JP2010201861A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パスワードの認証以外の方法でアソシエーション処理を行うホスト装置を制限することで、デバイスの使用が許可されていないホスト装置からの不正な接続を防止する仕組みを提供する。
【解決手段】画像処理装置は、ホスト装置との間で無線通信を行うために、前記ホスト装置との間でアソシエーション処理を行う処理手段(ステップS111)と、アソシエーション処理を行う際に、ホスト装置から送信されたホストIDとアソシエーション処理の実行が許可されているホスト装置を示す許可ホストIDとを比較(ステップS106)し、該比較の結果に基づいて、前記処理手段によるアソシエーション処理を行うか否かを判断する制御手段(ステップS107)と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホスト装置との間で無線通信を実行することが可能な画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
PC環境で周辺機器との接続に使用される規格の一つであるUSBインターフェースが無線化された無線USB(ワイヤレスUSB)という規格が知られている。
無線USB通信においては、複数のホスト装置(PC等)と1台のデバイス(画像処理装置等)が同時に通信することはできず、1台のホスト装置と1台のデバイスでのみ通信が行われる。これは、無線USBの規格(Wireless USB Specification Rev. 1.0)で定められている。
図22を参照して、ホスト装置とデバイスとの1対1の通信接続の確立の概要を説明する。
図22は、無線USBアンテナ11を備えるホスト装置10と無線USBアンテナ21を備えるデバイス20との間で無線USB通信を行うシステム例を説明するための説明図である。なお、ホスト装置10は、PCの他に携帯端末(PDA)などが例示できる。
ホスト装置10は、ホスト情報(ホストID(CHID))を含む無線信号を送信する。当該無線信号を受信したデバイス20は、ホストIDと同じホストIDを持つCC(コネクションコンテキスト)を自身の記憶装置から検索する。CCは、ホストID、デバイスID、CDID、コネクションキー等から成り立つ。
そして、デバイス20は、自身の記憶装置を検索した結果、受信したホストIDと同じホストIDをもつCCが存在した場合、ホスト装置10に対してデバイスID(CDID)を送信し接続要求を行う。
接続要求を受けたホスト装置10は、自身の記憶装置からデバイス20から受信したデバイスIDを持つCCを検索し、受信したデバイスIDと同じデバイスIDが存在した場合、デバイス20との1対1の通信を確立させるため接続処理を開始する。
ホスト装置10がデバイス20に対して印刷要求を出したい場合、上述した接続処理を行い、通信を確立した後、ホスト装置10のアプリケーションによって印刷データを作成し、暗号化通信によって印刷データをデバイス20に送信する。
ホスト装置10とデバイス20とが無線USB通信により接続処理を行い、暗号通信を確立するためには、ホスト装置10とデバイス20との関連付けるアソシエーション処理を行う必要がある。
アソシエーション処理は通常、最初の接続前に行われ、ホスト装置10とデバイス20とで共通のCCを共有する処理である。ホスト装置10とデバイス20とで一度アソシエーション処理を行うと、二度目以降は特別な処理を行う必要なく無線接続を行うことが可能となる。
無線USB規格において、ホスト装置10とデバイス20とを関連付けるアソシエーション処理には、ケーブルアソシエーションモデルとニューメリックアソシエーションモデルが規定されている。
ケーブルアソシエーションモデルは、一旦ホスト装置10とデバイス20とを有線ケーブルで接続して関連付ける(アソシエーション処理を行う)ことにより、以降はホスト装置10とデバイス20との間で無線USBによる通信が可能になる。
ニューメリックアソシエーションは、ホスト装置10とデバイス20とを無線USB通信で関連付けることにより、以降は特別な操作なくホスト装置10とデバイス20との間で無線USBによる無線通信が可能になる。
無線通信でホスト装置10とデバイス20とを関連付ける作業の一例として、ホスト装置10とデバイス20とを無線通信可能な範囲内に設置し、デバイス20のアソシエーションボタンを押す作業がある。デバイス20のアソシエーションボタンを押すことにより、ホスト装置10の表示画面とデバイス20の表示画面に同じ4桁程度の数値が表示される。以上の作業でアソシエーション処理を完了させる。
ところで、上述したアソシエーション処理に関して、デバイス所有者(デバイスの使用が許可された者)以外でも一旦アソシエーション処理を完了すると、次の接続からは特別な操作を行う必要がなく通信することができてしまうという問題がある。つまり、アソシエーション処理さえ済ませてしまえば、どのホスト装置からでもデバイスに接続できてしまい、本来デバイスの使用が許可されていない者がデバイスに簡単にアクセスできてしまうことになる。
このような不正を防止するため、ホスト装置から送信されるパスワードとデバイスに格納されているパスワードとを比較し、それらのパスワードが一致する場合にのみアソシエーション処理の実行を許可する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2007−336287号公報
