JP2010211106A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スパイク電流等の電気的ノイズの発生がなく、画質劣化、転写不良などが発生しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、像が転写される転写ベルト40と、前記転写ベルト40を張架するベルト駆動ローラー41と、前記転写ベルト40を介して前記ベルト駆動ローラー41と対向配置される2次転写ローラー61と、前記2次転写ローラー61の軸部に設けられる当接部材と、前記ベルト駆動ローラー41の軸部に設けられる被当接部材と、を有し、前記2次転写ローラー61と前記転写ベルト40とが当接していないときには、前記当接部材と前記被当接部材とが導通することを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、感光体上に形成した潜像をトナー及びキャリアからなる液体現像剤によって現像する現像し、これによる現像剤をさらに記録紙などの媒体に転写して、さらに転写された媒体上のトナー像を融着し定着して画像形成する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
液体溶媒中に固体成分からなるトナーを分散させた高粘度の液体現像剤を用いて潜像を現像し、静電潜像を可視化する湿式画像形成装置が種々提案されている。この湿式画像形成装置に用いられる現像剤は、シリコンオイルや鉱物油、食用油等からなる電気絶縁性を有し高粘度の有機溶剤(キャリア液)中に固形分(トナー粒子)を懸濁させたものであり、このトナー粒子は、粒子径が1μm前後と極めて微細である。このような微細なトナー粒子を使用することにより、湿式画像形成装置では、粒子径が7μm程度の粉体トナー粒子を使用する乾式画像形成装置に比べて高画質化が可能である。このような液体現像剤を用いた画像形成装置としては、例えば、特許文献1(特開2002−296918号公報)に開示されている。
特開2002−296918号公報
特許文献1に記載された画像形成装置では、転写ローラー80としては導電性を有するローラーが用いられ、この転写ローラー80に2次転写バイアスが印加されている。ところで、出願人らは、特許文献1に記載された画像形成装置の転写ローラー80に相当する部材に凹部を設けて、この凹部に転写材を把持するための転写材把持機構を配する構造を提案している。
このような構造を採用する場合に、転写ローラーに2次転写バイアス電圧を印加することを検討すると、凹部においてはバイアス電圧の電気回路が切断されることとなる。2次転写バイアスのための電源としては定電流源が用いられるが、凹部での電気回路の切断状態で、定電流源における定電流制御により印加電圧が電源仕様の上限まで上昇することとなる。そして、ローラーの回転に伴い、電気回路の切断状態が解かれると、定電流源から急激に大電流が流れることとなり、これによりスパイク電流等の電気的ノイズが発生し、画質劣化、転写不良などを発生する、ということが問題となる。またベルトへの局所放電によりベルト部材を破壊してしまうという問題もある。
本発明は上記のような問題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、像を担持する転写ベルトと、前記転写ベルトを張架するベルト張架ローラーと、軸方向に凹部を有するとともに、前記転写ベルトを介して前記ベルト張架ローラーと当接する転写ローラーと、前記転写ローラーの軸端部に配設される導電性の当接部材と、前記転写ローラーの前記凹部が前記ベルト張架ローラーと対向したときに、前記ベルト張架ローラーの軸端部に配設されて、前記当接部材と電気的に接続される支持部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記当接部材と前記支持部材との電気的な接続で構成される回路に配設された抵抗体を有する。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記抵抗体は前記当接部材に配設される。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記抵抗体は前記当接部材の前記支持部材との当接面に配設される。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記当接部材は、前記転写ローラーの軸部との接続部に軸受け部材を有し、前記軸受け部材が抵抗体である。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記抵抗体は、前記支持部材に配設される。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記支持部材は、アースに接続されるとともに、前記支持部材と前記アースとの間に前記抵抗体が配設される。
また、本発明に係る画像形成方法は、転写ベルトに像を担持し、軸方向に凹部を有する転写ローラーを、前記像担持体と当接して形成した転写ニップに転写材を通過させて、前記像を前記転写材に転写し、前記転写材が前記転写ニップを通過した後、前記転写ローラーの前記凹部が前記転写ニップを通過する時に、前記転写ローラーの軸端部に配設される導電性の当接部材と、前記ベルト張架ローラーの軸端部に配設された支持部材とが電気的に接続されることを特徴とする。
以上、本発明の画像形成装置及び画像形成方法によれば、前記転写ローラーと前記転写ベルトとが当接していないときには、転写ローラーの軸部に設けられる当接部材とベルト張架ローラーの軸部に設けられる被当接部材とを導通するように構成するので、凹部による電流路の遮断状態が存在しないので、スパイク電流等の電気的ノイズの発生がなく、画質劣化、転写不良などが発生しない。また、転写ベルトへの局所放電によりベルト部材が破壊されることがない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置で用いられる2次転写ローラーの斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。 当接部材650と被当接部690との関係を説明する図ある。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。 本発明の他の実施形態で用いる当接部材650を示す図である。 本発明の他の実施形態で用いる当接部材650を示す図である。 本発明の他の実施形態で用いる被当接部材690を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された各色の画像形成部に対し、現像装置30Y、30M、30C、30Kは、画像形成装置の下方部に配置され、転写ベルト40、2次転写部(2次転写ユニット)60、定着ユニット90などの構成は画像形成装置の上方部に配置されている。特に、定着ユニット90が、転写ベルト40上方にレイアウトされることにより、画像形成装置全体としての設置面積を抑制することが可能となっている。本実施形態においては、2次転写ユニット60で2次転写を経た用紙などの転写材は、転写材搬送装置230や吸引装置210、270などによって吸引されつつ、定着ユニット90へと搬送される構成となっているためにこのようなレイアウトを実現することができる。
