JP2010207074A - 無接点充電制御システム、無接点充電制御装置および無接点充電制御方法 - Google Patents

無接点充電制御システム、無接点充電制御装置および無接点充電制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力伝送側の一次コイルと、充電側の二次コイルとの位置関係によらず、二次コイルを備える電子機器の二次電池を、効率よく確実に充電する。
【解決手段】一次コイル221を備える充電器200と、二次コイル111を備え、一次コイル221と二次コイル111とを介して充電器200から第1電流値を取得して、内部の電池300を充電する。電子機器は、電池300の充電する無接点充電制御装置100を備える。無接点充電制御装置100は、二次コイル111を介して、第1電流値を取得する整流平滑回路110と、電池300の第2電流値を指定する複数の切替部151〜154と、第1電流値と、予め設定された第3電流値との比較し、複数の切替部151〜154から第1切替部を選択する制御部140と、整流平滑回路110から取得する第1電流値を、第1切替部が指定する第2電流値に制御し、電池300へ提供する充電制御部120とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は無接点充電方式に関し、特に無接点充電制御システム、無接点充電制御装置及び無接点充電制御方法に関する。
携帯電話機などの二次電池を有する電子機器には、二次電池の充電に無接点充電方式を採用しているものがある。無接点充電方式は、電子機器と充電器とを接続するための端子が露出していないため、水濡れやほこりなどの外部要因に基づく端子の劣化を防止することが可能である。
無接点充電方式は、電力伝送側が一次コイルを備え、充電側が二次コイルを備える。充電側である電子機器の二次電池は、電力伝送側である充電器の一次コイルと電子機器の二次コイルとを接近させたときの電磁誘導に基づく電力を、一次コイル及び二次コイルを介して取得することで充電される。二次電池が充電される際、電子機器は所望の電流値を一次コイルから取得するために、充電器の所定の位置へ設置されることが好ましい(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
充電器が電子機器を設置する位置決め構成を有すると、二次電池の充電効率を高めることができる。しかし、充電器が電子機器を設置する位置決め構成を有すると、充電器は電子機器毎に専用品となってしまう。特許文献4には、電子機器毎に専用の充電器を用意することがなく、利便性を向上させる無接点充電システムが開示されている。この無接点充電システムは、複数の一次コイルを備える充電シートを含む。そして、無接点充電システムは、複数の一次コイルの各々に携帯電話を置いて充電させることが出来ると共に、携帯電話の仕様に応じた発振周波数を自動的に設定することができるというものである。
特開平11−40206号公報 特開平11−40207号公報 特開平11−40208号公報 特開2005−6440号公報
無接点充電方式は、充電効率を高めるために、電力伝送側の一次コイルと充電側の二次コイルとの位置関係を決めておく必要がある。位置関係を決めておかないと、二次コイルを備える充電側の電子機器は、必要な充電電流を十分に取得することができない問題がある。
本発明の目的は、無接点充電方式において、電力伝送側の一次コイルと、充電側の二次コイルとの位置関係によらず、二次コイルを備える電子機器の二次電池を効率よく確実に充電させることができる無接点充電制御システム、無接点充電制御装置および無接点充電制御方法を提供することにある。
本発明の無接点充電制御システムは、一次コイルを備える充電器と、二次コイルを備え、一次コイルと二次コイルとを介して充電器から第1電流値の充電電流を取得して、内部の電池を充電する電子機器とを具備する。電子機器は、電池の充電を制御する無接点充電制御装置を備える。無接点充電制御装置は、二次コイルを介して、第1電流値の充電電流を取得する整流平滑回路と、電池へ提供する充電電流の第2電流値を指定する複数の切替部と、第1電流値と、電池を充電するために予め設定された第3電流値との比較に基づいて、複数の切替部から第1切替部を選択する制御部と、整流平滑回路から取得する第1電流値の充電電流を、第1切替部が指定する第2電流値に制御し、電池へ提供する充電制御部とを含む。
本発明の無接点充電制御方法は、二次コイルを備える電子機器が、一次コイルを備える充電器から、一次コイルと二次コイルとを介して充電電流を取得するステップと、充電電流の第1電流値を算出するステップと、第1電流値と、電池を充電するために予め設定された第3電流値との比較に基づいて、電池へ提供する第2電流値を指定する複数の切替部から第1切替部を選択するステップと、第1電流値の充電電流を、第1切替部が指定する第2電流値で電池へ提供するステップとを具備する。
本発明の無接点充電制御システム、無接点充電制御装置および無接点充電制御方法は、無接点充電方式において、電力伝送側の一次コイルと、充電側の二次コイルとの位置関係によらず、二次コイルを備える電子機器の二次電池を、効率よく確実に充電させることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態による無接点充電制御システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、制御部140が保持するテーブルである。 図3は、本発明の無接点充電制御装置100の実施の形態による処理動作を示したフローチャートである。 図4は、本発明の無接点充電制御装置100が電池300を充電する際の、充電時間と、充電電流との関係を示した図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態の無接点充電制御システムにおいて、電子機器としての携帯電話500の構成例を示すブロック図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態による無接点充電制御システムにおける充電方法を示した図である。 図7は、本発明の第1の実施の形態の無接点充電制御システムにおいて、複数の携帯電話500が同時に充電される場合を示した図である。 図8は、ACADP900を用いた充電制御構成図である。 図9は、図8に示した充電制御構成を用いて電池300を充電する際の、充電時間と充電電流との関係を示した図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態の無接点充電制御システムの構成例を示す図である。 図11は、本発明の第2の実施の形態の無接点充電制御システムにおける、携帯電話600の構成を示すブロック図である。 図12は、本発明の第2の実施の形態の無接点充電制御システムにおける、ワイヤレスヘッドセット800の構成を示すブロック図である。 図13は、本発明の第2の実施の形態による無接点充電システムの処理動作を示したフローチャートである。 図14は、携帯電話600が電池640を充電する処理動作を示すフローチャートである。 