JP2010203339A - 傾転制御方法、傾転制御装置、建設機械および傾転制御用プログラム - Google Patents

傾転制御方法、傾転制御装置、建設機械および傾転制御用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】油圧ポンプを精度良く傾転制御する。
【解決手段】油圧機器1の傾転を変更する傾転変更手段4と、油圧機器1の目標傾転θ0を入力する入力手段7と、油圧機器1の傾転検出信号Vを出力する傾転検出器5と、予め傾転変更手段4に対して油圧機器1の実傾転θmin,θmaxに対応した所定の傾転制御信号I1,I2を出力したときの傾転検出器5の固有の出力特性f2に基づき、傾転検出信号Vに対応した実傾転θを算出する傾転算出手段28と、傾転算出手段28により算出された実傾転θに基づき傾転変更手段4を制御する制御手段10とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ポンプのポンプ傾転等を制御する傾転制御方法、傾転制御装置、建設機械および傾転制御用プログラムに関する。
従来より、操作レバーの操作量に応じた傾転制御信号を比例電磁弁に出力し、比例電磁弁の駆動によりポンプ傾転を制御するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。これによれば個々の比例電磁弁の制御特性のばらつきを考慮するため、目標ポンプ傾転と傾転角センサにより検出された実ポンプ傾転との偏差に応じてポンプ傾転の補正式を求め、この補正式に基づいて比例電磁弁を制御する。
特開平8−302755号公報
しかしながら、この種の装置では、比例電磁弁の制御特性だけでなく、傾転角センサの出力特性やポンプの傾転変位量にもばらつきがある。このため、上記特許文献1記載の装置のように比例電磁弁の制御特性のばらつきを考慮しただけでは、精度よく傾転制御することができない。
本発明は、傾転制御方法、傾転制御装置、傾転制御装置を備えた建設機械、および傾転制御プログラムに関する。本発明の傾転制御では、目標傾転指令に基づいて比例電磁弁を駆動する傾転制御信号を演算し、演算された傾転制御信号で駆動される比例電磁弁から出力される傾転制御圧力を傾転調節装置に印加して油圧機器の傾転を調節する。この傾転制御は、前記油圧機器を最小傾転θminに設定するために予め定められた学習用最小傾転制御信号I1、および前記油圧機器を最大傾転θmaxに設定するために予め定められた学習用最大傾転制御信号I2を前記比例電磁弁に印加し、前記学習用最小傾転制御信号I1および学習用最大傾転制御信号I2を前記比例電磁弁に印加したとき、傾転角検出器から出力される前記油圧機器の実傾転に応じて前記傾転角度検出器の固有の出力特性f2を演算する学習制御を行う。また、前記学習した出力特性f2を参照して、前記傾転角検出器から得られる出力信号に基づいて実傾転を表す実傾転制御信号を演算し、前記目標傾転指令に応じた前記傾転制御信号と前記演算された前記実傾転制御信号との偏差に応じて前記比例電磁弁を駆動することを特徴とする。
なお、参照符号は発明の理解を容易にするために便宜的に付したものであり、参照符号により本発明が実施形態に限定されるものではない。
本発明によれば、油圧機器の実傾転に対応した所定の傾転制御信号を出力したときの傾転検出器の固有の出力特性に基づき実傾転を算出するので、油圧機器のばらつきに拘わらず、実傾転を正確に算出することができ、精度よく傾転制御することができる。
本実施の形態に係る建設機械の一例である油圧ショベルの斜視図。 第1の実施の形態に係る傾転制御装置の構成を示す図。 傾転角センサの出力特性を示す図。 図2のコントローラ内で行われる通常制御の一例を示すブロック図。 図2のコントローラ内で行われる学習制御の一例を示すフローチャート。 比例電磁弁に出力する駆動電流とポンプ傾転との関係を示す図。 図5の学習制御により得られた出力電圧とポンプ傾転との関係を示す図。 従来の問題点を説明する図。 第2の実施の形態に係る傾転制御装置の構成を示す図。 傾転角センサの温度特性の一例を示す図。 図9のコントローラ内で行われる通常制御の一例を示すブロック図。 図9のコントローラ内で行われる学習制御の一例を示すフローチャート。 図11のポンプ傾転算出部で行われる処理の一例を示すフローチャート。
