JP2010206915A - 二次電池の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型、簡略化を可能としながら、二次電池の過放電を適切に防止可能な二次電池の制御装置を提供すること。
【解決手段】電源207からの電力の供給に応じてオン/オフすることにより、二次電池1と外部回路201,202との間の電気的な接続を制御する第1リレー130と、前記二次電池1の起電力に応じてオン/オフすることにより、前記第1リレー130への電力の供給を制御する第2リレー140と、を備えることを特徴とする二次電池の制御装置。
【選択図】 図1
【解決手段】電源207からの電力の供給に応じてオン/オフすることにより、二次電池1と外部回路201,202との間の電気的な接続を制御する第1リレー130と、前記二次電池1の起電力に応じてオン/オフすることにより、前記第1リレー130への電力の供給を制御する第2リレー140と、を備えることを特徴とする二次電池の制御装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、二次電池の制御装置に関するものである。
従来より、二次電池と外部回路との間に、二次電池の起電力に応じてオン/オフするリレーを挿入し、二次電池が所定の作動電圧以下の電圧となった場合に、二次電池と外部回路との間に挿入されているリレーの接点を開放することにより、二次電池と外部回路との間の電気的な接続を遮断することで、二次電池の過放電を防止する二次電池の制御装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術においては、ハイブリッド自動車や電気自動車等の電源として用いた場合には、二次電池と外部回路との間に流れる電流が大きくなるため、リレーおよびリレーを制御するための装置が大型化してしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、装置の小型、簡略化を可能としながら、二次電池の過放電を適切に防止可能な二次電池の制御装置を提供することである。
本発明は、所定の抵抗を介して二次電池の起電力に応じてオン/オフする第2リレーにより、二次電池と外部開路(外部機器)との間の電気的な接続を制御する第1リレーのオン/オフ制御を行うことにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、所定の抵抗を介して二次電池の起電力に応じてオン/オフする第2リレーを用いて、二次電池と外部開路との間の電気的な接続を制御する第1リレーのオン/オフ制御するため、装置の小型、簡略化を可能としながら、二次電池の過放電を適切に防止可能な二次電池の制御装置を提供することができる。
《第1実施形態》
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る電気車両用の強電システムの回路構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係る強電システムは、二次電池システム1を構成する組電池100、プラス側強電リレー120、マイナス側強電リレー130、分岐回路リレー140、およびバッテリコントローラ160と、インバータ201と、車両駆動用モータ202と、充電制御装置204と、電源207とを備えている。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る電気車両用の強電システムの回路構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係る強電システムは、二次電池システム1を構成する組電池100、プラス側強電リレー120、マイナス側強電リレー130、分岐回路リレー140、およびバッテリコントローラ160と、インバータ201と、車両駆動用モータ202と、充電制御装置204と、電源207とを備えている。
二次電池システム1を構成する組電池100は、走行用のバッテリであり、プラス側強電リレー120およびマイナス側強電リレー130を介して、強電ハーネス205,206により、インバータ201および車両駆動用モータ202と接続されている。そして、プラス側強電リレー120およびマイナス側強電リレー130がオンすることにより、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202とが電気的に接続されることで、車両駆動用モータ202を駆動する際には、組電池100から出力される直流電力がインバータ201によって交流電流に変換され、車両駆動用モータ202に供給される。一方、回生制御の際には、車両の走行エネルギーが、車両駆動用モータ202およびインバータ201を介して、電気エネルギーに逆変換され、組電池100が充電されるとともに、車両に回生ブレーキがかかるようになっている。
本実施形態においては、二次電池システム1を構成する組電池100、プラス側強電リレー120、マイナス側強電リレー130、分岐回路リレー140、およびバッテリコントローラ160は、アッセンブリーとされた状態で、電池ケースに収容されている。電池ケースを構成する材質としては、特に限定されず、プラスチック、金属、ゴム等、あるいはこれらの組み合わせによる材質が可能であり、形状も板状、箱状等のものを使用できる。また、電池ケースには、ケース内側と外側とを導通する接続用のターミナルが設けられており、これにより、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電気的な接続や、電源207との間の電気的な接続が確保される。
