JP5637425B2 - 液滴検出装置及び車載用監視装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば車両のフロントスクリーンに付着した雨滴等の液滴を検出する液滴検出装置及び車載用監視装置に関するものである。
車輌に搭載され、雨滴を検出するためカメラを用いた雨滴センサが、例えば特許文献1や特許文献2に開示されている。特許文献1に示された雨滴センサは、光源であるLEDと、受光部である焦点をほぼ無限大に設定したカメラからなり、LEDから赤外光を車両のフロントスクリーンに照射し、その反射光をカメラで受光する。このカメラでフロントスクリーンの画像を受光している画像の輝度情報を比較し、フロントスクリーンが雨でぬれている場合は、フロントスクリーンからの反射光が強くなるため画像の輝度情報が変化することから降雨量を検出している。
特許文献2に示された雨滴センサは、フロントスクリーンを挟んで前方を観察するステレオカメラでフロントスクリーン表面に付着した雨滴を検出するようにしている。このステレオカメラは、複数の視点から見た被写体像を発生させるステレオ光学系と、ステレオ光学系で発生した被写体像に基づいてステレオ画像データを発生させる撮像素子と、発生したステレオ画像データに基づいてフロントスクリーンに付着した水滴検出装置で構成され、ウインドスクリーンに雨滴が付着すると光が散乱して光量が変化することから、付着した雨滴量を検出している。
しかしながら、このようなカメラで撮影した画像の輝度情報を用いた雨滴センサは、周囲の明るさが外乱となるため誤作動が多く、雨が降っていないにもかかわらず、雨滴センサで雨が降っていると判断し、ワイパーを自動的に動作してしまうおそれがあるという問題点があった。
このような問題を改良するために、非特許文献1に示された雨滴センサは、光源であるLEDと、受光部であるフォトダイオードからなり、LEDからの光がフロントスクリーン表面で全反射してフォトダイオードに入射するようにLEDとフォトダイオードを配置して構成している。そしてLEDから赤外光をフロントスクリーンに照射し、その表面の反射光をフォトダイオードで受光する。フロントスクリーンが雨でぬれている場合は、フロントスクリーン表面の反射光が弱くなるためフォトダイオードの出力から雨滴の有無を判定している。この雨滴センサは雨が降っていない状態ではLEDからの光がフロントスクリーンで全反射されるため、フォトダイオードからの出力は大きく外乱に強い。このように輝度情報ではなく単純な光の強弱で検知するため安定して雨滴を検出することができる。
非特許文献1に示された雨滴センサは、検出範囲境界近くまで高い検出感度を持たせるために撮像光学系に特殊なレンズ構造を用いなければならないため高コスト化は避けられない。また、雨滴を検知するための専用センサであるため他の距離センサ等との兼用ができず、車両に搭載するセンサ数の増加と設置面積の大面積化が必要であるという短所がある。現在、車両には雨滴センサのほかにオートライトオン/オフセンサやレーン逸脱防止センサ、自動ハイ/ロービーム切替センサ、標識認識センサ等多数のセンサが搭載されているため、低コスト化と設置スペースの省スペース化が問題となっている。
この発明は、このような問題を解消し、単純な構成で外乱光の影響を受けずに雨滴を安定して検出することができるとともに装置の小型化を図り、車両に容易に装着できる液滴検出装置と、車両のフロントスクリーンに付着した雨滴を検出するとともに前方の車両等までの距離を計測する機能等を有する車載用監視装置を提供することを目的とするものである。
この発明の液滴検出装置は、光源と撮像装置及び信号処理装置を有し、前記光源は、透明なスクリーンに対して入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、前記撮像装置は、前記スクリーンを介して所定の被写体の画像を撮像可能に配置され、前記光源が前記スクリーンに照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記被写体からの前記スクリーンを透過した光を受光することにより前記所定の被写体の画像を撮像し、前記信号処理装置は、前記撮像装置で撮像したS偏光画像の輝度とP偏光画像の輝度に基づいて前記スクリーンに液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする。
