JP2010200428A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】格別な回路を設けることなく簡単な回路構成で、入力電圧よりも低い出力電圧あるいは高い出力電圧を直流負荷に供給可能とした電源回路を提供する。
【解決手段】電源回路10は、トランスTr、整流ダイオードD1、一次コンデンサC1及び二次コンデンサC2を備えた電力供給回路とスイッチング素子Qとを備えている。LED直列回路40は、スイッチング素子Qがオンのとき一次コンデンサC1からの直流電流によって駆動され、スイッチング素子Qがオフのとき二次コンデンサC2からの直流電流によって駆動される。スイッチング素子Qがオフのとき、トランスTrにより一次コンデンサC1が充電される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源回路に係わり、特に、安定した所望の出力電圧が得られる電源回路に関する。
従来、昇圧型の力率改善回路を備えたLED点灯装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載された従来のLED点灯装置は、交流電源からの電源電圧を直流電圧に変換した後、その直流電圧を昇圧してLED負荷に供給している。
特開2004−327152号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来のLED点灯装置における力率改善回路は昇圧型であるので、電源電圧よりも低い直流電圧を得ることはできない。そのため、電源電圧よりも低い直流電圧でLED負荷を駆動させる場合は、昇圧型の力率改善回路の後段に、LED負荷の駆動電圧まで電圧を降圧させる回路を必要としていた。その結果、回路構成が複雑化するとともに、構成部品点数が増加してしまうこととなり、製作コストの増大を招くという問題点があった。
従って、本発明は上記従来の課題を解決すべくなされたものであり、その具体的な目的は、格別な回路を設けることなく、入力電圧よりも低い出力電圧あるいは高い出力電圧を直流負荷に供給可能とした電源回路を提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するため、第1及び第2のスイッチ信号に基づいてオン及びオフするスイッチ回路と、前記スイッチ回路のオン及びオフによって直流負荷に直流電流を供給する電力供給回路と、前記第1及び第2のスイッチ信号を前記スイッチ回路に出力する制御回路とを備え、前記電力供給回路は、前記スイッチ回路がオンのとき、整流回路からの直流電流に基づいて電気エネルギーを蓄積し、蓄積した前記電気エネルギーに基づいて直流電流を出力する蓄積回路と、前記直流負荷と直列に接続されて前記蓄積回路からの前記直流電流によって充電される第1のコンデンサと、前記直流負荷と並列に配置されて前記蓄積回路からの前記直流電流によって充電される第2のコンデンサとを有し、前記直流負荷は、前記スイッチ回路がオンのとき、前記蓄積回路と前記第1のコンデンサからの直流電流によって駆動され、前記スイッチ回路がオフのとき、前記第2のコンデンサからの直流電流によって駆動されることを特徴とする電源回路にある。
[2]上記[1]記載の発明にあって、前記蓄積回路は、前記スイッチ回路がオフのとき、前記第1のコンデンサを充電することを特徴としている。
[3]上記[1]記載の発明にあって、前記第2のコンデンサの負極端子と前記直流負荷の負極端子との接続点と、前記第1のコンデンサとの間に、前記第1のコンデンサから前記第2のコンデンサへ直流電流が流れるのを防止する逆流防止用ダイオードが接続されていることを特徴としている。
本発明は、格別な回路を設けることなく簡単な回路構成で、入力電圧よりも低い出力電圧あるいは高い出力電圧を直流負荷に供給できる。
本発明に係る第1の実施の形態である電源回路の一構成例を概略的に示す回路図である。 図1に示す電源回路に適用される制御ICの一構成例を概略的に示すブロック図である。 制御ICの他の構成例を概略的に示すブロック図である。 本発明に係る第2の実施の形態である電源回路の一構成例を概略的に示す回路図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
