JP2010207750A - 圧力スイング吸着式ガス発生装置 - Google Patents

圧力スイング吸着式ガス発生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製品ガス流量が定格の最大発生量より少ない運転に際して、回収効率を適度に維持して原料空気量を低減させ、その制御のために、使用状況に応じた段階的な設定値を用いる。
【解決手段】吸着槽1、2と、吸着槽への原料空気導入流路6、7と、製品槽3と、両吸着槽からの排気用流路と、両吸着槽の間を連通させる均圧用流路と、両吸着槽と製品槽との間の流路と、各流路に設けられたバルブと、製品ガス流量Lpを検出するセンサーFと、各バルブの開閉を制御する制御装置10とを備える。制御装置は、両吸着槽の一方で吸着剤による吸着を行い他方で吸着剤からガスを脱着させる吸脱着動作を、吸着槽を切換えて繰返す制御を行う。製品ガス流量Lpの最大値として設定された最大発生量Lmに対する低減された発生量比率R=Lp/Lmに応じて、吸脱着動作の一サイクルを継続させる時間である吸脱着周期Tを段階的に切換えて吸脱着動作を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力スイング吸着法により窒素ガスを発生させるための、圧力スイング吸着式ガス発生装置に関し、特に、原料空気の消費を低減させて省エネルギー効果を得るための改良に関する。
窒素または酸素ガスを製造するための非低温技術の1つとして、PSA(圧力スイング吸着)法が知られている。PSA法によれば、例えば、空気を原料とし、吸着剤により原料空気の酸素を吸着することにより、窒素を分離して高純度の窒素ガスを製品ガスとして得ることができる。
PSAプロセスにおいては、高圧における吸着量が低圧における吸着量よりも大きいことを利用する。すなわち、高圧において酸素を吸着させた吸着剤を、低圧下において酸素を脱着させる、という吸脱着の繰り返しにより、吸着剤の吸着能力を回復させながら、連続運転を行う。従って、PSAの工程においては、吸着剤を充填した吸着槽を2つ使用し、一方の吸着槽において高圧下での吸着工程が行われている間に、他方の吸着槽において低圧下での脱着工程を行う。
このように、吸着槽を2つ用いて交互に吸脱着工程を行うために、原料空気の導入口から吸着槽を経て製品槽に至るガスの流路を、行われるべき工程に応じて切り換える。すなわち、吸着工程を行う吸着槽への原料空気の導入、窒素ガスの導出、あるいは脱着工程を行う吸着槽からの排気等が適切に行われるように、多数のバルブを適時切り換えて運転を行う。
ところで、実際に例えば窒素ガス発生装置を用いる場において、窒素ガスの使用量は必ずしも一定ではなく、間欠的に使用されたり、間欠的でなくても経時的に使用量が変動することが多い。また、1台の窒素ガス発生装置に対し、複数台の窒素ガス消費ユニットを組み合わせて使用されるケースも多く、使用量が変動することが通常である。
一方、窒素ガス発生装置の定格は、最大発生量時の窒素ガス純度を保証し、その時の原料空気量を定格とする。この最大発生量より少ない窒素ガス使用量になるほど、窒素ガスは高純度になるが、原料空気の使用量は少ししか減少しない。
これは、最大発生量時に対応させた回収効率が高い吸脱着サイクルで運転するために、少ない発生量で運転させるほど回収効率が低下し、原料空気を多く消費してしまうためである。従って、窒素ガスの使用量が減少しても、原料空気を同様に使用する運転が行われ、過剰な純度の窒素ガスが供給されて、エネルギーを無駄に消費することになる。
これに対して例えば特許文献1には、PSA方式による窒素ガス発生装置において、窒素ガスの純度を安定化し、窒素ガスの使用量に応じた適切な原料空気の使用量で稼働させることを可能とする方法が開示されている。この方法によれば、吸着塔の出口における酸素濃度の変化に着目し、設定された酸素濃度に達したときに吸着塔を切り替えるようにして、半サイクル時間を自動的に変化させる。それにより、原料空気の使用量を減少させて、消費電力を低減させることができる。
特開2005−270953号公報
