JP2010205298A - 通信システム、サーバ、端末装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

通信システム、サーバ、端末装置およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定の日記データの公開/非公開の指定を迅速かつ容易に行う。
【解決手段】サーバは、同一内容の背景データとして予め用意された公開用および非公開用の背景データのいずれかの背景上に記述された日記データを当該ユーザの端末装置から受信する。サーバは、また、端末装置から受信した日記データを記憶部に保存するとともに、当該背景データの公開/非公開に基づいて当該日記データの他のユーザへの公開/非公開を管理する。端末装置は、いずれかの背景データを用いて日記データを作成し、当該ユーザにより作成された背景データ付き日記データをサーバに送信する。
【選択図】図12−A

Description

本発明は、通信システム、サーバ、端末装置およびコンピュータプログラムに関し、特に端末装置で記述された日記を、限られた相手に公開する技術に関するものである。
従来、個人の日記は紙ベースの日記帳に記述されるのが通常であったが、最近はパーソナルコンピュータ(PC)や通信の発達に伴い、電子的に日記を記述し保存することが容易になった。
また、通信ネットワーク上のWebサイトに個人的な意見や記録事項をアップロードして、不特定多数の人々にその内容を公開することも行われるようになってきている(例えばblog(weblogの略))。
近年広く普及している携帯電話機を代表とする携帯端末装置(以下、単に携帯端末または端末という)は、場所、時間の面で使用上の自由度が高く、時間や場所を問わず、思いついたときにその内容を記録するにはきわめて便利であり、また、通信機能を利用してその内容を随時、通信ネットワークにアップロードすることも可能である。
特許文献1には、携帯電話の接続部に取り付けられて友人等と携帯電話を介して日記等の交換が行える交換日記システム処理装置が開示されている。
特開2002−261961号公報
上述したblog等、Webサイトでの情報の公開は、不特定多数の人々を対象とするものであり、限られた特定の人(または人々)に対してのみ日記を公開したい場合には適さない。すなわち、指定した相手にのみ自由に閲覧を許可するというような利用ができなかった。
また、特許文献1に記載の技術は、1対1の関係で特定の相手に日記を送信するものであり、1対多の関係で、指定した相手にのみ自由に閲覧を許容するというような利用ができなかった。(なお、特許文献1に記載の従来技術は携帯電話を通信手段として利用し、日記の書き込みおよび保存等は携帯電話機に接続可能な別体の装置で行っている。)
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、特定の日記データの公開/非公開の指定を迅速かつ容易に行うことができる通信システム、サーバ、端末装置およびコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、特定の日記データが公開されているかどうかを即座に認識することができる通信システム、サーバ、端末装置およびコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明によるシステムは、サーバと端末装置とが通信ネットワークを介して接続された通信システムである。サーバは、同一内容の背景データとして予め用意された公開用および非公開用の背景データのいずれかの背景上に記述された日記データを当該ユーザの端末装置から受信する手段と、前記端末装置から受信した日記データを記憶部に保存するとともに、当該背景データの公開/非公開に基づいて当該日記データの他のユーザへの公開/非公開を管理する手段とを有し、第1のユーザの端末装置からの要求に応じて前記第1のユーザの作成した日記データを当該第1のユーザに閲覧させるとともに、第2のユーザの端末装置からの要求に応じて当該公開用の背景データを有する日記データを当該第2のユーザに閲覧させる。端末装置は、前記いずれかの背景データを用いて日記データを作成する日記データ作成手段と、当該ユーザにより作成された背景データ付き日記データを前記サーバに送信する送信手段と、作成された日記データを閲覧する手段とを有する。
複数の端末装置の第1のユーザは、自己の端末装置で記述した日記データをサーバに送信する。第1のユーザが記述した日記データは他のユーザに公開される場合、公開用の背景データを用いて記載される。サーバは、第1のユーザの端末装置からの要求に応じて、その日記データを第1のユーザに閲覧させるとともに、公開用の背景データを用いて記載されている場合、第2のユーザに対してもその日記データを閲覧させることができる。
サーバに日記データを保存しておくことにより、記憶容量の比較的小さい端末装置に対しても比較的大きなデータを保存しておくことができる。また、日記データの公開/非公開が背景データの選択によって行える。その結果、特定の日記データの公開/非公開の指定を迅速かつ容易に行うことができる
本発明によるサーバは、通信ネットワークを介して複数の端末装置と接続されるサーバであって、同一内容の背景データとして予め用意された公開用および非公開用の背景データのいずれかの背景上に記述された日記データを当該ユーザの端末装置から受信する手段と、前記端末装置から受信した日記データを記憶部に保存するとともに、当該背景データの公開/非公開に基づいて当該日記データの他のユーザへの公開/非公開を管理する手段とを備え、第1のユーザの端末装置からの要求に応じて前記第1のユーザの作成した日記データを当該第1のユーザに閲覧させるとともに、第2のユーザの端末装置からの要求に応じて当該公開用の背景データを有する日記データを当該第2のユーザに閲覧させることを特徴とする。
このサーバは、同一内容の背景データとして予め用意された公開用および非公開用の背景データのいずれかの背景上に記述された日記データを当該ユーザの端末装置から受信する。また、受信した日記データを記憶部に保存するとともに、当該背景データの公開/非公開に基づいて当該日記データの他のユーザへの公開/非公開を管理する。第1のユーザの端末装置からの要求に応じて第1のユーザの作成した日記データを当該第1のユーザに閲覧させるとともに、第2のユーザの端末装置からの要求に応じて当該公開用の背景データを有する日記データを当該第2のユーザに閲覧させる。
