JP2010201694A - レリーフ印刷版原版、およびレリーフ印刷版の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持体上に、(A)バインダーポリマーと、(B)黒色材料と、を含有するレリーフ形成層を有し、該レリーフ形成層と、該レリーフ形成層をレーザー彫刻して得られるレリーフ印刷版を印刷する際に用いられる印刷インキとの色差値(dE*)が、6以上76以下の範囲であるレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
【選択図】図1
Description
しかしながら、所定の厚みを有するレリーフ形成層に印圧に耐える凹凸を有するレリーフを形成するには高エネルギーを要し、レーザー彫刻の速度が遅いため、マスクを介して画像形成するタイプに比較して生産性が低いという問題がある。
しかしながら、前記特許文献3に記載の印刷版原版では、製版により画像が形成されたレリーフ層が黒色であるため、印刷機への取り付けの際の作業性を低下させてしまう。また、印刷時にアニロックスローラと版胴との間の圧力(アニロックスローラ圧)を調整する工程において、版画像部にインキが付着したことを印刷オペレーターが目視で確認する必要があるが、形成されたレリーフ層が不透明になるので、インキが付着したことを目視で確認し難く、このような圧力調整工程における作業性が低下する懸念があった。
即ち、本発明の目的は、レーザー彫刻により直接製版が可能であって、不透明版においても、アニロックスローラと版胴との間の圧力(アニロックスローラ圧)を調整する工程において、版画像部にインキが付着したことの目視による確認、即ち、インキ視認性が良好で、圧力調製時の作業性が向上できるレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版、及び該レリーフ印刷版原版を用いたレリーフ印刷版の製造方法を提供することにある。
<1> 支持体上に、(A)バインダーポリマーと、(B)黒色材料と、を含有するレリーフ形成層を有し、該レリーフ形成層と、該レリーフ形成層をレーザー彫刻して得られるレリーフ印刷版を印刷する際に用いられる印刷インキとの色差値(dE*)が、6以上76以下の範囲であるレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
<3> 前記印刷インキが、明度(L*)が0以上50以下であり、色度(a*)が−50以上40以下であり、(b*)が−50以上40以下である<1>または<2>に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
<5> 前記レリーフ形成層を波長700nm〜1200nmの複数のファイバー付き半導体レーザーを光源としてレーザー彫刻することによりレリーフ層を形成しうる<1>〜<4>のいずれか1項に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
(2)前記架橋されたレリーフ形成層に、波長700nm〜1200nmの複数のファイバー付き半導体レーザーを光源とするレーザーで彫刻するによりレリーフ層を形成する工程と、
を含むレリーフ印刷版の製造方法。
<8> <1>〜<5>のいずれか1項に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版をレーザー彫刻して作製されたレリーフ印刷版を用いた印刷方法。
本発明のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版は、(A)バインダーポリマーと、(B)黒色材料と、を含有するレリーフ形成層を有し、該レリーフ形成層と、該レリーフ形成層をレーザー彫刻して得られるレリーフ印刷版を印刷する際に用いられる印刷インキとの色差値(dE*)が、6以上76以下の範囲であることを特徴とする。
ΔE*ab=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2
ここで、ΔL*、Δa*、Δb*は、それぞれレリーフ形成層のL*と印刷インキのL*との差、レリーフ形成層のa*と印刷インキのa*との差、レリーフ形成層のb*と印刷インキのb*との差である。
色差値(dE*)を小さくすれば、目視のみならず、凝視することによっても、両印刷部の識別が困難となる。そのため、本発明においては、レリーフ形成層とインキとの色差値(dE*)を6以上76以下の範囲とすることを必須とする。色差値(dE*)が、10以上であることが好ましく、15以上であることがより好ましく、視認性が良好となる。