−第1の実施の形態−
以下、図1〜図8を参照して本発明による傾転制御装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る傾転制御装置が適用される建設機械の一例である油圧ショベルの斜視図である。この油圧ショベルは、車体重量が100tを超える大型の油圧ショベルであり、例えば鉱山での掘削作業等に用いられる。油圧ショベル本体100は、走行体102と、走行体上に旋回可能に設けられた旋回体103とを有する。旋回体103には、ブーム104、アーム105、バケット106からなる作業用フロント107が回動可能に軸支されている。このような大型の油圧ショベル本体100には、多数の油圧ポンプが搭載される。
図2は、第1の実施の形態に係る傾転制御装置の構成を示す図である。なお、図2の傾転制御装置は、油圧ポンプの傾転を制御する装置であり、各油圧ポンプに対応してそれぞれ設けられる。エンジン(不図示)により駆動される可変容量形の油圧ポンプ1からの圧油は、制御弁11を介し作業用フロント駆動用のシリンダ等の油圧アクチュエータに供給される。制御弁11は操作レバー7の操作により駆動され、操作レバー7の操作量に応じて油圧アクチュエータへの圧油の流れが制御される。なお、操作レバー7は後述するように油圧ポンプ1の目標ポンプ傾転θ0も指令する。
レギュレータ3の一方の油室(ロッド室3a)には油圧ポンプ1,2からの圧油が導かれ、他方の油室(ボトム室3b)には油圧切換弁6を介して油圧ポンプ1,2からの圧油が導かれる。このロッド室3aとボトム室3bに作用する油圧力に応じてレギュレータ3が駆動され、油圧ポンプ1の傾転が制御される。
油圧切換弁6には比例電磁弁4を介してサブポンプ2からのパイロット圧(二次圧Pa)が作用し、二次圧Paに応じて油圧切換弁6が切り換わる。すなわち比例電磁弁4の二次圧Paが増加すると油圧切換弁6は位置イ側に切り換わる。これによりボトム室3bに作用する圧油力が増加し、ポンプ傾転が増加する。一方、二次圧Paが減少すると油圧切換弁6は位置ロ側に切り換わる。これによりボトム室3bに作用する圧油力が減少し、ポンプ傾転が減少する。ポンプ傾転は傾転角センサ5により検出される。
コントローラ10は、CPU,ROM,RAM,その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成される。コントローラ10には、傾転角センサ5からの信号と、操作レバー7(電気レバー)からの信号と、後述する学習モード/通常モードを切り換えるモードスイッチ8からの信号がそれぞれ入力される。コントローラ10ではこれら入力信号に基づいて比例電磁弁4に制御信号を出力し、ポンプ傾転を制御する。
ところで、図2の傾転制御装置に用いられる各種部品、例えば油圧ポンプ1や比例電磁弁4や傾転角センサ5にはそれぞれ個体差があり、これらの特性にはばらつきがある。この点を図3により説明する。図3は、傾転角センサ5の入出力特性の一例を示す図である。図中、特性A0は傾転角センサ5の基準特性(設計値)であり、ポンプ傾転θの増加に伴い、出力電圧Vは増加している。特性Aは傾転角センサ5の実際の特性であり、基準特性A0に対して許容公差±Δα内でばらついている。
このように傾転角センサ5の特性にはばらつきがあり、実際の特性Aは基準特性A0に対してずれる。例えば実際のポンプ傾転がθ3の場合、出力電圧はV3Cではなく、V3となる。このため、基準特性A0に基づきコントローラ10でポンプ傾転θを判断すると、出力電圧がV3のときのポンプ傾転はθ3Cとなり、実傾転θ3とコントローラ10で判断されたポンプ傾転θ3Cとが乖離する。なお、図3には傾転角センサ5のばらつきを示したが、油圧ポンプ1と比例電磁弁4の特性にも同様のばらつきがある。その結果、これらのばらつきに起因して操作レバー7の操作に応じた良好なポンプ傾転制御を行えなくなる。そこで、本実施の形態では、以下のように制御装置内で傾転制御信号を補正する。
