JP2010210577A - 形状認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2次元構造の断面データが表す形状曲線の近似するための処理を簡単に行い得る装置を構成する。
【解決手段】ベース形状データ生成手段16が、設定領域の3次元データを切り出し計測対象物Tの本来の表面形状を示す2次元データを生成する。詳細形状データ生成手段17が設定領域の3次元データを切り出し計測対象物Tの詳細な表面形状を示す2次元データを生成する。これらの2次元データから曲率取得手段18が曲率を算出する。この曲率取得手段18は、2次元データのサンプルポイントの中央付近を頂点とした点群上又は点群付近を通過する2次曲線を近似曲線として適用し、適用された近似曲線のサンプルポイント中央部での曲率に基づいて前記曲率を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、物体の外面形状を表す3次元データから、その物体の外面形状の認識を行う形状認識装置に関する。
上記のように構成された形状認識装置としては特許文献1には、車両のボディやドアパネル等のプレス加工品の表面の撮影画像を縞解析することで、プレス加工品の表面形状の全体の三次元計測データを生成する三次元計測コントロールユニットを備えており、また、形状認識装置及び歪評価装置を備えている。
形状認識装置は、近似曲線適用手段、曲率導出手段、一様範囲決定手段、近似曲線導出手段を備えている。近似曲線適用手段は、三次元計測データから断面の長さ方向に生成した二次元データのうち、断面の長さ方向に沿った複数の第1データ群について、その曲線に対応するサークルの一部の区間を対応させることで、曲線に複数のサークルを対応させ、曲率導出手段が各サークルの曲率を求めて第1近似曲線を生成する。次に、一様範囲決定手段が、第1近似曲線から一様な範囲を決定し、近似曲線導出手段が、一定の曲率を有する第2近似曲線を導出する。尚、この曲率はサークルの半径の逆数である。
次に、歪評価装置が、第2近似曲線からの逸脱量が設定許容範囲以上のデータを歪みデータとして、歪データ抽出手段が抽出する。つまり、この特許文献1では曲線の各部の形状を所定半径のサークルの円弧の集合として捉え、サークルの隣接するものの半径が近似するものが(曲率が)近似するものが並ぶ領域を一様とする第2近似曲線を生成し、この第2近似曲線を基準として距離率が逸脱する領域に歪みが存在すると判定している。
特開2007‐127610号公報 (段落番号〔0013〕〜〔0028〕、図1〜図5)
車両のボディやドアパネル等のプレス加工品の表面の歪検出処理を考えると、例えば、加工品の理想的な表面形状を示すCADデータ(例えば、金型のCADデータ)等の3次元データと比較することが考えられる。しかしながら、プレス加工品では、加工直後にスプリングバックにより少し形状が膨らむ方向に変形するのが普通であり、CADデータと比較することで表面の歪みを検出することは、CADデータとの相対的な位置決めの精度の面も含めて実用面で困難な面がある。
そこで、特許文献1に記載されるように、計測対象の表面を撮影することで基づいて作り出した三次元データを所定方向に切断した際の二次元断面データから計測対象の表面の各部の曲率を求め、一様となる曲率と、各部の曲率との比較により、その曲率が逸脱する領域に歪みがあると判定するものが有効となる。
つまり、自動車のボディやドアパネルでは、設計された曲線と比較して全体的に湾曲するように歪んでいても、視覚的には歪みと感ずることは殆どなく、一部に窪みや突出部がある場合には、その窪み量や突出量が小さくても視覚的に歪みと感ずることが多い。このような課題に対し、特許文献1に記載される装置では、一様となる曲率が計測対象のベースとなる形状に対応するものであり、このベースになる形状を基準として各部の曲率を比較するものであるため、局部的な歪みの検出を可能にすると云う良好な面を現出するものであった。
しかしながら、特許文献1に記載されるように、二次元断面データの長さ方向に短い間隔でサンプル点を設定し、夫々のサンプル点についてサークルを近似させるものでは、多数のサンプル点が直線状に並ぶ形状である場合には、サークルの半径が極めて大きい値となり処理の負担が大きくなりやすい。
