JP2010200547A - コイル籠製造方法、コイル籠、コイル籠製造装置、及びステータ - Google Patents

コイル籠製造方法、コイル籠、コイル籠製造装置、及びステータ Download PDF

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Abstract

【課題】 編み上げ工程を必要としないで効率的に波巻きコイルを製造する方法を提供すること。
【解決手段】 巻枠11に12本の導線UA、UB、VA、VB、WA、WB、UC、UD、VC、VD、WC、WDを、コイルエンド部に形成した段差部Kを密着させながら、螺旋状に巻き付け、螺旋状導線を形成する第1工程と、螺旋状導線を巻枠11から取り外す第2工程と、螺旋状導線を平面状に潰して平面状導線を形成する第3工程と、平面状導線を環状に巻き取ることによりコイル籠Gを形成する第4工程と、を有する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、モータ等に使用されるコイル籠に関し、さらに詳細には、導体を波状に巻いてゆく波巻きコイルを有するコイル籠の製造方法に関するものである。
特許文献1には、導体を波状に巻装した波巻きコイルを複数個用意し、ピッチをずらして重ね合わせてコイル籠を形成する技術が開示されている。特許文献1の図19に示されるように、コイルエンド部の一方と他方において、導線の上下(紙上の表裏方向)が入れ替わっている。そのためには、2本の波巻き導線を順次編み上げる工程を必要とする。
編み上げ工程は複雑な作業を必要とし、効率が悪いので、編み上げ工程をなくすために、特許文献2では、コイルエンド拘束部を備える特許文献2の図8、図9に示されるように、平板状巻枠に、コイルエンド部では、コイルエンド拘束部に沿って巻き付け、スロット内導線部では、スロット拘束部に沿って巻き付ける方法が記載されている。その後、特許文献2の図4に示されるように、1周分巻くと、巻く方向を反転して4回重ねて巻き付けている。その後、コイルエンド拘束部及びスロット拘束部を抜き取り、さらに巻枠を抜き取った後、全体を環状に成形している。
また、特許文献3では、平板状の巻枠に位置決めピンを備えさせ、位置決めピンによりコイルを位置決めすることが記載されている。
特開2000-139048号公報 図19 特開2002-171705号公報 図4、図8、図9 特開2009-011116号公報 図3
しかしながら、特許文献2及び特許文献3の発明では、確かに編み上げ工程は不要となるが、次のような問題があった。
(1)特許文献2では、コイルエンド拘束部及びスロット拘束部を必要とするため、巻枠を抜き取る前に、コイルエンド拘束部及びスロット拘束部を、先に抜き取る必要があり、工程が複雑となる問題があった。また、巻枠を抜き取った後、そのまま環状に成形しているため、スロット内導線部のピッチを正確に成形することが困難であるという問題があった。
また、特許文献3では、位置決めピンを外すために、巻枠を複雑な構成としなければならず、さらに分解する工程を必要とする問題があった。
(2)また、特許文献2では、1周分巻き付ける毎に、巻き方向を反転させる必要があるため、反転時の導線の保持手段や巻き付け反転装置が必要となり、工程及び装置が複雑となる問題があった。また、反転させるときに、スロット内導線部のピッチを合わせることは、極めて困難であった。
また、特許文献3では、1周目から2周目に移るレーンチェンジの場合について、特別な処置がなされていないので、最終端が円周の外にはみ出すため、コイルが全体として大きくなる問題があった。仮に、巻き終わった後、成形により外にはみ出した導線を内側に押し込む場合には、コイルエンド部に余裕を持たせなければならず、コイルエンド部が大きくなり、モータ全体も大型化する問題があった。
この発明は上記問題点を解決するためのものであって、編み上げ工程を必要としないで効率的に波巻きコイルを製造する方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のコイル籠製造方法は、次の工程を有している。
(1)巻枠に複数の導線を、コイルエンド部に形成した段差部を密着させながら、螺旋状に巻き付け、螺旋状導線を形成する第1工程と、前記螺旋状導線を前記巻枠から取り外す第2工程と、前記螺旋状導線を平面状に潰して平面状導線を形成する第3工程と、前記平面状導線を環状に巻き取ることによりコイル籠を形成する第4工程と、を有する。