現像装置30Y、30M、30C、30Kは、トナーによる画像を形成するために、感光体10Y、10M、10C、10K、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11K、LEDアレイなどの露光ユニット12Y、12M、12C、12K等を備えている。コロナ帯電器11Y、11M、11C、11Kにより、感光体10Y、10M、10C、10Kを一様に帯電させ、露光ユニット12Y、12M、12C、12Kにより、入力された画像信号に基づいて露光を行い、帯電された感光体10Y、10M、10C、10K上に静電潜像を形成する。
現像装置30Y、30M、30C、30Kは、概略、現像ローラー20Y、20M、20C、20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器(リザーバ)31Y、31M、31C、31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y、31M、31C、31Kから現像ローラー20Y、20M、20C、20Kに塗布する塗布ローラーであるアニロックスローラー32Y、32M、32C、32K等を備え、各色の液体現像剤により感光体10Y、10M、10C、10K上に形成された静電潜像を現像する。
転写ベルト40は、エンドレスのベルトであり、駆動ローラー41とテンションローラー42、52、53に張架され、1次転写部50Y、50M、50C、50Kで感光体10Y、10M、10C、10Kと当接しながら駆動ローラー41により回転駆動される。1次転写部50Y、50M、50C、50Kは、感光体10Y、10M、10C、10Kと転写ベルト40を挟んで1次転写ローラー51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、感光体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された感光体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を転写ベルト40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
2次転写ユニット60は、2次転写ローラー61が転写ベルト40を挟んでベルト駆動ローラー41と対向配置され、さらに2次転写ローラークリーニングブレード62からなるクリーニング装置が配置される。そして、2次転写ローラー61を配置した転写位置において、転写ベルト40上に形成された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を転写材
搬送経路Lにて搬送される用紙、フィルム、布等の転写材に転写する。
さらに、転写材搬送経路Lの下流には、転写ベルト40と2次転写ローラー61との間の空間にエアーを吐出するための送風装置400、第1吸引装置210、転写材搬送装置230、第2吸引装置270が順次配列されており、転写材を定着ユニット90に搬送するようになっており、定着ユニット90では、用紙等の転写材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材に融着させ定着させる。
テンションローラー42は、ベルト駆動ローラー41などと共に転写ベルト40を張架しており、転写ベルト40のテンションローラー42に張架されている箇所で、転写ベルトクリーニングブレード49からなるクリーニング装置が当接・配置され、転写ベルト40上の残りトナー、キャリアをクリーニングするようになっている。なお、転写ベルト40を駆動するための駆動力はテンションローラー42に持たせ、ベルト駆動ローラー41を単なるベルト張架ローラーとして用いるようにすることもできる。
画像形成装置に対する転写材の供給は給紙装置(不図示)によって行われる。このような給紙装置にセットされた転写材は、所定のタイミングにて一枚ごとに転写材搬送経路Lに送り出されるようになっている。転写材搬送経路Lでは、ゲートローラー101、101’及び転写材ガイド102によって転写材を2次転写位置まで搬送し、転写ベルト40上に形成された単色のトナー現像像やフルカラーのトナー現像像を転写材に転写する。2次転写された転写材は、上記のように、転写材搬送装置230を中心とした転写材搬送手段によって、さらに定着ユニット90に搬送される。定着ユニット90は、加熱ローラー91と、この加熱ローラー91側に所定の圧力で付勢された加圧ローラー92とから構成されており、これらのニップ間に転写材を挿通させ、転写材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材に融着し定着させる。
ここで、現像装置について説明するが、各色の画像形成部及び現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の画像形成部及び現像装置に基づいて説明する。
画像形成部は、感光体10Yの外周の回転方向に沿って、感光体クリーニングローラー16Y、感光体クリーニングブレード18Y、コロナ帯電器11Y、露光ユニット12Y、現像装置30Yの現像ローラー20Y、第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’が配置されている。
感光体クリーニングローラー16Yは、感光体10Yに当接しつつ反時計回りに回転することによって、感光体10Y上の転写残り液体現像剤や未転写液体現像剤をクリーニングする。感光体クリーニングローラー16Yには、液体現像剤中のトナー粒子を誘引するようなバイアス電圧が印加され、感光体クリーニングローラー16Yの回収物は、トナー粒子が多く含まれる固形分リッチな液体現像剤となる。
感光体クリーニングローラー16Yの下流側において、感光体10Yと当接している感光体クリーニングブレード18Yは、感光体10Y上のキャリア成分リッチな液体現像剤をクリーニングする。
現像装置30Yにおける現像ローラー20Yの外周には、クリーニングブレード21Y、アニロックスローラー32Y、コンパクションコロナ発生器22Yが配置されている。アニロックスローラー32Yには、現像ローラー20Yへ供給する液体現像剤の量を調整する規制ブレード33Yが当接している。液体現像剤容器31Yの中にはオーガ34Yが収容されている。また、感光体10Yと対向する位置には、転写ベルト40を挟むようにして、1次転写部の1次転写ローラー51Yが配置されている。
感光体10Yは、外周面にアモルファスシリコン感光体などの感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、時計回りの方向に回転する。
コロナ帯電器11Yは、感光体10Yと現像ローラー20Yとのニップ部より感光体10Yの回転方向の上流側に配置され、図示しない電源装置から電圧が印加され、感光体10Yをコロナ帯電させる。露光ユニット12Yは、コロナ帯電器11Yより感光体10Yの回転方向の下流側において、コロナ帯電器11Yによって帯電された感光体10Y上に光を照射し、感光体10Y上に潜像を形成する。なお、画像形成プロセスの始めから終わりまでで、より前段に配置されるローラーなどの構成は、後段に配置されるローラーなどの構成より上流にあるものと定義する。
現像装置30Yは、コンパクション作用を施すコンパクションコロナ発生器22Y、キャリア内にトナーを概略重量比20%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Yを有する。