図4は、第1の実施の形態に係るコントローラ10内で行われる処理の一例を示すブロック図であり、とくに通常モードにおける処理(通常制御)を示している。図5は、本実施の形態に係るコントローラ10内で行われる処理の一例を示すフローチャートであり、とくに学習モードにおける処理(学習制御)を示している。コントローラ10は、予め記憶されたプログラムを実行することにより図5の学習制御を実行し、その後、図4の通常制御を行う。
(1)学習制御
まず、学習制御について説明する。図6は、比例電磁弁4に出力する駆動電流Iとポンプ傾転θとの関係を示す基準特性f1である。この特性f1によれば、電流Iが所定値Imin以下で最小ポンプ傾転θmin、所定値Imax以上で最大ポンプ傾転θmaxとなり、電流IがImin以上かつImax以下の範囲で、電流Iの増加に伴いポンプ傾転θが増加している。
傾転角センサ5や比例電磁弁4等の特性にばらつきがあると、ポンプ傾転を最小θminとする最大駆動電流Imin、およびポンプ傾転を最大θmaxとする最小駆動電流Imaxにもばらつきがある。図中、I1,I2は、傾転角センサ5や比例電磁弁4等の特性にばらつきがあっても、少なくともポンプ傾転が最小θminとなる電流I1(<Imin)およびポンプ傾転が最大θmaxとなる電流I2(>Imax)であり、I1,I2はコントローラ10に記憶されている。
図5の処理は、モードスイッチ8により学習モードが選択されると開始される。まず、ステップS1で、ポンプ最小傾転θminに対応した駆動電流I1を比例電磁弁4に出力する。ステップS2では、ポンプ傾転が安定するまで所定時間(例えば5秒)をカウントし、所定時間の経過後にステップS3に進む。ステップS3では、傾転角センサ5の出力電圧Vを所定の回数サンプリングし、その平均値Vminをメモリに記憶する。
ステップS4では、ポンプ最大傾転θmaxに対応した駆動電流I2を比例電磁弁4に出力する。ステップS5では、ポンプ傾転が安定するまで所定時間(例えば5秒)をカウントし、所定時間の経過後にステップS6に進む。ステップS6では、傾転角センサ5の出力電圧Vを所定の回数サンプリングし、その平均値Vmaxをメモリに記憶する。
以上により求めた電圧−ポンプ傾転データ(Vmin,θmin)、(Vmax,θmax)を直線で結ぶと、図7に示すように、出力電圧Vとポンプ傾転θとの関係を示す特性f2が得られる。ステップS7では、この特性f2が図4の傾転演算回路28に設定され、学習制御が終了する。なお、学習制御の終了時に、運転席に設けられたランプなどを点灯させ、学習制御が終了した旨を作業員に報知するようにしてもよい。
学習制御は、各油圧ポンプ毎に設けられた傾転角センサ5の特性を把握するために行うものである。すなわち油圧ポンプ1や比例電磁弁4等のばらつきを考慮した傾転角センサ5の固有の出力特性を求めるために行われる。このため、通常、工場出荷時に傾転角センサ5を機体に搭載した状態で実行されるが、傾転角センサ5自体の交換や油圧ポンプ1、比例電磁弁4等の部品交換により傾転角センサ5の特性が変化したときにも学習制御は実行される。
(2)通常制御
学習制御が終了し、モードスイッチ8により通常モードが選択されると図4の通常制御が開始される。まず、制御回路23に操作レバー7の操作量に応じた目標ポンプ傾転θ0が入力される。目標ポンプ傾転θ0は、レバー操作量が大きいほど大きくなる。制御回路23には傾転演算回路28により演算されたポンプ傾転θ、つまり傾転角センサ5の出力電圧Vに応じた実ポンプ傾転が入力される。制御回路23は、この実ポンプ傾転θに基づき、目標ポンプ傾転θ0をフィードバック制御して制御ポンプ傾転θaを出力する。