公開する相手ユーザを指示する情報を併せて保存するようにしてもよい。この場合、前記日記データ管理手段は、当該公開する相手ユーザからの要求に応じて前記公開対象の日記データを前記他のユーザに閲覧させる。
本発明による端末装置は、通信ネットワークを介してサーバに接続される端末装置であって、日記データを作成する日記データ作成手段と、前記日記の背景データとして、同一の内容の選択可能な公開用と非公開用の背景データが用意されており、いずれの背景データが選択されたかによって当該日記データの公開の可否を決定する手段とを備えたことを特徴とする。
端末装置のユーザは、日記データを作成する際、背景データとして、同一の内容の選択可能な公開用と非公開用の背景データから、所望の公開/非公開の別に応じていずれの背景データを選択する。この選択結果によって日記データの公開の可否が決定される。
前記日記の閲覧は前記表示部上に表示されるカレンダー画面を介して、日付を指定することにより行うことができる。これにより、カレンダー画面上の日付をキーとしてその日の日記の閲覧へ移行することが可能となる。この際、前記カレンダー画面上で日記が記述された日付と日記が記述されていない日付とは区別して表示することが好ましい。これにより、日記が記述されている日といない日とが一目瞭然に認識され、記述済みの日記の閲覧および修正等が迅速に行える。
1日の日記は複数の記述領域を有することができ、前記日記が記述された日付の区別表示において前記記述領域の個数を認識可能に表示するようにしてもよい。これにより、実際の日記を閲覧する前に記述領域の個数をカレンダー画面上で認識することができる。
前記日記データ作成手段は、記述領域毎に背景データを用いることにより、記述領域単位に公開の可否を指定することができる。これにより、日記を公開した相手に対しても、日記の指定した一部は非公開とすることができる。
前記公開可と指定された記述領域の背景データに、その記述領域の公開が許可されている旨を示すマークを表示するようにすれば、日記作成者がどの記述領域を公開とし、どの記述領域を非公開としたかが容易に認識される。
前記日記データ作成手段は、個々の記述領域について異なる表示形態を指定する手段を備えてもよい。例えば記述領域毎に背景等を変更することができる。
前記日記データ作成手段は、撮影された画像データを前記サーバに送信し、前記サーバにより作成された前記画像データの縮小画像データを受信して前記日記の記述領域に貼り付ける手段を備えてもよい。これにより、撮影画像が日記の記述領域サイズに適した画像に変換される。また、この変換処理はサーバで行うことにより、端末装置にそのような処理能力や処理負荷が軽減される。この場合、前記日記データ作成手段は、前記縮小画像データを前記サーバに送信された元の画像データにリンクさせることにより、端末装置はサーバから元のサイズの撮影画像を受信して確認することができる。
端末装置上のユーザインターフェイスとして、前記表示部の画面上に自己の日記を示す第1のアイコンと自己に日記を公開している他のユーザの日記を示す第2のアイコンを表示し、前記第1のアイコンからの指示に応じて日記のカレンダー画面に移行し、前記第2のアイコンからの指示に応じて他のユーザの選択画面を介して当該他のユーザのカレンダー画面に移行し、いずれの場合も前記カレンダー画面から日付を選択することにより、その日付の日記に到達するようにしてもよい。これにより、ユーザに分かりやすい日記の閲覧操作が可能となる。
前記表示部の画面上に自己の当日の日記を示す第3のアイコンを表示し、この第3のアイコンから自己の当日の日記の記述用の画面へ移行するようにしてもよい。これにより、カレンダー画面を介することなく、当日の日記記述用の画面へ直接移行することができる。
本発明は、上記端末装置やサーバにおける上記のような手段や機能を実現するためのコンピュータプログラムとして把握することも可能である。
本発明によれば、サーバに日記データを保存しておくことにより、記憶容量の比較的小さい端末装置に対しても比較的大きなデータを保存しておくことができる。また、日記データの公開/非公開が背景データの選択によって行える。端末装置のユーザが自己の作成した日記を通信ネットワーク上のサーバにおいて公開する際に、指定した相手に限定して公開することが可能となる。これによって、日記公開サービスの利用価値が増大する。指定した相手であっても日記の一部のみを公開するようにすることも可能である。また、この日記の公開は、予め指定した仲間との情報交換、コミュニケーションの手段としても利用することが可能である。
日記データはサーバに保存しておくことにより端末装置に必要とされる記憶容量は少なくて済む。これは特に携帯型の端末装置に有用である。
本発明の実施の形態に係るシステム全体の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るシステム全体の構成、および携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るサーバの概略の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る友達リストの構成を模式的に表したデータテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態における1ユーザの1日の日記データの構造を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態において利用する携帯端末の表示部でのグラフィックユーザインターフェイス(GUI)画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態において当日の日記をつけるための画面例の説明図である。 本発明の実施の形態におけるメッセージ表示の例の説明図である。 本発明の実施の形態におけるカレンダー画面の説明図である。 本発明の実施の形態における閲覧モードでの画面例の説明図である。 本発明の実施の形態において選択された日付の日記が3ページに達していないときのメッセージ表示画面の説明図である。 本発明の実施の形態において選択された日付の日記が3ページに達している場合の画面例の説明図である。 