JP5434450B2 - 光学ユニットおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像機器に適用される光学ユニットおよび撮像装置に関するものである。
近年の携帯電話やパーソナルコンピュータ(PC)等に搭載される撮像機器には、高解像度・ローコスト・小型化が強く求められている。
CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子のセルピッチが劇的に小さくなり、光学系には通常光学系よりも光学収差、特に軸上色収差を抑えた高い結像性能が要求される。
また、価格要求に対して、ウエハー状に多数個のレンズを一度に作りコストを削減するという技術が知られている。
ウエハー状に多数個のレンズを一度に作る例としては、たとえば特許文献1に記載された技術に代表されるものがある。
特開2003−1550号公報
上述した特許文献1では、一群構成の光学設計が述べられているが、非点収差が±0.5mm、球面収差も±0.5mm程度と大きい。またF値Fnoも6.6と暗く、有効像円も半径0.25mmと小さく、いかなるカメラモジュール規格でも使えない。
本発明は、1群構成で諸収差を十分減らすことが可能で、VGA規格等で最適なレンズを実現することが可能な光学ユニットおよび撮像装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の光学ユニットは、透明体としてのガラス基板を挟んで配置された複数のレンズエレメントを含む接合体により形成された一つのレンズ群からなり、上記レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、物体側が凹状で像面側が平状の平凹レンズである第1レンズエレメントと、バッファ層と、上記ガラス基板と、物体側が平状で像面側が凸状の平凸レンズである第2レンズエレメントと、を含み、上記第1レンズエレメントのアッベ数νL1および上記第2レンズエレメントのアッベ数νL2は下記の条件を満足し、
30 ≦ νL1 ≦ 80
18 ≦ νL2 ≦ 45
上記第1レンズエレメントの物体側面の曲率半径R1とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足し、
−3 ≦ R1/f ≦ −0.7
上記第2レンズエレメントの物体側面の曲率半径R2とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足する。
−1.5 ≦ R2/f ≦ −0.25
本発明の第2の観点の光学ユニットは、透明体としてのガラス基板を挟んで配置された複数のレンズエレメントを含む接合体により形成された一つのレンズ群からなり、上記レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、物体側が凹状で像面側が平状の平凹レンズである第1レンズエレメントと、バッファ層と、上記ガラス基板と、物体側が平状で像面側が凸状の平凸レンズである第2レンズエレメントと、を含み、上記バッファ層は、レンズ材質と同様の材料でレンズの一部として上記ガラス基板の厚みの誤差を吸収するため上記第1レンズエレメントの像面側面と上記ガラス基板の物体側面との間に配置され、上記第1レンズエレメントのアッベ数νL1および上記第2レンズエレメントのアッベ数νL2は下記の条件を満足し、
30 ≦ νL1 ≦ 80
18 ≦ νL2 ≦ 45
上記第1レンズエレメントの物体側面の曲率半径R1とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足し、
−3 ≦ R1/f ≦ −0.7
上記第2レンズエレメントの物体側面の曲率半径R2とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足する。
−1.5 ≦ R2/f ≦ −0.25
本発明の第3の観点の撮像装置は、撮像素子と、撮像素子に被写体像を結像する光学ユニットと、を有し、上記光学ユニットは、透明体としてのガラス基板を挟んで配置された複数のレンズエレメントを含む接合体により形成された一つのレンズ群からなり、上記レンズ群は、物体側から像面側に向かって順番に配置された、物体側が凹状で像面側が平状の平凹レンズである第1レンズエレメントと、バッファ層と、上記ガラス基板と、物体側が平状で像面側が凸状の平凸レンズである第2レンズエレメントと、を含み、上記第1レンズエレメントのアッベ数νL1および上記第2レンズエレメントのアッベ数νL2は下記の条件を満足し、
30 ≦ νL1 ≦ 80
18 ≦ νL2 ≦ 45
上記第1レンズエレメントの物体側面の曲率半径R1とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足し、
