JP2010210607A - 液滴認識装置と雨滴認識装置と自動ワイパー装置及び液滴認識方法 - Google Patents

液滴認識装置と雨滴認識装置と自動ワイパー装置及び液滴認識方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単純な構成で外乱光の影響を受けずに透明部材の表面に付着した液滴を安定して検出することができるとともに装置の小型化を図り、自動車等の車両に容易に装着して走行中においても車両のフロントガラスに付着した雨滴等の液滴を検出する。
【解決手段】撮像装置1の固体撮像素子62a,62bで透明部材であるスクリーン100の裏面側からスクリーン100表面の垂直偏光画像と水平偏光画像を撮像する。信号処理部8は撮像装置1で撮影した垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比画像からスクリーン100の表面に液滴が付着しているか否を判別する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、透明部材の表面に付着した液滴を検出する液滴認識装置と、透明部材、例えば車両のフロントガラス等に付着した雨滴等の液滴を検出する雨滴認識装置と、雨滴認識装置を有する自動ワイパー装置及び液滴認識方法に関するものである。
例えば車両でワイパーの駆動制御のために降雨の状態を検出する装置が特許文献1や特許文献2等に開示されている。特許文献1に示された雨滴検出装置は、車両の車室内に設けられ、焦点距離を無限遠に設定された撮像装置でフロントガラス越しに車室外野画像を撮像し、撮像した画像情報の各画素の輝度レベルの平均値からのばらつき度合いにより降雨の有無を判断している。
また、特許文献2に示された雨滴検出装置は、車両の車室内に設けられ、焦点距離を無限遠に設定された撮像装置のフロントガラスの撮像領域に光を照射する光源を設け、光源をオン状態にしたときに撮像装置で撮像した画像の輝度値と光源をオフ状態にしたときに撮像装置で撮像した画像の輝度値を比較してフロントガラスに雨滴が付着したか否を検出している。
特許文献1や特許文献2に示すように、撮影した画像の輝度情報のみで雨滴を検出する場合、車両の走行中に車外や車内からの外乱光の影響を受け易く、雨滴検出に対する信頼性がかけるという短所がある。
この発明は、このような短所を改善し、単純な構成で外乱光の影響を受けずに透明部材の表面に付着した液滴を安定して検出することができるとともに装置の小型化を図り、自動車等の車両に容易に装着して走行中においても車両のフロントガラスに付着した雨滴等の液滴を検出することができる液滴認識装置と雨滴認識装置と自動ワイパー装置及び液滴認識方法を提供することを目的とするものである。
この発明の液滴認識装置は、撮像装置と信号処理装置とを有し、透明部材の表面に付着した液滴を検知する液滴認識装置であって、前記撮像装置は、前記透明部材の裏面側から前記透明部材表面の垂直偏光画像と水平偏光画像を撮像し、前記信号処理装置は、前記撮像装置で撮影した垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比画像から前記透明部材の表面に液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする。
前記撮像装置は、複数の撮像レンズを同一基板上に有するレンズアレイと、該レンズアレイの各撮像レンズを透過した光束に応じて領域分離され、透過軸が直交する2つの偏光子領域を有するフィルタと、該フィルタの各領域を通過した光を受光して被写体像を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記撮像装置のいずれかの撮像領域で垂直偏光画像を撮影し、他の撮像領域で水平偏光画像を撮影することを特徴とする。
また、前記信号処理装置は、前記複数の撮像領域で撮像された垂直偏光画像と水平偏光画像の視差による位置ずれを補正する画像位置補正部を有することを特徴とする。
