JP2010208837A - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート材のセットをユーザ等が短時間に容易に行うことができ、しかも、搬送不良のリスクの少ない給紙装置、およびこのような給紙装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】底板42が弾性機構の弾性力にて上方に付勢されて底板42に載積されたシート材Pが給紙ローラ48に接触する給紙可能状態と、弾性機構の弾性力に抗して底板42が下降したシートセット状態との切換えを可能としている。押え爪55と付勢手段Mと退避手段M1を備える。付勢手段Mは、給紙可能状態で押え爪55をシート材Pの上方に位置させて、押え爪55をシート材押え状態となるように付勢する。退避手段M1は、シートセット状態で付勢手段Mの付勢力に抗して、押え爪55を底板42に載積されるシート材Pのセット位置の上方位置から退避させて、退避状態とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、および積載した原稿・用紙等のシート材を順次一枚ずつ分離して送り出す給紙装置に関する。
画像形成装置においては、一般的には、給紙カセット(給紙装置)内の底板上にシート材を積載して、その幅方向両側をサイドフェンスで整合し、底板を上昇させてシート材を下流側に搬送(給紙)していた。
しかしながら、このような給紙装置では、シート材を一枚ずつ搬送するのが好ましいが、2枚以上の複数枚が給紙される重送が発生することがある。このため、従来には、このような重送防止方法として、分離爪方式やフリクションパッド方式がある。
分離爪方式は、シート材の送り方向側の角部付近を上方から押さえるための押え爪を有するものである。このような分離爪方式では、シート材の押え爪はセットするシート材の各種幅に対応して移動可能で、シート材の幅方向位置を規制する前記サイドフェンスに配置されているものも多い。
フリクションパッド方式は、シート材に押し当てられる給紙ローラと、この給紙ローラのシート材当接部位よりも下流側で給紙ローラに圧接するフリクションパッドとを有するものである。すなわち、給紙時、給紙ロ−ラを回転させて、シート材を繰り出して給紙ローラとフリクションパッドとの間にシート材を導き、それらの間でシート材を順次一枚ずつ分離しながら送り出すものである。
フリクションパッド方式であっても、給紙したシート材が、サイドフェンスにより幅方向が規制された状態から、上方に逃げることでシート材の搬送性が悪くなる。また、装置本体から給紙カセットの取り出しの際、本体側に配置した給紙ローラと当接したシート材が離間することで、底板が上昇してシート材の上面がカセットから大きく突出(露出)する。このため、フリクションパッド方式であっても、押え爪を設けて、この押え爪にてシート材を押え前記のような問題点を解決しようとしたものがある。なお、この場合も、サイドフェンスの上部に押え爪が配置される。
しかしながら、押え爪を有するものでは、給紙カセット内に新たなシート材を補給したり、シート材の交換の為にシート材を取り出したりする際に、シート材が押え爪に接触するおそれがある。このため、ユーザ等にとっては作業しにくいものとなっていた。また、シート材が押え爪に干渉することで、シート材が損傷する(ダメージ痕がつく)おそれもあった。
さらに、シート材のセット規定高さ上限付近までシート材を多量にセットしたり、そのようにシート材が多量である場合に取り出す際には、シート材と押え爪が近接しているため、シート材のセットや取り出し操作の困難性を招いていた。
以上のような問題を回避するため、例えば、特許文献1や特許文献2では、シート材のセット時に、押え爪を略上方に移動させて、セットするシート材上面と押え爪の間の距離を大きくしていた。これによって、シート材のセットや取り出し操作の容易化を図っている。
また、特許文献3では、押え爪が配置されたサイドフェンスを、給紙カセット内でシート材の搬送方向に移動可能としていた。シート材のセット時にはサイドフェンスを搬送方向下流側に移動させて押え爪をシート材のセット位置上方から退避させていた。このようにすることによって、シート材と押え爪とが当たらないようにしている。
すなわち、従来の押え爪を有する給紙装置は、一般には、図10に示すように、シート材101が積載される底板102と、底板102に載積されたシート材101の搬送方向と直交する方向の幅方向両側に配設されるサイドフェンス103と、シート材101の搬送方向のシート材の上流側に配設されるエンドフェイス104とを備える。そして、サイドフェンス103に押え爪105が設けられる。
