JP2010205454A - 光電センサ - Google Patents

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【課題】センサの小型化を達成しつつ、装備される表示灯の視認性を向上することができる光電センサを提供する。
【解決手段】表示灯50と、受光用の受光素子(光電素子)と、表示灯50を駆動するとともに受光素子(光電素子)を動作させる1枚の回路基板と、を備えている。表示灯50が回路基板に実装され、回路基板がケース20内に少なくとも表示灯50が実装される実装部を除いて収容されるとともに、表示灯50の光を透過可能な透光性樹脂(封止樹脂24)で、実装部に薄肉に一体成形にて封止されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電センサに関するものである。
光電センサにおいて投光器・受光器には投光用および受光用の少なくとも一方の光電素子が備えられており、ケース内に光電素子、表示灯、回路基板等を含めた各種電子部品を収納している(例えば、特許文献1等)。
特開2002−216598号公報
このため、ケース内に基板を収容できる空間を有し、また、ケース内の表示灯の光を外部に出射させるための窓部を構成する必要がある。基板への実装部品点数が増加した場合には、基板面積が増え、その分だけケースもそれに伴い大型化してしまう。また、ケース内に収容された表示灯をケースの一部の透光性の窓部を介して出射するため視認性が良くない。さらに、視認性を向上させる場合には、ケース内からの表示灯の光を外部に導くための構造が必要となり、構造の複雑化を招く。
本発明の目的は、センサの小型化を達成しつつ、装備される表示灯の視認性を向上することができる光電センサを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、チップ部品の表示灯と、投光用および受光用の少なくとも一方の光電素子と、前記表示灯を駆動するとともに前記光電素子を動作させる1枚の回路基板と、を備え、前記回路基板に前記表示灯が実装され、当該回路基板がケース内に少なくとも前記表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、表示灯を回路基板に実装することによりセンサの小型化が図られる。また、表示灯の光を透過する透光性樹脂により表示灯を封止することにより、表示灯の視認性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の光電センサにおいて、前記回路基板において前記表示灯の実装面と同じ面に前記光電素子が実装されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、回路基板の同一面に表示灯と光電素子とを実装することにより製造が容易となる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の光電センサにおいて、前記回路基板に前記光電素子が、前記回路基板の実装面と前記光電素子の光軸方向とが直交する状態で実装されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、回路基板に光電素子を実装する際に光電素子の光軸方向を回路基板の実装面を基準として容易に位置合わせすることができる。
請求項4に記載の発明では、チップ部品の投光用表示灯と、ケース内に配置される投光用光電素子と、前記ケース内において前記投光用光電素子と離間して配置され、前記投光用光電素子から発射される光を受光器に出力する投光レンズと、前記投光用表示灯を駆動するとともに前記投光用光電素子を動作させる1枚の回路基板と、を備え、前記回路基板に前記投光用表示灯が実装され、当該回路基板がケース内に少なくとも前記投光用表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記投光用表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、表示灯を回路基板に実装することによりセンサの小型化が図られる。また、表示灯の光を透過する透光性樹脂により表示灯を封止することにより、表示灯の視認性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明では、投光器と受光器とからなる透過型の光電センサにおいて、前記投光器は、チップ部品の投光用表示灯と、投光用光電素子と、前記投光用表示灯を駆動するとともに前記投光用光電素子を動作させる1枚の回路基板と、を備え、前記回路基板に前記投光用表示灯が実装され、当該回路基板がケース内に少なくとも前記投光用表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記投光用表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されており、前記受光器は、チップ部品の受光用表示灯と、受光用光電素子と、前記受光用表示灯を駆動するとともに前記受光用光電素子を動作させる1枚の回路基板と、を備え、前記回路基板に前記受光用表示灯が実装され、当該回路基板がケース内に少なくとも前記受光用表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記受光用表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されおり、前記投光器の回路基板における前記投光用表示灯の光出射方向は、前記投光用光電素子の光軸方向と一致し、前記受光器の回路基板における前記受光用表示灯の光出射方向は、前記受光用光電素子の光軸方向と一致することを要旨とする。