印刷インキの色度は、上記したレリーフ形成層と印刷インキとの色差値と、およびレリーフ形成層の色度とが決まれば、確定するが、例えば「藍色」インキでは、(L*)が0以上35以下であり、色度(a*)が0.1以上80以下であり、(b*)が−110以上0.1以下であることが好ましい。
この範囲にあることによって印刷時の視認性がさらに向上する。
なお、本発明において「レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版」とは、レリーフ形成層が、光又は熱により硬化された状態のものをいう。該レリーフ印刷版原版をレーザー彫刻することにより「レリーフ印刷版」が作製される。
本発明のレリーフ印刷版原版におけるレリーフ形成層は、(A)バインダーポリマーと、(B)黒色材料と、を含有する。
以下、本発明の必須成分に加え、レリーフ形成層を構成しうる任意の成分について説明する。
本発明に用いるレリーフ形成層は、(A)バインダーポリマーを含有する。バインダーポリマーは、一般的な高分子化合物を適宜選択し、1種又は2種以上を併用して用いることができる。特に、レリーフ形成版原版を印刷版原版に用いる際は、レーザー彫刻性、インキ受与性、彫刻カス分散性などの種々の性能を考慮して選択することが必要である。
PVA誘導体の例として、ヒドロキシエチレン単位の水酸基の少なくとも一部をカルボキシル基等の酸基に変性した酸変性PVA、当該水酸基の一部を(メタ)アクリロイル基に変性した変性PVA、当該水酸基の少なくとも一部をアミノ基に変性した変性PVA、当該水酸基の少なくとも一部にエチレングリコールやプロピレングリコール及びこれらの複量体を導入した変性PVA、ポリビニルアルコールをアルデヒド類で処理することによって得られるポリビニルアセタール等が挙げられる。これらの中でも、特にポリビニルアセタールが好ましく用いられる。アセタール処理に用いるアルデヒド類としては、アセトアルデヒド 、ブチルアルデヒドは、取り扱いが容易であるため好ましく用いられる。特に、ポリビニルブチラールは好ましく用いられるPVA誘導体である。
このようなポリマーとして、主鎖に炭素−炭素不飽和結合を含むポリマーとしては、例えば、SB(ポリスチレン−ポリブタジエン)、SBS(ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレン)、SIS(ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン)、SEBS(ポリスチレン−ポリエチレン/ポリブチレン−ポリスチレン)等が挙げられる。
このように、レリーフ印刷版の適用用途に応じた物性を考慮し、目的に応じたバインダーポリマーを選択し、当該バインダーポリマーの1種を、或いは、2種以上を組み合わせて用いることができる。
バインダーポリマーの含有量を15質量%以上とすることで、得られたレリーフ印刷版を印刷版として使用するに足る耐刷性が得られ、また、75質量%以下とすることで、他成分が不足することがなく、レリーフ印刷版をフレキソ印刷版とした際においても印刷版として使用するに足る柔軟性を得ることができる。
本発明に用いるレリーフ形成層は、(B)黒色材料を含有する。
ここで、黒色材料は、光熱変換剤として機能するものであって、この成分がレーザーの光を吸収し発熱することで、レリーフ形成層の硬化物(架橋後のレリーフ形成層)の熱分解を促進すると考えられる。
上述したカーボンブラックは酸性又は塩基性であってもよいが、好ましくは塩基性のカーボンブラックである。
また、本発明において黒色材料に波長700nm〜1200nmに吸収を有する顔料又は染料を含むことも好ましい態様である。波長700nm〜1200nmに吸収を有する顔料又は染料は光熱変換剤として機能し、特に波長700nm〜1200nmに吸収極大を有する染料が好ましい。
本発明で好ましく用いうる染料としては、ヘプタメチンシアニン色素等のシアニン系色素、ペンタメチンオキソノール色素等のオキソノール系色素、インドリウム系色素、ベンズインドリウム系色素、ベンゾチアゾリウム系色素、キノリニウム系色素、顕色剤と反応させたフタリド化合物等のうち、700nm〜1300nmに極大吸収波長を有するものが挙げられる。置換基の種類及び分子内での位置、共役結合の数、対イオンの種類、色素分子の存在する周囲の環境などにより、光吸収特性が極めて大きく変化する。
上記した色素のうち900nm〜1100nmに吸収を有するものが好ましく、特に900nm〜1100nmに最大吸収を有するものが好ましい。