(電源回路の構成)
図1において、符号10は定電流電源回路(以下、電源回路という。)を示している。電源回路10の基本構成は、整流回路20と、この整流回路20で変換した直流電圧の力率を改善する力率制御回路(PFC回路)30とからなっている。PFC回路30の出力端に接続される定電流負荷としては、特に限定するものではないが、有機ELやLED等の照明装置であり、例えば複数個の発光ダイオード(LED)41,…,41を直列接続したLED直列回路40を図示している。
(整流回路の構成)
整流回路20は、図1に示すように、4個のダイオードで形成されたダイオードブリッジ21からなる。整流回路20は、商用交流電源11から入力端子を通じて入力される交流電圧を全波整流して直流電圧に変換する。この直流電圧は整流回路20の出力端子を通じてPFC回路30へ供給される。
(PFC回路の構成)
図1に示すPFC回路30は、入力電圧を所望の電圧まで昇圧又は降圧して一定の出力電圧を生成する回路であり、リップル電流除去用のコンデンサ22、トランスTr、整流ダイオードD1、スイッチング素子(MOSFET)Q、一次コンデンサC1、逆流防止用ダイオードD2、二次コンデンサC2、及び制御IC31を有している。図示例にあっては、リップル電流除去用コンデンサ22、トランスTr、整流ダイオードD1、一次コンデンサC1、逆流防止用ダイオードD2及び二次コンデンサC2により電力供給回路が構成されている。トランスTr、一次コンデンサC1、及び二次コンデンサC2により蓄積回路が構成されている。PFC回路30で力率改善した直流電圧は、出力端子を通じてLED直列回路40へ出力される。
制御IC31は、図1に示すように、整流回路20からの入力電圧とスイッチング素子Qに流れる入力電流の波形を揃えて力率を改善する集積回路から構成されたものである。この種の制御IC31としては、特に限定されるものではないが、例えば富士電機株式会社製のFA5500及びFA5501のように高調波電流抑制用あるいは力率改善用としてIC化された回路を用いることができる。図示例によると、制御IC31が備える端子としては、電源電圧入力用のVCC端子、グランド接続用のGND端子、フィードバック信号入力用のFB端子、スイッチング駆動用のOUT端子、スイッチング電流検出用のIS端子、ゼロ電流検出用のZCD端子、及び全波整流電圧に比例した電圧入力用のMUL端子が示されている。制御IC31は、VCC端子、FB端子、MUL端子、IS端子、ZCD端子への入力信号に基づいて制御パルスを生成する。その制御パルスによりオン、オフ制御されるスイッチング素子Qがオンする時間に応じて出力電流の大きさを変化させることで力率が改善される。
制御IC31のVCC端子とGND端子との間には、図1に示すように、コンデンサC3が接続されている。コンデンサC3の一端は補助電源電圧VCCに接続されており、コンデンサC3の他端はグランドに接続されている。コンデンサC3の一端と補助電源電圧VCCとの間には抵抗R1を介して整流回路20の正側端子(+)が接続されている。抵抗R1とコンデンサC3との接続点は逆流防止用のダイオードD4を介してトランスTrの第2巻線Tr2に接続されている。
整流回路20の正側端子及び制御IC31のGND端子の間は、図1に示すように、抵抗R2,R3からなる分圧抵抗に接続されている。その分圧抵抗の出力は制御IC31のMUL端子に接続されている。MUL端子には、整流回路20の全波整流電圧を抵抗R2,R3で分圧した正弦波全波整流電圧(商用交流電源11の絶対値電圧に比例した電圧波形)が入力され、力率の低下と高調波電流の発生を防止している。
電源回路10には、図1に示すように、単一のトランスTrが介装されている。トランスTrには第1巻線Tr1と第2巻線Tr2とが設けられている。第1巻線Tr1の一端は整流回路20の正側端子に接続されている。第1巻線Tr1の他端は、整流ダイオードD1、一次コンデンサC1、及び逆流防止用ダイオードD2からなる直列回路を介してLED直列回路40の一端(負極端子)に接続されている。第1巻線Tr1の一端と、一次コンデンサC1及び逆流防止用ダイオードD2のカソードの接続点とには充電用ダイオードD3が接続されている。スイッチング素子Qがオフ状態にあるとき、整流ダイオードD1、一次コンデンサC1、充電用ダイオードD3及びトランスTrの1次巻線Tr1の閉路で電流を循環させて一次コンデンサC1を充電する。