請求項5に記載の発明によれば、表示灯を回路基板に実装することによりセンサの小型化が図られる。また、表示灯の光を透過する透光性樹脂により表示灯を封止することにより、表示灯の視認性を向上させることができる。
請求項6に記載のように、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光電センサにおいて、レーザセンサに適用することができる。
本発明によれば、センサの小型化を達成しつつ、装備される表示灯の視認性を向上することができる。
第1の実施形態におけるレーザセンサの受光器の正面図。 レーザセンサの受光器の斜視図。 レーザセンサの受光器の分解斜視図。 図1のA−A線での受光器の縦断面図。 図1のB−B線での受光器の縦断面図。 受光器の製造工程を説明するための斜視図。 第2のレーザセンサの投光器の斜視図。 レーザセンサの投光器の縦断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態の光電センサは、投光器と受光器とが対向配置された透過型の光電センサであり、受光器において投光器から出射された可視光を受光する。また、本実施形態の光電センサはレーザセンサであって、可視光のレーザ光のうち赤色のレーザ光を投光器から出射して受光器において受光する。
図1には受光器の正面図を、図2には斜視図を、図3には分解斜視図を、図4には図1のA−A線での縦断面図を、図5には図1のB−B線での縦断面図を示す。図2,3,4,5において左側から投光器(図示略)の発する光(赤色レーザ光)を受光する。
図1,2に示すように、受光器1の本体10は、全体形状がほぼ直方体をなし、赤色レーザ光を受光する面S1は縦長の長方形状をなしている。本体10には取付孔10aが設けられている。受光器の本体10の下面からケーブル11が延びている。
光電センサにおける受光器1の本体10は、図1,2に示すように、樹脂製ケース20を備えている。樹脂製ケース20は、ベース部材21と背面カバー22と前面カバー23を備えている。また、受光器1は図1,3に示すように回路基板30、光IC40(受光素子41)、表示灯50等を備えている。図3は前面カバー23を取り外した状態での分解斜視図である。
ベース部材21に対し回路基板30が立設した状態で当接し、この状態で回路基板30がベース部材21に支持されている。
回路基板30の一方の面(前面)30aにおいて受光用光IC(受光素子)40が回路基板30のほぼ中央部に実装されている。図3に示すように、受光用光IC40は、光電素子としての受光素子41と処理回路とをワンチップ化したものである。回路基板30の一方の面30aに直交する方向が受光素子41の光軸L1となっており、光軸方向からの光を受光素子41で受光すると、その光量に応じた電気信号に変換される。そして、受光用光IC40の処理回路において増幅等の信号処理が行なわれる。また、受光用光IC40(受光素子41)の駆動は回路基板30に形成された駆動回路により行なわれる。このようにして、回路基板30と受光素子41との関係について、受光素子41の光軸方向と直交する方向に回路基板30が配置されている。
また、図4,5に示すように、回路基板30の他方の面(後面)30bにおいて電子ボリューム31が回路基板30のほぼ中央部に実装されている。この電子ボリューム31は連結部材32により受光器本体10の背面部に露出する操作部材33に連結されている。そして、外部から操作部材33を回動操作することにより電子ボリューム31の可変抵抗値を調整して受光感度等を調整することができるようになっている。
さらに、回路基板30の両面には各種の電子部品(トランジスタ、ダイオード等)が実装されている。これら実装部品により駆動回路が形成されている。具体的には、例えば、図3,4,5に示すように回路基板30の一方の面(前面)30aには複数のダイオード42が受光用光IC40の下方に接近して実装されている。このようにして、表示灯50を駆動するとともに受光素子41を動作させるための電子部品が備えられている。
また、回路基板30の一方の面(前面)30aにおいて表示灯50が回路基板30の上端部に実装されている。表示灯50は緑色LED51と橙色LED52よりなる。表示灯はチップ部品よりなる。緑色LED51は受光量が一定量以上となると(受光素子への入光量が安定すると)点灯する。橙色LED52は検出表示灯であって、物体があるか否かに基づいて点灯する。この表示灯50(緑色LED51、橙色LED52)の駆動は回路基板30に形成された駆動回路により行なわれる。