図15は、本発明の第3の実施の形態による無接点充電システムの処理動作を示したフローチャートである。 図16は、従来の携帯電話1600の構成例を示すブロック図である。 図17は、従来のワイヤレスヘッドセット1800の構成例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態による無接点充電制御システム、無接点充電制御装置および無接点充電制御方法を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態による無接点充電制御システムの構成例を示すブロック図である。図1を参照すると、無接点充電制御システムは、電力伝送側の充電器200と、充電側の電子機器とを具備する。充電側の電子機器は、無接点充電制御装置100と、電池300と、負荷400とを備える。充電器200は一次コイル221を備え、電子機器(無接点充電制御装置100)に電力を提供する。電子機器は、無接点充電制御装置100が二次コイル111を備え、一次コイル221と二次コイル111とを介して充電器200から充電電流を取得し、電池300を充電する。電池300は充電後、負荷400へ電力を提供することができる。
充電器200は、ACADP(ACアダプタ)210と、無接点電力伝送回路220と、一次コイル221とを具備する。ACADP210は、電源プラグ211から受け取る電圧100〜240Vの電流を降圧し、更に、整流、平滑して、無接点電力伝送回路220へ提供する。無接点電力伝送回路220は、ACADP210から受け取る電力に基づいて、一次コイル221に磁束を発生させる。一次コイル221に発生した磁束は、電磁誘導により二次コイル111に電力を発生させる。本実施の形態では、充電器200が整流平滑回路110へ提供する電圧は約4.2Vであるとして説明するが、電圧を限定するものではない。
無接点充電制御装置100は、整流平滑回路110と、二次コイル111と、充電制御IC120と、ADC(Analog To Digital Converter)130と、制御部140と、電流切替部150とを具備する。
二次コイル111は、充電器200の一次コイル221に基づいて、電磁誘導に基づく電力を発生させる。整流平滑回路110は、二次コイル111を介して充電器200から電力(充電電流)を受け取る。整流平滑回路110は、受け取った充電電流を整流及び平滑し、充電制御IC120へ提供する。
充電制御IC120は、整流平滑回路110から取得した充電電流及び充電電圧を制御して、定電流充電と、定電流充電後のトリクル充電(定電圧充電)とにより電池300を満充電にする。充電制御IC120は、制御部140から提供される充電時間tに基づいて電池300を充電する。充電制御IC120は、電流調整部121と、モニタ部122と、ゲート制御部126と、充電電流設定回路127とを備える。
電流調整部121は、ゲート制御部126の制御に基づいて、整流平滑回路110から取得し電池300へ提供する充電電流の電流値を調整する。電流調整部121は、P−MOSトランジスタが例示される。
モニタ部122は、電圧、電流及び電池温度を計測し、ゲート制御部126及びADC130へ提供する。モニタ部122は、電圧を測定する電圧モニタ123と、電流を測定する電流モニタ124と、温度を測定する温度モニタ125とを含む。尚、温度モニタ125は、電池300近傍に設けられた温度センサに基づき、電池300の温度を測定する。
ゲート制御部126は、モニタ部122から各測定値を取得する。ゲート制御部126は、モニタ部122から取得した各測定値、或いは充電電流設定回路127から取得した電流値に基づいて、電流調整部121が整流平滑回路110から取得し、電池300へ提供する充電電流の電流値を制御する。
ゲート制御部126は、モニタ部122の測定値に基づいて、異常充電や電池300の満充電を判定する。ゲート制御部126は、異常充電や電池の300満充電を検出した場合は、電流調整部121を制御して充電電流の提供を停止させる。例えば、ゲート制御部126は、温度モニタ125が測定する温度に基づいて、電池300の異常充電を判定することができる。ゲート制御部126は、正常な電池300が単位時間当たりに上昇する電池温度を保持する。そして、ゲート制御部126は、温度モニタ125から取得した単位時間当たりに上昇する温度と、保持している単位時間当たりに上昇する電池温度とを比較し、電池300に異常があると判定した場合は、電流調整部121を制御して充電電流の提供を停止させる。
異常充電や電池300が満充電でない場合、ゲート制御部126は、電流調整部121を制御して、充電時間tの中で、予備充電、定電流充電及びトリクル充電の制御を行う。定電流充電では、ゲート制御部126は、充電電流設定回路127から取得した指定電流値で、充電電流を電池300へ提供するように電流調整部121を制御する。指定電流値は、計測された充電電流の電流値の範囲内で、電池300を定電流充電する際に用いる任意の電流値である。尚、指定電流値は、後述する電流切替部150が指定し、充電電流設定回路127へ提供される。初期設定では、充電電流設定回路127は電池300の容量に対して予め設定された最適な電流値を設定している。つまり初期設定では、ゲート制御部126は最適な電流値で充電電流を取得するように、電流調整部121を制御する。また、ゲート制御部126は、指定電流値に関連付けられた充電時間tを制御部140から取得する。そして、ゲート制御部126は、充電時間tが満了すると電池300への充電電流の提供を停止させる。
充電電流設定回路127は、電池300へ提供する充電電流の指定電流値を電流切替部150から取得する。そして、充電電流設定回路127は、指定電流値をゲート制御部126へ提供する。
ADC130は、モニタ122から抵抗R0における電圧降下分の電位差を取得し、制御部140へ提供する。
制御部140は、ADC130から取得した電圧降下分の電位差に基づいて、抵抗R0における充電電流の電流値を算出する。制御部140は、電池300の容量に対して予め設定された最適の電流値を保持している。制御部140は、抵抗R0における現在の充電電流の電流値と、保持している最適の電流値とを比較し、最適の電流値から現在の充電電流の電流値になるまでに減少した割合(電流減少量X)を算出する。制御部140は、電流減少量Xの値に基づいて、電流切替部150が備える複数の切替部としてのN−MOSトランジスタ151〜154から1つを選択する。
制御部140がN−MOSトランジスタ151〜154から1つを選択する詳細を説明する。図2は、制御部140が保持するテーブルである。図2を参照すると、電流減少量Xの範囲と、N−MOSトランジスタ151〜154のN−MOSゲート端子1〜nと、充電時間変更比率とが関連付けられている。制御部140は、電流減少量Xを算出すると、図2のテーブルを参照し、電流減少量Xの範囲に関連付けられた複数のN−MOSトランジスタのN−MOSゲート端子から1つを選択する。
また、制御部140は、電流減少量Xを算出すると、図2のテーブルを参照して、充電時間tの変更比率を取得する。制御部140は、変更比率に基づいて算出した充電時間tをゲート制御部126へ提供する。つまり、制御部140がゲート制御部126へ提供する充電時間tは、電流切替部150が指定する指定電流値に関連付けられている。尚、初期設定では、制御部140はN−MOSトランジスタ151のN−MOSゲート端子1をオンにしている。