逆流防止用ダイオードD2は、図1に示すように、一次コンデンサC1への充電電流が逆流するのを防止する。逆流防止用ダイオードD2のアノードと整流回路20の負側端子との間には二次コンデンサC2がLED直列回路40と並列に接続されている。整流ダイオードD1及び一次コンデンサC1の接続点にはスイッチング素子Qのドレインが接続されている。スイッチング素子Qのソースは電流検出用の抵抗R4を介してグランドに接続されている。スイッチング素子Qのソース及び抵抗R4の接続点は抵抗R5を介して制御IC31のIS端子に接続されており、スイッチング素子Qのスイッチング電流を検出する。スイッチング素子Qのゲートは抵抗R6を介して制御IC31のOUT端子に接続されている。
トランスTrの第2巻線Tr2は、図1に示すように、一次巻線Tr1とは電気的に絶縁された状態にある。第2巻線Tr2の一端はグランドに接続されている。第2巻線Tr2の他端は抵抗R7を介して制御IC31のZCD端子に接続されており、トランスTrに流れる電流値が検出される。スイッチング素子Qがオン状態からオフ状態になると、二次巻線Tr2に誘起された第1巻線Tr1の誘起電圧に比例した電圧によって二次巻線Tr2に電流が流れるように構成されている。第2巻線Tr2からの電圧に基づいてトランスTrの電流がゼロに戻ったことが検出されると、スイッチング素子Qをオン状態にする。
二次コンデンサC2の一端(正極端子)には、図1に示すように、抵抗R8,R9,R10からなる直列回路が接続されている。抵抗R9と抵抗R10との接続点には反転アンプ32の反転入力端子が接続されている。抵抗R9と抵抗R10とはLED直列回路40に流れる電流を検出する電流検出回路を構成している。抵抗R9と抵抗R10との接続点における分圧値は、反転アンプ32により所定の増幅率で増幅され、制御IC31のFB端子に電流検出値として入力される。電流検出値によりLED直列回路40の電流を一定にするためにフィードバック制御が行われる。抵抗R10の抵抗R9側と反対側の一端は、図示を省略しているが、反転アンプ32を動作させるためのオフセット電圧に接続されている。
(電源回路の動作)
次に、図1及び図2において電源回路10の動作を説明する。図2に示す制御IC31は、エラーアンプ33、乗算器(MUL)34、比較器35、フリップフロップ36、ドライバ37及びゼロ電流検出器38により主に構成されている。いま、商用交流電源11が電源回路10に印加されると、商用交流電源11からの電源電圧は整流回路20に供給される。整流回路20により全波整流された後、全波整流された直流電流はPFC回路30に供給される。制御IC31に直流電流が供給されて動作を開始し、スイッチング素子Qにゲート電圧が印加することになる。
図1において、スイッチング素子Qがオン状態にあるときにスイッチング素子Qを通してスイッチング電流がグランドへ流れる。そのときの電流エネルギーはトランスTrの第1巻線Tr1に蓄積される。その後、スイッチング素子Qがオフ状態になると、第1巻線Tr1への電流の流入が停止され、第1巻線Tr1に蓄積された電流エネルギーは整流ダイオードD1を介して放出され、一次コンデンサC1に蓄積される。一次コンデンサC1は、スイッチング素子Qがオン状態にあるときに第1の出力電源として機能する。一次コンデンサC1に蓄積された電流エネルギーは放出され、スイッチング素子Q、二次コンデンサC2、及び一次コンデンサC1の閉路で電流が流れ、二次コンデンサC2に充電電流を供給するとともに、スイッチング素子Q、LED直列回路40、逆流防止用ダイオードD2、及び一次コンデンサC1の閉路で電流が流れる。
一方、LED直列回路40の電流検出回路である抵抗R9,R10からなる分圧抵抗の出力は、図1及び図2に示すように、反転アンプ32の反転入力端子に入力される。反転アンプ32では、位相反転された電圧を所定の増幅率に増幅する。増幅した電圧は制御IC31のFB端子を通じて制御IC31内のエラーアンプ33の反転入力端子へと供給される。
エラーアンプ33では、図1及び図2に示すように、制御IC31のFB端子に入力された電圧と基準電圧Vrefとが比較され、基準電圧Vrefに対する誤差電圧に応じたレベルの電圧を所定の増幅率に増幅する。増幅した誤差電圧は制御IC31内の乗算器34へと出力される。