−3 ≦ R1/f ≦ −0.7
上記第2レンズエレメントの物体側面の曲率半径R2とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足する。
−1.5 ≦ R2/f ≦ −0.25


本発明によれば、ウエハーレベルオプティクスの利点を生かし、1群構成で諸収差を十分減らすことが可能で、VGA規格等で最適なレンズを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。 本実施形態に係る撮像レンズの各レンズ群を構成する各レンズ、基板、並びに撮像部を構成するカバーガラスに対して付与した面番号を示す図である。 実施例1において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。 実施例2において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第3の実施形態に係るウエハーレベルオプティクを概念的に示す図である。 本実施形態に係る撮像レンズが採用される撮像装置の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(光学ユニットを採用した撮像レンズの第1の構成例)
2.第2の実施形態(光学ユニットを採用した撮像レンズの第2の構成例)
3.第3の実施形態(ウエハーレベルオプティクの概念)
4.第4の実施形態(撮像装置の構成例)
<1.第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光学ユニットを採用した撮像レンズの構成例を示す図である。
本第1の実施形態の撮像レンズ100は、図1に示すように、物体側OBJSから像面側に向かって順番に配置されたレンズ群110、カバーガラス120、および像面130を有する。
この撮像レンズ100は、単焦点レンズとして形成されている。そして、レンズ群110により光学ユニットが形成される。
レンズ群は、透明体を挟んで配置された2つのレンズエレメントを含む接合体により形成されている。
具体的には、レンズ群110は、物体側OBJSから像面130側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメント111、バッファ層112、透明体113、および第2レンズエレメント114と、を含み、これらの接合体により形成されている。
バッファ層は、レンズの一部であり、レンズ材と同じ材料により形成されている。バッファ層112は、精度が別々にバッファ層として得られない部分を定めて設計され、製造される。
このように、レンズ群110は、レンズエレメントと透明体との接合体により形成されていることから、撮像レンズ100は、全体としてのレンズ面は、第1面SF1、および第2面SF2を有している。
第1面SF1は第1レンズエレメント111の物体側面により形成され、第2面SF2は第2レンズエレメント114の像面側面により形成される。
単焦点レンズである撮像レンズ100において、像面10は、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子の撮像面(受像面)が配置されることを想定している。
カバーガラス120は、第2面SF2と像面130との間に配置されている。第2面SF2と像面130との間には、樹脂またはガラスで形成されるカバーガラス120や赤外カットフィルタやローパスフィルタなどの他、光学部材が配置されていてもよい。
なお、本実施形態では、図1において、左側が物体側(前方)であり、右側が像面側(後方)である。
そして、物体側から入射した光束は像面130上に結像される。
以下、本実施形態の撮像レンズの構成とその作用について説明する。
レンズ群110において、透明体113は、たとえばアッベ数νg1が小さく屈折率ng1が高い、平板状のガラス基板により形成される。
透明体(ガラス基板)113の物体側面にバッファ層112が形成され、バッファ層112のさらに物体側OBJSに第1レンズエレメント111が接合して形成されている。
第1レンズエレメント111は、第1面SF1を形成する物体側の面が凹形状でアッベ数νs1が大きい非球面レンズにより形成されている。
透明体(ガラス基板)113の像面側面に第2レンズエレメント114が接合して形成されている。
第2レンズエレメント114は、第2面SF2を形成する像面側の面が凸形状の非球面レンズにより形成されている。
また、絞りは、透明体113の物体側にクロム膜等の遮光作用を有する物質として付けられている。
第1レンズエレメント111の焦点距離fL1は−20〜−2[mm]、第2レンズエレメント114の焦点距離L2は0.4〜5[mm]に設定される。
なお、以下の説明では、透明体113を同じ符号を用いてガラス基板として表す場合がある。
