JP2010208694A5 - - Google Patents

Description

ディスペンサ

本発明は、製品ディスペンサの技術分野に属する。より具体的には、本発明は、柔軟性及び弾力性を有する製品容器を圧縮することによって製品を分与する製品ディスペンサに関する。更に、本発明は、ハウジングのカバーがハウジングの中間部材に対して枢動するようになっていると共に、中間部材がハウジングのバックプレートに対して枢動可能に結合されている製品ディスペンサに関する。

製品容器内に液体を保有していると共に前記容器から液体を分与するポンプ機構を備えている詰め替えユニットを保持しているディスペンサ用ハウジングから、せっけん、殺菌剤、洗剤、消毒剤、ローションなどの液体を分与することは、何年も前から知られている。これらのディスペンサ用ハウジングは、一般的に、壁掛け用のバックプレートと、ポンプ機構を作動させる作動機構を有するカバーとを包含している。カバーは、一般的には、ディスペンサの頂部の近傍においてバックプレートに対して枢着されており、これにより、カバーは、詰め替えユニットを取り除いたり、取り付けたりすることの可能な開放位置と、製品を分与するためにディスペンサを作動させることの可能な閉鎖位置との間において、枢動することが可能となる。

多くの場合、カバーにはプッシュバーが枢着されており、このプッシュバーが枢動されることによって、ハウジングに保持されている詰め替えユニットから製品が分与される。しかしながら、ディスペンサによっては、カバーとプッシュバーとを一体化した単一の部品を使用しており、この構成では、カバーの全体が枢動することによって、ハウジングの内部において、詰め替えユニットのポンプ機構が作動される。多くの場合、このタイプのディスペンサは、プッシュバーが別体の枢着された部材ではないために、構造の単純さ及び外見の点で望ましい。このようなディスペンサに使用されている上記のポンプ機構は、一般的には、液体ポンプ又は泡生成ポンプであり、カバー／プッシュバーの動きに応じて、所定量の液体又は泡を簡単に排出する。ほとんどの場合、ポンプ機構が押圧されるように、枢動カバーがポンプ機構に係合し、これによってポンプが作動されることにより、液体又は泡が分与される。場合によっては、枢動カバーの内部に、内向きに延びている突起部が設けられており、前記突起部がポンプ機構と係合するようになっている。

当技術分野において同様に知られていることであるが、詰め替えユニットにおける柔軟性のある製品容器と係合するようにサイズ及び間隔を調整された、内向きに延びている突起部が設けられている。前記突起部によって製品容器を圧縮することにより、ポンプ機構が作動され、従って、ディスペンサ用ハウジングには、製品容器の変形及び膨張に備えて、いくぶんかの余裕を設けておく必要がある。しかしながら、先行技術におけるこのタイプのディスペンサには、十分な量のスペースが設けられていないために、ハウジングの内部において、製品容器の周囲に、ポンプが効率的に機能することを可能とするためのスペースが設けられていない、ということが明らかになっている。製品容器を圧縮したときに、この製品容器を複数の方向に変形及び膨張させることを可能とするためには、柔軟性のある製品容器の周囲に、開放されたスペースが必要となり、これにより、内向きに延びている突起部と係合することによって与えられる、全ての力及び変位を利用して、高い効率をもってポンプを機能させることが可能となる。製品容器の周囲における開放されたスペースが不十分であるために、これらの既知のポンプハウジングは、所望の体積の液体又は泡を分与するために、ポンプ機構を複数回作動させることを必要とする可能性がある。

先行技術のポンプハウジングに共通する他の欠点は、ハウジングのバックプレートと枢動カバーとの間の結合に起因する。カバーは、一般的には、ハウジングの頂部表面の近傍において、バックプレートに対して枢動可能に結合されている。従って、詰め替えユニットの交換を可能とするためにカバーが開放されたときには、カバーは、閉鎖位置に向かって倒れ戻ろうとする傾向にある。メンテナンス作業員は、詰め替えユニットを交換しているときに、カバーを開放位置に保持しなければならないか、又は、作業中にハウジングカバーが倒れるリスクを負わなければならない。カバーが閉鎖位置に戻ろうとする上記の傾向は、詰め替えユニットを交換しようとしているメンテナンス作業員にとって、苛立たしいこととなる可能性があるし、また、仕事の実行に必要な時間を増大させる可能性もある。

上述した先行技術における欠点の結果として、簡易的で、効率的で、詰め替えることの容易な、改善されたディスペンサ用ハウジングに関する必要性があることは、明らかである。