また、サンプル点が描く形状曲線が上に凸と成る場合と下に凸となる場合では、サークルの中心座標が大きく異なることから、例えば、形状曲線の変曲点の近傍では、形状曲線をサークルで近似する場合に、変曲点を基準にして形状曲線の一方の部位を近似するサークルの中心座標が設定された後に、変曲点を基準に曲線の他方の部位を近似するサークルの中心座標の位置が大きく切り換わるものとなり、必然的に大きい数値を扱わねばならず、処理の負担となり易く改善の余地があった。
計測対象物の表面において、比較的狭い領域において大きい曲率で形状が変化する部位が存在する場合には、サンプル点の位置関係によって正確な曲率を求めることが出来ないことも多い。これはサンプル点の間隔が長いほど誤差を招きやすいことから説明が可能であり、この不都合を解消するためにサンプル点の間隔を短くすることも考えられる。しかしながら、サンプル点の間隔を短くした場合にはデータ量の増大を招き、外形曲線の近似を行う際の処理時間も長くなり現実的でない。
本発明の目的は、2次元構造の断面データが表す形状曲線の近似するための処理を簡単に行い得る装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、物体の外面形状を表す3次元データから、その物体の外面形状の認識を行う形状認識装置であって、
前記3次元データの設定領域の形状が詳細に反映する2次元データと、前記3次元データの設定領域の形状が前記詳細より粗く反映する2次元データとを取得し、夫々の2次元データから取得した曲率に基づいて歪値を抽出する形状評価手段を備えると共に、
前記2次元データから曲率を取得する曲率取得手段が、2次元データが示す表面形状において高さ値を示す3点以上のサンプルポイントのうち、中央付近を頂点とした点群上又は点群付近を通過する近似曲線を適用し、適用された近似曲線のサンプルポイント中央部での曲率に基づいて前記曲率を算出するものであり、近似曲線として係数の値が小さいほど曲率が小さくなるものが用いられている点にある。
この構成によると、設定領域の3次元データの形状が詳細に反映する2次元データが表す外面形状に近似する近似曲線から曲率取得手段が複数の曲率を抽出する。また、設定領域の3次元データの形状が粗く反映する2次元データが表す外面形状に近似する近似曲線から曲率取得手段が複数の曲率を抽出する。これらの曲線から歪値を抽出して3次元データの表面形状の評価が可能となる。また、2次元データに近似する近似曲線として係数の設定により近似が可能となり、形状曲線が直線に近い形状である場合には、係数として小さい値を用いることが可能であるので、近似を行う際に大きい数字を用いずに済む。その結果、基準となるベース形状データとの比較により3次元データの形状の評価が可能になると共に、2次元データを近似するための処理を簡単に行い得る装置が合理的に構成された。
本発明は、3次元データが表す外面形状の曲率が所定値を超える領域を除外領域として設定する除外領域設定手段を備え、
前記3次元データの設定領域から除外領域設定手段で設定された設定領域の高さ値が除去された3次元データから前記2次元データが生成しても良い。
これによると、所定値を超える曲率を含む領域が除外領域に設定され、この除外領域を含まない3次元データから2次元データが生成されることになり、結果として、大きい曲率の影響を排除した2次元データを生成し、3次元データの本来の形状に対応した曲率を取得することが可能となる。
3次元計測システムの全体を示す斜視図である。 3次元計測システムのブロック回路図である。 形状認識装置のブロック回路図である 評価処理ルーチンのフローチャートである。 計測対象と座標系とを示す斜視図である。 計測対象の側面図である。 データ変換処理部における変換形態を示す斜視図である。 切り出された3次元データの点群の高さ値を反映させる際の2種の領域のサイズを示す図である。 切り出しにより取得された3次元データの断面構造を示す図である。 近似曲線により形状曲線の曲率を求める際の処理を模式的に示す図である。 曲率の差から歪値を取得する際の処理を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔システム構成〕
図1及び図2に示すように、先端にデジタルカメラを有する撮影ユニットVを備えた多関節型のロボットハンドHと、このロボットハンドHを制御するロボットハンドコントローラAと、撮影ユニットVで撮影した計測対象物Tの画像データを取得する画像取得ユニットBと、この画像取得ユニットBから画像データを取得し物体の外面形状の歪を抽出して出力する形状認識装置Cを備えて3次元計測システムが構成されている。
