個のレンズを一度に作りコストを削減するという技術が知られている。
ウエハー状に多数個のレンズを一度に作る例としては、たとえば特許文献1に記載された技術に代表されるものがある。
US2006/0044450A1
上述した特許文献1では、ウエハーレベルオプティクスのさまざまな技術が紹介されているが、当初この技術の対象がCIF,VGA等の低画素であったため、光学性能は3メガピクセル以上にはいまだ使えないレベルである。
すなわち、3メガ以上の高画素でこの技術を導入しようとすれば、軸上色収差ならびに諸収差を十分減らした高度な光学設計が必要である。
本発明は、ウエハーレベルオプティクスで最適なレンズを実現することが可能な光学ユニットおよび撮像装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の光学ユニットは、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、を有し、上記第1レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメントと、第1透明体と、第2レンズエレメントと、を含み、上記第2レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第3レンズエレメントと、第2透明体と、第4レンズエレメントと、を含む。
本発明の第2の観点の光学ユニットは、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、を有し、上記第1レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメントと、第1バッファ層と、第1透明体と、第2レンズエレメントと、を含み、上記第2レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第3レンズエレメントと、第2透明体と、第2バッファ層と、第4レンズエレメントと、を含む。
本発明の第3の観点の撮像装置は、撮像素子と、撮像素子に被写体像を結像する撮像レンズと、を有し、上記撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、を有し、上記第1レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメントと、第1透明体と、第2レンズエレメントと、を含み、上記第2レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、第3レンズエレメントと、第2透明体と、第4レンズエレメントと、を含む。
本発明によれば、ウエハーレベルオプティクスで最適なレンズを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。 本実施形態に係る第4レンズエレメントの面形状の一例を模式的に示す図である。 本実施形態に係る撮像レンズの各レンズ群を構成する各レンズ、基板、並びに撮像部を構成するカバーガラスに対して付与した面番号を示す図である。 実施例1において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。 実施例2において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第3の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。 実施例3において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第4の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。 本実施形態に係る撮像レンズが採用される撮像装置の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(光学ユニットを採用した撮像レンズの第1の構成例)
2.第2の実施形態(光学ユニットを採用した撮像レンズの第2の構成例)
3.第3の実施形態(光学ユニットを採用した撮像レンズの第3の構成例)
4.第4の実施形態(光学ユニットを採用した撮像レンズの第4の構成例)
5.第5の実施形態(光学ユニットを採用した撮像レンズの第5の構成例)
6.第6の実施形態(撮像装置の構成例)
<1.第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光学ユニットを採用した撮像レンズの構成例を示す図である。
本第1の実施形態の撮像レンズ100は、図1に示すように、物体側OBJSから像面側に向かって順番に配置された、第1レンズ群110、第2レンズ群120、カバーガラス130、および像面140を有する。
この撮像レンズ100は、単焦点レンズとして形成されている。そして、第1レンズ群110および第2レンズ群120により光学ユニットが形成される。
第1レンズ群110および第2レンズ群120は、透明体を挟んで配置された2つのレンズエレメントを含む接合体により形成されている。
具体的には、第1レンズ群110は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメント111、第1バッファ層112、第1透明体113、および第2レンズエレメント114と、を含み、これらの接合体により形成されている。
第2レンズ群120は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された第3レンズエレメント121、第2透明体122、第2バッファ層123、および第4レンズエレメント124と、を含み、これらの接合体により形成されている。
第1バッファ層112および第2バッファ層123は、レンズの一部であり、レンズ材と同じ材料により形成されている。第1バッファ層112および第2バッファ層123は、精度が別々にバッファ層として得られない部分を定めて設計され、製造される。
このように、第1レンズ群110および第2レンズ群120は、レンズエレメントと透明体との接合体により形成されていることから、撮像レンズ100は、全体としてレンズ面は、第1面SF1、第2面SF2、第3面SF3、および第4面SF4を有している。