しかし、上記特許文献1では、アソシエーション処理を実行する前にパスワードでの認証が必要であり、デバイスの使用を許可されていない者がパスワードを不正に入手した場合には、不正にデバイスにアクセスできてしまうという問題がある。また、デバイスの使用が許可されている正規のユーザにとっても、パスワードを覚えておかなければならず、使い勝手が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、パスワードの認証以外の方法でアソシエーション処理を行うホスト装置を制限することで、デバイスの使用が許可されていないホスト装置からの不正な接続を防止する仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、ホスト装置との間で無線通信を行って、該ホスト装置からデータを受信することが可能な画像処理装置であって、前記無線通信を行うために、前記ホスト装置との間でアソシエーション処理を行う処理手段と、前記処理手段によるアソシエーション処理の実行が許可されているホスト装置を示す許可ホストIDを記憶する記憶手段と、前記処理手段がアソシエーション処理を行う際に、前記ホスト装置から送信されたホストIDと前記記憶手段に記憶されている許可ホストIDとを比較し、該比較の結果に基づいて、前記処理手段による前記アソシエーション処理を実行するか否かを判断する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、パスワードの認証以外の方法でアソシエーション処理を行うホスト装置を制限することで、デバイスの使用が許可されていないホスト装置からの不正な接続を防止することができる。
本発明の第1の実施形態である画像処理装置20の構成例を説明するためのブロック図である。 ホストPCの構成例について説明するためのブロック図である。 (a)はUSBケーブルを用いたケーブルアソシエーション処理の一例について説明するための説明図、(b)は無線通信によるニューメリックアソシエーション処理の一例について説明するための説明図である。 画像処理装置でのケーブルアソシエーション処理例を説明するためのフローチャート図である。 画像処理装置でのニューメリックアソシエーション処理例を説明するためのフローチャート図である。 アソシエーション許可IDリストの一例を示す図である。 CCリストの一例を示す図である。 管理者リストの一例を示す図である。 アソシエーション許可IDリスト及び管理者リストの編集時のホストPCの処理例を説明するためのフローチャート図である。 ホストPCの表示装置に表示される画面例を示す図である。 ホストPCの表示装置に表示される選択画面例を示す図である。 ホストPCの表示装置に表示されるアソシエーション許可IDリストの編集画面例を示す図である。 ホストPCの表示装置に表示される管理者リストの編集画面例を示す図である。 アソシエーション許可IDリスト及び管理者リストの編集時の画像形成装置での処理例について説明するためのフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態である画像処理装置の処理例を説明するためのフローチャート図である。 画像処理装置のプリンタから出力されるエラー通知の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態である画像処理装置において、アソシエーション処理済みのフラグ欄が追加されたアソシエーション許可IDリストの一例を示す図である。 図14のステップS405でのアソシエーション許可IDリスト編集時の画像処理装置の処理例を説明するためのフローチャート図である。 図14のステップS406での管理者リスト編集時の画像処理装置の処理例を説明するためのフローチャート図である。 アソシエーション許可IDリストの編集時にホストPCの表示装置に表示される確認画面の一例を示す図である。 管理者リストの編集時にホストPCの表示装置に表示される確認画面の一例を示す図である。 ホスト装置とデバイスとの間で無線USB通信を行うシステム例を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である画像処理装置20の構成例を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の画像処理装置20は、プリンタコントローラ200、操作ユニット202、プリンタ201、及び表示装置216を備えており、図2に示すホストPC10との間で無線USB通信(ワイヤレスUSB通信)を行う。
プリンタコントローラ200は、システムバス217上に、CPU203、ROM204、RAM205、プリンタI/F206、操作部I/F207、無線通信制御部208、HDD209、有線USBI/F制御部214、表示制御部215が配置される。
CPU203は、システム全体を制御する。ROM204は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。RAM205は、CPU203が動作するためのシステムワークメモリであり、図2に示すホストPC10から送信された印刷データなどの画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
プリンタI/F206は、印刷処理を行うプリンタ201に接続され、プリンタ201のCPUと通信を行う。また、プリンタI/F206は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。操作部I/F207は、操作ユニット202のインターフェース部であり、操作ユニット202に表示する画像データを操作ユニット202に対して出力する。また、操作部I/F207は、操作ユニット202からユーザが入力した情報を、CPU203に対して出力する。
無線通信制御部208は、外部に無線USB通信を行うホストPC10がある場合に、無線USBアンテナ21を介して無線USB通信の制御を行う。
HDD209には、管理者リスト記憶領域211、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212、CC(コネクションコンテキスト)記憶領域213が設けられている。
アソシエーション許可IDリスト記憶領域212は、アソシエーション処理の実行が許可されているホストPCを示す許可ホストIDを記憶する記憶領域である。ホストPC10から送信されたホストIDは、無線USBアンテナ21及び無線通信制御部208を通じて受信され、CPU203によりCC記憶領域213のCCに含まれているホストIDと比較される。