本発明の実施の形態における日記の背景の切替の説明図である。 図12−Aに続く画面の説明図である。 図12−Bに続く画面の説明図である。 本発明の実施の形態において日記の特定のページを削除する方法の一例の画面の説明図である。 本発明の実施の形態において仲間日記が選択された場合の画面例の説明図である。 本発明の実施の形態において自己の日記を公開する相手を指定するための画面例の説明図である。 本発明の実施の形態の携帯端末における日記編集に関する処理例のフローチャートである。 本発明の実施の形態の携帯端末における日記閲覧に関する処理例のフローチャートである。 本発明の実施の形態の携帯端末およびサーバにおける写真貼り付けに関する処理例のフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態に係るシステム全体の概略構成を示す。このシステムは、サーバ160と、携帯端末の一例としての複数の携帯電話機100とを備え、これらは通信ネットワーク155を介して相互に接続される。通信ネットワーク155には、電話網、インターネット等を含みうる。サーバ160には、データベース220aおよびプログラム記憶装置220bが接続される。
図2に、本実施の形態に係るシステム全体の構成、および携帯電話機100の内部構成を示す。このシステムにおいて、携帯電話機100は基地局150を介して通信ネットワーク155に接続されている。通信ネットワーク155には、サーバ160、他の携帯電話機100等が接続されている。
携帯電話機100の制御部105は、変調器103および復調器104に接続され、さらに、これらはアンテナ共用器102を介してアンテナ101に接続され、基地局150および通信ネットワーク155を介して外部の携帯電話機との間で音声やデータの送受信を行う。制御部105は、CPU110を有し、メモリ122に格納されている制御プログラムやアプリケーションプログラムおよび必要なパラメータを利用して、携帯電話機の機能を実現する。メモリ122は不揮発性のメモリであるROM、EEPROMや、通常、揮発性であるRAM等を含みうる。本実施の形態ではこのメモリ122に、プログラム122a、表示画面/部品データ122b、および、キャッシュメモリ122cを含む。制御部105はさらに外部インタフェース111を含み、これを介して、入力部106(各種キーやジョグダイヤル等)、表示部107(LCD等の表示手段)等の入出力動作を制御する。制御部105にはさらに時計部121が接続される。時計部121は日時情報の生成、管理を行うとともにタイムアウトを監視するためのタイマー機能を有する。制御部105は本発明における携帯端末の各種の制御を行う制御手段を構成している。
図3に、サーバ160の概略の構成例を示す。サーバ160は主要機能部として、Web処理部203、テーブル処理部205、日記データ管理部207、およびデータ転送処理部209を有する。
Web処理部203は、Web画面構成のためのイメージ(画像)やテキストのデータを格納したWebデータ記憶装置204と接続されると共に、通信部201を介して通信ネットワーク155に接続され、携帯電話機100等からのWebデータの要求に応じてWebデータの返送を行う応答手段として機能する。Web処理部203は、この送信の前にWebデータの加工処理を行ってもよい。Web処理部203は、また、端末で機能するアプリケーションプログラム(アプリ)309や各種データを保存する記憶装置202に接続され、端末からのダウンロード要求に応じてこれらを端末へ送信する。本実施の形態における日記作成閲覧のサービスは、アプリケーションプログラムを携帯端末にインストールすることにより、携帯端末で利用可能となる。このようなアプリケーションプログラムは、携帯端末の出荷時に初期的にインストールされていてもよいし、あるいは、出荷後にユーザの要求によりインストールされてもよい。なお、本発明における「日記」とは日付単位に記述される記録やメモ等のデータであり、典型的にはテキストデータからなるが、テキストデータに加えて、または代えて、画像データや音声データ等を含んでもよい。
テーブル処理部205は、後述するような友達リスト51および送信先リスト52のような各種管理用のデータテーブルを格納するデータ記憶装置206に接続され、Web処理部203および日記データ管理部207から与えられる情報に従って、テーブルデータの作成および更新の処理を行う。
日記データ管理部207は、通信部201を介して通信ネットワーク155に接続され、日記作成者からの日記データのアップロードを受け、このアップロードされた日記データを日記データ記憶部208に保存するとともに、許可されたユーザに対して日記の閲覧を行わせる。日記データ208aは、ユーザ毎に管理され、例えばタグ情報付きのテキストデータで記述される。また、日記データ記憶部208には、ユーザ毎に画像データ(写真撮影データ)208bも保存され管理される。日記データ管理部207には、日記資源データ記憶部211も接続される。日記資源データには、月単位のカレンダーを表示するためのカレンダーデータ211a、シール画像を定めたシールデータ211b、ページの背景画像(色や模様等)を定めた背景データ211c、カレンダーの日付に付加されるアイコン,天気画像,占い画像などのアイコン画像を定めたアイコンデータ211dが保存されている。日記資源データの少なくとも一部は、サーバ160に代えて、または加えて、携帯端末側のメモリ122内に保存してもよい。例えばカレンダーデータ211aは端末内に保持されたカレンダーデータが利用できる場合にはサーバに保持しなくてもよい。日記データ管理部207は、テーブル処理部205にも接続されている。日記データ208aには、タグ情報により、背景データ211cや、シールデータ211b、画像データ208b等が対応づけられている。タグ情報には、対象となるデータのURLの他、ページ内での位置情報などの属性情報を含みうる。
データ転送処理部209は、通信部201を介して通信ネットワーク155に接続され、後述するトランスポータの機能を実現するために、外部から受信したデータを一時的にデータバッファ210に記憶し、また、記憶したデータを読み出し外部に送信する。
なお、図1に示したデータベース220aは、データ記憶装置206、日記データ記憶部208、日記資源データ記憶部211等により構成される。また、図1に示したプログラム記憶装置220bは記憶装置202により構成される。