第1面SF1は第1レンズエレメント111の物体側面により形成され、第2面SF2は第2レンズエレメント114の像面側面により形成される。
第3面SF3は第3レンズエレメント121の物体側面により形成され、第4面SF4は第4レンズエレメント124の像面側面により形成される。
そして、本実施形態の撮像レンズ100は、基本的に、第1レンズ群110および第2レンズ群120は一方が正のパワーを、他方が負のパワーを持つように形成される。
単焦点レンズである撮像レンズ100において、像面140は、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子の撮像面(受像面)が配置されることを想定している。
カバーガラス130は、第4面SF4と像面140との間に配置されている。第4面SF4と像面140との間には、樹脂またはガラスで形成されるカバーガラス130や赤外カットフィルタやローパスフィルタなどの他、光学部材が配置されていてもよい。
なお、本実施形態では、図1において、左側が物体側(前方)であり、右側が像面側(後方)である。
そして、物体側から入射した光束は像面140上に結像される。
以下、本実施形態の撮像レンズの構成とその作用について説明する。
第1レンズ群110において、第1透明体113は、たとえばアッベ数νg1が小さく屈折率ng1が高い、平板状のガラス基板により形成される。
第1透明体(第1ガラス基板)113の物体側面に第1バッファ層112が形成され、第1バッファ層112のさらに物体側OBJSに第1レンズエレメント111が接合して形成されている。
第1レンズエレメント111は、第1面SF1を形成する物体側の面が凸形状でアッベ数νs1が大きい非球面レンズにより形成されている。
第1透明体(第1ガラス基板)113の像面側面に第2レンズエレメント114が接合して形成されている。
第2レンズエレメント114は、第2面SF2を形成する像面側の面が凹形状の非球面レンズにより形成されている。
第2レンズ群120において、第2透明体122は、たとえばアッベ数νg2が大きく、屈折率ng2が低い、平板状のガラス基板により形成される。
第2透明体(第2ガラス基板)122の物体側面に第3レンズエレメント121が接合して形成されている。
第3レンズエレメント121は、第3面SF3を形成する物体側面が凹形状の非球面レンズにより形成されている。
第2透明体(第2ガラス基板)122の像面側面に第2バッファ層123が形成され、第2バッファ層123のさらに像面側に第4レンズエレメント124が接合して形成されている。
第4レンズエレメント124は、第4面SF4を形成する像面側の面が凸形状または凸凹混合の凸凹形状の非球面レンズにより形成されている。
図2は、本実施形態に係る第4レンズエレメント124の面形状の一例を模式的に示す図である。
図2においては、第2レンズ群120が、第2バッファ層を省略して示されている。
図2の第4レンズエレメント124は、物体側が平状で像面側が凸状および凹状が混合する平凸凹レンズにより形成されている。
第4レンズエレメント124は、光軸OXを含む光軸の周辺部が凹状に形成された凹状部1241と、凹状部1241のさらに外周側の周辺部が凸状に形成された凸状部1242と、を有する。
さらに、第4レンズエレメント124は、凸状部1242のさらに外周側の周辺部が平状に形成された平状部1243を有する。
なお、以下の説明では、第1透明体113を同じ符号を用いて第1ガラス基板として、第2透明体122を同じ符号を用いて第2ガラス基板として表す場合がある。
第1レンズエレメント111、第2レンズエレメント114、第3レンズエレメント121、および第4レンズエレメント124は、紫外線(UV)硬化樹脂や熱硬化樹脂、あるいはプラスチック等により形成される。
ここで、第1バッファ層112および第2バッファ層123は、レンズ材質と同様の硝材で基本的にレンズの一部であるが、精度の出ない部分を別枠バッファ層として定義して、設計、製造しているものである。
精度が出ない理由は、UV硬化樹脂や熱硬化樹脂、もしくはプラスッチック等は、硬化時に5%から7%の収縮が生じ、このことと、基板に貼り付けることとの兼ね合せにより、収縮の振る舞いが予想できないことによる。
このように、本第1の実施形態の撮像レンズ1は、2群6枚構成のレンズで形成されている。
第1レンズ群110が、物体側から像面側に向かって、凸形状でアッベ数νs1が大きい非球面レンズの第1面SF1、アッベ数νg1が小さく屈折率ng1が高い第1透明体(第1ガラス基板)113、および凹形状の非球面レンズの第2面SF2により形成される。
第2レンズ群120が、物体側から像面側に向かって、凹形状の非球面レンズの第3面SF3、アッベ数νg2が大きく屈折率ng2が低い第2透明体(第2ガラス基板)122、非球面レンズの第4面SF4により形成される。
そして、単焦点レンズである本実施形態の撮像レンズ1は、以下の条件式(1)〜(13)を満足するように構成されている。
条件式(1)では、第1レンズ群110の第1ガラス基板(第1透明体)113の屈折率ng1の条件が規定されている。
[数1]
1.65 ≦ ng1 ≦ 2.2 ・・・(1)
本撮像レンズ100においては、第1レンズ群110で、第1透明体113として屈折率ng1の高い第1ガラス基板を使うことにより、第1面SF1を通ってきた光の入射角度を減らし、ここで発生する非点収差とコマ収差を減らす。
また、条件式(1)の上限は主に材料の制限による。現在世の中にある材料の屈折率の上限が2.2程度であり、それゆえ第1ガラス基板113の屈折率ng1には上限ができる。
この最適条件が条件式(1)である。
条件式(2)では、第1レンズ群110の第1ガラス基板113のアッベ数νg1の条件が規定されている。
[数2]
12 ≦ νg1 ≦ 45 ・・・(2)
第1レンズ群110は、アッベ数大の第1レンズエレメント111を形成する凸レンズ、次のアッベ数小の第1ガラス基板113で色収差を消す。第1ガラス基板113のアッベ数νg1が大きくなると色収差を消せず、アッベ数νg1が小さい場合には上記と同様材料の制限で下限ができる。