撮影ユニットVは、計測対象物Tの表面に対し投影レンズ1Lを介して格子パターンを投影するパターン投影装置1と、撮影レンズ2Lを介して計測対象物Tの表面の撮影を行うデジタル型のカメラ2とを備えている。ロボットハンドHは、複数のアーム部3と、夫々のアーム部3を独立して駆動する電動モータ4とを備え、ロボットハンドコントローラAが予めセットされたプログラムを実行することにより、撮影ユニットVで計測対象物Tを異なる方向から撮影する作動が行われ、計測対象物Tの表面全体の撮影を実現する。画像取得ユニットBは、撮影ユニットVで撮影された画像データの格子パターンから計測対象物Tの形状を判定し3次元画像を生成する。
ロボットハンドコントローラAは、コントロールプログラム5に従ってアーム部3を制御するアームコントロール手段6を備えている。画像取得ユニットBはカメラ2から画像データ取得手段7が画像データを取得し、この画像データから3次元画像生成手段8が3次元画像を生成する。画像データから3次元画像を生成する技術は特開2002−257528号公報や特開2004−317495号公報等に示されるように公知のものを用いており、このような処理を行うことにより、計測対象物Tの表面形状が3次元座標系で表される点群となる3次元画像が生成される。
形状認識装置Cは、ディスプレイd、キーボードk、マウスm等が接続する汎用コンピュータによって構成され、画像取得ユニットBから取得した3次元画像から計測対象物Tの表面の歪量を抽出して評価を行い、評価結果をディスプレイdに出力する。
〔制御構成〕
図2及び図3に示すように、形状認識装置Cは、データ取得手段11と、データ変換手段12と、ノイズ除去手段13と、除外領域設定手段15と、ベース形状データ生成手段16と、詳細形状データ生成手段17と、曲率取得手段18と、形状評価手段19と、評価画像生成手段20と、測定対象形状取得手段21とを備えている。
これら、データ取得手段11、データ変換手段12、ノイズ除去手段13、除外領域設定手段15、ベース形状データ生成手段16、詳細形状データ生成手段17、曲率取得手段18、形状評価手段19、評価画像生成手段20、測定対象形状取得手段21は形状認識装置Cとして機能する汎用コンピュータのストレージ上に展開されるソフトウエアで構成されるものであるが、これらをソフトウエアとロジック等のハードウエアとの組み合わせによって構成して良く、ロジック等のハードウエアのみによって構成しても良い。
〔制御形態〕
この制御構成による制御の概要を図4のフローチャートに示しており、制御構成の機能をフローチャートに示した制御の流れと併せて説明する。
データ取得手段11は、通信ケーブルを介して画像取得ユニットBの3次元画像生成手段8で生成された3次元画像を取得する(#01ステップ)。形状認識装置Cでは、撮影ユニットVで撮影された画像から生成された3次元画像だけを処理対象とするのではなく、例えば、STLファイル等のデータ構造を有した3次元データを処理対象にすることも可能である。すなわち、計測対象となる外面表面に対応する点群から直接、ベース形状データ生成手段及び詳細形状データによってベース形状及び詳細形状データを算出することも可能である。
図5及び図6には、計測対象物T(物体の一例)としてドアパネルを示しており、このドアパネルを車体に備えた姿勢での前後方向をX軸方向とし、上下方向をY軸方向とし、幅方向をZとして示している。このドアパネルのパネル部分にはドアハンドル(図示せず)が装着される座面Taと開口Tbとが形成されている。
データ変換手段12は取得した3次元画像から計測対象物Tの表面形状を示す点群(Z座標値・高さ値を示す点の集まり)を設定ピッチのX−Y平面上の格子点上の点群に変換することで3次元データを生成する(#02ステップ)。つまり、データ取得手段11で取得した3次元画像の3次元座標系は、ドアパネルの前後方向・上下方向がX−Y軸方向と必ずしも一致するものではなく、外面形状を示す高さ値(Z方向での値)を示す点群のピッチも、この形状認識装置Cで処理するために適正な値とは云えない。
このような理由からデータ変換手段12は、図7に示すように、計測対象物Tとしてのドアパネルの前後方向をX軸方向に設定し、上下方向をY軸方向に設定し、幅方向(ドアの厚さ方向)をZ軸方向に設定し、3次元画像データ値から3次元データ値を生成する。尚、データ変換手段12で生成された3次元データにおける点群とは、計測対象物Tの表面に存在する仮想点であり、3次元座標で位置が特定されるものを指す。
