JP2010201454A - 熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造 - Google Patents

熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造 Download PDF

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Abstract

【課題】熱延スラブデスケーリング装置におけるスラブのリバース搬送に対応した水切り板構造として、アクチュエータを用いることなく、簡易な構造によって、スラブをリバース搬送する際の水切り板の損傷を抑止することができる水切り板構造を提供する。
【解決手段】熱延スラブ1の表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズル11と、デスケーリングノズル11から噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板20を備えたデスケーリング装置において、熱延スラブ1のリバース搬送に対応するために、水切り板本体21が、上部水切り板本体21aと下部水切り板本体21bに分割されており、下部水切り板本体21bが上部水切り板本体21aに対して旋回支点31を中心にして旋回できるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱延スラブデスケーリング装置における水切り板構造に関するものである。
熱間圧延ラインで圧延されるスラブ(熱間スラブ)には、加熱炉抽出後の冷却過程においてスケールが生成される。このスケールを除去する為に設置されるのがデスケーリング装置であり、高圧水(デスケーリング水)をスラブに噴射し、その圧力でスケールを除去する装置がよく知られている。この方式のデスケーリング装置では、デスケーリング水のデスケーリングフードからの飛散を防止するために、スラブの表面に接触して水切りを行う水切り板を設置する必要がある。
図5は、このようなデスケーリング装置の一例を示すものであり、熱間圧延機(図示せず)に向かってローラテーブル2上を下流側に搬送されるスラブ1の上面1aに対して、上方から上流側に向けて斜めにデスケーリング水を噴射する上デスケーリングノズル11と、同じくスラブ1の下面1bに対して、斜め下方から上流側に向けて斜めにデスケーリング水を噴射する下デスケーリングノズル12とを備えているとともに、上デスケーリングノズル11の上流側において、スラブ1の上面1aに接触して、上デスケーリングノズル11から噴射されたデスケーリング水の水切りを行う水切り板20と、その水切りしたデスケーリング水を回収する集水樋25を備えている。
ここで、水切り板20は、水切り板本体21と、水切り板本体21の先端に取り付けられて、スラブ1の上面1aに接触して回転する水切り板先端回転部22と、水切り板20をスラブ1の搬送方向に旋回可能にする旋回軸23と、旋回軸23を支持する旋回支持部24を有している。
そして、水切り板20は、スラブ1が通過していない時には、図5中に破線で示すように、鉛直方向に向いて位置しており、スラブ1が熱間圧延機に向かって下流側に通過する時には、図5中に実線で示すように、旋回軸23を支点にして下流側に向かって旋回し、水切り板先端回転部22がスラブ1の上面1aに接触する。
しかし、このような従来のデスケーリング装置では、水切り板20がスラブ1の一方向搬送にしか対応できず、リバース圧延するためにスラブ1を搬送リバース搬送させると、スラブ1により水切り板20が破損する可能性がある。
すなわち、スラブ1が熱間圧延機に向かって下流側に一方向にしか搬送されない場合は、水切り板20が鉛直方向から下流側に向かってのみ旋回できるようにして、鉛直方向から上流側に向かっては旋回できないようにストッパーを設けておけばよいが、スラブ1がリバース搬送される場合は、図6に示すように、スラブ1が熱間圧延機に向かって下流側に搬送される時は、水切り板20が鉛直方向から下流側に向かって旋回でき、スラブ1が熱間圧延機から離れるように上流側に搬送される時は、水切り板20が鉛直方向から上流側に向かって旋回できるようにする必要がある。したがって、水切り板20は、鉛直方向から下流側(上デスケーリングノズル11側)に向かって旋回できるだけでなく、鉛直方向から上流側(上デスケーリングノズル11と逆側)に向かっても旋回できるようにすることになる。
その結果、上デスケーリングノズル11から噴射されたデスケーリング水の圧力によって、水切り板20が上流側に向かって旋回するようになり、図7(a)に示すように、上流側に向かって旋回する水切り板20に、下流側に向かって搬送されるスラブ1の先端が衝突するようになる。その後、図7(b)に示すように、水切り板20が下流側に向かって旋回する。このようなスラブ1先端の水切り板20への衝突により、水切り板20に大きな衝撃力が加わり、水切り板20(特に、旋回軸23や旋回軸支持部24)が破損する可能性がある。
