JP5447825B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置によって現像されたトナー像を記録紙などの転写材に転写し、さらに転写材上のトナー像を定着することで画像形成する画像形成方法及び画像形成装置に関する。
液体溶媒中に固体成分からなるトナーを分散させた高粘度の液体現像剤を用いて潜像を現像し、可視化する画像形成装置が種々提案されている。この画像形成装置に用いられる現像剤は、シリコンオイルや鉱物油、食用油等からなる電気絶縁性を有し高粘度の有機溶剤(キャリア液)中に固形分(トナー粒子)を懸濁させたものであり、このトナー粒子は、粒子径が1μm前後と極めて微細である。このような微細なトナー粒子を使用することにより、湿式画像形成装置では、粒子径が7μm程度の粉体トナー粒子を使用する乾式画像形成装置に比べて高画質化が可能である。
従来、液体現像剤を用いる電子写真方式の画像形成装置では、現像部に形成されたトナー像を転写部材に転写した後、転写されたトナー像を記録紙などの転写材に2次転写することで画像形成が行われている。現像部にてトナー像が転写される転写部材には、ベルトタイプやローラータイプのものが用いられており、転写部材の表面は繰り返し何度も使用される。そのため、2次転写後の転写部材の表面は、転写部材に当接して設けられるクリーニング部によって、付着した転写残りのトナーなどが取り除かれた後、新たな画像形成に備える。
このような液体現像剤を用いた画像形成装置では、現像中の液体現像剤の状態が変化すると、最終的に転写材に転写される画像に変化が生じる。例えば、液体現像剤中のトナー粒子の濃度や、感光体から転写部材、あるいは、転写部材から2次転写部材へのバイアス電圧などの各種条件によって転写材上の画像に影響が生じる。このような各種条件による影響を排除し、転写材上の画像を安定して形成するため、転写材、あるいは、転写部材にテスト画像(パッチ画像)を形成し、光学系センサーなどによって、このテスト画像の濃度などを検出して、各種条件を設定する調整処理を行う各種画像形成装置が提案されている。
このようなテスト画像を利用した調整処理を行う画像形成装置として、特許文献1には、記録紙の表面にテスト画像を形成し、このテスト画像を濃度検出センサーで検出し、検出値に基づいて現像液タンク中の現像液にトナー補給を行う画像形成装置について記載されている。また、特許文献2には、現像バイアスを変化させながら複数のテスト画像を形成し、テスト画像の濃度をパッチセンサーで検出し、画像濃度が飽和する画像形成条件で形成したテスト画像の画像濃度に基づいて、適切な現像液のトナー濃度を求める画像形成装置について記載されている。この特許文献2に記載の画像形成装置では、形成されたテスト画像の画像濃度を検出する位置として、感光体上のみならず、中間転写ローラーや、パッチ画像を転写するための専用部材上で行うことが提案されている。
特開平9−114257号公報 特開2004−117666号公報
このように特許文献1、特許文献2に開示される画像形成装置では、形成したテスト画像により液体現像剤の状態を調整することで、高品質な画像形成を行うことが可能となっている。特許文献1に記載の画像形成装置では、記録紙の表面にテスト画像を形成するため、記録紙にパッチ領域を設ける必要がある。一方、特許文献2に記載の画像形成装置では、感光体など印刷プロセス中で使用される各種構成上にテスト画像を形成、検出するため記録紙に余分なパッチ領域を必要としない。しかしながら、各種構成上に形成されたテスト画像が画像形成装置内に留まった場合には、機内を汚染し、形成する画像の品質を劣化させる恐れがある。そのため、画像形成装置内の各種構成上に形成したテスト画像は、適切に除去する必要があるが、テスト画像の除去、つまり、クリーニングについては記載がみられない。
前述の課題を解決するために、本発明に係る画像形成方法は、転写ベルトと当接して転写ニップを形成するとともに、前記転写ニップよりも回転方向の幅が広い凹部を有する転写ローラーを、前記凹部が前記転写ベルトと対向する位置に回転させ、前記転写ベルトと前記転写ローラーの前記凹部が対向して前記転写ベルトと前記転写ローラーとが離間した位置で前記転写ローラーの回転を停止させ、前記転写ローラーが停止している時に前記転写ベルトを移動させるとともに、像担持体に形成された像を前記転写ベルトに転写させ、転写された前記像を検知手段で検知することを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る画像形成方法は、前記転写ローラーが停止している時に、前記転写ベルトに転写された像を前記転写ベルトに当接してバイアスが印加されるクリーニングローラーでクリーニングすることとしている。
また、本発明に係る画像形成装置は、像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持された像が転写される転写ベルトと、前記転写ベルトと周面が当接して転写ニップを形成するとともに、転写ニップよりも回転方向の幅が広い凹部を前記周面に有する転写ローラーと、前記転写ローラーを前記凹部が前記転写ベルトと対向し、前記転写ローラーと前記転写ベルトとが離間する位置で前記転写ローラーの回転を停止させるとともに、前記転写ローラーが回転を停止している時に前記転写ベルトを移動させて、像担持体に担持された前記像を前記転写ベルトに転写させる制御部と、前記転写ベルトに転写された前記像を検知する検知手段と、を有することを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る画像形成装置は、前記転写ベルトをクリーニングするクリーニング部を有し、前記制御部は、前記転写ローラーが回転を停止している時に前記転写ベルトに転写された像を前記クリーニング部でクリーニングさせることとしている。
さらに、本発明に係る画像形成装置において、前記クリーニング部は、前記転写ベルトと当接するとともに、バイアスが印加されるクリーニングローラーであり、前記制御部は、前記転写ローラーが回転を停止している時に前記クリーニングローラーにバイアスを印加することとしている。
さらに、本発明に係る画像形成装置は、前記転写ローラーの前記凹部に転写材を把持する把持部を配設するものである。
以上、本発明の画像形成方法および画像形成装置によれば、転写ローラーをその凹部が転写ベルトと対向する位置に回転させ、転写ベルトと転写ローラーが離間した状態で、転写ベルトに像を形成することで、転写ベルト上に形成された像により転写ローラーを汚染することを防止することが可能となる。また、転写ベルトをクリーニングすることで、テ
スト画像を適切にクリーニングすることが可能となる。
また、転写材把持部を転写ローラーの凹部に配設することで、十分な把持力を有する転写材把持部を配設することが可能となり、正確な転写材の位置決めを行うとともに、把持後のずれを防止することが可能となる。
また、転写ベルトをクリーニングするクリーニング部に塗布液が塗布されたクリーニングローラーを利用することで、転写ベルト上のテスト画像を効率よく回収することが可能となる。