すなわち、減算回路24では、目標ポンプ傾転θ0から実ポンプ傾転θを減算し、傾転偏差Δθ(=θ0−θ)を演算する。ゲイン回路25では、この偏差ΔθにフィードバックゲインKを乗じ、偏差ΔθKを演算する。加算回路26では、目標ポンプ傾転θ0に偏差ΔθKを加算し、これを制御ポンプ傾転θa(=θ0+ΔθK)として出力する。これにより傾転角センサ5で検出した実ポンプ傾転θが目標ポンプ傾転θ0と等しくなるように制御回路23から制御ポンプ傾転θaが出力される。
制御ポンプ傾転θaは電流演算回路27に入力される。電流演算回路27には、予め図示のようなポンプ傾転θと比例電磁弁4の駆動電流Iとの関係を示す基準特性f0が記憶されている。電流演算回路27は、この基準特性f0に基づき、制御ポンプθaに対応した駆動電流Iを演算し、比例電磁弁4に出力する。以上の通常制御の処理は作業時に繰り返し行われる。
第1の実施の形態に係る制御装置による動作をまとめると次のようになる。工場出荷時や油圧ポンプ1、比例電磁弁4等の部品交換が行われたときは、モードスイッチ8を学習モードに切り換え、図7に示すような傾転角センサ5の出力特性f2を求める。すなわちポンプ最小傾転θminに対応した駆動電流I1を比例電磁弁4に出力して傾転角センサ5の出力電圧Vminを検出するとともに、ポンプ最大傾転θmaxに対応した駆動電流I2を比例電磁弁4に出力して傾転角センサ5の出力電圧Vmaxを検出し、これら検出値(Vmin,θmin)、(Vmax,θmax)を直線で結んで特性f2を得る。
このようにして求められた特性f2は、傾転角センサ5自体や油圧ポンプ1、比例電磁弁4のばらつきを考慮した傾転制御装置固有の特性であり、この特性f2によりポンプ傾転角θを正確に検出できる。傾転角センサ5の取付位置の調整作業も不要であり、センサ5の取付が容易である。これに対し、油圧ポンプ1を基準位置(例えば最大傾転)に固定してセンサ5が基準電圧を出力するように取り付ける場合、作業員は電圧計を見ながらセンサ5を取り付ける必要があり、センサ5の取付が困難である。
学習モードで特性f2の設定が終了すると、モードスイッチ8を通常モードに切り換える。この状態で操作レバー7を操作すると、制御回路23は、ポンプ傾転θがレバー操作量に応じた目標ポンプ傾転θ0となるように、傾転角センサ5によって検出された実ポンプ傾転θに基づき目標ポンプ傾転θ0をフィードバック制御し、制御ポンプ傾転θaを出力する。コントローラ10は、この制御ポンプ傾転θaに応じた駆動電流Iを比例電磁弁4に出力し、比例電磁弁4を制御する。これにより油圧ポンプ1の傾転変位量のばらつきや比例電磁弁4の特性のばらつき、および傾転角センサ5の出力特性のばらつきに拘わらず、実ポンプ傾転θをレバー操作量に応じた目標ポンプ傾転θ0に精度よく制御することができる。
これに対し、油圧ポンプ1を基準位置(例えば最大傾転)に固定してセンサ5が基準電圧を出力するように取り付ける場合、図8に示すようにポンプ1の実最大傾転θmaxが設計値θmax’からずれていると、実最大傾転θmaxからポンプ傾転の設計上の可動範囲(θmax’−θmin)を減じた値θmin’(出力値Vmin’)をコントローラ10は最小傾転として判断する。このため、実最小傾転θminとの間にずれが生じ、正確な傾転制御を行うことができない。この点、本願実施の形態では、ポンプ1の実最小傾転θminと実最大傾転θmaxの出力電圧Vmin,Vmaxをそれぞれ求めて出力特性を得るため、実最大傾転θmaxが設計値θmax’からずれている場合であっても、通常制御において正確な傾転制御を行うことができる。
第1の実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)学習制御において、ポンプ最小傾転θminとポンプ最大傾転θmaxに対応した出力電圧Vmin,Vmaxをそれぞれ検出して傾転角センサ5の出力特性f2を求める。通常制御において、この出力特性f2に基づき傾転角センサ5の出力信号を補正して実傾転θを算出する。実傾転θと目標ポンプ傾転θ0との偏差Δθにより比例電磁弁4を駆動する。これにより傾転角センサ5の出力特性や比例電磁弁4の制御特性のばらつき、ポンプ1の傾転変位量のばらつき等に拘わらず、精度よくポンプ傾転を制御することができる。