(2)(1)に記載するコイル籠製造方法において、前記巻枠が、断面が矩形状の平板巻枠であること、前記第1工程で前記平板巻枠を回転させながら、前記複数の導線を巻き付けること、前記第4工程で環状に巻き取るとき必要となる、第N周目から第N+1周目に変化するレーンチェンジ部を形成するために、前記第1工程で前記複数の導線を前記巻枠に巻き付けないことにより、前記レーンチェンジ部を形成することを特徴とする。
また、本発明のステータは、次の特徴を有する。
(3)(2)に記載するコイル籠製造方法において、前記導線が、スロット内導線部、円周導線部、リード線部を備え、前記各円周導線部に段差部が形成され、前記リード線部側に位置するリード線側段差部と、前記リード線部側と反対側の反リード線側段差部との段差が、原則、反対向きに形成され、例外として、リード線側に形成される前記レーンチェンジ部の前記円周導線部に形成されたレーンチェンジ段差部の段差が、反リード線側と同じ方向に形成されていることを特徴とする。
また、本発明のコイル籠は、次の構成を有している。
(4)(1)乃至(3)のコイル籠製造方法のいずれか1つにより製造されたことを特徴とする。
また、本発明のステータは、次の構成を有している。
(5)(1)乃至(3)のコイル籠製造方法のいずれか1つにより製造されたコイル籠を有することを特徴とする。
また、本発明のコイル籠製造装置は、次の構成を有している。
(6)巻枠に複数の導線を、コイルエンド部に形成した段差部を密着させながら、螺旋状に巻き付け、螺旋状導線を形成する巻枠手段と、前記螺旋状導線を前記巻枠から取り外す巻枠取外し手段と、前記螺旋状導線を平面状に潰して平面状導線を形成する潰し手段と、前記平面状導線を環状に巻き取ることによりコイル籠を形成する巻取り手段と、を有する。
(7)(6)に記載するコイル籠製造装置において、前記巻枠が、断面が矩形状の平板巻枠であること、前記巻枠手段が前記平板巻枠を回転させながら、前記複数の導線を巻き付けること、前記巻取り手段が環状に巻き取るとき必要となる、第N周目から第N+1周目に変化するレーンチェンジ部を形成するために、前記巻枠手段が、前記複数の導線を前記巻枠に巻き付けないことにより、前記レーンチェンジ部を形成するレーンチェンジ手段を有することを特徴とする。
次に、上記構成を有する本発明のステータ、及びコイル籠の作用・効果について説明する。
(1)本発明のステータ、及びコイル籠は、巻枠に複数の導線を、コイルエンド部に形成した段差部を密着させながら、螺旋状に巻き付け、螺旋状導線を形成する第1工程と、前記螺旋状導線を前記巻枠から取り外す第2工程と、前記螺旋状導線を平面状に潰して平面状導線を形成する第3工程と、前記平面状導線を環状に巻き取ることによりコイル籠を形成する第4工程と、を有するので、コイルエンド部において、段差部で位置決めされるため、特許文献1のような、エンドコイル拘束部及びスロット拘束部を必要とせず、巻枠を抜き取る前に、エンドコイル拘束部及びスロット拘束部を、先に抜き取る必要もないため、工程を単純化することができる。また、第3工程で螺旋状導線を一度潰してスロット内導線部間のピッチを正確に形成した後、第4工程で環状に巻き取っているので、特許文献2と比較して、スロット内導線のピッチを、容易かつ正確に成形することができる。
(2)また、本発明のステータ、及びコイル籠は、前記巻枠が、断面が矩形状の平板巻枠であること、前記第1工程で前記平板巻枠を回転させながら、前記複数の導線を巻き付けること、前記第4工程で環状に巻き取るとき必要となる、第N周目から第N+1周目に変化するレーンチェンジ部を形成するために、前記第1工程で前記複数の導線を前記巻枠に巻き付けないことにより、前記レーンチェンジ部を形成することを特徴とするので、特許文献2のように、1周分巻き付ける毎に、巻き方向を反転させる必要がなく、反転時の導線の保持手段や巻き付け反転装置が不要となり、工程及び装置を単純化することができる。また、特許文献2のように、1周毎に導線を反転させる必要がないため、スロット内導線部S間のピッチを正確に形成することができる。
(3)特に、前記導線が、スロット内導線部、円周導線部、リード線部を備え、前記各円周導線部に段差部が形成され、前記リード線部側に位置するリード線側段差部と、前記リード線部側と反対側の反リード線側段差部との段差が、原則、反対向きに形成され、例外として、リード線側に形成される前記レーンチェンジ部の前記円周導線部に形成されたレーンチェンジ段差部の段差が、反リード線側と同じ方向に形成されていることを特徴とするので、特許文献2のように、1周分巻き付ける毎に、巻き方向を反転させる必要がなく、反転時の導線の保持手段や巻き付け反転装置が不要となり、工程及び装置を単純化できる。また、特許文献2のように、1周毎に導線を反転させる必要がないため、スロット内導線部S間のピッチを正確に形成することができる。