回路基板30の下部にはケーブル11が接続され、ケーブル11を介して受光器本体10に電源が供給される。
図3に示すように、回路基板30の前面30aには、シールド板60、導電フィルム61、樹脂製カバー62が設けられている。
金属製のシールド板60は一方の面が開口する四角箱型をなし、回路基板30に対しシールド板60で回路基板30の前面に実装された光IC40等の電子部品を覆うように配置されている。シールド板60には長穴形の貫通孔60aが設けられ、貫通孔60aを通過した赤色レーザ光が受光用光IC40の受光素子41に送られる。シールド板60の前面には透明な導電フィルム61を介して樹脂製カバー62が配置されている。樹脂製カバー62は絶縁性の黒色樹脂よりなる。樹脂製カバー62はシールド板60を覆う状態で回路基板30に装着されている。詳しくは、樹脂製カバー62の本体部62aから突出する脚部62bを回路基板30の貫通孔30cに嵌入することにより樹脂製カバー62が回路基板30に固定されている。
樹脂製カバー62には円形の貫通孔62cが設けられ、貫通孔62cを通過した赤色レーザ光が受光用光IC40の受光素子41に送られる。また、シールド板60は回路基板30におけるグランドラインと接続されている。これによって、シールド板60により回路基板30に実装した電子部品(光IC40等)がシールドされ、外部からの電磁ノイズの影響を受けないようになっている。このとき、シールド板60に導電フィルム61を被せていることで、シールド板60に空いている貫通孔60aの部分を空間的に閉鎖して、外来ノイズから空間的に遮断している。
また、図3,4,5に示すように、回路基板30の前面側には前面カバー23がベース部材21に装着されている。前面カバー23は赤色よりなる。前面カバー23は回路基板30の前面30aのうちの表示灯50の配置部分およびケーブル11の接続部を除く部位を覆っている。前面カバー23の前面での中央部には長方形状をなす受光窓23aが形成されている。詳しくは、受光窓23aは前面カバー23の前面よりも窪んでおり、かつ、その表面は平滑にされており、これにより投光器からの赤色レーザ光を通過可能となっている。この受光窓23aを通過した赤色レーザ光が受光用光IC40の受光素子41に送られる。
封止樹脂24は、ケース20の水密性を確保するためのものであって、ベース部材21と背面カバー22と前面カバー23とを組み付けた状態で、これら部材間の境界部分、ケーブル11との境界部(ケーブル11の封止部)、および、表示灯50を封止樹脂24で封止(金型成形・一体成形)している。詳しくは、封止樹脂24は、回路基板30の上部での表示灯50(緑色LED51、橙色LED52)よりも下部の部位を封止するとともに、表示灯50(緑色LED51、橙色LED52)を封止している。封止樹脂24は、表示灯50の光を透過する透光性樹脂よりなる。具体的には、半透明樹脂(例えばグレースモーク樹脂)を用いることができる。これにより、外部から表示灯50の光を認識することができる。
1枚の回路基板30により表示灯50を駆動するとともに受光素子41を動作させる。
次に、このように構成した光電センサの受光器1の組み立て順序について説明する。
回路基板30に受光用光IC40、表示灯50を含む電子部品を実装し、さらにシールド板60、導電フィルム61、樹脂製カバー62を回路基板30に取り付ける。その後、回路基板30にケーブル11を半田付けし、さらには、連結部材32を回路基板30に実装される電子ボリューム31にセットしてベース部材21を組み付ける。その後、操作部材33にパッキンを嵌めた状態で連結部材32にセットして背面カバー22を組付ける。そして、ベース部材21の前面に前面カバー23を装着する。その結果、図6に示す状態となる。このとき、回路基板30には表示灯50も実装されているが、表示灯50の部分の基板30をケースの外側に出す構造となっている。
この状態から、図2に示すように、封止樹脂24で部材間の境界部分、ケーブル11との境界部分、表示灯50(緑色LED51、橙色LED52)の部分を封止(一体成形)する。このようにして、小型レーザセンサ(光電センサ)において回路基板30を全てケース20の内部に配置し、単にケーブル11の引き出し部および基板の一部を封止するのではなく、さらに、表示灯50の光を透過する透光性樹脂(24)により表示灯50を封止する。
表示灯50を封止樹脂ではなく樹脂成形品(ケース)で覆った場合においては、表示灯の光は空気を通ってケースを通過して外部に出射される。この場合には、空気を通過するときに減衰して光が弱くなる。本実施形態では、空気を通さずに外部に出射するので光の減衰を抑えることができ視認性に優れている。また、表示灯50を封止する樹脂24は薄く形成することができ、これにより光の減衰を抑えることができるので視認性に優れている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)回路基板30に表示灯50が実装され、回路基板30がケース内に少なくとも表示灯50が実装される実装部を除いて収容されるとともに、表示灯50の光を透過可能な透光性樹脂(封止樹脂24)で、実装部を薄肉に一体成形にて封止されている。これにより、表示灯50を回路基板30に実装することによってセンサの小型化が図られる。また、表示灯50の光を透過する透光性樹脂(封止樹脂24)により表示灯50を封止することにより、表示灯50の視認性を向上させることができる。