(2)電圧計の出力値を見ながら傾転角センサ5を取り付けるといったセンサ5の取付調整作業が不要であるため、傾転角センサ5の取付が容易である。したがって、大型の油圧ショベル等、多数の油圧ポンプが搭載されている場合には作業効率を大幅に改善できる。
(3)学習制御において、傾転角センサ5や比例電磁弁4の特性にばらつきがあっても、少なくともポンプ傾転が最小θminとなる電流I1(<Imin)およびポンプ傾転が最大θmaxとなる電流I2(>Imax)を比例電磁弁4に出力するので、傾転角センサ5の正確な出力特性f2を得ることができる。
(4)ポンプ最小傾転θminとポンプ最大傾転θmaxの2点を基準として出力特性f2を求めるので、ポンプ傾転を少なくとも最小傾転θminと最大傾転θmaxとに正確に制御することができ、実用上有効である。
以上説明した本発明による傾転制御の一実施形態では、目標傾転指令に基づいて比例電磁弁4を駆動する傾転制御信号を演算し、演算された傾転制御信号で駆動される比例電磁弁4から出力される傾転制御圧力を傾転調節装置3(レギュレータ)に印加して油圧ポンプ1の傾転を調節する。この傾転制御では、油圧ポンプ1を最小傾転θminに設定するために予め定められた学習用最小傾転制御信号I1、および油圧ポンプ1を最大傾転θmaxに設定するために予め定められた学習用最大傾転制御信号I2を比例電磁弁4に印加し、学習用最小傾転制御信号I1および学習用最大傾転制御信号I2を比例電磁弁4に印加したとき、傾転角検出器5から出力される油圧ポンプ1の実傾転に応じて傾転角検出器5の固有の出力特性f2を演算する学習制御を行う。また、学習した出力特性f2を参照して、傾転角検出器5から得られる出力信号に基づいて実傾転θを表す実傾転制御信号を演算し、目標傾転指令θ0に応じた傾転制御信号と演算された実傾転制御信号との偏差Δθに応じて比例電磁弁4を駆動する。
−第2の実施の形態−
図9〜図13を参照して本発明による傾転制御装置の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、学習制御により傾転角センサ5の出力特性f2を求めるようにしたが、傾転角センサ5としてポテンショメータを用いた場合、温度に応じて出力が変動する。このような傾転角センサ5の温度特性を考慮したのが第2の実施の形態である。なお、以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
図9は、第2の実施の形態に係る傾転制御装置の構成を示す図である。なお、図2と同一の箇所には同一の符号を付している。図9では、図2の構成に追加して作動油温Tを検出する油温センサ12が設けられている。油温センサ12からの信号はコントローラ10に入力される。なお、油温センサ12により検出された作動油温Tは運転室内のモニタ(不図示)に表示される。
図10は、傾転角センサ5の温度特性の一例を示す図である。図中、f5はポンプ傾転を最小θminとしたときのセンサ5の出力特性であり、f6はポンプ傾転を最大θmaxとしたときのセンサ5の出力特性である。出力電圧Vは作動油温Tに応じて二次曲線状に変化し、温度Ta,Tb,Tcにおけるポンプ最小傾転時の出力電圧はそれぞれVamin,Vbmin,Vcminとなり、ポンプ最大傾転時の出力電圧はそれぞれVamax,Vbmax,Vcmaxとなる。
特性f5のポンプ最小傾転θminに対応した出力電圧Vmin、および特性f6のポンプ最大傾転θmaxに対応した出力電圧Vmaxはそれぞれ次式(I),(II)で表される。
Vmin=aT2+bT+cT (I)
Vmax=dT2+eT+fT (II)
上式(I),(II)の定数a〜fは後述するように算出される。