巻枠11にU相の第1導線UAを螺旋状に巻き付けた状態を示す図である。 巻枠11にU相の第1導線UAと、U相の第2導線UBとを順次巻き付けた状態を示す図である。 図2の状態から、巻枠11を引き抜いた状態を仮に示す図である。 12本の導線を、順次巻枠11に巻き付けた状態を示す図である。 図4の状態から、巻枠11を引き抜いた状態を示す図である。 図5の状態から潰された状態を示す図である。 レーンチェンジ部LCの説明図である。 第1巻き付け工程を示す図である。 図8のうち、巻付けを行う導線のみを表した状態を示す図である。 第2巻き付け工程を示す図である。 図10のうち、巻付けを行う導線のみを表した状態を示す図である。 第3巻き付け工程を示す図である。 図12のうち、巻付けを行う導線のみを表した状態を示す図である。 第4巻き付け工程を示す図である。 図14のうち、巻付けを行う導線のみを表した状態を示す図である。 潰し工程を示す図である。 図6の状態の重ね合わせ導線Zを5周巻き上げた状態のコイル籠Fを示す平面図である。 ステータGを示す平面図である。 第2実施例の巻枠12、13、14、15にU相の第1導線UAを巻き付けた状態を示す図である。 第2実施例の巻枠12、13、14、15にU相の第1導線UA、第2導線UBを巻き付けた状態を示す図である。 12本の導線を、巻枠12、13、14、15に巻き付けた状態を示す図である。 図21の状態から、巻枠12、13、14、15を引き抜いた状態を示す図である。
以下、本発明におけるステータ、及びコイルを具体化した一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、平板状の巻枠11にU相の第1導線UAを螺旋状に巻き付けた状態を示す。巻枠11は、断面が矩形状であり、短辺11b、11dは、長辺11a、11cと比較してかなり短くしている。巻枠11は、矩形断面の重心を中心として回転可能に保持され、図示しない回転手段により回転される。巻枠11を薄くしているのは、後で説明する巻枠11の取外し工程において、巻枠11を取り外したときに、コイルが平面状に戻りやすくするためである。
図1においては、U相の第1導線UAは、正規の周回数ではなく、説明用に簡略化して表現している。
図1に示すように、導線UAは、先端にあるリード線部UASSに連続するスロット内導線部UASが、巻枠の長辺11a、11cに巻き付けられ、コイルエンドを構成する円周導線部UAEが巻枠の短辺11b、11dに巻き付けられている。円周導線部UAEの中央には、段差部UAKが形成されている。
スロット内導線部UAS1、UAS3、UAS5、UAS7(奇数番号のスロット内銅線部S)は、巻枠の長辺11aの位置にあり、スロット内導線部UAS2、UAS4、UAS6(原則として、偶数番号のスロット内導線部S)は、巻枠の長辺11cの位置にある。しかし、例外的に、スロット内導線部UAS8、UAS16、UAS24、UAS32、UAS40は、スロット内導線部UAS7及びスロット内導線部UAS9と同じ長辺11c側にある。
次に、本実施例のステータについて説明する。本実施例のステータは、一周48箇所のスロットを有している。したがって、コイル籠は、48箇所のスロットに収納される48個のスロット内導線部群を備えている。
ここで、U相、V相、W相の各第1導線UA、VA、WAと、U相、V相、W相の各第3導線UC、VC、WCの各スロット内導線部Sは、同じスロット内に装着される。また、U相、V相、W相の各第2導線UB、VB、WBと、U相、V相、W相の各第4導線UD、VD、WDの各スロット内導線部Sは、同じスロット内に重ね合わされた状態で装着される。
したがって、スロット内導線部UACS1(UAS1+UCS1)が、第1スロットに装着されると、スロット内導線部UACS2は、第7スロットに装着され、スロット内導線部UACS3は、第13スロットに装着され、スロット内導線部UACS4は、第19スロットに装着され、スロット内導線部UACS5は、第25スロットに装着され、スロット内導線部UACS6は、第31スロットに装着され、スロット内導線部UACS7は、第37スロットに装着され、スロット内導線部UACS8は、第43スロットに装着される。そして、スロット内導線部UACS9は、再び第1スロットに装着され、スロット内導線部UACS1と重ね合わせられる。
