JP2010200092A - 冗長構成通信回線における信頼度判別システムおよびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所にも、信頼度の低下の状況を知らせる。
【解決手段】センターサーバ11に障害情報FC−FTまたは停止情報PLが送られてくると、通信拠点間の冗長構成回線のルートについて停止または停止予定ルートの数Nを抽出し、この数Nに対し、予め設定された閾値THに基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の低下が判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所F(10・・・n)にログインしている端末装置10Cを抽出し、信頼度の判別結果CL−Pr・Wとその回線構成情報とを、当該設備所管箇所端末装置10Cに送信して表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冗長構成通信回線における信頼度判別システムおよびその方法に関するものである。
一般に、通信ネットワークの通信設備についてシステムの信頼性を高く維持することが求められる。このため、従来、運用系と待機系の二重化により待機系の伝送路に障害が生じた場合、障害の発生を運用系に通知し、システムの信頼性を確保する技術が知られている(特許文献1参照。)。また、運用系と待機系の二重化システムにおいて、運用系への切替前に待機系装置のオンライン動作における異常を自己診断する技術が知られている(特許文献2参照。)
特開2004−120447号公報 特開平8−293864号公報
しかしながら、上記従来のシステムでは、電力保安用通信回線等のような複数ルートで冗長構成されているシステムに適用できないという問題がある。信頼度を高めるため冗長構成された通信回線であって、しかも、通信回線が複数の設備所管箇所(保守担当箇所)に跨って構成されている場合、冗長構成された各々のルートは別々の設備所管箇所のエリアを通過している場合が多くある。このため、各々のルートが障害によって停止した場合、通信ネットワークの監視システムでは、当該回線の停止した側のルートが収容されている端局装置の設備所管箇所へ障害の通知をするようになっている。また、基幹系回線においてはすべての設備所管箇所分(全保守担当箇所分)の故障を中央監視箇所において監視するようにしている。
ところが、障害あるいは停止作業で回線の一部ルートが停止した場合、当該回線の健全ルート側が通過する設備所管箇所へは何ら通報がないため、健全ルート側が経由する設備所管箇所では、当該回線の信頼度が低下していることを認識できない。すなわち、通信障害あるいは停止作業で停止中の回線は、停止の対象となる経路(ルート)の設備所管箇所にはその旨が通知されるが、停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所には、停止情報の通知がない。このため、停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所では、そのルートは健全ではあるものの、他ルートが通信不能となり、拠点間を結ぶ回線自体の信頼度が低下していることを認識できないという問題がある。このため、例えば、停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所で、拠点間を結ぶ回線自体の信頼度が低下していることを知らないで、健全ルート回線に係る設備に対して作業を実施した場合、システム停止となって、拠点間を結ぶ回線が全て通信不能となる恐れがある。とはいえ、通信の健全性を維持するために、停止の対象となるルートが発生するたびに、健全ルートの回線に関する回線構成図をもとに、全ての通過箇所とそれに関連する設備を探しだし、当該設備所管箇所へ連絡するとなると、膨大な手間と時間がかかるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、障害が発生したり、計画された停止作業が行われる場合には、健全ルートが通過する設備所管箇所すべてに拠点間を結ぶ回線の信頼度の度合いを迅速かつ効率的に通知して注意喚起を促すことができ、冗長構成された通信ネットワークの信頼性を高く維持することができる冗長構成通信回線における信頼度判別システムを提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させるようにしたことにより、センターサーバに、障害情報または予定停止作業の情報が送られてくると、健全ルートが通過する設備所管箇所すべてに回線の信頼度の度合いを迅速かつ効率的に通知して注意喚起を促すことができる。このため、通信ネットワーク全体に対する信頼性が向上する。
また、本発明の請求項2に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、センターサーバに送信されてきた障害情報と停止作業の計画情報とのうち少なくともいずれか一方の情報に基づいて、停止または停止予定の回線を抽出し、抽出された回線について、重点管理すべき回線か否かを判別して抽出し、抽出された重点管理回線のルートについて、閾値により信頼度を判別することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、センターサーバに送信されてきた障害情報と停止作業の計画情報とのうち少なくともいずれか一方の情報に基づいて、停止または停止予定の回線を抽出し、抽出された回線について、重点管理すべき回線か否かを判別して抽出し、判別されて抽出された重点管理回線のルートについて、閾値により信頼度を判別するようにしたことにより、保安上重要な回線を優先して信頼度の度合いを判別することができるので、効率化が図られる。
さらに、本発明の請求項3に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、抽出された数の度合いは、冗長構成回線のルートについて停止または停止予定のルートの数が算出されるかまたはそのルートの数からルートの停止率が割り出されて導かれ、閾値は、これら算出された停止または停止予定ルート数または割り出された停止率に対して設定されることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、抽出された数の度合いは、冗長構成回線のルートについて停止または停止予定のルートの数が算出されるかまたはそのルートの数からルートの停止率が割り出されて導かれ、閾値は、これら算出された停止または停止予定ルート数または割り出された停止率に対して設定されるようにしたことにより、信頼度の度合いの判別を1工程で迅速に行うことができる。しかも、停止または予定停止のルートは健全ルートに比較して数が少ないので抽出が短時間で行われる。また、閾値はオペレータにより設定されるので、通信拠点間の冗長構成回線のルートについて、設備構成に応じてケースバイケースで柔軟にかつ単純に閾値を設定することができ、さらに、状況に応じて対応させることもできる。