そして、CPU203は、ホストPC10から送信されたホストIDと同じホストIDを含むCCがCC記憶領域213に記憶されているか否かを判断し、一致した場合は、画像処理装置20とホストPC10との間で無線USBによる通信が確立される。
一方、CPU203は、ホストPC10から送信されたホストIDと同じホストIDを含むCCがCC記憶領域213に記憶されていない場合は、ホストPC10から送信されたホストIDと同じ許可ホストIDが記憶されているか否かを判断する
そして、CPU203は、ホストPC10から送信されたホストIDとアソシエーション許可IDリスト記憶領域212の許可ホストIDとが一致した場合は、アソシエーション処理部210でアソシエーション処理を行う。
また、CPU203は、ホストPC10から送信されたホストIDとアソシエーション許可IDリスト記憶領域212の許可ホストIDとが一致しない場合は、アソシエーション処理部210でアソシエーション処理を行わない。
管理者リスト記憶領域211には、アソシエーション許可IDリスト領域212のリスト情報を編集する権限を持つホストPCを示す管理者ホストIDが記憶されている。アソシエーション許可IDリスト領域212のリスト情報を編集する場合は、ホストPC10から送信されたホストIDと管理者リスト記憶領域211の管理者ホストIDとがCPU203で比較される。そして、CPU203は、ホストPC10から送信されたホストIDと管理者リスト記憶領域211の管理者ホストIDとが一致した場合のみ、ホストPC10に対してアソシエーション許可IDリスト領域212のリスト情報の編集を許可する。
有線USBI/F制御部214は、外部との接続にUSB接続ポート22を介して有線USB通信の制御を行う。なお、有線USBI/F制御部214は、ケーブルアソシエーション処理で使用されるが、ケーブルアソシエーション処理をサポートしていない場合は必須ではない。
表示制御部215は、表示装置216に表示する数値などを表示装置216に対して出力する。なお、表示装置216は、ニューメリックアソシエーション処理を行う場合に使用されるが、ニューメリックアソシエーション処理をサポートしていない場合は必須ではない。
次に、図2を参照して、ホストPC10の構成例について説明する。
図2に示すように、ホストPC10は、ホストコントローラ100を備える。ホストコントローラ100には、表示装置101や不図示のキーボード、マウスなどの入力装置が接続される。
ホストコントローラ100は、システムバス109上に、CPU102、ROM103、RAM104、HDD105、表示制御部106、各種IOI/F制御部107、無線通信制御部108、及び有線USBI/F制御部111が配置される。
CPU102は、システム全体を制御する。ROM103は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納される。RAM104は、CPU102が動作するためのシステムワークメモリであり、また、印刷データ等の画像データを一時記憶するための画像メモリとしても使用する。HDD105は、システムソフトウェアや画像データを格納する。
表示制御部106は、表示装置101に表示する画像データを表示装置101に対して出力する。各種IOI/F107は、不図示のキーボードやマウスなどの入出力I/Fの制御部である。
有線USBI/F制御部111は、外部との接続にUSB接続ポート12を介して有線USB通信の制御を行う。有線USBI/F制御部111は、ケーブルアソシエーションで使用され、また、不図示のLANなどの通信網などとの制御部としても使用される。
無線通信制御部108は、ホストID(CHID)を記憶するCHID記憶部110を備えており、外部に無線USB通信を行う画像処理装置がある場合に、ホスト用無線USBアンテナ11を介して無線USB通信の制御を行う。
次に、図3(a)を参照して、USBケーブルを用いた有線通信によるケーブルアソシエーション処理の一例について説明する。
まず、ホストPC10と画像処理装置20とがUSBケーブルで接続された後、ホストPC10は、画像処理装置20がCBAF(Cable−Based Association Framework)をサポートしていることを確認する(11)。
次に、ホストPC10は、CBAFを使用して画像処理装置20が無線USB通信に対応していることを確認する(12)。
次に、ホストPC10は、無線通信制御部108のCHID記憶部110に記憶されている自身のホストID(CHID)を画像処理装置20へ送信する(13)。
画像処理装置20は、受信したCHIDを含むCCをHDD209のCC記憶領域213から検索し、受信したCHIDを含むCCがCC記憶領域213に存在しない場合は、「0」のデバイスID(CDID)をホストPC10へ送信する(14)。一方、画像処理装置20は、受信したCHIDを含むCCがCC記憶領域213に存在する場合は、アソシエーション処理が済んでいると判断し、アソシエーション処理を行うことなくそのCCに含まれるCDIDをホストPC10に送信する。
ホストPC10は、画像処理装置20から受信したCDIDが「0」の場合は、新たなCCを作成し、作成したCCを自身のHDD105に保存するとともに、画像処理装置20へ作成したCCを送信する。一方、ホストPC10は、画像処理装置20から受信したCDIDが含まれるCCをHDD105から検索し、CCが存在した場合は、そのCCに含まれるコネクションキー(CK)を更新し、更新されたCCを画像処理装置20へ送信する。
次に、図3(b)を参照して、無線通信によるニューメリックアソシエーション処理の一例について説明する。
まず、ユーザによる画像処理装置20の操作によりアソシエーション処理の実行が指示されると、画像処理装置20はホストIDの取得要求をブロードキャスト送信する。この取得要求を受けたホストPC10は、無線信号でホストID(CHID)を画像処理装置20にブロードキャスト送信する(21)。