押え爪105を略上方に移動させるタイプの場合、図10に示す方法で行われる。すなわち、複数のシート材を重ね合せてなる重ね合せ体Sを、押え爪105を上昇させた状態で、斜め上方から、エンドフェイス104や押え爪105に接触させないように、底板102上に載置する。その後は、押え爪105を下降させる。
しかしながら、図10に示す方法で行う場合、重ね合わせ体Sをセットする際に、ユーザは押え爪105等に重ね合わせ体Sが干渉しないように注意しつつ、重ね合せ体Sを斜め上方からセットする必要があり、作業性(セット性)に劣るものであった。
また、サイドフェンスが搬送方向下流側に移動させるタイプの場合、図11に示す状態から図12に示す状態となるように、サイドフェンス103を、搬送方向側へスライドさせることになる。
この場合、押え爪105が退避する位置でシート材101の搬送ガイド107と干渉させないため、図12に示すように、搬送ガイド107に逃げ部108を設けなければならない。ここで、搬送ガイド107とは、給紙ローラ110でシート材101を給紙する際のガイドとなるものである。
しかしながら、このような逃げ部108を設けたものであれば、シート材101をこの搬送ガイド107にてガイドする際、この逃げ部108にシート材101が引っ掛かって搬送不良を起す場合がある。特に、サイドフェンス103が、シート材幅方向に移動するものであれば、逃げ部が必要となる範囲が広くなる。このため、このような構成を実現するのが非常に困難となる。
本発明は、斯かる事情に鑑み、シート材のセットをユーザ等が短時間に容易に行うことができ、しかも、搬送不良のリスクの少ない給紙装置、およびこのような給紙装置を備えた画像形成装置を提供しようとするものである。
本発明の給紙装置は、底板が弾性機構の弾性力にて上方に付勢されてこの底板に載積されたシート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態と、弾性機構の弾性力に抗して底板が下降したシートセット状態との切換えを可能とした給紙装置であって、押え爪と、前記給紙可能状態で前記押え爪をシート材の上方に位置させて、シート材押え状態となるように付勢する付勢手段と、前記シートセット状態で前記付勢手段の付勢力に抗して、前記押え爪を、底板に載積されるシート材のセット位置の上方位置から退避させて、退避状態とする退避手段とを備えたものである。
本発明の給紙装置によれば、退避手段にて押え爪を底板に載積されるシートのセット位置の上方位置から退避させた退避状態とすることができ、この退避状態では、シート材のセット位置の上方位置に押え爪が存在しないことになる。このため、カセット取り出し状態(この給紙装置が用いられる複写機等からの取り出した状態)で、シート材が底板にセットされていない状態で退避状態とすれば、底板の上方からシート材を底板に載せてセットすることができる。また、シート材が底板にセットされている状態では、シート材を底板から上昇させることによって、この給紙装置から取り出すことができる。
また、退避手段を作用させなければ、付勢手段にて押え爪がシート材の上方に位置するシート材押え状態となる。そして、このシート材押え状態では、シート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態であり、シート材の給紙ローラに対する接触が安定する。
底板に載積されたシート材の搬送方向と直交する方向の幅方向両側にサイドフェンスが配置され、このサイドフェンスの前記幅方向の往復動を可能とするとともに、このサイドフェンスに、少なくとも押え爪と付勢手段と退避手段とを配置するのが好ましい。このように、サイドフェンスの幅方向の往復動を可能とすれば、シート幅の相違する種々のシート材に対応することができる。
前記付勢手段の付勢力で押え爪がシート材の上方に位置したシート材押え状態において、給紙ローラからシート材が離間した状態で、前記シート材が押え爪に当接して前記底板の上昇を規制するようにするのが好ましい。
前記したカセット取り出し状態では、給紙ローラからシート材が離間した状態となる。この状態となった場合、押え爪にてシート材の上昇を規制することができる。
前記押え爪は、底板に載積されたシート材の送り出し側の角部に位置し、シート材の分離かつ送出するための分離爪として機能するのが好ましい。このように、押え爪が分離爪として機能すれば、シート材を一枚ずつ給紙ローラを介して、この給紙装置から順次給紙していくことができる。
押え爪はその基端側が枢結されて、その枢結軸を中心とした揺動によって、退避状態とシート材押え状態との切換を可能とするとともに、シート材押え状態から退避状態へは、押え爪が水平状態からその枢結軸を中心として押え爪の先端側が装置内部側において下方へ揺動し、退避状態からシート材押え状態へは押え爪の先端側が下方に位置した状態からその枢結軸を中心として装置内部側において上方へ揺動するのが好ましい。