また現像装置30Yは、前記の液体現像剤を担持する現像ローラー20Y、液体現像剤を現像ローラー20Yに塗布するための塗布ローラーであるアニロックスローラー32Yと、現像ローラー20Yに塗布する液体現像剤量を規制する規制ブレード33Yと、液体現像剤を攪拌、搬送しつつアニロックローラー32Yに供給するオーガ34Y、現像ローラー20Yに担持された液体現像剤をコンパクション状態にするコンパクションコロナ発生器22Y、現像ローラー20Yのクリーニングを行う現像ローラークリーニングブレード21Yを有する。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されているIsopar(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜3wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約15〜25%とした高粘度(HAAKE RheoStress RS600を用いて、25℃の時のせん断速度が1000(1/s)のときの粘弾性が30〜300mPa・s程度)の液体現像剤である。
アニロックスローラー32Yは、現像ローラー20Yに対して液体現像剤を供給し、塗布する塗布ローラーとして機能するものである。このアニロックスローラー32Yは、円筒状の部材であり、表面に現像剤を担持し易いように表面に微細且つ一様に螺旋状に彫刻された溝による凹凸面が形成されたローラーである。このアニロックスローラー32Yにより、現像剤容器31Yから現像ローラー20Yへと液体現像剤が供給される。装置動作時においては、図1に示すように、オーガ34Yが反時計回り回転し、アニロックローラー32Yに液体現像剤を供給し、アニロックローラー32Yは反時計回りに回転して、現像ローラー20Yに液体現像剤を塗布する。
規制ブレード33Yは、表面に弾性体を被覆して構成した弾性ブレードであり、アニロックスローラー32Yの表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部などで構成される。そして、アニロックスローラー32Yによって担持搬送されてきた液体現像剤の膜厚、量を規制、調整し、現像ローラー20Yに供給する液体現像剤の量を調整する。
現像ローラークリーニングブレード21Yは、現像ローラー20Yの表面に当接するゴム等で構成され、現像ローラー20Yが感光体10Yと当接する現像ニップ部より現像ロ
ーラー20Yの回転方向の下流側に配置されて、現像ローラー20Yに残存する液体現像剤を掻き落として除去するものである。
コンパクションコロナ発生器22Yは、現像ローラー20Y表面の帯電バイアスを増加させる電界印加手段であり、コンパクションコロナ発生器22Yによって、コンパクション部位でコンパクションコロナ発生器22Y側から現像ローラー20Yに向かって電界が印加される。なお、このコンパクションのための電界印加手段は、図1に示すコロナ放電器のコロナ放電に代えて、コンパクションローラーなどを用いても良い。
現像ローラー20Yに担持されてコンパクションされた現像剤は、現像ローラー20Yが感光体10Yに当接する現像ニップ部において、所定の電界印加によって、感光体10Yの潜像に対応して現像される。
現像残りの現像剤は、現像ローラークリーニングブレード21Yによって掻き落として除去され現像剤容器31Y内の回収部に滴下して再利用される。尚、このようにして再利用されるキャリア及びトナーは混色状態ではない。
1次転写の上流側に配置される感光体スクイーズ装置は、感光体10Yに対向して現像ローラー20Yの下流側に配置して感光体10Yに現像されたトナー像の余剰キャリアを回収するものである。この感光体スクイーズ装置は、感光体10Yに摺接して回転する弾性ローラー部材から成る第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’とから構成され、感光体10Y上に現像されたトナー像から余剰なキャリア及び本来不要なカブリトナーを回収し、顕像(トナー像)内のトナー粒子比率を上げる機能を有する。なお、感光体スクイーズローラー13Y、13Y’には、所定のバイアス電圧が印加されている。
上記の第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’からなるスクイーズ装置を経た感光体10Y表面は、1次転写部50Yに進入する。
1次転写部50Yでは、感光体10Yに現像された現像剤像を1次転写ローラー51Yにより転写ベルト40へ転写する。この1次転写部においては、1次転写バックアップローラー51に印加される転写バイアスの作用によって、感光体10上のトナー像は転写ベルト40側に転写される。ここで、感光体10Yと転写ベルト40は等速度で移動する構成であり、回転及び移動の駆動負荷を軽減するとともに、感光体10Yの顕像トナー像への外乱作用を抑制している。
上記現像装置30Yの現像プロセスと同様のプロセスによって、現像装置30M、30C、30Kにおいても、それぞれの感光体10M、10C、10K上にマゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像が各々形成される。そして、転写ベルト40はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色の1次転写部50のニップを通過し、各色の感光体上の現像剤(現像像)が転写され、色重ねされて2次転写ユニット60のニップ部に進入する。
2次転写ユニット60を経た転写ベルト40は、再び1次転写部50で転写像を受けるために周回するが、1次転写部50が実行される上流側において転写ベルト40は、転写ベルトクリーニングブレード49などによってクリーニングが実施される。
転写ベルト40は、ポリイミド基層上にポリウレタンの弾性中間層を設け、さらにその上にPFA表層が設けられている三層構造となっている。このような転写ベルト40では、ポリイミド基層側においてベルト駆動ローラー41、テンションローラー42、52、
53で張架され、PFA表層側においてトナー像が転写されるようにして用いられる。このように形成された弾性を有する転写ベルト40は、転写材表面への追従性、応答性がよいために、2次転写時において、特に粒子径が小さいトナー粒子を転写材の凹部に対して送り込み転写させるのに有効である。また、上記のように構成される転写ベルト40は体積抵抗率が1×108Ωcmである。
次に本実施形態に係る画像形成装置で用いられる2次転写ローラー61についてより詳細に説明する。図2は本発明の実施形態に係る画像形成装置で用いられる2次転写ローラーの斜視図である。図2において、601はローラー胴部、602はローラー軸部、605は凹部、607は弾性部材、610は転写材把持機構、611は転写材把持部、612は転写材把持部受け部、640は転写材剥離部材、650は当接部材をそれぞれ示している。
2次転写ローラー61のローラー胴部601の両端部にはローラー軸部602が設けられており、このローラー軸部602を中心として回動自在に装置本体側に取り付けられるようになっている。また、ローラー胴部601には、軸方向にわたる凹部605が設けられており、凹部605中には転写材把持機構610が、また凹部605以外のローラー胴部601には弾性部材607が設けられている。転写材把持機構610は転写材を把持したり、解放したりするための機構である。そして、弾性部材607は電気的抵抗成分を有する半導電弾性ゴム層で構成されており、この弾性部材607に転写材が巻きつけられている状態で、2次転写ユニットにおける2次転写ニップを通過するときに転写ベルト40から転写材へのトナー像の転写が行われる。