画像形成装置の主要構成を示す図。 2次転写ローラーの斜視図。 2次転写ローラーの断面図。 2次転写ローラーの転写材把持部の動作を示す図。 2次転写ローラーの回転の様子を示す図。 2次転写ローラーの回転の様子を示す図(凹部と転写ベルトが対向時)。 2次転写ローラーの詳細を示す図。 クリーニング装置の主要構成を示す図。 塗布ローラーと滴下装置を軸方向と垂直な方向からみた模式図。 画像形成装置の制御を示すブロック図。 調整処理を説明するためのフロー図。 調整処理開始時における2次転写ローラーの状態を示す図。 調整処理において開口部を転写ベルトに対向させた状態を示す図。 検知センサーによるテスト画像検知の様子を示す図。 他の実施形態に係る調整処理を説明するためのフロー図。 開口凹部を転写ベルトに対向させつつ、テスト画像を移動させる図。 開口凹部を転写ベルトに対向させつつ、テスト画像を移動させる図。 2次転写ローラーが停止した状態で、テスト画像が通過する様子を示す図。 テスト画像(現像パッチ)の一例を示す図。 テスト画像(露光パッチ)の一例を示す図。 テスト画像(レジスト用パターン)の一例を示す図。 テスト画像(階調パッチ)の一例を示す図。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の主要構成を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された像担持体又は転写媒体としての転写ベルト40に対し、現像部としての現像装置30Y、30M、30C、30Kは、画像形成装置の下方部に配置され、転写部としての2次転写部60、図示しない定着ユニットなどの構成は画像形成装置の上方部に配置されている。
潜像担持体としての感光体10Y、10M、10C、10Kの周辺は、トナーによる画像を形成するために、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11K、LEDアレイなどの露光ユニット12Y、12M、12C、12K等を備えている。コロナ帯電器11Y、11M、11C、11Kにより、感光体10Y、10M、10C、10Kを一様に帯電させ、露光部としての露光ユニット12Y、12M、12C、12Kにより、入力された画像信号に基づいて露光を行い、帯電された感光体10Y、10M、10C、10K上に静電潜像を形成する。
現像装置30Y、30M、30C、30Kは、概略、現像剤担持体としての現像ローラー20Y、20M、20C、20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器(リザーバ)31Y、31M、31C、31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y、31M、31C、31Kから現像ローラー20Y、20M、20C、20Kに塗布する塗布ローラーである現像剤供給部材としてのアニロックスローラー32Y、32M、32C、32K等を備え各色の液体現像剤により感光体10Y、10M、10C、10K上に形成された静電潜像を現像する。
1次転写部50Y、50M、50C、50Kは、感光体10Y、10M、10C、10K上に形成された像を、感光体10Y、10M、10C、10Kと1次転写バックアップローラー51Y、51M、51C、51Kとのニップ部を介して、転写ベルト40に転写する部分である。
転写ベルト40は、シームレスなゴム等の弾性部材で形成されたベルトであり、ベルト駆動ローラー41とテンションローラー42に張架され、1次転写部50Y、50M、50C、50Kで感光体10Y、10M、10C、10Kと当接しながらベルト駆動ローラー41により回転駆動される。1次転写部50Y、5OM、50C、50Kは、感光体10Y、10M、10C、10Kと転写ベルト40を挟んで1次転写バックアップローラー51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、感光体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された感光体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を転写ベルト40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
テンションローラー42は、ベルト駆動ローラー41などと共に転写ベルト40を張架している。そして、転写ベルト40がテンションローラー42に張架されている箇所には、クリーニング装置80が当接され、転写ベルト40上の残りトナ一、キャリアをクリーニングするようになっている。
2次転写ユニット60は、転写媒体にトナー像を転写させる手段としての2次転写ローラー61等を備えている。2次転写ローラー61は、転写ベルト40の移動方向に沿って移動するよう矢印で示す方向に回転する。また、2次転写ローラー61には、転写バイアスが印加されており、転写ニップで転写ベルト40のトナー像を転写材搬送経路Lにて搬送される用紙、フィルム、布等の転写材に転写する。また、2次転写ユニット60は、2次転写ローラー61をクリーニングする2次転写ローラークリーニングブレード62、ブレード支持部材63等を有する。
転写材搬送経路Lの2次転写部60の下流には、図示しない転写材搬送装置が配列されており、転写材を図示しない定着ユニットに搬送するようになっている。定着ユニットでは、用紙等の転写材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材に融着させ定着させる。
画像形成装置に対する転写材は、給紙装置(不図示)によって供給される。このような給紙装置にセットされた転写材は、所定のタイミングにて一枚ごとに転写材搬送経路Lに送り出されるようになっている。転写材搬送経路Lでは、転写材送出部としてのゲートローラー101、101’及び、転写材ガイド102によって転写材を2次転写位置まで搬送し、転写ベルト40上に形成された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を転写材に転写する。
2次転写された転写材は、上記のように、転写材搬送装置によって、さらに定着ユニッ
トに搬送される。定着ユニットは、図示しない加熱ローラーと、この加熱ローラー側に所定の圧力で付勢された図示しない加圧ローラーとから構成されており、これらのニップ間)に転写材を挿通させ、転写材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材に融着し定着させる。
ここで、現像装置30について説明するが、各色の感光体周辺部及び現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の感光体周辺部及び現像装置30Yについて説明する。
感光体周辺部は、感光体10Yの外周の回転方向に沿って、コロナ帯電器11Yを基準として、露光ユニット12Y、現像装置30Yの現像ローラー20Y、第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’、1次転写部50Y、感光体10Yの電位を除電する不図示の除電器、感光体クリーニングブレード18Y、が配設されている。なお、画像形成プロセスは、コロナ帯電器11Yから感光体クリーニングブレード18Yの順に、より前段に配置される構成は、後段に配置される構成より上流にあるものと定義する。