しかしながら、上記従来例のような窒素ガス発生装置では、吐出される窒素ガスの純度に応じて半サイクル時間を変化させるので、必ずしも窒素ガスの使用量に応じた原料空気の使用量の低減効果が適切に得られるとは限らない。また、半サイクル時間は、実際の運転で発生し得る窒素ガスの純度の全領域において、予め設定されたプログラムに従い自動的に変化させられるので、実際の制御はかなり複雑になり、運転の安定性が損なわれる恐れがある。
従って本発明は、最大発生量より少ない製品窒素ガス流量で運転される場合に、所定の回収効率を維持して原料空気量を低減させることが可能で、使用状況に応じた段階的な設定値を用いた制御が可能な可能な圧力スイング吸着式ガス発生装置を提供することを目的とする。
本発明の圧力スイング吸着式ガス発生装置は、吸着剤を充填した第1吸着槽および第2吸着槽と、前記第1吸着槽および第2吸着槽への原料空気導入流路と、前記第1および第2吸着槽で前記原料空気から分離された窒素ガスを貯蔵する製品槽と、前記第1および第2吸着槽からの排気用流路と、前記第1および第2吸着槽の間を連通させる均圧用流路と、前記第1および第2吸着槽と前記製品槽との間の製品ガス流路と、前記流路の各々に設けられたバルブと、前記製品槽から外部に流出する前記製品ガスの流量Lpを検出する製品ガス流量センサーと、前記バルブの各々の開閉を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記均圧用流路を開放する均圧工程の後、前記第1および第2吸着槽の一方で前記吸着剤による吸着工程を行い他方で前記吸着剤からガスを脱着させる脱着工程を行う吸脱着動作を、前記両吸着槽を切換えて繰返す制御を行う。
上記課題を解決するために、本発明の圧力スイング吸着式ガス発生装置は、前記製品ガス流量Lpの最大値として設定された最大発生量Lmに対する低減された発生量比率R=Lp/Lmに応じて、前記吸脱着動作の一サイクルを継続させる時間である吸脱着周期Tを段階的に切換えて前記吸脱着動作を制御することを特徴とする。
上記構成の圧力スイング吸着式ガス発生装置によれば、最大発生量Lmより少ない製品ガス流量Lpで運転される場合、窒素ガス純度を適度な範囲に維持したまま、吸脱着周期Tを製品ガス流量Lpに応じて段階的に切り替えることができ、高い回収効率を維持したまま原料空気量を低減させることが可能である。また、吸脱着周期Tが製品ガス流量Lpに応じて段階的の設定されるので、その設定値を使用状況に応じて変更することが容易であり、省エネギー運転を効果的に行なうことができる。
本発明の実施の形態1における圧力スイング吸着式の窒素ガス発生装置を示す概要図 図1の窒素ガス発生装置の動作における圧力変化および動作タイミングを示す図 同窒素ガス発生装置における吸脱着時間制御の基準となる流量運転プログラムの設定の態様を示す表 同窒素ガス発生装置を用いることによる原料空気消費率の低減効果を示す表 図4の効果をグラフで示す図 本発明の実施の形態2における圧力スイング吸着式の窒素ガス発生装置を示す概要図 同窒素ガス発生装置を用いることによるコンプレッサの消費電力低減の効果を示す図
本発明は、上記構成を基本として、以下のような態様を採ることができる。
すなわち、前記発生量比率Rについて段階的に設定された複数の発生量比率Ri=Li/Lm(i=0〜n;nは正の整数)の設定入力値を保持する比率設定部と、前記吸脱着周期Tについて、前記発生量比率Riの各々に対応させて段階的に設定された吸脱着周期Tiの設定入力値を保持する周期設定部とを更に備え、前記制御装置は、前記製品ガス流量センサーが検出する前記製品ガスの流量Lpに応じて、前記発生量比率Riの各々と前記吸脱着周期Tiの対応に基づいて選択された前記吸脱着周期Tに従って前記吸脱着動作を制御する構成とすることができる。
また、前記発生量比率Ri、及び前記吸脱着周期Tiの値は、下記の条件、
0=0、Rn=1、0<i<nの範囲では0<Ri<1(但し、Ri<Ri+1)、及び
i>Ti+1
に従って設定され、
前記制御装置は、前記吸脱着周期Tを下記の式(1)
i-1<(R=Lp/Lm)≦Riのとき、T=Ti (1)
に従って選択する構成とすることができる。
また、前記吸脱着周期Tiは、発生量比率R=Lp/Lm=Riのとき、所望の窒素ガス純度が維持されるように設定されることが好ましい。