第1レンズエレメント111、および第2レンズエレメント114は、紫外線(UV)硬化樹脂や熱硬化樹脂、あるいはプラスチック等により形成される。
ここで、バッファ層112は、レンズ材質と同様の硝材で基本的にレンズの一部であるが、精度の出ない部分を別枠バッファ層として定義して、設計、製造しているものである。
精度が出ない理由は、UV硬化樹脂や熱硬化樹脂、もしくはプラスッチック等は、硬化時に5%から7%の収縮が生じ、このことと、基板に貼り付けることとの兼ね合せにより、収縮の振る舞いが予想できないことによる。また、バッファ層は透明体(透明基板)の厚みの誤差を吸収するために使用される。
このように、本第1の実施形態の撮像レンズ100は、1群3枚構成のレンズで形成されている。
レンズ群110が、物体側から像面側に向かって、凹形状でアッベ数νs1が大きい非球面レンズの第1面SF1、透明体(ガラス基板)113、および凸形状の非球面レンズの第2面SF2により形成される。
そして、単焦点レンズである本実施形態の撮像レンズ1は、以下の条件式(1)〜(6)を満足するように構成されている。
条件式(1)および(2)では、レンズ群110の第1レンズエレメント111のアッベ数νL1、および第2レンズエレメント114のアッベ数νL2の条件が規定されている。
[数1]
30 ≦ νL1 ≦ 80 ・・・(1)
[数2]
18 ≦ νL2 ≦ 45 ・・・(2)
第1レンズエレメント111と第2レンズエレメント114は、アッベ数が大きい第1レンズエレメント111、アッベ数が小さい第2レンズエレメント114で色収差を消す。この最適条件が条件式(1)および(2)である。
条件式(3)では、第1レンズエレメント111の物体側面の曲率半径R1とレンズ群110の有効焦点距離fとの条件が規定されている。
[数3]
−3 ≦ R1/f ≦ −0.7 ・・・(3)
条件式(4)では、第2レンズエレメント114の物体側面の曲率半径R2とレンズ群の有効焦点距離fとの条件が規定されている。
[数4]
−1.5 ≦ R2/f ≦ −0.25・・・(4)
水平画角50度程度の広角レンズにおいて、望ましいレンズ構成として、レトロフォーカスというレンズ構成が知られている。
これはおおよそ、物体側から凹レンズ、絞り、凸レンズの構成を取り、収差補正と周辺光量が有利になる。
これと同様に本レンズ構成は、凹レンズの第1レンズエレメント111、絞りガラス基板113、凸レンズの第2レンズエレメント114を張り合わせた構成をとっており、それぞれのレンズの張り合わせ面が平面である。したがって、第1レンズエレメント111の曲率半径と第2レンズエレメント114の曲率半径に望ましい条件が必要になる。
それぞれ、曲率半径が小さくなりすぎると、製造トレランスが悪くなり、大きすぎると収差が補正できず望ましい特性が得られない。この最適条件が条件式(3)および(4)である。
条件式(5)では、透明体(ガラス基板)113の厚さTg1が規定されている。
[数5]
0.1 ≦Tg1≦ 0.7[mm] ・・・(5)
レンズ群110で発生する非点収差とコマ収差を減らすには、透明体(ガラス基板)113が薄い方がよい、よって上限が発生する。また、薄すぎる場合、基板が反り製造できなくなる。このため下限が存在する。よって、この最適条件が条件式(5)である。
なお、張り合わせにより工程がないことから、透明体(ガラス基板)113の厚さTg1は0.1mm程度の薄い基板であっても問題とならない。
条件式(6)では、バッファ層112の厚さTbufが規定されている。
[数6]
0.005 ≦ Tbuf ≦ 0.20[mm]・・・(6)
凸形状もしくは周辺が凸形状に類するもののとき、バッファ層が必要になる。
これは、基板にレンズを貼り付けるときに、基板近くのレンズの形状精度が出にくいことによる。厚すぎると収差が発生して光学特性、特に非点収差とコマ収差を劣化させ、薄すぎると境界近傍の形状精度が出なくなる。
よってこの最適条件が条件式(6)である。
上記の条件式(1)〜(6)は、以下で取り扱う実施例1,2に共通するものであり、必要に応じて適宜採用することで、個々の撮像素子または撮像装置に適したより好ましい結像性能とコンパクトな光学系が実現される。
なお、レンズの非球面の形状は、物体側から像面側へ向かう方向を正とし、kを円錐係数、A、B、C、Dを非球面係数、rを中心曲率半径としたとき次式で表される。yは光軸からの光線の高さ、cは中心曲率半径rの逆数(1/r)をそれぞれ表している。
ただし、Xは非球面頂点に対する接平面からの距離を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数を、Eは12次の非球面係数を、Fは14次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 0005434450