さらに、前記撮像装置は、1つの撮像レンズと、該撮像レンズを透過した光束を2光束に分離するビームスプリッタと、該ビームスプリッタで分離した光束に応じて領域分離され、透過軸が直交する2つの偏光子領域を有するフィルタと、該フィルタの各領域を通過した光を受光して被写体像を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記フィルタの2つの偏光子領域のいずれか一方の偏光子領域を透過した光束で垂直偏光画像を取得し、他の偏光子領域を透過した光束で水平偏光画像を取得することを特徴とする。
前記フィルタの各偏光子領域は、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体からなり、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することを特徴とする。
この発明の雨滴認識装置は、前記液滴認識装置を使用した雨滴認識装置であって、前記撮像装置は、車両の車内に設けられ、車両のガラス表面に付着した雨滴を検知することを特徴とする。
前記雨滴認識装置は、撮像装置で撮像する車両のガラスの前記撮像装置で撮像する領域に、人の目では不可視な波長範囲の照明光を照射する光源を有することを特徴とする。
この発明の自動ワイパー装置は、前記雨滴認識装置と、該雨滴認識装置による車両のガラス表面に付着した雨滴検知に応じて前記車両に搭載されたワイパーの動作を制御するワイパー制御装置とを有することを特徴とする。
この発明の液滴認識方法は、透明部材の表面に付着した液滴を検出する液滴認識方法であって、前記透明部材の裏面側から前記透明部材表面の垂直偏光画像と水平偏光画像を撮像し、撮影した垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比画像から前記透明部材の表面に液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする。
この発明は、透明部材の裏面側から透明部材表面の垂直偏光画像と水平偏光画像を撮像し、撮影した垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比画像から透明部材の表面に液滴が付着しているか否を判別することにより、空気との界面が凸球面になる液滴の画像境界近傍で偏光比が大きくなる液滴の特徴を利用して透明部材に付着したことを検出から、空気との界面が凸球面にならない塵埃等が透明部材の表面に付着しても誤検出することはなく、透明部材に付着した液滴を安定して検出することができる。
また、1つの撮像装置で複数の画像を取得することにより、装置の薄型化を図り、車両に容易に装着できる。
さらに、複数の撮像領域で撮像された垂直偏光画像と水平偏光画像の視差による位置ずれを補正することにより、良質な画像を得ることができ、透明部材に液滴が付着しているか否かを安定して認識することができる。
また、1つの撮像レンズを透過した光束を2光束に分離して垂直偏光画像と水平偏光画像を取得することにより、撮像装置による検出領域が小さくてすみ、視差ずれ補正が必要なくなり、信号処理を簡略化することができる。
また、車両のガラスに雨滴が付着したか否を、空気との界面が凸球面となる雨滴の特有の現象を利用して判別することにより、塵埃等が車両のガラスに付着しても雨滴と認識することはなく、車両のガラスに付着した雨滴のみを確実に認識することができる。
この発明の液滴認識装置の光学系の構成図である。 この発明の液滴認識装置の信号処理部の構成を示すブロック図である。 撮像装置の構成を示す分解斜視図である。 偏光フィルタの偏光子領域の構成を示す斜視図である。 偏光フィルタの構成を示す斜視図である。 スクリーンに付着した液滴を示す模式図である。 液滴界面における光の入射角に対する水平偏光成分と垂直偏光成分の反射率の変化特性図である。 水平偏光成分と垂直偏光成分を有する液滴画像を示す模式図である。 第2の撮像装置の構成を示す分解斜視図である。 第2の信号処理部の構成を示すブロック図である。 第3の撮像装置の構成を示す分解斜視図である。 車両に搭載した雨滴認識装置の配置図である。 雨滴認識装置を有する自動ワイパー装置の構成図である。 自動ワイパー装置の構成を示すブロック図である。