この発明の他の液滴検出装置は、車両に搭載された光源と撮像装置及び信号処理装置を有し、前記光源は、前記車両のフロントスクリーンに対して入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、前記撮像装置は、前記フロントスクリーンを介して所定の被写体の画像を撮像可能に配置され、前記光源が前記フロントスクリーンに照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記被写体からの前記フロントスクリーンを透過した光を受光することにより前記所定の被写体の画像を撮像し、前記信号処理装置は、前記撮像装置で撮像したS偏光画像の輝度とP偏光画像の輝度に基づいて前記フロントスクリーンに液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする。
前記撮像装置は、撮像レンズと、該撮像レンズを透過した光束の出射側に設けられ、透過軸が直交して偏光を分離する2つの偏光子領域を有する偏光フィルタと、該偏光フィルタの各領域を通過した光を受光してスクリーン表面を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記偏光フィルタの2つの偏光子領域のいずれか一方の偏光子領域を透過した光束でS偏光画像を取得し、他の偏光子領域を透過した光束でP偏光画像を取得することを特徴とする。
また、前記偏光フィルタの各偏光子領域は、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体からなり、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することを特徴とする。
さらに、前記偏光フィルタの各偏光子領域は、ワイヤグリッド型偏光子により構成しても良い。
この発明の車載用監視装置は、車両に搭載された光源と1対の撮像装置及び信号処理装置を有し、前記光源は、前記車両のフロントスクリーンに入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、前記1対の撮像装置のいずれか一方の撮像装置は、前記フロントスクリーンを介して所定の被写体の画像を撮像可能に配置され、前記光源が前記フロントスクリーンに照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記被写体からの前記フロントスクリーンを透過した光を受光することにより前記車両の前方の被写体の画像を撮像し、他方の撮像装置は、前記車両の前方の被写体の画像を撮像し、前記信号処理装置は、液滴検出処理部と外部情報処理部を有し、前記液滴検出処理部は、前記一方の撮像装置で撮像したS偏光画像の輝度とP偏光画像の輝度に基づいて前記フロントスクリーンに液滴が付着しているか否を判別し、前記外部情報処理部は、前記一方の撮像装置と他方の撮像装置で撮像した前記車両の前方の被写体の画像に基づいて前記被写体までの距離を算出することを特徴とする。
前記一方の撮像装置は、撮像レンズと、該撮像レンズを透過した光束の出射側に設けられ、透過軸が直交して偏光を分離する2つの偏光子領域と偏光を分離しない領域を有する偏光フィルタと、該偏光フィルタの各領域を通過した光を受光して前記フロントスクリーン表面を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記偏光フィルタの2つの偏光子領域のいずれか一方の偏光子領域を透過した光束でS偏光画像を取得し、他の偏光子領域を透過した光束でP偏光画像を取得することを特徴とする。
また、前記車載用監視装置で前記光源とともに他の光源を有し、前記光源と前記他の光源は、前記車両のフロントスクリーンの異なる領域に入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、前記1対の撮像装置は、前記光源から前記フロントスクリーンの異なる領域に照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記車両の前方の被写体の画像を撮像し、前記信号処理装置の液滴検出処理部は、前記1対の撮像装置で撮像したS偏光画像とP偏光画像の反射率の差からフロントスクリーンに液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする。
さらに、前記車載用監視装置で前記1対の撮像装置とともに他の1対の撮像装置を有し、前記1対の撮像装置を近距離計測用とし、前記他の1対の撮像装置を遠距離計測用とし、前記信号処理装置の外部情報処理部は、前記近距離計測用の1対の撮像装置と前記遠距離計測用の他の1対の撮像装置で撮像した前記車両の前方の被写体の画像に基づいて前記被写体までの距離を算出することを特徴とする。