2次転写ローラー61に取り付けられる弾性部材607としては、ウレタンゴムで体積抵抗率は1×107Ωcmである。ただし、弾性部材607の構造はこれに限定するもの
ではなく、複層(基材層:PI基材弾性層:ウレタンゴム表層:フッ素樹脂を含むフッ素ゴム)の構成であってもよい。
転写材把持機構610は、概略、ローラー軸方向にわたって離散的に設けられる転写材把持部611及び転写材把持部受け部612とからなる複数のペアと、当該ペアの間にローラー軸方向にわたって適宜配されている複数の転写材剥離部材640とから構成されている。全ての転写材把持部611は可動可能に構成されており、転写材把持部受け部612との間で転写材を挟持するように動作することで転写材を把持したり、転写材把持部受け部612との間の間隔をあけるように動作することで転写材を解放したりすることができるようになっている。また、全ての転写材剥離部材640は、転写材把持部611と転写材把持部受け部612とで把持していた転写材を、2次転写ローラー61側から離れる方向に押し出すように動作する。
2次転写ローラー61のローラー軸部602の両端には、2つの当接部材650が設けられている。この当接部材650は、ローラー軸方向からみて2次転写ローラー61に凹部605が設けられて、開口している領域に対応する領域に当接面などを有す構造となっており、この当接面が後述する被当接部材と当接することによって、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置を規制するようになっている。
次に、転写材把持機構610を収容するための凹部605が設けられた2次転写ローラー61から構成される2次転写部(2次転写ユニット)60における2次転写ニップで所定の圧力をかけつつ、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置を規制するための構造について詳しく説明する。図3及び図4はいずれも本発明の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。いずれの図においても(A)は2次転写ユニット60を装置の側面側からみた図であり、(B)は2
次転写ユニット60の模式的断面を示す図である。図3及び図4において、650は当接部材、670は回動支軸部、671はフレーム部材、672は付勢部材、689はベルト駆動ローラー41のローラー軸部、690は被当接部材をそれぞれ示している。
2次転写ユニット60において、2次転写ローラー61のローラー軸部602はその両端でフレーム部材671に回動自在に取り付けられている。また、フレーム部材671は回動支軸部670を中心として回動可能とされると共に、付勢部材672によって図中の矢印の方向に付勢されるようになっている。このような構造によって、2次転写ローラー61はベルト駆動ローラー41側に付勢され、2次転写ローラー61とのベルト駆動ローラー41間における2次転写ニップに所定の圧力をかけることができるようになっている。そして、このような2次転写ニップにおける転写圧力、及び転写バイアスによって、転写ベルト40上のトナー粒子は2次転写ニップで効率的に転写材側に転写されるようになっている。
2次転写ローラー61のローラー軸部602の両端には2つの当接部材650が設けられている。そして、この当接部材650と対応するように、ベルト駆動ローラー41のローラー軸部689の両端には、2つの被当接部材690が設けられている。図3及び図4各図の(B)に示すように、当接部材650と被当接部材690とは、軸方向での位置が揃えられるようにして配されている。
当接部材650は図2に示すような形状で、2次転写ローラー61のローラー回転中心Oからの距離がR3とされた当接面663を有している。当接面663はローラー軸方向
からみて2次転写ローラー61に凹部605が設けられ、開口している領域に対応する領域に設けられている。装置の動作に伴い、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向する配置となったとき、この当接面663でベルト駆動ローラー41側の被当接部材690に当接することによって、2次転写ローラー61の付勢圧力を被当接部材690が受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持されるようになっている。
被当接部材690はベルト駆動ローラー41のローラー回転中心O’からの距離がrとされた外周を有するベアリングなどの部材であり、各ローラーの回転に伴い、当接部材650の当接面663と当接し、付勢部材672によって付勢された2次転写ローラー61の荷重を受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持されるようになっている。
2次転写ユニット60は、各ローラーの回転動作に伴い、図3に示す状態→図4に示す状態→図3に示す状態→図4に示す状態→・・・の順に動作する。図3は、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向していない状態を示している。このとき、付勢部材672からの付勢力は、二次転写ニップにかかるようになっており所定の転写圧が確保されて、さらに2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間との間に適当な転写バイアスが印加されて、転写ベルト40上のトナー粒子が2次転写ニップで転写材側に転写される。図3に示されている状態では、当接部材650と被当接部材690とは完全に離間している。当接部材650における凹部605に対応する領域を除く外周までの距離は、付勢部材762からの付勢力が転写ニップに所定の転写圧を確保できるよう被当接部材690と完全に離間する形状に設定されている。
図7は各ローラーの回転がさらに進んだ状態を示しており、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と完全に対向し、当接部材650の当接面663と被当接部材690とが当接しつつ、各ローラーが回転する状況を示している。このとき、付勢部材672によって付勢された2次転写ローラー61の付勢圧力は、被当接部材69
0が受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持される。
以上の本実施形態によれば、二次転写ローラー61はベルト駆動ローラー41側に付勢されているが、二次転写ローラー61の軸部には当接部材650を有し、ベルト駆動ローラー41の軸部には被当接部材690を有する構造であるために、凹部605が転写ベルトに接触していないときには、二次転写ローラー61は転写ニップに所定の圧力をかけることができると共に、凹部が転写ベルトと対向しているときには、二次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置関係を保持することが可能となる。
また、以上のように、本実施形態においては、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向し、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)とが当接していないときには、2次転写ローラーのローラー軸部602に設けられる当接部材650とベルト駆動ローラー41のローラー軸部689に設けられる被当接部材690とを導通するように構成するので、凹部605による電流路の遮断状態が存在しないので、スパイク電流等の電気的ノイズの発生がなく、画質劣化、転写不良などが発生しない。また、転写ベルト40への局所放電によりベルト部材が破壊されることがない。