本発明の請求項4に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、抽出された数の度合いは、冗長構成回線のルートについて停止または停止予定のルートを除いた健全ルートの数が算出されるかまたはそのルートの数からルートの健全率が割り出されて導かれ、閾値は、これら算出された健全ルートの数または割り出されたルートの健全率に対して設定されることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、抽出された数の度合いは、冗長構成回線のルートについて停止または停止予定のルートを除いた健全ルートの数が算出されるかまたはそのルートの数からルートの健全率が割り出されて導かれ、閾値は、これら算出された健全ルートの数または割り出されたルートの健全率に対して設定されるようにしたことにより、信頼度の度合いの判別を1工程で迅速に行うことができる。また、閾値はオペレータにより設定されるので、通信拠点間の冗長構成回線のルートについて、設備構成に応じてケースバイケースで柔軟にかつ単純に閾値を設定することができ、さらに、状況に応じて対応させることもできる。
本発明の請求項5に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、信頼度の判別結果に基づいて、データベースより該当する回線構成情報を抽出し、この抽出された回線構成情報を信頼度の判別結果とともに送信して表示させることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、信頼度の判別結果に基づいて、データベースより該当する回線構成情報を抽出し、この抽出された回線構成情報を信頼度の判別結果とともに送信して表示させるようにしたので、健全ルートが通過する設備所管箇所では、信頼度の度合いを知ることができるだけでなく、より具体的に回線構成の情報も入手することができ、回線の健全性確保に寄与できる。
本発明の請求項6に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、信頼度が低いと判別されると、この判別結果に基づいて、信頼度低下のルートに該当する箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出するとともに、この判別結果に基づいて、データベースより該当する回線構成情報を抽出し、この抽出された回線構成情報を信頼度低下の判別結果とともに送信して表示させることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、信頼度が低いと判別されると、この判別結果に基づいて、信頼度低下のルートに該当する箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出するとともに、この判別結果に基づいて、データベースより該当する回線構成情報を抽出し、この抽出された回線構成情報を信頼度低下の判別結果とともに送信して表示させるようにしたので、信頼度低下のルートを管理する設備所管箇所では、保安上重要な回線で信頼度が低下した回線の収容されているケーブル作業を抑制することができ、通信の健全性がより強化される。
本発明の請求項7に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバは、ネットワーク全体の回線と設備とを含む通信設備の情報と通信拠点間で重点的に管理すべき重点管理回線の情報とを格納し、入力された通信設備の情報に基づいて物理回線構成情報と設備構成情報とを抽出して出力するとともに、重点管理回線を抽出して出力する構成管理データベースと、オペレータにより通信拠点間の冗長構成回線のルートにおけるサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートの数の度合いに基づいて予め設定され、通信の健全性確保への信頼度を決定する閾値情報を格納する閾値データベースと、外部から通信制御部を介して回線または設備のうち少なくともいずれか一方について障害情報が送られてくると、この障害情報を出力し、ネットワーク全体の障害情報を収集して管理する故障監視装置と、設備所管箇所端末装置から通信制御部を介して予定された停止作業の停止設備と停止日時とを含む計画情報を受け取ると、ネットワーク全体の計画情報を収集して管理するとともにこの計画情報を出力する作業計画管理手段と、故障監視装置から送られてきた障害情報と作業計画管理手段から送られてきた計画情報とのうち少なくともいずれか一方の停止または停止予定情報から、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止または停止予定の回線を抽出する停止中回線抽出手段と、停止中回線抽出手段から停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、構成管理データベースから重点管理すべき回線の情報を取り出し、取り出した重点管理回線の情報と停止または停止予定の回線の情報とを比較し、重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線を抽出して出力する停止中重点管理回線抽出手段と、停止中重点管理回線抽出手段から重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、重点管理回線でかつ停止または停止予定回線について停止ルート数または停止予定ルート数を算出するとともに、閾値データベースから予め設定された閾値情報を取り出し、取り出された閾値情報に基づいて、算出された停止または停止予定ルート数が閾値を超えるか否か判別し、越えると重点管理回線であって停止または停止予定の回線を信頼度低下と判定し、信頼度低下と判定された回線の情報を出力する閾値判定手段と、閾値判定手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報を出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に信頼度低下の情報を送信する信頼度低下中回線抽出手段と、信頼度低下中回線抽出手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報に基づき構成管理データベースから物理回線構成情報を抽出して出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に物理回線構成情報を送信する健全ルート回線構成設備抽出手段と、健全ルート回線構成設備抽出手段から信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報を受け取ると、この信