この場合、押え爪がシート押え状態から退避状態に変位する場合、装置内部側において下方向に揺動し、退避状態からシート押え状態に変位する場合、装置内部側において上方向に揺動する。すなわち、押え爪の揺動範囲が装置内部(給紙カセット内部)である。このため、複写機等に対するこの給紙装置の出し入れ時等に、押え爪が他の部位と干渉することを防止できる。また、押え爪が給紙ローラよりも搬送方向下流側に設けられる搬送用ガイド側に移動することがない。
前記押え爪の退避状態からシート押え状態へは、底板上のシート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態となる変位より早く変位するのが好ましい。すなわち、シート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態となるよりもシート押え状態に早くなり、底板と押え爪との間にシート材が挟まった状態で停止することがなくなって、押え爪がシート押え状態となる位置に到達しないことを回避できる。
本発明の画像形成装置は、前記給紙装置を備えたものである。
本発明では、退避状態とすれば、シート材が底板にセットされていない状態では、底板の上方からシート材を底板に載せてセットすることができる。また、シート材が底板にセットされている状態では、シート材を底板から上昇させることによって、この給紙装置から取り出すことができる。このように、シート材のセット性及び取り出し性に優れ、ユーザ等にとって作業時間の短縮を図ることができるとともに、押え爪等にシート材を引っ掛けることを有効に回避でき、シート材の損傷を防止できる。
また、サイドフェンスの前記幅方向の往復動を可能としたものでは、シート幅の相違する種々のシート材に対応することができ、サイズの相違するシート材を簡単にセットでき、使い勝手のよい給紙装置となる。しかも、サイドフェンスに、押え爪と付勢手段と退避手段とを配置しているので、サイドフェンスを、使用するシート材のサイズに合わせれば、押え爪の位置もシート材に対応するものとなり、押え爪は、前記したような作用効果を有効に発揮することができる。
給紙ローラからシート材が離間した状態で、前記シート材が押え爪に当接して前記底板の上昇を規制するものでは、カセット取り出し状態で、シート材の上昇を規制することができる。このため、カセット取り出し状態で、最上層のシート材が給紙可能状態の高さ位置よりも大きく上昇しない。したがって、カセット取り出し状態で、シート材が他の部位と干渉することを防ぐことができる。
押え爪が分離爪として機能すれば、シート材を一枚ずつ給紙ローラを介して、この給紙装置から順次給紙していくことができ、安定した給紙機能を発揮することができる。
押え爪が、枢結軸を中心として揺動するものでは、複写機等に対するこの給紙装置の出し入れ時に、押え爪が他の部位と干渉することを防止できる。このため、従来のような逃げ部等を設ける必要がなくなって、装置の大型化を回避することができる。さらに、シート材の給紙時には逃げ部形成による搬送不良を生じさせない。
シート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態となるよりもシート押え状態に早くなるものでは、底板と押え爪との間にシート材が挟まった状態で停止することがなくなって、押え爪がシート押え状態となる位置に到達しないことを回避できる。これによって、シート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態とすることができ、給紙作業が安定する。
本発明に係る給紙装置を用いた画像形成装置の簡略全体図である。 前記給紙装置の給紙可能状態の断面側面図である。 前記給紙装置のシートセット状態を示す断面側面図である。 前記給紙装置の押え爪のシート押え状態の要部正面図である。 前記給紙装置の押え爪の退避状態の要部正面図である。 前記給紙装置の押え爪のシート押え状態の要部側面図である。 前記給紙装置の押え爪のシート押え状態の要部正面図である。 前記給紙装置の押え爪の退避状態の要部側面図である。 前記給紙装置の押え爪の退避状態の要部正面図である。 従来の給紙装置のシート材供給状態の断面側面図である。 従来の他の給紙装置のシート材供給前の断面側面図である。 従来の別の給紙装置のシート材供給前の断面側面図である。
以下、図に示す実施例による本発明を実施するための形態を説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための電子写真方式のタンデム型のカラー複写機(画像形成装置)の構成図である。こ画像形成装置は、の装置本体1の略中央には画像形成部2が配設され、その下部には給紙部3が配設されている。給紙部3には、本例では4段の給紙装置4としての給紙カセット4a〜4dが設置されている。これらの給紙カセット4a〜4dは装置本体1に対して前後方向(図1における紙面表裏方向)に引出・収納自在に設けられている。