この発明は、光源から透明なスクリーンや車両のフロントスクリーンに入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、スクリーンに照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像し、撮像したS偏光画像とP偏光画像の反射率の差からスクリーンに液滴が付着しているか否を判別することにより、スクリーンに液滴が付着しているか否と、付着している場合の液滴量を単純な構成で外乱光の影響を受けずに安定して検出することができる。
また、偏光フィルタの偏光子領域を、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体で形成し、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することにより、偏光子領域を高精度で作製することができるとともに耐熱性に優れた偏光フィルタを得ることができる。
さらに、撮像したS偏光画像とP偏光画像の反射率の差からフロントスクリーンに液滴が付着しているか否を判別するとともに、1対の撮像装置で撮像した車両前方の被写体の画像に基づいて被写体までの距離を算出することにより、多機能を有する車載用監視装置を得ることができ、車両の安全性を向上させることができる。
また、近距離計測用の1対の撮像装置と遠距離計測用の1対の撮像装置で撮像した車両前方の被写体の画像に基づいて被写体までの距離を算出することにより、近距離から遠距離までのワイドレンジで車両等までの距離を精度良く検出できるとともに近距離は広角検知でき、車両の左右からの飛び出しも安定して検出することができる。
この発明の雨滴検出装置の光学系の構成図である。 雨滴検出装置の雨滴検出処理部の構成を示すブロック図である。 雨滴検出装置の撮像装置の構成を示す分解斜視図である。 偏光フィルタの構成を示す斜視図である。 フロントスクリーンの入射光と反射光及び屈折光を示す模式図である。 フロントスクリーンから反射したS偏光とP偏光の反射率の変化特性図である。 車載用監視装置の光学系の構成図である。 車載用監視装置の信号処理部の構成を示すブロック図である。 車載用監視装置の撮像装置に使用する偏光フィルタと固体撮像ユニットの構成を示す平面図である。 前方の被写体までの距離算出処理を示す模式図である。 車載用監視装置の第2の光学系の構成図である。 車載用監視装置の第3の光学系の構成図である。
図1、図2は、この発明の雨滴検出装置の構成を示し、図1は光学系の構成図、図2は雨滴検出処理部の構成を示すブロック図である。液滴認識装置の光学系は、図1に示すように、撮像装置1と光源2を有し、車両のフロントスクリーン100の表面に付着した雨滴200の画像を撮像する。光源2はLED等の発光素子21とレンズ22を有し、発光素子21から出射した光をレンズ22で平行光束としてフロントスクリーン100に入射する。この光源2はフロントスクリーン100に入射する平行光束の入射角がブリュースター角θB(θB=57度)になるように配置されている。この光源2から出射してフロントスクリーン100で反射した反射光を撮像装置1で撮像する。
撮像装置1は、図3の分解斜視図に示すように、撮像レンズ3と偏光フィルタ4及び固体撮像ユニット5で形成されている。偏光フィルタ4は、S偏光成分の光のみ通す偏光子領域41aとP偏光成分の光のみ通す偏光子領域41bとをそれぞれ複数有する。固体撮像ユニット5は、雨滴検出処理部6を有する基板51上に搭載された第1の撮像素子52aと第2の撮像素子52bを偏光フィルタ4の複数の偏光子領域41aと偏光子領域41bに対応して有する。この第1の撮像素子52aと第2の撮像素子52bは白黒のセンシングを行う場合は内部にカラーフィルタを有しなく、カラー画像のセンシングを行う場合は、カラーフィルタを前段に配置してやれば良い。
この撮像装置1の偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bは、例えばフォトニック結晶からなる偏光子からなり、図4(a)の斜視図に示すように、周期的な溝列を形成した透明基板411上に、透明で高屈折率の媒質層412と低屈折率の媒質層413とを界面の形状を保存しながら交互に積層して形成されている。この高屈折率の媒質層412と低屈折率の媒質層413の各層は、透明基板411の溝列と直交するX方向に周期性を持つが、溝列と平行なY方向には一様であっても良いし、X方向より大きい長さの周期的または非周期的な構造を有していても良い。このような微細な周期構造(フォトニック結晶)は自己クローニング技術と呼ばれる方式を用いることにより、再現性良く且つ高い均一性で作製することができる。