また、前記原料空気を貯蔵して供給する原料空気槽と、空気を圧縮して前記原料空気槽に供給するコンプレッサーと、前記原料空気槽内の圧力P01を検出する原料空気圧センサーとを備え、前記制御装置は、前記原料空気圧センサーの検出圧力P01に応じて、前記コンプレッサーの駆動と停止を繰り返すことにより、前記検出圧力P01を所定値以上に維持する制御を行うことが好ましい。
その場合、下基準値Ptl及び上基準値Pth(Ptl<Pth)が設定され、前記制御装置は、前記コンプレッサーを駆動して検出圧力P01が上昇する過程では、P01≧Pthとなったときにコンプレッサーを停止させ、コンプレッサーを停止して検出圧力P01が減少する過程では、P01≦Ptlとなったときにコンプレッサーの駆動を開始するように制御することが好ましい。
以下、本発明の実施の形態おける圧力スイング吸着式ガス発生装置について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における窒素ガス発生装置の構成を示す概要図である。この装置は、ガス発生ユニットとして、酸素吸着剤を充填した第1吸着槽1と第2吸着槽2を備えるとともに、発生した製品ガスである窒素ガスを一旦貯蔵し、外部に供給するための製品槽3を備える。また、ガス発生ユニットに原料空気を供給するための原料空気入口4、製品槽3から窒素ガスを外部に供給するための製品ガス出口5が設けられている。
第1吸着槽1と第2吸着槽2を連結する配管6、7には、第1吸着バルブ(SV1)、第2吸着バルブ(SV2)、第1排気バルブ(SV3)、第2排気バルブ(SV4)、2つの均圧バルブ(SV5)、第1出口バルブ(SV6)、第2出口バルブ(SV7)、および流量調節弁8が設けられている。
原料空気は、各ガス発生ユニット毎に、第1吸着バルブ(SV1)および第2吸着バルブ(SV2)に導かれる。第1吸着バルブ(SV1)は配管6により第1吸着槽1と、第2吸着バルブ(SV2)は配管7により第2吸着槽2と接続されている。配管6と配管7で示される流路は、各々第1排気バルブ(SV3)および第2排気バルブ(SV4)を介して排気口9に接続されている。第1吸着槽1と第2吸着槽2は、上下に設けた2つの均圧バルブ(SV5)を介して連通可能となっている。
第1吸着槽1から導出される3本の配管のうち1本は、第1出口バルブ(SV6)を介して製品槽3に接続されている。第2吸着槽2から導出される3本の配管のうち1本は、第2出口バルブ(SV7)を介して製品槽3に接続されている。第1吸着槽1と第2吸着槽2は、流量調節弁8を介して相互に接続されている。
原料空気入口4に続く管路には、原料空気圧力センサーP0が設けられている。第1吸着槽1および第2吸着槽2にはそれぞれ、第1吸着槽圧力センサーP1、第2吸着槽圧力センサーP2が設置されている。製品槽3には、槽内の圧力を検出する製品槽圧力センサーP3が設置されている。製品槽3から製品ガス出口5に至る流路には、製品槽3から流出する製品ガスの流量を検出する製品ガス流量センサーFと、流出する製品ガスの純度センサーとしての、製品ガス中の酸素濃度を検出する含有酸素濃度センサーOCが設置されている。なお、以下の記載において、原料空気圧力センサーP0、第1吸着槽圧力センサーP1、第2吸着槽圧力センサーP2、及び製品槽圧力センサーP3が検出する圧力値について、対応する同一符号P0、P1、P2、P3を用いて表す。
各センサーの出力は、制御装置10に入力される。また、各バルブの開閉動作は、制御装置10から供給されるバルブ駆動信号により制御される。制御装置10は、各種設定値、バルブ駆動制御、および各センサーの出力に基づく運転制御等を、CPUの通常の動作により行うものであるが、電気的な配線については、図示を省略する。図1には、制御装置10に含まれる要素として、本実施の形態特有の機能を持つための周期制御部11、比率設定部12及び周期設定部13、さらに、それらに対する操作を行うためのタッチパネル14が示される。
次に、上記構成の窒素ガス発生装置の動作について、図1及び2を参照して説明する。第1吸着槽1および第2吸着槽2では、圧縮された原料空気が供給されて高圧下で吸着剤による吸着を行う吸着動作と、圧力を低下させて吸着剤に吸着したガスを脱着させる脱着動作を、各バルブを切り替えることにより交互に行う。以下の説明では、第1吸着槽1で吸着動作を行い第2吸着槽2で脱着動作を行う工程をA工程、第2吸着槽2で吸着動作を行い第1吸着槽1で脱着動作を行う工程をB工程、均圧バルブ(SV5)を開放して両吸着槽の圧力を均等にする工程をC工程(あるいは均圧工程)と称する。A工程とB工程が、両工程間にC工程を挟みながら交互に行われて、窒素または酸素ガスを取り出す運転が連続的に行われる。