この最適条件が条件式(2)である。
条件式(3)および(4)では、第1レンズ群110の焦点距離fg1、および第2レンズ群120の焦点距離fg2の条件が規定されている。
[数3]
1.2 ≦ fg1 ≦ 4 ・・・(3)
[数4]
−10 ≦ fg2 ≦ −1.2 ・・・(4)
第1レンズ群110と第2レンズ群120の相乗効果で諸収差を補正するには、片方が正のパワーでまた一方が負のパワーが良い。
ここでは、光学全長が短いことが要求されるので、第1レンズ群110が正のパワー、第2レンズ群120が負のパワーになることが望ましい。
ところが、この条件が行き過ぎると非常に小さい群間偏芯でも大きく特性に影響を及ぼすようになり、製造トレランスが狭くなる。
この最適条件が条件式(3)および(4)である。
条件式(5)では、第1面SF1を形成する第1レンズエレメント111のアッベ数νs1の条件が規定されている。上述したように、第1レンズエレメント111は、凸形状でアッベ数νs1が大きい非球面レンズにより形成される。
[数5]
45 ≦ νs1 ≦ 100 ・・・(5)
第1レンズ群110はアッベ数大の凸レンズ、次のアッベ数小の第1ガラス基板113で色収差を消す。
アッベ数が小さくなると色収差を消せず、また、材料の制限でアッベ数非常に大きい材料が存在しない。
よってこの最適条件が条件式(5)である。
条件式(6)では、第2レンズ群120の第2ガラス基板(第2透明体)122の屈折率ng2の条件が規定されている。
[数6]
1.2 ≦ ng2 ≦ 1.65 ・・・(6)
第2レンズ群120は、第1レンズ群110と逆に非点収差とコマ収差をより多く補正したいので、第2ガラス基板122の屈折率ng2が小さいほうが良い。
第2ガラス基板122の屈折率ng2の上限がこのために決まり、下限は上記同様材料の制約で決まる。
この最適条件が条件式(6)である。
条件式(7)では、第2レンズ群120の第2ガラス基板122のアッベ数νg2の条件が規定されている。
[数7]
35 ≦ νg2 ≦ 100 ・・・(7)
第2レンズ群120はアッベ数の大きい第2ガラス基板122で最適な全体色消しを行う。アッベ数が小さい、すなわち分散が大きいと今まで消した色収差を発生させるので、好ましくない。また、第2ガラス基板122のアッベ数νg2の上限は上記同様に材料の制限で決まる。
よってこの最適条件が条件式(7)である。
条件式(8)では、第4レンズエレメント124の像面側面、すなわち第4面SF4の曲率半径Rs4の条件が規定されている。上述したように、第4レンズエレメント124は、非球面レンズにより形成されている。
[数8]
Rs4 ≦ −3[mm]、または、Rs4 ≧ 10[mm]・・・(8)
第4面SF4の曲率半径Rs4が極端に正になった場合、光軸近傍よりも周辺の面が像側に突出する形状となり撮像素子で反射した光が、また第4面SF4で反射しゴーストを発生しやすい形状となるため好ましくない。
同時に、こういった場合、周辺の光をより周辺に跳ね上げることになるので、撮像素子(センサ)に対する入射角度がきつくなり、好ましくない。
さらに、突出部によりバックフォーカスが短くなってしまうという問題も起こる。また、負の曲率がきつくなりすぎると、像面湾曲がマイナスになり補正が困難となる。
十分なバックフォーカスを確保し、望ましいイメージャ入射角を満たし、望ましいカメラ性能を得る最適条件が条件式(8)になる。
条件式(9)では、第1ガラス基板113の厚さTg1の条件が規定されている。
[数9]
0.2 ≦ Tg1 ≦ 0.7[mm]・・・(9)
第1レンズ群110で発生する非点収差とコマ収差を減らすには、第1ガラス基板113が薄い方がよい。よって、第1ガラス基板113の厚さTg1には上限が発生する。
また、薄すぎる場合、基板が反り製造できなくなる。このため、第1ガラス基板113には下限が存在する。
よって、この最適条件が条件式(9)である。
条件式(10)では、第2ガラス基板122の厚さTg2の条件が規定されている。
[数10]
0.2 ≦ Tg2 ≦ 2.5[mm]・・・(10)
第2レンズ群120は、第1レンズ群110と逆に非点収差とコマ収差をより多く補正する必要があることから、第2ガラス基板122の厚さTg2を収差が出過ぎないほどの厚さの方が良い。
また、この厚さTg2は全体光学長にも依存する。第2のガラス基板122の厚さTg2が厚すぎると特にコマ収差が発生しすぎて特性が劣化し、薄すぎると、収差補正が十分でなくなる。もしくは上記同様に基板が反り製造できなくなる。
よってこの最適条件が条件式(10)である。
条件式(11)では、第1バッファ層112および第2バッファ層123の厚さTbufの条件が規定されている。
[数11]
0.005[mm] ≦ Tbuf ≦ 0.300[mm]・・・(11)
凸形状もしくは周辺が凸形状に類するもののとき、バッファ層が必要になる。
これは、基板にレンズを貼り付けるときに、基板近くのレンズの形状精度が出にくいことによる。バッファ層の厚さTbufが厚すぎると収差が発生して光学特性、特に非点収差とコマ収差を劣化させ、薄すぎると境界近傍の形状精度が出なくなる。
よってこの最適条件が条件式(11)である。
条件式(12)では、第2レンズエレメント114のアッベ数νs2の条件が規定されている。
[数12]
28 ≦ νs2 ≦ 65 ・・・(12)
軸上色収差を補正するためには、第2レンズエレメント114のアッベ数νs2が小さいほうが良い。
そのアッベ数νs2の下限は、第2レンズエレメント114の材料の限界で決まる。
一方で、アッベ数が大きいほうが第1レンズ群110、第2レンズ群120のパワーが弱まり、群偏芯の敏感度が下がり製造トレランスが広くなる。よって最適値が存在する。
この最適条件が条件式(12)である。
条件式(13)では、第3レンズエレメント121のアッベ数νs3の条件が規定されている。
[数13]
28 ≦ νs3 ≦ 42 ・・・(13)
軸上色収差を補正するためには、第3レンズエレメント121のアッベ数νs3が小さいほうが良い。
そのアッベ数νs2の上限は色収差で決まり、下限は第2レンズエレメント114の材料の限界で決まる。よって最適値が存在する。
この最適条件が条件式(13)である。