サーバ160の日記データ管理機能、Web機能およびデータ転送機能は別々のサーバが担当し、適宜必要情報を相互に授受する構成であってもよい。また、図示しないが、通信部201とは別に外部との間で各種データ等の入出力を行うインタフェースを備えてもよい。
図4は友達リスト51の構成を模式的に表したデータテーブルを示している。友達リスト51は、日記の作成者であるユーザ毎に、そのユーザが自己の日記の閲覧を許可する公開先の相手(例えば友達)を登録するものであり、サーバ160に保持される。この例では、友達リスト51は、閲覧を許可する相手の「ニックネーム」、「ユーザid」および「端末id」を登録している。ユーザidはここではメールアドレスを用いている。端末idには個々の携帯電話機の固有の端末番号を利用している。後述するように、端末からサーバにアクセスする際、端末idおよび/またはユーザidがサーバに送られ、サーバはこれらに基づいてアクセスしてきたユーザまたは端末を識別することができる。
図示しないが、送信先リスト52も友達リスト51と同様な構成を有する。送信先リスト52は、後述するトランスポータによるデータの送信先を予め定めたデータテーブルである。友達リスト51および送信先リスト52の全部または関連する一部のコピーが携帯電話機内のキャッシュメモリ122cに保存されてもよい。これにより友達や送信先の確認の都度、サーバにアクセスする必要がなくなる。日記データも限られたデータ量についてはキャッシュメモリ122cにコピーを保持するようにしてもよい。キャッシュ内のデータにはその内容の最終更新日を併せて保存しておく。これにより、キャッシュメモリ内に保持されているデータが最新のものであるかどうかを確認することができる。
図5は、1ユーザの1日の日記データの構造を模式的に示したものである。この例では、日記データは、日付241と、日記の各ページのデータ242,244,246と、各ページの公開/非公開を示すフラグ情報243,245,247とを有する。各ページのデータはページ数に応じて、存在しない場合もありうる。日記の各ページのデータには、前述のように、テキストデータによる本文に対して、背景データ211cや、シールデータ211b、画像データ208b等がタグ情報で対応づけられている。
以下、本実施の形態における動作について詳細に説明する。
本実施の形態における公開日記の機能の概要は次のとおりである。
1. 携帯端末からの日記の記述、閲覧
2. 指定した友達への日記の公開
3. 日記のページ毎の公開非公開の指定(公開指定している友達に対しても特定のページだけは見えなくする、または特定のページだけ見えるようにする)
4. 公開指定してもらった友達の日記の閲覧
図6は、本実施の形態において利用する携帯端末の表示部107でのグラフィックユーザインターフェイス(GUI)画面の一例を示している。この画面には、より上位の画面(図示せず)からメニューの選択または所定のボタン選択等の操作により移行することができる。図に示すユーザインタフェースは、画面上にエージェントやマスコットと呼ばれるキャラクタ(以下、マスコットという)401と、ユーザによるこのマスコット401の操作に応じて操作(指示)される複数のアイテムとを表示することにより、直感的かつ簡単な操作が行えるユーザのなじみやすいユーザインタフェースを提供するものである。図の例では画面上に各種のアイテムが配置され、ユーザの操作に従ってマスコット401が画面内を移動し、所望のアイテムに働きかけることができるようになっている。図中のアイテムとしては、当日日記402、日記帳403、仲間日記404、シール箱405、およびトランスポータ406が用意されている。マスコット401はユーザによるジョグダイヤルやカーソル移動キーの操作により画面上を移動し、特定のアイテムを選択することができるようになっている。具体的には、マスコット401が目的のアイテムに接近すると、そのアイテムが強調表示され、この状態で操作部の特定のキー(例えばエンターキー)を押下することにより、そのアイテムが選択される。また、バッファに一時的にコピーされたデータ(例えば画像データやシール等)を、マスコット401の動作により、所定のアイテム(図の例では例えばトランスポータ406)にペースト(貼り付け)することができる。データがコピーされた状態はマスコットの表示形態により認識できるようになされる。例えば、マスコット401が水晶玉(図示せず)を抱えた状態で示される。データがペーストされるとこの水晶玉はなくなる。
当日日記は、その日の日記を記述するためのツールである。当日日記402のアイテムを選択することにより、その日の日記をつけるための画面(図7で後述)に直接移行することができる。これにより、カレンダー画面から当日を選択する手間が省かれる。日記帳403は、自己のつけた日記を閲覧、修正するためのツールであり、後述するカレンダー画面(図9)から任意の日付の日記の画面に移行することができる。当日日記で作成された日記は日記帳403の内容に反映される。仲間日記404は自己を公開の対象としている友達の日記を閲覧するためのツールであり、後述する友達の選択画面(仲間日記選択画面)およびカレンダー画面(図14)を介して友達の日記の閲覧画面に移行することができる。
シール箱405は、外部から入手した(例えばメッセージ通信等により添付されて来た、または、トランスポータ406経由で受信した)シールを格納しておくツールであり、これらのシールの中から所望のシールを選択して日記のページに貼り付けることができる。
トランスポータ406はユーザ間のデータ転送用のツールである。あるユーザのトランスポータは他のユーザのトランスポータに繋がっているとみなすことができる。その繋がる先は一人のユーザとは限らず複数のユーザのトランスポータであってもよい。送信先は送信先リスト52から選択することができる。データ受信用トランスポータ406の中身を確認することにより、サーバ160のデータバッファ210内のユーザ別受信バッファの自己に割り当てられた領域にデータがあるか否かをチェックすることができる。存在すれば、それを取り出して、任意のアプリケーションで利用することができる。このようなトランスポータを利用したデータ転送によれば、従来の電子メールの添付書類による転送に比べて、簡単な操作でより直接的にかつ直感的に行うことができる。トランスポータによるデータ転送については、本出願人により先に提案された特願2003−285612号に詳細に記載されている。