図2は、本実施形態に係る撮像レンズの各レンズ群を構成する各レンズ、基板、並びに撮像部を構成するカバーガラスに対して付与した面番号を示す図である。
具体的には、第1レンズエレメント111の物体側面(凸面)に第1番、第1レンズエレメント111の像面側面とバッファ層112の物体側面との境界面(接合面)に第2番の面番号が付与されている。
バッファ層112の像面側面と透明体(ガラス基板)113の物体側面との境界面(接合面)に第3番、透明体(ガラス基板)113の像面側面と第2レンズエレメント114の物体側面との境界面(接合面)に第4番の面番号が付与されている。第2レンズエレメント114の像面側面(凹面)に第5番の面番号が付与されている。
カバーガラス120の物体側面に第6番、カバーガラス120の像面側面に第7番、像面130に第8番の面番号が付与されている。
また、図2に示すように、本実施形態の撮像レンズ100において、第1レンズエレメント111の物体側面(第1番)1の中心曲率半径はR1に設定される。
第1レンズエレメント111の像面側面とバッファ層112の物体側面との境界面(接合面)2の中心曲率半径はR2に設定される。
バッファ層112の像面側面と透明体(ガラス基板)113の物体側面との境界面(接合面)3の中心曲率半径はR3に設定される。
透明体(ガラス基板)113の像面側面と第2レンズエレメント114の物体側面との境界面(接合面)4の中心曲率半径はR4に、第2レンズエレメント114の像面側面(凹面)5の中心曲率半径はR5に設定される。
カバーガラス120の物体側面6の中心曲率半径はR6に、カバーガラス120の像面側面の中心曲率半径はR7に、像面130の中心曲率半径はR8に設定される。
なお、面2,3,4,6,7,および8の中心曲率半径R2,R3,R4,R7,R8は無限(INFINITY)である。
また、図3に示すように、第1レンズエレメント111の厚さとなる面1と面2間の光軸OX上の距離がd1に、バッファ層112の厚さとなる面2と面3間の光軸OX上の距離がd2に設定される。
透明体(ガラス基板)113の厚さとなる面3と面4間の光軸OX上の距離がd3、第2レンズエレメント114の厚さとなる面4と面5間の光軸OX上の距離がd4に設定される。
第2レンズエレメント114の像面側面5とカバーガラス120の物体側面6間の光軸OX上の距離がd5に設定される。
カバーガラス120の厚さとなる物体側面6と像面側面間の光軸OX上の距離がd6に設定される。カバーガラス120の像面側面7と像面130間の光軸OX上の距離がd7に設定される。
以下に、撮像レンズの具体的な数値による実施例1を示す。なお、実施例1においては、撮像レンズ100の各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラス120に対して、図に示すような面番号が付与されている。
[実施例1]
表1、表2、表3、および表4に実施例1の各数値が示されている。実施例1の各数値は図1の撮像レンズ100に対応している。
表1は、実施例1における撮像レンズの各面番号に対応した各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(nd)、および分散値(νd)を示している。
Figure 0005434450
表2は、実施例1における非球面を含む第1レンズエレメント111の面1、第2レンズエレメント114の面5の4次、6次、8次、10次の非球面係数を示す。
表2において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 0005434450
表3は、実施例1における撮像レンズ100の焦点距離f、開口数F、半画角ω、レンズ長Hが具体的に示されている。
ここで、焦点距離fは1.28[mm]に、開口数Fは2.8に、半画角ωは32.0degに、レンズ長Hは2.07[mm]に設定されている。
Figure 0005434450
表4は、実施例1においては、上記各条件式(1)〜(6)を満足することを示す。
Figure 0005434450
表4に示すように、実施例1では、レンズ群110の第1レンズエレメント111のアッベ数νL1は53.15に設定され、条件式(1)で規定される条件を満足している。
第2レンズエレメント114のアッベ数νL2は29.0に設定され、条件式(2)で規定される条件を満足している。
第1レンズエレメント111の物体側面の曲率半径R1とレンズ群110の有効焦点距離fとの関係R1/fが−1.542に設定され、条件式(3)で規定される条件を満足している。
第2レンズエレメント114の像面側面の曲率半径R2とレンズ群110の有効焦点距離fとの関係R2/fが−0.478に設定され、条件式(4)で規定される条件を満足している。