なお、上記では、熱間圧延機の上流側にデスケーリング装置が設置されている熱間圧延ラインにおいて、リバース圧延のためにスラブをリバース搬送する場合を念頭において述べたが、最初からリバース圧延を前提にして、熱間圧延機の下流側にもデスケーリング装置が設置されている熱間圧延ラインでは、熱間圧延機の下流側のデスケーリング装置にも同様の問題が生じる。
そこで、特許文献1においては、デスケーリング装置の水切り板をアクチュエータで操作することで、スラブが熱間圧延機に向かって搬送される時は、水切り板がスラブ表面と接触して水切り機能を持ち、スラブが熱間圧延機から離れるように搬送される時は、水切り板を跳ね上げて開放状態にすることで水切り板の破損を防止するようにしている。
特開平7−051731号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、アクチュエータを設置しているので設備費が高価であるばかりでなく、アクチュエータが故障した場合にスラブがデスケーリング装置内で止まってしまう危険性を有している。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、熱延スラブデスケーリング装置におけるスラブのリバース搬送に対応した水切り板構造として、アクチュエータを用いることなく、簡易な構造によって、スラブをリバース搬送する際の水切り板の損傷を抑止することができる水切り板構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
水切り板は、搬送される熱延スラブの上面より高い位置で、上部水切り板と下部水切り板に分割されており、下部水切り板が上部水切り板に対して旋回できるようになっていることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
[2]加えて、水切り板の旋回軸を支持する旋回軸支持部が長穴になっていることを特徴とする前記[1]に記載の熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
[3]熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
水切り板の旋回軸を支持する旋回軸支持部が長穴になっていることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
[4]熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
水切り板は、水切り板をデスケーリングノズルの逆側に向かって旋回させようとするデスケーリング水の圧力に対抗できる重量を備えていることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
[5]熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
水切り板は、デスケーリングノズルの逆側に旋回抵抗板を備えており、該旋回抵抗板は、水切り板に重なるように設置されて、その下端が熱延スラブの上面より高い位置にあり、水切り板が鉛直方向からデスケーリングノズルの逆側に向かって旋回する際に、水切り板に押されながら一緒に鉛直方向からデスケーリングノズルの逆側に向かって旋回することによって、水切り板の旋回抵抗となることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
本発明においては、熱延スラブデスケーリング装置におけるスラブのリバース搬送に対応した水切り板構造として、アクチュエータを用いることなく、簡易な構造によって、スラブをリバース搬送する際の水切り板の損傷を抑止することができる。
本発明の第1の実施形態を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示す図である。 従来のデスケーリング装置を示す図である。 従来のデスケーリング装置をレバース搬送に適用する場合の説明図である。 従来のデスケーリング装置をレバース搬送に適用した場合の問題点を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは、熱間圧延機の上流側にデスケーリング装置が設置されていることを前提にして述べるが、もちろん、熱間圧延機の下流側にデスケーリング装置が設置されている場合でも同様である。
そして、以下で述べる各実施形態においては、デスケーリング装置の基本的構造は、スラブをリバース搬送に対応するために、前述の図6に示した構造になっている。
すなわち、熱間圧延機(図示せず)に向かってローラテーブル2上を下流側に搬送されるスラブ1の上面1aに対して、上方から上流側に向けて斜めにデスケーリング水を噴射する上デスケーリングノズル11と、同じくスラブ1の下面1bに対して、斜め下方から上流側に向けて斜めにデスケーリング水を噴射する下デスケーリングノズル12とを備えているとともに、上デスケーリングノズル11の上流側において、スラブ1の上面1aに接触して、上デスケーリングノズル11から噴射されたデスケーリング水の水切りを行う水切り板20と、その水切りしたデスケーリング水を回収する集水樋25を備えている。