図1には、第1吸着槽1が吸着工程で、第2吸着槽2が脱着工程にある状態、すなわちA工程が示されている。基本的には周知の工程と同様であるため、B工程、C工程については、図示を省略して説明する、各槽等を結ぶ線は配管が太線で示される部分は、ガスが流れている状態を意味する。図において、バルブに施したハッチングは開放状態を示し、ハッチングが施されていないバルブは閉鎖状態にある。また、各吸着槽1、2および製品槽3に施されたハッチングは、窒素ガスが存在する状態を示す。
図2は、各工程の各部における圧力分布および動作タイミングを示す。図2のP0に示されるカーブは、第1吸着バルブ(SV1)、および第2吸着バルブ(SV2)に供給される原料空気圧を示す。P1〜P3はそれぞれ、第1吸着槽圧力センサーP1、第2吸着槽圧力センサーP2、製品槽圧力センサーP3から得られる圧力値を示す。SV1、SV2、SV3、SV4、SV5、SV6、SV7はそれぞれ、対応するバルブを開閉させるためのバルブ駆動信号を示す。ハッチングが施されている領域では、バルブ駆動信号により各バルブが開放された状態であり、他の領域では各バルブが閉鎖された状態である。チャートの横軸は時間を示し、時間軸の方向にC工程、A工程、C工程、B工程、C工程というように工程が繰り返される。A〜Cの符号の上部に記載された時間は、各工程の継続時間である。
図2に示す工程Aでは、第1吸着バルブ(SV1)、第2排気バルブ(SV4)、第1出口バルブ(SV6)に供給されるバルブ駆動信号は開放信号であり、他のバルブには閉鎖信号が供給される。第1吸着槽1では、加圧原料空気が第1吸着槽1の底部に導入されて吸着工程が行われる。原料空気圧力P0の上昇とともに第1吸着槽圧力P1も上昇する。それに伴い、酸素吸着剤により原料空気から酸素が吸着され、槽上部から窒素ガスが流出して出口バルブ(SV6)を通って製品槽3に導入される。これに伴い、製品槽圧力P3が上昇する。
第2吸着槽2は第2排気バルブ(SV4)を通して減圧され、第2吸着槽圧力P2が急激に下降する。このとき、流量調節弁8を通して、第1吸着槽1の頂部から取り出される環流窒素が、第2吸着槽2の頂部に導入される。これらの動作により、酸素吸着剤から酸素が脱着排気される。
工程Cの均圧工程では、均圧バルブ(SV5)が開放され、他のバルブは閉鎖される。従って、原料空気圧力P0は、原料空気入口4から供給される圧力まで上昇する。第1吸着槽圧力P1は下降し、第2吸着槽圧力P2は上昇して、両吸着槽の圧力が均等になる。この均圧工程は、吸着工程から脱着工程に移る際に、加圧ガスを大気中に放出することによるエネルギ損失を低減するために行う。すなわち、脱着工程に移る槽の圧力を吸着工程に移る槽に供給して、約半分の加圧エネルギを回収する。
工程Bでは、第1吸着槽1で脱着工程が、第2吸着槽2で吸着工程が行われる。このときの動作は、工程Aにおける動作と対称であり、第1吸着槽1と第2吸着槽2における動作が工程Aとは逆になる。すなわち、工程Bでは、第2吸着バルブ(SV2)、第1排気バルブ(SV3)、第2出口バルブ(SV7)に開放信号が供給され、他のバルブには閉鎖信号が供給され、工程Aと同様の動作が行われるので、具体的な説明は省略する。
以上のように、吸着工程と脱着工程が、均圧工程を挟んで、第1吸着槽1と第2吸着槽2で交互に行われ、連続して窒素ガスが発生される。このように、均圧C工程を伴いA工程またはB工程の一方により行われる吸脱着動作の一サイクルを継続させる時間として、吸脱着周期Tを定義する。本実施の形態における窒素ガス発生装置は、発生させた窒素ガスの使用状態に応じて、吸脱着周期Tを変化させるように構成される。
ここで、窒素ガスの使用状態は、製品槽3から流出する製品ガスの流量を流量センサーFにより検出した製品ガス流量Lpにより表される。また、製品ガス流量Lpの最大値として設定される最大発生量Lmとして、定格発生量を定義する。最大発生量Lmに対する低減された発生量比率Rを、R=Lp/Lmとして定義する。