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報に基づき構成管理データベースから回線の構成部を含むすべての設備管理箇所を抽出し、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所にログインしている端末装置に通信制御部を介して信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める通報を送信して表示させる健全ルート回線設備管理箇所抽出手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項7に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバは、ネットワーク全体の回線と設備とを含む通信設備の情報と通信拠点間で重点的に管理すべき重点管理回線の情報とを格納し、入力された通信設備の情報に基づいて物理回線構成情報と設備構成情報とを抽出して出力するとともに、重点管理回線を抽出して出力する構成管理データベースと、オペレータにより通信拠点間の冗長構成回線のルートにおけるサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートの数の度合いに基づいて予め設定され、通信の健全性確保への信頼度を決定する閾値情報を格納する閾値データベースと、外部から通信制御部を介して回線または設備のうち少なくともいずれか一方について障害情報が送られてくると、この障害情報を出力し、ネットワーク全体の障害情報を収集して管理する故障監視装置と、設備所管箇所端末装置から通信制御部を介して予定された停止作業の停止設備と停止日時とを含む計画情報を受け取ると、ネットワーク全体の計画情報を収集して管理するとともにこの計画情報を出力する作業計画管理手段と、故障監視装置から送られてきた障害情報と作業計画管理手段から送られてきた計画情報とのうち少なくともいずれか一方の停止または停止予定情報から、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止または停止予定の回線を抽出する停止中回線抽出手段と、停止中回線抽出手段から停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、構成管理データベースから重点管理すべき回線の情報を取り出し、取り出した重点管理回線の情報と停止または停止予定の回線の情報とを比較し、重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線を抽出して出力する停止中重点管理回線抽出手段と、停止中重点管理回線抽出手段から重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、重点管理回線でかつ停止または停止予定回線について停止ルート数または停止予定ルート数を算出するとともに、閾値データベースから予め設定された閾値情報を取り出し、取り出された閾値情報に基づいて、算出された停止または停止予定ルート数が閾値を超えるか否か判別し、越えると重点管理回線であって停止または停止予定の回線を信頼度低下と判定し、信頼度低下と判定された回線の情報を出力する閾値判定手段と、閾値判定手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報を出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に信頼度低下の情報を送信する信頼度低下中回線抽出手段と、信頼度低下中回線抽出手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報に基づき構成管理データベースから物理回線構成情報を抽出して出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に物理回線構成情報を送信する健全ルート回線構成設備抽出手段と、健全ルート回線構成設備抽出手段から信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報を受け取ると、この信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報に基づき構成管理データベースから回線の構成部を含むすべての設備管理箇所を抽出し、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所にログインしている端末装置に通信制御部を介して信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める通報を送信して表示させる健全ルート回線設備管理箇所抽出手段とを備えたことにより、信頼度低下の対象となる信頼度低下の回線を管理する設備所管所には、信頼度低下の注意喚起の通知が迅速かつ効率的に送られるとともに、該当する回線の構成情報も送られる。健全ルートが通過する設備所管箇所すべてにも、すなわち、停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所にも、信頼度低下の状況を迅速かつ効率的に知らせることができ、通信ネットワーク全体に対する健全性が向上する。また、保安上重要な回線を優先して信頼度の度合いを判別することができるので、効率化が図られる。信頼度の度合いの判別を1工程で迅速に行うことができる。しかも、停止または予定停止のルートは健全ルートに比較して数が少ないので抽出が短時間で行われる。また、閾値はオペレータにより設定されるので、通信拠点間の冗長構成回線のルートについて、設備構成に応じてケースバイケースで柔軟にかつ単純に閾値を設定することができ、さらに、状況に応じて対応させることもできる。信頼度低下の判別結果だけでなく、設備情報も送信されるので、保安上重要な回線で信頼度が低下した回線の収容されているケーブル作業を抑制することができ、通信の健全性がより強化される。
本発明の請求項8に係る冗長構成通信回線における信頼度判別方法は、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させることを特徴とするものである。
本発明の請求項8に係る冗長構成通信回線における信頼度判別方法では、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させるようにしたことにより、健全ルートが通過する設備所管箇所すべてに拠点間を結ぶ回線の信頼度を迅速かつ効率的に通知して注意喚起を促すことができる。このため、通信ネットワーク全体に対する健全性が向上する。
本発明の請求項1に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させるようにしたので、拠点間を結ぶ回線の信頼度の低下が判明すると、健全ルートが通過する設備所管箇所すべてに注意喚起の通知が送られる。このため、停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所にも、信頼度低下の状況を知らせることができ、通信ネットワーク全体に対する健全性が向上する。