組電池100は、複数のセル101を直列に接続してなり、直列接続された複数のセル101のうち所定の2つのセル間には、遮断スイッチ111およびヒューズ112を内蔵するスイッチボックス110が、延長ケーブル102を介して、接続されている。なお、組電池100を構成する各セル101としては、特に限定されず、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池、ニッケルカドミウム電池などの各種二次電池が挙げられる。
バッテリコントローラ160は、組電池100の各種情報を取得することにより、組電池100の状態を監視し、制御するための制御装置である。具体的には、バッテリコントローラ160は、図示省略の電圧計からの信号に基づき、組電池100の端子電圧を取得し、組電池100が予め設定された上限電圧VMAXを上回らないように、また、下限電圧VMINを下回らないように、組電池100の充放電電流を制御する。この他にも、バッテリコントローラ160は、図示省略の温度センサ、電流計などを用いて、組電池100の温度、および充放電電流値の計測を行い、これらに基づいて組電池100の制御を行う。
さらに、バッテリコントローラ160は、通信線161を介して、充電制御装置204と互いに通信可能となっており、充電制御装置204に二次電池システム1を起動するための信号を送信する。そして、これにより、充電制御装置204から電源207に電力供給指令がなされ、後述するプラス側強電リレー120のコイル121、およびマイナス側強電リレー130のコイル131に、電源207から電力が供給され、これらプラス側強電リレー120、およびマイナス側強電リレー130がオンとなり、組電池100からの電力が、強電ハーネス205,206を介して、インバータ201および車両駆動用モータ202に供給されることとなる。また、回生制御の際には、組電池100に対して回生充電が行われることとなる。
プラス側強電リレー120は、コイル121と、a接点122とを備え、図1に示すように、コイル121は、電源線123,124を介して、電源207と電気的に接続されており、コイル121に電源207から電力が供給されることにより、コイル121は励磁するようになっている。そして、コイル121の励磁に応じて、a接点122が開閉可能となっている。具体的には、電源207からの電力が、電源線123,124を介して、コイル121に供給されることにより、a接点122は閉じられ、プラス側強電リレー120はオンとなり、組電池101のプラス端子と、インバータ201とが電気的に接続されることとなる。一方、電源207からの電力の供給がストップすると、a接点122が開放され、プラス側強電リレー120はオフとなり、組電池101のプラス端子と、インバータ201との接続が遮断されることとなる。
また、マイナス側強電リレー130は、コイル131と、a接点132とを備え、図1に示すように、コイル131は、電源線133,134を介して、電源207と電気的に接続されており、コイル131に電源207からの電力が供給されることにより、コイル131は励磁するようになっている。そして、コイル131の励磁に応じて、a接点132が開閉可能となっている。
なお、コイル131と電源207とを接続するための電源線133,134のうち、電源線134には、分岐回路リレー140が挿入されている。そのため、マイナス側強電リレー130は、電源207からの電力の供給の有無に加えて、分岐回路リレー140のオン/オフ状態により、そのオン/オフが制御されるようになっている。具体的には、分岐回路リレー140がオンしている状態において、電源207からの電力が、電源線133,134を介して、コイル121に供給されることにより、a接点122は閉じられ、プラス側強電リレー120はオンとなり、組電池101のマイナス端子と、インバータ201とが電気的に接続されることとなる。一方、分岐回路リレー140がオフした場合、または、電源207からの電力の供給がストップした場合には、a接点122が開放され、プラス側強電リレー120はオフとなり、組電池101のプラス端子と、インバータ201との接続が遮断されることとなる。
そして、プラス側強電リレー120およびマイナス側強電リレー130が、ともにオンすることにより、組電池100からの電力が、強電ハーネス205,206を介して、インバータ201および車両駆動用モータ202に供給されることとなる。また、回生制御の際には、組電池100に対して回生充電が行われることとなる。一方、プラス側強電リレー120またはマイナス側強電リレー130のいずれかがオフとなることにより、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電力の供給が遮断されることとなる。