上記の条件式(1)〜(13)は、以下で取り扱う実施例1,2,3に共通するものであり、必要に応じて適宜採用することで、個々の撮像素子または撮像装置に適したより好ましい結像性能とコンパクトな光学系が実現される。
なお、レンズの非球面の形状は、物体側から像面側へ向かう方向を正とし、kを円錐係数、A、B、C、Dを非球面係数、rを中心曲率半径としたとき次式で表される。yは光軸からの光線の高さ、cは中心曲率半径rの逆数(1/r)をそれぞれ表している。
ただし、Xは非球面頂点に対する接平面からの距離を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数を、Eは12次の非球面係数を、Fは14次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2010211173
図3は、本実施形態に係る撮像レンズの各レンズ群を構成する各レンズ、基板、並びに撮像部を構成するカバーガラスに対して付与した面番号を示す図である。
具体的には、第1レンズエレメント111の物体側面(凸面)に第1番、第1レンズエレメント111の像面側面と第1バッファ層112の物体側面との境界面(接合面)に第2番の面番号が付与されている。
第1バッファ層112の像面側面と第1透明体(第1ガラス基板)113の物体側面との境界面(接合面)に第3番、第1透明体(第1ガラス基板)113の像面側面と第2レンズエレメント114の物体側面との境界面(接合面)に第4番の面番号が付与されている。第2レンズエレメント114の像面側面(凹面)に第5番の面番号が付与されている。
第3レンズエレメント121の物体側面(凹面)に第6番、第3レンズエレメント121の像面側面と第2透明体(第2ガラス基板)122の物体側面との境界面(接合面)に第7番の面番号が付与されている。
第2透明体(第2ガラス基板)122の像面側面と第2バッファ層123の物体側面との境界面(接合面)に第8番、第2バッファ層123の像面側面と第4レンズエレメント124の物体側面との境界面(接合面)に第9の面番号が付与されている。
第4レンズエレメント124の像面側面(非球面)に第10番、カバーガラス130の物体側面に第11番の面番号が付与されている。
また、図3に示すように、本実施形態の撮像レンズ100において、第1レンズエレメント111の物体側面(第1番)1の中心曲率半径はR1に設定される。
第1レンズエレメント111の像面側面と第1バッファ層112の物体側面との境界面(接合面)2の中心曲率半径はR2に設定される。
第1バッファ層112の像面側面と第1透明体(第1ガラス基板)113の物体側面との境界面(接合面)3の中心曲率半径はR3に設定される。
第1透明体(第1ガラス基板)113の像面側面と第2レンズエレメント114の物体側面との境界面(接合面)4の中心曲率半径はR4に、第2レンズエレメント114の像面側面(凹面)5の中心曲率半径はR5に設定される。
第3レンズエレメント121の物体側面(凹面)6の中心曲率半径はR6に、第3レンズエレメント121の像面側面と第2透明体(第2ガラス基板)122の物体側面との境界面(接合面)7の中心曲率半径はR7に設定される。
第2透明体(第2ガラス基板)122の像面側面と第2バッファ層123の物体側面との境界面(接合面)8の中心曲率半径はR8に設定される。
第2バッファ層123の像面側面と第4レンズエレメント124の物体側面との境界面(接合面)9の中心曲率半径はR9に設定される。
第4レンズエレメント124の像面側面(非球面)10の中心曲率半径はR10に、カバーガラス130の物体側面11の中心曲率半径はR11に設定される。
なお、面2,3,4,7,8,9、および11の中心曲率半径R2,R3,R4,R7,R8,R9、およびR11は無限(INFINITY)である。
また、図3に示すように、第1レンズエレメント111の厚さとなる面1と面2間の光軸OX上の距離がd1に、第1バッファ層112の厚さとなる面2と面3間の光軸OX上の距離がd2に設定される。
第1透明体(第1ガラス基板)113の厚さとなる面3と面4間の光軸OX上の距離がd3、第2レンズエレメント114の厚さとなる面4と面5間の光軸OX上の距離がd4に設定される。
第2レンズエレメント114の像面側面5と第3レンズエレメントの物体側面6間の光軸OX上の距離がd5に設定される。
第3レンズエレメント121の厚さとなる面6と面7間の光軸OX上の距離がd6に、第2透明体(第2ガラス基板)122の厚さとなる面7と面8間の光軸OX上の距離がd7に設定される。
第2バッファ層123の厚さとなる面8と面9間の光軸OX上の距離がd8に、第4レンズエレメント124の厚さとなる面9と面10間の光軸OX上の距離がd9に設定される。
第4レンズエレメント124の像面側面10とカバーガラス130の物体側面11間の光軸OX上の距離がd10に、カバーガラス130の厚さとなる物体側面11と像面側面間の光軸OX上の距離がd11に設定される。
以下に、撮像レンズの具体的な数値による実施例1を示す。なお、実施例1においては、撮像レンズ100の各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラス130に対して、図3に示すような面番号が付与されている。
[実施例1]
表1、表2、表3、および表4に実施例1の各数値が示されている。実施例1の各数値は図1の撮像レンズ100に対応している。
表1は、実施例1における撮像レンズの各面番号に対応した各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(nd)、および分散値(νd)を示している。
Figure 2010211173
表2は、実施例1における非球面を含む第1レンズエレメント111の面1、第2レンズエレメント114の面5、第3レンズエレメント121の面6、並びに第4レンズエレメント124の面10の4次、6次、8次、10次、12次、14次の非球面係数を示す。
表2において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数を、Eは12次の非球面係数を、Fは14次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2010211173