ガラス基板113の厚さTg1は0.3[mm]に設定され、条件式(5)で規定される条件を満足している。
バッファ層112の厚さTbufは0.05[mm]に設定され、条件式(6)で規定される条件を満足している。
図3は、実施例1において、球面収差(色収差)、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図3(A)が球面収差(色収差)、図3(B)が非点収差を、図3(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。
図3からわかるように、実施例1によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた光学ユニットを含む撮像レンズが得られる。
<2.第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る撮像レンズの構成例を示す図である。
図4に示す第2の実施形態に係る撮像レンズ100Aと図1に示す第1の実施形態に係る撮像レンズ100とは、基本的な構成は同じであり、以下に実施例2として示すように、各構成要素のパラメータ等の設定値が異なる。
したがって、ここでは、撮像レンズ100Aの詳細な説明は省略する。
以下に、撮像レンズの具体的な数値による実施例2を示す。なお、実施例2においては、撮像レンズ100Aの各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラス120に対して、図に示すような面番号が付与されている。
[実施例2]
表5、表6、表7、および表8に実施例2の各数値が示されている。実施例2の各数値は図4の撮像レンズ100Aに対応している。
表5は、実施例2における撮像レンズの各面番号に対応した各レンズエレメント、バッファ層、ガラス基板(透明体)、撮像部を構成するカバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(nd)、および分散値(νd)を示している。
Figure 0005434450
表6は、実施例2における非球面を含む第1レンズエレメント111の面1、ガラス基板113の面4、第2レンズエレメント114の面5の4次、6次、8次、10次の非球面係数を示す。
表6において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 0005434450
表7は、実施例2における撮像レンズ100Aの焦点距離f、開口数F、半画角ω、レンズ長Hが具体的に示されている。
ここで、焦点距離fは1.03[mm]に、開口数Fは2.8に、半画角ωは33.2degに、レンズ長Hは1.72[mm]に設定されている。
Figure 0005434450
表8は、実施例2においては、上記各条件式(1)〜(6)を満足することを示す。
Figure 0005434450
表8に示すように、実施例2では、レンズ群110の第1レンズエレメント111のアッベ数νL1は53.15に設定され、条件式(1)で規定される条件を満足している。
第2レンズエレメント114のアッベ数νL2は29.0に設定され、条件式(2)で規定される条件を満足している。
第1レンズエレメント111の物体側面の曲率半径R1とレンズ群110の有効焦点距離fとの関係R1/fが−1.56に設定され、条件式(3)で規定される条件を満足している。
第2レンズエレメント114の像面側面の曲率半径R2とレンズ群110の有効焦点距離fとの関係R2/fが−0.477に設定され、条件式(4)で規定される条件を満足している。
ガラス基板113の厚さTg1は0.3[mm]に設定され、条件式(5)で規定される条件を満足している。
バッファ層112の厚さTbufは0.04[mm]に設定され、条件式(6)で規定される条件を満足している。
図5は、実施例2において、球面収差(色収差)、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図5(A)が球面収差(色収差)、図5(B)が非点収差を、図5(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。
図5からわかるように、実施例2によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた光学ユニットを含む撮像レンズが得られる。
<3.第3の実施形態>
図6は、本発明の第3の実施形態に係るウエハーレベルオプティクを概念的に示す図である。
ガラス基板200(113)上にレプリカレンズを上下に多数個形成し、レンズ群210とする。
そして、多数個のレンズ220,230を一度に作製する。
以上説明した本実施形態の撮像レンズ100は、物体側OBJSから像面130側に向かって順番に配置された、レンズ群110を有する。