電流切替部150は、複数の切替部としてのN−MOSトランジスタ151〜154及び抵抗R1〜RNを備える。N−MOSトランジスタ151〜154は、対応するN−MOSゲート端子1〜nを含む。複数の切替部としてのN−MOSトランジスタ151〜154及び抵抗R1〜RNの各々は、電池300へ提供する充電電流の電流値(指定電流値)を指定する。尚、電流切替部150のN−MOSトランジスタ151及び抵抗R1が指定する指定電流値は、電池300の容量に対して設定された最適な電流値である。
図3は、本発明の無接点充電制御装置100の実施の形態による処理動作を示したフローチャートである。図3を参照して、本発明の実施の形態による無接点充電制御装置100の処理動作を説明する。尚、無接点充電制御装置100は、充電器200から電力を取得できる位置に配置されている。
電圧モニタ123は電池300の電圧を測定し、ゲート制御部126へ提供する。ゲート制御部126は、電圧モニタ123の測定値に基づいて、電池300が満充電であるか否かを判定する(ステップS01)。
ステップS01において、ゲート制御部126が満充電であると判定すると、無接点充電制御装置100は電池300の充電を終了する(ステップS02)。
ステップS01において、電池300が満充電でないと判定すると、ゲート制御部126は、充電電流設定回路127から指定電流値を取得し、指定電流値で充電電流を取得するように電流調整部121を制御する。初期状態の指定電流値は、電池300の容量に対して設定された最適な電流値である。詳細には、制御部140がN−MOSトランジスタ151のN−MOSゲート端子1をオンにしており、電流切替部150がN−MOSトランジスタ151及び抵抗R1に基づいた最適な電流値を充電電流設定部127へ提供している。電流調整部121は、ゲート制御部126の制御に基づいて、最適な電流値の範囲で充電電流を取得する。ここで、充電電流は充電器200から整流平滑回路110を介して提供されており、電圧は約4.2Vであるとする。
電圧モニタ123は充電電圧を測定し、ゲート制御部126へ提供する。ゲート制御部126は、充電電圧が4.2V±10%の範囲であるか否かを判定する(ステップS03)。
ステップS03において、ゲート制御部126は充電電圧が4.2V±10%の範囲にないと判定すると、電流調整部121を制御して、電池300へ提供する充電電流を停止する。即ち、無接点充電制御装置100は、電池300の充電を異常終了する(ステップS04)。
ステップS03において、ゲート制御部126は充電電圧が4.2V±10%の範囲にあると判定した場合を説明する。ADC130は、電圧モニタ123から抵抗R0における電圧降下分の電位差を取得し、制御部140へ提供する。制御部140は、取得した電圧降下分の電位差に基づいて、抵抗R0における現在の充電電流の電流値を算出する。制御部140は、電池300の容量に対して予め設定された最適な電流値を保持している。制御部140は、抵抗R0における現在の充電電流値と、保持している最適な電流値とを比較し、最適な電流値から現在の電流値になるまでに減少した割合(電流減少量X)を算出する。そして、制御部140は、電流減少量Xが0%≦X≦2%であるか否かを判定する(ステップS05)。
ステップS05において、制御部140は、電流減少量Xが0%≦X≦2%であると判定すると、図2に示したテーブルを参照し、N−MOSゲート端子1のオンを保持する。そして、制御部140は、充電時間tをゲート制御部126へ提供する。つまり、ゲート制御部126は、電池300へ現在の充電電流を提供し、充電を開始する。
このように、ゲート制御部126は、制御部140に選択された電流切替部150が指定する指定電流値を充電電流設定回路127から取得し、整流平滑回路110から取得する充電電流を指定電流値に制御して、電池300へ提供させる。ゲート制御部126は、この指定電流値で定電流充電の制御を行う。また、ゲート制御部126は、電流切替部150が指定する指定電流値と関連付けられた充電時間tを制御部140から取得する。そして、ゲート制御部126は、指定電流値での定電流充電後にトリクル充電を行い、充電時間tの経過に基づいて充電電流を電池300へ提供することを停止するように電流調整部121を制御する。定電流充電からトリクル充電への制御は周知の方法を用いることができる(ステップS06)。
図4は、本発明の無接点充電制御装置100が電池300を充電する際の、充電時間と、充電電流との関係を示した図である。図4を参照すると、横軸が電池300を充電する充電時間Tを表し、縦軸が電池300へ提供する充電電流ICHG及び電池300の電圧を表す。図4では、低電流の予備充電以降に、指定電流値で定電流充電を行い、その後トリクル充電を行っていることが示されている。図中のA1は、電流減少量Xが0%≦X≦2%であり、電池300の容量に応じて予め設定された最適な電流値で定電流充電を行った場合の充電電流の制御を示したものである。A1は、定電流充電後に、トリクル充電を行い充電時間t1に基づいて充電が終了している。尚、A1に対応する電池300の電圧はA2で示されている。
ステップS05において、制御部140は、電流減少量Xが0%≦X≦2%でないと判定すると、電流減少量Xが2%<X≦10%であるか否かを判定する(ステップS07)。
ステップS07において、制御部140は、電流減少量Xが2%<X≦10%であると判定すると、図2のテーブルを参照し、N−MOSトランジスタ151のN−MOSゲート端子1をオフにし、N−MOSトランジスタ152のN−MOSゲート端子2をオンにする。電流設定部150は、N−MOSトランジスタ152及び抵抗R2に基づく指定電流値を充電電流設定回路127へ提供する。充電電流設定回路127はN−MOSトランジスタ152及び抵抗R2に基づいた指定電流値を取得し、ゲート制御部126へ提供する(ステップS08)。
ゲート制御部126は、指定電流値で充電電流を取得するように、電流調整部121を制御する。制御部140は、図2のテーブルを参照し、指定電流値に関連付けられた充電時間変更比率1.1を取得する。制御部140は、充電時間tをt×1.1に設定し、ゲート制御部126へ提供する(ステップS09)。そして、ゲート制御部126は、充電電流設定回路127から取得した指定電流値と、指定電流値に関連付けられた充電時間tとで電池300の充電を開始するステップS06へ進む。
ステップS07において、制御部140は、電流減少量Xが2%<X≦10%でないと判定すると、電流減少量Xが10%<X≦20%であるか否かを判定する(ステップS010)。
ステップS10において、制御部140は、電流減少量Xが10%<X≦20%であると判定すると、図2のテーブルを参照し、N−MOSトランジスタ151のN−MOSゲート端子1をオフにし、N−MOSトランジスタ153のN−MOSゲート端子3をオンにする。電流設定部150は、N−MOSトランジスタ153及び抵抗R3に基づく指定電流値を充電電流設定回路127へ提供する。充電電流設定回路127はN−MOSトランジスタ153及び抵抗R3に基づいた指定電流値を取得し、ゲート制御部126へ提供する。充電電流設定回路127はN−MOSトランジスタ153及び抵抗R3に基づいた指定電流値をゲート制御部126へ提供する(ステップS11)。