このフォトニック結晶からなる偏光子領域41a,41bは、図4(b)と(c)の斜視図に示すように、光軸と平行なZ軸と、Z軸と直交するXY軸を有する直交座標系において、XY面に平行な1つの基板411の上に2種以上の透明材料をZ軸方向に交互に積層した多層構造体、例えばTaとSiOの交互多層膜からなり、偏光子領域41a,41bは各膜が凹凸形状を有しており、この凹凸形状はXY面内の一つの方向に周期的に繰り返されて形成されている。そして偏光子領域41aは溝の方向がY軸方向に対して平行であり、偏光子領域41bは溝の方向がX軸方向に対して平行であり、偏光子領域41aと偏光子領域41bで溝の方向が90度異なって形成されている。すなわちXY面に入射される光から、偏光子領域41aと偏光子領域41bによって偏光方向が異なる偏光成分を透過させる。このように偏光子領域41a,41bをフォトニック結晶で形成することにより、紫外線劣化などに優れて長期間安定して使用することができる。
偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bはいずれか一方、例えば偏光子領域41bの溝方向がフロントスクリーン100と平行に配置されるように撮像装置1を配置して、偏光子領域41a,41bでフロントスクリーン100に付着した雨滴からの反射光の垂直偏光画像と水平偏光画像を取得する。
撮像装置1の固体撮像ユニット5の基板51に設けられた雨滴検出処理部6は、図2に示すように、信号前処理部61a,61bと画像メモリ62a,62bと演算処理部63と液滴判別部64及び出力部65を有する。信号前処理部61a,61bは固体撮像ユニット5の第1の撮像素子52aと第2の撮像素子52bから出力された画像信号の感度むら等を補正するシェーディング補正等を行ってS偏光画像とP偏光画像を画像メモリ62a,62bに格納する。演算処理部63は画像メモリ62a,62bに格納されたS偏光画像とP偏光画像の反射率差(強度差)を演算する。雨滴判別部64は演算処理部63で演算したS偏光画像とP偏光画像の反射率差によりフロントスクリーン100に雨滴が付着しているか否と付着した雨滴量を判定する。出力部65は雨滴判別部64で判定した雨滴量があらかじめ定めた所定量に達したとき車両のワイパーを駆動する駆動制御部7に駆動信号を出力する。
この雨滴検出装置でフロントスクリーン100に付着した雨滴を検出するときの動作を説明するにあたり、まず動作原理を説明する。
光源2の発光素子21から出射された光はレンズ33で平行光になってフロントスクリーン100(ガラス)に入射し、フロントスクリーン100で反射して撮像装置1入射する。撮像装置1に入射した反射光は撮像レンズ3で集光され、偏光フィルタ4を通って固体撮像ユニット5で受光される。このとき光源2から出射した光のフロントスクリーン100への入射角がブリュースター角θBになるように光源2が配置されているから、雨滴が付着していないフロントスクリーン100からはS偏光だけが反射される。すなわち、図5に示すように、フロントスクリーン100に入射角がブリュースター角θB(θB=57度)のとき、P偏光は反射率0%でS偏光は約20%反射される。したがって撮像レンズ3と偏光フィルタ4を通って固体撮像ユニット5で受光される光はS偏光だけになる。この状態で雨が降ってフロントスクリーン100であるガラスの屈折率n=1.5168の表面に水の屈折率n=1.33の膜ができるため、図6に示すように、反射する光のS偏光とP偏光の反射率差が変化する。このS偏光とP偏光の反射率差を検出することにより雨滴量を検出することができる。
次に、雨滴検出装置でフロントスクリーン100に付着した雨滴を検出するときの動作を説明する。撮像装置1の偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bの内いずれか一方、例えば偏光子領域41bの溝方向がフロントスクリーン100と平行になるように撮像装置1を配置し、フロントスクリーン100の撮像装置1による撮像領域に光源2から入射角がブリュースター角θBになる光を照射してフロントスクリーン100の撮影を行う。この撮影するときフロントスクリーン100に雨滴が付着していない状態ではフロントスクリーン100からS偏光だけが反射し、撮像レンズ3に入射した光束は偏光フィルタ4の偏光子領域41aに入射し、偏光子領域41aでS偏光成分の光のみを通して固体撮像ユニット5の第1の撮像素子52aに入射する。一方、偏光フィルタ4の偏光子領域41bに入射した光は偏光子領域41bでS偏光成分が遮断され、固体撮像ユニット5の第2の撮像素子52bには光を入射しない状態になっている。したがって第1の撮像素子52aからだけ画像信号が雨滴検出処理部6の信号前処理部61aに入力して処理され、S偏光画像だけが画像メモリ62aに格納される。演算処理部63は画像メモリ62a,62bに格納されているS偏光画像とP偏光画像の輝度から反射率差を演算する。このとき、画像メモリ62aだけにS偏光画像が格納され、画像メモリ62bにはP偏光画像が格納されていないから演算処理部63はS偏光の反射率Rsが100%、P偏光の反射率Rpが0%であるから、これに対応するS偏光とP偏光の反射率差ΔR=(Rs−Rp)として演算結果を雨滴判別部64に出力する。雨滴判別部64は演算処理部63からS偏光の反射率が100%、P偏光の反射率が0%であることを示す情報が入力すると、フロントスクリーン100に雨滴が付着していないと判定する。