このように生成される3次元データは、数mm未満の設定ピッチのX−Y平面を基準にして高さ値がZ座標として表されるデータ構造を有する。この変換を行う際には、データ取得手段11で取得した点群(同図では3次元画像値として示す)が存在しない領域における高さ値を求める処理が必要となるが、この処理として、例えば、バイリニア法や、ニアレストネイバー法のように隣接する点群の高さ値を反映させた高さ値を補間処理により新たに作り出すことになる。これらの処理が行われることにより、X−Y平面を基準にしてZ方向で高さ値が示される単純なデータ構造の3次元データが生成され、結果として、データ量を低減する。また、このデータ変換手段12ではSTLファイルのようにポリゴンを生成するデータを含むものでは、このデータを取り除く処理を行うことになる。
ノイズ除去手段13は、3次元データに含まれるノイズを除去する(#03ステップ)。この除去では表面形状を示す複数の座標(高さ値)を、所定の領域毎について移動平均をとる処理が行われる。この処理により注目座標における高さ値が周辺の高さ値と比較してかけ離れた値である場合には、周辺の高さ値を反映した値に変換され、結果としてノイズが除去される。尚、このノイズ除去手段13によるノイズ除去の処理形態は、特許文献1に示されるように、表面形状を示す多数の点群の1つを特定点とし、その特定点の座標値(高さ値)と、これに隣接する点の座標値(高さ値)とを比較し、高さ値の差に基づいてスムージングの処理を行う等、移動平均を取る処理以外の処理形態であっても良い。
除外領域設定手段15は、曲率取得モジュールと、領域設定モジュールとを有し、除外領域設定処理を行う(#04ステップ)。曲率取得モジュールは、ノイズが除去された3次元データを取得して曲率取得手段18に与えることで、この曲率取得手段18が3次元データから生成した2次元データの点群から算出した計測対象物Tの形状を示す曲率を取得する。領域設定モジュールは、曲率が設定値を超える(曲線の半径が小さい)領域を抽出し、この領域や、この領域で取り囲まれる部位をX−Y座標系で位置が表される除外領域に設定する。(曲率取得手段18の処理形態は後述する)。
この処理では、曲率取得手段18によって計測対象物Tの外面形状の曲率を算出する処理が必須となり、できるだけ狭い領域毎の曲率を算出することが望ましい。
この実施形態では曲率に基づいて除外領域を設定しているが、曲率だけではなく、平均的な表面より設定量を超えて突出する部位や、設定量を超えて窪む領域があれば、これらを含む部位、あるいは、これらで取り囲まれる部位を除外領域とするように領域設定モジュールの処理形態を設定しても良い。
本発明の形状認識装置Cでは、後述するようにベース形状データ生成手段16と詳細形状データ生成手段17とにおいてノイズが除去された3次元データから3次元データを切り出し、この3次元データの点群から切り出した領域の表面形状が反映される2次元データ構造の表面形状データを生成し、この表面形状データを曲率取得手段18に与える処理を行う。曲率取得手段18では与えられた表面形状データの点群から複数の曲率を算出し、ベース形状データ生成手段16と詳細形状データ生成手段17夫々のフィードバックすることでベース形状データと詳細形状データとが生成される。
しかしながら、計測対象物Tの座面Taのように比較的狭い領域において大きい曲率で形状が変化する部位が存在する場合には、点群の位置と、計測対象物Tにおける現実の曲面との位置関係によっては正確な曲率を求めることが出来ないことも多い。このような領域を評価対象の領域に含めた場合には評価の精度低下を招くことから、計測対象物Tの外面形状の評価を行う際に精度低下を招く領域を除外するために、除外領域設定手段15が除外領域を設定する。
ベース形状データ生成手段16と詳細形状データ生成手段17とは、3次元データ切り出しモジュールと、除外処理モジュールと、2次元データ化モジュールと、曲率取得モジュールとを有している。
詳細形状データ生成手段17は、ノイズが除去された3次元データから設定幅の3次元データを切り出し、切り出した3次元データの表面形状が反映される2次元データ構造となる単一の表面形状データを生成し、この表面形状データから取得した複数の曲率で表される詳細形状データを生成する(#05ステップ)。