画像処理装置20は、受信したCHIDと同じCHIDを含むCCをCC記憶領域213から検索し、CC記憶領域213に受信したCHIDを含むCCが存在しない場合は、アソシエーション要求とCDIDをホストPC10へ無線信号で送信する(22)。
アソシエーション要求を受けたホストPC10は、アソシエーション許可応答を無線信号で画像処理装置20へ送信する(23)。
ホストPC10は、生成したCCをデバイス20に送信するため暗号通信を行う必要があるので、ホストPC10とデバイス20とは互いに暗号鍵をやり取りし、暗号通信の準備を行う(24)。この暗号通信は、通常の無線USB通信の暗号通信とは違った暗号通信である。
暗号通信の準備ができると、ホストPC10の表示装置101と画像処理装置20の表示装置216へ同じ値が表示される。同じ値が表示されると、ホストPC10は、生成したCCを(24)で準備した暗号通信で送信する(25)。これらのプロセスによってホストPC10とデバイス20とが同じCCを持つ。
次に、図4を参照して、画像処理装置20でのケーブルアソシエーション処理例について具体的に説明する。なお、図4での各処理は、画像処理装置20のROM204やHDD209等に記憶された制御プログラムがRAM205にロードされて、CPU203により実行される。
ステップS101では、CPU203は、ホストPC10のUSB接続ポート12と画像処理装置20のUSB接続ポート22とがUSBケーブルで有線接続されたか否かを確認し、有線接続された場合は、ステップS102に進む。このとき、ホストPC10は、有線USBI/F制御部214を経由して画像処理装置20がCBAFをサポートしていることを確認し、また、画像処理装置20が無線USB通信を構成可能であることを確認する。
ステップS102では、CPU203は、ホストPC10から有線ケーブル経由でCHIDを受信するまで待ち、CHIDを受信した場合は、ステップS103へ進む。
ステップS103では、CPU203は、CC記憶領域213から受信したCHIDと一致するCHIDを持つCCを検索し、ステップS104に進む。
ステップS104では、CPU203は、ステップS103での検索により、一致したCCがあった場合は、アソシエーション処理を終了し、一致したCCがない場合は、ステップS105へ進む。
ステップS105では、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212に許可ホストIDが存在しない状態かどうか判断する。そして、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212に許可ホストIDが存在する場合、ステップS106へ進み、許可ホストIDが存在しない場合は、ステップS109へ進む。
ステップS106では、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212にある許可ホストIDと受信したホストID(CHID)とを比較し、ステップS107に進む。
ステップS107では、CPU203は、ステップS106で検索した結果、受信したCHIDと一致するCHIDがアソシエーション許可IDリスト記憶領域212に存在しない場合は、ステップS108へ進み、存在する場合は、ステップS111へ進む。
ステップS108では、CPU203は、プリンタ201からアソシエーション処理が実行できない旨のエラープリントを出力し、処理を終了する。なお、エラープリントの出力ではなく、表示装置216にエラーを表示してもよいし、有線USB通信による指示により、ホストPC10の表示装置101にエラーを表示してもよい。
一方、ステップS109では、CPU203は、HDD209の管理者リスト記憶領域211に受信したCHIDを記憶し、ステップS110に進む。
ステップS110では、CPU203は、管理者リスト記憶領域211に記憶したCHIDをアソシエーション許可IDリスト記憶領域212にも記憶し、ステップS111に進む。
ステップS111では、CPU203は、ホストPC10へCDIDを送信した後(図3(a)の(14)に対応する)、ホストPC10が生成したCCを受信し、受信したCCをHDD209のCC記憶領域213へ記憶する。これにより、ホストPC10と画像処理装置20とが同じCCを持つことになり、ケーブルアソシエーション処理を終了する。
次に、図5を参照して、画像処理装置20でのニューメリックアソシエーション処理例について具体的に説明する。なお、図5での各処理は、画像処理装置20のROM204やHDD209等に記憶された制御プログラムがRAM205にロードされて、CPU203により実行される。
ステップS201では、CPU203は、ユーザにより操作ユニット202からアソシエーション実行命令が入力操作されると、ステップS202に進む。
ステップS202では、CPU203は、ホストPC10のCHID記憶部110に記憶されたCHIDを当該ホストPC10から受信したか否かを判断し、受信した場合は、ステップS203に進む。なお、ステップS201の前にホストPC10からCHIDを受信した場合は、受信したCHIDをRAM205に保存していてもよい。
ステップS203では、CPU203は、受信したCHIDとCC記憶領域213に記憶されたCCのCHIDとを比較し、ステップS204に進む。
ステップS204では、CPU203は、ステップS203での比較処理の結果、受信したCHIDとCC記憶領域213に記憶されたCCのCHIDとが一致した場合は、アソシエーション処理を終了し、一致しない場合は、ステップS205へ進む。
ステップS205では、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212に許可ホストIDが存在しない状態かどうか判断する。そして、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212に許可ホストIDが存在する場合は、ステップS206へ進み、許可ホストIDが存在しない場合は、ステップS209へ進む。