本発明の一実施形態によれば、ディスペンサにおいて、ハウジングと詰め替えユニットとを包含し、前記ハウジングがバックプレート、前記ハウジングの第１の端部の近傍において前記バックプレートに対して枢動可能に結合されている中間部材及びこの中間部材により担持されていると共に前記ハウジングの第２の端部の近傍において前記中間部材に対して枢動可能に結合されているカバーを包含し、前記中間部材及び前記カバーが詰め替えのための開放位置と分与のための閉鎖位置との間を一緒に枢動できるようにされ、また前記詰め替えユニットがバルブ機構及び製品容器を包含し、前記製品容器が柔軟性及び弾力性を有し、更に前記中間部材がこの中間部材を貫通している貫通孔を包含し、前記貫通孔はディスペンサを駆動させるために前記カバーが前記詰め替えユニットに係合することができるようにしているディスペンサが提供される。

本発明の他の実施形態によれば、ディスペンサにおいて、頂部端及びこの頂部端から間隔を置いている底部端を有するハウジングを包含し、前記ハウジングがバックプレート、前記ハウジングの前記頂部端と前記底部端との間を実質的に延びている中間部材であって、前記ハウジングの前記底部端の近傍において前記バックプレートに対して枢動可能に結合されている中間部材及びこの中間部材により担持されていると共に前記ハウジングの前記頂部端の近傍において前記中間部材に対して枢動可能に結合されているカバーを包含し、前記中間部材及び前記カバーが詰め替えのための開放位置と分与のための閉鎖位置との間を一緒に枢動できるようにされ、前記バックプレート、前記中間部材及び前記カバーが内部空間を画定し、前記内部空間がバルブ機構及び製品容器を包含する詰め替えユニットを受け入れるようにし、また前記製品容器が柔軟性及び弾力性を有し、更に前記カバーがディスペンサを駆動させるために前記中間部材と無関係に動くことができるようにしているディスペンサが提供される。

閉鎖位置にある本発明のディスペンサを示す斜視図である。 カバー及び中間部材が詰め替えユニットの挿入を可能とする開放位置にある状態の、本発明のディスペンサ用ハウジングを示す斜視図である。 ハウジング内にある詰め替えユニットを示す、図２と同様のディスペンサ用ハウジングの斜視図である。 ディスペンサ用ハウジングのカバー及び中間部材を示す斜視図である。 詰め替えユニットを備えていると共に、カバーが非作動位置にある状態の、図１に示したディスペンサ用ハウジングを示す断面図である。 前記カバーが作動位置にある状態の、図５と同様の断面図である。 ディスペンサの詰め替えを可能とするために、枢動中間部材及びカバーが開放されている状態の、図５と同様の断面図である。

本発明の概念にしたがうディスペンサは、図１〜図７に示され、符号１０によって総括的に示されている。ディスペンサ１０は、ディスペンサ用ハウジング１２を包含しており、ハウジング１２は、バックプレート１４、中間部材１６及びカバー１８を有している。中間部材１６は、バックプレート１４の第１の端部においてバックプレート１４に対して枢動可能に取り付けられている。好ましい実施形態では、図１に示されているように、中間部材１６は、ハウジング１２の底端部の近傍においてバックプレート１４に対して枢動可能に取り付けられており、また、カバー１８は、ディスペンサハウジング１２の頂端部の近傍において、中間部材１６に対して枢動可能に取り付けられている。バックプレート１４、中間部材１６及びカバー１８は、ディスペンサ１０の内部空洞を画定している。カバー１８は、中間部材１６に対して枢動するようにされており、これにより、ディスペンサ１０を作動するための、プッシュバーとして機能するようになっている。ハウジング１２を開放して、ハウジング１２内の詰め替えユニットを詰め替える又は交換するために、中間部材１６はバックレート１４に対して枢動する。

バックプレート１４は、壁又は他の表面に対して取り付けられるようにされており、バックプレート１４は、当技術分野において既知の、任意の固定機構によって、上記のように固定してもよい。１つ又は複数の実施形態では、バックプレート１４を、シャワー又は他のバスルームの表面に取り付けられるようにされてもよい。バックプレート１４は、背部壁２０、複数の側部壁２２、頂部壁２４及び底部壁２６を包含している。側部壁２２は、背部壁２０における対向する縁から延びており、背部壁２０に対してほぼ垂直な方向を向いている。頂部壁２４及び底部壁２６は、複数の側部壁２２の間において、背部壁２０における対向する縁から延びている。後述するように、底部壁２６は、ディスペンサ１０からの液体又は泡の分与を容易にするために、その内部に、貫通孔又は凹部を備えてもよい。バックプレート１４は、更に、一対のジャーナル２８を包含しており、これらは、底部壁２６の近傍において、各側部壁２２から外側に向かって延びている。これらのジャーナル２８は、側部壁２２において同軸上に配置されており、中間部材１６の回転における枢動軸を画定している。