上述した黒色材料は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
任意成分としては、(C)エチレン性不飽和結合を有する重合性化合物、(D)重合開始剤、(E)金属化合物等が好ましく用いられる。
本発明においては、架橋されたレリーフ形成層を有することが好ましいため、樹脂組成物が架橋構造を形成可能とする為に、エチレン性不飽和結合をする重合性化合物(以下、「重合性化合物」と称する場合がある。)を含有することが好ましい。
ここで用いうる重合性化合物は、エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1個、好ましくは2個以上、より好ましくは2〜6個有する化合物の中から任意に選択することができる。
なお、前記(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタクリレートを表し、(メタ)アクリルアミドとは、アクリルアミド又はメタアクリルアミドを表す。
このように分子内に硫黄原子を有する重合性化合物としては、彫刻感度向上の観点から、特に、2つ以上のエチレン性不飽和結合を有し、そのうち2つのエチレン性不飽和結合間を連結する部位に炭素−硫黄結合を有する重合性化合物(以下、適宜、「含硫黄多官能モノマー」と称する。)を用いることが好ましい。
一方、分子内に含まれるエチレン性不飽和部位の数は2つ以上であれば特に制限は無く、目的に応じて、適宜選択することができるが、架橋膜の柔軟性の観点で、2個〜10個が好ましく、2個〜6個がより好ましく、2個〜4個が更に好ましい。
彫刻感度の観点からは、含硫黄多官能モノマー単独で用いる、若しくは、含硫黄多官能モノマーと単官能エチレン性モノマーとの混合物として用いる態様が好ましく、より好ましくは、含硫黄多官能モノマーと単官能エチレン性モノマーとの混合物として用いる態様である。
なお、含硫黄多官能モノマーと他の重合性化合物とを併用する場合、全重合性化合物中の含硫黄多官能モノマーの量は、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましい。
本発明に用いるレリーフ形成層には、(D)重合開始剤を含有することが好ましい。重合開始剤は当業者間で公知のものを制限なく使用することができる。以下、好ましい重合開始剤であるラジカル重合開始剤について詳述するが、本発明はこれらの記述により制限を受けるものではない。
また、(c)有機過酸化物及び(l)アゾ系化合物としては、以下に示す化合物が好ましい。
本発明に用いうるラジカル重合開始剤として好ましい(c)有機過酸化物としては、3,3’4,4’−テトラ−(ターシャリーブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’4,4’−テトラ−(ターシャリーアミルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’4,4’−テトラ−(ターシャリーヘキシルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’4,4’−テトラ−(ターシャリーオクチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’4,4’−テトラ−(クミルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’4,4’−テトラ−(p−イソプロピルクミルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、ジ−ターシャリーブチルジパーオキシイソフタレートなどの過酸化エステル系が好ましい。
本発明に用いうるラジカル重合開始剤として好ましい(l)アゾ系化合物としては、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビスプロピオニトリル、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、4,4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)、2,2’−アゾビスイソ酪酸ジメチル、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミドオキシム)、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]、2,2’−アゾビス(N−ブチル−2−メチルプロピオンアミド)、2,2’−アゾビス(N−シクロヘキシル−2−メチルプロピオンアミド)、2,2’−アゾビス[N−(2−プロペニル)−2−メチルプロピオンアミド]、2,2’−アゾビス(2,4,4−トリメチルペンタン)等を挙げることができる。