図11は、第2の実施の形態に係るコントローラ10内で行われる処理の一例を示すブロック図であり、とくに通常モードにおける処理を示している。図12は、第2の実施の形態に係るコントローラ10内で行われる処理の一例を示すフローチャートであり、とくに学習モードにおける処理を示している。なお、図4,5と同一の箇所には同一の符号を付している。コントローラ10は、図12の学習制御を実行した後、図11の通常制御を行う。本実施の形態では、まず、学習制御においてセンサ5の温度特性f5,f6を求め、この温度特性に基づき、通常制御においてポンプ傾転を制御する。
(1)学習制御
まず、学習制御について説明する。図12の処理は、モードスイッチ8により学習モードが選択されると開始される。なお、コントローラ10には、予め学習制御を行う際の基準の温度Ta,Tb,Tc(図10)が記憶されており、作業員はモニタを見て作動油温Tが基準値Ta,Tb,Tcにほぼ等しくなると、モードスイッチ8を学習モード側に切り換える。まず、ステップS11で、油温センサ12により検出された作動油温Tを読み込む。
ステップS12では、作動油温Tが基準温度Taにほぼ等しいか否か、すなわちTa−ΔT≦T≦Ta+ΔTか否かを判定する。ステップS12が肯定されるとステップS1に進み、以降、上述したステップS1〜ステップS6と同様の処理が実行される。これにより基準温度Taの下で、ポンプ最小傾転θminに対応した出力電圧Vaminと、ポンプ最大傾転θmaxに対応した出力電圧Vamaxのデータが記憶される。
ステップS12が否定されるとステップS13に進み、作動油温Tが基準温度Tbにほぼ等しいか否か、すなわちTb−ΔT≦T≦Tb+ΔTか否かを判定する。ステップS13が肯定されるとステップS1に進み、以降、上述したステップS1〜ステップS6と同様の処理が実行される。これにより基準温度Tbの下で、ポンプ最小傾転θminに対応した出力電圧Vbminと、ポンプ最大傾転θmaxに対応した出力電圧Vbmaxのデータが記憶される。
ステップS13が否定されるとステップS14に進み、作動油温Tが基準温度Tcにほぼ等しいか否か、すなわちTc−ΔT≦T≦Tc+ΔTか否かを判定する。ステップS14が肯定されるとステップS1に進み、以降、上述したステップS1〜ステップS6と同様の処理が実行される。これにより基準温度Tcの下で、ポンプ最小傾転θminに対応した出力電圧Vcminと、ポンプ最大傾転θmaxに対応した出力電圧Vcmaxのデータが記憶される。
(2)通常制御
学習制御が終了し、モードスイッチ8により通常モードが選択されると、図11の通常制御が開始される。この場合、傾転角センサ5と油温センサ12からの信号に基づき、実ポンプ傾転算出部30でポンプ傾転θが算出され、フィードバック制御に用いられる。図13は、実ポンプ傾転算出部30におけるポンプ傾転θの算出手順を示すフローチャートである。
ステップS21では、学習制御が3回終了したか否か、すなわち各作動油温Ta〜Tcに対応したデータVamin,Vamax,Vbmin,Vbmax,Vcmin,Vcmaxが全て記憶されたか否かを判定する。ステップS21が否定されるとステップS22に進み、予め記憶された基準値Vmin,Vmaxを読み込む。なお、予め記憶された基準値Vmin,Vmaxを設定するのではなく、学習制御が1回終了した場合はVamin,Vamaxを、学習制御が2回終了した場合は(Vamin+Vbmin)/2,(Vamax+Vbmax)/2をそれぞれ基準値Vmin,Vmaxとして設定してもよい。
ステップS23では、ステップS22で求めたVamin,Vamax、傾転角センサ5の出力電圧V、および予め定められた最小ポンプ傾転θminと最大ポンプ傾転θmaxをそれぞれ次式(III)に代入し、実ポンプ傾転θを算出する。
θ=(θmax−θmin)×(V−Vmin)/(Vmax−Vmin)+θmin (III)
一方、ステップS21で学習制御が3回終了と判定されるとステップS24に進む。ステップS24では、学習制御により求められたデータVamin,Vamax,Vbmin,Vbmax,Vcmin,Vcmax、およびそのときの温度Ta〜Tcをそれぞれ上述した式(I),(II)に代入し、最小二乗法を用いて係数a〜fを算出し、メモリに記憶する。なお、学習制御を行ったときの作動油温TがTa〜Tcからずれている場合には、そのときの温度Tをそれぞれ代入して係数a〜fを算出してもよい。