本発明の請求項7に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバは、ネットワーク全体の回線と設備とを含む通信設備の情報と通信拠点間で重点的に管理すべき重点管理回線の情報とを格納し、入力された通信設備の情報に基づいて物理回線構成情報と設備構成情報とを抽出して出力するとともに、重点管理回線を抽出して出力する構成管理データベースと、オペレータにより通信拠点間の冗長構成回線のルートにおけるサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートの数の度合いに基づいて予め設定され、通信の健全性確保への信頼度を決定する閾値情報を格納する閾値データベースと、外部から通信制御部を介して回線または設備のうち少なくともいずれか一方について障害情報が送られてくると、この障害情報を出力し、ネットワーク全体の障害情報を収集して管理する故障監視装置と、設備所管箇所端末装置から通信制御部を介して予定された停止作業の停止設備と停止日時とを含む計画情報を受け取ると、ネットワーク全体の計画情報を収集して管理するとともにこの計画情報を出力する作業計画管理手段と、故障監視装置から送られてきた障害情報と作業計画管理手段から送られてきた計画情報とのうち少なくともいずれか一方の停止または停止予定情報から、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止または停止予定の回線を抽出する停止中回線抽出手段と、停止中回線抽出手段から停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、構成管理データベースから重点管理すべき回線の情報を取り出し、取り出した重点管理回線の情報と停止または停止予定の回線の情報とを比較し、重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線を抽出して出力する停止中重点管理回線抽出手段と、停止中重点管理回線抽出手段から重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、重点管理回線でかつ停止または停止予定回線について停止ルート数または停止予定ルート数を算出するとともに、閾値データベースから予め設定された閾値情報を取り出し、取り出された閾値情報に基づいて、算出された停止または停止予定ルート数が閾値を超えるか否か判別し、越えると重点管理回線であって停止または停止予定の回線を信頼度低下と判定し、信頼度低下と判定された回線の情報を出力する閾値判定手段と、閾値判定手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報を出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に信頼度低下の情報を送信する信頼度低下中回線抽出手段と、信頼度低下中回線抽出手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報に基づき構成管理データベースから物理回線構成情報を抽出して出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に物理回線構成情報を送信する健全ルート回線構成設備抽出手段と、健全ルート回線構成設備抽出手段から信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報を受け取ると、この信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報に基づき構成管理データベースから回線の構成部を含むすべての設備管理箇所を抽出し、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所にログインしている端末装置に通信制御部を介して信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める通報を送信して表示させる健全ルート回線設備管理箇所抽出手段とを備えたので、拠点間を結ぶ回線の信頼度の低下が判明すると、健全ルートが通過する設備所管箇所すべてに注意喚起の通知が迅速に送られるので、通信ネットワーク全体に対する信頼性が向上する。保安上重要な回線が優先されるので、効率化を図ることができる。オペレータは、閾値を用いて状況に応じて信頼度低下の度合いを柔軟に設定することができる。信頼度低下の判別結果だけでなく、設備情報も送信されるので、通信の健全性がより強化される。
本発明の請求項8に係る冗長構成通信回線における信頼度判別方法では、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させるようにしたので、拠点間を結ぶ回線の信頼度の低下が判明すると、健全ルートが通過する設備所管箇所すべてに注意喚起の通知が送られる。このため、停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所にも、信頼度低下の状況を知らせることができ、通信ネットワーク全体に対する健全性が向上する。
本発明の第1の実施例に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムを示すシステム構成図である。(実施例1) 図1の信頼度判別システムにより信頼度低下の対象となっている設備所管箇所と対象外の設備所管箇所とにそれぞれ情報を通知する際の説明図である。 物理回線構成情報の表示の一部を示す説明図である。 物理回線構成情報の表示の一部を示す説明図である。 信頼度低下情報の表示の一部を示す説明図である。
障害の発生や停止作業があっても、通信ネットワークの冗長構成通信回線における信頼性を維持するという目的を、データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、センターサーバに、外部から回線または設備のうち少なくともいずれか一方についての障害情報、または予定停止作業の計画情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた障害情報と停止作業の計画情報とのうち少なくともいずれか一方の情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについて停止または停止予定の回線に基づいて停止ルートの数を抽出し、抽出された停止ルートの数に対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の低下が判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度低下の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させるようにしたことにより実現した。