スロット内導線部UASC1からUACS8までは、コイル籠において、U相の第1及び第3導線のスロット内導線部Sの1周目を構成し、スロット内導線部UACS9からUACS16までは、コイル籠において、2周目を構成し、スロット内導線部UACS17からUACS24までは、3周目を構成し、スロット内導線部UACS25からUACS42までは、4周目を構成し、スロット内導線部UACS43からUACS48までは、5周目を構成している。
したがって、スロット内導線部UAS8、UAS16、UAS24、UAS32、UAS40に連続する円周導線部UAE8、UAE16、UAE24、UAE32、UAE40において、前の周の導線部を乗り越えるためのレーンチェンジ部LCを必要とする。レーンチェンジ部LCについては、後で詳細に説明する。
図2に、巻枠11に既に巻かれているU相の第1導線UAの上に密着して位置決めされ、U相の第2導線UBを巻き付けた状態を示す。図3に、図2の状態から、巻枠11を引き抜いた状態を仮に示す。実際の工程では、図2の状態では、巻枠11を引き抜いていない。
図2及び図3に示すように、巻枠11の周囲に、U相の第1導線UAとU相の第2導線UBが、密着して巻かれた状態となる。
円周導線部UEについて見ると、段差部UAK1と段差部UBK1の位置関係は、第1導線UAの段差部UAK1が、第2導線UBの段差部UBK1の上側(図2において、紙の表面側)に密着して位置決めされている。同様に、段差部UAK3が、段差部UBK3の上側に密着して位置決めされており、段差部UAK5が、段差部UBK5の上側に密着して位置決めされており、段差部UAK7が、段差部UBK7の上側に密着して位置決めされている。
ここで、図3に示すように、段差部UAK1は、円周導線部前部UAEM1側において段差がなく、円周導線部後部UAEN1側において段差が形成されており、その段差は、図3の紙面の表方向に折り曲げられている。
それに対して、段差部UAK2は、円周導線部前部UAEM2側において段差がなく、円周導線部後部UAEN2側において段差が形成されており、その段差は、図3の紙面の裏方向に折り曲げられている。すなわち、段差部UAK1と段差部UAK2とでは、段差の方向が逆向きになっている。
一方、段差部UAK2と段差部UBK2の位置関係は、第1導線UAの段差部UAK2が、第2導線UBの段差部UBK2の下側(図2において、紙の裏面側)に密着して位置決めされている。同様に、段差部UAK4が、段差部UBK4の下側に密着して位置決めされており、段差部UAK6が、段差部UBK6の下側に密着して位置決めされている。
しかし、段差部UAK8は、UAK2・UBK2の位置関係とは逆に、段差部UBK8の下側に密着して位置決めされている。
また、図3に示すように、段差部UAK8の段差は、段差部UAK2、UAK4、UAK6の段差(図3の紙面の裏方向に折り曲げられている)とは、逆方向の段差(図3の紙面の表方向に折り曲げられている)になっている。すなわち、段差部UAK8は、円周導線部前部UAEM8側において段差がなく、円周導線部後部UAEN8側において段差が形成されており、その段差は、図3の紙面の表方向に折り曲げられている。同様に、段差部UBK8は、円周導線部前部UBEM8側において段差がなく、円周導線部後部UBEN8側において段差が形成されており、その段差は、図3の紙面の表方向に折り曲げられている。
このことは、段差部UAK16、UAK24、UAK32、UAK40において、同様である。
そして、段差部UAK9は、UAK1・UBK1の位置関係と同じく、段差部UBK9の上側に密着して位置決めされている。段差部UAK10は、UAK2・UBK2の位置関係と同じく、段差部UBK10の下側に密着して位置決めされている。
1周目に示すように、段差部Kは、コイルエンドを構成する円周導線部において、リード線UASS・UBSSの位置するリード側では、段差部UAKが段差部UBKの上側に密着して位置決めされており、反リード側では、段差部UAKが段差部UBKの下側に密着して位置決めされている。この状態は、特許文献1の編み上げた状態と同じである。
しかし、コイル籠の1周目から2周目にレーンチェンジするときには、図7に示すように、レーンチェンジ部LCを必要とする。レーンチェンジ部LCは、前の導線を回避するためのレーン段差を有する。図7には、3周目までのみ表示している。
スロット内導線部UAS1・UBS1からUAS7・UBS7までを巻枠11に巻き付け、スロット内導線部UAS8・UBS8を巻枠11に巻き付けず、再びスロット内導線部UAS9・UBS9から巻枠11に巻き付けることにより、図2の状態となる。