(2)回路基板30において表示灯50の実装面と同じ面に受光素子(光電素子)41が実装されているので、回路基板30の同一面に表示灯50と受光素子(光電素子)41とを実装することにより製造が容易となる。
(3)回路基板30に受光素子(光電素子)41が、回路基板30の実装面と受光素子(光電素子)41の光軸方向とが直交する状態で実装されているので、回路基板30に受光素子(光電素子)41を実装する際に受光素子(光電素子)41の光軸方向を回路基板30の実装面を基準として容易に位置合わせすることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第1の実施形態においては受光器に用いたが、本実施形態においては投光器に用いている。
図7,8には、本実施形態におけるレーザセンサの投光器80を示す。図7,8において、ケース(ベース部材81、背面カバー82、前面カバー83)の内部に回路基板84が配置され、回路基板84の下部にはケーブル85が接続されている。ケーブル85と回路基板84の接続部は封止樹脂86にて封止されている。ケース内において円筒状のホルダ部87が回路基板84を貫通する状態で配置され、ホルダ部87はベース部材81と一体形成されている。ホルダ部87の一端には投光用の光電素子としてのレーザダイオード88が固定されているとともに、ホルダ部87の他端にはレンズ89が固定されている。回路基板84には表示灯90を駆動するとともにレーザダイオード88を動作させるための電子部品が実装されている。回路基板84がケース内に表示灯90の実装部を除いて収容されるとともに、表示灯90が表示灯90の光を透過可能な透光性樹脂(封止樹脂91)により封止されている。表示灯90はチップ部品よりなる。レーザダイオード88と回路基板84とはフレキシブルプリント配線板92により電気的に接続されている。投光器80においては、表示灯90は緑色表示灯のみを使用する場合が多く、緑色表示灯の点灯により投光していることを表示することができる。
このようにして、光電センサは、投光用および受光用の少なくとも一方の光電素子を備えていればよい。
また、チップ部品の投光用表示灯90と、ケース内に配置されるレーザダイオード(投光用光電素子)88と、ケース内においてレーザダイオード(投光用光電素子)88と離間して配置され、レーザダイオード(投光用光電素子)88から発射される光を受光器に出力する投光レンズ89と、投光用表示灯90を駆動するとともにレーザダイオード(投光用光電素子)88を動作させる1枚の回路基板84と、を備えている。回路基板84に投光用表示灯90が実装され、回路基板84がケース内に少なくとも投光用表示灯90が実装される実装部を除いて収容されるとともに、投光用表示灯90の光を透過可能な透光性樹脂(91)で、実装部を薄肉に一体成形にて封止している。
これにより、ケースの小型化を図ろうとすると投光用光電素子(投光素子)が存在し、また、製品仕様として投光用光電素子(投光素子)と投光レンズ89との距離が決まってしまう。一方、基板84は本体ケース前面側からある程度背面側に引っ込む。ケース内に表示灯を配置すると見づらい。
これに対し、本実施形態においてはケースから表示灯を突出させ、突出させた表示灯の部分を薄肉樹脂で一体成形する。
これにより、ケース前面から奥行き側に基板が配置されても、ケース外に表示灯が突出している状態で、しかも、表示灯の周りを薄肉で一体成形することで、表示灯の光を減衰がほとんどない状態で発光器本体外に出射させることができ、視認性が良くなる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を、第1,2の実施形態との相違点を中心に説明する。
第1の実施形態においては受光器に用いるとともに第2の実施形態においては投光器に用いるが、本実施形態においては第2の実施形態の投光器と第1の実施形態の受光器により、投光器と受光器とからなる透過型の光電センサ(レーザセンサ)を構成している。
図7,8に示すように、投光器80は、チップ部品の投光用表示灯90と、投光用光電素子としてのレーザダイオード88と、投光用表示灯90を駆動するとともにレーザダイオード(投光用光電素子)88を動作させる1枚の回路基板84と、を備えている。回路基板84に投光用表示灯90が実装され、回路基板84がケース内に少なくとも投光用表示灯90が実装される実装部を除いて収容されている。また、投光用表示灯90の光を透過可能な透光性樹脂(封止樹脂91)で、実装部を薄肉に一体成形にて封止している。