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムのシステム構成図である。本実施例に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムは、図1に示すように、エントリー端末と表示端末とが一体に構成され、予め決められた保守担当域のネットワーク回線の通信設備14を管理する端末(パーソナルコンピュータ、移動端末も含む。以下、設備所管箇所端末装置と称す。)10と、これら設備所管箇所端末装置10と通信回線(IP網、専用線網、公衆電話網等を含む。)を通じて接続され、情報の遣り取りを行うとともに、データベース21、22に格納された通信設備14の情報FCに基づいてネットワーク全体の回線を管理運用するセンターサーバ11とを備えて構成される。センターサーバ11は、エントリー端末と表示端末とが一体に構成された監視制御端末装置(図示せず)を備えている。本実施例でいうネットワークは、通信ネットワークをいう。また、通信設備14は、電源装置と電源装置により電源供給を受ける通信装置(設備)と通信装置に収容された回線とをいう。
設備所管箇所端末装置10は、通信ネットワーク全体のうち自己の保守担当域(支社)Fの通信ネットワーク回線の通信設備14を管理するようになっている。設備所管箇所端末装置10には、自己の保守担当域Fにおいて停止作業の計画が予定されると、この予定された停止作業の計画情報PLをセンターサーバ11の通信制御部12を通じてセンターサーバ11に送信する作業計画立案端末装置10Aが含まれる。
センターサーバ11は、通信ネットワークの通信設備14から通信制御部12を通じて障害情報FTを受け取る故障監視装置13を備えている。障害情報FC−FTには、回線または設備のうち少なくともいずれか一方についての障害情報FC−FTcl、FC−FTeq(回線の障害情報FC−FTcl、設備の障害情報FC−FTeq)が含まれる。故障監視装置13は、この障害情報FC−FT(回線の障害情報FC−FTcl、設備の障害情報FC−FTeq)を受け取ると、障害情報FC−FTを収集してネットワーク全体の障害情報FC−FTを管理するとともに、この障害情報FC−FTを外部に出力するようになっている。
また、センターサーバ11は、構成管理データベース21と閾値データベース22とを備えている。構成管理データベース21には、ネットワーク全体の回線と設備とを含む通信設備14の情報FCと、通信拠点間で重点的に管理すべき重点管理回線の情報Prとが格納される。また、構成管理データベースは21は、外部から計画情報PL(停止設備情報PLeqおよび停止日時情報PLdt)または障害情報FC−FT(例えば、設備に障害がある場合、障害のある設備情報FC−FTeq)が入力されると、これら情報PLeq、FC−FTeqに基づいて物理回線構成情報と設備構成情報とを抽出して出力するとともに、重点管理回線Prを抽出して出力するようになっている。閾値データベース22には、通信の健全性確保への信頼度を決定する閾値情報IFが格納される。閾値情報IFは、通信拠点間の冗長構成回線のルートにおけるサービス可能な健全ルートの数の度合いに基づいて、オペレータにより予め設定される。すなわち、通信拠点間の冗長構成回線のルートにおける健全ルートの数に対し、通信の健全性を確保するのに許容される停止ルート数(計画情報PLの場合、予定された停止ルート数)Nが閾値THとして設定される。閾値THは、例えば、図5に示すように、3つのルート001〜003がある場合、そのうちの2本が停止すると、信頼度低下と判別されるように設定される。言い換えれば、複数のルートが確保されていれば、健全であって信頼度低下ではないと判別するようにしている。なお、この閾値THは停止ルートの数Nに限られるものではなく、通信の健全性を確保するのに許容される停止ルートの停止率R(例えば、3本以上のルートでは停止しているルートの停止率が50%以下で健全とみなし、それより高いと信頼度低下と判定する。)のであってもよい。また、通信の健全性を確保するのに必要な健全ルートの数または停止ルートに対する健全ルートの比率であってもよい。
さらに、センターサーバ11は、作業計画管理部(作業計画管理手段)31を備えている。この作業計画管理部31は、設備所管箇所端末装置10のうち作業計画立案端末装置10Aから通信制御部12を介して計画情報PLが送られてくると(図1の1−1参照)、この計画情報PLを出力するとともに(図1の1−2参照)、ネットワーク全体の計画情報PLtを収集して管理するようになっている。この作業計画管理部31で管理される計画情報PLには、上述のように停止設備情報PLeqおよび停止日時情報PLdtとが含まれる。
センターサーバ11は、停止中回線抽出部(停止中回線抽出手段)32を備えている。この停止中回線抽出手段32は、故障監視装置13から障害情報FC−FT(障害のある設備情報FC−FTeq)が送られてくると(図1の1−3参照)、この障害情報FC−FTに基づいて、構成管理データベース21により、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止中の回線を抽出するようになっている(図1の1−4参照)。この停止中回線抽出部32は、また、作業計画管理部31から計画情報PL(停止設備情報PLeqおよび停止日時情報PLdt)が送られてくると(図1の1−2参照)、この計画情報PLに基づいて、構成管理データベース21により、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止予定の回線を抽出するようになっている(図1の1−4参照)。停止中回線抽出部32には、これら障害情報FC−FTと計画情報PLとの両方が入力されてもよく、いずれか一方のみが入力されてもよい。障害情報FC−FTのみが入力された場合、停止中の回線が抽出され、計画情報PLのみが入力された場合、停止予定の回線が抽出され、両方が入力された場合、停止中の回線と停止予定の回線とが抽出されるようになっている。停止中回線抽出部32は、停止中の回線または停止予定の回線とのうち少なくともいずれか一方を抽出すると、抽出された回線を出力するようになっている(図1の2−1参照)。停止予定の回線は、作業計画PLによる停止作業が当日か間近に迫っていてそのまま停止作業が行われると、停止される回線をいい、遠い将来の作業計画PLによる停止予定の回線は含まない。これら当日か間近な作業計画PLも遠い将来の作業計画PLもオペレータにより定義付けされ、設定される。
センターサーバ11は、停止中重点管理回線抽出部(停止中重点管理回線抽出手段)33を備えており、この停止中重点管理回線抽出部33は、停止中回線抽出部32から抽出された停止または停止予定の回線の情報CLを受け取ると(図1の2−1参照)、構成管理データベース21から、サービス可能な健全回線であって、かつ、通信拠点間で重点的に管理すべき重点管理回線の情報Prに基づいて、取り出した重点管理回線情報Prと停止または停止予定の回線の情報CLとを比較し、重点管理回線Prと一致する停止または停止予定の回線CL−Prを抽出して出力するようになっている。