バックプレート１４は、更に、背部壁２０から内向きに延びている、複数の突起部３０を包含している。突起部３０は、背部壁２０に対しておおむね垂直であり、またハウジング１２内において、ほぼ鉛直方向を向いている。図面には、一対の平行な突起部３０が示されているが、他の形状の突起部３０を利用してもよいと考えられる。例えば、図面に示されている突起部３０の間のスペースとほぼ等しい幅を有する、中実のブロック状の突起部を設けてもよい。更に、支持カラー３２も、背部壁２０から延びており、背部壁２０に対してほぼ垂直な方向を向いている。支持カラー３２は、その内側縁に、円弧状の凹部を備えている。この凹部は、詰め替えユニットを受け入れてディスペンサ１０の内部に固定するようにしている。

中間部材１６は、横方向において弓なりに曲がっている本体３４を包含しており、これにより、円弧状の内部表面を形成している。後述するように、本体３４は、この本体を貫通してディスペンサ１０を作動することが可能となる貫通孔３６を包含している。本体３４の対向する側面上における、バックプレート１４の底部壁２６の近傍には、耳部３８が設けられている。これらの耳部３８は、開口部４０を包含しており、開口部４０を貫通して、バックプレート１４のジャーナル２８を受け入れるようにされる。これにより、中間部材１６をバックプレート１４に対して枢動可能に取り付けている。

支持カラー４２は、本体３４の内部表面から延びており、中間部材１６が閉鎖位置にある場合には、バックプレート１４の支持カラー３２に対向する位置に配置されている。支持カラー４２は、その内部縁に、円弧状の凹部を備えており、これにより、支持カラー４２は、支持カラー３２とともに、ほぼ円形の貫通孔を画定している。後述の説明により明らかになるように、支持カラー４２の下方には、中間部材１６に対するカバー１８の取り付けに役立てるために、中間部材１６の本体３４を貫通する、一対のスロット４４が設けられている。中間部材１６は、更に、本体３４の頂端部の近傍に、本体３４の対向する側面から外向きに延びている、ジャーナル４６を包含している。これらのジャーナル４６は、同軸上に配置されており、カバー１８がその周りを回転するカバー枢動軸を画定している。中間部材１６は、更に、この中間部材から延びているラッチ４７を包含してもよく、ラッチ４７は中間部材１６の頂端部をバックプレート１４に対して固定するように機能する。バックプレート１４内に、リリースバーを設けても良い。これは、上向きに押圧されたときに、ラッチ４７を係脱して、ディスペンサ１２を開放できるようにするものである。任意選択的に、リリースバーに鍵をかけてもよく、これにより、当技術分野においてよく知られているように、許可のある者だけが、ディスペンサ１２の内部にアクセスすることが可能となる。

カバー１８は、前部壁４８、頂部壁５０及び底部壁５２を包含している。前部壁４８は、横方向において弓なりに曲がっており、これにより、円弧状の外表面を形成している。底部壁５２は、ディスペンサ１０からの液体又は泡の分与を容易にするための、分与用の貫通孔５４を備えてもよい。突起部５６は、前部壁４８の内表面から内側に、バックプレート１４上の突起部３０に向かって延びている。カバー１８の突起部５６は、中間部材１６の貫通孔３６を通して延びている。カバー１８を中間部材１６に取り付けるために、一対のフレキシブルアーム５８を、前部壁４８の内部表面から内側に向かって延ばしてもよい。フレキシブルなアーム５８は、中間部材１６内のスロット４４を通して延びており、その端部に、カバー１８が中間部材１６から引き離されることを防止するための、ラッチ部材を備えてもよい。カバー１８は、更に、頂部壁５０の近傍において、前部壁４８における対向する側部に、内側を向いている枢動開口部６０を備えている。この枢動開口部６０は、中間部材１６のジャーナル４６を受け入れるようにされており、これにより、カバー１８を中間部材１６に対して枢動可能に取り付けている。