この状態で雨が降ってフロントスクリーン100に雨滴が付着するとフロントスクリーン100からはS偏光とP偏光が反射して撮像装置1に入射し、偏光子領域41a,41bを通って固体撮像ユニット5の第1の撮像素子52aと第2の撮像素子52bで受光される。第1の撮像素子52aと第2の撮像素子52bからはS偏光画像とP偏光画像が雨滴検出処理部6の信号前処理部61a,61bに入力して処理され、S偏光画像とP偏光画像が画像メモリ62a,62bに格納される。演算処理部63は画像メモリ62a,62bに格納されているS偏光画像とP偏光画像の輝度から反射率差を演算する。このとき、画像メモリ62aに格納されたS偏光画像の輝度は小さくなり、S偏光とP偏光の反射率差ΔRが小さくなる。この演算結果が雨滴判別部64に出力される。雨滴判別部64は演算処理部63からS偏光とP偏光の反射率差ΔRが小さくなると雨が降ってきたと判断し、S偏光とP偏光の反射率差ΔRがあらかじめ設定された値ΔRt、例えばΔRt=(80−20)になると、車両のワイパーを駆動する駆動制御部7に駆動信号を出力する。
このようにしてフロントスクリーン100に雨滴が付着しているか否と、付着している場合の雨滴量を単純な構成で安定して検出することができる。
次に、前記雨滴検出装置を有し、車両の前方を監視する車載用監視装置について、図7の光学系を示す構成図と図8の信号処理部の構成を示すブロック図を参照して説明する。
車載用監視装置の光学系は、第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bと光源2を有し、車両のインナーミラー付近に設けられている。第1の撮像装置1aは光源2からフロントスクリーン100に照射され、フロントスクリーン100で反射した光を入射してS偏光とP偏光の画像を撮像するとともに、第2の撮像装置1bとともに車両の前方の車両や人や障害物等の画像を撮像する。光源2はLED等の発光素子21とレンズ22を有し、発光素子21から出射した光をレンズ22で平行光束としてフロントスクリーン100に入射角がブリュースター角θBになるように照射する。
第1の撮像装置1aは、撮像レンズ3aと偏光フィルタ4a及び固体撮像ユニット5aで形成されている。偏光フィルタ4aは、図9(a)に示すように、S偏光成分の光のみ通す偏光子領域41aとP偏光成分の光のみ通す偏光子領域41bと偏光を分離しない非偏光子領域41cをそれぞれ複数有する。固体撮像ユニット5aは、図9(b)に示すように、偏光フィルタ4aの偏光子領域41aと偏光子領域41b及び非偏光子領域41cに対応して基板51に第1の撮像素子52aと第2の撮像素子52bと第3の撮像素子52cを有する。第2の撮像装置1bは、撮像レンズ3b及び固体撮像ユニット5bで形成されている。第1の撮像装置1aの撮像レンズ3aと第2の撮像装置1bの撮像レンズ3bは、数mから数十mの先の範囲に対して焦点が合うレンズを使用している。
車載用監視装置の信号処理部8は、図8のブロック図に示すように、雨滴検出処理部6と外部情報処理部9を有する。外部情報処理部9は信号前処理部91a,91bと画像メモリ92a,92bと距離演算処理部93及び出力部94を有する。信号前処理部91a,91bは第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bから出力された画像信号の感度むら等を補正するシェーディング補正等を行って車両の前方の情報、例えば前方の車両や人や道路の白線等を示す画像を画像メモリ92a,92bに格納する。距離演算処理部93は画像メモリ92a,92bに格納された画像の視差から前方の車両等までの距離を演算する。出力部94は距離演算処理部93で演算した距離と前方の車両等の画像を表示装置10に出力して表示させる。また、前方の車両等までの距離が近い場合は衝突を回避するために自動的にブレーキの操作信号を出力し、警報を鳴らすようにしても良い。