表3は、実施例1における撮像レンズ100の焦点距離f、開口数F、半画角ω、レンズ長Hが具体的に示されている。
ここで、焦点距離fは4.03[mm]に、開口数Fは2.8に、半画角ωは30.1degに、レンズ長Hは4.50[mm]に設定されている。
Figure 2010211173
表4は、実施例1においては、上記各条件式(1)〜(13)を満足することを示す。
Figure 2010211173
表4に示すように、実施例1では、第1レンズ群110の第1ガラス基板113の屈折率ng1は1.85に設定され、条件式(1)で規定される条件を満足している。第1レンズ群110の第1ガラス基板113のアッベ数νg1は23.6に設定され、条件式(2)で規定される条件を満足している。
第1レンズ群110の焦点距離fg1は2.52に設定され、条件式(3)で規定される条件を満足している。第2レンズ群120の焦点距離fg2は−3.54に設定され、条件式(4)で規定される条件を満足している。
第1面SF1を含む第1レンズエレメント111のアッベ数νs1は60に設定され、条件式(5)で規定される条件を満足している。
第2レンズ群120の第2ガラス基板122の屈折率ng2は1.52に設定され、条件式(6)で規定される条件を満足している。第2レンズ群120の第2ガラス基板122のアッベ数νg2は55に設定され、条件式(7)で規定される条件を満足している。
第4レンズエレメント124の像面側面10に相当する第4面SF4の曲率半径Rs4は−1100に設定され、条件式(8)で規定される条件を満足している。
第1ガラス基板113の厚さTg1は0.4[mm]に設定され、条件式(9)で規定される条件を満足している。第2ガラス基板122の厚さTg2は1.650[mm]に設定され、条件式(10)で規定される条件を満足している。
第1バッファ層112および第2バッファ層123の厚さTbufは0.07[mm]に設定され、条件式(11)で規定される条件を満足している。
第2レンズエレメント114のアッベ数νs2は40.5に設定され、条件式(12)で規定される条件を満足している。
第3レンズエレメント121のアッベ数νs3は40.5に設定され、条件式(13)で規定される条件を満足している。
図4は、実施例1において、球面収差(色収差)、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図4(A)が球面収差(色収差)、図4(B)が非点収差を、図4(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。
図4からわかるように、実施例1によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた光学ユニットを含む撮像レンズが得られる。
<2.第2の実施形態>
図5は、本発明の第2の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。
図5に示す第2の実施形態に係る撮像レンズ100Aと図1に示す第1の実施形態に係る撮像レンズ100とは、基本的な構成は同じであり、以下に実施例2として示すように、各構成要素のパラメータ等の設定値が異なる。
したがって、ここでは、撮像レンズ100Aの詳細な説明は省略する。
以下に、撮像レンズの具体的な数値による実施例2を示す。なお、実施例2においては、撮像レンズ100Aの各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラス130に対して、図3に示すような面番号が付与されている。
[実施例2]
表5、表6、表7、および表8に実施例2の各数値が示されている。実施例2の各数値は図5の撮像レンズ100Aに対応している。
表5は、実施例2における撮像レンズの各面番号に対応した各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(nd)、および分散値(νd)を示している。
Figure 2010211173
表6は、実施例2における非球面を含む第1レンズエレメント111の面1、第1ガラス基板113の面4、第2レンズエレメント114の面5、並びに第2ガラス基板122の面8の4次、6次、8次、10次の非球面係数を示す。
表6において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2010211173
表7は、実施例2における撮像レンズ100Aの焦点距離f、開口数F、半画角ω、レンズ長Hが具体的に示されている。
ここで、焦点距離fは3.21[mm]に、開口数Fは2.8に、半画角ωは30.4degに、レンズ長Hは3.60[mm]に設定されている。
Figure 2010211173
表8は、実施例2においては、上記各条件式(1)〜(13)を満足することを示す。
Figure 2010211173
表8に示すように、実施例2では、第1レンズ群110の第1ガラス基板113の屈折率ng1は1.81に設定され、条件式(1)で規定される条件を満足している。第1レンズ群110の第1ガラス基板113のアッベ数νg1は40.9に設定され、条件式(2)で規定される条件を満足している。
第1レンズ群110の焦点距離fg1は1.96に設定され、条件式(3)で規定される条件を満足している。第2レンズ群120の焦点距離fg2は−2.51に設定され、条件式(4)で規定される条件を満足している。
第1面SF1を含む第1レンズエレメント111のアッベ数νs1は60に設定され、条件式(5)で規定される条件を満足している。
第2レンズ群120の第2ガラス基板122の屈折率ng2は1.58に設定され、条件式(6)で規定される条件を満足している。第2レンズ群120の第2ガラス基板122のアッベ数νg2は40.7に設定され、条件式(7)で規定される条件を満足している。
第4レンズエレメント124の像面側面10に相当する第4面SF4の曲率半径Rs4は−1100に設定され、条件式(8)で規定される条件を満足している。