ステップS206では、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212の許可ホストIDと受信したホストID(CHID)とを比較し、ステップS207に進む。
ステップS207では、CPU203は、ステップS206での比較結果から、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212にあるCHIDと受信したCHIDとが一致しない場合は、ステップS208へ進み、一致する場合は、ステップS211へ進む。
ステップS208では、CPU203は、プリンタ201からアソシエーション処理が実行できない旨のエラープリントを出力し、処理を終了する。なお、エラープリントの出力ではなく、表示装置215へエラーを表示するようにしてもよい。
一方、ステップS209では、CPU203は、HDD209の管理者リスト記憶領域211に受信したCHIDを記憶し、ステップS210に進む。
ステップS210では、CPU203は、管理者リスト記憶領域211に記憶したCHIDをアソシエーション許可IDリスト記憶領域212にも記憶し、ステップS211に進む。
ステップS211では、CPU203は、ホストPC10へ新規接続要求を無線送信する(図3(b)の(22)に対応する)。その後、ホストPC10と画像処理装置20とが暗号通信準備を行い、準備完了後、CPU203は、ホストPC10が生成したCCを受信し、受信したCCをHDD209のCC記憶領域213へ記憶する。これにより、ホストPC10と画像処理装置20とが同じCCを持つことになり、ニューメリックアソシエーション処理が終了する。
図6は、画像処理装置20のHDD209のアソシエーション許可IDリスト記憶領域212に記憶されたアソシエーション許可IDリストの一例を示す図である。
アソシエーション許可IDリストのCHIDとホストPC10から受信したCHIDとが一致することにより、ホストPC10と画像処理装置20との間でアソシエーション処理を行い、共通のCCを所有する。共通のCCを持つことにより、ホストPC10は、画像処理装置20に対して無線接続を行うことが可能となる。なお、図6のアソシエーション許可IDリストでのホスト名は、アソシエーション許可IDリストの編集時にユーザが任意に設定することが可能であり、初期状態では番号でもよく、ホストPC自身のコンピュータ名でもよい。
図7は、画像処理装置20のHDD209のCCリスト記憶領域213に記憶されたCCリストの一例を示す図である。
CCリスト記憶領域213のCCリストに受信したCHIDを含むCCがある場合、アソシエーション処理は既に完了しているので必要ないが、CCのコネクションキーを更新し、ホストPC10と画像処理装置20が新しいCCを共有する。
図8は、画像処理装置20のHDD209の管理者リスト記憶領域211に記憶された管理者リストの一例を示す図である。
図6に示すアソシエーション許可IDリストにCHIDが全く記載されていない場合、最初に接続したホストPC10が図8に示す管理者リストと図6に示すアソシエーション許可IDリストに加えられる。アソシエーション許可IDリストの内容、及び管理者リストの内容を追加、削除する場合、編集しようとしているホストPC10のCHIDが管理者リストに存在する必要がある。
以上説明したように、本実施形態では、アソシエーション許可IDリストに記載のあるCHIDを持つホストPC10のみがアソシエーション処理を行い、同じCCをホストPC10と画像処理装置20で持つことにより、無線USB通信による接続が可能となる。
アソシエーション許可IDリストに記載のないCHIDを持つホストPC10がアソシエーション処理を行おうとしても、画像処理装置20がアソシエーション処理を拒否し、ホストPC10が接続処理を行うことができない。結果として、アソシエーション許可IDリストにないホストPC10は画像処理装置20を利用することができなくなり、パスワードの認証を行うことなく、不正者による画像処理装置20の利用を防止することができる。
次に、図9を参照して、アソシエーション許可IDリスト及び管理者リストの編集時のホストPC10の処理例を説明する。なお、図9での各処理は、ホストPC10のROM103やHDD105等に記憶された制御プログラムがRAM104にロードされて、CPU102により実行される。
ステップS301では、CPU102は、ユーザ操作等によりリスト設定要求を受け付けると、ステップS302に進む。なお、リスト設定要求ではない場合、たとえば、プリント実行要求の場合などは、アソシエーション許可IDリスト及び管理者リストの編集を終了する。
ステップS302では、CPU102は、画像処理装置20に対してリスト設定要求を送信し、ステップS303に進む。
ステップS303では、CPU102は、画像処理装置20から管理者リストに一致するCHIDがあるホストPCか否かの判断結果を受信する。そして、CPU102は、受信した判断結果が、一致するCHIDがある判断結果の場合は、ステップS304に進み、一致するCHIDがない判断結果の場合は、ステップS305に進む。
ステップS305では、CPU102は、表示装置101に、例えば、図10に示すように、アソシエーション許可IDリストおよび管理者リストを編集できない旨を表示して処理を終了する。
ステップS304では、CPU102は、表示装置101に、図11に示すように、アソシエーション許可IDリストの編集か管理者リストの編集かを選択する画面を表示して、ユーザに選択を促し、ステップS306に進む。
ステップS306では、CPU102は、ステップS304で管理者リストの編集が選択された場合は、ステップS308に進み、アソシエーション許可IDリストの編集が選択された場合は、ステップS307へ進む。