ゲート制御部126は、指定電流値で充電電流を取得するように、電流調整部121を制御する。制御部140は、図2のテーブルを参照し、指定電流値に関連付けられた充電時間変更比率1.2を取得する。制御部140は、充電時間tをt×1.2に設定し、ゲート制御部126へ提供する(ステップS12)。そして、ゲート制御部126は、充電電流設定回路127から取得した指定電流値と、指定電流値に関連付けられた充電時間tとで電池300の充電を開始するステップS06へ進む。
ステップS10において、制御部140は、電流減少量Xが10%<X≦20%でないと判定すると、電流減少量Xが20%<X≦30%であるか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13において、制御部140は、電流減少量Xが20%<X≦30%であると判定すると、図2のテーブルを参照して、N−MOSトランジスタ151のN−MOSゲート端子1をオフにし、N−MOSゲート端子4(図1では省略)をオンにする。電流設定部150は、指定電流値を充電電流設定回路127へ提供する。充電電流設定回路127は指定電流値を取得し、ゲート制御部126へ提供する。充電電流設定回路127は指定電流値をゲート制御部126へ提供する。充電電流設定回路127はN−MOSゲート端子4に関連する指定電流値をゲート制御部126へ提供する(ステップS14)。
ゲート制御部126は、指定電流値で充電電流を取得するように、電流調整部121を制御する。制御部140は、図2のテーブルを参照し、指定電流値に関連付けられた充電時間変更比率1.3を取得する。制御部140は、充電時間tをt×1.3に設定し、ゲート制御部126へ提供する(ステップS15)。そして、ゲート制御部126は、充電電流設定回路127から取得した指定電流値と、指定電流値に関連付けられた充電時間tとで電池300の充電を開始するステップS06へ進む。
図4を参照して、電流減少量Xが0%≦X≦2%でない場合の充電電流の制御を説明する。図中のB1は、充電器200から取得できる充電電流の範囲内で、電流切替部150が指定した指定電流値と、指定電流値に関連付けられた充電時間t2とで電池300を充電する場合の充電電流の制御を示したものである。尚、B1に対応する電池300の電圧はB2で示されている。このように、本発明の無接点充電制御装置100は、充電電流が最適な電流値よりも少ない場合、充電器200から取得できる充電電流に応じて指定電流値を変更し、充電時間tを延長させて効率良く確実に電池300を充電させることができる。
ステップS13において、制御部140は電流減少量Xが20%<X≦30%でないと判定すると、無接点充電制御装置100は、電池300の充電を異常終了する(ステップS04)
図3のフローチャートでは、電流減少量Xが30%までを検証しているが、更に、多くの電流減少量Xの場合を同様のステップで、追加することもできる。
図5は、本発明の第1の実施の形態の無接点充電制御システムにおいて、電子機器としての携帯電話500の構成例を示すブロック図である。図5を参照すると、携帯電話500は、無接点充電制御装置100と、電池300と、負荷400としての各種構成部を具備する。無接点充電制御装置100は、整流平滑回路110と、充電制御IC120とを具備する。無接点充電制御装置100は、二次コイル111を介して取得した電力に基づいて、電池300を充電することができる。電池300は、充電された電力に基づいて、各ブロックレギュレータ電源供給制御部410へ電力を提供する。各ブロックレギュレータ電源供給制御部410は、携帯電話500に備わるその他の構成部位へ電力を提供することができる。
図6は、本発明の第1の実施の形態による無接点充電制御システムにおける充電方法を示した図である。図6を参照すると、携帯電話500は折りたたみ式であり、折りたたんだ状態と、開いた状態との両方の携帯電話500が示されている。そして、充電器200は、平板状の形状を有しており、面に複数の一次コイル221を備える。充電器200の一次コイル221の配置面がこのような平板の形状を有しているため、ユーザは携帯電話500を充電器200の任意の場所に置くことができる。
携帯電話500が具備する無接点充電制御装置100は、携帯電話500のキーの裏面部へ設置されている。携帯電話500が、図6の矢印で示すように充電器200へ置かれると、折りたたんだ状態と開いた状態とでは、各々の二次コイル111と充電器200の一次コイル221との距離が異なることになる。つまり、折りたたんだ状態と開いた状態とでは、携帯電話500が充電器200から取得できる充電電流に差が生じてしまう。しかし、本発明の無接点充電制御装置100は、二次コイル111と、充電器200の一次コイル221との距離が異なる場合でも、充電器200から取得できる充電電流の電流値と、その電流値に関連付けられた充電時間tとで電池300を充電することができる。
図7は、本発明の第1の実施の形態の無接点充電制御システムにおいて、複数の携帯電話500が同時に充電される場合を示した図である。図7を参照すると、携帯電話500は、図6と同様に、折りたたみ式であり、折りたたんだ状態と開いた状態とが示されている。そして、複数の携帯電話500は、充電器200の充電面の上に任意の位置に置かれて充電されている。このような場合でも、本発明の無接点充電制御装置100は、携帯電話500毎に充電器200から取得できる充電電流の電流値と、その電流値に関連付けられた充電時間tとで電池300を充電することができる。
また、図7の例では、充電器200が提供できる充電電流の電流値が限られている場合、同時に複数の携帯電話500へ充電電流を提供すると各携帯電話500で取得できる電流値はおのずと減少してしまう。しかし、無接点充電制御装置100は、充電器200から取得できる充電電流の電流値と、その電流値に関連付けられた充電時間tとで電池300を充電しているため、携帯電話500毎で充電時間を延長し、十分な充電を行うことができる。このように、本発明の無接点充電制御システムは、複数の携帯電話500を効率良く確実に充電させることができ、充電操作の利便性を高める効果を奏している。
以上のように、本発明の第1の実施の形態による無接点充電制御システムは、無接点充電方式において、充電器200の一次コイル221と、電子機器(携帯電話500)の二次コイル111との位置関係によらず、電子機器(携帯電話500)の電池300を効率よく確実に充電させることができる。
本発明の無接点充電制御装置100の対比として、従来のACADP(ACアダプタ)を用いた充電制御方法を説明する。図8は、ACADP900を用いた充電制御構成図である。図8を参照すると、電源プラグを介して提供される電力は、ACADP900と、充電制御IC1000とを介して電池300へ提供される。充電後の電池300は、負荷400へ電力を提供することができる。
ACADP900は、電源プラグを介して供給される交流を直流へ変換し、充電制御IC1000へ提供する。ACADP900は、電子機器内の電池300を充電するための充電電流を十分に提供できる電流容量を備えている。