図7(a)に、図6の画面の当日日記402が選択された場合に開かれる画面例を示す。本実施の形態では、1日につき最大3ページ分の記憶領域が割り当てられ、3ページに達していない場合に図7(a)の画面が開かれる。既に3ページ分の記述をしている場合には、当日日記402を選択すると、図8の画面例に示すように、日記帳403からの編集を行うようメッセージが表示される。
図7(a)の画面において、画面の一部(この例では右辺)に、書き込みツール601、シールツール602、カメラツール603、背景ツール604が配置されている。書き込みツール601は、実際に日記を記述するための画面(ページ)へ移行するためのツールである。シールツール602は、ページ上の所望の位置にシールを貼り付けるためのツールである。図7(b)は文章入力とシール704等のシール張りが終了した状態を示している。ページの一部(ここでは右上隅)に当日の天気を示すアイコン702を表示している。天気はサーバ160で確認され、その結果がアイコン702として付加される。これにより、ユーザが天気を確認して記録することなく、自動的に当日の日記のページに天気情報が記録されることになる。カメラツール603は、携帯電話機100がカメラ付き携帯端末の場合に有効となり、カメラで撮影した画像を日記のページに貼り付けることを可能とする。図7(c)はカメラツール603を選択した状態を示している。この状態でカメラ機能が呼び出され、撮影機能が有効となる。図7(d)は撮影された写真画像がページの所定の位置に貼り付けられた状態を示している。既に記述済みのテキストや貼付済みのシールは写真と重ならないように、自動的に表示位置をずらしている。本実施の形態では、携帯端末のカメラで撮影された画像データは一旦、サーバ160に送信され、サーバ160で管理されるとともにそのサムネール画像が作成され、携帯端末に返送される。サムネール画像は、撮影された画像を所定のサイズに縮小した画像である。携帯端末で日記のページに表示される写真はこのサムネール画像である。ページ上のサムネール画像には元の撮影画像データにリンクが張られている。背景ツール604は、ページ単位に「テイスト」として背景の画像(色や模様等)を切り替えるためのツールである。背景データは、日記の新たなページの作成時にサーバからデフォルトの背景データが与えられ、この背景に天気のアイコンも付加されている。背景データは後述するように、背景ツールにより後で変更することができる。日記の記述後に「保存」ボタンを選択することにより、記述した日記の内容をサーバに保存することができる。
図9(a)は日記帳403が選択されたときに開かれる月単位のカレンダー画面の表示例を示している。この画面では、日記が書かれた日には、書かれていることが分かるようにアイコンが描画される。図9(c)に拡大して示すように、このアイコンは、ページ数と同じ個数がずらして重ね合わされる。かつ、各アイコンは日記に使用した背景(テイスト)に応じて描画される。例えば、各ページのアイコンとしては、そのページの背景の色や模様と同じ色や模様(但し、図では便宜上、異なるハッチ)のアイコンが用いられる。また、図9(b)に示すように、曜日や当日を文字の色を異ならせることにより識別表示している。この例では、日祭日、土曜日、平日、当日の色を互いに区別している。カレンダー上の一つの日付(図の例では2月12日)にフォーカス(ハイライト等の強調表示)が与えられる。このフォーカスは、操作部での操作により移動させることができる。フォーカスの移動が画面の1か月の上下限を超えると、表示されるカレンダーの月が変わるようになっている。
ユーザが、日記の記述された日を選んで(フォーカスを当てて)、エンターキーを押すと閲覧モードに入り、画面下の「編集」ボタンを選択すると編集モードに入る。
図10は、閲覧モードでの画面例を示している。図10(a)(b)(c)は選択された日付の3ページ分の日記の例を示している。各ページの画面の上部には日記の日付701が表示されている。前述のように、各ページの一部(ここでは右上隅)に日記記述当日の天気を示すアイコン702を表示している。本文705の領域の一部にはシール704と写真703が貼付されている。3ページ目の例では写真713を選択すると(具体的には、写真713にフォーカスを当ててエンターキーを押すと)、図10(d)に示すように、その元の画像がサーバから読み出され実サイズでほぼ画面全体に表示される。操作部の操作により、ページの切替、および各ページ内でのフォーカスの移動を行うことができる。例えば、左右キーによりページの移動を行い、上下キーで写真、天気、シール等のページ上のアイテム間でのフォーカスの移動を行うことができる。なお、シールに対してリンクを張り、シールを何らかの情報やアクションに割り当てることも可能である。また、シールや画像はコピーして、利用することが可能である。アイコン706は、このページが公開の対象とされていることを示すものである。その指定の仕方については後述する。
一方、図9(a)の画面で「編集」ボタンが選択されたとき、編集モードに移行する。編集モードでは、当日日記の編集と同様に、既存の日記の修正あるいは新規ページの追加などが可能である。具体的には、選択された日付の日記が3ページに達していないときには、図11−A(a)に示すように、新規ページを作成するか否かを問い合わせるメッセージが表示される。新規ページを作成する場合には、同図(b)に示すような書き込み画面へ移行する。3ページに達している場合、または、3ページに達していないが新規ページを作成しない場合には、図11−B(a)(b)(c)に示すように、各ページの記述内容の修正を行うことができる画面に移行する。ページ間の移行は左右キー等の操作により行える。この画面で「修正」ボタンを選択すると、編集モードに移行し、そのページの編集が行えるようになる。具体的な編集としては、文字入力、シール貼り付け、写真貼り付けが可能である。本実施の形態では、文字は、選択される背景毎に予め定義された文字色テンプレートによって自動的に色づけされる。編集の終了後、「保存」ボタンを選択すると、修正内容が保存される。ページ間の切替は前述したとおりである。