図1、図2は、この発明の液滴認識装置の構成を示し、図1は光学系の構成図、図2は信号処理部の構成図である。液滴認識装置の光学系は、図1に示すように、垂直偏光画像を撮像する固体撮像素子62aと水平偏光画像を撮像する固体撮像素子62bとが設けられた固体撮像ユニット6を有する撮像装置1と光源10を有し、透明なスクリーン100の表面に付着し、表面が凸球面をしている液滴200の垂直偏光画像と垂直偏光画像を撮像する。ここで垂直と水平に関しては後述するが、撮像画像の縦方向を垂直とし、横方向を水平とする。この撮像装置1の一つの構成例として、図3の分解斜視図に示すように、レンズアレイ2と遮光スペーサ3と偏光フィルタ4とスペーサ5及び固体撮像ユニット6が積層されている。
レンズアレイ2は、2つの撮像レンズ21a,21bを有する。この2つの撮像レンズ21a,21bは互いに独立した同一形状の例えば非球面レンズ等からなる単レンズで形成され、光軸7a,7bを平行にして同一平面上に配置している。ここで撮像レンズ21a,21bの光軸7a,7bと平行な方向をZ軸、Z軸に垂直な一方向をX軸、Z軸とX軸に垂直な方向をY軸とすると、撮像レンズ21a,21bは、同一のXY平面上に配置されている。
遮光スペーサ3は、2つの開口部31a,31bを有し、レンズアレイ2に対して被写体側とは反対側に設けられている。2つの開口部31a,31bは光軸7a,7bをそれぞれ中心として所定の大きさで貫通され、内壁面には黒塗りや粗面やつや消しなどにより光の反射防止処理がされている。
偏光フィルタ4は、偏光面が90度異なる2つの偏光子領域41a,41bを有し、遮光スペーサ3に対してレンズアレイ2とは反対側に設けられている。2つの偏光子領域41a,41bはそれぞれ光軸7a,7bを中心としてXY平面と平行に設けられている。この偏光子領域41a,41bは、不特定の方向に電磁界が振動する無偏光を、偏光面に沿った方向の振動成分だけを透過させて直線偏光にする。
スペーサ5は、偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bに対応する領域が貫通した開口部51を有する矩形枠状に形成され、偏光フィルタ4に対して遮光スペース3とは反対側に設けられている。
固体撮像ユニット6は、信号処理部8を有する基板61上に搭載された2つの固体撮像素子62a,62bを有し、スペーサ5に対して偏光フィルタ4とは反対側に設けられている。2つの固体撮像素子62a,62bの実際に被写体像が結像する撮像領域はそれぞれ光軸7a,7bを中心としてXY平面と平行な同一平面上に設けられている。この固体撮像素子62a,62bは白黒のセンシングを行う場合は内部にカラーフィルタを有しなく、カラー画像のセンシングを行う場合は、カラーフィルタを前段に配置してやれば良い。
このように撮像装置1はスクリーン100に付着して液滴200から垂直偏光画像と水平偏光画像を撮影する2系統の光学系を有し、固体撮像素子62a,62bの撮像領域にゴミなどの異物が入らないようにレンズアレイ2から固体撮像ユニット6までの間が密閉されている。
この撮像装置1の偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bは、例えばフォトニック結晶からなる偏光子からなり、図4に示すように、周期的な溝列を形成した透明基板411上に、透明で高屈折率の媒質層412と低屈折率の媒質層413とを界面の形状を保存しながら交互に積層して形成されている。この高屈折率の媒質層412と低屈折率の媒質層413の各層は、透明基板411の溝列と直交するX方向に周期性を持つが、溝列と平行なY方向には一様であっても良いし、X方向より大きい長さの周期的または非周期的な構造を有していても良い。このような微細な周期構造(フォトニック結晶)は自己クローニング技術と呼ばれる方式を用いることにより、再現性良く且つ高い均一性で作製することができる。