本実施の形態では、最大(定格)発生量Lmより少ない製品ガス流量Lpで運転した時に、窒素ガス純度を所定範囲内に維持したまま、吸脱着周期Tを、発生量比率R=Lp/Lmに応じて段階的に切り替えることにより、高い回収効率を維持したまま原料空気量を低減させる吸脱着時間制御が行われる。
吸脱着時間制御の具体例について、以下に説明する。まず、図1に示した比率設定部12は、発生量比率Rについて段階的に設定された複数の発生量比率Ri=Li/Lm(i=0〜n;nは正の整数)の設定入力値を保持する。発生量比率Rは最大発生量Lmに対して低減された結果の比率であり、従って、R≦1である。また、周期設定部13は、吸脱着周期Tについて、発生量比率Riの各々に対応させて段階的に設定された吸脱着周期Tiの設定入力値を保持する。これらの設定値は、タッチパネル14を用いた操作により入力設定される。
周期制御部11は、製品ガスの流量Lp(発生量比率R=Lp/Lm)に応じて、比率設定部12が保持する発生量比率Riの各々と周期設定部13が保持する吸脱着周期Tiの対応に基づいて吸脱着周期Tを選択し、選択された吸脱着周期Tに従って吸脱着動作を制御する。
この制御に用いられる上述の設定値は、次の条件に従って調整される。
0=0、Rn=1、かつ、
0<i<nの範囲では0<Ri<1(但し、Ri<Ri+1)、及び
i>Ti+1
また、吸脱着周期Tは、下記の(数1)に従って選択される。
i-1<(R=Lp/Lm)≦Riのとき、T=Ti (1)
また、吸脱着周期Tiは、発生量比率R=Lp/Lm=Riのとき、所望の製品ガス純度が維持されるように設定されることが望ましい。
図3は、そのような吸脱着時間制御の基準となる流量運転プログラムの設定の態様を示す表である。縦方向に並ぶSTEP1〜STEP5は、発生量比率Riの各設定値に対応する区分を示す。各区分毎に、百分率で表した発生量比率Ri(0%〜100%)、吸脱着周期Ti(秒)、及び設定流量の値が示されている。この例では、n=5である。
例えば、STEP1では、i=5で、発生量比率R5が100%である。従って、設定流量表示欄に記載された設定流量100.0Nm3/hが、定格発生量すなわち最大発生量Lmである。この区分では、吸脱着周期T5は60.0秒であり、吸脱着周期Tの下限に対応する。
また、STEP2は、i=4で、発生量比率R4が75%であり、設定流量が75.0Nm3/hに設定された区分である。この区分では、吸脱着周期T4は90.0秒である。上記(数1)に従えば、R4<(R=Lp/Lm)≦Rnの範囲、すなわち発生量比率Rが75%を超えて100%以下の範囲では、吸脱着周期Tは60.0秒が選択される。
同様にして、発生量比率Rが50%を超えて75%以下の範囲では、吸脱着周期Tは90.0秒が選択される。発生量比率Rが25%を超えて50%以下の範囲では、吸脱着周期Tは120.0秒が選択される。発生量比率Rが0%を超えて25%以下の範囲では、吸脱着周期Tは150.0秒が選択される。
以上のように、本実施の形態の窒素ガス発生装置によれば、最大発生量Lmより少ない製品ガス流量Lpで運転される場合、窒素ガス純度を維持したまま、吸脱着時間を製品ガス流量Lpに応じて段階的に切り替えることにより、高い回収効率を維持したまま原料空気量を低減させることが可能である。発生量比率Riの区分、及び対応する吸脱着周期Tiは、その設定値を変更することが可能であり、実用上の状況に応じて最適の状態で省エネギー運転を実現することができる。
図4及び図5は、本実施の形態の窒素ガス発生装置を用いることによる効果を示す。図4は、原料空気消費率について、吸脱着周期Tを一定にした標準運転の場合と、図3に示した設定による本実施の形態の運転の場合とで比較した数値を示す。図5は、図4の表をグラフ表示した図である。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における窒素ガス発生装置の構成を示す概要図である。この装置は、基本的には図1に示した実施の形態1の装置と同様の構成を有する。従って、同様の要素については同一の参照符号を付して重複する説明を簡略化する。