次に本発明の他の実施形態における、転写材把持機構610を収容するための凹部605が設けられた2次転写ローラー61から構成される2次転写部(2次転写ユニット)60における2次転写ニップで所定の圧力をかけつつ、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置を規制するための構造について詳しく説明する。図5乃至図8はいずれも本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。いずれの図においても(A)は2次転写ユニット60を装置の側面側からみた図であり、(B)は2次転写ユニット60の模式的断面を示す図である。図5乃至図8において、650は当接部材、670は回動支軸部、671はフレーム部材、672は付勢部材、689はベルト駆動ローラー41のローラー軸部、690は被当接部材をそれぞれ示している。また、図9は2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41などに係る構成を抜き出して示す図であり、当接部材650と被当接部690との関係を説明する図ある。図9において、661は当接部材650の第1受け渡し面、663は当接面、662は第2受け渡し面をそれぞれ示している。
2次転写ユニット60において、2次転写ローラー61のローラー軸部602はその両端でフレーム部材671に回動自在に取り付けられている。また、フレーム部材671は回動支軸部670を中心として回動可能とされると共に、付勢部材672によって図中の矢印の方向に付勢されるようになっている。このような構造によって、2次転写ローラー61はベルト駆動ローラー41側に付勢され、2次転写ローラー61とのベルト駆動ローラー41間における2次転写ニップに所定の圧力をかけることができるようになっている。そして、このような2次転写ニップにおける転写圧力、及び転写バイアスによって、転写ベルト40上のトナー粒子は2次転写ニップで効率的に転写材側に転写されるようになっている。
2次転写ローラー61のローラー軸部602の両端には2つの当接部材650が設けられている。そして、この当接部材650と対応するように、ベルト駆動ローラー41のローラー軸部689の両端には、2つの被当接部材690が設けられている。図5乃至図8各図の(B)に示すように、当接部材650と被当接部材690とは、軸方向での位置が揃えられるようにして配されている。
当接部材650は図9に示すような形状で、2次転写ローラー61のローラー回転中心
Oからの距離がR3とされた当接面663と、その両側に設けられた第1受け渡し面66
1と第2受け渡し面662とを有している。当接面663はローラー軸方向からみて2次転写ローラー61に凹部605が設けられ、開口している領域に対応する領域(当接領域C3)に設けられている。装置の動作に伴い、凹部605がベルト駆動ローラー41(或
いは転写ベルト40)と対向する配置となったとき、この当接面663(当接領域C3
でベルト駆動ローラー41側の被当接部材690に当接することによって、2次転写ローラー61の付勢圧力を被当接部材690が受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持されるようになっている。
2次転写ローラー61やベルト駆動ローラー41の回転に伴い、2次転写ニップに一定の圧力をかける定荷重の状態と、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置関係を一定とする定位置状態との間を交互に繰り返すが、それぞれの状態は、当接面663の両側に設けられた第1受け渡し面661(領域C1)と第2受け渡し面662
(領域C2)によって、振動などを発生させることもなくシームレスに移行させることが
でき、画像形成プロセスへの影響を抑え、画質低下を防止することができる。
被当接部材690はベルト駆動ローラー41のローラー回転中心O’からの距離がrとされた外周を有するベアリングなどの部材であり、各ローラーの回転に伴い、当接部材650の当接面663と当接し、付勢部材672によって付勢された2次転写ローラー61の荷重を受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持されるようになっている。
2次転写ユニット60は、各ローラーの回転動作に伴い、図5に示す状態→図6に示す状態→図7に示す状態→図8に示す状態→図5に示す状態→・・・の順に動作する。図5は、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向していない状態を示している。このとき、付勢部材672からの付勢力は、二次転写ニップにかかるようになっており所定の転写圧が確保されて、さらに2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間との間に適当な転写バイアスが印加されて、転写ベルト40上のトナー粒子が2次転写ニップで転写材側に転写される。図5に示されている状態では、当接部材650と被当接部材690とは完全に離間している。
図6は各ローラーの回転が進み、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)に差し掛かろうとしている直前の状態を示している。このとき、各ローラーの回転に伴い、当接部材650の第1受け渡し面661(領域C1)が徐々に被当接部材6
90に近づきつつある状況となる。すなわち、第1受け渡し面661(領域C1)との被
当接部材690との間の距離が徐々に短くなっていく。回転がさらに進むと、第1受け渡し面661(領域C1)と当接面663(当接領域C3)との境界で、当接部材650と被当接部材690とが当接して、2次転写ローラー61側からの荷重は被当接部材690で受けるようになり、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持される。また、当接部材650と被当接部材690とが当接した瞬間に、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向する状態となる。
図7は各ローラーの回転がさらに進んだ状態を示しており、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と完全に対向し、当接部材650の当接面663(当接領域C3)と被当接部材690とが当接しつつ、各ローラーが回転する状況を示して
いる。このとき、付勢部材672によって付勢された2次転写ローラー61の付勢圧力は、被当接部材690が受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持される。
各ローラーの回転がさらに進み、当接部材650の当接面663(当接領域C3)と第
2受け渡し面662(領域C2)の境界で、当接部材650と被当接部材690とが離間
し、さらに当接部材650の第2受け渡し面662(領域C2)と被当接部材690とが