このフォトニック結晶からなる偏光子領域41a,41bは、図5(a)の斜視図に示すように、光軸7a,7bと平行なZ軸と、Z軸と直交するXY軸を有する直交座標系において、XY面に平行な1つの基板411の上に2種以上の透明材料をZ軸方向に交互に積層した多層構造体、例えばTaとSiOの交互多層膜からなり、偏光子領域41a,41bは各膜が凹凸形状を有しており、この凹凸形状はXY面内の一つの方向に周期的に繰り返されて形成されている。そして偏光子領域41aは、図5(b)に示すように、溝の方向がY軸方向に対して平行であり、偏光子領域41bは溝の方向がX軸方向に対して平行であり、偏光子領域41aと偏光子領域41bで溝の方向が90度異なって形成されている。すなわちXY面に入射される入力光から、偏光子領域41aと偏光子領域41bによって偏光方向が異なる偏光成分を透過させるとともに、偏光子領域41aと偏光子領域41bでそれぞれ等量の無偏光成分を透過させるようになっている。なお、偏光フィルタ4に2種類の凹凸形状の溝を設けたが、凹凸形状の溝方向は複数種類でも良い。このように偏光子領域41a,41bをフォトニック結晶で形成することにより、紫外線劣化などに優れて長期間安定して使用することができる。
偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bはいずれか一方、例えば偏光子領域41bの溝方向がスクリーン100と平行に配置されるように撮像装置1を配置して、偏光子領域41a,41bでスクリーン100に付着した液滴300からの反射光の垂直偏光画像と水平偏光画像を取得する。
撮像装置1の固体撮像ユニット6の基板61に設けられた信号処理部8は、図2に示すように、信号前処理部81a,81bと画像メモリ82a,82bと画像位置補正部83と演算処理部84と液滴判別部85及び出力部86を有する。信号前処理部81a,81bは固体撮像ユニット6の固体撮像素子62a,62bから出力された画像信号の感度むら等を補正するシェーディング補正等を行って垂直偏光画像と水平偏光画像を画像メモリ82a,82bに格納する。画像位置補正部83は画像メモリ82a,82bに格納された垂直偏光画像と水平偏光画像の視差による位置ずれを補正する。演算処理部84は画像位置補正部83で位置ずれが補正された垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比を演算する。液滴判別部85は演算処理部84で演算した偏光比によりスクリーン100に液滴200が付着しているか否を判定する。出力部86は液滴判別部85で判定した結果を不図示の表示装置又はワイパー制御装置等に出力する。
この液滴認識装置でスクリーン100に付着した液滴200を検出するときの動作を説明するにあたり、まず、本発明の特徴である偏光特性を用いた液滴検知の動作原理を説明する。図6に示すように、液滴200が表面に付着したスクリーン100に対してスクリーン100側から平行光束を照射した場合、スクリーン100を透過して液滴200の空気との界面に入射する光の入射角は液滴200の凸球面の位置により異なり、その反射量も異なる。例えば屈折率が1.33の水滴が表面に付着したスクリーン100に対してスクリーン100側から光を照射し液滴200の屈折率が1の空気との界面に入射して反射する光の反射率は、図7(a)示すように、入射角により大きく異なり、また、水平偏光成分Rpと垂直偏光成分Rsの反射率も入射角により異なる。このように液滴200の凸球面からなる空気との界面における反射特性が水平偏光成分Rpと垂直偏光成分Rsで異なることから、例えば、液滴200の縦(垂直)方向の周辺部への入射角が40度近傍であるとき、水平偏光成分Rpが垂直偏光成分Rsより多くなり、その比である偏光比Rp/Rsは,図7(b)に示すようにピークをもった特性を示す。また、液滴200の横(水平)方向については、反射率特性の偏光成分の方向は反転し、垂直偏光成分Rsが水平偏光成分Rpより多くなり、その比である偏光比Rs/Rpが,図7(b)と同様のピークをもった特性を示す(図7(b)の縦軸をRs/Rpとする)。ここで垂直と水平は撮像画像(撮像素子)を基準として、撮像画像(撮像素子)の縦方向を垂直、横方向を水平としている。このような原理からスクリーン100に付着した液滴200の空気との界面からの反射光の水平偏光成分Rpと垂直偏光成分Rsの画像を取得し、水平偏光成分Rpと垂直偏光成分Rsの偏光比Rp/Rsを算出することで、液滴200の画像境界近傍で偏光比Rp/Rsが大きくなり液滴200の特徴を抽出できるとともに、この偏光比画像200aは、図8の模式図に示すように、横方向の水平偏光成分の境界近傍領域200pと縦方向の垂直偏光成分の境界近傍領域200sで輝度が反転する。この現象は空気との界面が凸球面にならない塵埃等がスクリーン100に付着しても生じなく、液滴200がスクリーン100に付着した場合に特有の現象である。そこで、この現象を確認することによりスクリーン100に液滴200が付着したか否を判定することができる。