ステップS307では、CPU102は、表示装置101に、図12に示すように、アソシエーション許可IDリストの編集画面を表示し、ユーザの編集後、OKボタンが押されると、ステップS309へ進む。
ステップS308では、CPU102は、表示装置101に、図13に示すように、管理者リストの編集画面を表示し、ユーザの編集後、OKボタンが押されると、ステップS309へ進む。
ステップS309では、CPU102は、画像処理装置20に編集要求を送信し、処理を終了する。
次に、図14を参照して、アソシエーション許可IDリスト及び管理者リストの編集時の画像処理装置20の処理例について説明する。なお、図14での各処理は、画像処理装置20のROM204やHDD209等に記憶された制御プログラムがRAM205にロードされて、CPU203により実行される。
ステップS401では、CPU203は、ホストPC10からリスト設定要求を受信した場合は、ステップS402へ進み、リスト設定要求の受信でない場合は、アソシエーション許可IDリスト及び管理者リストの編集処理を終了する。
ステップS402では、CPU203は、リスト設定要求を送信したホストPC10のCHIDをHDD209の管理者リスト記憶領域211から検索する。そして、CPU203は、管理者リスト記憶領域211にホストPC10のCHIDと一致するCHIDがある場合は、ステップS403へ進み、一致するCHIDがない場合は、ステップS406へ進む。
ステップS406では、CPU203は、管理者リストに存在しないCHIDをもつホストPC10からのリスト設定要求のため、ホストPC10へアソシエーション許可IDリストと管理者リストの編集権限がないことを通知し、処理を終了する。
ステップS403では、CPU203は、管理者リストに存在するCHIDをもつホストPC10からのリスト設定要求のため、ホストPC10へアソシエーション許可IDリストと管理者リストの編集権限があること(編集を許可すること)を通知する。
ステップS404では、ホストPC10から編集要求(図9のステップS309に対応する)を受信したか否かを判断し、編集要求を受信した場合はステップS405に進み、そうでなければ編集要求を受信するまで待機する。
ホストPC10から編集要求を受信した場合は、ステップS405で、編集の対象がアソシエーション許可IDリストと管理者リストのどちらであるかを判断する。そして、編集の対象が管理者リストの場合はステップS408に進み、アソシエーション許可IDリストの場合はステップS407に進む。
ステップS408では、CPU203は、受信した編集要求の内容をHDD209の管理者リスト記憶領域211の管理者リストに反映させ、処理を終了する。
ステップS407では、CPU203は、受信した編集要求をHDD209のアソシエーション許可IDリスト記憶領域212のアソシエーション許可IDリストに反映させ、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、アソシエーション許可IDリストを編集する権限は、管理者リストに一致するCHIDの記載のあるホストPC10のみに与えられる。このように、アソシエーション許可IDリスト及び管理者リストを編集する権限を与えるホストPC10を限定することにより、不正者による画像処理装置20の利用を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、図15及び図16を参照して、本発明の第2の実施形態である画像処理装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、符号等を流用して説明する。
上記第1の実施形態の画像処理装置20では、図22の「無線信号」を用いてホストPC10から受信したCHIDをCCリストから検索し、CCリストに基づいてホストPC10に対して図22の「接続要求」を行うかどうかを判断している。これに対し、本実施形態の画像処理装置20では、ホストPC10から受信したCHIDをCCリストから検索した後、更にアソシエーション許可IDリストを検索してホストPC10に対して図22の「接続要求」を行うかどうかを判断する。
図15は、画像処理装置20での処理例を説明するためのフローチャート図である。図15での各処理は、画像処理装置20のROM204やHDD209等に記憶された制御プログラムがRAM205にロードされて、CPU203により実行される。
ステップS501では、CPU203は、ホストPC10からCHIDを受信したか否かを判断し、受信した場合は、ステップS502へ進む。
ステップS502では、CPU203は、HDD209のCC記憶領域213に、受信したCHIDに一致するCHIDのCCが存在するか否かを判断する。そして、CPU203は、受信したCHIDに一致するCHIDのCCがCC記憶領域213に存在する場合は、ステップS503へ進み、存在しない場合は、受信したCHIDを破棄し、処理を終了する。
ステップS503では、CPU203は、受信したCHIDと一致するCHIDが、HDD209のアソシエーション許可IDリスト記憶領域212に存在するか否かを判断する。そして、CPU203は、受信したCHIDと一致するCHIDがアソシエーション許可IDリスト記憶領域212に存在する場合は、ステップS505に進み、存在しない場合は、ステップS504に進む。ここでの処理より、一度アソシエーション処理が済んでいるが、管理者リストにあるホストPCによりアソシエーション許可IDリストから削除されたホストPCが、画像処理装置20に接続されるのを防ぐことができる。
ステップS504では、CPU203は、図16に示すように、画像処理装置20に接続しようとするホストPCがアソシエーション許可IDリストから削除されたこと示す内容をプリンタ201から出力し、処理を終了する。なお、プリンタ201からの出力に代えて、表示装置216に、画像処理装置20に接続しようとするホストPCがアソシエーション許可IDリストから削除されたこと示す内容を表示してもよい。