このように、円周導線部UAE8・UBE8を巻枠11に、1回だけ巻き付けないこと、及び段差部UAK8・UBK8の段差を、段差部UAK2・UBK2、UAK4・UBK4、UAK6・UBK6と逆向きとすることにより、レーンチェンジ部LCの段差を形成することができるのである。
このように、レーンチェンジ部LCを形成することにより、導線同士の干渉や、導線間の空隙を生じることなく、除変していくレーンチェンジを形成することができる。
次に、図4に、U相の第1導線UA、U相の第2導線UB、V相の第1導線VA、V相の第2導線VB、W相の第1導線WA、W相の第2導線WB、U相の第3導線UC、U相の第4導線UD、V相の第3導線VC、V相の第4導線VD、W相の第3導線WC、及びW相の第4導線WDで構成される12本の導線を、順次巻枠11に巻き付けた状態を示す。実際の12本の導線は、正規の周回数はもっと多いのであるが、省略して表現している。
図1に示すU相の第1導線UAに、図2に示すように、U相の第2導線UBを重ねて巻き付けたように、順次、V相の第1導線VA、V相の第2導線VB、W相の第1導線WA、W相の第2導線WB、U相の第3導線UC、U相の第4導線UD、V相の第3導線VC、V相の第4導線VD、W相の第3導線WC、及びW相の第4導線WDを重ねて巻き付けた状態を示している。
1周目のレーンチェンジ部LCを形成するために、12本の円周導線部UAE8・UBE8・VAE8・VBE8・WAE8・WBE8・UCE8・UDE8・VCE8・VDE8・WCE8・WDE8を、巻枠11に巻き付けていない。UAE16〜WDE16、UAE24〜WDE24、UAE32〜WDE32、UAE40〜WDE40も同様に、巻枠11に巻き付けていない。
次に、図4の状態を完成させるための製造方法である、図1の状態、図2の状態と順次巻き付ける製造方法のうち、導線の巻き付け工程を説明する。本実施例では、導線の巻き付け工程は、4工程に分かれている。本実施例では、導線の巻き付け工程を、4工程で行っているが、各工程を同時に行うことにより、1工程、2工程、3工程で行っても良い。
図8に第1巻き付け工程を示す。図8は、いくつ目かの導線を、既に巻き付けられている導線に重ねて巻き付ける状態を示しているが、巻き付けを行う導線のみを表した状態を図9に示す。
図8及び図9においては、U相の第2導線UBのスロット内導線部UBSを巻枠11に巻き付けた状態で、巻枠11は停止している。そして、導線を供給するための図示しない導線供給装置から供給された導線が、図示しない導線折り曲げ装置により、図9に示すように、導線UBを紙面と同じ平面上で2度折り曲げ加工されて、円周導線部前部UBEMが形成される。U相の第2導線UBの円周導線部前部UBEMは、U相の第1導線UAの円周導線部前部UAEMの下に密着している。
次に、図10に第2巻き付け工程を示す。図10は、いくつ目かの導線を、既に巻き付けられている導線に重ねて巻き付ける状態を示しているが、巻き付けを行う導線のみを表した状態を図11に示す。
図11に示すように、導線折り曲げ装置が、導線UBに段差部UBKを曲げ加工している。図11のA部は、段差部UBKを図中矢印B方向から見た図である。段差部UBKは、導線の厚み分だけ、紙の裏面側に向かって2度折り曲げられ段差が形成されている。
段差部UBKは、図10に示すように、既に巻枠11に巻き付けられているU相の第1導線UAを回避するためのものである。
段差部UBK、VAK、VBK、WAK、WBK、UCK、UDK、VCK、VDK、WCK、WDKを設けることにより、12本の円周導線部UBE、VAE、VBE、WAE、WBE、UCE、UDE、VCE、VDE、WCE、WDEを重ね合わせたときに、導線の2本分の厚みとすることができる。また、段差部Kを密着して位置決めしているため、特許文献3のような、位置決めピンを必要とせず、巻枠11を単純な形状とすることができる。
次に、図12に第3巻き付け工程を示す。図12は、いくつ目かの導線を、既に巻き付けられている導線に重ねて巻き付ける状態を示しているが、巻き付けを行う導線のみを表した状態を図13に示す。
図13に示すように、段差部UBKにおいて、紙面と同じ平面状で1度折り曲げ、再び折り曲げて、円周導線部後部UBENを形成している。