充電制御IC1000は、設定された電流値の充電電流を電池300へ提供する。充電制御IC1000は、電流調整部1100と、モニタ部1200と、ゲート制御部1300と、充電電流設定回路1400を備える。
電流調整部1100は、ゲート制御部1300の制御に基づいて、ACADP900から取得し電池300へ提供する充電電流の電流値を調整する。
モニタ部1200は、電圧、電流及び電池温度を計測し、ゲート制御部1300へ提供する。モニタ部1200は、図1のモニタ部122と同様である。
ゲート制御部1300は、モニタ部1200から各測定値を取得する。ゲート制御部1300は、モニタ部1200から取得した各測定値、或いは充電電流設定回路1400の設定に基づいて、電池300へ提供する充電電流の電流値を制御する。
充電電流設定回路1400は、電池300を充電する充電電流の最適な電流値を設定する。充電電流設定回路1400は、本発明の充電電流設定回路127と異なり、電流値を抵抗R10のみに基づいて決定している。つまり、図8に示す充電制御構成は、充電電流の値が安定していることを前提に構成されている。
図9は、図8に示した充電制御構成を用いて電池300を充電する際の、充電時間と充電電流との関係を示した図である。図9を参照すると、図4と同様に、横軸が電池300を充電する充電時間Tを表し、縦軸が電池300へ提供する充電電流ICHG及び電池300の電圧を表す。尚、電池300の容量は800mAhとし、充電電流は800mAとする。充電制御IC1000は、低電流の予備充電以降に、800mAの定電流充電を行う。そして、充電制御IC1000は、電池300の電圧が4.2V近辺に上がってきた時、定電流充電から定電圧充電のトリクル充電へ切替えて、電池300を4.2Vに精度良く充電を行っている。電池300の容量が800mAhであり、充電電流が800mAである場合、充電時間は約1時間で完了する目安である。ここでは、ACADP900から取得できる充電電流の電流値が、電池300を充電する電流値を満たしていることが条件となる。
このような充電制御構成は、所望の電流値の充電電流が提供される構成において有効である。本発明の無接点充電制御装置100は、充電器200から所望の電流値の充電電流が提供される場合でも、所望の電流値よりも小さい充電電流の場合でも、電池300を効率よく確実に充電させることができるため、利便性に大変優れる充電制御を行うことができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態の無接点充電制御システムの構成例を示す図である。本発明の第2の実施の形態による無接点充電制御システムは、電力伝送側が携帯電話600及びACADP700であり、充電側の電子機器がワイヤレスヘッドセット800である。ワイヤレスヘッドセット800は、無線通信によって携帯電話600と音声やデータなどの信号を送受信することができる。ここでは、携帯電話600と、ワイヤレスヘッドセット800との通信は、Bluetoothを用いるものとして説明する。尚、本発明の第1の実施の形態と同様の部位には同じ符号を付して説明を省略する。
ACADP700は、電源プラグを介して供給される交流を直流へ変換し、携帯電話600へ提供する。携帯電話600は、ACADP700から電力を取得して内部の電池を充電すると共に、二次コイル621に基づいてワイヤレスヘッドセット800へ電力を提供することができる。ワイヤレスヘッドセット800は、第1の実施の形態の電子機器と同様の二次コイル111を備え、携帯電話600から電力を取得する。ワイヤレスヘッドセット800は、取得した電力に基づいて、内部の電池を充電する。
図11は、本発明の第2の実施の形態の無接点充電制御システムにおける、携帯電話600の構成を示すブロック図である。図11を参照すると、携帯電話600は、ACADP700が接続されるコネクタ(レセプタクル)610と、無接点電力伝送回路620と、一次コイル621と、充電制御IC630と、電池640と、負荷650とを備える。
無接点電力伝送回路620は、負荷650のBB(BASE BAND)652からの信号に基づいて、オンオフが制御される。無接点電力伝送回路620は、オンになると一次コイル621へ電力を提供し、一次コイル621に磁束を発生させる。
一方、充電制御IC630は、コネクタ610を介して取得する電力を制御して、電池640へ提供する。充電制御IC630の動作は、図8に示した充電制御IC1000と同様である。電池640は、充電制御IC640の制御に基づいて充電される。電池640は、負荷650へ電力を提供する。
負荷650は、電池640からの電力を取得して動作する。負荷650は、各ブロックレギュレータ電源供給制御部651と、BB(BASE BAND)652と、メモリ653と、機能部654と、RF(Radio Frequency)655とを含む。
各ブロックレギュレータ電源供給制御部651は、電池640から電力を取得し、負荷650の各部へ電力を提供する。BB652は、CPU(Central Processing Unit)652aと、論理回路を表すLOGIC652bとを含む。BB652は、ユーザ入力に基づいて、無接点電力伝送回路620のオンオフを制御する。詳細には、BB652は、機能部654からユーザ入力に基づく無接点充電を開始する信号を受け取ると、無接点電力伝送回路620をオンに制御する。
メモリ653は、携帯電話600に係るデータや、プログラムを格納する。機能部654は、BB652の制御に基づいて、携帯電話600に備わる各種機能を実現する。RF(Radio Frequency)655は、ワイヤレスヘッドセット800及びその他の携帯電話600が接続する通信機器との間でデータの送受信を行う。
図12は、本発明の第2の実施の形態の無接点充電制御システムにおける、ワイヤレスヘッドセット800の構成を示すブロック図である。図12を参照すると、ワイヤレスヘッドセット800は、無接点充電制御装置100と、電池300と、負荷810とを備える。
無接点充電制御装置100は、負荷810のBB(BASE BAND)812からの信号に基づいて、オンオフが制御される。無接点充電制御装置100は、オンになると第1の実施の形態と同様に動作する。つまり、無接点充電制御装置100は、二次コイル111を介して取得した電力に基づいて、電池300を充電する。そのとき、充電制御IC120は、整流平滑回路110が携帯電話600から取得した電流値に基づいて指定電流値を設定し、指定電流値で電池300の充電を制御できる。本発明の第2の実施の形態による無接点充電制御システムにおいても、電力伝送側の携帯電話600の一次コイル621と、充電側のワイヤレスヘッドセット800の二次コイル111との位置関係によらず、ワイヤレスヘッドセット800の電池300を効率よく確実に充電させることができる。
負荷810は、電池300からの電力を取得して動作する。負荷810は、各ブロックレギュレータ電源供給制御部811と、BB(BASE BAND)812と、メモリ813と、機能部814と、BluetoothRF(Radio Frequency)815とを含む。