この水切り板20は、水切り板本体21と、水切り板本体21の先端に取り付けられて、スラブ1の上面1aに接触して回転する水切り板先端回転部22と、水切り板20をスラブ1の搬送方向に旋回可能にする旋回軸23と、旋回軸23を支持する旋回支持部24を有している。
そして、水切り板20は、スラブ1が通過していない時には、本来は、図6中に破線で示すように、鉛直方向に向いて位置するようになっている。そして、図6中に実線で示すように、スラブ1が熱間圧延機に向かって下流側に搬送される時は、水切り板20が旋回軸23を支点にして下流側に向かって旋回し、スラブ1が熱間圧延機から離れるように上流側に搬送される時は、水切り板20が旋回軸23を支点にして上流側に向かって旋回するようになっている。
ただし、このようなデスケーリング装置の基本的構造では、前述の図7(a)に示したように、上デスケーリングノズル11から噴射されたデスケーリング水の圧力によって、水切り板20が上流側に向かって旋回するようになり、上流側に向かって旋回する水切り板20に下流側に向かって搬送されるスラブ1の先端が衝突して、水切り板20に大きな衝撃力が加わり、水切り板20(特に、旋回軸23や旋回軸支持部24)が破損する可能性がある。
そこで、以下の各実施形態では、それぞれ、水切り板20に大きな衝撃力が加わらないような水切り板構造にして、水切り板20の破損を防止するようにしている。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1に示す。
この実施形態1では、前述した基本的構造のデスケーリング装置において、図1に示すように、水切り板本体21が、スラブ1の上面1aより高い位置で、上部水切り板本体21aと下部水切り板本体21bに分割されており、下部水切り板本体21bが上部水切り板本体21aに対して旋回支点31を中心にして旋回できるようになっている。
このような分割された水切り板本体(上部水切り板本体21a、下部水切り板本体21b)を有する水切り板20Aとすることによって、水切り板20Aがデスケーリング水の圧力を受けた場合に、図1(a)に示すように、旋回支点31を中心にして下部水切り板本体21bが上流側に向かって旋回するようになる。したがって、下流側に向かって搬送されるスラブ1の先端が下部水切り板本体21bと衝突しても、下部水切り板本体21bが旋回支点31を中心にして下流側に向かって旋回することで、さらに、旋回支点31自体も旋回軸支持部24を中心に旋回することで、水切り板20A(特に、旋回軸23や旋回軸支持部24)に加わる衝撃力が緩和される。これにより、水切り板20Aの破損を防止することができる。
そして、スラブ1の通過にともなって、図1(b)に示すように、通常のデスケーリング状態となる。
このようにして、この実施形態1においては、アクチュエータを用いることなく、簡易な構造によって、スラブをリバース搬送する際の水切り板の損傷を抑止することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図2に示す。
この実施形態2では、前述した基本的構造のデスケーリング装置において、図2に示すように、水切り板20の旋回軸23を支持する旋回軸支持部が長穴の旋回軸支持部33になっている。
このような長穴の旋回軸支持部33を有する水切り板20Bとすることによって、水切り板20Bがデスケーリング水の圧力で上流側に向かって旋回して、下流側に向かって搬送されるスラブ1の先端と接触した場合に、図2(a)に示すように、長穴の旋回軸支持部33の効果で、水切り板本体21が上方に移動するので、水切り板20B(特に、旋回軸23や旋回軸支持部33)に加わる衝撃力が緩和される。これにより、水切り板20Bの破損を防止することができる。
そして、スラブ1の通過にともなって、図2(b)に示すように、通常のデスケーリング状態となる。
このようにして、この実施形態2においては、アクチュエータを用いることなく、簡易な構造によって、スラブをリバース搬送する際の水切り板の損傷を抑止することができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図3に示す。
この実施形態3では、前述した基本的構造のデスケーリング装置において、水切り板20が、水切り板20を上流側に向かって旋回させようとするデスケーリング水の圧力に対抗できる重量を備えるようにしたものであり、例えば、図3に示すように、水切り板本体21に、所定重量のウエイト35が取り付けられている。なお、水切り板本体21自体の重量をデスケーリング水の圧力に対抗できる重量としてもよい。
このような、デスケーリング水の圧力に対抗できる重量を備えた水切り板20Cとすることによって、水切り板20Cがデスケーリング水の圧力を受けた場合でも、図3(a)に示すように、水切り板20Cは上流側に向かって旋回し難くなるので、前述の図7(a)で示したような、上流側に向かって旋回する水切り板20に下流側に向かって搬送されるスラブ1の先端が衝突するという問題が緩和される。これにより、水切り板20Cの破損を防止することができる。
そして、スラブ1の通過にともなって、図3(b)に示すように、通常のデスケーリング状態となる。