実施の形態1の装置では、原料空気を窒素ガス発生装置の外部から供給を受けたのに対して、本実施の形態では、原料空気入口4から導入されエアフィルタ15を経由した空気が、コンプレッサー16(例えば、オイルフリースクロールコンプレッサーを使用)により圧縮されて原料空気として供給される。
コンプレッサー16により圧縮されて原料空気は、一旦、原料空気槽17に貯蔵された後、第1吸着槽1または第2吸着槽2に供給される。原料空気槽17には、槽内の圧力を検出する原料空気圧力センサーP01が設置されている。原料空気圧力センサーP01が検出する圧力値を、同一符号P01で示す。
制御装置10には、コンプレッサー駆動制御部18が設けられている。コンプレッサー駆動制御部18は、原料空気圧センサーP01の検出圧力P01の大きさに応じて、コンプレッサー16の駆動と停止を選択して制御(発停制御)する。すなわち、検出圧力P01が所定の基準値Ptに対して、P01<Ptであるときは、コンプレッサー16を駆動し、P01≧Ptであるときは、コンプレッサー16を停止させる。
但し、実際には運転の安定性を確保するために、検出圧力P01の履歴に応じた制御を行う。すなわち、下基準値Ptlと上基準値Pth(Ptl<Pth)を設定する。そして、コンプレッサー16を駆動して検出圧力P01が上昇する過程では、P01≧Pthとなったときにコンプレッサー16を停止させる。一方、コンプレッサー16を停止して検出圧力P01が減少する過程では、P01≦Ptlとなったときにコンプレッサー16の駆動を開始する。それにより、コンプレッサー16の発停が頻繁に行なわれることを回避する。下基準値Ptl及び上基準値Pthはそれぞれ、例えば、0.75MP及び0.85MPに設定される。
このように、内蔵しているコンプレッサー16を、原料空気槽17の圧力P01に応じて発停制御することにより、コンプレッサー16の消費電力を低減することができる。また、コンプレッサー16の寿命を大幅に伸ばすことが可能となる。このようなコンプレッサー16の発停制御により消費電力を有効に低減できるのは、実施の形態1と同様に、吸脱着周期Tを変化させることにより原料空気消費率を低減させる構成を前提とすることによる。
すなわち、原料空気槽17から供給される圧縮された原料空気の流量は、製品ガスの使用状態、つまり、製品ガス流量Lp(窒素ガス吐出量)の多少に応じて変動する。製品ガス流量Lpが少なければ、原料空気槽17から流出する流量は少ない。
ここで、コンプレッサー16を連続的に運転すると、原料空気槽17からの流出流量が少ない場合、原料空気槽17の圧力P01が必要レベルに達していても、コンプレッサー16が無駄に駆動されることになる。この場合、上述のように、P01≧Ptであるときは、コンプレッサー16を停止させるように制御しても、第1吸着槽1及び第2吸着槽2での吸脱着動作には影響がない。そこで、コンプレッサー16を停止させれば、消費電力を低減することができる。また、吸脱着周期Tを変化させることにより原料空気消費率を低減させる構成を採ることにより、コンプレッサー16を停止させる時間を長くとることができ、消費電力の低減がより効果的になる。
図7に、本実施の形態の窒素ガス発生装置を用いることによるコンプレッサの消費電力低減の効果を示す。同図から、コンプレッサを従来の標準運転に方法により連続運転させた場合に比べて、本実施の形態によりコンプレッサを発停制御した場合には、吐出空気量に応じて格段に消費電力が低減されることが判る。
本発明の圧力スイング吸着式ガス発生装置によれば、消費される製品ガス流量の増減に応じた消費電力の低減が可能であり、窒素ガスを供給するシステムとして有用である。
1 第1吸着槽
2 第2吸着槽
3 製品槽
4 原料空気入口
5 製品ガス出口
6、7 配管
8 流量調節弁
9 排気口
10 制御装置
11 周期制御部
12 比率設定部
13 周期設定部
14 タッチパネル
15 原料空気槽
16 エアーフィルター
17 コンプレッサー
18 コンプレッサー駆動制御部
P0、P01 原料空気圧センサー
P1 第1吸着槽圧力センサー
P2 第2吸着槽圧力センサー
P3 製品槽圧力センサー
F 製品ガス流量センサー
OC 酸素濃度センサー
SV1 第1吸着バルブ
SV2 第2吸着バルブ
SV3 第1排気バルブ
SV4 第2排気バルブ
SV5 均圧バルブ