画像形成部2の上部には原稿画像を光学−電気変換して読み取るスキャナ5が配設され、また画像形成部2の用紙搬送方向下流側(図1における左側)には、画像形成済みのシート材Pが排紙される排紙トレイ7が設けられている。なお、画像形成部2の用紙搬送方向上流側(図1における右側)には、装置本体1のカバーを兼ね、シート材Pを手差し給紙させるための給紙装置である手差しトレイ8が開閉可能に設けられている。
画像形成部2には、無端状のベルトからなる中間転写ベルト9の上方に、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)用の作像部10が設けられている。作像部10は、各色ごとに設けられた複数のドラム状の感光体11の外周に沿って、電子写真プロセスを構成する帯電装置12,現像装置13,クリーニング装置14,露光装置15による露光照射部15aがそれぞれ配置されている。
帯電装置12は感光体11の表面に帯電処理を行い、露光装置15による露光照射部15aにおいて、画像情報を感光体11の表面にレーザ光で照射するレーザ光が照射される。現像装置13では、感光体11の表面に露光されて形成された静電潜像をトナー現像して可視化し、クリーニング装置14では、転写後の感光体11における表面に残留したトナーを除去回収する。
作像プロセスとしては、各感光体11上のトナー画像が中間転写ベルト9上に転写され、中間転写ベルト9上に4色の画像が重畳されて1つのカラー画像が形成される。そして、中間転写ベルト9上のカラー画像は、給紙カセット4a〜4dあるいは手差しトレイ8から給紙されてきたシート材Pに転写装置16で転写され、定着装置17によって定着された後、排紙ローラ18によって排紙トレイ7に排紙される。
各給紙カセット4a〜4dおよび手差しトレイ8とレジストローラ19との間は、搬送路20により連結されており、任意の給紙場所から給紙された用紙Pは搬送路20を介してレジストローラ19まで搬送される。レジストローラ19は、用紙Pの搬送を一旦停止させ、中間転写ベルト9上のトナー像と用紙Pの先端との位置関係が所定の位置関係になるように、タイミングをとって用紙Pを送り出す。
給紙装置4は、図2から図5に示すように、上方が開放されて箱状のカセット本体40と、カセット本体40内に配置されて回動支点41を中心として上下方向回動自在に設けられた底板42を備える。底板42上に複数枚の重ね合わされたシート材Pが載積される。すなわち、カセット本体40は、底壁40aと、底壁40aから立設される周壁40bとを備える。
底板42は、図示省略の弾性機構によって、図2に示すように、回動支点41を中心にその先端(シート材給紙方向下流側)がカセット本体40の底壁40aから上昇した状態となる。この場合、底板42の給紙方向上流側の両側端部に立上片42a、42aが設けられ、この立上片42a、42aを、前記回動支点41、41を介してカセット本体40の周壁40bに枢着される。
前記弾性機構の弾性力に抗して、底板42を下方へ押圧すれば、底板42の下面に付設されたロック部材43が底壁40aの上面に設けられた係合部に係合する。これによって、底板42は図3に示すように、水平状に維持される。また、この状態からさらに底板42を押し下げれば、ロック部材43の係合状態(ロック状態)が解除され、図2に示す状態に戻る。
カセット本体40には、シート材Pの給紙方向と直交する方向の両側端部には、シート材Pの幅を規制するサイドフェンス45が配置されている。サイドフェンス45は、給紙方向と直交する方向に摺動可能となっている。すなわち、サイドフェンス45は、シート材Pの幅方向サイズに合わせて給紙方向と直交する方向での位置を変え得るようになっている。
一対のサイドフェンス45はラック機構等の連動連結機構を介して連結され、同期して相互に接近離間する。すなわち、一方のサイドフェンス45を他方のサイドフェンス45側へスライド(摺動)させれば、この他方のサイドフェンス45は一方のサイドフェンス45側へスライド(摺動)する。また、一方のサイドフェンス45を他方のサイドフェンス45から離すようにスライド(摺動)させれば、他方のサイドフェンス45は一方のサイドフェンス45から離れるようにスライド(摺動)する。これらの場合、各サイドフェンス45のスライド量は同一である。なお、サイドフェンス45は、図4に示すように、水平壁45aと、この水平壁45aから立上壁45bとを備える。
またシート材Pの給紙方向上流側にはエンドフェンス46を配置している。エンドフェンス46は、給紙方向で摺動(上流側から下流側への摺動、及び下流側から上流側への摺動)が可能となっている。これによって、シート材Pの後端位置(給紙方向上流側の端縁)を規制する。しかも、給紙方向への摺動が可能となっているので、シート材Pの給紙方向サイズに合わせて位置を変え得るようになっている。