徐々に離れていく。図8はこの状態を示している。このとき、凹部605はベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)から離れて、二次転写ローラー61の弾性部材607が転写ベルト40と接触する状況となると共に、付勢部材672からの付勢力が、二次転写ニップにかかるようになる。また、当接部材650と被当接部材690とは離間し、当接部材650から被当接部材690への荷重も解消される。
以上の本実施形態によれば、二次転写ローラー61はベルト駆動ローラー41側に付勢されているが、二次転写ローラー61の軸部には当接部材650を有し、ベルト駆動ローラー41の軸部には被当接部材690を有する構造であるために、凹部605が転写ベルトに接触していないときには、二次転写ローラー61は転写ニップに所定の圧力をかけることができると共に、凹部が転写ベルトと対向しているときには、二次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置関係を保持することが可能となる。
また、以上のように、本実施形態においては、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向し、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)とが当接していないときには、2次転写ローラーのローラー軸部602に設けられる当接部材650とベルト駆動ローラー41のローラー軸部689に設けられる被当接部材690とを導通するように構成するので、凹部605による電流路の遮断状態が存在しないので、スパイク電流等の電気的ノイズの発生がなく、画質劣化、転写不良などが発生しない。また、転写ベルト40への局所放電によりベルト部材が破壊されることがない。
また、本実施形態によれば、転写材への転写が行われる2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)が当接する領域と凹部605の領域との間に受け渡し面を設けることにより、より確実に電気的ノイズを抑制することができる
次に、本発明の画像形成装置における2次転写部(2次転写ユニット)60における転写バイアス電圧について説明する。図10は本発明の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。
本実施形態においては二次転写ローラー61として凹部605が設けられたものが採用されており、このような凹部605が転写ベルト40と対向しているときには2次転写バイアス電圧の電流路が遮断されることとなる。そして、二次転写ローラー61の回転に伴い、電流路の遮断状態が解かれると、バイアス印加用の定電流源から急激に大電流が流れることとなり、これによりスパイク電流等の電気的ノイズが発生し、画質劣化、転写不良などを発生する、ということが問題となっていた。また転写ベルト40への局所放電によりベルトの部材を破壊してしまうという問題もあった。
そこで、これまで説明した当接部材650及び被当接部材690を電流路としても活用するによって、このような2次転写バイアス電圧の電流路の遮断を発生させないようにするものである。図10において、700は2次転写バイアスするための定電流源であり、701は短絡防止用の抵抗を示している。定電流源700は2次転写ローラー61のローラー軸部602とアースとの間に設けられ、抵抗701はベルト駆動ローラー41のローラー軸部689とアースとの間に設けられている。
図10(A)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向していない状態を示しており、図10(B)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向し、当接部材650と被当接部材690とが当接しつつ、各ローラーが回転する状況を示している。
図10(A)は転写ベルト40上から転写材にトナー像を転写する期間であり、2次転写ニップに転写バイアスを印加するための電流路1が形成される。これに対して、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向している図10(B)の状態では、2次転写ニップにおける転写バイアスが不要な期間であり、なお、かつ凹部605が存在するために、電流路1を形成することができない期間である。そこで、この期間には、当接部材650と被当接部材690とが接触している期間であることを利用して、当接部材650と被当接部材690とを電流路2の通り道の一部として活用する。
以上のように、本実施形態においては、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向し、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)とが当接していないときには、2次転写ローラーのローラー軸部602に設けられる当接部材650とベルト駆動ローラー41のローラー軸部689に設けられる被当接部材690とを導通するように構成するので、凹部605による電流路の遮断状態が存在しないので、スパイク電流等の電気的ノイズの発生がなく、画質劣化、転写不良などが発生しない。また、転写ベルト40への局所放電によりベルト部材が破壊されることがない。
また、本実施形態では、当接部材650が被当接部材690と当接する面では摺動する耐磨耗性が要求されるため、前記当接する面に対して金属などの導電性の材料を選択することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図11は本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。また、図14は他の実施形態で用いる当接部材650を示す図である。先の実施形態では、ベルト駆動ローラー41のローラー軸部689とアースとの間に短絡防止用の抵抗701を設けるようにしていたが、本実施形態では当接部材650自体に抵抗を持たせるようにして、ベルト駆動ローラー41はアースと直接接続するようにしている。
当接部材650自体に抵抗を持たせるために用いられる抵抗体は、図14に示すような当接部材650の当接面に設ける当接面抵抗体665であり、例えば、弾性部材607と同様の材料を用いることができる。
図11(A)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向していない期間を示しており、2次転写バイアス印加のための電流路1が形成される期間を示している。また、図11(B)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向し、当接部材650と被当接部材690とが当接し電流路2が形成される期間を示している。このような実施形態によっても先の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、当接部材650の被当接部材690と当接する面に当接面抵抗体665を設けることで、接触部近傍での微小な放電を抑制することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図12は本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。また、図15は他の実施形態で用いる当接部材650を示す図である。本実施形態においても、短絡防止用の抵抗701を省略し、当接部材650自体に抵抗を持たせるようにして、ベルト駆動ローラー41はアースと直接接続するようにしている。
本実施形態において当接部材650自体に抵抗を持たせるために用いられる抵抗体は、
