JP2010209328A5

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Publication number: JP2010209328A5
Application number: JP2010044619A
Authority: JP
Filing date: 2010-03-01
Publication date: 2013-03-21

Claims

スルホン酸基を有する化合物でグラフト化されたポリマーを含み、かつ流体をパーベーパレーションするように適合された乾燥用ポリマー物質。
請求項１に記載の乾燥用ポリマー物質であって、
前記流体が水、水蒸気またはその両方を含むか、または
前記スルホン酸基を有する化合物がスルホン化スチレン、スルホン化ポリスチレン、スルホン化スチレン共重合体もしくはそれらのいずれかの誘導体を含むか、または
前記乾燥用ポリマー物質がポリ（フッ化ビニリデン）−グラフト−ポリ（スチレンスルホン酸）（ＰＶＤＦ−ｇ−ＰＳＳＡ）もしくはそのいずれかの塩もしくは誘導体を含むか、または
スルホン化ポリマーの前の前記ポリマーのグラフト化の割合（％）が２０〜５０％の範囲にあるか、または
前記乾燥用ポリマー物質のスルホン化の割合（％）が４０〜１００％の範囲にあるか、または
前記乾燥用ポリマー物質が膜を含むか、または
約２０ＭＰａ以上の極限引張強さを有するか、または
約１５０ＭＰａ以上のヤング率を有するか、または
８０％以上の伸びを呈する、
乾燥用ポリマー物質。
前記ポリマーがポリオレフィン、フッ素重合体またはこれらの組み合わせを含み、前記フッ素重合体がポリ（フッ化ビニリデン）（ＰＶＤＦ）またはそのいずれかの誘導体を含む、請求項１に記載の乾燥用ポリマー物質。
前記乾燥用ポリマー物質が乾燥用チューブを含む、請求項１に記載の乾燥用ポリマー物質。
請求項４に記載の乾燥用ポリマー物質であって、
前記チューブの内径が１．０±０．１ミリメートル（ｍｍ）であり、前記チューブの外径が１．２４±０．０２ｍｍであり、前記チューブの長さが５０ｍｍである場合に、前記チューブが、２２℃の温度および湿度３４％で１００％を超える水吸収を有するか、または
前記チューブの内径が１．０±０．１ミリメートル（ｍｍ）であり、前記チューブの外径が１．２４±０．０２ｍｍであり、前記チューブの長さが５０ｍｍである場合に、前記チューブが、２２℃の温度および湿度３４％で１５０マイクロリットル／時間を超える水エバポレーション速度を有するか、または
前記乾燥用チューブが実質的に円形の内側断面を有するか、または
前記乾燥用チューブが、実質的に円形の内側断面および非円形の外側断面を有するか、または
前記乾燥用チューブが、非円形の内側断面および実質的に円形の外側断面を有するか、または
前記乾燥用チューブが、非円形の内側断面および合致する非円形の外側断面を有する、

乾燥用ポリマー物質。
前記乾燥用ポリマー物質が乾燥用チューブを含み、前記乾燥用チューブが内側導管を含み、前記内側導管の少なくとも一部分の内側断面が実質的に非円形であり、かつ前記内側導管の内壁に近接して液体を集めるように適合され、従って前記乾燥用チューブの中には実質的に液体の流れを有しないようにできるように適合されている、請求項１に記載の乾燥用ポリマー物質。
請求項６に記載の乾燥用ポリマー物質であって、
前記内側導管の前記断面が実質的にｎ個の突起の星型（ｎは２〜１０の値を有する整数である）に類似しているか、または
前記内側導管の前記断面が実質的にｎ枚の花びらの花型（ｎは２〜１０の値を有する整数である）に類似している、
乾燥用ポリマー物質。
流体をパーベーパレーションするように適合された乾燥用ポリマー物質の調製のためのプロセスであって、
ポリマーを所望の形態に加工する工程と、
前記ポリマーの少なくとも一部分を活性化する工程と、
前記ポリマーの活性化された部分を、スルホン化されるように適合された基を有する化合物でグラフトする工程と
を含むプロセス。
請求項８に記載のプロセスであって、
前記流体が水、水蒸気またはその両方を含むか、または
前記ポリマーがポリオレフィン、フッ素重合体またはこれらの組み合わせを含むか、または
前記フッ素重合体がポリ（フッ化ビニリデン）（ＰＶＤＦ）またはそのいずれかの誘導体を含むか、または
前記スルホン化されるように適合された基がスチレン、ポリスチレン、スチレン共重合体またはそれらのいずれかの誘導体を含むか、または
前記乾燥用ポリマー物質がポリ（フッ化ビニリデン）−グラフト−ポリ（スチレンスルホン酸）（ＰＶＤＦ−ｇ−ＰＳＳＡ）またはそのいずれかの塩もしくは誘導体を含むか、または
前記ポリマーのグラフト化の割合（％）が２０〜５０％の範囲にあるか、または
活性化が照射を含むか、または
加工する工程が押出、成形またはその両方を含むか、または
グラフト化されたポリマーの基をスルホン化して、これにより水をパーベーパレーションするように適合されたポリマー物質を得る工程をさらに含み、好ましくは、前記乾燥用ポリマー物質のスルホン化の割合（％）が４０〜１００％の範囲にある、
プロセス。
前記所望の形態がチューブを含み、前記得られた乾燥用ポリマー物質が乾燥用チューブを含む、請求項８に記載のプロセス。
請求項１０に記載のプロセスであって、
前記乾燥用チューブが実質的に円形の内側断面を有するか、または
前記乾燥用チューブが実質的に円形の内側断面および非円形の外側断面を有するか、または
前記乾燥用チューブが非円形の内側断面および合致する非円形の外側断面を有するか、または
前記乾燥用チューブが非円形の内側断面および合致する非円形の外側断面を有する、
プロセス。
呼気採取システムであって、
スルホン酸基を有する化合物でグラフト化されたポリマーを含み、かつ流体をパーベーパレーションするように適合された乾燥用ポリマーチューブと、
前記乾燥用ポリマーチューブを呼気採取チューブに接続するように適合されたコネクタ、および強化要素のうちの少なくとも１つと
を含む呼気採取システム。
請求項１２に記載のシステムであって、
前記流体が水、水蒸気またはその両方を含むか、または
前記コネクタ、前記強化要素、またはその両方が、前記乾燥用ポリマーチューブとともに成形されている、
システム。
水パーベーパレーションに適合された管路系の調製方法であって、
１以上のさらなるチューブに接続するように適合された少なくとも１つのコネクタ、少なくとも１つの強化要素またはこれらの組み合わせを有するチューブの形態にポリマーを成形する工程と、
前記チューブの少なくとも一部分を活性化する工程と、
前記チューブの活性化された部分を、スルホン化されるように適合された基を有する化合物でグラフトする工程と
を含む方法。
前記スルホン化されるように適合された基をスルホン化して、これにより水をパーベーパレーションするように適合されたチューブと、１以上のさらなるチューブに接続するように適合された少なくとも１つのコネクタおよび／または少なくとも１つの強化要素とを含む管路系を得る工程をさらに含む、請求項１４に記載の方法。