次に、液滴認識装置でスクリーン100に付着した液滴200を検出するときの動作を説明する。撮像装置1の偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bの内いずれか一方、例えば偏光子領域41bの溝方向がスクリーン100と平行になるように撮像装置1を配置し、スクリーン100の撮像装置1による撮像領域に光源10から光を照射してスクリーン100の撮影を行う。この撮影によりレンズアレイ2の撮像レンズ21aに入射した光束は遮光スペーサ3を介して偏光フィルタ4の偏光子領域41aに入射し、偏光子領域41aで垂直偏光成分Rsの光のみを固体撮像ユニット6の固体撮像素子62aに入射する。また、レンズアレイ2の撮像レンズ21bに入射した光束は遮光スペーサ3を介して偏光フィルタ4の偏光子領域41bに入射し、偏光子領域41bで水平偏光成分Rpの光のみを固体撮像ユニット6の固体撮像素子62bに入射する。固体撮像素子62a,62bで撮影されて出力される画像信号は信号処理部8の信号前処理部81a,81bで処理されて垂直偏光画像と水平偏光画像がそれぞれ画像メモリ82a,82bに格納される。画像メモリ82a,82bに格納された垂直偏光画像と水平偏光画像は画像位置補正部83により視差による位置ずれが補正されて演算処理部84に出力される。演算処理部84は、まず、入力した画像の垂直偏光成分Rsと水平偏光成分Rpの偏光比Rp/Rsを演算し、次に、液滴200の画像境界近傍領域における偏光比Rp/Rsを演算して液滴判別部85に出力する。液滴判別部85は入力した偏光比Rp/Rsとあらかじめ設定された基準値とを比較して入力した偏光比Rp/Rsが基準値を超えているか否によりスクリーン100に液滴200が付着しているか否を判別し、液滴200が付着していると判定したときは画像位置補正部83から出力される画像における液滴200の分布量を出力部86に出力する。出力部86は入力した判別結果によりスクリーン100に液滴200が付着している場合は、スクリーン100に液滴200が付着していることと分布量を不図示の表示装置に出力して表示する。
このようにしてスクリーン100に液滴200が付着しているか否と、付着している場合の分布量を単純な構成で安定して検出することができる。撮像装置1のレンズアレイ2の2つのレンズ21a,21bから入射した垂直偏光画像と水平偏光画像の視差による位置ずれを信号処理部8の画像位置補正部83で補正することにより良質な画像を得ることができる。また、演算処理部84で液滴200の画像境界領域の偏光比Rp/Rsを演算し、液滴判別部85で基準値と比較することでスクリーン100に液滴200が付着しているか否かを安定して認識することができる。
前記説明では、撮像装置1のレンズアレイ2に2つの撮像レンズ21a,21bを設けた場合について説明したが、図9に示すように、レンズアレイ2に1つの撮像レンズ21を設け、撮像レンズ21の後段にハーフミラーやプリズム91とミラー92を有するビームスプリッタ9を設けて撮像レンズ21に入射した光を2系統に分離するようにしても良い。このようにレンズアレイ2に設けた1つの撮像レンズ21を使用してスクリーン100に付着した液滴200を撮像することにより、撮像装置1による検出領域が小さくてすみ、視差ずれ補正が必要なくなり、図10のブロック図に示すように、信号処理部8に画像位置補正部83を設ける必要がなく、信号処理部8の構成を簡略化することができる。
また、図11に示すように、撮像装置1のレンズアレイ2に1つの大口径の撮像レンズ21を設け、偏光フィルタ4に垂直偏光成分の光のみ通す偏光子領域41aと水平偏光成分の光のみ通す偏光子領域41bとをそれぞれ複数設け、固体撮像ユニット6に偏光フィルタ4に設けた複数の偏光子領域41a,41bに対応する固定撮像素子62a〜62dを設けても良い。この場合は、1つの撮像レンズ21からの同軸の光束で垂直偏光画像と水平偏光画像を得ることができるから、撮像装置1にビームスプリッタ9を設ける必要がなく、撮像装置1を小型化することができる。