ステップS505では、CPU203は、ホストPC10と画像処理装置20とが同じCCを持つことを確認し、ホストPCの接続処理を行い、処理を終了する。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図17〜図21を参照して、本発明の第3の実施形態である画像処理装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、符号等を流用して説明する。
本実施形態の画像処理装置20では、アソシエーション許可IDリストからアソシエーション処理済みホストPCのCHIDを削除する場合におけるアソシエーション許可IDリスト及び管理者リストの編集処理について説明する。
図17は、図6に示すアソシエーション許可IDリストに対して、アソシエーション処理済みのホストPCにフラグ(図中○印)を立てたアソシエーション許可IDリストを示す図である。
図18は、図14のステップS405でのアソシエーション許可IDリスト編集時の画像処理装置20の処理例を説明するためのフローチャート図である。図18での各処理は、画像処理装置20のROM204やHDD209等に記憶された制御プログラムがRAM205にロードされて、CPU203により実行される。
ステップS601では、CPU203は、ホストPC10から受信したCHIDをアソシエーション許可IDリストに追加するのか削除するのかを判断し、追加の場合は、ステップS603に進み、削除の場合は、ステップS602へ進む。
ステップS603では、CPU203は、ホストPC10から受信したCHIDをアソシエーション許可IDリスト記憶領域212のアソシエーション許可IDリストへ追加し、処理を終了する。
ステップS602では、CPU203は、図17に示すアソシエーション処理済のホストPCにフラグがあるアソシエーション許可IDリストを参照して、削除しようとするCHIDを持つホストPC10がアソシエーション処理済みか否かを判断する。そして、CPU203は、削除しようとするCHIDを持つホストPC10がアソシエーション処理済みの場合は、ステップS605へ進み、削除しようとするCHIDを持つホストPC10がアソシエーション処理済みではない場合は、ステップS604へ進む。
ステップS604では、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212のアソシエーション許可IDリストからホストPC10のCHIDを削除し、ステップS609へ進む。
ステップS605では、CPU203は、プリンタ201からホストPC10に対して確認画面の表示指示を出力して、ホストPC10の表示装置101に、例えば図20に示す確認画面を表示させ、ステップS606へ進む。ここでの処理は、一度アソシエーション処理を行ったことのあるホストPCのCHIDを削除する場合、アソシエーション許可IDリストからCHIDを削除してしまうと接続が不可能になってしまうため、ホストPCのユーザに確認を促すために行われる。
ステップS606では、CPU203は、図20に示すホストPC10の表示装置101の確認画面上でのユーザによるOKボタンの操作信号を受信した場合は、CHIDを削除ものとして、ステップS607へ進み、受信しない場合は、処理を終了する。
ステップS607では、CPU203は、アソシエーション許可IDリスト記憶領域212のアソシエーション許可IDリストから該当するホストPC10のCHIDを削除し、ステップS608へ進む。
ステップS608では、CPU203は、ステップS607で削除したホストPC10のCHIDを含むCCをCC記憶領域213から削除し、ステップS609へ進む。CCを削除することにより、アソシエーション許可IDリストから削除したホストPCが画像処理装置20に接続できないようにする。
ステップS609では、CPU203は、削除したホストPC10が管理者リストにあるか否かを判断し、削除したホストPC10が管理者リストにある場合は、ステップS610へ進み、管理者リストにない場合は、処理を終了する。
ステップS610では、CPU203は、管理者リスト記憶領域211の管理者リストから削除するホストPC10のCHIDを削除し、処理を終了する。ここでの処理は、削除するホストPC10のCHIDが、アソシエーション許可IDリストにはなく、管理者リストにあるという矛盾を防ぐために行われる。
図19は、図14のステップS406での管理者リスト編集時の画像処理装置20の処理例を説明するためのフローチャート図である。図19での各処理は、画像処理装置20のROM204やHDD209等に記憶された制御プログラムがRAM205にロードされて、CPU203により実行される。
ステップS701では、CPU203は、ホストPC10から受信したCHIDを管理者リストに追加するのか削除するのかを判断し、追加の場合は、ステップS702へ進み、削除の場合は、ステップS704へ進む。
ステップS702では、CPU203は、ホストPC10から受信したCHIDを管理者リスト記憶領域211の管理者リストへ追加し、ステップS703へ進む。
ステップS703では、CPU203は、ホストPC10から受信したCHIDをアソシエーション許可IDリスト記憶領域212のアソシエーション許可IDリストへ追加し、処理を終了する。
ステップS704では、CPU203は、削除するホストPC10がアソシエーション処理済みか否かを判断し、アソシエーション処理済みでない場合は、ステップS707へ進み、アソシエーション処理済みである場合は、ステップS705へ進む。
ステップS705では、CPU203は、プリンタ201からホストPC10に対して確認画面の表示指示を出力して、ホストPC10の表示装置101に、例えば図21に示す確認画面を表示させ、ステップS706へ進む。一度アソシエーション処理を行ったことのあるホストPCのCHIDを削除する場合、管理者リストからCHIDを削除すると、管理者リスト及びアソシエーション許可IDリストの編集が不可能になってしまう。このため、ホストPC10の表示装置101に確認画面を表示して、ホストPCのユーザに確認を促す。