感光体10Yは、外周面にアモルファスシリコン感光体などの感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、図1において、時計回りの方向に回転する。コロナ帯電器11Yは、感光体10Yと現像ローラー20Yとのニップ部より感光体10Yの回転方向の上流側に配置され、図示しない電源装置から電圧が印加され、感光体10Yをコロナ帯電させる。露光ユニット12Yは、感光体10Yの回転方向において、コロナ帯電器11Yより下流側、現像ローラー20Yとのニップ部より上流側に配置され、コロナ帯電器11Yによって帯電された感光体10Y上に光を照射し、感光体10Y上に潜像を形成する。
また現像装置30Yは、前記の液体現像剤を担持する現像ローラー20Yと、液体現像剤を現像ローラー20Yに塗布するための塗布ローラーであるアニロックスローラー32Yと、現像ローラー20Yに塗布する液体現像剤量を規制する規制ブレード33Yと、液体現像剤を撹件、搬送しつつアニロックスローラー32Yに供給するオーガ34Yと、現像ローラー20Yに担持された液体現像剤をコンパクション状態にするコンパクションコロナ発生器22Yと、現像ローラー20Yのクリーニングを行う現像ローラークリーニングブレード21Yと、キャリア内にトナーを概略重量比20%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Yとを有する。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されているIsopar(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜2wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約20%とした高粘度(HAAKE RheoStress RS600を用いて、25℃の時のせん断速度1000(1/s)のときの粘弾性が30〜300mPa・s程度)の液体現像剤である。
以上、Y色の現像装置30Yについて詳細な説明を行ったが、他色の現像装置30M、30C、30Kについても同様の構成を有するものである。なお、各色Y、M、C、Kに対応する感光体20や現像装置30等の部材の配置順、数は、図1に示すものに限定されることはなく、任意に設定することが可能であって、単色にて構成されるものであってもよい。
次に、2次転写ローラー61の構成を説明する。図2は、本発明の実施形態に係る2次転写ローラー61を示す図であり、図3は、2次転写ローラー61の断面図である。図4〜図7は、2次転写ローラー61の回転に伴う転写材搬送の様子を示す図であり、図8は、2次転写ローラー61の回転に伴う転写材把持部610の動作の様子を示す図である。
図2及び図3において、601はローラー基材、602はローラー軸部、605は凹部、607は弾性部材、610は転写材把持部、611は把持部材、612は把持部材受け部、640は転写材剥離部材、650は当接部材をそれぞれ示している。
2次転写ローラー61のローラー基材601両端部にはローラー軸部602が設けられており、このローラー軸部602を中心として回動自在に装置本体側に取り付けられるようになっている。また、ローラー基材601には、軸方向にわたる凹部605が設けられており、凹部605中には転写材把持部610が設けられている。この転写材把持部610は転写材を把持したり、解放したりするための機構である。
ローラー基材601の周面には転写材を支持する弾性部材607が設けられている。弾性部材607は、電気的抵抗成分を有する半導電弾性ゴム層で構成される部材であって、ローラー基材601に巻き付けられた状態で、その両端は凹部605内に固定される。図3には弾性部材607の固定の様子が示されている。弾性部材607の一端は、軸方向に延接されたプレート608aとともに、ネジなどの固定部材609aでローラー基材601に固定される。弾性部材607の他端も同様にプレート608bと固定部材609bにてローラー基材601にしっかりと固定される。なお、ローラー基材601に対する弾性部材607の固定は、これに限らず、他の方法を用いてもよい。
このように転写ローラー40の周囲に弾性部材607を巻き付けたことで、転写ローラー61と転写ベルト40によって形成される2次転写ニップの幅を広く確保し、転写効率を高めることが可能となる。また、この弾性部材607を固定する固定部を転写ローラー61の凹部605内に配設したことで、転写ローラー61の表面にて弾性部材607を固定する必要が無く、弾性部材607を容易に交換することが可能となっている。
また、2次転写ローラー61のローラー軸部602は、フレーム部材671に回転自在に支持されている。フレーム部材671は、装置本体に支持された回動支軸部670を中心に回転揺動するとともに、図示しない付勢部材にて、矢印で示す方向αに付勢される。この付勢部材の付勢力により、2次転写ローラー61は転写ベルト40を介してベルト駆動ローラー41に定荷重で当接する。
転写材把持部610は、概略、ローラー軸方向にわたって離散的に設けられる把持部材611及び把持部材受け部612とからなるペアと、当該ペアの間にローラー軸方向にわたって適宜配されている複数の転写材剥離部材640とから構成されている。全ての把持部材611は可動可能に構成されており、把持部材受け部612との間で転写材を挟持するように動作することで転写材を把持したり、把持部材受け部612との間の間隔をあけるように動作することで転写材を解放したりすることができるようになっている。また、全ての転写材剥離部材640は、把持部材611と把持部材受け部612とで把持していた転写材を、2次転写ローラー61側から離れる方向に押し出すように動作する。
図4を参照しつつ転写材把持部610の動作についてより詳しく説明する。図4は模式的に示した転写材把持部610の各構成を軸方向からみた図である。また、図4(A)、図4(B)、図4(C)、図4(D)に示す転写材把持部610の各状態は、図1の2次転写ローラー61にA、B、C、Dとしてマーキングした位置に、2次転写ローラー61
の転写材把持部610がきたときに、転写材把持部610がとる動作状態を概略示しているものである。
図4(A)は転写材把持部610で転写材を把持することなく、2次転写ローラー61が回転しているときの状態を示している。このとき、把持部材611や転写材剥離部材640は、2次転写ローラー61を仮に円柱としてみたとき、その最外周内に収まるようになっている。これは、2次転写ローラー61の回転過程において、図1のAの範囲に転写材把持部610が存在するときの状態を示している。
図4(B)は把持部材611が(a)方向に移動して、把持部材受け部612との間に所定空間を形成して、当該空間に進入する転写材Sを、把持部材611及び把持部受け部612とで挟持する準備を行っている状態を示す図である。これは、2次転写ローラー61の回転過程において、転写材把持部610が図1のBの位置にきて、ゲートローラー101、101’の回転と共に、転写材ガイド102に沿って進入してくる転写材の把持準備を行っている状態を示すものである。
図4(C)は、前記空間に進入した転写材Sを、把持部材611が(a’)方向に移動して、把持部材受け部612との間で挟持した状態を示している。このとき、転写材把持部610でその一端を把持された転写材Sは、2次転写ローラー61の回転に伴い、2次転写ローラー61のローラー基材601に巻きとられた状態となる。このように、転写材が2次転写ニップに進入する前段に転写材把持部610で転写材Sを把持・固定するので、トナー像が転写される転写材Sの位置決めを厳密に行うことができる。2次転写ローラー61の回転過程において、転写材把持部610が図1のCの範囲に位置するときには、図4(C)の状態が保たれる。