ステップS25では、上述した式(I),(II)に係数a〜fと現在の作動油温Tを代入し、ポンプ最小傾転θminに対応した出力電圧Vminとポンプ最大傾転θmaxに対応した出力電圧θmaxをそれぞれ算出する。ステップS26では、ステップS25で求めた出力電圧Vmin,Vmaxを上式(III)に代入し、実ポンプ傾転θを算出する。これにより傾転角センサ5の温度特性を考慮した正確な実ポンプ傾転θを算出できる。
以上のようにして求められた実ポンプ傾転θは減算回路24に入力され、目標ポンプ傾転θ0から減算される。すなわち、制御回路23は、ポンプ傾転θがレバー操作量に応じた目標ポンプ傾転θ0となるように、実ポンプ傾転算出部30で算出された実ポンプ傾転θに基づき目標ポンプ傾転θ0をフィードバック制御し、制御ポンプ傾転θaを出力する。
第2の実施の形態によれば、傾転角センサ5の検出値に温度特性を考慮した補正を行うため、正確なポンプ傾転θを用いて油圧ポンプ1のフィードバック制御を精度良く行うことができる。なお、上記実施の形態では、作業員が運転室内のモニタで作動油温Tを確認し、モードスイッチ8を学習モードに切り換えるようにしたが、コントローラ10が作動油温Tに応じて学習モードに自動的に切り換えるようにしてもよい
なお、上記実施の形態では、ポンプ最小傾転θminとポンプ最大傾転θmaxに対応した傾転制御信号I1,I2を出力して傾転角センサ5の出力特性f2を求めるようにしたが、他のポンプ傾転に対応した傾転制御信号を出力して傾転角センサ5の出力特性f2を求めるようにしてもよい。すなわち、実傾転に対応した傾転制御信号を出力したときの傾転角センサ5の固有の出力特性f2に基づき検出信号Vに対応した実傾転θを算出するのであれば、傾転算出手段としてのコントローラ10の構成はいかなるものでもよい。
また、上記実施の形態では、実ポンプ傾転θが目標ポンプ傾転θ0となるようにフィードバック制御により比例電磁弁4を制御する際に傾転センサの固有の出力特性を学習するようにした。しかし、例えば、特願平8−302755号公報に開示されている油圧ポンプ制御装置では、学習制御のために油圧ポンプの傾転角を傾転センサで検出しているが、この傾転センサの学習のために、上記出力特性f2を利用することもできる。
上記実施の形態では、比例電磁弁4からの二次圧Paによりポンプ傾転を制御するようにしたが、他の傾転変更手段を用いてもよい。傾転検出信号Vを出力するのであれば、傾転検出器としての傾転角センサ5の構成はいかなるものでもよい。操作レバー7の操作により目標ポンプ傾転θ0を入力するようにしたが、入力手段はこれに限らない。温度検出手段としての油温センサ12の構成はいかなるものでもよい。作動油温Tに応じて傾転角センサ5の出力特性を補正するのであれば、補正手段としてのコントローラ10の構成はいかなるものでもよい。
上記実施の形態では、油圧ポンプ1の傾転を制御する傾転制御装置について説明したが、傾転を変更可能な他の油圧機器(例えば油圧モータ)においても本発明は同様に適用可能である。また、大型の油圧ショベルではなく、傾転制御装置を有する他の建設機械にも本発明は同様に適用可能である。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の傾転制御装置に限定されない。
1 油圧ポンプ 3 レギュレータ
4 比例電磁弁 5 傾転角センサ
6 油圧切換弁 7 操作レバー
10 コントローラ 12 油温センサ
28 傾転演算回路 30 ポンプ傾転算出部

Claims (5)

  1. 目標傾転指令に基づいて比例電磁弁を駆動する傾転制御信号を演算する演算工程と、前記演算工程で演算された傾転制御信号で駆動される比例電磁弁から出力される傾転制御圧力を傾転調節装置に印加して油圧機器の傾転を調節する調節工程とを含む傾転制御方法において、