分岐回路リレー140は、コイル141と、a接点142とを備え、図1に示すように、コイル141は、接続線143,144を介して、組電池100と電気的に接続されており、コイル141に組電池100から電力が供給されることにより、コイル141は励磁するようになっている。そして、コイル141の励磁に応じて、a接点142が開閉可能となっている。なお、コイル141と組電池100とを接続する接続線143,144のうち、接続線144には、抵抗150が挿入されている。すなわち、組電池100からコイル141に供給される電力は、抵抗150により制限されている。
ここで、本実施形態では、抵抗150の抵抗値を、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合に、分岐回路リレー140のコイル141に供給される電力が不十分となり、その結果として、分岐回路リレー140のa接点142が開放されることとなるような抵抗値に設定する。抵抗150の抵抗値をこのような値に設定することにより、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMIN以上である場合、すなわち、通常動作時には、コイル141に供給される電力が十分であるため、a接点142は閉じられ、分岐回路リレー140はオンとなる。その一方で、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合には、コイル141に供給される電力が不十分となり、a接点142が開放され、分岐回路リレー140はオフとなる。
そして、これにより、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMIN以上である場合には、分岐回路リレー140がオンとなり、電源207からの電力がマイナス側強電リレー130のコイル131に供給され、マイナス側強電リレー130はオンとなることとなる。また、電源207からの電力は、プラス側強電リレー120のコイル121にも供給されるため、プラス側強電リレー120もオンとなる。そのため、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMIN以上である場合には、組電池100からの電力が、強電ハーネス205,206を介して、インバータ201および車両駆動用モータ202に供給されることとなる。また、回生制御の際には、組電池100に対して回生充電が行われることとなる。
その一方で、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合には、分岐回路リレー140はオフとなり、電源207からのマイナス側強電リレー130のコイル131への電力の供給が遮断されることとなる。そのため、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合には、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電力の供給が遮断されることとなる。
なお、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回る場合としては、たとえば、組電池100が長期間使用されておらず、そのため、組電池100が自己放電したり、バッテリコントローラなどの組電池100からの電源の供給を受けているユニットの暗電流などで電力が消費された場合などが挙げられる。
本実施形態によれば、分岐回路リレー140を、マイナス側強電リレー130と、マイナス側強電リレー130に電力を供給するための電源207とを接続する電源線134の間に挿入するとともに、分岐回路リレー140を、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合にオフとなるように制御するものである。そして、これにより、電源207からのマイナス側強電リレー130への電力の供給を遮断し、マイナス側強電リレー130をオフとすることで、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電力の供給を遮断するものである。そのため、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合に、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電力の供給を確実に遮断することが可能となる。そして、これにより、組電池100の過放電を適切に防止することができ、過放電状態に起因する性能劣化を有効に防止することができる。また、組電池100が、長期間使用されていないことにより、過放電状態となってしまった場合でも、過放電状態において充放電が行われることに起因する組電池100の性能劣化を、有効に防止することも可能となる。
特に、本実施形態のように、マイナス側強電リレー130が組電池100以外の電源である電源207により動作するものである場合であっても、マイナス側強電リレー130のオン/オフを制御するための分岐回路リレー140が組電池100により駆動されるものであるため、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合には、マイナス側強電リレー130をオンすることができず、そのため、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電力の供給を確実に遮断することができるものである。