図4(D)は把持部材611が(a)方向に移動して、把持部受け部612との間に所定空間を形成し転写材Sを解放すると共に、転写材剥離部材640が(b)方向に移動して、2次転写ローラー61から遠ざかる方向に転写材Sを押している状態を示している。この動作状態は、2次転写ローラー61の回転過程において、転写材把持部610が図1のDの位置にきて、2次転写ニップを経てトナー像が転写された転写材Sを、次の転写材搬送プロセスに引き渡すときのものである。
上記したように転写材把持部610は、転写材Sを転写ベルト40と2次転写ローラー61との2次転写ニップ間に挿通する前に転写材Sを把持すると共に、転写ベルト40と2次転写ローラー61との2次転写ニップ間に挿通した後に把持した転写材Sを解放する動作するものである。2次転写ニップを経た転写材Sは、転写材把持部610が図4(D)に示すように動作することによって、転写材Sを2次転写ローラー61から確実に分離すると共に、次の転写材搬送プロセスに確実に導くことができるようになっている。また、一般的に液体現像剤を用いた画像形成プロセスでは、2次転写ニップでトナー像が転写された転写材Sは、2次転写ローラー61又は転写ベルト40のいずれかに添着してしまい、剥離が困難な場合があるが、転写材把持機構610による図4(D)の動作によって、転写材Sを各構成から確実に剥離させることができる。
次に、凹部605が設けられた2次転写ローラー61が、2次転写ニップで所定の圧力をかけつつ、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置を規制するための構造について説明する。図5、図6はいずれも本発明の実施形態に係る画像形成装置における2次転写ユニット60の動作を説明する図である。いずれの図においても(A)は2次転写ユニット60を装置の側面側からみた図であり、(B)は2次転写ユニット60の模式的断面を示す図となっている。図5、図6において、650は当接部材、670は回動支軸部、671はフレーム部材、672は付勢部材、689はベルト駆動ローラー
41のローラー軸部、690は支持部材をそれぞれ示している。
2次転写ユニット60において、2次転写ローラー61のローラー軸部602はその両端でフレーム部材671に回動自在に取り付けられている。また、フレーム部材671は回動支軸部670を中心として回動可能とされると共に、付勢部材672によって図中の矢印の方向に付勢されるようになっている。このような構造によって、2次転写ローラー61はベルト駆動ローラー41側に付勢され、2次転写ローラー61とのベルト駆動ローラー41間における2次転写ニップに所定の圧力をかけることができるようになっている。そして、このような2次転写ニップにおける転写圧力、及び転写バイアスによって、転写ベルト40上のトナー粒子は2次転写ニップで効率的に転写材側に転写されるようになっている。
2次転写ローラー61のローラー軸部602の両端には、当接部材650がそれぞれ設けられている。そして、この当接部材650と対応するように、ベルト駆動ローラー41のローラー軸部689の両端には、支持部材690がそれぞれ設けられている。図5、図6の(B)に示すように、当接部材650と支持部材690とは、軸方向での位置が揃えられるようにして配設されている。
図7には、本発明の実施形態に係る当接部材、支持部材の構成が示されている。当接部材650は図に示されるような形状で、2次転写ローラー61の回転中心Oからの距離がR2とされた当接面663が設けられている。当接面663の両側には、ベルト駆動ローラー41との支持部材690と当接開始する際の衝撃を抑制するための第1受け渡し面661と、非接触部材690と離間する際の衝撃を抑える第2受け渡し面662が形成されている。
当接面663はローラー軸方向からみて2次転写ローラー61に凹部605が開口している領域(当接領域C3)に対応して設けられている。装置の動作に伴い、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向する配置となったとき、この当接面663(当接領域C3)がベルト駆動ローラー41側の支持部材690と当接することで、2次転写ローラー61の付勢圧力を支持部材690が受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持される。
本実施形態では、2次転写ローラーの半径R1とベルト駆動ローラー41の半径r1との和が、当接部材650の当接面663での半径R2と支持部材690の半径r2の和に略等しくなるように設定されている。このような構成により、2次転写ローラー61の凹部605がベルト駆動ローラー41に対向した場合においても、当接部材650と支持部材690とが当接し、ちょうど、凹部605の両端を接続する仮想周面の周長Bが設けられた場合と同様に、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との位置関係を保持することが可能となる。
本実施形態では、まず、2次転写ローラー61と転写ベルト40が当接した際に形成されるニップ幅が、2次転写ローラー61の凹部605の回転方向の幅、すなわち、仮想周面の周長Bよりも小さいことを条件としている。このような条件にて、2次転写ローラー61の回転時に、転写ベルト40を2次転写ローラー61から離間する状態を生じさせることが可能となる。
また、ある転写材と次に搬送される転写材との搬送間隔は、2次転写ローラー61の表面に配設された弾性部材605で、転写ベルト40上の像が転写材に確実に転写されるように、凹部605の仮想周長Bよりも大きく設定されている。
ここで、2次転写ローラー61と転写ベルト40が当接して形成するニップ幅の計測方法について説明しておく、まず、2次転写ローラー61のニップを形成する部分に型取り用の2液硬化型シリコンゴムを塗布し、ベルト駆動ローラー41と2次転写ローラー61とでニップ部を形成させた状態でシリコンゴムを硬化させる。本実施形態では、2液硬化型シリコンゴムとしてインジェクションタイプのエクザファイン(株式会社ジーシー製)を用いた。続いて、硬化したシリコンゴムをニップ部から取り出し、ニップ形成部(シリコンゴムが薄膜化している部分)の幅をノギスを用いて測定する。
支持部材690は、ベルト駆動ローラー41のローラー回転中心O’からの距離がr2とされた外周を有する部材であり、当接部材690との当接時の抵抗を抑えるため、当接表面を潤滑に回動させるベアリングなどの摺動部が設けられている。各ローラーの回転に伴い、当接部材650の当接面663と当接し、付勢部材672によって付勢された2次転写ローラー61の荷重を受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持されるようになっている。
2次転写ユニット60は、各ローラーの回転動作に伴い、図5に示す状態→図6に示す状態→…を繰り返す。図5は、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向していない状態を示している。このとき、付勢部材672からの付勢力は、2次転写ニップにかかるようになっており所定の転写圧が確保され、さらに2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間との間に適当な転写バイアスが印加されて、転写ベルト40上のトナー粒子は2次転写ニップで転写材側に転写される。この状態では、当接部材650と支持部材690とは完全に離間しており、これらによる位置規制は働いていない。