乗算器34では、図1及び図2に示すように、整流回路20からの分圧された出力電圧が制御IC31のMUL端子を通じて供給され、その出力電圧とエラーアンプ34からの出力電圧とを乗算した電圧が生成される。乗算器34の電圧は、スイッチング電流の電流目標値として制御IC31内の比較器35の反転入力端子へと出力される。乗算器34の出力電圧は全波整流波形に相似する波形となり、振幅がLED直列回路40に流れる電流(一次コンデンサC1の放電量)に比例した電圧となる。
比較器35では、図1及び図2に示すように、スイッチング素子Qの電流検出用の抵抗R4により電圧変換された電圧と乗算器34からの電圧とが比較され、パルス幅変調されたパルスを発生する。比較器35の出力は制御IC31内のフリップフロップ36のリセット端子Rに供給される。比較器35の出力は制御IC31内のドライバ37で電力増幅され、スイッチング素子Qのゲートを駆動する。スイッチング素子Qは、比較器35によって発生するパルス幅変調されたパルス信号でスイッチング素子Qのオン時間を制御するとともに、トランスTrの第1巻線Tr1に流れる電流を制御する。これにより、エラーアンプ33の基準電圧Vrefと二次コンデンサC2からの分圧された電圧とが等しくなるように定電流制御することができる。
スイッチング素子Qの電流検出用の抵抗R4により電圧変換された電圧が乗算器34の出力電圧よりも大きくなると、比較器35の出力が反転してフリップフロップ36をリセットする。スイッチング素子Qがオフ状態になると、充電用ダイオードD3が導通し、トランスTrを流れていた電流は整流ダイオードD1を通じて一次コンデンサC1へ流れ込む。この電流は、一次コンデンサC1、充電用ダイオードD3及びトランスTrの1次巻線Tr1の閉路で流れ、一次コンデンサC1が充電される。1次巻線Tr1に流れる電流を一次コンデンサC1へ直接供給しているので、整流回路20の全波整流電圧に1次巻線Tr1のコイル電圧を加えた電圧が一次コンデンサC1に供給されることはなくなり、入力電圧よりも低い出力電圧をLED直列回路40へ供給することが可能となる。一方、スイッチング素子Qのオン状態において、一次コンデンサC1から二次コンデンサC2に電気エネルギーは充電され、LED直列回路40及び二次コンデンサC2の閉路で電流が流れる。二次コンデンサC2は、スイッチング素子Qがオフ状態であるときに第2の出力電源として機能する。
トランスTrの一次巻線Tr1に流れる電流がゼロになったことをトランスTrの二次巻線Tr2とゼロ電流検出器38とにより検出する。ゼロ電流検出器38により一次巻線Tr1に流れる電流がゼロになったことを検出すると、フリップフロップ36をセットしてスイッチング素子Qをオン状態にする。
上記動作を繰り返すことで、トランスTrの一次巻線Tr1に流れる電流の平均値は商用交流電源11の電圧波形に等しくなり、力率の向上と高調波電流の抑制を実現することができる。
エラーアンプ33の基準電圧Vrefに対して、FB端子に入力される電圧をLED直列回路40の駆動に適した所定値に設定することで、商用交流電源11の電圧よりも高電圧仕様のLED直列回路40を駆動する場合や商用交流電源11の電圧よりも低電圧仕様のLED直列回路40を駆動する場合に好適な電源回路10が得られる。図2において、エラーアンプ33の基準電圧Vrefに対してFB端子に入力される電圧を小さく設定すると、乗算器34の出力電圧が上がり、比較器35から発生するパルス信号のパルス幅が大きくなる。スイッチング素子Qがオン制御されるオン時間が長くなり、一次コンデンサC1へ充電される充電量が増大する。これにより、商用交流電源11の電圧よりも高電圧仕様のLED直列回路40を駆動する電源回路10として効果的に使用することができるようになる。
一方、エラーアンプ33の基準電圧Vrefに対してFB端子に入力される電圧を大きく設定すると、乗算器34の出力電圧が下がり、比較器35から発生するパルス信号のパルス幅が小さくなる。スイッチング素子Qがオン制御されるオン時間が短くなり、一次コンデンサC1への充電量が低下する。これにより、商用交流電源11の電圧よりも低電圧仕様のLED直列回路40を駆動する電源回路10として効果的に使用することができるようになる。