この車載用監視装置の第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bで前方の車両等の画像を撮像し、信号処理部8で撮像した画像に基づいて前方の車両等までの距離を算出するときの処理を説明する。
第1の撮像装置1aは前方の画像を撮像するとき、撮像レンズ3aから入射した光を偏光フィルタ4aの偏光子領域41aと偏光子領域41b及び非偏光子領域41cを通して固体撮像ユニット5aの第1の撮像素子52aと第2の撮像素子52b及び第3の撮像素子52cで受光して前方の車両等の画像を撮像する。また、第2の撮像装置1bも撮像レンズ3bから入射した光を固体撮像ユニット5bで受光して前方の車両等の画像を撮像する。この第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bで撮像された画像が信号処理部8の信号前処理部91a,91bに入力して前処理がされた後、画像メモリ92a,92bにそれぞれ格納される。距離演算処理部93は画像メモリ92a,92bに格納された画像を読み出し、三角測量の原理で前方の車両等までの距離を演算する。この前方の車両等の被写体までの距離を演算するとき、図10の模式図に示すように、第1の撮像装置1aの撮像レンズ3aと第2の撮像装置1bの撮像レンズ3bの焦点距離をf、撮像レンズ3a,3b間の間隔(基線長)をB、被写体11までの距離をA、固体撮像ユニット5a,5bの各撮像素子の画素サイズをδとすると、第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bで撮像した画像の視差Sは下記(1)式で表せる。
S=B・f)/(A・δ) (1)
したがって第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bで撮像した画像の視差Sから被写体11までの距離Aを算出することができる。この視差Sは大きいほど被写体11までの距離Aを算出しやすいため、遠方の距離を測定するためには、撮像レンズ3a,3bの焦点距離fと撮像レンズ3a,3b間の間隔(基線長)Bを大きくすると良い。
また、車載用監視装置でフロントスクリーン100に雨滴が付着したかどうかを判定するときは、光源2から出射してフロントスクリーン100で反射した反射光を第1の撮像装置1aで撮像し、撮像したS偏光とP偏光の画像を雨滴検出処理部6で処理してフロントスクリーン100に雨滴が付着したかどうかを判定する。
前記車載用監視装置はフロントスクリーン100に雨滴が付着したことを光源2から出射してフロントスクリーン100で反射した反射光を第1の撮像装置1aで撮像して判定する場合について説明したが、図11の光学系の構成図に示すように、第2の撮像装置1bを第1の撮像装置1aと同じ構成にするとともに、第2の光源2aを設け、第2の光源2aから出射してフロントスクリーン100で反射した反射光を第2の撮像装置1bで撮像し、撮像したS偏光とP偏光の画像を雨滴検出処理部6で処理してフロントスクリーン100に雨滴が付着したかどうかを判定するようにしても良い。このように第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bで撮像したフロントスクリーン100の画像から雨滴付着の有無を判定することにより、より大きな面積で雨滴付着の有無を判定してフロントスクリーン100に付着した雨滴と雨滴量をより精度良く検出することができる。
また、図11の光学系の構成図に示すように、第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bとともに第3の撮像装置1cと第4の撮像装置1dを設け、第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bの撮像レンズ3a,3bには焦点距離が短いレンズを使用して第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bを近距離計測用とし、第3の撮像装置1cと第4の撮像装置1dの撮像レンズ3c,3dには焦点距離が長いレンズを使用して第3の撮像装置1cと第4の撮像装置1dを遠距離計測用としても良い。
このように近距離計測用の第1の撮像装置1aと第2の撮像装置1bと、遠距離計測用の第3の撮像装置1cと第4の撮像装置1dを設けることにより近距離から遠距離までのワイドレンジで車両等までの距離を精度良く検出できるとともに近距離は広角検知でき、車両の左右からの飛び出しも安定して検出することができる。