また、本実施形態によれば、分岐回路リレー140を、組電池100の起電力により駆動されるものとし、かつ、分岐回路リレー140を組電池100とともに、電池ケースに収容している。そのため、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合には、電池ケースを分解しない限り、分岐回路リレー140をオンとすることができず、これにより、分岐回路リレー140が組電池100以外の電源によりオンされることを有効に防止することができ、組電池100の過放電を適切に防止することが可能となる。
加えて、本実施形態によれば、比較的に小さい電流で駆動する分岐回路リレー140を用いて上記制御を行うものであるため、二次電池システム1全体の小型化および簡略化を可能としながら、組電池100の過放電を適切に防止することができる。
《第2実施形態》
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。
図2は、第2実施形態に係る強電システムの回路構成図である。図2に示すように、第2実施形態に係る強電システムにおいては、二次電池システム1aに備えられた分岐回路リレー140が、バッテリコントローラ160と充電制御装置204とが互いに通信するための通信線161に挿入された構成となっている。そして、第2実施形態に係る強電システムは、分岐回路リレー140が、マイナス側強電リレー130と電源207とを接続する電源線134ではなく、バッテリコントローラ160と充電制御装置204とが互いに通信するための通信線161に挿入されている以外は、第1実施形態に係る強電システムと同様の構成を有し、同様に動作するものである。
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。
図2は、第2実施形態に係る強電システムの回路構成図である。図2に示すように、第2実施形態に係る強電システムにおいては、二次電池システム1aに備えられた分岐回路リレー140が、バッテリコントローラ160と充電制御装置204とが互いに通信するための通信線161に挿入された構成となっている。そして、第2実施形態に係る強電システムは、分岐回路リレー140が、マイナス側強電リレー130と電源207とを接続する電源線134ではなく、バッテリコントローラ160と充電制御装置204とが互いに通信するための通信線161に挿入されている以外は、第1実施形態に係る強電システムと同様の構成を有し、同様に動作するものである。
第2実施形態においては、分岐回路リレー140は、第1実施形態と同様に、コイル141と、a接点142とを備え、図2に示すように、コイル141は、接続線143,144を介して、組電池100と電気的に接続されており、コイル141に組電池100からの電力が供給されることにより、コイル141は励磁するようになっている。そして、コイル141の励磁に応じて、a接点142が開閉可能となっている。また、接続線143,144のうち、接続線144には、抵抗150が配置されており、この抵抗150は、第1実施形態と同様に、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合に、コイル141に供給される電力が不十分となり、その結果として、a接点142が開放されることとなるような抵抗値に設定されている。
そして、本実施形態では、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMIN以上である場合には、分岐回路リレー140がオンとなり、バッテリコントローラ160と充電制御装置204とが、通信線161により接続された状態となって、バッテリコントローラ160と充電制御装置204へ二次電池システム1を起動するための信号が送信される。そして、これに基づいて、充電制御装置204から電源207に電力供給指令がなされ、プラス側強電リレー120のコイル121、およびマイナス側強電リレー130のコイル131に、電源207から電力が供給され、これらプラス側強電リレー120、およびマイナス側強電リレー130がオンとなり、組電池100からの電力が、強電ハーネス205,206を介して、インバータ201および車両駆動用モータ202に供給されることとなる。また、回生制御の際には、組電池100に対して回生充電が行われることとなる。
その一方で、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合には、分岐回路リレー140はオフとなり、バッテリコントローラ160と充電制御装置204との間の通信が遮断されることとなり、これにより、バッテリコントローラ160からの二次電池システム1を起動するための信号が、電制御装置204へ送信されない状態となる。そして、その結果として、充電制御装置204から電源207への電力供給指令も行われなくなり、プラス側強電リレー120のコイル121、およびマイナス側強電リレー130のコイル131のいずれにも、電源207からの電力が供給されない状態となり、これらプラス側強電リレー120、およびマイナス側強電リレー130がオフとなる。そのため、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合には、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電力の供給が遮断されることとなる。