レンズ群110は、物体側OBJSから像面130側に向かって順番に配置された、第1レンズエレメント111と、バッファ層112、透明体113と、第2レンズエレメント114と、を含む。
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態の撮像レンズ100によれば、ウエハーレベルオプティクスで最適なレンズ(光学設計)を実現することができる。
レトロフォーカスという名前で知られているレンズ構成と似た構成になっており水平画角がおおよそ50度と比較的広角にできている。物体側から凹レンズ、絞り、凸レンズの構成を取り、収差補正と周辺光量が有利になる。
また、この構成を取ることにより、センサに対する入射角度を緩くして最適な光学性能が得られ、且つ、十分なバックフォーカスをとれる。
ウエハーレベルオプティクスで作るのに最適な構成にして、低コストで大量生産できるようになる。
通常の2群2枚構成の光学系に比べると、以下の利点がある。
(1)ガラス基板に貼り付けられている、1群で構成されているため、複数レンズの組み立てでの問題、組み立て後の信頼性の問題等が起こらない、(2)イメージャと同じ形に切り出すことができ、モジュール自体が小型化できる、という点で勝っている。
そして、本実施形態によれば、全長が短くコンパクトで、諸収差特性に優れた撮像レンズを実現することができる。
以上説明したような特徴を有する撮像レンズ100,100Aは、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子を用いたデジタルカメラ、特に、携帯電話等の小型電子機器に搭載されるカメラ用レンズとして適用可能である。
図7は、本実施形態に係る光学ユニットを含む撮像レンズが採用される撮像装置の構成例を示すブロック図である。
本撮像装置300は、図7に示すように、本実施形態に係る撮像レンズ100,100Aが適用される光学系310、およびCCDやCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)が適用可能な撮像デバイス320を有する。
光学系310は、撮像デバイス320の画素領域を含む撮像面に入射光を導き、被写体像を結像する。
撮像装置300は、さらに、撮像デバイス320を駆動する駆動回路(DRV)330、および撮像デバイス320の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340を有する。
信号処理回路340は、ディストーションを補正する機能を含む。
駆動回路330は、撮像デバイス320内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス320を駆動する。
また、信号処理回路340は、撮像デバイス320の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、光学系310として、先述した撮像レンズ100,100Aを搭載することで、低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
100,100A・・・撮像レンズ、110,110A・・・第1レンズ群、111・・・第1レンズエレメント、112・・・バッファ層、113・・・透明体(ガラス基板)、114・・・第2レンズエレメント、120・・・カバーガラス、130・・・像面、300・・・撮像装置、310・・・光学系、320・・・撮像デバイス、330・・・駆動回路(DRV)、340・・・信号処理回路(PRC)。


Claims (12)

  1. 透明体としてのガラス基板を挟んで配置された複数のレンズエレメントを含む接合体により形成された一つのレンズ群からなり
    上記レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    物体側が凹状で像面側が平状の平凹レンズである第1レンズエレメントと、
    バッファ層と、
    上記ガラス基板と、
    物体側が平状で像面側が凸状の平凸レンズである第2レンズエレメントと、を含み、
    上記第1レンズエレメントのアッベ数νL1および上記第2レンズエレメントのアッベ数νL2は下記の条件を満足し、
    30 ≦ νL1 ≦ 80
    18 ≦ νL2 ≦ 45
    上記第1レンズエレメントの物体側面の曲率半径R1とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足し、
    −3 ≦ R1/f ≦ −0.7
    上記第2レンズエレメントの物体側面の曲率半径R2とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足する