図6は、凹部605がベルト駆動ローラー41(或いは転写ベルト40)と対向したときの状態が示されている。このとき、当接部材650の当接面663(当接領域C3)は支持部材690と当接した状態となり、付勢部材672によって付勢された2次転写ローラー61の付勢圧力は、支持部材690が受けて、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の距離、位置関係が保持される。
以上の本実施形態によれば、2次転写ローラー61は、ベルト駆動ローラー41側に付勢されているが、2次転写ローラー61の軸部には当接部材650を有し、ベルト駆動ローラー41の軸部に支持部材690を配設した構造であるため、凹部605が転写ベルトと対向しているとき、すなわち、凹部605と転写ベルト40とが接触していないときには、2次転写ローラー61とベルト駆動ローラー41との間の位置関係を保持することが可能となる。
次に、転写ベルト40表面上をクリーニングするクリーニング装置80についてより詳細に説明する。図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で用いられるクリーニング装置の概要を示す図である。図8において、81はクリーニングローラー、811はクリーニングローラークリーニングブレード、82は転写部材クリーニングブレード、83は塗布ローラー、831はスポンジ外周部、85はならしローラー、88はタンク、881はタンク受け部、882はタンク貯留部をそれぞれ示している。
クリーニングローラー81は、転写ベルト40を挟んだ形で、テンションローラー42と対向配置されており、転写ベルト40に当接し転写ベルト40の表面をクリーニングする。このクリーニングローラー81は、機材に導電性のウレタンゴムが用いられ、その表層は、表面の粗さを軽減するため導電性のウレタンコートが施されている。
このクリーニングローラー81には、バイアス印加部86によってバイアス電圧が印加
されている。本実施形態では、クリーニングローラー81にマイナスの所定電圧をかけるとともに、テンションローラー42をアースすることで、クリーニングローラー81とテンションローラー42間には電界が形成されている。プラス側に帯電したトナー粒子は、この電界によってクリーニングローラー81側に誘引されることとなり、クリーニングローラー81では、転写ベルト40上のトナー粒子を効率よく回収することができる。
さらに本実施形態のバイアス印加部86は、クリーニングローラー81に印加するバイアスを制御部による制御にて変更することが可能となっており、クリーニングすべき転写ベルト40上のトナー粒子の状態、量などに応じて適宜変更することが可能となっている。より具体的には、バイアス印加部86にてクリーニングローラー81に印加するバイアスの絶対値を大きく設定することで、テンションローラー42とクリーニングローラー81との間に形成する電界を大きくして、トナーの回収効率を高めることが可能となる。
クリーニングローラークリーニングブレード811は、クリーニングローラー81の表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部を有する弾性ブレードであり、クリーニングローラー81に当接し、クリーニングローラー81上のトナー粒子とキャリア液とを掻き落としてクリーニングする。クリーニングローラークリーニングブレード811で掻き落とされる回収物1は、後述する転写ベルトクリーニングブレード82で回収する回収物2と比べ、トナー粒子を多く含んだものとなる。
クリーニングローラークリーニングブレード602で掻き落とされた回収物1は、タンク88のタンク受け部881に落下し、最終的にはタンク貯留部882に貯まるようになっている。
転写ベルトクリーニングブレード82は、転写ベルト40を挟んだ形で、テンションローラー42と対向配置される。転写ベルトクリーニングブレード82は、転写ベルト40表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部を有する弾性ブレードなどで構成され、クリーニングローラー81でクリーニングされた転写ベルト40上に残留するキャリア液を掻き落とすようにしてクリーニングする。転写ベルトクリーニングブレード82で掻き落とされた回収物2は、回収物1と同様、タンク88のタンク受け部881に落下し、タンク貯留部882に貯められる。
塗布ローラー83はクリーニングローラー81にキャリア液を塗布するローラーであり、本実施形態ではその外周部にはスポンジ部材(スポンジ外周部831)が配されている。塗布ローラー83によってキャリア液を塗布されたクリーニングローラー81は湿りを帯び、転写ベルト40(テンションローラー42)との間のニップ部ではキャリア液が十分に介在された状態となる。このような状態で、クリーニングローラー81には、液体現像剤中のトナー粒子を誘引するようなバイアス電圧が印加されるので、良好なクリーニング性を得ることが可能となる。
上記の塗布ローラー604にキャリア液を滴下して供給する構成が滴下装置84であり、その下部にはキャリア液を排出するノズル841が設けられている。図9は塗布ローラー83、滴下装置84及びならしローラー85をローラー軸方向と垂直な方向からみた模式図である。滴下装置84のノズル841は、軸方向に略均等の間隔で設けられており、その直下部分の塗布ローラー83にキャリア液を供給するようになっている。
キャリア液の供給を受けた塗布ローラー83は図8に示すように反時計周りで回転して、ならしローラー85に向かい、このならしローラー85でそのスポンジ外周部831が押圧されることによって、スポンジ外周部831中のキャリア液が塗布ローラー83の軸方向に行き渡る。
次に本発明に係る画像形成装置の制御について説明する。図10は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における制御ブロックの概略を示す図である。図10において、150は主制御部、160は2次転写ローラー制御部、162はベルト駆動ローラー制御部、163はクリーニング装置制御部、164は画像形成部制御部、900は位置検出部、901は被検出部材、891aはスリット、902はセンサー、903はセンサー支持部材、43は検知センサーをそれぞれ示している。
主制御部150は、本発明に係る画像形成装置の各制御を行うためのメインコントローラである。このような主制御部150としては、CPUやRAM、ROM等を備える汎用の情報処理装置を用い、入力された所定情報に基づいて所定ブロックへの命令を出力する動作を前記CPUに実行させるプログラムを予め前記ROMに記憶させることによって実現することが可能である。
ベルト駆動ローラー制御部162は、主制御部150からの制御命令に基づき、ベルト駆動ローラー41の回転開始、停止、そして、回転周速の制御などを行い、ベルト駆動ローラー162に巻掛けられた転写ベルト40の移動に関する制御を行う。
2次転写ローラー制御部160は、主制御部150からの制御命令に基づき、2次転写ローラー61の回転周速、そして、転写材把持機構610における転写材把持部611の動作タイミング、及び転写材剥離部材640の動作タイミングなどの制御を行う。また、回転位置検出部にて検出した2次転写ローラー61の回転基準位置を主制御部150に伝達して各種制御に利用する。このような2次転写ローラー制御部160により、転写材把持機構610で転写材を把持するタイミング、或いは、転写材を解放するタイミングを自在に変更することが可能となる。