このようにして、この実施形態3においては、アクチュエータを用いることなく、簡易な構造によって、スラブをリバース搬送する際の水切り板の損傷を抑止することができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を図4に示す。
この実施形態4では、前述した基本的構造のデスケーリング装置において、水切り板20が、水切り板20を上流側に向かって旋回させようとするデスケーリング水の圧力に対抗できるように、水切り板本体21の上流側に旋回抵抗板37を備えている。この旋回抵抗板37は、水切り板本体21に重なるように設置されて、水切り板本体21が上流側に向かって旋回する際に、水切り板本体21に押されながら旋回支点38を中心にして一緒に上流側に向かって旋回するようになっている。なお、旋回抵抗板37は、スラブ1と接触しないように、その下端がスラブ1の上面1aより高い位置になっている。
このような旋回抵抗板37を備えた水切り板20Dとすることによって、水切り板20Dがデスケーリング水の圧力を受けた場合でも、図4(a)に示すように、旋回抵抗板37の旋回抵抗によって、水切り板20Dは上流側に向かって旋回し難くなるので、前述の図7(a)で示したような、上流側に向かって旋回する水切り板20に下流側に向かって搬送されるスラブ1の先端が衝突するという問題が緩和される。これにより、水切り板20Dの破損を防止することができる。
そして、スラブ1の通過にともなって、図4(b)に示すように、通常のデスケーリング状態となる。
このようにして、この実施形態4においては、アクチュエータを用いることなく、簡易な構造によって、スラブをリバース搬送する際の水切り板の損傷を抑止することができる。
なお、上記の実施形態1〜4は、それぞれ単独でも良好な効果が得られるが、適宜2つ以上組み合わせることで、より一層良好な効果を得ることも可能である。
特に、実施形態1(水切り板本体を分割する)に実施形態2(旋回軸支持部を長穴にする)を組み合わせることがより好適な組み合わせである。
また、実施形態3(水切り板本体の重量を大きくする)または実施形態4(水切り板本体に旋回抵抗板を隣接する)に実施形態2(旋回軸支持部を長穴にする)を組み合わせることも好適な組み合わせである。
1 スラブ(熱間スラブ)
1a スラブの上面
1b スラブの下面
2 ローラテーブル
11a 上デスケーリングノズル
11b 下デスケーリングノズル
20 水切り板
20A 水切り板
20B 水切り板
20C 水切り板
20D 水切り板
21 水切り板本体
21a 上部水切り板本体
21b 下部水切り板本体
22 水切り板先端回転体
23 旋回軸
24 旋回軸支持部
25 集水樋
31 旋回支点
33 旋回軸支持部(長穴)
35 ウエイト
37 旋回抵抗板
38 旋回支点

Claims (5)

  1. 熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
    水切り板は、搬送される熱延スラブの上面より高い位置で、上部水切り板と下部水切り板に分割されており、下部水切り板が上部水切り板に対して旋回できるようになっていることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
  2. 加えて、水切り板の旋回軸を支持する旋回軸支持部が長穴になっていることを特徴とする請求項1に記載の熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
  3. 熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
    水切り板の旋回軸を支持する旋回軸支持部が長穴になっていることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
  4. 熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
    水切り板は、水切り板をデスケーリングノズルの逆側に向かって旋回させようとするデスケーリング水の圧力に対抗できる重量を備えていることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
  5. 熱延スラブの表面に生成したスケールを高圧のデスケーリング水の噴射によって除去するためのデスケーリングノズルと、該デスケーリングノズルから噴射されたデスケーリング水の水切りを行うための水切り板を備えたデスケーリング装置における、熱延スラブのリバース搬送に対応した水切り板の構造であって、
    水切り板は、デスケーリングノズルの逆側に旋回抵抗板を備えており、該旋回抵抗板は、水切り板に重なるように設置されて、その下端が熱延スラブの上面より高い位置にあり、水切り板が鉛直方向からデスケーリングノズルの逆側に向かって旋回する際に、水切り板に押されながら一緒に鉛直方向からデスケーリングノズルの逆側に向かって旋回することによって、水切り板の旋回抵抗となることを特徴とする熱延スラブデスケーリング装置におけるリバース搬送に対応した水切り板構造。
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