[制御ICの変形例]
図3は制御ICの他の構成例を概略的に示している。図3において上記第1の実施の形態と大きく異なるところは、上記第1の実施の形態にあってはエラーアンプ33からの出力電圧が乗算器(MUL)34を介して比較器35に供給される構成となっていたものを、この変形例ではエラーアンプ33からの出力電圧を直接的に比較器35に供給した点にある。なお、上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材には同一の部材名と符号を付している。従って、上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材に関する詳細な説明は省略する。
この変形例における制御IC31は、図3に示すように、抵抗R9,R10により電圧変換された電圧を反転アンプ32の反転入力端子に入力し、エラーアンプ33の非反転入力端子に基準電圧Vrefを入力する。エラーアンプ33の出力は、比較器35でスイッチング素子Qの電流検出用の抵抗4により電圧変換された電圧と比較される。比較器35の出力はフリップフロップ36及びドライバ37を介して出力され、スイッチング素子Qのゲートを駆動する。
スイッチング素子Qの電流検出用の抵抗4により電圧変換された電圧がエラーアンプ33の出力電圧よりも大きくなると、比較器35の出力が反転してフリップフロップ36をリセットし、スイッチング素子Qをオフ状態にする。ゼロ電流検出器38により一次巻線Tr1に流れる電流がゼロになったことを検出すると、フリップフロップ36をセットしてスイッチング素子Qをオン状態にする。この動作を繰り返すことで、LED直列回路40に流れる電流を一定に保つとともに、商用交流電源11の電圧よりも高い電圧を有するLED直列回路40の駆動や商用交流電源11の電圧よりも低い電圧のLED直列回路40の駆動に適した電圧が出力される。
なお、上記第1の実施の形態及び変形例にあっては、抵抗R9,R10により電圧変換された電圧を反転アンプ32の反転入力端子、及び制御IC31のFB端子を通じてエラーアンプ33の反転入力端子に入力する構成例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明にあっては、例えば制御IC31のFB端子の極性に応じて反転アンプ32を介装することなく、抵抗R9,R10により電圧変換された電圧を制御IC31のFB端子を通じてエラーアンプ33に入力する構成であってもよいことは勿論である。
[第2の実施の形態]
図4は第2の実施の形態である電源回路の一構成例を概略的に示している。同図において上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材には同一の部材名と符号を付している。従って、上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材に関する詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態である電源回路10にあっては、LED41の電源として定電圧電源回路とした点が上記第1の実施の形態とは異なっている。図示例によれば、電源回路10の出力端子間には抵抗R11,R12からなる直列回路が抵抗R15に接続されたLED直列回路42からなる定電圧負荷に並列接続されている。抵抗R11及び抵抗R12の接続点には抵抗R13,R14からなる直列回路が接続されている。抵抗R13,R14の接続点には反転アンプ32の反転入力端子が接続されている。抵抗R11〜R14は定電圧負荷にかかる電圧を検出する電圧検出回路を構成している。この抵抗R13,R14の接続点における分圧値は反転アンプ32を通じて制御IC31のFB端子に入力される。
この第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同様に、図2又は図3に示す制御IC31を効果的に使用することができる。エラーアンプ33の基準電圧Vrefに対して、FB端子に入力される電圧をLED直列回路40の駆動に適した所定値に設定することで、高価な回路を設けることなく、入力電圧よりも低い出力電圧あるいは高い出力電圧をLED直列回路40に供給することができる。