第1ガラス基板113の厚さTg1は0.4[mm]に設定され、条件式(9)で規定される条件を満足している。第2ガラス基板122の厚さTg2は0.865[mm]に設定され、条件式(10)で規定される条件を満足している。
第1バッファ層112および第2バッファ層123の厚さTbufは0.035[mm]に設定され、条件式(11)で規定される条件を満足している。
第2レンズエレメント114のアッベ数νs2は40.5に設定され、条件式(12)で規定される条件を満足している。
第3レンズエレメント121のアッベ数νs3は40.5に設定され、条件式(13)で規定される条件を満足している。
図6は、実施例2において、球面収差(色収差)、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図6(A)が球面収差(色収差)、図6(B)が非点収差を、図6(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。
図6からわかるように、実施例2によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた光学ユニットを含む撮像レンズが得られる。
<3.第3の実施形態>
図7は、本発明の第3の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。
図7に示す第3の実施形態に係る撮像レンズ100Bと図1に示す第1の実施形態に係る撮像レンズ100とは、基本的な構成は同じであり、以下に実施例3として示すように、各構成要素のパラメータ等の設定値が異なる。
したがって、ここでは、撮像レンズ100Bの詳細な説明は省略する。
以下に、撮像レンズの具体的な数値による実施例3を示す。なお、実施例3においては、撮像レンズ100Bの各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラス130に対して、図3に示すような面番号が付与されている。
[実施例3]
表9、表10、表11、および表12に実施例3の各数値が示されている。実施例3の各数値は図7の撮像レンズ100Bに対応している。
表9は、実施例3における撮像レンズの各面番号に対応した各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(nd)、および分散値(νd)を示している。
Figure 2010211173
表10は、実施例1における非球面を含む第1レンズエレメント111の面1、第2レンズエレメント114の面5、第3レンズエレメント121の面6、並びに第4レンズエレメント124の面10の4次、6次、8次、10次、12次、14次の非球面係数を示す。
表2において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数を、Eは12次の非球面係数を、Fは14次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2010211173
表11は、実施例3における撮像レンズ100Cの焦点距離f、開口数F、半画角ω、レンズ長Hが具体的に示されている。
ここで、焦点距離fは4.04[mm]に、開口数Fは2.8に、半画角ωは30.1degに、レンズ長Hは4.50[mm]に設定されている。
Figure 2010211173
表12は、実施例3においては、上記各条件式(1)〜(13)を満足することを示す。
Figure 2010211173
表12に示すように、実施例3では、第1レンズ群110の第1ガラス基板113の屈折率ng1は1.85に設定され、条件式(1)で規定される条件を満足している。第1レンズ群110の第1ガラス基板113のアッベ数νg1は23.6に設定され、条件式(2)で規定される条件を満足している。
第1レンズ群110の焦点距離fg1は2.685に設定され、条件式(3)で規定される条件を満足している。第2レンズ群120の焦点距離fg2は−4.02に設定され、条件式(4)で規定される条件を満足している。
第1面SF1を含む第1レンズエレメント111のアッベ数νs1は60に設定され、条件式(5)で規定される条件を満足している。
第2レンズ群120の第2ガラス基板122の屈折率ng2は1.52に設定され、条件式(6)で規定される条件を満足している。第2レンズ群120の第2ガラス基板122のアッベ数νg2は55に設定され、条件式(7)で規定される条件を満足している。
第4レンズエレメント124の像面側面10に相当する第4面SF4の曲率半径Rs4は−1100に設定され、条件式(8)で規定される条件を満足している。
第1ガラス基板113の厚さTg1は0.494[mm]に設定され、条件式(9)で規定される条件を満足している。第2ガラス基板122の厚さTg2は1.355[mm]に設定され、条件式(10)で規定される条件を満足している。
第1バッファ層112および第2バッファ層123の厚さTbufは0.07[mm]に設定され、条件式(11)で規定される条件を満足している。
第2レンズエレメント114のアッベ数νs2は60に設定され、条件式(12)で規定される条件を満足している。
第3レンズエレメント121のアッベ数νs3は40.5に設定され、条件式(13)で規定される条件を満足している。
図8は、実施例3において、球面収差(色収差)、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図8(A)が球面収差(色収差)、図8(B)が非点収差を、図8(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。
図8からわかるように、実施例2によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた光学ユニットを含む撮像レンズが得られる。
<4.第4の実施形態>
図9は、本発明の第4の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。
図9に示す第4の実施形態に係る撮像レンズ100Cは、図1に示す第1の実施形態に係る撮像レンズ100のバッファ層を図示しない形態で示し、実設計により形成される撮像レンズの例を示している。
