JP2010210649A - 定着装置、及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定着装置40aは、レーザー光源104、レーザー照射部105、レーザー光源104とレーザー照射部105との間を結ぶ光ファイバー106、及び記録紙Pを搬送する記録紙搬送装置107で構成されている。レーザー光源104は、記録紙搬送ベルト103の内周面側に設置され、レーザー光源104全体が柱状の高熱伝導材108aで覆われている。高熱伝導材108aの上下2面は、記録紙搬送ベルト103と当接している。
【選択図】図2
Description
加圧ローラは、芯金上に被覆層としてシリコンゴムなどの耐熱性弾性層を設けたローラ部材である。この加圧ローラは、定着ローラ周面に対して圧接され、加圧ローラの上記弾性層の弾性変形によって、定着ローラと加圧ローラとの間にニップ領域が形成される。
上記の構成において、定着装置では、未定着のトナー像が形成された用紙を定着ローラと加圧ローラとの間のニップ領域に挟み込み、これら両ローラを回転させることによって上記用紙を搬送するとともに、定着ローラ周面の熱により用紙上のトナー像を溶融させて用紙に定着させる。
レーザー光源とレーザー照射部とを分離して光ファイバーで接続し、前記レーザー光源で発生した熱により記録紙搬送ベルトや記録紙を加温して、前記記録紙搬送ベルトで搬送する未定着トナー画像を記録した前記記録紙を予熱し、予熱した前記記録紙に前記レーザー光を照射して未定着トナー画像を定着させることを特徴とするものである。
また、レーザーをスキャンさせるには、装置の複雑化、コストアップになる。
よって、レーザー照射部を紙搬送方向と垂直方向(幅方向)に並べることで、レーザー光をスキャンさせる必要がなく、高速機にも対応したレーザー光源が得られる。また、スキャンさせる部品も不要なことからスキャンさせる部品のスペースが不要となり、コンパクトなレーザー定着装置が得られる。
図1は、乾式電子写真方式のカラー画像形成装置の内部構造を示している。画像形成装置は、例えばネットワーク上の各端末装置から送信される画像データ等に基づいて、所定の記録紙に対して多色又は単色の画像を形成する。
上記画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色に対応して、4つの可視像形成ユニット50Y・50M・50C・50Bが並設されている。つまり、可視像形成ユニット50Yは、イエロー(Y)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニット50Mは、マゼンダ(M)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニット50Cは、シアン(C)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニット50Bは、ブラック(B)のトナーを用いて画像形成を行う。具体的な配置としては、記録紙Pの供給トレイ20と定着装置40とを繋ぐ記録紙の搬送路に沿って4組の可視像形成ユニット50を配設した、所謂タンデム式である。
定着装置40aは、レーザー光源104、レーザー照射部105、レーザー光源104とレーザー照射部105との間を結ぶ光ファイバー106、及び記録紙Pを搬送する記録紙搬送装置107で構成されている。
高熱伝導材について、その形状、レーザー光源の覆い方、記録紙搬送ベルトとの接触面積は、予備加熱の状態とレーザー光源の冷却状態を加味して決定する。
図6は、レーザー光源104及びレーザー照射部105を紙搬送方向に対して垂直方向(記録紙搬送ベルト103の幅方向)に複数並べている。例えば、一つのレーザー照射部で、記録紙全面を光照射する場合、記録紙Pの搬送方向以外に記録紙搬送方向と垂直方向(記録紙搬送ベルト103の幅方向)にレーザー光をスキャンさせる必要があり、定着プロセスに時間がかかるため、高速機等の定着速度が速い場合には定着不良が発生する場合がある。また、レーザー光をスキャンさせるには、定着装置の複雑化、コストアップになる。これに対し、本実施形態では、紙搬送方向と垂直方向(記録紙搬送ベルト103の幅方向)にレーザー照射部105をライン状に並べることで、紙搬送方向と垂直方向にレーザーをスキャンさせる必要がなく、必要最低限のスペースで定着装置を構成することができ、更に、高速で定着させることが可能になる。
ところで、上記例は、ほんの一例であり、使用する部材、厚み等の構成が異なることにより値は、異なるので、最適な実験条件は、適宜計算してもよい。
画像形成装置1は、たとえば、スキャナとプリンタと周辺機器とを備えた複合機であり、原稿画像を読み取る読取部605、読み取った原稿画像を適正な電気信号に変換して画像データを生成する画像処理部606、生成された画像データを印刷出力する画像形成部607、図示しない定着部のレーザー光照射を制御する定着制御部(レーザー照射制御手段)602、プロセス速度と紙搬送開始信号を検出するアクチュエータの信号を元に印字開始信号を受信してから記録部材が定着装置内のレーザー照射部までの到達時間を記憶している記憶部609、後処理装置であるフィニッシャーやソーターなどの周辺機器を制御する周辺機器制御部608、画像形成装置1の操作部である入力部603と表示部604を備えている。