具体的な処理としては、3次元データ切り出しモジュールが、Y軸方向で設定幅となる領域の3次元データを切り出し、図8に示すようにX軸方向で第1設定間隔D1(30mm程度・第1設定範囲の一例)の範囲に含まれる点群をZ座標(高さ値)に反映させる処理を行う。この処理では、複数の点群のZ座標を反映させる領域のサイズとして第1設定間隔D1が設定され、このサイズの領域を点群のピッチでX軸方向に移動させ乍ら、その領域の移動平均を取る等の処理によりX軸方向での点群ピッチと等しいピッチでZ座標(高さ値)が生成される(#05ステップの〈a〉)。次に、除外処理モジュールが3次元データのうち除外領域に含まれる点P(高さ値)が存在する場合には、その点Pを除外する(#05ステップの〈b〉)。
この後、2次元データ化モジュールが座標変換を行うことにより、3次元データを2次元データ化して表面形状データを得る(#05ステップの〈c〉)。そして、曲率取得モジュールが、表面形状データを曲率取得手段18に与えることで、この曲率取得手段18から表面形状データの形状に対応した複数の曲率を取得し、複数の曲率で成る詳細形状データを生成する(#05ステップの〈d〉)。
ベース形状データ生成手段16は、詳細形状データ生成手段17と同様にノイズが除去された3次元データから設定幅の3次元データを切り出し、切り出した3次元データの表面形状が反映される2次元データ構造となる単一の表面形状データを生成し、この表面形状データから取得した複数の曲率で表されるベース形状データを生成する(#06ステップ)。
具体的な処理としては、3次元データ切り出しモジュールが、Y軸方向で設定幅となる領域の3次元データを切り出し、図8に示すようにX軸方向で第2設定間隔D2(第1設定間隔D1の2倍〜10倍程度・第2設定範囲の一例)の範囲に含まれる点群をZ座標(高さ値)に反映する処理を行う。この処理では、複数の点群のZ座標を反映させる領域のサイズとして第2設定間隔D2が設定され、このサイズの領域を点群のピッチでX軸方向に移動させ乍ら、その領域の移動平均を取る等の処理によりX軸方向での点群ピッチと等しいピッチでZ座標(高さ値)が生成される(#06ステップの〈a〉)。次に、除外処理モジュールが3次元データのうち除外領域に含まれる点P(高さ値)が存在する場合には、その点Pを除外する(#06ステップの〈b〉)。
この後、2次元データ化モジュールが座標変換を行うことにより、3次元データを2次元データ化して表面形状データを得る(#06ステップの〈c〉)。そして、曲率取得モジュールが、表面形状データを曲率取得手段18に与えることで、この曲率取得手段18から複数の曲率を取得し、複数の曲率で成るベース形状データが生成される(#06ステップの〈d〉)。
このように#05ステップ、#06ステップにおいて、除外領域に含まれる点Pを除去する処理では、高さ値を「0」にする処理を行うのではなく、高さ値(点P・点群)が存在しない状態にする。
図5、図6に示すように、計測対象物Tの表面形状が湾曲しているものでは、切り出した3次元データの点群が示す高さ値も円弧状を示す。従って、切り出された3次元データについてY軸方向の座標値としてY1、Y2‥‥Ynを与えた場合には、図9に示す如く、Y1、Y2‥‥Ynに対応する高さ値はZ軸方向で高さが互いに異なる値となる。
このような理由から、#05ステップと#06ステップの(c)との処理の座標変換として、Y軸方向での複数の点P毎の法線と、Z軸と平行する基準軸との間の角度θだけ、対応する湾曲中心で回転させて同一の平面上に投影する座標変換により2次元データ構造の表面形状データが生成される。尚、湾曲中心は3次元データにおいて表面形状を示すY軸方向での点群(高さ値)の分布が示す形状から点P毎に算出される。
曲率取得手段18は、2次曲線適用モジュールと曲率演算モジュールとを有している。#05ステップと#06ステップの(d)との処理において、表面形状データが与えられ、この表面形状データの点群が表す形状曲線に対応する複数の曲率を生成する。この曲率取得手段18は、2次曲線適用モジュールが点群で表される形状曲線に対応して2次曲線を適用し、この2次曲線から曲率演算モジュールが曲率を演算し、この演算結果を詳細形状データ生成手段17と、ベース形状データ生成手段16にフィードバックすることになる。
曲率取得手段18の2次曲線適用モジュールは、図10(a)、図10(b)に示す如く、表面形状データの形状曲線に対応した点群をサンプルポイントPとし、この複数のサンプルポイントPのうち、3点以上のサンプルポイントPを設定する。そして、中央付近を頂点とした点群付近を通過する2次曲線を近似曲線Fとして適用し、適用された近似曲線のサンプルポイントPの中央部での曲率に基づいて曲率を算出する。この近似曲線Fは2次曲線であることから、係数の値の増減により複数のサンプルポイントPと一致する位置又は近似する位置を通過する形状が設定される。また、この2次曲線とは2次微分可能な関数として捉えることが可能である。