段差の形成方向は、原則として、リード線側と反リード線側とで逆方向とされている。すなわち、図3に示すように、リード線側では、例えば、段差部UAK2は、円周導線部前部UAEM2側において段差がなく、円周導線部後部UAEN2側において段差が形成されており、その段差は、図3の紙面の裏方向に折り曲げられている。それに対して、反リード線側では、例えば、段差部UAK1は、円周導線部前部UAEM1側において段差がなく、円周導線部後部UAEN1側において段差が形成されており、その段差は、図3の紙面の表方向に折り曲げられている。すなわち、段差部UAK1と段差部UAK2とでは、段差の方向が逆向きになっている。
しかし、段差部UAK8の段差は、段差部UAK2、UAK4、UAK6の段差(図3の紙面の裏方向に折り曲げられている)とは、逆方向の段差(図3の紙面の表方向に折り曲げられている)になっている。すなわち、段差部UAK8は、円周導線部前部UAEM8側において段差がなく、円周導線部後部UAEN8側において段差が形成されており、その段差は、図3の紙面の表方向に折り曲げられている。
次に、図14に第4巻き付け工程を示す。図14は、いくつ目かの導線を、既に巻き付けられている導線に重ねて巻き付ける状態を示しているが、巻き付けを行う導線のみを表した状態を図15に示す。
図13に示す状態から、段差部UBKにおいて、円周導線部UBEをさらに折り曲げて、次のスロット内導線部UBSが巻枠11に巻き付く位置まで折り曲げる。これにより、導線は図15に示す状態となる。
本実施例では、図12の第3巻き付け工程と、図14の第4巻き付け工程とを別の巻き付け工程としたが、一度の工程で行っても良い。
次に、図15の矢印Bで示すように、巻枠11を右から見て反時計回りに180度回転させる。このとき、スロット内導線部UBSがねじれないように、導線供給部を適宜回転させている。
180度回転させることにより、図8の状態に戻るため、また、図8から図15に示す巻き付け工程を行い、回転させることを、繰り返し行う。
ただし、レーンチェンジ部LCとなる、スロット内導線部S8、S16、S24、S32、S40においては、図15の巻き付け工程が終了した後、回転を行わずに、再び、第1巻き付け工程から第4巻き付け工程を行っている。
以上で、巻き付け工程の説明を終わり、元の工程に戻って、図4の状態から説明を再開する。
図4の状態から、巻枠11を引き抜いた状態を図5に示す。
図16(a)に、図5を下側から見た図を示す。全体の位置関係は、違いを強調して表現している。
図16(a)に示すように、巻枠11の長辺11a側に巻かれたスロット内導線UAS1、UAS3、UAS5、・・・と、長辺11c側に巻かれたスロット内導線UAS2、UAS4、・・・とは、巻枠11の板厚分位置がずれている。図では、スロット内導線部が順次、三角波状に位置している。
図16(a)の矢印Tで示す方向から、押圧部材で12本の導線を一度に潰して、図16(b)の状態とする。図16(b)の状態を図6に斜視図で示す。図16(a)では、スロット内導線部間のピッチPaは、ステータのスロットピッチ間よりも狭い。しかし、押し潰されることにより、スロット内導線部間のピッチは広がって、Pbとなる。このピッチPbは、ステータのスロット間ピッチと同じ長さである。
図6に示すように、図5の状態から潰されることにより、12本の導線が編み上げられた状態の重ね合わせ導線Zが完成する。
図6の状態の重ね合わせ導線Zを5周巻き上げた状態のコイル籠Fを図17に平面図として示す。この状態では、48箇所のスロット内導線部群を有し、各スロット内導線部群は、各々10本のスロット内導線部Sを有している。図17及び図18に示す平面図は、本発明の一例であり、他の形状もあり得る。
48箇所のスロット内導線部群の間に形成された48箇所の空間に、外側から48本のティースHを装着して固定することにより、図18に示すステータGが完成する。この後、樹脂により成形を行っても良い。
以上、詳細に説明したように、本実施例のステータ及びコイル籠によれば、巻枠11に12本の導線UA、UB、VA、VB、WA、WB、UC、UD、VC、VD、WC、WDを、コイルエンド部に形成した段差部UAK、UBK、VAK、VBK、WAK、WBK、UCK、UDK、VCK、VDK、WCK、WDKを密着させながら、螺旋状に巻き付け、螺旋状導線を形成する第1工程と、螺旋状導線を巻枠11から取り外す第2工程と、螺旋状導線を平面状に潰して平面状導線を形成する第3工程と、平面状導線を環状に巻き取ることによりコイル籠Gを形成する第4工程と、を有するので、密着して構成される段差部Kにより位置決めがされるため、特許文献2のような、エンドコイル拘束部及びスロット拘束部を必要とせず、巻枠を抜き取る前に、エンドコイル拘束部及びスロット拘束部を、先に抜き取る必要もないため、工程を単純化することができる。また、特許文献3のように、巻枠を複雑にする必要がない。