また、必要によって熱酸発生剤を併用してもよい。
重合開始剤は、レリーフ形成層の全固形分に対し、好ましくは0.01〜10質量%、より好ましくは0.1〜3質量%の割合で添加することができる。
本発明におけるレリーフ形成層は、周期律表第1族〜第15族からなる群より選択される金属を含む金属化合物を含有することが好ましい。
特に、Ca、Mg、Ti、Zr、Zn、Sn、及びBiからなる群より選択される少なくとも1つの金属を含む金属化合物であることが好ましい。
特に、ハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、及び置換基を有していてもよいアセチルアセトナート錯体からなる群より選択される少なくとも1種である金属化合物が好ましい。
これらの中でも、Ca、Mg、Ti、Zr、Zn、Sn、及びBiからなる群より選択される少なくとも1つの金属を含み、該金属の、ハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、又は置換基を有していてもよいアセチルアセトナート錯体である金属化合物が特に好ましい。
本発明に用いるレリーフ形成層は、可塑剤を含有することが好ましい。可塑剤は、レリーフ形成層を柔軟化する作用を有するものであり、バインダーポリマーに対して相溶性のよいものであることが必要である。
可塑剤としては、例えばジオクチルフタレート、ジドデシルフタレート等や、ポリエチレングリコール類、ポリプロピレングリコール(モノオール型やジオール型)、ポリプロピレングリコール(モノオール型やジオール型)が好ましく用いられる。
また、レリーフ形成層を均一に設けるため、各種の消泡剤、界面活性剤を添加することもできる。
高熱伝導性物質は、熱伝達を補助する目的で添加され、熱伝導性物質としては、金属粒子等の無機化合物、導電性ポリマー等の有機化合物が挙げられる。金属粒子としては、粒径がマイクロメートルオーダーから数ナノメートルオーダーの、金微粒子、銀微粒子、銅微粒子が好ましい導電性ポリマーとしては、特に共役ポリマーが好ましく、具体的には、ポリアニリン、ポリチオフェンが挙げられる。
更に、レリーフ形成層組成物の製造中或いは保存中において重合性化合物の不要な熱重合を阻止するために少量の熱重合禁止剤を添加することが望ましい。
レリーフ形成層の着色を目的として染料若しくは顔料等の着色剤を添加してもよい。これにより、画像部の視認性や、画像濃度測定機適性といった性質を向上させることができる。
更に、レリーフ形成層の硬化皮膜の物性を改良するために充填剤等の公知の添加剤を加えてもよい。
本発明のレリーフ印刷版原版は、支持体上に、レリーフ形成層を有する。
このような、本発明のレリーフ印刷版原版は、レーザー彫刻により画像形成層に画像形成しうるものであれば特に制限されず、後述するレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版をはじめ、3次元造形物、印章、アブレーションマスク層、凹版印刷版等に適用することができる。
レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版は、必要により更に、支持体とレリーフ形成層との間に接着層を、また、レリーフ形成層上にスリップコート層、保護フィルムを有していてもよい。
本発明に用いるレリーフ形成層は、光及び熱の少なくとも一方により硬化する層、即ち、架橋性を有する層であることが好ましく、熱により架橋する層であることがより好ましい。
本発明のレリーフ印刷版原版によるレリーフ印刷版の作製態様としては、レリーフ形成層を光及び熱の少なくともいずれかにより架橋させ、次いでレーザー彫刻することによりレリーフ層を形成することでレリーフ印刷版を作製する態様であることが好ましい。レリーフ形成層を架橋することにより、印刷時におけるレリーフ層の摩耗を防ぐことができ、また、レーザー彫刻後にシャープな形状のレリーフ層を有するレリーフ印刷版を得ることができる。
本発明のレリーフ印刷版原版におけるレリーフ形成層の厚さは、架橋の前後において、0.05mm以上10mm以下が好ましく、より好ましくは0.05mm以上7mm以下、特に好ましくは0.05mm以上3mm以下である。