センターサーバ11は、閾値判定部(閾値判定手段)34を備えている。この閾値判定部34は、停止中重点管理回線抽出部33から抽出された重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線の情報CL−Prを受け取ると(図1の2−2参照)、停止ルート数または停止予定ルート数Nを算出するとともに、閾値データベース22から予め設定された閾値情報IFを取り出し(図1の2−3参照)、取り出された閾値情報IFに基づいて、算出された停止または停止予定ルート数Nがオペレータにより設定された閾値THを超えるか否か判別し(N>TH)、越えると重点管理回線であって停止または停止予定の回線CL−Prを信頼度低下と判定し、信頼度低下と判定された回線の情報CL−Pr・Wを出力するようになっている。この閾値判定部34は、停止または停止予定の回線の数の度合い、または健全回線の数の度合いに応じて判別することもできるようになっており、数の多寡または比率により判別されるようになっている。
センターサーバ11は、信頼度低下中回線抽出部(信頼度低下中回線抽出手段)35を備えている。この信頼度低下中回線抽出部35は、閾値判定部34から出力され信頼度低下と判定された回線の情報CL−Pr・Wを受け取ると、この回線情報CL−Pr・Wを出力するようになっている(図1の2−4a参照)。この信頼度低下中回線抽出部35は、また、閾値判定部34から回線の情報CL−Pr・Wを受け取ると、この回線情報CL−Pr・Wを通信制御部12を介してこの回線を管理する設備所管箇所F(1・・・m)の設備所管箇所端末装置10Bに送信し(図1の2−4b参照)、信頼度低下の情報をこの設備所管箇所端末装置10Bに表示させるようになっている。このため、設備所管箇所端末装置10Bは、自己の保守担当箇所で、信頼度が低下した回線の情報を得ることができるようになっている。
センターサーバ11は、健全ルート回線構成設備抽出部(健全ルート回線構成設備抽出手段)36を備えている。この健全ルート回線構成設備抽出部36は、信頼度低下中回線抽出部35から出力され信頼度低下と判定された回線の情報CL−Pr・Wを受け取ると(図1の2−4a参照)、この回線情報CL−Pr・Wに基づき、構成管理データベース21から信頼度が低下している物理回線構成情報(図3および図4参照)を抽出し、この回線構成を通信制御部12を介して、この回線を管理する設備所管箇所F(1・・・m)の設備所管箇所端末装置10Bに送信し(図1の2−6a参照)、信頼度低下の回線構成情報をこの設備所管箇所端末装置10Bに表示させるようになっている。このため、設備所管箇所端末装置10Bは、自己の保守担当箇所で、信頼度が低下した回線の構成情報を得ることができるようになっている。
ところで、センターサーバ11は、健全ルート回線設備管理箇所抽出部(健全ルート回線設備管理箇所抽出手段)37を備えている。この健全ルート回線設備管理箇所抽出部37は、健全ルート回線構成設備抽出部36から出力された信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報を受け取ると(図1の2−6b参照)、この信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報に基づき構成管理データベース21から回線の構成部を含むすべての設備管理箇所F(1・・・m)〜F(10・・・n)を抽出し(図1の2−7参照)、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所F(10・・・n)の設備所管箇所端末装置10Cに通信制御部12を介して信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める注意喚起の通報を送信し、表示させるようになっている(図1の2−8参照)。
このように、本実施例に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムでは、図2に示すように、障害情報や停止作業情報により、通信の健全性に対する信頼度が低下した設備所管箇所端末装置10Bに、信頼度低下の情報とその回線構成情報を提供して表示させるとともに、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所F(10・・・n)を保守担当域に持つ設備所管箇所端末装置10Cに、信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める注意喚起の通報を送信して表示させるようになっている。
次に、本発明に係る冗長構成通信回線における信頼度判別方法について、上記実施例に係る冗長構成通信回線における信頼度判別システムの作用に基づいて説明する。本発明に係る冗長構成通信回線における信頼度判別方法は、まず、作業計画立案端末装置10Aから通信制御部12を介してセンターサーバ11に計画情報PLが送られてくると(図1の1−1参照)、作業計画管理部31は、これら計画情報PLを収集して、ネットワーク全体の計画情報PLtを管理するとともに、作業計画立案端末装置10Aから送られてきたこの計画情報PLを停止中回線抽出部32に出力する(図1の1−2参照)。また、通信ネットワークの通信設備14から通信制御部12を通じてセンターサーバ11の故障監視装置13に障害情報FC−FTが送られてくると、故障監視装置13は、障害情報FC−FTを収集してネットワーク全体の障害情報FC−FTを管理するとともに、この障害情報FC−FT(FC−FTcl、FC−FTeq)を停止中回線抽出部32に送出する(図1の1−3参照)。
停止中回線抽出部32では、故障監視装置13から送られてくる障害情報FC−FT(FC−FTeq、FC−FTcl)または作業計画管理部31から送られてくる作業停止の計画情報PL(停止設備情報PLeqおよび停止日時情報PLdt)のうち、少なくともいずれか一方の情報に基づいて、構成管理データベース21により該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止または停止予定の回線を抽出する。すなわち、故障監視装置13から障害情報FC−FTが送られてくると、この障害情報FC−FTに基づいて、構成管理データベース21により、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止中の回線を抽出し(図1の1−4参照)、抽出された停止中の回線の情報CLを停止中重点管理回線抽出部33に送出する(図1の2−1参照)一方、作業計画管理部31から計画情報PLが送られてくると、この計画情報PLに基づいて、構成管理データベース21により、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止予定の回線を抽出し(図1の1−4参照)、抽出された停止予定の回線の情報CLを停止中重点管理回線抽出部33に送出するようになっている(図1の2−1参照)。