検知センサー43(検知手段)は、転写ベルト40に形成されたテスト画像に光を照射し、その反射光を検出することでテスト画像の状態を検知し、画像検知信号を主制御部150に出力する。本実施形態では、ベルト駆動ローラー41に巻掛けられた部分に検知センサー43を配設することで、転写ベルト40がばたつくことなく安定した状態でテスト画像を検出している。検知センサー43の配設位置は、この実施形態に限らず、転写ベルト40上でクリーニングされる前のテスト画像を検出できる位置であれば適宜な位置を選択することが可能である。
画像形成部制御部164は、感光体10、現像装置30などにて構成された各色画像形成部の制御を行う。具体的には、現像剤容器内31内に貯留される液体現像剤の濃度、コロナ帯電器11による感光体の帯電状態、感光体10と現像ローラー20間の電位差である現像バイアスなどを制御することで感光体10上に形成されるトナー像の状態の調整を行う。また、各色画像形成部の露光ユニット12での露光タイミングを制御することで、レジスト調整を行うことも可能である。本実施形態におけるテスト画像を利用した調整処理では、露光センサー43が出力する画像検知信号によって、画像形成装置によって形成される画像が最適となるように調整が実行される。
位置検出部900は、2次転写ローラー61の回転位置を検出するために配設された部材であって、2次転写ローラー61の回転基準位置を検出し、主制御部150に対して位置検出信号を出力する。本実施形態では、被検出部材901、スリット901a、センサー902、センサー支持部材903を有して構成されている。
被検出部材901は、2次転写ローラー61のローラー軸部602に固定され、2次転写ローラー61と一緒に回転する円形状の部材である。センサー901は、画像形成装置
本体側に固定され、2次転写ローラー61と一緒に回転しないように配設されている。センサー901は、発光部と受光部は、被検出部材901を挟んで対峙する位置に配設されている。
被検出部材901に設けられたスリット891aは、2次転写ローラー61の回転に伴って発光部と受光部の間を通過するように構成され、スリット901a通過時においては受光部が発光部からの放射光を受光するON状態となり、非通過時においては受光部はOFF状態となる。本実施形態では、このような光学系を利用した位置検出部900が出力する位置検出信号により、2次転写ローラー61の基準位置を検出することが可能となる。基準位置の検出はこのような形態に限ることなく、機械的な検出手段を利用するなど適宜な形態を採用することが可能である。
クリーニング装置制御部163は、転写ベルト40をクリーニングするために配設されたクリーニング装置80を制御する手段であって、具体的には、塗布ローラー83、クリーニングローラー81の回転駆動、滴下装置84のノズル841から滴下するキャリア液の滴下量、バイアス印加部86に対するバイアス量などの制御を行う。特に、本実施形態では、クリーニング時にバイアス印加部86に付加するバイアスの絶対値を、通常の印刷時よりも大きく設定することで、転写ベルト40上に残留するトナーを効率的に回収するように制御している。
次に、本実施形態においてテスト画像が形成される調整処理について図11〜図14を用いて詳細に説明を行う。図11は、調整処理の一連の流れを示すフロー図であり、図12は、調整処理開始時における2次転写ローラーの状態を示す図であり、図13は、調整処理において開口部を転写ベルトに対向させた状態を示す図であり、図14は、検知センサーによるテスト画像検出の様子を示す図である。
図11に示されるように、S101にて調整処理が開始されると、まず2次転写ローラー61と転写ベルト40の回転が開始される。図12は、調整処理開始時における2次転写ローラー61の状態を示した図となっている。この図では、2次転写ローラー61が転写ベルト40に当接した状態となっているため、まず、2次転写ローラー61と転写ベルト40を回転させて、2次転写ローラー61の凹部605が転写ベルト40と対向する位置に回転させる。その際、通常の印刷時と同様、2次転写ローラー61と転写ベルト40の表面は略等速で同方向に移動させるため、両者の表面の保護が図られている。なお、調整処理開始時において、既に2次転写ローラー61の凹部が転写ベルト40に対向する位置となっている場合には、2次転写ローラー61の回転をさせる処理を省略することが可能である。
本実施形態において、テスト画像を検知するための検知センサー43は、転写ベルト40がベルト駆動ローラー41に巻掛けられた位置に配設されている。このような位置では、転写ベルト40がばたつくことなく、安定した状態で転写ベルト40に形成されたテスト画像を検知することが可能となる。なお、検知センサー43の位置は、このような位置に限らず、例えば図中43’で示される位置に配設することとしてもよい。
S103では、2次転写ローラー61の凹部605を2次転写ニップ位置、すなわち、凹部605が転写ベルト40と対向する位置であって、2次転写ローラー61と転写ベルト40とが離間する位置で停止させる。2次転写ローラー61の停止位置は、図10のブロック図で説明したように位置検出部900が出力する2次転写ローラーの基準位置を示す位置検出信号に基づいて判断される。
図13は、2次転写ローラー61を停止させた状態が示されている。この図に示される
ように2次転写ローラー61と転写ベルト40とは、2次転写ローラー61の凹部605により完全に離間した状態となっている。この離間した状態は、図7で説明したように、2次転写ローラー61と転写ベルト40が当接した差しに形成するニップ幅が、2次転写ローラー61の凹部605の回転方向の幅、すなわち、仮想周長Bよりも小さいという条件にて実現される。
本実施形態では、図13に示されるように、2次転写ローラー61を転写ベルト40から離間させた状態で停止させた後、テスト画像を形成することとしている。2次転写ローラー61と転写ベルト40とは離間しているため、転写ベルト40に形成されたテスト画像により、2次転写ローラー61を汚染することを防止することが可能となる。
図13は、S104にてテスト画像が形成された後、転写ベルト40にて移送され、検知センサー43にてテスト画像が検知されている状態(S105)が示されている。検知されたテスト画像により、主制御部150、画像形成部制御部164などによる制御部に入力され、印刷状態が適切となるよう調整が実行される。
テスト画像は、転写ベルト40で移動され、図8で説明したクリーニング装置80にてクリーニングされる。テスト画像は、通常の転写ベルト40のクリーニングと異なり、トナー粒子を多く含んだ状態となっているため、テスト画像がクリーニング装置80を通過するときに、バイアス印加部86で印加するバイアスの絶対値を大きくしてクリーニング能力を高めることとしてもよい。
以上、本実施形態では、2次転写ローラー61の凹部605を利用して、2次転写ローラー61を転写ベルト40から離間させることで、2次転写ローラー61の汚染を防止することが可能となっている。