    前記傾転制御方法は学習工程をさらに有し、
    前記学習工程は、
    前記油圧機器を最小傾転に設定するために予め定められた学習用最小傾転制御信号、および前記油圧機器を最大傾転に設定するために予め定められた学習用最大傾転制御信号を前記比例電磁弁に印加する工程と、
    前記学習用最小傾転制御信号および学習用最大傾転制御信号を前記比例電磁弁に印加したとき、傾転角検出器から出力される前記油圧機器の実傾転に応じて前記傾転角度検出器の固有の出力特性を演算する工程とを含み、
    前記調節工程は、
    前記出力特性を参照して、前記傾転角検出器から得られる出力信号に基づいて実傾転を表す実傾転制御信号を演算する工程と、
    前記目標傾転指令に応じた前記傾転制御信号と前記演算された前記実傾転制御信号との偏差に応じて前記比例電磁弁を駆動する工程とを含むことを特徴とする傾転制御方法。
  2. 目標傾転指令に基づいて比例電磁弁を駆動する傾転制御信号を演算する演算手段と、前記演算手段で演算された傾転制御信号で駆動される比例電磁弁から出力される傾転制御圧力を傾転調節装置に印加して油圧機器の傾転を調節する調節手段とを含む傾転制御装置において、
    前記傾転制御装置は学習手段をさらに有し、
    前記学習手段は、
    前記油圧機器を最小傾転に設定するために予め定められた学習用最小傾転制御信号、および前記油圧機器を最大傾転に設定するために予め定められた学習用最大傾転制御信号を前記比例電磁弁に印加する弁駆動指令手段と、
    前記学習用最小傾転制御信号および学習用最大傾転制御信号を前記比例電磁弁に印加したとき、傾転角検出器から出力される前記油圧機器の実傾転に応じて前記傾転角度検出器の固有の出力特性を演算する特性演算手段とを含み、
    前記調節手段は、
    前記出力特性を参照して、前記傾転角検出器から得られる出力信号に基づいて実傾転を表す実傾転制御信号を演算する信号演算手段と、
    前記目標傾転指令に応じた前記傾転制御信号と前記演算された前記実傾転制御信号との偏差に応じて前記比例電磁弁を駆動する弁駆動手段とを含むことを特徴とする傾転制御装置。
  3. 請求項2に記載の傾転制御装置において、
    作動油温を検出する温度検出手段と、
    前記検出された作動油温に応じて前記傾転検出器の固有の出力特性を補正する補正手段とをさらに備え、
    前記傾転算出手段は、前記補正手段により補正された出力特性に基づき、傾転検出信号に対応した実傾転を算出することを特徴とする傾転制御装置。
  4. 請求項2または3に記載の傾転制御装置を備えたことを特徴とする建設機械。
  5. 目標傾転指令に基づいて比例電磁弁を駆動する傾転制御信号を演算する演算処理と、前記演算処理で演算された傾転制御信号で駆動される比例電磁弁から出力される傾転制御圧力を傾転調節装置に印加して油圧機器の傾転を調節する調節処理とコンピュータで実行するための傾転制御プログラムにおいて、
    前記傾転制御プログラムは学習処理をさらに有し、
    前記学習処理は、
    前記油圧機器を最小傾転に設定するために予め定められた学習用最小傾転制御信号、および前記油圧機器を最大傾転に設定するために予め定められた学習用最大傾転制御信号を前記比例電磁弁に印加する処理と、
    前記学習用最小傾転制御信号および学習用最大傾転制御信号を前記比例電磁弁に印加したとき、傾転角検出器から出力される前記油圧機器の実傾転に応じて前記傾転角度検出器の固有の出力特性を演算する処理とを含み、
    前記調節処理は、
    前記出力特性を参照して、前記傾転角検出器から得られる出力信号に基づいて実傾転を表す実傾転制御信号を演算する工程と、
    前記目標傾転指令に応じた前記傾転制御信号と前記演算された前記実傾転制御信号との偏差に応じて前記比例電磁弁を駆動する工程とを含むことを特徴とする傾転制御プログラム。
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