尚、2次曲線で成る近似曲線Fを設定する場合に、サンプルポイントPが表す形状曲線が下に凸であると、近似曲線Fの係数は正「+」になり、上に凸であると、係数は負「−」になる。また、サンプルポイントが表す形状曲線が直線に近いものであるほど近似曲線Fの係数は「0」に近い値となる。従って、サンプルポイントPが表す形状曲線が上に凸から下に凸に変化する変曲点においても係数の値が正から負に切り換わるだけで済み、形状曲線が直線に近いものでも無理なく近似曲線Fを設定できる。この曲率取得手段18では、近似曲線Fとして2次曲線を用いているが、例えば、3次関数以上の高次関数曲線や、サインカーブや、双曲線等を用いるものであっても良い。
曲率演算モジュールで曲率を求めるには、近似曲線のサンプルポイント中央部(頂点付近)での湾曲の程度から直接的に取得することも可能である。具体例の1つとして近似曲線の湾曲の程度を数値化してテーブルとして保存しておき、湾曲の程度に基づいてテーブルから曲率値を取得する処理が考えられる。また、曲率を求める具体的な処理形態としては、曲率演算モジュールが、センターラインQを設定し、このセンターラインQの方向で中央のサンプルポイントPからの距離と、このセンターラインから直交する方向での近似曲線Fまでの距離とが一致する位置と、中央のサンプルポイントPまでの距離の1/2を中心点Sに想定し、この中心点Sを中心とし、頂点に内接するものの半径を曲率の半径rとし、この半径rの逆数を曲率とする演算を行っても良い。このように曲率を求める処理においてセンターラインQの設定や中心点Sの設定は、図10に示すものに限るものではなく、例えば、センターラインQを2つのサンプルポイントPの中間に設定することや、処理に適した任意のものに設定することも可能である。
このような処理からベース形状データは複数の曲率で構成され、詳細形状データも同様に複数の曲率で構成される。
この実施の形態では、除外領域設定手段15と、ベース形状データ生成手段16と、詳細形状データ生成手段17とからの指示によって曲率取得手段18が曲率の演算を行っているが、これに代えて除外領域設定手段15と、ベース形状データ生成手段16と、詳細形状データ生成手段17において、曲率取得手段18と同様の処理を行うモジュールを備え、そのモジュールで曲率を算出する処理を行っても良い。
詳細形状データとベース形状データとを生成する際には、計測対象物Tの全面の形状評価を行うために、3次元データ切り出しモジュールが切り出し領域をY軸方向にシフトしながら#05、#06ステップの処理が反復して行われる(#07ステップ)。特に、切り出す対象をY軸方向にシフトする際には、先に切り出される3次元データと、この後に切り出される3次元データとがY軸方向で重複しないように処理形態が採用されているが、Y軸方向で一部重複するように処理形態を設定しても良い。
形状評価手段19は、ベース形状データと詳細形状データとの複数の曲率のうちX軸方向で同一の領域における曲率同士を比較して歪値を取得する(#08ステップ)。この歪値は曲率の値の差を算出する単純な処理であるが、図11に示すように、ベース形状データの曲率を基準にし、詳細形状データ曲率との差を歪値として抽出する。
〔形状評価手段の異なる処理形態〕
特に、本発明では、歪値を取得する際に、ベース形状データと詳細形状データとの複数の曲率から想定される2種の外形曲線(図示せず)を演算によって生成し、ベース形状データに対応する外形曲線と、詳細形状データに対応する外形曲線との差(オフセット量)から歪値を取得するように形状評価手段19の処理形態を設定しても良い。この処理形態を採用することにより、ベース形状データを基準にした詳細形状データの凹凸量を実寸に近い値で取得することになる。
評価画像生成手段20は、測定対象形状取得手段21から計測対象物Tの外縁を示すアウトラインを示す形状イメージデータを取得し、この形状イメージデータの内部領域に対して同じ歪値を含むエリアを設定し、夫々のエリアに対し、そのエリアに対して歪値に対応した色相・濃度のペイントを行い、このイメージをディスプレイdに表示する(#09ステップ)。
この評価画像生成手段20の処理が行われることにより、ディスプレイdには計測対象物Tの形状のイメージが表示されると共に、この形状のイメージの内部領域に対して、突出方向の歪みと、窪み方向の歪みとを異なる色相で表示する共に、歪みの量に対応して濃度や色相を異ならせることで、歪みが存在する領域と歪みの方向と歪みの程度とが視覚的に把握できるものにする。