図6の撮像レンズ100Cは図1の撮像レンズ100と、第1透明体(第1ガラス基板)113および第2透明体(第2ガラス基板)122の形状が若干異なるが、撮像レンズとして機能としては等価であり、その違いは本質的なものではない。
ここでは、撮像レンズ100Cの詳細な説明は省略する。
本第4の実施形態に係る撮像レンズ100Cにおいても、図4に示す収差特性と同様の収差特性を得ることが可能である。
すなわち、本第4の実施形態においても、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた光学ユニットを含む撮像レンズが得られる。
<5.第5の実施形態>
図10は、本発明の第5の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。
図10に示す第5の実施形態に係る撮像レンズ100Dは、図5に示す第2の実施形態に係る撮像レンズ100Aのバッファ層を図示しない形態で示し、実設計により形成される撮像レンズの例を示している。
図10の撮像レンズ100Dは図5の撮像レンズ100Aと、第2レンズエレメント114の形状が若干異なるが、撮像レンズとして機能としては等価であり、その違いは本質的なものではない。
ここでは、撮像レンズ100Dの詳細な説明は省略する。
本第5の実施形態に係る撮像レンズ100Dにおいても、図6に示す収差特性と同様の収差特性を得ることが可能である。
すなわち、本第5の実施形態においても、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた光学ユニットを含む撮像レンズが得られる。
以上説明した本実施形態の撮像レンズ100は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された、第1レンズ群110と、第2レンズ群120と、を有する。
第1レンズ群110は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメント111と、第1バッファ層112、第1透明体113と、第2レンズエレメント114と、を含む。
第2レンズ群120は、物体側OBJSから像面140側に向かって順番に配置された、第3レンズエレメント121と、第2透明体122と、第2バッファ層123と、第4レンズエレメント124と、を含む。
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態の撮像レンズ100によれば、ウエハーレベルオプティクスで最適なレンズ(光学設計)を実現することができる。
また、本実施形態においては、第1レンズ群のパワーを強い正、第2レンズ群を強い負にして、光学収差を極力抑えて光学長が短い。
第1レンズ群、第2レンズ群のそれぞれで色収差を抑え、最適構成にすることにより良いカメラ性能を発揮することができる。
最終面第4面の形状を像側に対しおおよそ凸形状にすることによりゴーストが発生しにくい。
また、このことによりセンサに対する入射角度を緩くして最適な光学性能が得られ、十分なバックフォーカスをとることが可能となる。
ウエハーレベルオプティクスで作るのに最適な構成にして、低コストで大量生産することができる。
通常の3群3枚構成の光学系、たとえば、3枚プラスチック構成やガラス‐プラスチック‐プラスチックの3枚構成のものと比べると、この発明の実施形態に係る光学ユニットは、同じ光学長の通常光学系よりも光学特性が優れている。
また、ウエハーオプティクスであるためにイメージャと同じような形に切り出すことができ、小型化ができることからサイズにおいても勝っている。
その上、基板を使うこの技術はより安価に生産できるので、通常光学系よりも同じ光学系性能のものをより安価で生産できる。ウエハーオプティクスはこの発明により、より利点が増える。
そして、本実施形態によれば、全長が短くコンパクトで、諸収差特性に優れた撮像レンズを実現することができる。
以上説明したような特徴を有する撮像レンズ100,100A〜100Dは、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子を用いたデジタルカメラ、特に、携帯電話等の小型電子機器に搭載されるカメラ用レンズとして適用可能である。
図11は、本実施形態に係る光学ユニットを含む撮像レンズが採用される撮像装置の構成例を示すブロック図である。
本撮像装置200は、図11に示すように、本実施形態に係る撮像レンズ100,100A〜100Dが適用される光学系210、およびCCDやCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)が適用可能な撮像デバイス220を有する。
光学系210は、撮像デバイス220の画素領域を含む撮像面に入射光を導き、被写体像を結像する。
撮像装置200は、さらに、撮像デバイス220を駆動する駆動回路(DRV)230、および撮像デバイス220の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)240を有する。
駆動回路230は、撮像デバイス220内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス220を駆動する。
また、信号処理回路240は、撮像デバイス220の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路240で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路240で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、光学系210として、先述した撮像レンズ100,100A〜100Dを搭載することで、低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