本実施の形態において、日記の公開は、2つの属性によって制御することができる。一つは、ページ毎の公開属性であり、もう一つは友人に対する公開属性である。ページの公開の指定は、本実施の形態では、日記の背景の指定と同時に行う。すなわち、図12−A(a)に示すように、背景ツールを選択した後、「切替」ボタンの選択または所定のキー操作により、図12−A(b)〜(d)および図12−B(a)(b)に示すように背景データを順次切り替えていくことができる。(ここでは色の異なる背景を示しているが、モノクロ図面には現れていない)本実施の形態では、「目」のマークのアイコン706の有無のみが異なる同一内容の1対の背景が複数対用意されている。「目」アイコン706が付加された公開用の背景を選択して日記を保存すると、この日記は公開指定した友達に公開されることになる。逆に言えば、アイコン706が付加されていない非公開用の背景のページについては、公開指定した友達にも閲覧が禁止される。例えば、図12−B(c)に示した「目」アイコン706がついた背景を選択した状態でエンターキーまたは「切替」ボタンを選択すると、図12−C(a)に示すように仲間に公開することの確認画面が表示される。ユーザがこれを確認すると、同図(b)に示すようにそのページの公開が確定した状態となる。ユーザは、自己の作成した日記のページ上の「目」のアイコン706の有無により、そのページが公開されているかどうかを即座に認識することができる。
図13は日記の特定のページを削除する方法の一例を示している。この例では、図13(a)に示すような削除対象ページの文章、シール、写真をすべて削除すると図13(b)のような画面となり、このあと「保存」ボタンを選択することにより、図13(c)の確認画面を経て当該ページを削除することができる。但し、ページの削除の方法はこれに限るものではなく、例えば、所定のキー操作やメニュー操作等により、ページの内容を残したまま、ページの削除をできるようにしてもよい。自己の日記を公開する相手としての友達の指定については、後述する。
図6の画面で仲間日記404を選択すると、図14(a)に示すような画面が表示される。この画面は、自己に対して日記を公開している相手を選択する機能と、自己の日記を公開する相手を指定する機能とを有する。仲間(友達)の日記を閲覧するには、自己に対して日記を公開している相手を選択欄801で選択する。この選択欄801の選択肢は図4で説明した友達リスト51に基づいて、決定される。すなわち、自己を公開対象の友達として指定してくれているユーザを友達リスト51の中から選択する。そのためには全友達リストの検索処理が必要となる。この処理は、選択欄801による相手の選択の度に行ってもよいが、予め各ユーザについてこの検索処理を行っておき、各ユーザに対して公開をしている公開元のユーザを特定したリストを逆引きテーブルとして用意しておいてもよい。選択欄801から友達を選択して「決定」ボタンを選択すると、図14(b)に示すようにその友達の日記のカレンダー画面が表示される。画面の右上には、当該友達のユーザ名(ここではニックネーム)が表示されている。但し、このカレンダー画面に反映されている日記のページは前述した「目」のアイコンが付加されているもののみである。友達の日記の閲覧操作自体は自己の日記と同様に行うことができる。
図14(a)の画面で「公開登録」802を選択すると、図15(a)のような画面に移行する。この画面は、自己の日記を公開する相手を指定するためのものであり、サーバから提供される友達リスト編集のためのWeb画面である。図14(a)の画面には既に指定されている友達がリスト表示されている。登録済みの友達はこの画面からユーザ名を指定して「削除」ボタンを選択することにより、友達リストから削除することができる。新たな友達の登録は「登録」ボタンの選択により行える。登録ボタンが選択されると、図15(b)の画面が表示され、この例では、この画面で所望の友達の携帯端末のメールアドレスを指定する。また、その相手のニックネームを入力することができる。手入力ではなく、携帯端末内の電話帳データ等(図2のメモリ122内)の既存のデータから友達を選択する場合には「参照」ボタンを選択して図15(c)のような画面を表示させ、この画面から所望のメールアドレスを選択する。図15(a)の画面で「アプリに戻る」ボタンを選択すると、図6の画面に戻る。この画面による友達の追加や削除はサーバに通知され、それに応じて友達リスト51が更新される。
図16に、携帯端末における日記編集に関する処理例のフローチャートを示す。
日記編集のためには、前述のように、端末はカレンダー上でユーザの指示に応じて日付の選択を行う(S11)。その前提として、端末は、サーバにアクセスし、カレンダー画面上の各日付に対して、日記の記載の有無(およびページ数)を反映させている。その日付についての日記の有無を確認し、図11−A(a)に示したように、既存ページの編集か新規ページの追加かをユーザに確認する(S12)。
既存ページの編集である場合、ユーザによる日記編集操作を受け付ける(S17)。保存ボタンが押下されたら(S18,Yes)、その編集後のページのデータをサーバにアップロードする(S19)。
新規ページの追加の場合、既存ページ数をチェックする(S13)。既存ページが最大ページ(ここでは3ページ)に達している場合には、ページ追加が不可であることをメッセージ表示によりユーザに通知する(S16)。最大ページに達していなければ、新規ページの追加を行う(S14)。この新規ページの追加時にはサーバから天気、占い等のデータを取得して、そのページに表示する(S15)。その後、ユーザによる具体的な日記編集に移る(S17)。保存ボタンが押される前に「戻る」ボタンが選択された場合には、アップロードを行うことなく日記編集処理を終了する。
図17に、携帯端末における日記閲覧に関する処理例のフローチャートを示す。