本発明のレリーフ印刷版原版によるレリーフ印刷版の作製態様としては、レリーフ形成層を架橋させ、次いでレーザー彫刻することによりレリーフ層を形成することでレリーフ印刷版を作製する態様であることが好ましい。レリーフ形成層を架橋することにより、印刷時におけるレリーフ層の摩耗を防ぐことができ、また、レーザー彫刻後にシャープな形状のレリーフ層を有するレリーフ印刷版を得ることができる。
レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版に使用しうる支持体について説明する。
レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版に支持体に使用する素材は特に限定されないが、寸法安定性の高いものが好ましく使用され、例えば、スチール、ステンレス、アルミニウムなどの金属、ポリエステル(例えばPET、PBT、PAN)やポリ塩化ビニルなどのプラスチック樹脂、スチレン−ブタジエンゴムなどの合成ゴム、ガラスファイバーで補強されたプラスチック樹脂(エポキシ樹脂やフェノール樹脂など)が挙げられる。支持体としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやスチール基板が好ましく用いられる。支持体の形態は、レリーフ形成層がシート状であるかスリーブ状であるかによって決定される。また、架橋性のレーザー彫刻用樹脂組成物を塗布し、裏面(レーザー彫刻を行う面と反対面であり、円筒状のものも含む)から光又は熱などで硬化させて作成されたレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版においては、硬化したレリーフ形成層の裏面側が支持体として機能する為、必ずしも支持体は必須ではない。
レリーフ形成層と支持体の間には、両層間の接着力を強化する目的で接着層を設けてもよい。接着層に使用しうる材料(接着剤)としては、例えば、I.Skeist編、「Handbook of Adhesives」、第2版(1977)に記載のものを用いることができる。
接着力を向上させ、耐刷性をあげるために接着層は2層以上の多層を設けてもよく、好ましい態様である。
レリーフ形成層表面への傷・凹み防止の目的で、レリーフ形成層表面に保護フィルムを設けてもよい。保護フィルムの厚さは25μm〜500μmが好ましく、50μm〜200μmがより好ましい。保護フィルムは、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)のようなポリエステル系フィルム、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)のようなポリオレフィン系フィルムを用いることができる。またフィルムの表面はマット化されていてもよい。レリーフ形成層上に保護フィルムを設ける場合、保護フィルムは剥離可能でなければならない。
次に、レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版の作製方法について説明する。
レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版におけるレリーフ形成層の形成は、特に限定されるものではないが、例えば、レリーフ形成層用塗布液組成物を調製し、このレリーフ形成層用塗布液組成物から溶剤を除去した後に、支持体上に溶融押し出しする方法が挙げられる。或いはレリーフ形成層用塗布液組成物を、支持体上に流延し、これをオーブン中で乾燥して塗布液組成物から溶媒を除去する方法でもよい。
保護フィルムを用いる場合には、先ず保護フィルム上にレリーフ形成層を積層し、次いで支持体をラミネートする方法を採ってもよい。
接着層を設ける場合は、接着層を塗布した支持体を用いることで対応できる。スリップコート層を設ける場合は、スリップコート層を塗布した保護フィルムを用いることで対応できる。
また、ここでいう「架橋」とは、バインダーポリマー同士を連結する架橋反応を含む概念であり、また、エチレン性不飽和結合を有する重合性化合物同士の重合反応やバインダーポリマーと重合性化合物の反応によるレリーフ形成層の硬化反応をも含む概念である。
本発明のレリーフ印刷版の製造方法は、(1)本発明の未架橋のレリーフ形成層を光および熱の少なくとも一方により架橋する工程(以下、適宜「工程(1)」と称する。)、及び(2)架橋されたレリーフ形成層を波長700nm〜1200nmの複数のファイバー付き半導体レーザーを光源とするレーザー彫刻により画像を形成する工程(以下、適宜「工程(2)」と称する。)、を含むことを特徴とする。