100,100A〜100D・・・撮像レンズ、110,110A〜110D・・・第1レンズ群、111・・・第1レンズエレメント、112・・・第1バッファ層、113・・・第1透明体(第1ガラス基板)、114・・・第2レンズエレメント、121・・・第3レンズエレメント、122・・・第2透明体(第2ガラス基板)、123・・・第2バッファ層、124・・・第4レンズエレメント、130・・・カバーガラス、140・・・像面、200・・・撮像装置、210・・・光学系、220・・・撮像デバイス、230・・・駆動回路(DRV)、240・・・信号処理回路(PRC)240。

Claims (20)

  1. 物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第1レンズ群と、
    第2レンズ群と、を有し、
    上記第1レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第1レンズエレメントと、
    第1透明体と、
    第2レンズエレメントと、を含み、
    上記第2レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第3レンズエレメントと、
    第2透明体と、
    第4レンズエレメントと、を含む
    光学ユニット。
  2. 上記第1レンズ群の第1透明体の屈折率ng1およびアッベ数νg1は以下の条件を満足する
    請求項1記載の光学ユニット。
    1.65 ≦ ng1 ≦ 2.0
    12 ≦ νg1 ≦ 45
  3. 上記第1レンズエレメントは物体側が凸状で像面側が平状の平凸レンズである
    請求項1記載の光学ユニット。
  4. 上記第2レンズユニットは物体側が平状で像面側が凹状の平凹レンズである
    請求項1記載の光学ユニット。
  5. 上記第3レンズユニットは物体側が凹状で像面側が平状の平凹レンズである
    請求項1記載の光学ユニット。
  6. 上記第4レンズエレメントは物体側が平状で像面側が凸状の平凸レンズである
    請求項1記載の光学ユニット。
  7. 上記第4レンズエレメントは物体側が平状で像面側が凸状および凹状が混合する平凸凹レンズである
    請求項1記載の光学ユニット。
  8. 上記第1レンズ群の焦点距離fg1は下記の条件式を満足する
    請求項1から7のいずれか一に記載の光学ユニット。
    1.2 ≦ fg1 ≦ 4
  9. 上記第2レンズ群の焦点距離fg2は下記の条件式を満足する
    請求項1から8いずれか一に記載の光学ユニット。
    −10 ≦ fg2 ≦ −1.2
  10. 上記第1レンズ群の第1レンズエレメントのアッベ数νs1は以下の条件を満足する
    請求項1から9のいずれか一に記載の光学ユニット。
    45 ≦ νs1 ≦ 100
  11. 上記第2レンズ群の第2透明体の屈折率ng2およびアッベ数νg2は以下の条件を満足する
    請求項1から10のいずれか一に記載の光学ユニット。
    1.2 ≦ ng2 ≦ 1.65
    35 ≦ νg2 ≦ 100
  12. 上記第4レンズエレメントの凸面の曲率半径Rs4は以下の条件を満足する
    請求項1から11のいずれか一に記載の光学ユニット。
    Rs4 ≦ −3 または Rs4 ≧ 10
  13. 上記第1透明体の厚さTg1および上記第2透明体の厚さTg2は以下の条件を満足する
    請求項1から12のいずれか一に記載の光学ユニット。
    0.2 ≦Tg1≦ 0.7[mm]
    0.2 ≦Tg2≦ 2.5[mm]
  14. 上記第2レンズエレメントのアッベ数νs2は以下の条件を満足する
    請求項1から13のいずれか一に記載の光学ユニット。
    28 ≦ νs2 ≦ 65
  15. 上記第3レンズエレメントのアッベ数νs3は以下の条件を満足する
    請求項1から14のいずれか一に記載の光学ユニット。
    28 ≦ νs3 ≦ 42
  16. 上記第1透明体および上記第2透明体のうち少なくとも一方はガラスにより形成される
    請求項1から15のいずれか一に記載の光学ユニット。
  17. 上記第1レンズエレメント、上記第2レンズエレメント、上記第3レンズエレメント、および上記第4レンズエレメントのうち少なくとも一のレンズエレメントは紫外線硬化樹脂により形成される
    請求項1から16のいずれか一に記載の光学ユニット。
  18. 上記第1レンズエレメント、上記第2レンズエレメント、上記第3レンズエレメント、および上記第4レンズエレメントのうち少なくとも一のレンズエレメントは熱硬化樹脂により形成される
    請求項1から16のいずれか一に記載の光学ユニット。
  19. 物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第1レンズ群と、
    第2レンズ群と、を有し、
    上記第1レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第1レンズエレメントと、
    第1バッファ層と、
    第1透明体と、
    第2レンズエレメントと、を含み、
    上記第2レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第3レンズエレメントと、
    第2透明体と、
    第2バッファ層と、
    第4レンズエレメントと、を含む
    光学ユニット。
  20. 撮像素子と、
    撮像素子に被写体像を結像する光学ユニットと、を有し、
    上記光学ユニットは、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第1レンズ群と、
    第2レンズ群と、を有し、
    上記第1レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第1レンズエレメントと、
    第1透明体と、
    第2レンズエレメントと、を含み、
    上記第2レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    第3レンズエレメントと、
    第2透明体と、
    第4レンズエレメントと、を含む
    撮像装置。
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