尚、画像形成装置1の図示しないプリンタドライバの画面からユーザーが印刷指示を行った場合でも、ユーザーの印刷指示信号に基づいて本フローチャートに基づいた制御を適応できることはいうまでもない。
5 帯電器
20 供給トレイ
30 記録紙搬送手段
31 駆動ローラ
32 アイドリングローラ
33 搬送ベルト
40(40a,40b,40c,40d) 定着装置
50(50B,50C,50M,50Y) 可視像形成ユニット
51 感光体ドラム
52 帯電器
53 レーザ光照射手段
54 現像器
55 転写ローラ
56 クリーナユニット
101 テンションローラ
102 テンションローラ
103 記録紙搬送ベルト
104 レーザー光源
105 レーザー照射部
106 光ファイバー
107 記録紙搬送装置
108(108a,108b,108c,108d) 高熱伝導材
109 サーミスタ
110 トナー
111 電源
601 制御部
602 定着制御部
603 入力部
604 表示部
605 読取部
606 画像処理部
607 画像形成部
608 周辺機器制御部
609 記憶部
Claims (12)
- レーザー光を照射して未定着のトナー画像を定着する定着装置において、
レーザー光源とレーザー照射部とを分離して光ファイバーで接続し、前記レーザー光源で発生した熱により記録紙搬送ベルトや記録紙を加温して、前記記録紙搬送ベルトで搬送する未定着トナー画像を記録した前記記録紙を予熱し、予熱した前記記録紙に前記レーザー光を照射して未定着トナー画像を定着させることを特徴とする定着装置。 - 前記レーザー光源は、前記記録紙搬送ベルトの内周面側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記レーザー光源は、前記記録紙搬送ベルトに当接していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記レーザー光源は、高熱伝導材を介して前記記録紙搬送ベルトに当接し、前記レーザー光源の発生熱により加温することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記レーザー光源は、前記記録紙搬送ベルトの外側であって、レーザー照射前の搬送記録紙近傍の位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記レーザー光源は、高熱伝導材を介してレーザー照射前の搬送記録紙近傍の位置に配置されることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
- 前記記録紙搬送ベルトの温度を検知する温度センサを備え、前記温度センサが検出した検出結果に基づいて、前記レーザー光源の照射量を制御するレーザー照射制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装置。
- 前記レーザー照射制御手段は、前記記録紙への印字位置情報に基づいて、前記レーザー光源の光照射のタイミングを制御することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
- 前記記録紙搬送ベルトにバイアス電圧を印加することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の定着装置。
- 前記記録紙搬送ベルトを導電性材料で構成することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の定着装置。
- 前記レーザー照射部は、前記記録紙搬送ベルトの搬送方向に対して垂直方向に複数並べられていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の定着装置。
- 表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置と、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する露光装置と、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置と、感光体ドラム表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、前記転写されたトナー像を記録媒体に定着させる定着装置とを備え、電子写真方式によりトナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、
前記定着装置として、請求項1乃至11のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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