一方、図5に示すように、受光器1は、チップ部品の受光用表示灯50(51,52)と、受光用光電素子41と、受光用表示灯50を駆動するとともに受光用光電素子41を動作させる1枚の回路基板30とを備えている。回路基板30に受光用表示灯50が実装され、回路基板30がケース内に少なくとも受光用表示灯50が実装される実装部を除いて収容されている。また、受光用表示灯50の光を透過可能な透光性樹脂(封止樹脂24)で、実装部を薄肉に一体成形にて封止している。
さらに、投光器80の回路基板84における投光用表示灯90の光出射方向は、レーザダイオード(投光用光電素子)88の光軸方向と一致し、受光器1の回路基板30における受光用表示灯50の光出射方向は、受光用光電素子41の光軸方向と一致している。
透過型の光電センサにおいて、投受光を行なう光軸方向に表示灯の光が出射されることで、表示灯の視認が一番しやすくなる。投光器でも受光器でも相手方の表示灯と向き合った状態で設置等を行なうので、向き合った状態で表示灯の光を直接見ることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・光電センサとしてレーザセンサに適用したが、これに限るものではなく、レーザ光以外の光を用いた光電センサに適用してもよい。
1…受光器、20…ケース、21…ベース部材、22…背面カバー、23…前面カバー、24…封止樹脂、30…回路基板、41…受光素子(光電素子)、50…表示灯、51…緑色LED、52…橙色LED、80…投光器、84…回路基板、88…レーザダイオード、90…表示灯、91…封止樹脂。

Claims (6)

  1. チップ部品の表示灯と、
    投光用および受光用の少なくとも一方の光電素子と、
    前記表示灯を駆動するとともに前記光電素子を動作させる1枚の回路基板と、
    を備え、
    前記回路基板に前記表示灯が実装され、
    当該回路基板がケース内に少なくとも前記表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されていることを特徴とする光電センサ。
  2. 前記回路基板において前記表示灯の実装面と同じ面に前記光電素子が実装されていることを特徴とする請求項1に記載の光電センサ。
  3. 前記回路基板に前記光電素子が、前記回路基板の実装面と前記光電素子の光軸方向とが直交する状態で実装されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光電センサ。
  4. チップ部品の投光用表示灯と、
    ケース内に配置される投光用光電素子と、
    前記ケース内において前記投光用光電素子と離間して配置され、前記投光用光電素子から発射される光を受光器に出力する投光レンズと、
    前記投光用表示灯を駆動するとともに前記投光用光電素子を動作させる1枚の回路基板と、
    を備え、
    前記回路基板に前記投光用表示灯が実装され、
    当該回路基板がケース内に少なくとも前記投光用表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記投光用表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されていることを特徴とする光電センサ。
  5. 投光器と受光器とからなる透過型の光電センサにおいて、
    前記投光器は、
    チップ部品の投光用表示灯と、
    投光用光電素子と、
    前記投光用表示灯を駆動するとともに前記投光用光電素子を動作させる1枚の回路基板と、
    を備え、
    前記回路基板に前記投光用表示灯が実装され、
    当該回路基板がケース内に少なくとも前記投光用表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記投光用表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されており、
    前記受光器は、
    チップ部品の受光用表示灯と、
    受光用光電素子と、
    前記受光用表示灯を駆動するとともに前記受光用光電素子を動作させる1枚の回路基板と、
    を備え、
    前記回路基板に前記受光用表示灯が実装され、
    当該回路基板がケース内に少なくとも前記受光用表示灯が実装される実装部を除いて収容されるとともに、前記受光用表示灯の光を透過可能な透光性樹脂で、前記実装部を薄肉に一体成形にて封止されおり、
    前記投光器の回路基板における前記投光用表示灯の光出射方向は、前記投光用光電素子の光軸方向と一致し、前記受光器の回路基板における前記受光用表示灯の光出射方向は、前記受光用光電素子の光軸方向と一致することを特徴とする光電センサ。
  6. レーザセンサであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光電センサ。
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