〔実施の形態の概要〕
このように、本発明によると、撮影ユニットVで取得した3次元データ構造の撮影データから3次元データを生成し、ノイズの除去の後に、この3次元データの所定の領域の形状を粗く反映した曲率群で成るベース形状データを生成すると共に、3次元データの所定の領域の形状を詳細に反映した曲率群で成る詳細形状データを生成する。この後に、生成されたベース形状データと詳細形状データとにおける同一の領域の曲率を比較して歪値を取得するので、例えば、全体的に緩やかな凸状となる外面形状の一部の狭い領域に凹状の歪みが存在する場合でも、この凹状の歪みを的確に検出できるものとなる。
また、計測対象物Tに歪みが存在する場合には、ディスプレイdに計測対象物Tと同じ形状のイメージを表示し、そのイメージの内部に歪みの分布の領域を表示し、その領域毎に歪みに対応した色相・濃度のペイントを行うので、視覚的に歪みが存在する位置を把握できると同時に、歪みの方向(凸あるいは凹)と、歪みの程度とを視覚的に把握できるものとなる。
〔別実施形態〕
本発明では、撮影によって取得した3次元データでも、STLファイル構造の3次元データであっても、取得した3次元データから直接的に詳細形状データとベース形状データとを生成するように処理形態を設定しても良い。具体例を挙げると、詳細形状データ生成手段17が、計測対象物Tの外面形状を示す3次元データの点群の座標のうち、所定方向で設定幅の点群の座標を取得し、この点群から第1設定間隔D1毎の点群を取得し、この点群の周辺点群から最小自乗法等により近似平面を定義し、この近似平面の原点0を設定する。
次に、この近似平面の法線方向をZ’軸として、このZ’軸を含む平面(例えば、Z’−X’平面)に対して周辺点群の座標が反映する写像(2次元データ)を生成する。この写像に対して近似曲線を適用し、その近似曲線の曲率計算することで原点0を検査点とする詳細形状データの曲率を得る。これと同様に、ベース形状データ生成手段16が、第2設定間隔D2毎の点群から原点0を検査点とするベース形状データの曲率を得る。この原理により複数の原点0に基づく詳細形状データとベース形状データの曲率を得ることが可能となり、前述同様の処理により詳細形状データとベース形状データの曲率から歪値を取得し、表示することで歪みを把握し得るものとなる。
この別実施形態では、除外領域を除外する処理を説明していないが、ベース形状データ生成手段16又は詳細形状データ生成手段17が取得した3次元データにおいて除外領域を設定し、処理対象から除外しても良く、取得した3次元データにノイズが含まれる可能性があるものでは、ベース形状データ生成手段16又は詳細形状データ生成手段17が取得した後にノイズの除去を行うように処理形態を設定しても良い。
本発明は、金型を製造する3次元データや、工作機械で削り出し加工を行うための3次元データの評価に利用することができる。
14 断面データ生成手段
15 除外領域設定手段
18 曲率取得手段
20 形状評価手段
F 近似曲線
P サンプルポイント

Claims (2)

  1. 物体の外面形状を表す3次元データから、その物体の外面形状の認識を行う形状認識装置であって、
    前記3次元データの設定領域の形状が詳細に反映する2次元データと、前記3次元データの設定領域の形状が前記詳細より粗く反映する2次元データとを取得し、夫々の2次元データから取得した曲率に基づいて歪値を抽出する形状評価手段を備えると共に、
    前記2次元データから曲率を取得する曲率取得手段が、2次元データが示す表面形状において高さ値を示す3点以上のサンプルポイントのうち、中央付近を頂点とした点群上又は点群付近を通過する近似曲線を適用し、適用された近似曲線のサンプルポイント中央部での曲率に基づいて前記曲率を算出するものであり、近似曲線として係数の値が小さいほど曲率が小さくなるものが用いられている形状認識装置。
  2. 3次元データが表す外面形状の曲率が所定値を超える領域を除外領域として設定する除外領域設定手段を備え、
    前記3次元データの設定領域から除外領域設定手段で設定された設定領域の高さ値が除去された3次元データから前記2次元データが生成される請求項1記載の形状認識装置。
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