また、図2に示すように、シート材Pを底板42に載積した状態で、給紙部3にこの給紙装置をセットすれば、シート材Pの給紙方向下流端の上端部が、この給紙部3に設けられる給紙ローラ48に接触した状態となる。この場合、カセット本体40の周壁40bの給紙方向下流側の前面壁50に、フリクッションパッド51を備えた分離部材52が配置される。
この給紙装置は、給紙方向下流側の両側部(シート材の送り出し側の角部)に、押え爪55、55が設けられている。この押え爪55は、サイドフェンス45の立上壁45bに枢支軸56を介して揺動可能に結結されている。すなわち、押え爪55は矩形平板体からなり、その一方(カセット本体外側)の長辺側を前記枢支軸56にて枢結している。なお、押え爪55の他方(カセット本体内側)の長辺側の上面には、切欠テーパ面55aが形成され、枢支軸56側の搬送方向上流側に切欠部55bが設けられている。
また、サイドフェンス45の上端部に鍔状のストッパ部材60が設けられ、図8に示すように、このストッパ部材60に凹部60aが設けられている。このため、押え爪55の枢支部55cが嵌入されるこの凹部60aに嵌入状となっている。凹部60aの相対向面に枢支軸56、56が対向するように設けられている。そして、押え爪55の枢支部55cに貫孔67が設けられ、この貫孔67に枢支軸56、56が嵌入されている。
この場合、サイドフェンス45には、図6〜図9に示すように、上下方向に往復動可能な可動軸57が付設されている。すなわち、可動軸57は、可動軸本体57aと、この可動軸本体57aの下端に連設される操作用足部材57bと、操作用足部材57bを介して可動軸本体57aの下端から垂下される下軸部57cとを備える。この下軸部57cは、カセット本体40の底壁40aに設けられた支持体58に支持されている。
支持体58には貫通孔58aが設けられて、この貫通孔58aに支持体58が挿入される。また、底壁40aには貫通孔58aに対応して凹部59が設けられている。そして、前記ストッパ部材60に設けられている貫通孔61に、可動軸本体57aの上部が挿入されている。このため、可動軸57は、鉛直状態を維持して上下動が可能とされている。
下軸部57cにはコイルスプリング等からなる弾性材62が外嵌され、図6及び図7に示すように、可動軸57を上方へ押し上げている。また、操作用足部材57bは、図8に示すように、底板42が図示省略の弾性機構の弾性力に抗して下降した状態となった際に、底板42に設けられた係止片部63が係止する係止片64が設けられている。このため、底板42が下降すれば、操作用足部材57bの係止片64が底板42の係止片部63に係止して、弾性材62の弾発力に抗して、操作用足部材57b、延いては可動軸57を押し下げることになる。
また、可動軸57には、その可動軸本体57aの上部側に、押え爪方向に延びる軸部65が設けられ、この軸部65が押え爪55に設けられた長孔68に嵌入されている。
従って、自由状態においては、弾性材62の弾発力にて、可動軸57が上方へ付勢されて、図6と図7に示すように、押え爪55に設けられて長孔68に嵌入している軸部65が上昇した状態となる。このため、押え爪55は、枢支軸56を中心の矢印A方向に揺動した状態となる。この際、押え爪55の枢支部55cが、ストッパ部材60の凹部60aに嵌入状となっているので、図7に示すように、押え爪55が水平状態で、押え爪55の上面70がストッパ部材60の下面71に当接する。これによって、押え爪55が水平状態を維持する。すなわち、カセット本体40の底壁40aと略平行状に維持される状態、つまり本発明のシートセット状態となる。
また、この図6と図7に示す状態から、底板42を弾性機構の弾性力に抗して押し下げれば、図8に示すように、操作用足部材57bの係止片64が底板42の係止片部63に係止して、弾性材62の弾発力に抗して、操作用足部材57b、延いては可動軸57を押し下げることになる。このように、可動軸57が下降すれば、軸部65も下降することになって、この軸部65の下降に伴って、押え爪55が枢支軸56を中心に矢印B方向に揺動する。このため、押え爪55は、底板42に載積されるシート材Pのセット位置の上方位置から退避した退避状態となる。
すなわち、操作用足部材57bの係止片64が底板42の係止片部63に係止して、退避状態とするものである。従って、この操作用足部材57bの係止片64と底板42の係止片部63等で、退避状態とするための退避手段M1を構成することになる。また、前記弾性材62は、給紙可能状態で押え爪55をシート材Pの上方に位置させて、シート材押え状態となるように付勢する付勢手段Mを構成することになる。