また、第3工程で螺旋状導線を一度潰してスロット内導線部間のピッチを正確に形成した後、第4工程で環状に巻き取っているので、特許文献2と比較して、スロット内導線のピッチを、容易かつ正確に成形することができる。
また、本実施例のステータ、及びコイル籠は、巻枠11が、断面が矩形状の平板巻枠であること、第1工程で巻枠11を回転させながら、12本の導線を巻き付けること、第4工程で環状に巻き取るとき必要となる、第N周目から第N+1周目に変化するレーンチェンジ部LCを形成するために、第1工程で12本の導線を巻枠11に巻き付けないこと、及び巻きつけない円周導線部Eの段差部Kの段差の方向を通常と逆向きとすることにより、レーンチェンジ部LCを形成することを特徴とするので、特許文献2のように、1周分巻き付ける毎に、巻き方向を反転させる必要がなく、反転時の導線の保持手段や巻き付け反転装置が不要となり、工程及び装置を単純化することができる。また、特許文献2のように、1周毎に導線を反転させる必要がないため、スロット内導線部S間のピッチを正確に形成することができる。
次に、第2の実施例について説明する。
第2実施例の基本的な方法は、第1実施例と同じなので、同じ構成については、同じ符号を付して、説明を省略し、相違する点のみ詳細に説明する。図6に示す潰した状態では、第1実施例と第2実施例は、全く同じとなる。第2実施例が第1実施例と相違するのは、巻き付け方法である。
図19に、U相の第1導線UAを巻枠12、13、14、15に巻き付けた状態を示す。巻枠12は、断面が六角形状であり、隣に巻枠13、その隣に巻枠14、その隣に巻枠15が配置されている。巻枠13、14、15も断面形状は、巻枠12と同じである。
導線UAは、リード線部UASSを一端として、巻枠12に螺旋状に巻き付けられる。巻き付ける方向は、反時計回りである。このとき、スロット内導線部Sは、六角形の平行な両面に沿って巻き付けられる。円周導線部Eは、段差部Kが上部頂点、また下部頂点に位置するように、配置される。段差部Kや円周導線部Eの折り曲げ加工は、第1実施例とほぼ同じである。巻枠12に導線UAを巻き付けるときに、本実施例では、巻枠12を回転させている。同時に導線UAにねじれが生じないように、図示しない導線供給装置により、導線UAを適宜ねじりながら供給している。
段差部UAS7まで、巻枠12に巻き付けた後、段差部UAS8を備える円周導線部UAE8は、レーンチェンジ部LCを形成するために、巻枠13に巻き付ける。巻枠13に巻き付ける方向は、巻枠12に巻き付ける方向(反時計回り方向)と逆向き(時計回り方向)である。
円周導線部UAE8を巻枠13に巻き付けただけで、円周導線部UAE9は、次の巻枠14に反時計回りに巻き付けられる。円周導線部UAE15まで、反時計回りに螺旋状に、巻枠14に巻き付ける。
そして、巻枠14に巻き付けた後、段差部UAS16を備える円周導線部UAE16は、レーンチェンジ部LCを形成するために、巻枠15に巻き付ける。巻枠15に巻き付ける方向は、巻枠14に巻き付ける方向(反時計回り方向)と逆向き(時計回り方向)である。この後、連続して巻き付けるのであるが、図及び説明を割愛する。
図20に、巻枠12、13、14、15に既に巻かれているU相の第1導線UAの横に密着して重ねて、U相の第2導線UBを巻き付けた状態を示す。
導線UAと同じく、円周導線部UBAE8は、巻枠13に時計回りに巻き付けられ、円周導線部UBE16は、巻枠15に時計回りに巻き付けられる。
図21に、U相の第1導線UA、U相の第2導線UB、V相の第1導線VA、V相の第2導線VB、W相の第1導線WA、W相の第2導線WB、U相の第3導線UC、U相の第4導線UD、V相の第3導線VC、V相の第4導線VD、W相の第3導線WC、及びW相の第4導線WDで構成される12本の導線を、順次巻枠12、13、14、15に巻き付けた状態を示す。実際の12本の導線は、もっと長いのであるが、省略して表現している。
導線UA、UBと同じく、円周導線部VAE8,VBE8,WAE8,WBE8,UCE8,UDE8,VCE8,VDE8,WCE8,WDE8は、巻枠13に時計回りに巻き付けられ、円周導線部VAE16,VBE16,WAE16,WBE16,UCE16,UDE16,VCE16,VDE16,WCE16,WDE16は、巻枠15に時計回りに巻き付けられる。
図22に、図21の状態から、巻枠12、13、14、15を引き抜いた状態を示す。この状態において、実施例1の図16と同様に、押し潰すことにより、図6の状態となる。すなわち、12本の導線が編み上げられた状態の重ね合わせ導線Zが完成する。