詰め替えユニット６２は、ディスペンサ１０内に配置されており、バルブ機構６４及び製品容器６６を包含している。バルブ機構６４については、当業者に知られている任意のバルブ機構としてもよく、液体又は泡の製品を分与するようにしてもよい。例えば、バルブ機構６４を、「Ｒｅｘａｍ Ａｉｒｓｐｒａｙ， Ｉｎｃ．」によって製造及び販売されている、「ＥＺｉ（登録商標） Ｆｏａｍｅｒ」などの、泡生成バルブとしてもよいと考えられる。製品容器６６については、柔軟性及び弾力性を有するものとしてもよい。これにより、該容器を圧縮することが可能となると共に、該容器に元の形状に戻る能力が与えられる。ハウジング１２内においては、製品容器６６の周囲に、十分なスペースが設けられている。これにより、該容器を圧縮したときに、該容器を、さまざまな方向に変形又は膨張させることが可能となる。１つ又は複数の実施形態では、ハウジング１２内に十分なスペースが設けられていることにより、製品容器を、横方向（圧縮方向に垂直な方向）に、その元のサイズに対して少なくとも５％、他の実施形態では少なくとも１０％、更に他の実施形態では少なくとも１５％まで、膨張又は変形させることが可能となっている。製品容器６６は、その下方縁に、ショルダー６８を包含している。このショルダー６８は、ディスペンサ１０内において詰め替えユニット６２を支えるために、支持カラー３２及び支持カラー４２の上に載置されるように構成されている。バルブ機構６４の末端部分には、周辺フランジ７０を備えてもよく、このフランジ７０はディスペンサ１０内にバルブ機構６４を配置及び固定するように機能する。

図６に示されているように、ディスペンサ１０を作動させるために、バックプレート１４に向けてカバー１８を押圧してもよい。カバー１８が押圧されたときには、突起部５６は、貫通孔３６を通して延び、これにより製品容器６６に係合して製品容器６６を圧縮し、その内部の製品を、バルブ機構６４を介して押し出す。バックプレート１４の背部壁２０の突起部３０は、ハウジング１２の背部壁１４から離れた位置において、製品容器６６を保持しており、これにより、製品容器６６の変形を可能とするための、製品容器６６の周囲における十分なスペースを維持している。製品容器６６における圧縮されたときに変形する能力は、バルブ機構６４の能力を向上させる。

製品容器６６が突起部５６によって圧縮されると、これによって、一定量の液体又は泡が、バルブ機構６４から分与される。この液体又は泡は、カバー１８における分与用の貫通孔５４を通過し、ディスペンサ１０を作動させた者により取り出される。製品容器６６の自然の弾力性により、製品容器６６は、その元の形状に戻り、これにより、突起部５６に作用することによって、カバー１８を非作動位置に向けて押し出す。圧縮後における製品容器６６の膨張により、更に、その内部に真空が形成される。該真空は、バルブ機構６４を通して空気を引き込む。この空気の取り入れ、すなわち「吸い戻し」によって、バルブ機構６４内に残存している全ての製品は、製品容器６６内に引き戻される。そして、必要に応じて、泡の製品の生成に使用することが可能な空気をバルブ機構６４内にまた供給する。この空気の取り入れ機能を、製品ディスペンサ内の一方向バルブによって実現してもよい。その後、ディスペンサ１０は、再び作動される状態となる。

作動時には、カバー１８は、どちらもカバー１８における頂部壁５０の近傍に配置されているジャーナル４６及び枢動開口部６０を利用して、中間部材１６及びバックプレート１４に対して枢動する。この構成により、ユーザーは、カバー１８の下方の部分を押圧することによって、ディスペンサ１０を作動させ、液体又は泡の分与を受けることが可能となる。従って、人は、片方の手によって、ディスペンサ１０を作動させるためにカバー１８を押圧するとともに、分与される液体又は泡を受け取るために分与用の貫通孔５４を覆うことが可能となる。

詰め替えユニット６２を詰め替える又は交換するために、ラッチ４７を押圧して、バックプレート１４に対して中間部材１６及びカバー１８を枢動させることによって、ハウジング１２を開放することができる。中間部材１６は、耳部３８内のジャーナル２８及び開口部４０を利用して、枢動する。これらは、中間部材１６を底部壁２６の近傍においてバックプレート１４に対して結合している。この構成により、図７に示されているように、中間部材１６及びカバー１８を下向きに枢動することによって、ハウジング１２を開放することが可能となる。従って、ハウジングの一部が回転して閉じてしまう可能性を憂慮することなく、詰め替えユニット６２を交換することができる。