次に、テスト画像が形成される調整処理の他の実施形態について図15〜図18を用いて詳細に説明を行う。図15は、調整処理の一連の流れを示すフロー図であり、図16は、開口凹部を転写ベルトに対向させつつ、テスト画像を移動させる図であり、図17は、開口凹部を転写ベルトに対向させつつ、テスト画像を移動させる図であり、図18は、2次転写ローラーが停止した状態で、テスト画像が通過する様子を示す図である。
本実施形態は、先の実施形態が2次転写ローラー61を停止させた上で、テスト画像を形成していたのに対し、2次転写ローラー61を回転させつつ、テスト画像を形成する点で異なっている。このように2次転写ローラー61の回転とテスト画像の形成を同時に行うことで、調整処理の時間短縮を図ることが可能となっている。
図15において、調整処理が開始されると、S202において2次転写ローラー61と転写ベルト40の回転が開始される。その後、S203にてテスト画像の形成が開始される。このS203の処理は、2次転写ローラー61の凹部605を転写ベルト40に対向させた位置で停止させる処理を待たずに実行される。図16は、ちょうどこの状態を示した図となっており、転写ベルト40に形成されたテスト画像は、2次転写ニップに向けて搬送されつつあるが、この時点では、まだ凹部605は転写ベルト40に対向した状態とはなっていない。
S204では、2次転写ローラー61の凹部605を2次転写ニップ位置にて停止させる。この処理は、先の実施形態におけるS103の処理と同様であって、位置検出部900から出力される位置検出信号に基づいて、2次転写ニップ位置に達したか否かが判断される。図17は、2次転写ローラー61の凹部605が転写ベルト40に対向する直前の状態が示されている。この状態から、さらに回転を進め、図18のように2次転写ローラ
ー61の凹部605が転写ベルト40に対向した位置になる、すなわち、2次転写ローラー61が転写ベルト40から離間した状態になると、2次転写ローラー61はその回転を停止する。
本実施形態では、テスト画像が2次転写ニップにさしかかったときに、2次転写ローラー61が転写ベルト40から離間している状態となっていることが必要とされる。そのため、テスト画像の形成開始タイミングは、2次転写ローラー61の回転位置と同期して実行されることが望ましく、位置検出部900による2次転写ローラー61の回転位置検出を利用してテスト画像の形成開始タイミングを決定するとよい。
以上、本実施形態では、2次転写ローラー61を回転させつつ、テスト画像を形成するため、調整処理の時間短縮を図ることが可能となっている。なお、転写ベルト40のクリーニング、テスト画像の検知など、本実施形態で説明を行わなかった点については先の実施形態と同様である。
図11は、転写ベルト40上に形成されたテスト画像を示す図である。本実施形態では、通常の印刷時において、テスト画像を形成し調整処理を行うことが可能となっているが、テスト画像の形成だけを行う調整処理を実行することとしてもよい。図中、転写ベルト40上には、通常の印刷に用いる、すなわち、転写材に転写させる画像P1、P2と、画像P1、P2間に形成されたテスト画像が形成されていることがみてとれる。これら画像P1、P2、テスト画像は、いずれも各色感光体10にて転写ベルト40上に転写されたトナー像である。
本実施形態において、検知センサー43は、転写ベルト40がベルト駆動ローラー41に巻掛けられた位置に配設されている。このような位置では、転写ベルト40がばたつくことなく、安定した状態で転写ベルト40に形成されたテスト画像を検知することが可能となる。なお、検知センサー43の位置は、このような位置に限らず、例えば図中43’で示される位置に配設することとしてもよい。
転写ベルト40に形成されるテスト画像は、転写ベルト40の移動方向に沿った長さをDとしている。このテスト画像の長さDは、2次転写ローラー61の凹部605の仮想周長Bよりも短い長さとなっている。テスト画像をこのような長さに選定することで、テスト画像が2次転写部付近に移動した際、テスト画像を凹部605内に収めることが可能となり、テスト画像を2次転写ローラー61に付着させることがない。
図12は、図11の状態から転写ベルト40の移動と、2次転写ローラー61の回転が更に進んだ状態を示した状態であって、テスト画像が凹部605に突入する状態を示した図である。検知センサー42にて検知されたテスト画像1は、転写ベルト40にて移送されて2次転写ローラー61の凹部605に突入する。テスト画像1の先端部は、離間しつつある凹部605の一端付近に位置しており、2次転写ローラー61に付着することがない。このようなテスト画像を形成するためには、テスト画像の正確な形成タイミングが必要とされる。そのため、本実施形態では、図11で説明した位置検出部900にて検出された2次転写ローラー61の回転位置を利用し、テスト画像を形成するタイミングを計っている。
図13は、図12の状態から転写ベルト40の移動と、2次転写ローラー61の回転が更に進んだ状態を示した状態であって、テスト画像が凹部605を通過した状態を示した図である。テスト画像1の後端部は、離間しつつある凹部605の他端付近に位置しており、2次転写ローラー61に付着することがない。このようにテスト画像の長さDを凹部605の仮想周長Bよりも短い長さにするとともに、テスト画像形成のタイミングを適切
に計ることで、テスト画像を凹部605内で通過させ、2次転写ローラー61をテスト画像で汚染することを防止することが可能となっている。
テスト画像は、転写ベルト40で移動され、図8で説明したクリーニング装置80にてクリーニングされる。テスト画像は、通常の転写ベルト40のクリーニングと異なり、トナー粒子を多く含んだ状態となっているため、テスト画像がクリーニング装置80を通過するときに、バイアス印加部86で印加するバイアスの絶対値を大きくしてクリーニング能力を高めることとしてもよい。
図13には、テスト画像1に後続して画像P2、テスト画像2、画像P3が転写ベルト40に形成される様子が示されている。通常の印刷に利用される画像P2、画像P3は、転写材に転写されることとなるが、テスト画像2は、テスト画像1と同様、転写材に転写されることなく、また、2次転写ローラー61に付着することなく転写ベルト40により移送され、クリーニング装置80にてクリーニングされる。テスト画像1の先端部からテスト画像2の先端部までの転写ベルト40の移動方向の距離Lは、2次転写ローラー61が1回転したときの周方向の移動距離に略等しいものとなっている。このような距離とすることで、2次転写ローラー61の回転毎にテスト画像を形成することが可能となる。
以上、本実施形態では、2次転写ローラー61の凹部605を利用することで、通常の印刷時にテスト画像を形成しつつ、画像形成装置の最適化を図る調整処理を実行することが可能となる。また、テスト画像の長さDを凹部605の仮想周長Bよりも短くするとともに、テスト画像の形成タイミングを適切に計ったことにより、テスト画像を凹部605内で通過させ、2次転写ローラー61の汚染を防止することが可能となっている。
次に図19から図22を用いて、テスト画像の各種実施形態について説明を行う。図19は、現像バイアスや液体現像剤の濃度を調整する際に利用されるテスト画像(現像パッチ)の一例を示した図である。転写ベルト40の移動方向に沿って6つのベタ画像が形成される。これら6つのベタ画像は、何れもK色のベタ画像であって、各ベタ画像毎に画像形成部での形成条件が異なっている。この形成条件が異なるベタ画像を検知センサー43で検知することで画像形成部を好適に調整することが可能となる。Y、M、Cの他色についても同様にそれぞれ6つのベタ画像が形成され、各色の画像形成部が好適に調整される。