停止中重点管理回線抽出部33では、停止中回線抽出部32から停止または停止予定の回線の情報CLが送られてくると、構成管理データベース21から、サービス可能な健全回線であって、かつ、通信拠点間で重点的に管理すべき重点管理回線の情報Prに基づいて、取り出した重点管理回線情報Prと停止または停止予定の回線の情報CLとを比較し、重点管理回線Prと一致する停止または停止予定の回線CL−Prを抽出して閾値判定部34に出力する。閾値判定部34では、停止中重点管理回線抽出部33から重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線の情報CL−Prを受け取ると、停止ルート数または停止予定ルート数Nを算出するとともに、閾値データベース22から予め設定された閾値情報IFを取り出し(図1の2−3参照)、取り出された閾値情報IFに基づいて、算出された停止または停止予定ルート数Nがオペレータにより設定された閾値THを超えるか否か判別し(N>TH)、越えると重点管理回線であって停止または停止予定の回線CL−Prを信頼度低下と判定し、信頼度低下と判定された回線の情報CL−Pr・Wを信頼度低下中回線抽出部35に出力する。
信頼度低下中回線抽出部35では、閾値判定部34から信頼度低下と判定された回線の情報CL−Pr・Wを受け取ると、この回線情報CL−Pr・Wを健全ルート回線構成設備抽出部36に出力する(図1の2−4a参照)一方、この回線情報CL−Pr・Wを通信制御部12を介してこの回線を管理する設備所管箇所F(1・・・m)の設備所管箇所端末装置10Bに送信し(図1の2−4b参照)、信頼度低下の情報CL−Pr・Wをこの設備所管箇所端末装置10Bに表示させるようになっている。このため、設備所管箇所端末装置10Bは、自己の保守担当箇所F1で、信頼度が低下した回線の情報CL−Pr・Wを得ることができるようになっている。健全ルート回線構成設備抽出部36では、信頼度低下中回線抽出部35から信頼度低下と判定された回線の情報CL−Pr・Wを受け取ると(図1の2−4a参照)、この回線情報CL−Pr・Wに基づき、構成管理データベース21から信頼度が低下している物理回線構成情報を抽出し、この回線構成を通信制御部12を介して、先の回線情報CL−Pr・Wの送信に続いて、設備所管箇所端末装置10Bに送信し(図1の2−6a参照)、信頼度低下の回線構成情報をこの設備所管箇所端末装置10Bに表示させるとともに、この回線構成情報を、健全ルート回線設備管理箇所抽出部37に送出するようになっている(図1の2−6b参照)。このため、設備所管箇所端末装置10Bは、信頼度が低下した回線の情報CL−Pr・Wだけでなく、その回線情報について回線構成の情報も得られるようになっている。
健全ルート回線設備管理箇所抽出部37では、健全ルート回線構成設備抽出部36から、信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報を受け取ると(図1の2−6b参照)、この信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報に基づき構成管理データベース21から回線の構成部を含むすべての設備管理箇所F(1・・・m)〜F(10・・・n)を抽出し(図1の2−7参照)、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所F(10・・・n)の設備所管箇所端末装置10Cに通信制御部12を介して信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める注意喚起の通報を送信し、表示させるようになっている(図1の2−8参照)。このため、本実施例に係る冗長構成通信回線における信頼度判別方法では、障害情報や停止作業情報により、通信の健全性に対する信頼度が低下した設備所管箇所F(1・・・m)の設備所管箇所端末装置10Bに、信頼度低下の情報CL−Pr・Wとその回線構成情報を提供して表示させるとともに、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所F(10・・・n)を保守担当域に持つ設備所管箇所端末装置10Cに、信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める注意を喚起する通報を送信して表示させるようになっている。このため、停止対象外の他ルートの健全区間の設備所管箇所であっても、オペレータは信頼度が低下していることを予め知ることができ、健全ルート回線に係る回線や設備等に対して作業を実施するに当たって、注意深く行うか、作業の実施を見合わせたりすることができ、システム停止のような最悪の事象の発生を防ぐことができる。
なお、上記各実施例では、作業計画情報PLに含まれる停止予定の回線情報(停止設備情報PLeqおよび停止日時情報PLdt)では、停止作業が当日か間近に迫っていてそのまま停止作業が行われると、停止される回線をいい、遠い将来の作業計画PLによる停止予定の回線は含まないようにしているがこれに限られるものではなく、作業計画管理部に、作業計画の情報PLが格納される作業計画管理データベースを設け、遠い将来の作業計画PLについても、停止作業が混み合うと信頼度低下の有無を判別するようにしてもよい。
10 設備所管箇所端末装置
10C 設備所管箇所端末装置
11 センターサーバ
14 通信設備
21 構成管理データベース(データベース)
22 閾値データベース(データベース)
FC 通信設備の情報
PL 停止作業の計画情報
FC−FT 通信設備の障害情報
N 停止または停止予定ルートの数(数の度合い)
TH 閾値
F(10・・・n) 健全ルートの通過箇所
CL−Pr・W 信頼度の判別結果

Claims (8)

  1. データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、
    センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させることを特徴とする冗長構成通信回線における信頼度判別システム。
  2. センターサーバに送信されてきた障害情報と停止作業の計画情報とのうち少なくともいずれか一方の情報に基づいて、停止または停止予定の回線を抽出し、抽出された回線について、重点管理すべき回線か否かを判別して抽出し、判別されて抽出された重点管理回線のルートについて、閾値により信頼度を判別することを特徴とする請求項1に記載の冗長構成通信回線における信頼度判別システム。