図15に示すような当接部材650の当接面に設ける軸受け部抵抗体665であり、例えば、エンジニアリングプラスチックなどの剛性のある材料を用いることができる。この軸受け部抵抗体665は、例えば、2次転写ローラー61のローラー軸部602の周囲などに配するようにする。
図12(A)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向していない期間を示しており、2次転写バイアス印加のための電流路1が形成される期間を示している。また、図12(B)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向し、当接部材650と被当接部材690とが当接し電流路2が形成される期間を示している。このような実施形態によっても先の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態では、当接部材650が被当接部材690と当接する面では摺動する耐磨耗性が要求されるため、前記当接する面に対して金属などの導電性の材料を選択することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図13は本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における2次転写バイアス印加動作を模式的に示す図である。また、図16は他の実施形態で用いる被当接部材690を示す図である。本実施形態においても、短絡防止用の抵抗701を省略するものであるが、本実施形態では当接部材650ではなく、被当接部材690自体に抵抗を持たせるようにしている。そして、ベルト駆動ローラー41はアースと直接接続するようにしている。
本実施形態において被当接部材690自体に抵抗を持たせるために用いられる抵抗体は、図16に示すような被当接部材690の外周面に設ける当接面抵抗体695であり、例えば、例えば、弾性部材607と同様の材料を用いることができる。
図13(A)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向していない期間を示しており、2次転写バイアス印加のための電流路1が形成される期間を示している。また、図13(B)は凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向し、当接部材650と被当接部材690とが当接し電流路2が形成される期間を示している。このような実施形態によっても先の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、以上の当接面抵抗体などが用いられる実施形態では、当接面抵抗体などとして導電性を付与したポリアセタール、ポリイミドなどのエンジニアリングプラスチック、または、ウレタン等の高硬度(JIS−A90度)のゴムで、体積抵抗率を1×108Ωcm
とほぼ同程度とする。当接部材650と被当接部材690の抵抗値を同程度にすることにより、当接部材650と被当接部材690が当接を開始するときの電流が大きく変化しないため、スパイク電流等の電気的ノイズの発生を抑制することができる。アースとの間に設置する抵抗体、被当接部材、軸受け部に設ける抵抗体としても上記の材料を用いればよい。
本実施形態によれば、被当接部材690の当接部材650と当接する面に当接面抵抗体695を設けることで、接触部近傍での微小な放電を抑制することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図17は本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における当接部材650と被当接部690を説明する図である。図17は2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41などに係る構成を抜き出して示す図である。図17に示す実施形態では、当接部材650の扇形状の一辺の縁部に当接面663や第
1受け渡し面661や第2受け渡し面662(領域C2)が形成される。このような当接
部材650によれば、先の実施形態と同様の効果を得ることが可能であると共に、次のようの効果を得ることができる。2次転写ローラー61は、凹部605が設けられている部分が軽量となってしまい、重量のバランスが悪くなるが、本実施形態で用いる当接部材650によれば、2次転写ローラー61全体の重量バランスを安定させることができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図14は本発明の他の実施形態に係る画像形成装置における当接部材650と被当接部690を説明する図である。図14は2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41などに係る構成を抜き出して示す図である。図14に示す実施形態では、当接部材650にはベアリングなどのローラー回転中心Oからの距離が一定とされた外周を有する部材が用いられ、反対に被当接部690の方には、当接面や第1受け渡し面や第2受け渡し面が形成された部材を用いるようにしている。このような当接部材650と被当接部690を用いることによっても、先の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
なお、図14に示す実施形態は、2次転写ローラー61と対向するベルト駆動ローラー41の径が2次転写ローラー61の径の整数倍の場合に適用できるものである。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図15は本発明の他の実施形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。先の実施形態と同様の符号が付されている構成については同様の構成を示しているので詳細な説明を割愛する。本実施形態が先の実施形態と異なる点は、転写ベルト40に代えて、第1転写ローラー95、第2転写ローラー96、第3転写ローラー97とが用いられる点である。
第1転写ローラー95上には、現像装置30Y、30Mによってイエロー(Y)、マゼンタ(M)のトナー像が形成され、第2転写ローラー96上には、現像装置30C、30Kによってシアン(C)、ブラック(K)のトナー像が形成される。第1転写ローラー95上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)のトナー像、及び、第2転写ローラー96上のシアン(C)、ブラック(K)のトナー像は続いて、第3転写ローラー97に転写される。2次転写ローラー61は、不図示の機構により第3転写ローラー97に付勢されており、転写時にそれぞれのニップ部で所定の圧力が得られるようになっている。
転写材把持機構610で把持された転写材は、第3転写ローラー97と2次転写ローラー61との間のニップを通過することにより、フルカラーのトナー像が形成される。
先の実施形態と同様に、2次転写ローラー61のローラー軸部には2つの当接部材650が設けられ、第3転写ローラー97のローラー軸部には被当接部材690が設けられる。また、当接部材65には、先の実施形態と同様に当接面や第1受け渡し面や第2受け渡し面が形成される。