前記説明では偏光フィルタ4,4aの偏光子領域41a,41bを例えばフォトニック結晶で形成した場合について説明したが、偏光子領域41a,41bとしてワイヤグリッド型の偏光子を使用しても良い。このワイヤグリッド型の偏光子とは、細い金属ワイヤを周期的に配列することにより形成された偏光子であり、従来、電磁波のミリ波領域において多く用いられてきた偏光子である。ワイヤグリッド型偏光子の構造は、入力光の波長に比べて十分細い金属細線が波長に比べて十分に短い間隔で並んだ構造を有する。このような構造に光を入射した場合、金属細線に平行な偏光は反射され、それに直交する偏光は透過されることはすでに知られている。金属細線の方向については、1枚の基板内において領域ごとに独立に変化させて作製することができるため、ワイヤグリッド偏光子の特性を領域毎に変えることができる。これを利用すれば、偏光子領域41a,41b毎に透過軸の方向を変化させた構造とすることができる。
このワイヤグリッドの作製方法としては、基板上に金属膜を形成し、リソグラフィによりパターニングを行うことで、細線状の金属を残すことができる。また、他の作製方法としては、リソグラフィにより基板に溝を形成し、この溝の方向とは直角で基板の法線から傾いた方向(基板面に斜めの方向)から真空蒸着により金属を成膜することで作製することができる。真空蒸着では蒸着源から飛来する粒子はその途中で他の分子もしくは原子にほとんど衝突することはなく、粒子は蒸着源から基板にむかって直線的に進むため、溝を構成する凸部にのみ成膜される一方、溝の底部(凹部)では、凸部に遮蔽されほとんど成膜されない。したがって、成膜量を制御することで、基板上に形成された溝の凸部にのみ金属膜を成膜することができ、金属細線を作製することができる。このワイヤグリッド型偏光子に用いられるワイヤ金属としては、アルミニウムもしくは銀が望ましいが、例えばタングステンなど、そのほかの金属であっても同様の現象を実現できる。また、リソグラフィとしては、光リソグラフィ、電子ビームリソグラフィ又はX線リソグラフィなどが挙げられるが、可視光での動作を想定すると細線の間隔が100nm程度になるため、電子ビームリソグラフィもしくはX線リソグラフィがより望ましい。また、金属の成膜では真空蒸着が望ましいが、主として基板に入射する粒子の方向性が重要であるので、高真空度の雰囲気におけるスパッタリング、もしくはコリメーターを用いたコリメーションスパッタでも可能である。
1;撮像装置、2;光源、3;撮像レンズ、4;偏光フィルタ、
5;固体撮像ユニット、6;雨滴検出処理部、7;駆動制御部、8;信号処理部、
9;外部情報処理部、10;表示装置、11;被写体、21;発光素子、
22;レンズ、41;偏光フィルタの領域、52;撮像素子、61;信号前処理部、
62;画像メモリ、63;演算処理部、64;液滴判別部、65;出力部、
91;信号前処理部、92;画像メモリ、93;距離演算処理部、94;出力部、
100;フロントスクリーン。
特表2005−531752号公報 WO2004/106858号公報
三菱自動車テクニカルレビュー 2008 No.20

Claims (11)

  1. 光源と撮像装置及び信号処理装置を有し、
    前記光源は、透明なスクリーンに対して入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、
    前記撮像装置は、前記スクリーンを介して所定の被写体の画像を撮像可能に配置され、前記光源が前記スクリーンに照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記被写体からの前記スクリーンを透過した光を受光することにより前記所定の被写体の画像を撮像し、
    前記信号処理装置は、前記撮像装置で撮像したS偏光画像の輝度とP偏光画像の輝度に基づいて前記スクリーンに液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする液滴検出装置。
  2. 車両に搭載された光源と撮像装置及び信号処理装置を有し、
    前記光源は、前記車両のフロントスクリーンに対して入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、
    前記撮像装置は、前記フロントスクリーンを介して所定の被写体の画像を撮像可能に配置され、前記光源が前記フロントスクリーンに照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記被写体からの前記フロントスクリーンを透過した光を受光することにより前記所定の被写体の画像を撮像し、
    前記信号処理装置は、前記撮像装置で撮像したS偏光画像の輝度とP偏光画像の輝度に基づいて前記フロントスクリーンに液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする液滴検出装置。