    −1.5 ≦ R2/f ≦ −0.25
    光学ユニット。
  2. 上記透明体の厚さTg1は下記の条件を満足する
    請求項1記載の光学ユニット。
    0.1 ≦Tg1≦ 0.7[mm]
  3. 上記第1レンズエレメントの像面側面と上記ガラス基板の物体側面との間に配置されたバッファ層を有し、
    上記バッファ層の厚さTbufは下記の条件式を満足する
    請求項1または2記載の光学ユニット。
    0.005 ≦ Tbuf ≦ 0.20[mm]
  4. 上記第1レンズエレメント、および上記第2レンズエレメントのうち少なくとも一のレンズエレメントは紫外線硬化樹脂により形成される
    請求項1から3のいずれか一に記載の光学ユニット。
  5. 上記第1レンズエレメント、および上記第2レンズエレメントのうち少なくとも一のレンズエレメントは熱硬化樹脂により形成される
    請求項1から3のいずれか一に記載の光学ユニット。
  6. 透明体としてのガラス基板を挟んで配置された複数のレンズエレメントを含む接合体により形成された一つのレンズ群からなり
    上記レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    物体側が凹状で像面側が平状の平凹レンズである第1レンズエレメントと、
    バッファ層と、
    上記ガラス基板と、
    物体側が平状で像面側が凸状の平凸レンズである第2レンズエレメントと、を含み、
    上記バッファ層は、レンズ材質と同様の材料でレンズの一部として上記ガラス基板の厚みの誤差を吸収するため上記第1レンズエレメントの像面側面と上記ガラス基板の物体側面との間に配置され、
    上記第1レンズエレメントのアッベ数νL1および上記第2レンズエレメントのアッベ数νL2は下記の条件を満足し、
    30 ≦ νL1 ≦ 80
    18 ≦ νL2 ≦ 45
    上記第1レンズエレメントの物体側面の曲率半径R1とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足し、
    −3 ≦ R1/f ≦ −0.7
    上記第2レンズエレメントの物体側面の曲率半径R2とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足する
    −1.5 ≦ R2/f ≦ −0.25
    光学ユニット。
  7. 上記透明体の厚さTg1は下記の条件を満足する
    請求項6記載の光学ユニット。
    0.1 ≦Tg1≦ 0.7[mm]
  8. 上記バッファ層の厚さTbufは下記の条件式を満足する
    請求項6または7記載の光学ユニット。
  9. 撮像素子と、
    撮像素子に被写体像を結像する光学ユニットと、を有し、
    上記光学ユニットは、
    透明体としてのガラス基板を挟んで配置された複数のレンズエレメントを含む接合体により形成された一つのレンズ群からなり
    上記レンズ群は、
    物体側から像面側に向かって順番に配置された、
    物体側が凹状で像面側が平状の平凹レンズである第1レンズエレメントと、
    バッファ層と、
    上記ガラス基板と、
    物体側が平状で像面側が凸状の平凸レンズである第2レンズエレメントと、を含み、
    上記第1レンズエレメントのアッベ数νL1および上記第2レンズエレメントのアッベ数νL2は下記の条件を満足し、
    30 ≦ νL1 ≦ 80
    18 ≦ νL2 ≦ 45
    上記第1レンズエレメントの物体側面の曲率半径R1とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足し、
    −3 ≦ R1/f ≦ −0.7
    上記第2レンズエレメントの物体側面の曲率半径R2とレンズ群の有効焦点距離fは下記の条件を満足する
    −1.5 ≦ R2/f ≦ −0.25
    撮像装置。
  10. 上記透明体の厚さTg1は下記の条件を満足する
    請求項9記載の撮像装置。
    0.1 ≦Tg1≦ 0.7[mm]
  11. 上記第1レンズエレメントの像面側面と上記ガラス基板の物体側面との間に配置されたバッファ層を有し、
    上記バッファ層の厚さTbufは下記の条件式を満足する
    請求項9または10記載の撮像装置。
    0.005 ≦ Tbuf ≦ 0.20[mm]
  12. 上記撮像素子の出力信号を処理する信号処理部を有し、
    上記信号処理部は、
    ディストーションを補正する機能を含む
    請求項9から11のいずれか一に記載の撮像装置。
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