2次転写ローラー61は第3転写ローラー97側に付勢されているが、2次転写ローラー61の軸部には当接部材650を有し、第3転写ローラー97の軸部には第1及び第2の被当接部材690を有する構造であるために、凹部605が転写ローラーに接触していないときには、2次転写ローラー61は転写ニップに所定の圧力をかけることができると共に、凹部605が転写ローラーと対向しているときには、2次転写ローラー61と転写ローラーとの間の位置関係を保持することが可能となる。
また、本発明の画像形成装置及び画像形成方法によれば、凹部605を有する2次転写ローラー61を用いたとしても、転写ニップに一定の圧力をかける定荷重状態と、2次転写ローラー61と第3転写ローラー97の間の位置関係を一定とする定位置状態との間を
、振動などを発生させることもなくシームレスに移行させることができるので、画像形成プロセスへの悪影響が無く、画質低下を防止することができる。
また、本実施形態においても、凹部605が第3転写ローラー97と対向し、2次転写ローラー61と第3転写ローラー97とが当接していないときには、2次転写ローラーのローラー軸部602に設けられる当接部材650と第3転写ローラー97のローラー軸部に設けられる被当接部材690とを導通するように構成する。これによれば、凹部605による電流路の遮断状態が存在しないので、スパイク電流等の電気的ノイズの発生がなく、画質劣化、転写不良などが発生しない。また、転写ベルト40への局所放電によりベルト部材が破壊されることがない。
なお、本明細書においては、種々の実施の形態について説明したが、それぞれの実施の形態の構成を適宜組み合わせて構成された実施形態も本発明の範疇となるものである。
10Y、10M、10C、10K・・・感光体、11Y、11M、11C、11K・・・コロナ帯電器、12Y、12M、12C、12K・・・露光ユニット、13Y、13M、13C、13K・・・第1感光体スクイーズローラー、13Y’、13M’、13C’、13K’・・・第2感光体スクイーズローラー、14Y、14Y’、14M、14M’、14C、14C’、14K、14K’、・・・感光体スクイーズローラークリーニングブレード、16Y、16M、16C、16K・・・感光体クリーニングローラー、18Y、18M、18C、18K・・・感光体クリーニングブレード、20Y、20M、20C、20K・・・現像ローラー、21Y、21M、21C、21K・・・現像ローラークリーニングブレード、22Y、22M、22C、22K・・・コンパクションコロナ発生器、30Y、30M、30C、30K・・・現像装置、31Y、31M、31C、31K・・・現像剤容器、32Y、32M、32C、32K・・・アニロックスローラー、31Y、31M、31C、31K・・・現像剤容器、33Y、33M、33C、33K・・・規制ブレード、34Y、34M、34C、34K・・・オーガ(供給ローラー)、40・・・転写ベルト、41・・・ベルト駆動ローラー、42・・・テンションローラー、45・・・現像剤回収部、46・・・転写ベルトクリーニングローラー、47・・転写ベルトクリーニングローラークリーニングブレード、49・・・転写ベルトクリーニングブレード、50Y、50M、50C、50K・・・1次転写部、51Y、51M、51C、51K・・・1次転写バックアップローラー、52、53・・・テンションローラー、60・・・2次転写ユニット、61・・・2次転写ローラー、62・・・2次転写ローラークリーニングブレード、74・・・(クリーニング)ブレード保持部材、85・・・2次転写ユニット回収貯留部、90・・・定着ユニット、91・・・加熱ローラー、92・・・加圧ローラー、95・・・第1転写ローラー、96・・・第2転写ローラー、97・・・第3転写ローラー、101、101’・・・ゲートローラー、102・・・転写材ガイド、140・・・画像形成コントローラ部、141・・・トナー量算出部、145・・・転写材種別情報記憶部、146・・・温度センサ、147・・・湿度センサ、150・・・主制御部、151、153、157、158・・・風量制御部、160・・・転写材把持機構制御部、210・・・第1吸引装置、211・・・筐体部、212・・・吸引面、215・・・気流発生部、230・・・転写材搬送装置、231・・・筐体部、232・・・吸引面、233・・・隔壁部材、235・・・気流発生部、250・・・転写材搬送部材、251・・・転写材搬送部材駆動ローラー、252、253・・・転写材搬送部材張架ローラー、270・・・第2吸引装置、271・・・筐体部、272・・・吸引面、275・・・気流発生部、400・・・送風装置、401・・・筐体部、402・・・開口部、405・・・気流発生部、601・・・ローラー胴部、602・・・ローラー軸部、605・・・凹部、607・・・弾性部材、610・・・転写材把持機構、611・・・転写材把持部、612・・・転写材把持部受け部、640・・・転写材剥離部材、650・・・
当接部材、661・・・第1受け渡し面、663・・・当接面、662・・・第2受け渡し面、665・・・当接面抵抗体、665・・・軸受け部抵抗体、670・・・回動支軸部、671・・・フレーム部材、672・・・付勢部材、689・・・ローラー軸部、690・・・被当接部材、695・・・当接面抵抗体、700・・・定電流源、701・・・抵抗

Claims (8)

  1. 像を担持する転写ベルトと、
    前記転写ベルトを張架するベルト張架ローラーと、
    軸方向に凹部を有するとともに、前記転写ベルトを介して前記ベルト張架ローラーと当接する転写ローラーと、
    前記転写ローラーの軸端部に配設される導電性の当接部材と、
    前記転写ローラーの前記凹部が前記ベルト張架ローラーと対向したときに、前記ベルト張架ローラーの軸端部に配設されて、前記当接部材と電気的に接続される支持部材と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記当接部材と前記支持部材との電気的な接続で構成される回路に配設された抵抗体を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記抵抗体は前記当接部材に配設される請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記抵抗体は前記当接部材の前記支持部材との当接面に配設される請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記当接部材は、前記転写ローラーの軸部との接続部に軸受け部材を有し、
    前記軸受け部材が抵抗体である請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記抵抗体は、前記支持部材に配設される請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記支持部材は、アースに接続されるとともに、
    前記支持部材と前記アースとの間に前記抵抗体が配設される請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 転写ベルトに像を担持し、
    軸方向に凹部を有する転写ローラーを、前記像担持体と当接して形成した転写ニップに転写材を通過させて、前記像を前記転写材に転写し、
    前記転写材が前記転写ニップを通過した後、前記転写ローラーの前記凹部が前記転写ニップを通過する時に、前記転写ローラーの軸端部に配設される導電性の当接部材と、前記ベルト張架ローラーの軸端部に配設された支持部材とが電気的に接続されることを特徴とする画像形成方法。
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