日記の閲覧が開始されると、まず、端末はその閲覧の対象が自己の日記か友達の日記かを確認する(S31)。友達の日記の場合には、図14(a)の画面の選択欄801で説明したように友達を選択させる(S32)。ついで、自己または指定された友達の日記に対応したカレンダー画面を表示し、閲覧の対象となる日付をユーザに選択させる(S33)。その日付に日記が記述されていなければ(S34,無し)、他の日付を選択させる。日記が記述されていれば、そのデータの更新の要否をチェックする(S35)。これは、端末内のキャッシュメモリ(クライアントキャッシュ)に保存されているデータの最終更新日とサーバに保存されている同データの最終更新日とを比較して、サーバのデータの方が新しければ、データ更新要と判断する。データ更新要と判断された場合には、サーバから新たなデータをサーバから取得する(S37)。この場合、友達の日記の場合には、自己に対して公開されているページのみを取得の対象とする。データ更新不要の場合に、クライアントキャッシュ内に目的の日付の日記があるか否かを調べる(S36)。なければ、そのデータをサーバから取得する(S37)。あれば、クライアントキャッシュからその日付の日記の該当ページを読み出して表示する(S38)。該当ページは、デフォルトで第1ページであるが、ページめくり操作に応じて(S39)、変更され、新たなページについてステップS35に戻り、上記処理を続行する。
ページ上の写真がユーザにより指示選択された場合には、その実サイズデータをサーバから取得して表示する(S41)。「戻る」ボタンの押下によりステップS38へ戻る。
ユーザからデータのコピー指示があった場合(S42,Yes)、そのデータをコピーして(S44)、この処理を終了する。コピー指示により処理を終了するのは、コピーしたデータを次に利用する動作に移行すると判断されるからであるが、コピー後もステップS38に戻るようにしてもよい。終了指示があれば(S43,Yes)、本処理を終了する。
図18は、携帯端末およびサーバにおける写真貼り付けに関する処理例のフローチャートを示している。
図7(c)(d)で説明したように、カメラツールが選択されると、写真貼り付け処理が開始され、ネイティブカメラ機能が呼び出される(S51)。タイムアウトとなる前に撮影の指示があれば撮影動作を行い(S52)、ユーザの確認で取り直しが必要な場合にはステップS52に戻る。タイムアウトとなったら、この処理を自動的に終了する。ユーザ確認がOKであれば(S53,Yes)、その撮影により得られた画像データをサーバにアップロードする(S54)。サーバは、リクエスト待ちの状態で(S61)このアップロードを受けると、当該画像データを元データとして当該ユーザに対応づけて日記データ記憶部208(図3)に格納するとともに、そのサムネール画像を生成する(S62)。生成されたサムネール画像は、そのポインタ情報(例えばURL)とともに、端末へ返送される(S63)。端末はレスポンス待ち(S55)の状態で、タイムアウト前に返送を受信すると、そのサムネール画像を日記のページ上に表示するとともに、日記データ内でサムネールを選択すると元データが表示されるように、前記ポインタのリンクを設定する(S56)。そのためには、例えば、マークアップ言語において利用されるタグ情報等を用いることができる。その後、写真貼り付け処理を終了する。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
例えば、1日の日記のページ数は最大3ページとしたが、3ページより少なくても多くてもよい。また、ページ切替ではなくスクロールであってもよい。公開非公開はページ単位としたが、1日の日記単位としてもよい。また、1日の日記はページ構成である必要はなく、複数の記述領域に分割して把握される場合に、その記述領域単位に公開/非公開を指定できるようにすることができる。
ページの公開指定はページの背景の選択で行えるようにしたが、背景と無関係に公開/非公開を指定できるようにしてもよい。
写真画像は日記の作成時にカメラでリアルタイム撮影するものとしたが、既に撮影済みの画像を選択して日記に貼り付けることを可能としてもよい。
本発明が適用されるシステムにおける端末は、携帯端末を例として説明したが、通信ネットワークに接続されたPCなどの端末であってもよい。
ページのテイストとしてページ毎に背景を変えられるようにしたが、ページ毎に文字の色や書体等を変化させるようにすることも可能である。
51…友達リスト、52…送信先リスト、100…携帯端末、101…アンテナ、102…アンテナ共用器、103…変調器、104…復調器、105…制御部、106…入力部、107…表示部、111…外部インタフェース、122…メモリ、122a…プログラム、122b…表示画面/部品データ、122c…キャッシュメモリ、121…時計部、150…基地局、155…通信ネットワーク、160…サーバ、201…通信部、202…記憶装置、203…処理部、204…データ記憶装置、205…テーブル処理部、206…データ記憶装置、207…日記データ管理部、208…日記データ記憶部、208a…日記データ、208b…画像データ、209…データ転送処理部、210…データバッファ、211…日記資源データ記憶部、211a…カレンダーデータ、211b…シールデータ、211c…背景データ、211d…アイコンデータ、220a…データベース、220b…プログラム記憶装置、401…マスコット、402…当日日記、403…日記帳、404…仲間日記、405…シール箱、406…トランスポータ、601…ツール、602…シールツール、603…カメラツール、604…背景ツール、701…日付、702…アイコン、703…写真、704…シール、705…本文、706…アイコン、713…写真、801…選択欄、802…公開登録ボタン、GUI…グラフィックユーザインターフェイス

Claims (19)

  1. 通信ネットワークを介してサーバに接続される端末装置であって、
    日記データを作成する日記データ作成手段と、
    日記の背景データとして、同一の内容の選択可能な公開用および非公開用の背景データが用意されており、いずれの背景データが選択されたかによって当該日記データの公開の可否を決定する手段と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  2. 前記公開用の背景データに、公開が許可されている旨を示すマークが付加されていることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記公開用および非公開用の背景データは前記サーバ上に用意されていることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. データを表示する表示部と、
    ユーザの指示およびデータを入力する入力部と、
    作成された日記データを前記サーバに送信する手段と、
    前記作成された日記データの閲覧を許可するユーザを指定するユーザ指定情報を前記入力部から前記サーバに登録する手段と、