図6の状態の重ね合わせ導線Zを5周巻き上げた状態のコイル籠Fを図17に示す。この状態では、48箇所のスロット内導線部群を有し、各スロット内導線部群は、各々10本のスロット内導線部Sを有している。
48箇所のスロット内導線部群の間に形成された48箇所の空間に、外側から48本のティースHを装着して固定することにより、図18に示すステータGが完成する。
第2実施例によれば、巻枠12、13、14、15等が六角形断面を有しているので、螺旋状に巻き付けるときに巻付けしやすい利点がある。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、本実施例では、12本の導線を順次巻枠11に巻き付けているが、複数本同時に折り曲げながら、巻枠11に巻き付けても良い。
第2実施例では、巻枠12、13、14、15等を回転させているが、巻枠の周りを導線供給装置が回って巻き付けても良い。
11 巻枠
11a、11c 長辺
11b、11d 短辺
12、13、14、15 巻枠
UA U相第1導線
UB U相第2導線
UC U相第3導線
UD U相第4導線
VA V相第1導線
VB V相第2導線
VC V相第3導線
VD V相第4導線
WA W相第1導線
WB W相第2導線
WC W相第3導線
WD W相第4導線
S スロット内導線部
SS リード線部
E 円周導線部
EM 円周導線部前部
EN 円周導線部後部
K 段差部
LC レーンチェンジ部

Claims (7)

  1. 巻枠に複数の導線を、コイルエンド部に形成した段差部を密着させながら、螺旋状に巻き付け、螺旋状導線を形成する第1工程と、
    前記螺旋状導線を前記巻枠から取り外す第2工程と、
    前記螺旋状導線を平面状に潰して平面状導線を形成する第3工程と、
    前記平面状導線を環状に巻き取ることによりコイル籠を形成する第4工程と、
    を有することを特徴とするコイル籠製造方法。
  2. 請求項1に記載するコイル籠製造方法において、
    前記巻枠が、断面が矩形状の平板巻枠であること、
    前記第1工程で前記平板巻枠を回転させながら、前記複数の導線を巻き付けること、
    前記第4工程で環状に巻き取るとき必要となる、第N周目から第N+1周目に変化するレーンチェンジ部を形成するために、前記第1工程で前記複数の導線を前記巻枠に巻き付けないことにより、前記レーンチェンジ部を形成することを特徴とするコイル籠製造方法。
  3. 請求項2に記載するコイル籠製造方法において、
    前記導線が、スロット内導線部、円周導線部、リード線部を備え、
    前記各円周導線部に段差部が形成され、
    前記リード線部側に位置するリード線側段差部と、前記リード線部側と反対側の反リード線側段差部との段差が、原則、反対向きに形成され、例外として、リード線側に形成される前記レーンチェンジ部の前記円周導線部に形成されたレーンチェンジ段差部の段差が、反リード線側と同じ方向に形成されていることを特徴とするコイル籠製造方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のコイル籠製造方法のいずれか1つにより製造されたことを特徴とするコイル籠。
  5. 請求項1乃至請求項3のコイル籠製造方法のいずれか1つにより製造されたコイル籠を有することを特徴とするステータ。
  6. 巻枠に複数の導線を、コイルエンド部に形成した段差部を密着させながら、螺旋状に巻き付け、螺旋状導線を形成する巻枠手段と、
    前記螺旋状導線を前記巻枠から取り外す巻枠取外し手段と、
    前記螺旋状導線を平面状に潰して平面状導線を形成する潰し手段と、
    前記平面状導線を環状に巻き取ることによりコイル籠を形成する巻取り手段と、
    を有することを特徴とするコイル籠製造装置。
  7. 請求項6に記載するコイル籠製造装置において、
    前記巻枠が、断面が矩形状の平板巻枠であること、
    前記巻枠手段が前記平板巻枠を回転させながら、前記複数の導線を巻き付けること、
    前記巻取り手段が環状に巻き取るとき必要となる、第N周目から第N+1周目に変化するレーンチェンジ部を形成するために、前記巻枠手段が、前記複数の導線を前記巻枠に巻き付けないことにより、前記レーンチェンジ部を形成するレーンチェンジ手段を有することを特徴とするコイル籠製造装置。
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