各ブロックレギュレータ電源供給制御部811は、電池300から電力を取得し、負荷810の各部へ電力を提供する。BB812は、CPU(Central Processing Unit)812aと、論理回路を表すLOGIC812bとを含む。BB812は、ユーザ入力に基づいて、無接点充電制御装置100のオンオフを制御する。詳細には、BB812は、機能部814からユーザ入力に基づく無接点充電を開始する信号を受け取ると、無接点充電制御装置100をオンに制御する。
メモリ813は、ワイヤレスヘッドセット800に係るデータや、プログラムを格納する。機能部814は、BB812の制御に基づいて、ワイヤレスヘッドセット800に備わる各種機能を実現する。機能部814は、LCD(Liquid Crystal Display)814aと、マイク814bと、レシーバーアンプ814cとを含む。レシーバーアンプ814cには、イヤホン814dが接続され、送受信する音声データを出力することができる。BluetoothRF815は、携帯電話600との間でデータの送受信を行う。
図13は、本発明の第2の実施の形態による無接点充電システムの処理動作を示したフローチャートである。図13を参照して、本発明の第2の実施の形態による無接点充電制御システムの処理動作を説明する。
携帯電話600は、ACADP700とコネクタ610を介して接続される(ステップS20)。
携帯電話600のBB652は、ユーザ入力に基づく無接点充電を開始する信号を受け取ると、無接点電力伝送回路620をオンに制御する。無接点電力伝送回路620は、オンになると一次コイル621へ電力を提供し、一次コイル621に磁束を発生させる(ステップS21)。
ワイヤレスヘッドセット800のBB812は、ユーザ入力に基づく無接点充電を開始する信号を受け取ると、無接点充電制御装置100をオンに制御する。つまり、無接点充電制御装置100は、BB812からの信号に基づいてオンになる(ステップS22)。
無接点充電制御装置100は、二次コイル111を介して取得した電力に基づいて、ワイヤレスヘッドセット800が備える電池300を充電する(ステップS23)。ステップS23の詳細な処理動作は、図3と同様である。
一方、携帯電話600の充電制御IC630は、コネクタ610を介して取得する電力に基づいて、携帯電話600が備える電池640を充電する(ステップS24)。
携帯電話600が備える電池640を充電する処理動作を説明する。図14は、携帯電話600が電池640を充電する処理動作を示すフローチャートである。
充電制御IC630は、予備充電が正常であるか否かを判定する(ステップS30)。ステップS30において、予備充電が正常でない場合、充電制御IC630は充電を異常終了する。ステップS30において、予備充電が正常である場合、充電制御IC630は急速充電を行う(ステップS31)。更に、充電制御IC630は、トリクル充電を行う(ステップS32)。
充電制御IC630は、電池640の充電電圧が4.2V±10%であるか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33において、充電電圧が4.2V±10%である場合、充電制御IC630は充電を終了する。
ステップS33において、充電電圧が4.2V±10%でない場合、充電制御IC630は充電時間の範囲外であるか否かを判定する(ステップS34)。ステップS34において、充電時間範囲外である場合、充電制御IC630は充電を異常終了する。ステップS34において、充電時間範囲内である場合、ステップS32へ進む。
以上のように、本発明の第2の実施の形態による無接点充電制御システムは、電力伝送側の一つのACADP700で携帯電話600とワイヤレスヘッドセット800とを同時に充電することが可能となるため、普及してきているワイヤレスヘッドセット800の利便性を向上させる効果を奏している。更に、本発明の第2の実施の形態による無接点充電制御システムは、電力伝送側の携帯電話600の一次コイル621と、充電側のワイヤレスヘッドセット800の二次コイル111との位置関係によらず、ワイヤレスヘッドセット800の電池300を効率よく確実に充電できる効果も奏している。
(第3の実施の形態)
本発明の無接触充電制御システムの第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態は、第2の実施の形態に、更に、携帯電話600とワイヤレスヘッドセット800とのペアリング認証を追加したものである。ペアリングとは、予め携帯電話600にワイヤレスヘッドセット800の情報を登録しておき、携帯電話600とワイヤレスヘッドセット800とを接続するときに、ワイヤレスヘッドセット800から携帯電話600に接続を許可してもらうための認証動作を指している。本発明の第3の実施の形態による無接触充電制御システムの構成は、図10〜図12に示した図と同様であるため、それらを参照して説明する。
図11を参照して、本発明の第3の実施の形態による携帯電話600を説明する。第3の実施の形態の携帯電話600は、メモリ653が予めワイヤレスヘッドセット800の識別情報を格納している。識別情報は、ワイヤレスヘッドセット800の機器登録番号や暗証番号が例示される。また、RF655は、ワイヤレスヘッドセット800が送信する識別情報を受信して、BB652へ提供する。BB652は、メモリ653に格納している識別情報と、ワイヤレスヘッドセット800から受信した識別情報とが一致するか否かを判定する。識別情報が一致する場合、BB652は、識別情報が一致したことを示す信号を、RF652を介してワイヤレスヘッドセット800へ送信するように制御する。
図12を参照して、本発明の第3の実施の形態によるワイヤレスヘッドセット800を説明する。第3の実施の形態のワイヤレスヘッドセット800は、メモリ813が予め識別情報を格納する。BB812は、ペアリング認証を実行するユーザ入力に基づいて、メモリ813から識別情報を取得する。BluetoothRF815は、BB812の制御に基づいて識別情報を携帯電話600に送信する。そして、BB812は、BluetoothRF815が携帯電話600から識別情報が一致したことを示す信号を受信すると、無接点充電制御装置100をオンにする。つまり、ワイヤレスヘッドセット800は、携帯電話600においてペアリング認証がなされた場合のみ、携帯電話600との間で無接点充電を行うことができる。
図15は、本発明の第3の実施の形態による無接点充電システムの処理動作を示したフローチャートである。図15を参照して、本発明の第3の実施の形態による無接点充電制御システムの処理動作を説明する。
携帯電話600は、ACADP700とコネクタ610を介して接続される(ステップS40)。
携帯電話600のBB652は、ユーザ入力に基づく無接点充電を開始する信号を受け取ると、無接点電力伝送回路620をオンに制御する。無接点電力伝送回路620は、オンになると一次コイル621へ電力を提供し、一次コイル621に磁束を発生させる(ステップS41)。