ステップS706では、CPU203は、図21に示すホストPC10の表示装置101の確認画面上でのユーザによるOKボタンの操作信号を受信した場合は、CHIDを削除ものとして、ステップS707へ進み、受信しない場合は、処理を終了する。
ステップS707では、CPU203は、管理者リスト記憶領域211の管理者リストから削除するホストPC10のCHIDを削除し、処理を終了する。管理者リストからCHIDが削除されたホストPC10は、画像処理装置20に対して通常の無線USB接続を行うことが可能だが、画像処理装置20に記憶された管理者リスト及びアソシエーション許可IDリストの編集はできなくなる。
以上説明したように、本実施形態では、アソシエーション処理済みのホストPC10のCHIDを削除する場合に、ホストPC10の表示装置101に確認画面を表示してホストPCのユーザに確認を促す。これにより、アソシエーション処理済みのホストPC10のCHIDが誤って管理者リスト及びアソシエーション許可IDリストから削除されるのを防止することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
10 ホストPC
20 画像処理装置
11、21 無線USBアンテナ

Claims (10)

  1. ホスト装置との間で無線通信を行って、該ホスト装置からデータを受信することが可能な画像処理装置であって、
    前記無線通信を行うために、前記ホスト装置との間でアソシエーション処理を行う処理手段と、
    前記処理手段によるアソシエーション処理の実行が許可されているホスト装置を示す許可ホストIDを記憶する記憶手段と、
    前記処理手段がアソシエーション処理を行う際に、前記ホスト装置から送信されたホストIDと前記記憶手段に記憶されている許可ホストIDとを比較し、該比較の結果に基づいて、前記処理手段による前記アソシエーション処理を実行するか否かを判断する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記記憶手段は、管理者となるユーザが使用するホスト装置を示す管理者ホストIDを更に記憶し、
    前記制御手段は、前記ホスト装置から送信されたホストIDと同じホストIDが管理者ホストIDとして前記記憶手段に記憶されている場合に、該ホスト装置に対して、前記記憶手段に記憶されている許可ホストIDの編集を許可することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記許可ホストIDの編集を許可したホスト装置が前記許可ホストIDを削除する場合に、該ホスト装置の表示装置に確認画面を表示させる、ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記記憶手段は、前記処理手段がアソシエーション処理を実行することにより得られたCC(コネクションコンテキスト)を更に記憶し、
    前記制御手段は、前記許可ホストIDの編集を許可したホスト装置が前記許可ホストIDを削除する場合に、当該削除される許可ホストIDと同じホストIDを含むCCが前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、前記削除される許可ホストIDと同じホストIDを含むCCが前記記憶手段に記憶されている場合は、当該CCを前記記憶手段から削除する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記記憶手段に管理者ホストIDが記憶されていない状態で前記処理手段によるアソシエーション処理が実行された場合、該アソシエーション処理を行ったホスト装置のホストIDを管理者ホストIDとして前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記記憶手段に記憶されている許可ホストIDのそれぞれについて、前記処理手段によるアソシエーション処理が済んでいるか否かを管理する管理手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記許可ホストIDの編集を許可したホスト装置が、前記処理手段によるアソシエーション処理が済んでいる許可ホストIDを削除する場合に、該ホスト装置の表示装置に確認画面を表示させる、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 前記無線通信とは、ワイヤレスUSB通信であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記無線通信を行って前記ホスト装置から印刷データを受信し、当該受信した印刷データに基づく印刷処理を実行する印刷手段を更に備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. ホスト装置との間で無線通信を行って、該ホスト装置からデータを受信することが可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記無線通信を行うために、前記ホスト装置との間でアソシエーション処理を行う処理工程と、
    前記処理工程でのアソシエーション処理の実行が許可されているホスト装置を示す許可ホストIDを記憶媒体に記憶する記憶工程と、
    前記処理工程でアソシエーション処理を行う際に、前記ホスト装置から送信されたホストIDと前記記憶手段に記憶されている許可ホストIDとを比較し、該比較の結果に基づいて、前記処理工程での前記アソシエーション処理を実行するか否かを判断する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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