本発明のレリーフ印刷版の製造方法により、支持体上にレリーフ層を有する本発明のレリーフ印刷版を製造することができる。
本発明のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版は、前述のように、架橋により硬化された状態のレリーフ形成層を有する。このようなレリーフ形成層を得るためには、本発明のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版における未架橋のレリーフ形成層を光(活性光線)及び/又は加熱により架橋する工程を用いることが好ましい。
レリーフ形成層を架橋することで、第1にレーザー彫刻後形成されるレリーフがシャープになり、第2にレーザー彫刻の際に発生する彫刻カスの粘着性が抑制されるという利点がある。
本発明のレリーフ印刷版の製造方法において、前記した工程(1)の後、(2)架橋されたレリーフ形成層をレーザー彫刻してレリーフ層を形成する工程を行うことを特徴とする。本発明のレリーフ印刷版の製造方法により、支持体上にレリーフ層を有する本発明のレリーフ印刷版を製造することができる。
工程(3): 彫刻後のレリーフ層表面を、水又は水を主成分とする液体で彫刻表面をリンスする工程(リンス工程)。
工程(4): 彫刻されたレリーフ層を乾燥する工程(乾燥工程)。
工程(5): 彫刻後のレリーフ層にエネルギーを付与し、レリーフ層を更に架橋する工程(後架橋工程)。
この工程(2)には、赤外線レーザーが好ましく用いられる。赤外線レーザーが照射されると、レリーフ形成層中の分子が分子振動し、熱が発生する。赤外線レーザーとして炭酸ガスレーザーやYAGレーザーのような高出力のレーザーを用いると、レーザー照射部分に大量の熱が発生し、レリーフ形成層中の分子は分子切断或いはイオン化されて選択的な除去、すなわち彫刻がなされる。レーザー彫刻の利点は、彫刻深さを任意に設定できるため、構造を3次元的に制御することができる点である。例えば、微細な網点を印刷する部分は、浅く或いはショルダーをつけて彫刻することで、印圧でレリーフが転倒しないようにすることができ、細かい抜き文字を印刷する溝の部分は深く彫刻することで、溝にインキが埋まりにくくなり、抜き文字つぶれを抑制することが可能となる。
以下、本発明に使用しうるファイバー付き半導体レーザー記録装置10を備える製版装置11の一態様について、図1を参照して、その構成について説明する。
本発明に使用しうるファイバー付き半導体レーザー記録装置10を備える製版装置11は、外周面に、本発明のレリーフ印刷版原版が装着されたドラム50を主走査方向に回転させると共に、レリーフ印刷版原版Fに彫刻(記録)すべき画像の画像データに応じた複数のレーザービーム同時に射出しつつ、所定ピッチで露光ヘッド30を主走査方向と直交する副走査方向に走査させることで、2次元画像をレリーフ印刷版原版Fに高速で彫刻(画像形成)する。また、狭い領域を彫刻(細線や網点などの精密彫刻)する場合などはレリーフ印刷版原版Fを浅彫りし、広い領域を彫刻する場合などはレリーフ印刷版原版Fを深彫りする。
前記ファイバー付き半導体レーザーではビーム形状を変化させることが可能であるため、本発明においては、結像位置(結像位置)Pは、露光面FAから内部側(レーザービームの進行方向側)の範囲とすることで、露光面(レリーフ形成層表面)FAのビーム径を10μm〜80μmの範囲に制御することが、効率のよい彫刻を行う、細線再現性が良好となる等の観点から望ましい。
具体的には、半導体レーザーの出力を変えて制御する方法、レーザー照射時間を変えて制御する方法がある。
彫刻表面をリンスする工程(3)を行った場合、彫刻されたレリーフ形成層を乾燥してリンス液を揮発させる工程(4)を追加することが好ましい。
更に、必要に応じてレリーフ形成層を更に架橋させる工程(5)を追加してもよい。追加の架橋工程(5)を行うことにより、彫刻によって形成されたレリーフをより強固にすることができる。
レリーフ層のショアA硬度が50°以上であると、彫刻により形成された微細な網点が凸版印刷機の強い印圧を受けても倒れてつぶれることがなく、正常な印刷ができる。また、レリーフ層のショアA硬度が90°以下であると、印圧がキスタッチのフレキソ印刷でもベタ部での印刷かすれを防止することができる。
なお、本明細書におけるショアA硬度は、測定対象の表面に圧子(押針又はインデンタと呼ばれる)を押し込み変形させ、その変形量(押込み深さ)を測定して、数値化するデュロメータ(スプリング式ゴム硬度計)により測定した値である。