ところで、図2に示すように、底板42が弾性機構の弾性力にて上昇してこの底板42にシート材Pが載積された状態で、収納部3に収納されれば、最上層のシート材Pの搬送方向下流端の中央部が給紙ローラ48に接触した状態となる。そして、この状態を給紙可能状態と呼ぶ。
この給紙可能状態では、押え爪55が図4に示すように、最上層のシート材Pよりも僅か上方位置に、シート材押え状態となる。すなわち、前記弾性材62にて構成される付勢手段Mに付勢されて、押え爪55がシート材押え状態となる。この給紙可能状態では、給紙ローラ48を回転させて、上層のシート材Pを繰り出して給紙ローラ48とフリクッションパッド51との間に導く。この際、押え爪55は、底板42に載積されたシート材Pの送り出し側の角部に位置し、シート材Pの分離かつ送出するための分離爪として機能することになる。これによって、シート材Pを順次1つ枚ずつ分離しながら前面壁50に設けられたガイド面53に送り出すことができる。
また、給紙装置では、図8と図9に示す状態から、底板42への押圧力を解除すれば、底板42が弾性機構の弾性力によって、上昇する。この際、操作用足部材57bの係止片64から底板42に係止片部63から離間すれば、押え爪55は、図7に示すように、押え爪55が水平状となるシート材押え状態となる。すなわち、シート材押え状態となった時には、底板42はまだ最上位には位置せず、押え爪55がシート材押え状態となった後に、さらに上昇することになる。このため、押え爪55の退避状態からシート押え状態へは、底板42上のシート材Pが給紙ローラ48に接触する給紙可能状態となる変位より早く変位することになる。
ところで、付勢手段Mや退避手段M1は、各サイドフェンス45,45の裏面側、つまりカセット本体40の周壁40bの側壁(搬送方向に沿って配設される壁)側に配設され、しかも、操作用足部材57bの係止片64が底板42よりも常時下方に位置する。
本発明によれば、シートセット状態であって、底板42にシート材Pを積載していないいわゆる空の状態で、押え爪55を退避状態とすることができる。図3に示すように、シート材Pをセットする場合、押え爪55に干渉されることなく、行うことができる。このため、シート材Pのセット時にシート材Pを損傷させることなく、容易にシート材Pをセットすることができる。すなわち、シート材Pにダメージ痕が付かず、シート材Pに対して高品質の画像転写等を行うことができる。
また、底板42に載積されたシート材Pの搬送方向と直交する方向の幅方向両側にサイドフェンス45,45が配置され、このサイドフェンス45,45の前記幅方向の往復動を可能としているので、シート幅の相違する種々のシート材に対応することができる。このため、サイズの相違するシート材を簡単にセットでき、使い勝手のよい給紙装置となる。しかも、サイドフェンス45に、押え爪55と付勢手段Mと退避手段M1とを配置しているので、サイドフェンス45,45を使用するシート材Pのサイズに合わせれば、押え爪55もシート材Pにあったものとなり、押え爪55は、前記したような作用効果を発揮することができる。
ところで、給紙装置を装置本体から取外そうとすれば、装置本体側に配置されている給紙ローラ48によるシート材Pへの接触状態が解除される。このため、底板42が上昇することになる。しなしながら、押え爪55が前記したようなシート材押え状態であれば(給紙装置を装置本体から取外そうとする状態では給紙状態となっており、シート材押え状となっている)、僅かに上昇した所で押え爪55にシート材Pが当接することになる。このため、シート材Pの上昇が停止するため、シート材Pが大きく上昇することがなくなって、装置本体側の他部位に干渉せず、シート材Pにダメージが付かないとともに、この給紙装置が抜けなくなる、という問題を防ぐことができる。
前記押え爪55は、底板42に載積されたシート材Pの送り出し側の角部に位置し、シート材Pの分離かつ送出するための分離爪として機能するものであれば、この押え爪55の抵抗作用により、シート材Pを一枚ずつ給紙ローラ48を介して、この給紙装置から順次給紙していくことができ、安定した給紙機能を発揮することができる。
また、押え爪55は、枢結軸65を中心とした揺動によって、退避状態とシート材押え状態とに切換る。しかも、押え爪55がシート押え状態から退避状態に変位する場合、装置内部側において下方向に揺動し、退避状態からシート押え状態に変位する場合、装置内部側において上方向に揺動する。このため、複写機等に対するこの給紙装置の出し入れ時に、押え爪55が他の部位と干渉することを防止できる。すなわち、従来のような逃げ部等を設ける必要がなくなって、装置の大型化を回避することができる。さらに、シート材Pの給紙時には逃げ部形成による搬送不良を生じさせない。