前記説明では透明なスクリーン100に付着した液滴200を認識する場合について説明したが、透明部材は、例えば車両に関してフロントガラス、リアガラス、サイドウインドウガラス等が適応可能であるが、液滴付着の影響が顕著であるフロントガラスが最適である。
また、透明部材であるスクリーン100の表面に付着した液滴200を、液滴200が付着した透明部材の表面側から垂直偏光画像と水平偏光画像を撮像して偏光比画像から液滴が付着しているか否を検知することも可能であるが、撮像装置1をダストや液滴200から保護し、かつ、車両適応の場合には外観を損ねることなく配置し易いため、透明部材の裏面側から撮像検知する構成が最適である。
次に、前記液滴認識装置を使用して車両のフロントガラスに付着した雨滴を検出する雨滴認識装置300について車両の運転席部分を示す図12を参照して説明する。図12において、100aは車両のフロントガラス、101はダッシュボード、102は車両の天井、103はルームミラーである。このルームミラー103の裏面に撮像装置1と光源10が装着されている。光源10は撮像装置1が撮像するフロントガラス100aの領域に照明光を照射する。この光源10は人の目には不感帯でかつ影響を及ぼさない近赤外線の照明光を照射する。撮像装置1は偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bの内いずれか一方、例えば偏光子領域41bの溝方向がフロントガラス100aと平行になるように配置され、フロントガラス100aの所定の撮像領域を撮像して垂直偏光画像と水平偏光画像を取り込み信号処理部8に出力する。信号処理部8は入力した垂直偏光画像と水平偏光画像を処理してフロントガラス100aに雨滴200が付着しているか否を判別し、雨滴200が付着していると判定したときは雨滴200の分布量を算出し、フロントガラス100aに雨滴200が付着していることと雨滴200の分布量を不図示の表示装置に出力して表示する。
この雨滴認識装置300を使用して車両のフロントガラス100aに付着した雨滴200を検出し、雨滴200を払い拭き取るワイパー104を制御する自動ワイパー装置301について図13の構成図と図14のブロック図を参照して説明する。自動ワイパー装置301の基本的な構成は図12と同様であり、図13に示すように、雨滴認識装置300とフロントガラス100aに付着した雨滴200を払い拭き取るためのワイパー104を制御するワイパー制御装置302を備えている。ワイパー制御装置302は、図14に示すように、ワイパー104への駆動信号を出力するマイクロコンピュータなどのワイパー制御部303とワイパー104を駆動するモータなどのワイパー駆動部304からなる。
この自動ワイパー装置301において、雨滴認識装置300は認識している雨滴200の分布量がある基準値を超えたとき、ワイパー制御装置302へ雨滴検出信号を出力する。ワイパー制御装置302のワイパー制御部303は雨滴検出信号に応じてワイパー駆動部304へワイパー駆動信号を出力してワイパー104を駆動させる。このワイパー104を駆動する雨滴分布量の基準値は雨の種類・強さ・量などによりそれぞれ設定されており、雨滴検出信号は雨滴分布量の設定基準値に応じて決まっている。すなわち自動ワイパー装置301は雨の種類・強さ等によってオン/オフ動作、間欠動作と連続動作との切り換え、間欠動作における時間間隔または連続動作における動作スピード等のコントロールが実現される。
このようにフロントガラス100aに雨滴200が付着したか否を、空気との界面が凸球面となる雨滴200の特有の現象を利用して撮像装置1で撮像した画像の垂直偏光成分Rsと水平偏光成分Rpの画像境界近傍領域における偏光比Rp/Rsにより判別するから、塵埃等がフロントガラス100aに付着しても、それを雨滴200と認識することはなく、フロントガラス100aに付着した雨滴200のみを確実に認識することができる。また、撮像装置1で撮像した画像の垂直偏光成分と水平偏光成分の画像境界近傍領域における偏光比Rp/Rsにより雨滴200の付着の有無を判別するから外界の輝度変化の影響を受けないですむ。