    前記サーバに送信されたユーザの自己の日記データを前記表示部で閲覧する手段と、
    他のユーザのユーザ指定情報により許可された他のユーザの公開された日記データを前記表示部で閲覧する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記日記の閲覧は前記表示部上に表示されるカレンダー画面を介して、日付を指定することにより行うことを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記カレンダー画面上で日記が記述された日付と日記が記述されていない日付とを区別して表示することを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  7. 1日の日記は各々背景データに対応した複数の記述領域を有することができ、前記日記が記述された日付の区別表示において前記記述領域の個数を認識可能に表示することを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記日記データ作成手段は、個々の記述領域について異なる表示形態を指定する手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記日記データ作成手段は、撮影された画像データを前記サーバに送信し、前記サーバにより作成された前記画像データの縮小画像データを受信して前記日記のページに貼り付ける手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  10. 前記日記データ作成手段は、前記縮小画像データを前記サーバに送信された元の画像データにリンクさせることを特徴とする請求項9に記載の端末装置。
  11. 前記表示部の画面上にユーザの自己の日記を示す第1のアイコンと自己に日記を公開している他のユーザの日記を示す第2のアイコンを表示し、前記第1のアイコンからの指示に応じて日記のカレンダー画面に移行し、前記第2のアイコンからの指示に応じて他のユーザの選択画面を介して当該他のユーザのカレンダー画面に移行し、いずれの場合も前記カレンダー画面から日付を選択することにより、その日付の日記に到達することを特徴とする請求項5または6に記載の端末装置。
  12. 前記表示部の画面上に自己の当日の日記を示す第3のアイコンを表示し、この第3のアイコンから自己の当日の日記の記述用の画面へ移行することを特徴とする請求項11に記載の端末装置。
  13. 通信ネットワークを介してサーバに接続される端末装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
    ユーザの入力に応じて背景データ付きの日記データを作成するステップと、
    作成された日記データを前記サーバに送信するステップと、
    ユーザの入力に応じて、前記背景データとして、同一の内容の選択可能な公開用および非公開用の背景データのいずれかを選択するステップと、
    いずれの背景データが選択されたかによって当該日記データの公開の可否を決定するフラグ情報を当該日記データに付加するステップと
    をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  14. 前記作成された日記データの閲覧を許可するユーザを指定するユーザ指定情報を前記サーバに登録するステップと、
    をコンピュータに実行させる請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. サーバと端末装置とが通信ネットワークを介して接続された通信システムであって、
    前記サーバは、
    同一内容の背景データとして予め用意された公開用および非公開用の背景データのいずれかの背景上に記述された日記データを当該ユーザの端末装置から受信する手段と、
    前記端末装置から受信した日記データを記憶部に保存するとともに、当該背景データの公開/非公開に基づいて当該日記データの他のユーザへの公開/非公開を管理する手段とを有し、
    第1のユーザの端末装置からの要求に応じて前記第1のユーザの作成した日記データを当該第1のユーザに閲覧させるとともに、第2のユーザの端末装置からの要求に応じて当該公開用の背景データを有する日記データを当該第2のユーザに閲覧させ、
    前記端末装置は、
    前記いずれかの背景データを用いて日記データを作成する日記データ作成手段と、
    当該ユーザにより作成された背景データ付き日記データを前記サーバに送信する送信手段と、
    作成された日記データを閲覧する手段と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  16. 前記サーバは、前記第1のユーザの端末装置から当該第1のユーザの日記データおよび当該日記データの公開を許可する第2のユーザを指定するユーザ指定情報を受信して保存する手段をさらに備える請求項15に記載の通信システム。
  17. 前記公開用の背景データは、前記非公開用の背景データと同じ内容の背景データに対して公開が許可されている旨を示すマークが付加されたものである請求項15または16に記載の通信システム。
  18. 通信ネットワークを介して複数の端末装置と接続されるサーバであって、
    同一内容の背景データとして予め用意された公開用および非公開用の背景データのいずれかの背景上に記述された日記データを当該ユーザの端末装置から受信する手段と、
    前記端末装置から受信した日記データを記憶部に保存するとともに、当該背景データの公開/非公開に基づいて当該日記データの他のユーザへの公開/非公開を管理する手段とを備え、
    第1のユーザの端末装置からの要求に応じて前記第1のユーザの作成した日記データを当該第1のユーザに閲覧させるとともに、第2のユーザの端末装置からの要求に応じて当該公開用の背景データを有する日記データを当該第2のユーザに閲覧させることを特徴とするサーバ。
  19. 前記公開用の背景データは、前記非公開用の背景データと同じ内容の背景データに対して公開が許可されている旨を示すマークが付加されたものであることを特徴とする請求項18に記載のサーバ。
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