ワイヤレスヘッドセット800は、ユーザ入力に基づいてペアリングを開始する。詳細には、ワイヤレスヘッドセット800のBB802は、ペアリング認証を実行するユーザ入力に基づいて、メモリ813から識別情報を取得する。BluetoothRF815は、BB812の制御に基づいて識別情報を携帯電話600に送信する。携帯電話600のRF655は、ワイヤレスヘッドセット800が送信する識別情報を受信して、BB652へ提供する。BB652は、メモリ653に格納している識別情報と、ワイヤレスヘッドセット800から受信した識別情報とが一致するか否かを判定する(ステップS42、S43)。
ステップS43において、識別情報が一致しない場合(No)、携帯電話600のBB652は設定時間内であるか否かを判定する(ステップS44)。設定時間内である場合(Yes)、ステップS42へ進む。設定時間内でない場合(No)、異常終了する。
ステップS43において、識別情報が一致する場合(Yes)、携帯電話600のBB652は、識別情報が一致したことを示す信号を、RF652を介してワイヤレスヘッドセット800へ送信するように制御する。そして、ワイヤレスヘッドセット800のBB812は、BluetoothRF815が携帯電話600から識別情報が一致したことを示す信号を受信すると、無接点充電制御装置100をオンにする(ステップS45)。
無接点充電制御装置100は、二次コイル111を介して取得した電力に基づいて、ワイヤレスヘッドセット800が備える電池300を充電する(ステップS46)。ステップS46の詳細な処理動作は、図3と同様である。
一方、携帯電話600の充電制御IC630は、コネクタ610を介して取得する電力に基づいて、携帯電話600が備える電池640を充電する(ステップS47)。ステップS47の詳細な処理は、図14と同様である。
本発明の第2及び第3の実施の形態の無接点充電制御システムにおける、携帯電話600及びワイヤレスヘッドセット800の対比となる、従来の携帯電話及びワイヤレスヘッドセットを説明する。図16は、従来の携帯電話1600の構成例を示すブロック図である。図16を参照すると、携帯電話1600は、コネクタ(レセプタクル)1610と、充電制御IC1630と、電池1640と、機能部1650とを備える。携帯電話1600は、図11に示した携帯電話600と異なり、無接点電力伝送回路と、一次コイルとを含まない。従って、携帯電話1600は、ペアで使用するワイヤレスのワイヤレスヘッドセット1800を無接点充電することができない。
図17は、従来のワイヤレスヘッドセット1800の構成例を示すブロック図である。図17を参照すると、ワイヤレスヘッドセット1800は、コネクタ(レセプタクル)1810と、充電制御IC1820と、電池1830と、負荷1840とを備える。ワイヤレスヘッドセット1800は、図12に示したワイヤレスヘッドセット800と異なり、無接点充電制御装置100を含まない。従って、ワイヤレスヘッドセット1800は、ペアで使用する携帯電話1600と無接点充電することができない。
図16に示した携帯電話1600のコネクタ1610と、図17に示したワイヤレスヘッドセット1800のコネクタ1810とは形状は異なっている。つまり、携帯電話1600は、コネクタ1610と、コネクタ1610の形状に適合する専用のACADP1700とが接続され電力が供給される。一方、ワイヤレスヘッドセット1800は、コネクタ1810と、コネクタ1810の形状に適合する専用のACADP1900とが接続され電力が供給される。つまり、携帯電話1600とワイヤレスヘッドセット1800とは、各々専用品のACADPを使用しなければならない。携帯電話1600のコネクタ1610は、IMT2000仕様(EIAJ RC−5238準拠)で規定されている。一例としてパナソニック社製コネクタ、品名AXR3W101Pのコネクタ寸法L;W;Hを示すと、15.2mm;7.5mm;4.0mmであり、サイズの小さいワイヤレスヘッドセット1800には寸法上適用できないサイズである。尚、図16の携帯電話1600のサイズは、長さ109mm、幅50mm、厚さ13.9mmの直方体形状が例示される。また、図17のワイヤレスヘッドセット1800のサイズは、長さ66mm、直径13mmの円筒形状が例示される。
近年、携帯電話とペアで使用するワイヤレスヘッドセットが普及してきている。携帯電話での音楽再生をワイヤレスヘッドセットで聞き、着信及び発信時は通話モードに切り替えて使用するユーザが増えている。また、ユーザが車を運転する場合では、ワイヤレスヘッドセットを利用して携帯電話で通話することが遵法に合致している。特に、ワイヤレスヘッドセットは、携帯電話と物理的なケーブルで接続されていないため、運転の妨げにならないことでも優れている。しかし、図16、図17に示したような現状市販されている携帯電話1600及びワイヤレスヘッドセット1800は、コネクタ形状の違いから各々の専用のACADPを使用しなくてはならないため不便である。本発明の無接点充電制御システムでは、電力伝送側の一つのACADPで携帯電話とワイヤレスヘッドセットとを同時に充電することが可能であるため、普及しているワイヤレスヘッドセットの利便性を更に向上させる効果を奏している。
1〜4 N−MOSゲート端子
100 無接点充電制御装置
110 整流平滑回路
111 二次コイル
120 充電制御IC
121 電流調整部
122 モニタ部
123 電圧モニタ
124 電流モニタ
125 温度モニタ
126 ゲート制御部
127 充電電流設定回路
130 ADC
140 制御部
150 電流切替部
151〜154 N−MOSトランジスタ
200 充電器
210 ACADP
211 電源プラグ
220 無接点電力伝送回路
221 一次コイル
300 電池
400 負荷
410 各ブロックレギュレータ電源供給制御部
500 携帯電話
600 携帯電話
610 コネクタ
620 無接点電力伝送回路
621 一次コイル
630 充電制御IC
640 電池
650 負荷
651 各ブロックレギュレータ電源供給制御部
652 BB
652a CPU
652b LOGIC
653 メモリ
654 機能部
655 RF
700 ACADP
800 ワイヤレスヘッドセット
810 負荷
811 各ブロックレギュレータ電源供給制御部
812 BB
812a CPU
812b LOGIC
813 メモリ
814 機能部
814a LCD
814b マイク
814c レジーバーアンプ
814d イヤホン
900 ACADP
1000 充電制御IC
1100 電流調整部
1200 モニタ部
1210 電圧モニタ
1220 電流モニタ
1230 温度モニタ
1300 ゲート制御部
1400 充電電流設定回路
1600 携帯電話
1610 コネクタ
1630 充電制御IC
1640 電池
1650 負荷
1700 ACADP
1800 ワイヤレスヘッドセット
1810 コネクタ
1820 充電制御IC
1830 電池
1840 負荷

Claims (16)

  1. 一次コイルを備える充電器と、
    二次コイルを備え、前記一次コイルと前記二次コイルとを介して前記充電器から第1電流値の充電電流を取得して、内部の電池を充電する電子機器と
    を具備し、
    前記電子機器は、
    前記電池の充電を制御する無接点充電制御装置
    を備え、
    前記無接点充電制御装置は、