SV6 第1出口バルブ
SV7 第2出口バルブ

Claims (6)

  1. 吸着剤を充填した第1吸着槽および第2吸着槽と、
    前記第1吸着槽および第2吸着槽への原料空気導入流路と、
    前記第1および第2吸着槽で前記原料空気から分離された窒素ガスを貯蔵する製品槽と、
    前記第1および第2吸着槽からの排気用流路と、
    前記第1および第2吸着槽の間を連通させる均圧用流路と、
    前記第1および第2吸着槽と前記製品槽との間の製品ガス流路と、
    前記流路の各々に設けられたバルブと、
    前記製品槽から外部に流出する前記製品ガスの流量Lpを検出する製品ガス流量センサーと、
    前記バルブの各々の開閉を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記均圧用流路を開放する均圧工程の後、前記第1および第2吸着槽の一方で前記吸着剤による吸着工程を行い他方で前記吸着剤からガスを脱着させる脱着工程を行う吸脱着動作を、前記両吸着槽を切換えて繰返す制御を行う圧力スイング吸着式ガス発生装置において、
    前記製品ガス流量Lpの最大値として設定された最大発生量Lmに対する低減された発生量比率R=Lp/Lmに応じて、前記吸脱着動作の一サイクルを継続させる時間である吸脱着周期Tを段階的に切換えて前記吸脱着動作を制御することを特徴とする圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  2. 前記発生量比率Rについて段階的に設定された複数の発生量比率Ri=Li/Lm(i=0〜n;nは正の整数)の設定入力値を保持する比率設定部と、
    前記吸脱着周期Tについて、前記発生量比率Riの各々に対応させて段階的に設定された吸脱着周期Tiの設定入力値を保持する周期設定部とを更に備え、
    前記制御装置は、前記製品ガス流量センサーが検出する前記製品ガスの流量Lpに応じて、前記発生量比率Riの各々と前記吸脱着周期Tiの対応に基づいて選択された前記吸脱着周期Tに従って前記吸脱着動作を制御する請求項1に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  3. 前記発生量比率Ri、及び前記吸脱着周期Tiの値は、下記の条件、
    0=0、Rn=1、0<i<nの範囲では0<Ri<1(但し、Ri<Ri+1)、及び
    i>Ti+1
    に従って設定され、
    前記制御装置は、前記吸脱着周期Tを下記の式(1)
    i-1<(R=Lp/Lm)≦Riのとき、T=Ti (1)
    に従って選択する請求項2に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  4. 前記吸脱着周期Tiは、発生量比率R=Lp/Lm=Riのとき、所望の窒素ガス純度が維持されるように設定される請求項3に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  5. 前記原料空気を貯蔵して供給する原料空気槽と、
    空気を圧縮して前記原料空気槽に供給するコンプレッサーと、
    前記原料空気槽内の圧力P01を検出する原料空気圧センサーとを備え、
    前記制御装置は、前記原料空気圧センサーの検出圧力P01に応じて、前記コンプレッサーの駆動と停止を繰り返すことにより、前記検出圧力P01を所定値以上に維持する制御を行う請求項1に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  6. 下基準値Ptl及び上基準値Pth(Ptl<Pth)が設定され、
    前記制御装置は、前記コンプレッサーを駆動して検出圧力P01が上昇する過程では、P01≧Pthとなったときにコンプレッサーを停止させ、コンプレッサーを停止して検出圧力P01が減少する過程では、P01≦Ptlとなったときにコンプレッサーの駆動を開始するように制御する請求項5に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
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