本発明の方法で製造されたレリーフ印刷版は、凸版用印刷機による油性インキやUVインキでの印刷が可能であり、また、フレキソ印刷機によるUVインキでの印刷も可能である。
(第1の接着層用塗布液組成物の調製)
“バイロン”31SS(不飽和ポリエステル樹脂のトルエン溶液、東洋紡績(株)製)260質量部、及び、“PS−8A”(ベンゾインエチルエーテル、和光純薬工業(株)製)2質量部の混合物を、70℃で2時間加熱後30℃に冷却し、そこへ、エチレングリコールジグリシジルエーテルジメタクリレート7質量部を加えて2時間混合した。
更に、“コロネート”3015E(多価イソシアネート樹脂の酢酸エチル溶液、日本ポリウレタン工業(株)製)25質量部、及び、“EC−1368”(工業用接着剤、住友スリーエム(株)製)14質量部を添加し、第1の接着層用塗布液組成物を得た。
“ゴーセノール”KH−17(鹸化度78.5%〜81.5%のポリビニルアルコール、日本合成化学工業(株)製)50質量部を、“ソルミックス”H−11(アルコール混合物、日本アルコール(株)製)200質量部、及び、水200質量部の混合溶媒に70℃で2時間溶解させた後、“ブレンマー”G(グリシジルメタクリレート、日本油脂(株)製)1.5質量部を添加して1時間混合し、更に(ジメチルアミノエチルメタクリレート)/(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)/(メタクリル酸)共重合体(共重合比:67/32/1)3質量部、“イルガキュア”651(ベンジルジメチルケタール、チバ・ガイギー(株)製)5質量部、“エポキシエステル”70PA(プロピレングリコールジグリシジルエーテルのアクリル酸付加物、共栄社化学(株)製)21質量部及びエチレングリコールジグリシジルエーテルジメタクリレート20質量部を添加して90分間混合し、50℃に冷却後“フロラード”TM FC−430(住友スリーエム(株)製)0.1質量部添加して30分間混合して、第2の接着層用塗布液組成物を得た。
厚さ250μmの“ルミラー”T60(ポリエステルフィルム、東レ(株)製)を支持体として用い、この支持体上に、第1の接着層塗布液を、乾燥後膜厚が40μmとなるようバーコーターで塗布し、180℃のオーブン中に3分間入れて溶媒を除去して第1の接着層を形成した。
その後、第1の接着層上に第2の接着層用塗布液組成物を乾燥膜厚が30μmとなるようバーコーター塗布し、160℃のオーブンで3分間乾燥し、支持体表面に第1の接着層、及び第2の接着層が順次形成された積層体を得た。
撹拌ヘラ及び冷却管をつけた3つ口フラスコ中に、下記表1に記載の(a)バインダーポリマー50質量部、下記表1に記載の添加剤(下記表1に記載の添加量)、可塑剤としてジエチレングリコール20質量部、溶媒として水35質量部及びエタノール12質量部を入れ、撹拌しながら70℃で120分間加熱しバインダーポリマーを溶解した。
撹拌ヘラ及び冷却管をつけた3つ口フラスコ中に、下記表1に記載の(a)バインダーポリマー50質量部、可塑剤としてジエチレングリコール20質量部、溶媒としてテトラヒドロフラン47質量部を入れ、撹拌しながら50℃で120分間加熱しバインダーポリマーを溶解した。
更に、上記塗布液組成物1〜5に下記表2の添加剤をそれぞれ添加し、30分間撹拌して、流動性のあるレリーフ形成層用塗布液1〜22を得た。
コンデンサー、撹拌機を備えた500mlの3つ口丸底フラスコ中で、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)ブタン酸8.2g(0.05モル)、下記ジオ−ル化合物(I)13.0g(0.05モル)をN,N−ジメチルアセトアミド100mlに溶解した。これに、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート25.5g(0.102モル)、ジブチル錫ジラウリレート0.1gを添加し、100℃にて、8時間加熱撹拌した。その後、N,N−ジメチルホルムアミド100ml及びメチルアルコール200mlにて希釈し30分撹拌した。反応溶液を水3リットル中に撹拌しながら投入し、白色のポリマーを析出させた。このポリマーを濾別し、水で洗浄後、真空下乾燥させることにより37gのポリマーを得た。
このポリマーについて、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)にて分子量を測定したところ、重量平均分子量(ポリスチレン標準)は95,000であった。
前記1.で得られた2層の接着層を有する支持体に対し、第2の接着層側から超高圧水銀灯で1000mJ/cm2にて露光した。続いて、第2の接着層表面に、前記2−1.又は2−2.で得られたレリーフ形成層用塗布液組成物1〜5のいずれかを流延し、60℃のオーブン中で2時間乾燥させた。