100;スクリーン、200;液滴、1;撮像装置、2;レンズアレイ、
3;遮光スペーサ、4;偏光フィルタ、5;スペーサ、6;固体撮像ユニット、
8;信号処理部、21;撮像レンズ、41;偏光子領域、62;固体撮像素子、
81;信号前処理部、82;画像メモリ、83;画像位置補正部、
84;演算処理部、85;液滴判別部、86;出力部、100a;フロントガラス、
104;ワイパー、300;雨滴認識装置、301;自動ワイパー装置、
302;ワイパー。
特開2006−292543号公報 特表2005−531752号公報

Claims (9)

  1. 撮像装置と信号処理装置とを有し、透明部材の表面に付着した液滴を検知する液滴認識装置であって、
    前記撮像装置は、前記透明部材の裏面側から前記透明部材表面の垂直偏光画像と水平偏光画像を撮像し、
    前記信号処理装置は、前記撮像装置で撮影した垂直偏光画像と水平偏光画像で形成される偏光比画像から前記透明部材の表面に液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする液滴認識装置。
  2. 前記撮像装置は、複数の撮像レンズを同一基板上に有するレンズアレイと、該レンズアレイの各撮像レンズを透過した光束に応じて領域分離され、透過軸が直交する2つの偏光子領域を有するフィルタと、該フィルタの各領域を通過した光を受光して被写体像を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記撮像装置のいずれかの撮像領域で垂直偏光画像を撮影し、他の撮像領域で水平偏光画像を撮影することを特徴とする請求項1記載の液滴認識装置。
  3. 前記信号処理装置は、前記複数の撮像領域で撮像された垂直偏光画像と水平偏光画像の視差による位置ずれを補正する画像位置補正部を有することを特徴とする請求項2記載の液滴認識装置。
  4. 前記撮像装置は、1つの撮像レンズと、該撮像レンズを透過した光束を2光束に分離するビームスプリッタと、該ビームスプリッタで分離した光束に応じて領域分離され、透過軸が直交する2つの偏光子領域を有するフィルタと、該フィルタの各領域を通過した光を受光して被写体像を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記フィルタの2つの偏光子領域のいずれか一方の偏光子領域を透過した光束で垂直偏光画像を取得し、他の偏光子領域を透過した光束で水平偏光画像を取得することを特徴とする請求項1記載の液滴認識装置。
  5. 前記フィルタの各偏光子領域は、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体からなり、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液滴認識装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の液滴認識装置を使用した雨滴認識装置であって、
    前記撮像装置は、車両の車内に設けられ、車両のガラス表面に付着した雨滴を検知することを特徴とする雨滴認識装置。
  7. 前記撮像装置で撮像する車両のガラスの前記撮像装置で撮像する領域に、人の目では不可視な波長範囲の照明光を照射する光源を有することを特徴とする請求項6記載の雨滴認識装置。
  8. 請求項6又は7に記載の雨滴認識装置と、該雨滴認識装置による車両のガラス表面に付着した雨滴検知に応じて前記車両に搭載されたワイパーの動作を制御するワイパー制御装置とを有することを特徴とする自動ワイパー装置。
  9. 透明部材の表面に付着した液滴を検出する液滴認識方法であって、
    前記透明部材の裏面側から前記透明部材表面の垂直偏光画像と水平偏光画像を撮像し、撮影した垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比画像から前記透明部材の表面に液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする液滴認識方法。
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