なお、この第2の実施の形態にあっても、抵抗R13,R14により電圧変換された電圧を反転アンプ32の反転入力端子、及び制御IC31のFB端子を通じてエラーアンプ33の反転入力端子に入力する構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば制御IC31のFB端子の極性に応じて反転アンプ32を介装することなく、抵抗R13,R14により電圧変換された電圧を制御IC31のFB端子を通じてエラーアンプ33に入力する構成であってもよい。
以上の説明からも明らかなように、上記各図示例では、スイッチング素子Qがオンのとき整流回路20からの直流電流に基づいて電気エネルギーを蓄積し、蓄積した電気エネルギーに基づいて直流電流を出力する蓄積回路として単一のトランスTrを電力供給回路に設けた構成を例示したが、例えば単一のコイルを電力供給回路に設けた構成であってもよい。また、上記各図示例では、トランスTrに流れる電流がゼロになったときにスイッチ素子Qをオンさせるように制御する臨界モード制御方式を例示したが、トランスTrに流れる電流がゼロにならないように制御する電流連続モード制御方式にも適用することが可能であり、本発明の初期の目的を十分に達成することができる。また、上記各図示例では、照明装置の電源回路を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、定電流負荷の場合は、例えばエアコン、冷蔵庫、換気扇やポンプ等の直流モータ駆動用の電源回路などとして効果的に使用することができることは勿論であり、定電圧負荷の場合は、例えば汎用の直流電圧電源としての使用が可能である。従って、本発明は、上記各実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲内で様々に設計変更が可能である。
10 電源回路
11 商用交流電源
20 整流回路
21 ダイオードブリッジ
22,C3 コンデンサ
30 PFC回路
31 制御IC
32 反転アンプ
33 エラーアンプ
34 乗算器
35 比較器
36 フリップフロップ
37 ドライバ
38 ゼロ電流検出器
40,42 LED直列回路
41 LED
C1 一次コンデンサ
C2 二次コンデンサ
D1 整流ダイオード
D2,D4 逆流防止用ダイオード
D3 充電用ダイオード
Q スイッチング素子
R1〜R15 抵抗
Tr トランス
Tr1 第1巻線
Tr2 第2巻線

Claims (3)

  1. 第1及び第2のスイッチ信号に基づいてオン及びオフするスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路のオン及びオフによって直流負荷に直流電流を供給する電力供給回路と、
    前記第1及び第2のスイッチ信号を前記スイッチ回路に出力する制御回路とを備え、
    前記電力供給回路は、
    前記スイッチ回路がオンのとき、整流回路からの直流電流に基づいて電気エネルギーを蓄積し、蓄積した前記電気エネルギーに基づいて直流電流を出力する蓄積回路と、
    前記直流負荷と直列に接続されて前記蓄積回路からの前記直流電流によって充電される第1のコンデンサと、
    前記直流負荷と並列に配置されて前記蓄積回路からの前記直流電流によって充電される第2のコンデンサとを有し、
    前記直流負荷は、前記スイッチ回路がオンのとき、前記蓄積回路と前記第1のコンデンサからの直流電流によって駆動され、前記スイッチ回路がオフのとき、前記第2のコンデンサからの直流電流によって駆動されることを特徴とする電源回路。
  2. 前記蓄積回路は、前記スイッチ回路がオフのとき、前記第1のコンデンサを充電することを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 前記第2のコンデンサの負極端子と前記直流負荷の負極端子との接続点と、前記第1のコンデンサとの間に、前記第1のコンデンサから前記第2のコンデンサへ直流電流が流れるのを防止する逆流防止用ダイオードが接続されていることを特徴とする請求項1記載の電源回路。
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