図20は、形成する画像の分解能を計測するために用いられるテスト画像(露光パッチ)の一例を示した図である。このようなテスト画像を形成し、検知センサー43で検知することで画像形成部における感光体10に対する露光強度や、帯電電位が調整される。転写ベルト40の移動方向に沿って4つの画像が形成される。これら4つの画像は、何れもK色で形成された細線の集合となっている。Y、M、Cの他色についても同様にそれぞれ4つのベタ画像が形成され、各色の画像形成部が好適に調整される。
図21は、形成する画像の露光タイミングずれや、各色画像形成部で形成する画像のずれを修正するために用いられるテスト画像(レジスト用パターン)の一例を示した図である。転写ベルト40の搬送方向上流から順に並んだ9つのベタ画像にて構成されている。
各ベタ画像に付された符号の添字(K1、K2、Y1、Y2、C1、C2、M1、M2)中、アルファベットはベタ画像の形成色を示したものであり、数字はベタ画像の形状を示している。第1のベタ画像の形状は、転写ベルト40の搬送方向に垂直な矩形状となっており、第2のベタ画像の形状は、転写ベルト40の搬送方向に対し所定の傾斜角を有する矩形状となっている。主走査方向(図中、横方向)のずれは、隣接する同色の第1のベタ画像と第2のベタ画像の距離にて計測される。また、副走査方向(図中、縦方向)のず
れは、異なる色の第1のベタ画像の距離にて計測される。
図22は、形成する画像の階調度合いを計測するために用いられるテスト画像(階調パッチ)の一例を示した図である。このようなテスト画像を形成し、検知センサー43で検知することで、画像データに対するγテーブルが調整される。本実施形態では、転写ベルト40の搬送方向における長さが43.57[mm]であって、中間調No256(ベタ画
像)の領域を先頭に有し、次いで、転写ベルト40の搬送方向における長さが1.27[mm]であって、順に中間調Noを1つずつ減らした領域が順に形成されたものとなってい
る。
なお、本明細書においては、種々の実施の形態について説明したが、それぞれの実施の形態の構成を適宜組み合わせて構成された実施形態も本発明の範疇となるものである。
10Y、10M、10C、10K…感光体(潜像担持体)、11Y、11M、11C、11K…コロナ帯電器、12Y、12M、12C、12K…露光ユニット、13Y、13M、13C、13K…第1感光体スクイーズローラー、13Y’、13M’、13C’、13K’…第2感光体スクイーズローラー、14Y、14Y’、14M、14M’、14C、14C’、14K、14K’…感光体スクイーズローラークリーニングブレード、18Y、18M、18C、18K…感光体クリーニングブレード、20Y、20M、20C、20K…現像ローラー、21Y、21M、21C、21K…現像ローラークリーニングブレード、22Y、22M、22C、22K…コンパクションコロナ発生器、30Y、30M、30C、30K…現像装置、31Y、31M、31C、31K…現像剤容器、32Y、32M、32C、32K…アニロックスローラー、33Y、33M、33C、33K…規制ブレード、34Y、34M、34C、34K…オーガ(供給ローラー)、40…転写ベルト、41…ベルト駆動ローラー、42…テンションローラー、43…検知センサー、50Y、50M、50C、50K…1次転写部、51Y、51M、51C、51K…1次転写バックアップローラー、60…2次転写ユニット、61…2次転写ローラー、62…2次転写ローラークリーニングブレード、63…ブレード支持部材、64…2次転写ユニット回収貯留部、101…ゲートローラー、102…転写材ガイド、150…主制御部、160…2次転写ローラー制御部、162…ベルト駆動ローラー制御部、163…クリーニング装置制御部、164…画像形成部制御部、601…ローラー基材、602…ローラー軸部、605…凹部、607…弾性部材、608…プレート、609…固定部材、610…転写材把持部、611…把持部材、612…把持部材受け部、640…転写材剥離部材、650…当接部材、661…第1受け渡し面、662…第2受け渡し面、663…当接面、670…回動支軸部、671…フレーム部材、672…付勢部材、690…支持部材、80…クリーニング装置、84…滴下装置、841…ノズル、83…塗布ローラー、85…ならしローラー、831…スポンジ外周部、811…クリーニングローラークリーニングブレード、82…転写部材クリーニングブレード、86…バイアス印加部、88…タンク、881…タンク受け部、882…タンク貯留部、900…位置検出部、901…被検出部材、901a…スリット、902…センサー、903…センサー支持部材

Claims (6)

  1. 転写ベルトと当接して転写ニップを形成するとともに、前記転写ニップよりも回転方向の幅が広い凹部を有する転写ローラーを、前記凹部が前記転写ベルトと対向する位置に回転させ、
    前記転写ベルトと前記転写ローラーの前記凹部が対向して前記転写ベルトと前記転写ローラーとが離間した位置で前記転写ローラーの回転を停止させ、
    前記転写ローラーが停止している時に前記転写ベルトを移動させるとともに、像担持体に形成された像を前記転写ベルトに転写させ、
    転写された前記像を検知手段で検知することを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記転写ローラーが停止している時に、前記転写ベルトに転写された像を前記転写ベルトに当接してバイアスが印加されるクリーニングローラーでクリーニングする請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に担持された像が転写される転写ベルトと、
    前記転写ベルトと周面が当接して転写ニップを形成するとともに、転写ニップよりも回転方向の幅が広い凹部を前記周面に有する転写ローラーと、
    前記転写ローラーを前記凹部が前記転写ベルトと対向し、前記転写ローラーと前記転写ベルトとが離間する位置で前記転写ローラーの回転を停止させるとともに、前記転写ローラーが回転を停止している時に前記転写ベルトを移動させて、像担持体に担持された前記像を前記転写ベルトに転写させる制御部と、
    前記転写ベルトに転写された前記像を検知する検知手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記転写ベルトをクリーニングするクリーニング部を有し、
    前記制御部は、前記転写ローラーが回転を停止している時に前記転写ベルトに転写された像を前記クリーニング部でクリーニングさせる請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記クリーニング部は、前記転写ベルトと当接するとともに、バイアスが印加されるクリーニングローラーであり、
    前記制御部は、前記転写ローラーが回転を停止している時に前記クリーニングローラーにバイアスを印加する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記転写ローラーの前記凹部に転写材を把持する把持部を配設する請求項3から請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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