  3. 前記S偏光画像の輝度とP偏光画像の輝度から反射率差を演算し、液滴が付着しているか否かを判別することを特徴とする請求項1又は2記載の液滴検出装置。
  4. 前記撮像装置は、撮像レンズと、該撮像レンズを透過した光束の出射側に設けられ、透過軸が直交して偏光を分離する2つの偏光子領域を有する偏光フィルタと、該偏光フィルタの2つの偏光子領域で分離された偏光を受光して前記スクリーンの表面を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記偏光フィルタの2つの偏光子領域のいずれか一方の偏光子領域を透過した光束でS偏光画像を取得し、他の偏光子領域を透過した光束でP偏光画像を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液滴検出装置。
  5. 前記偏光フィルタでは前記2つの偏光子領域が格子状に配列されていることを特徴とする請求項4に記載の液滴検出装置。
  6. 前記偏光フィルタの各偏光子領域は、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体からなり、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液滴検出装置。
  7. 前記偏光フィルタの各偏光子領域は、ワイヤグリッド型偏光子により構成された請求項1乃至5のいずれかに記載の液滴検出装置。
  8. 車両に搭載された光源と1対の撮像装置及び信号処理装置を有し、
    前記光源は、前記車両のフロントスクリーンに入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、
    前記1対の撮像装置のいずれか一方の撮像装置は、前記フロントスクリーンを介して所定の被写体の画像を撮像可能に配置され、前記光源が前記フロントスクリーンに照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記被写体からの前記フロントスクリーンを透過した光を受光することにより前記車両の前方の被写体の画像を撮像し、他方の撮像装置は、前記車両の前方の被写体の画像を撮像し、
    前記信号処理装置は、液滴検出処理部と外部情報処理部を有し、
    前記液滴検出処理部は、前記一方の撮像装置で撮像したS偏光画像の輝度とP偏光画像の輝度に基づいて前記フロントスクリーンに液滴が付着しているか否を判別し、
    前記外部情報処理部は、前記一方の撮像装置と他方の撮像装置で撮像した前記車両の前方の被写体の画像に基づいて前記被写体までの距離を算出することを特徴とする車載用監視装置。
  9. 前記一方の撮像装置は、撮像レンズと、該撮像レンズを透過した光束の出射側に設けられ、透過軸が直交して偏光を分離する2つの偏光子領域と偏光を分離しない領域を有する偏光フィルタと、該偏光フィルタの各領域を通過した光を受光して前記フロントスクリーン表面を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットとを有し、前記偏光フィルタの2つの偏光子領域のいずれか一方の偏光子領域を透過した光束でS偏光画像を取得し、他の偏光子領域を透過した光束でP偏光画像を取得することを特徴とする請求項8記載の車載用監視装置。
  10. 前記光源とともに他の光源を有し、
    前記光源と前記他の光源は、前記車両のフロントスクリーンの異なる領域に入射角がブリュースター角になる平行光束を照射し、
    前記1対の撮像装置は、前記光源から前記フロントスクリーンの異なる領域に照射した光束の反射光を入射してS偏光画像とP偏光画像を撮像するとともに前記車両の前方の被写体の画像を撮像し、
    前記信号処理装置の液滴検出処理部は、前記1対の撮像装置で撮像したS偏光画像とP偏光画像の反射率の差からフロントスクリーンに液滴が付着しているか否を判別することを特徴とする請求項8又は9記載の車載用監視装置。
  11. 前記1対の撮像装置とともに他の1対の撮像装置を有し、前記1対の撮像装置を近距離計測用とし、前記他の1対の撮像装置を遠距離計測用とし、
    前記信号処理装置の外部情報処理部は、前記近距離計測用の1対の撮像装置と前記遠距離計測用の他の1対の撮像装置で撮像した前記車両の前方の被写体の画像に基づいて前記被写体までの距離を算出することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の車載用監視装置。
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