第2実施形態においては、分岐回路リレー140を、バッテリコントローラ160と充電制御装置204とが互いに通信するための通信線161の間に挿入するとともに、分岐回路リレー140を、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合にオフとなるように制御する。そして、これにより、バッテリコントローラ160からの二次電池システム1を起動するための信号が、電制御装置204へ送信されず、電源207からのプラス側強電リレー120およびマイナス側強電リレー130への電力の供給を遮断し、プラス側強電リレー120およびマイナス側強電リレー130をオフとし、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電気的な接続を遮断するものである。そのため、組電池100の起電力が予め設定された下限電圧VMINを下回った場合に、組電池100と、インバータ201および車両駆動用モータ202との間の電気的な接続を確実に遮断することが可能となる。そして、これにより、第2実施形態によれば、上述の第1実施形態と同様に、組電池100の過放電を適切に防止することができ、過放電状態に起因する性能劣化を有効に防止することができる。また、組電池100が過放電状態となってしまった場合でも、過放電状態において充放電が行われることに起因する、組電池100の性能劣化を有効に防止することも可能となる。
さらに、第2実施形態によれば、上述の第1実施形態と同様に、比較的に小さい電流で駆動する分岐回路リレー140を用いて上記制御を行うものであるため、二次電池システム1全体の小型化および簡略化を可能としながら、組電池100の過放電を適切に防止することができる。
なお、上述した実施形態において、マイナス側強電リレー130は本発明の第1リレーに、分岐回路リレー140は本発明の第2リレーに、それぞれ相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
1…二次電池システム
100…組電池
120…プラス側強電リレー
130…マイナス側強電リレー
140…分岐回路リレー
150…抵抗
160…バッテリコントローラ
201…インバータ
202…車両駆動用モータ
204…充電制御装置
207…電源
100…組電池
120…プラス側強電リレー
130…マイナス側強電リレー
140…分岐回路リレー
150…抵抗
160…バッテリコントローラ
201…インバータ
202…車両駆動用モータ
204…充電制御装置
207…電源
Claims (7)
- 電源からの電力の供給に応じてオン/オフすることにより、二次電池と外部回路との間の電気的な接続を制御する第1リレーと、
前記二次電池の起電力に応じてオン/オフすることにより、前記電源からの前記第1リレーへの電力の供給を制御する第2リレーと、
前記二次電池と前記第2リレーとの間に接続され、前記二次電池の起電力が予め定められた前記二次電池の作動電圧範囲を下回った場合に、前記第2リレーがオフするよう設定された抵抗と、
を備えることを特徴とする二次電池の制御装置。 - 前記第2リレーは、前記二次電池と電気的に接続されたリレーコイルと、前記二次電池の起電力に応じて前記リレーコイルが励磁されることにより閉じるリレー接点と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の二次電池の制御装置。
- 前記第2リレーがオフした場合に、前記第1リレーはオフし、
前記第1リレーがオフすることで、前記二次電池と前記外部回路との間における電力の供給が遮断されることを特徴とする請求項1または2に記載の二次電池の制御装置。 - 前記第1リレーは、前記第2リレーを介して、前記第1リレーをオン/オフするための電力を供給する前記電源と電気的に接続されており、
前記第2リレーがオフした場合に、前記電源からの電力の供給が遮断されることにより、前記第1リレーはオフすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二次電池の制御装置。 - 前記第1リレーは、前記第2リレーを介して前記電源と電気的に接続されるリレーコイルと、前記電源からの電力に応じて前記リレーコイルが励磁されることにより閉じるリレー接点と、を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の二次電池の制御装置。
- 前記第2リレーは、前記二次電池の起動を制御するための信号を送信するための信号線に設けられており、
前記第2リレーがオフした場合に、前記二次電池の起動を制御するための信号の送信が遮断されることにより、前記第1リレーはオフすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二次電池の制御装置。 - 前記第2リレーは、前記二次電池を覆う外装部材により、前記二次電池とともに覆われた状態で設置される請求項1〜6のいずれかに記載の二次電池の制御装置。
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