  3. 抽出された数の度合いは、冗長構成回線のルートについて停止または停止予定のルートの数が算出されるかまたはそのルートの数からルートの停止率が割り出されて導かれ、閾値は、これら算出された停止または停止予定ルート数または割り出された停止率に対して設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の冗長構成通信回線における信頼度判別システム。
  4. 抽出された数の度合いは、冗長構成回線のルートについて停止または停止予定のルートを除いた健全ルートの数が算出されるかまたはそのルートの数からルートの健全率が割り出されて導かれ、閾値は、これら算出された健全ルートの数または割り出されたルートの健全率に対して設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の冗長構成通信回線における信頼度判別システム。
  5. 信頼度の判別結果に基づいて、データベースより該当する回線構成情報を抽出し、この抽出された回線構成情報を信頼度の判別結果とともに送信して表示させることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1に記載の冗長構成通信回線における信頼度判別システム。
  6. 信頼度が低いと判別されると、この判別結果に基づいて、信頼度低下のルートに該当する箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出するとともに、この判別結果に基づいて、データベースより該当する回線構成情報を抽出し、この抽出された回線構成情報を信頼度低下の判別結果とともに送信して表示させることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1に記載の冗長構成通信回線における信頼度判別システム。
  7. データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、
    センターサーバは、
    ネットワーク全体の回線と設備とを含む通信設備の情報と通信拠点間で重点的に管理すべき重点管理回線の情報とを格納し、入力された通信設備の情報に基づいて物理回線構成情報と設備構成情報とを抽出して出力するとともに、重点管理回線を抽出して出力する構成管理データベースと、
    オペレータにより通信拠点間の冗長構成回線のルートにおけるサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートの数の度合いに基づいて予め設定され、通信の健全性確保への信頼度を決定する閾値情報を格納する閾値データベースと、
    外部から通信制御部を介して回線または設備のうち少なくともいずれか一方について障害情報が送られてくると、この障害情報を出力し、ネットワーク全体の障害情報を収集して管理する故障監視装置と、
    設備所管箇所端末装置から通信制御部を介して予定された停止作業の停止設備と停止日時とを含む計画情報を受け取ると、ネットワーク全体の計画情報を収集して管理するとともにこの計画情報を出力する作業計画管理手段と、
    故障監視装置から送られてきた障害情報と作業計画管理手段から送られてきた計画情報とのうち少なくともいずれか一方の停止または停止予定情報から、該当する区間の冗長構成回線のルートについて停止または停止予定の回線を抽出する停止中回線抽出手段と、
    停止中回線抽出手段から停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、構成管理データベースから重点管理すべき回線の情報を取り出し、取り出した重点管理回線の情報と停止または停止予定の回線の情報とを比較し、重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線を抽出して出力する停止中重点管理回線抽出手段と、
    停止中重点管理回線抽出手段から重点管理回線と一致する停止または停止予定の回線の情報を受け取ると、重点管理回線でかつ停止または停止予定回線について停止ルート数または停止予定ルート数を算出するとともに、閾値データベースから予め設定された閾値情報を取り出し、取り出された閾値情報に基づいて、算出された停止または停止予定ルート数が閾値を超えるか否か判別し、越えると重点管理回線であって停止または停止予定の回線を信頼度低下と判定し、信頼度低下と判定された回線の情報を出力する閾値判定手段と、
    閾値判定手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報を出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に信頼度低下の情報を送信する信頼度低下中回線抽出手段と、
    信頼度低下中回線抽出手段から信頼度低下と判定された回線の情報を受け取ると、この回線情報に基づき構成管理データベースから物理回線構成情報を抽出して出力するとともに、通信制御部を介してこの回線を管理する設備所管箇所の設備所管箇所端末装置に物理回線構成情報を送信する健全ルート回線構成設備抽出手段と、
    健全ルート回線構成設備抽出手段から信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報を受け取ると、この信頼度低下と判定された回線の物理回線構成情報に基づき構成管理データベースから回線の構成部を含むすべての設備管理箇所を抽出し、健全ルートの回線が通過する設備所管箇所にログインしている端末装置に通信制御部を介して信頼度低下のため健全ルートを確保するように求める通報を送信して表示させる健全ルート回線設備管理箇所抽出手段とを備えたことを特徴とする冗長構成通信回線における信頼度判別システム。
  8. データベースに格納された通信設備の情報に基づいてネットワーク全体の回線と設備とを管理運用し、外部から予定された停止作業の計画情報と通信設備の障害情報とがそれぞれ送信されてくるセンターサーバと、このセンターサーバと通信を通じて通信設備の状況についての情報を遣り取り可能に接続され設備所管箇所のネットワークの回線と設備とを管理する設備所管箇所端末装置とを備え、
    センターサーバに、外部から障害情報または計画情報のうち少なくともいずれか一方により回線または設備について停止または停止予定情報が送られてくると、センターサーバは、送信されてきた停止または停止予定情報から、通信拠点間の冗長構成回線のルートについてサービス可能な健全ルートと停止または停止予定ルートとの数を抽出し、抽出されたこれら数の度合いに対し、予め設定された閾値に基づいて通信の健全性に対する信頼度を判別し、信頼度の度合いが判別されると、健全ルートの通過箇所を有する設備所管箇所にログインしている端末装置を抽出し、信頼度の判別結果を、当該設備所管箇所端末装置に送信して表示させることを特徴とする冗長構成通信回線における信頼度判別方法。
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