シート材Pが給紙ローラ48に接触する給紙可能状態となるよりもシート押え状態に早くなるものでは、底板42と押え爪55との間にシート材Pが挟まった状態で停止することがなくなって、押え爪55がシート押え状態となる位置に到達しないことを回避できる。これによって、シート材Pが給紙ローラ48に接触する給紙可能状態に安定してなることができ、給紙作業が安定する。
この実施形態では、付勢手段Mや退避手段M1は、各サイドフェンス45,45の裏面側に配設され、しかも、操作用足部材57bの係止片64が底板42よりも常時下方に位置する。このため、付勢手段Mや退避手段M1がシート材Pの積載及びシート材Pの給紙作業等を損なうことがない。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、本発明に係る給紙装置は、ファクシミリ、複写機、プリンタ、これらの複合機等の画像形成装置に用いることができる。また、底板42を弾性的に上昇させる弾性機構は、押し上げ式であっても、引き上げ式であってもよい。
前記実施形態では、押え爪55にテーパ面55aを設け、押え爪55を退避状態とした際に、このテーパ面55aを鉛直面に合わせている。すなわち、テーパ面55aを設けることによって、小さな揺動量によって、押え爪55のシート材押え状態と退避状態との切換えを可能としている。このため、このようなテーパ面55aのテーパ角は任意に設定でき、さらには、このテーパ面55aを有さないものであってもよい。また、付勢手段Mとして、前記実施形態では、コイルスプリングを用いたが、ゴム等の弾性材からなる円筒体等で構成してもよい。
42 底板
45 サイドフェンス
48 給紙ローラ
55 押え爪
56 枢支軸
57 可動軸
M 付勢手段
M1 退避手段
P シート材
特開2003−182875号公報 特許第3877205号公報 特開平9−286536号公報

Claims (7)

  1. 底板が弾性機構の弾性力にて上方に付勢されてこの底板に載積されたシート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態と、弾性機構の弾性力に抗して底板が下降したシートセット状態との切換えを可能とした給紙装置であって、
    押え爪と、
    前記給紙可能状態で前記押え爪をシート材の上方に位置させて、前記押え爪を、シート材押え状態となるように付勢する付勢手段と、
    前記シートセット状態で前記付勢手段の付勢力に抗して、前記押え爪を、底板に載積されるシートのセット位置の上方位置から退避させて、退避状態とする退避手段とを備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 底板に載積されたシート材の搬送方向と直交する方向の幅方向両側にサイドフェンスが配置され、このサイドフェンスの前記幅方向の往復動を可能とするとともに、このサイドフェンスに、少なくとも押え爪と付勢手段と退避手段とを配置したことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記付勢手段の付勢力で押え爪がシート材の上方に位置したシート材押え状態において、給紙ローラからシート材が離間した状態で、前記シート材が押え爪に当接して前記底板の上昇を規制することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記押え爪は、底板に載積されたシート材の送り出し側の角部に位置し、シート材の分離かつ送出するための分離爪として機能することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の給紙装置。
  5. 押え爪はその基端側が枢結されて、その枢結軸を中心とした揺動によって、退避状態とシート材押え状態との切換を可能とするとともに、シート材押え状態から退避状態へは、押え爪が水平状態からその枢結軸を中心として押え爪の先端側が装置内部側において下方へ揺動し、退避状態からシート材押え状態へは押え爪の先端側が下方に位置した状態からその枢結軸を中心として装置内部側において上方へ揺動することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  6. 前記押え爪の退避状態からシート押え状態へは、底板上のシート材が給紙ローラに接触する給紙可能状態となる変位より早く変位することを特徴とする請求項5に記載の給紙装置。
  7. 前記請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の給紙装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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