これにより、レリーフ形成層(未架橋)/第2接着層/第1接着層/支持体による樹脂シートを得た。この樹脂シートの総厚みは、1100μmであった。
このようにして、実施例1〜22、比較例1〜6のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版を得た。
架橋後のレリーフ形成層を有するレリーフ印刷版原版に対し、炭酸ガスレーザー彫刻機として、高品位CO2レーザーマーカML−9100シリーズ(KEYENCE(株)製)」を用いて12Wでラインスピード20cm/秒で彫刻した。 彫刻画像は、100μm幅の凸十字線、及び、6Pの文字画像とした。
上記3.で得られたレリーフ印刷版原版について、レリーフ形成層と印刷インキとの色差値(dE*)を、日本電色工業株式会社 色差計ZE6000を用いて反射モードで測定した。結果を表3に併記する。
尚、印刷インキは、UVフレキソ500藍((株)ティーアンドケイ東華製)を用い、厚さ250μmのポリエステルフィルム(東レ(株)製、ルミラーT60)上に フレキシプルーフ100UV(RK PRINT COAT INSTRUMENTS.LTD製)を用いてアニロックスローラ線数900lpiにて転写させたものを用いた。
前記4.の方法で彫刻されたレリーフ印刷版をフレキソ印刷機ITM-4型(伊予機械製)の版胴に両面テープDuploFlex 5.1+で貼り付け、印刷インキUVフレキソ500藍のついたアニロックスローラ(線数900lpi)を近づけて、インキが版面に付着したところで目視にて観察し、評価した。評価指標は以下の通りである。
○:インキ付着が確認できる
△:インキ付着がやや確認し難い
×:インキ付着が確認し難い
30 露光ヘッド
70A 光ファイバー
70B 光ファイバー
32 コリメータレンズ(結像手段)
34 結像レンズ(結像手段)
300 ファイバーアレイ部
F レリーフ印刷版原版
FA 露光面(レリーフ印刷版原版の表面)
Claims (8)
- 支持体上に、(A)バインダーポリマーと、(B)黒色材料と、を含有するレリーフ形成層を有し、該レリーフ形成層と、該レリーフ形成層をレーザー彫刻して得られるレリーフ印刷版を印刷する際に用いられる印刷インキとの色差値(dE*)が、6以上76以下の範囲であるレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
- 前記レリーフ形成層が、明度(L*)が0以上40以下であり、色度(a*)が−20以上20以下であり、(b*)が−15以上15以下である請求項1に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
- 前記印刷インキが、明度(L*)が0以上50以下であり、色度(a*)が−50以上40以下であり、(b*)が−50以上40以下である請求項1または請求項2に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
- 前記レリーフ形成層における前記(B)黒色材料の含有量が、0.01質量%以上10質量%以下の範囲である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
- 前記レリーフ形成層を波長700nm〜1200nmの複数のファイバー付き半導体レーザーを光源としてレーザー彫刻することによりレリーフ層を形成しうる請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版。
- (1)請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版におけるレリーフ形成層を光および熱の少なくとも一方により架橋する工程と、
(2)前記架橋されたレリーフ形成層に、波長700nm〜1200nmの複数のファイバー付き半導体レーザーを光源とするレーザーで彫刻するによりレリーフ層を形成する工程と、
を含むレリーフ印刷版の製造方法。 - 請求項6に記載の(1)架橋する工程が、熱により架橋する工程であるレリーフ印刷版の製造方法。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のレーザー彫刻用レリーフ印刷版原版をレーザー彫刻して作製されたレリーフ印刷版を用いた印刷方法。
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