    前記二次コイルを介して、前記第1電流値の充電電流を取得する整流平滑回路と、
    前記電池へ提供する充電電流の第2電流値を指定する複数の切替部と、
    前記第1電流値と、前記電池を充電するために予め設定された第3電流値との比較に基づいて、前記複数の切替部から第1切替部を選択する制御部と、
    前記整流平滑回路から取得する前記第1電流値の充電電流を、前記第1切替部が指定する前記第2電流値に制御し、前記電池へ提供する充電制御部と
    を含む
    無接点充電制御システム。
  2. 請求項1に記載の無接点充電制御システムであって、
    前記制御部は、前記第1切替部に関連付けられた第1充電時間を前記充電制御部へ提供し、
    前記充電制御部は、前記第1充電時間に基づいて前記電池の充電を終了する
    無接点充電制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載の無接点充電制御システムであって、
    前記制御部は、
    前記第3電流値から前記第1電流値になるまでに減少した割合である電流減少量と、前記複数の切替部とを関連付けたテーブル
    を備え、
    前記制御部は、前記第1電流値と前記第3電流値とに基づいて前記電流減少量を算出し、前記テーブルに基づいて前記第1切替部を選択する
    無接点充電制御システム。
  4. 請求項3に記載の無接点充電制御システムであって、
    前記テーブルは、
    前記第1切替部と前記第1充電時間とを更に関連付け、
    前記制御部は、
    前記テーブルに基づいて、前記1切替部に関連付けられた前記第1充電時間を取得し、前記充電制御部へ提供する
    無接点充電制御システム。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の無接点充電制御システムであって、
    前記充電制御部は、前記第2電流値の定電流充電と、トリクル充電とを前記第1充電時間内で行う
    無接点充電制御システム。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の無接点充電制御システムであって、
    前記充電器は、携帯電話であり、
    前記電子機器は、無線通信によって前記携帯電話と信号を送受信する音声送受信機である
    無接点充電制御システム。
  7. 請求項6に記載の無接点充電制御システムであって、
    前記携帯電話は、
    前記一次コイルに磁束を発生させる無接点電力伝送回路と、
    ユーザ入力に基づいて、前記無接点電力伝送回路のオンオフを制御する携帯電話制御部と
    を備え、
    前記音声送受信機は、
    前記無接点充電制御装置のオンオフを制御する音声送受信機制御部
    を備える
    無接点充電制御システム。
  8. 請求項7に記載の無線点充電制御システムであって、
    前記音声送受信機は、
    第1識別情報を格納するメモリと、
    前記第1識別情報を前記無線通信で送信する送受信部と
    を備え、
    前記携帯電話は、
    前記第1識別情報を受信する携帯電話送受信部と、
    前記音声受信機を識別する第2識別情報を格納する携帯メモリと
    を備え、
    前記携帯電話制御部は、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致する場合に、一致したことを示す第1信号を、前記携帯電話送受信部から送信するように制御し、
    前記音声送受信機制御部は、前記第1信号に基づいて、前記無接点充電制御装置をオンに制御する
    無接点充電制御システム。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の無接点充電制御システムで使用される
    無接点充電制御装置。
  10. 二次コイルを備える電子機器が、一次コイルを備える充電器から、前記一次コイルと前記二次コイルとを介して充電電流を取得するステップと、
    前記充電電流の第1電流値を算出するステップと、
    前記第1電流値と、電池を充電するために予め設定された第3電流値との比較に基づいて、前記電池へ提供する第2電流値を指定する複数の切替部から第1切替部を選択するステップと、
    前記第1電流値の前記充電電流を、前記第1切替部が指定する前記第2電流値で前記電池へ提供するステップと
    を具備する
    無接点充電制御方法。
  11. 請求項10に記載の無接点充電制御方法あって、
    前記第1切替部を選択するステップは、
    前記第1切替部に関連付けられた第1充電時間を取得するステップ
    を含み、
    前記第2電流値で前記電池へ提供するステップは、
    前記第1充電時間の範囲内で、前記電池の充電を終了するステップ
    を含む
    無接点充電制御方法。
  12. 請求項10又は11に記載の無接点充電制御方法であって、
    前記第1切替部を選択するステップは、
    前記第3電流値から前記第1電流値になるまでに減少した割合である電流減少量を算出するステップと、
    前記電流減少量と、前記複数の切替部とを関連付けたテーブルから、前記第1切替部を選択するステップと
    を含む
    無接点充電制御方法。
  13. 請求項10乃至12の何れか一項に記載の無接点充電制御方法であって、
    前記第2電流値で前記電池へ提供するステップは、
    前記第2電流値の定電流充電を行うステップと、
    トリクル充電を行うステップと
    を含む
    無接点充電制御方法。
  14. 請求項10乃至13の何れか一項に記載の無接点充電制御方法であって、
    前記充電器は、携帯電話であり、
    前記電子機器は、無線通信によって前記携帯電話と信号を送受信する音声送受信機である
    無接点充電制御方法。
  15. 請求項14に記載の無接点充電制御方法であって、
    前記一次コイルと前記二次コイルとを介して前記充電電流を受け取るステップは、
    ユーザ入力に基づいて、前記一次コイルと接続する無接点電力伝送回路をオンにするステップと、
    前記一次コイルに磁束を発生させるステップと
    を含む
    無接点充電制御方法。
  16. 請求項15に記載の無接点充電制御方法であって、
    前記一次コイルと前記二次コイルとを介して前記充電電流を受け取るステップは、
    前記音声送受信機が、第1識別情報を前記無線通信で送信するステップと、
    前記携帯電話が、予め格納している前記音声受信機を識別する第2識別情報と、前記第1識別情報とが一致するか否かを判定するステップと、
    前記携帯電話が、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致する場合に、一致したことを示す第1信号を送信するステップと、
    前記音声送受信機が、前記第1信号に基づいて、前記二次コイルを介して前記充電電流を受け取るステップと
    を更に含む
    無接点充電制御方法。
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