上述した事項を踏まえるならば、本発明が、スキンケア製品のディスペンサの技術分野における改善策を提供していることは、明らかであるはずである。本発明の概念を教示するという目的のために、本明細書には、特定の実施形態が開示されているが、本発明は、図示及び説明されたいずれかの特定の構造に限定されたり、これらの構造によって限定されたりするわけではないことを理解されたい。本発明を限定する役割を果たすのは、特許請求の範囲の記載である。

１０ ディスペンサ
１２ ハウジング
１４ バックプレート
１６ 中間部材
１８ カバー
２０ 背部壁
２２ 側部壁
２４ 頂部壁
２６ 底部壁
２８ ジャーナル
３０ 突起部
３２ 支持カラー
３４ 本体
３６ 貫通孔
３８ 耳部
４０ 開口部
４２ 支持カラー
４４ スロット
４６ ジャーナル
４８ 前部壁
５０ 頂部壁
５２ 底部壁
５４ 貫通孔
５６ 突起部
５８ フレキシブルアーム
６０ 枢動開口部
６２ 詰め替えユニット
６４ バルブ機構
６６ 製品容器
６８ ショルダー
７０ 周辺フランジ

Claims (10)

1. ディスペンサにおいて、ハウジングと詰め替えユニットとを包含し、前記ハウジングがバックプレート、前記ハウジングの第１の端部の近傍において前記バックプレートに対して枢動可能に結合されている中間部材及びこの中間部材により担持されていると共に前記ハウジングの第２の端部の近傍において前記中間部材に対して枢動可能に結合されているカバーを包含し、前記中間部材及び前記カバーが詰め替えのための開放位置と分与のための閉鎖位置との間を一緒に枢動できるようにされ、また前記詰め替えユニットがバルブ機構及び製品容器を包含し、前記製品容器が柔軟性及び弾力性を有し、更に前記中間部材がこの中間部材を貫通している貫通孔を包含し、前記貫通孔はディスペンサを駆動させるために前記カバーが前記詰め替えユニットに係合することができるようにしているディスペンサ。
2. 前記バックプレートが内向きに延びている突起部を包含する、請求項１記載のディスペンサ。
3. 前記バックプレートが前記ハウジング内において前記詰め替えユニットを受け入れて固定するカラーを包含する、請求項１記載のディスペンサ。
4. 前記カバーが内向きに延びている突起部を包含し、前記中間部材の前記貫通孔は前記カバーの前記突起部が前記貫通孔を通して延びることができるようにしている、請求項２記載のディスペンサ。
5. 前記バルブ機構がディスペンサから液体の製品を分与するようにしている、請求項１記載のディスペンサ。
6. 前記バルブ機構がディスペンサから泡の製品を分与するようにしている、請求項１記載のディスペンサ。
7. ディスペンサにおいて、頂部端及びこの頂部端から間隔を置いている底部端を有するハウジングを包含し、前記ハウジングがバックプレート、前記ハウジングの前記頂部端と前記底部端との間を実質的に延びている中間部材であって、前記ハウジングの前記底部端の近傍において前記バックプレートに対して枢動可能に結合されている中間部材及びこの中間部材により担持されていると共に前記ハウジングの前記頂部端の近傍において前記中間部材に対して枢動可能に結合されているカバーを包含し、前記中間部材及び前記カバーが詰め替えのための開放位置と分与のための閉鎖位置との間を一緒に枢動できるようにされ、前記バックプレート、前記中間部材及び前記カバーが内部空間を画定し、前記内部空間がバルブ機構及び製品容器を包含する詰め替えユニットを受け入れるようにし、また前記製品容器が柔軟性及び弾力性を有し、更に前記カバーがディスペンサを駆動させるために前記中間部材と無関係に動くことができるようにしているディスペンサ。
8. 前記バックプレートが内向きに延びている突起部を包含する、請求項７記載のディスペンサ。
9. 前記バックプレートが前記ハウジング内において前記詰め替えユニットを受け入れて固定するカラーを包含する、請求項７記載のディスペンサ。
10. 前記カバーが内向きに延びている突起部を包含すると共に、前記中間部材が貫通孔を包含し、前記カバーの前記突起部が前記貫通孔を通して延びることができるようにされている、請求項８記載のディスペンサ。