JP2010203866A - 機器の異常検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機器の異常音を感知し、機器の異常を検出する異常検出装置は、機器の被測定部位に接触させて機器の振動を検出する振動検出部21aと、振動検出部21aにより検出された振動を伝播する振動伝播部21cと、振動伝播部21cにより伝播された振動を音声に変える空間部Vと、空間部Vにて生じた音声を電気信号に変換する集音手段4と、を備えたピックアップ手段2と、ピックアップ手段2に着脱自在に連結された録音手段3と、を有する。
【選択図】図2
Description
機器の被測定部位に接触させて機器の振動を検出する振動検出部と、前記振動検出部により検出された振動を伝播する振動伝播部と、前記振動伝播部により伝播された振動を音声に変える空間部と、前記空間部にて生じた音声を電気信号に変換する集音手段と、を備えたピックアップ手段と、
前記ピックアップ手段に着脱自在に連結された録音手段と、
を有することを特徴とする機器の異常検出装置である。
前記振動検出部と前記振動伝播部とを形成するために、先端部が前記機器の被測定部位に接触する先細形状とされるロッド状の細長部材と、
前記先端部とは反対側の端部にて前記細長部材に連結され、前記空間部を形成する円筒部材と、
前記円筒部材に連結され、前記空間部に対面して前記録音手段を支持し、前記円筒部材と協働して密閉された前記空間部を形成する円筒形状の支持部材と、
を有する。
(1)製油所や石油化学関連の工場等の巨大施設において、機器が発生する生の異常音を鮮明に聴き取ることができ、機器の異常を正確に検知することができる。
(2)機器が発生する生の異常音を鮮明に録音して、他人による聴き取りも可能である。
(3)機器が発生する内部の異常音と、機器の周囲の外部音とを明確に区別して録音することができ、機器の異常を正確に検知することができる。
(4)構成が簡単で、小型、軽量であり、安価であって、更に、操作が簡単である。
本発明に係る機器の異常検出装置は、機器の異常音を感知し、機器の異常を検出することができる。
(1)検査員が聴診棒で診断している音と同じ生の音(真の音)だけが鮮明に録音できる。
(2)機器の伝播内部音と外部音が単独で録音できる。
(3)波形処理することにより、正常音と異常音のパソコンファイル化、即ち、データとしての比較が可能となり、技能伝承できる。
(4)異常早期発見できる。
(5)安価である。
(6)一人で異音判断ができない時に、パソコンやEメールで専門の多人数の技術者に音を聞いてもらい、正確な診断と修理範囲の決定ができる。
(7)休日、夜間でも現場の音がEメールで聞くことができる。呼び出し点検作業等は不要とされる。
(8)構成部品が少なく、小型、軽量であり、操作も簡単である。
(9)FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)処理ができ、各周波数スペクトルを分類し見易くすることができる。
ここで、本実施例にて作製した異常検出装置1の一具体的寸法形状を示せば次の通りであった。
(A)ピックアップ手段2
・材料:アルミニウム(A5052P−H34)
全長(L0):150mm
・先端部21a
長さ(L1):10mm
尖端丸み(R):1〜2mm
最大外径(D1):6mm
・ロッド部21c
長さ(L2):64mm
最大外径(D2):7〜8mm
・円筒部材22
円錐部の長さ(L3): 6mm
円筒部の長さ(L4):15mm
空間部Vの円錐部V1の長さ(L30):6mm
空間部Vの円筒部V2の長さ(L40):14mm
空間部の最大外径(D3):22mm
外径(D4):30mm
雄螺子22aの長さ(L5):10mm
・支持部材24
外径(D4):30mm
内径(D5):27mm
雌螺子24aの長さ(L5):10mm
支持部25の軸線方向の厚さ(H1):8mm
支持部25の内径(D6):8.5mm
・マイクロフォン4:SONY ECM−C10
外径:8.3mm
・弾性材26:シリコン樹脂ボンド
(B)録音手段3
・WAV/MP3 レコーダ(ローランド株式会社製:商品名(型番R−09))
上記構成の本実施例の機器の異常検出装置1を使用して石油プラントの駆動モータにおけるギヤー部、バルブ等の作動時の音を聴診したが、聴診棒で診断している音と同じ生の音を鮮明に録音することができた。
2 ピックアップ手段
21 ロッド状細長部材
21a 先端部(振動検出部)
21c ロッド状部(振動伝播部)
22 円筒部材(振動検出部)
24 支持部材
25 フランジ(マイクロフォン支持部)
3 WAV/MP3レコーダ(録音手段)
4 マイクロフォン(集音手段)
41 コード
42 ジャック
Claims (5)
- 機器の異常音を感知し、機器の異常を検出する異常検出装置において、
機器の被測定部位に接触させて機器の振動を検出する振動検出部と、前記振動検出部により検出された振動を伝播する振動伝播部と、前記振動伝播部により伝播された振動を音声に変える空間部と、前記空間部にて生じた音声を電気信号に変換する集音手段と、を備えたピックアップ手段と、
前記ピックアップ手段に着脱自在に連結された録音手段と、
を有することを特徴とする機器の異常検出装置。 - 前記ピックアップ手段は、
前記振動検出部と前記振動伝播部とを形成するために、先端部が前記機器の被測定部位に接触する先細形状とされるロッド状の細長部材と、
前記先端部とは反対側の端部にて前記細長部材に連結され、前記空間部を形成する円筒部材と、
前記円筒部材に連結され、前記空間部に対面して前記録音手段を支持し、前記円筒部材と協働して密閉された前記空間部を形成する円筒形状の支持部材と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の機器の異常検出装置。 - 前記円筒部材と前記支持部材とは着脱自在に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の機器の異常検出装置。
- 少なくとも、前記ロッド状の細長部材及び前記円筒部材は、金属にて作製されることを特徴とする請求項2又は3に記載の機器の異常検出装置。
- 前記金属は、アルミウム又はステンレススチールであることを特徴とする請求項4に記載の機器の異常検出装置。
Priority Applications (1)
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JP2009048624A JP2010203866A (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | 機器の異常検出装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019002823A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | Jrcs株式会社 | 接触型聴音装置 |
JP2019032269A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 国立大学法人神戸大学 | 機械音測定装置、機械音再生装置、および、体験教育方法 |
JP2019144067A (ja) * | 2018-02-20 | 2019-08-29 | 株式会社グッドマン | 音聴棒増幅器 |
KR102379332B1 (ko) * | 2021-10-18 | 2022-03-25 | 한전케이피에스 주식회사 | 교체가 가능한 축 진동 측정용 우드스틱 장비 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS55100166U (ja) * | 1978-12-30 | 1980-07-12 | ||
JP3011106U (ja) * | 1994-11-11 | 1995-05-16 | 英俊 甲斐 | 機械用聴音器 |
-
2009
- 2009-03-02 JP JP2009048624A patent/JP2010203866A/ja active Pending
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