JP2010199982A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像を表示する際にアンテナが受ける電磁妨害の影響を低減すること。
【解決手段】 表示側部2と、表示側部2と相対的に移動可能に接続された操作側部3と、表示側部2に配置されたLCD15と、LCD15を制御するドライバIC51と、表示側部2に配置され、ドライバIC51が一方の面に形成されたプリント配線基板53と、操作側部3に配置されたアンテナ22Aと、を備え、表示側部2と操作側部3とは、操作側部3の重畳面が表示側部2により覆い隠される閉状態から相対的に移動して重畳面の少なくとも1部が露出する開状態に接続状態を変化可能であり、表示側部2と操作側部3とが閉状態または開状態のときに、プリント配線基板53がドライバIC51とアンテナ22Aとの間の位置に配置される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、無線通信可能な無線通信装置に関する。
近年、携帯電話機は、基地局との間で無線通信するために、無線信号を受信するためのアンテナを備える一方、液晶表示装置等の表示装置を駆動するためのドライバ回路を備えている。ドライバ回路は、電磁波を放出するため、無線信号を受信するためのアンテナが、ドライバ回路が放出する電磁波を受信してしまうと、電磁妨害(Electro Magnetic Interference)の影響を受ける。
携帯電話機は、携帯の利便性から小型化、薄型化が求められている一方、操作の利便性から表示装置の表示面積の拡大が求められている。ドライバ回路は、配線を短くするために表示装置の近傍に配置することが望ましい。一方、アンテナを配置する位置は、自由度があるが、通話時に開状態に、携帯時に閉状態に形態を変化させる携帯電話機においては、形態によってはドライバ回路の近傍にアンテナが位置するのを避けられない場合がある。
特開平9―218649号公報には、受信した無線信号を復調する受信ボードと、復調された信号を処理するロジックボードと、処理した信号を液晶板の制御信号に変換する液晶駆動用ドライバと、該制御信号の制御により受信した情報を表示する液晶板と、該液晶板の背面側の液晶板と液晶駆動用ドライバとの間に配置され発光して液晶板を照明するEL板と、EL板の液晶駆動用ドライバと対面する側に配置された導電性のシールド板とからなる液晶表示装置において、導電性のシールド板は液晶駆動用ドライバと対面する側にEL板と一体に構成され、GNDに接続して液晶駆動ノイズを効率良く除去する液晶表示装置が記載されている。
しかしながら、従来の技術によれば、アンテナがドライバ回路から発生する磁界の影響を減少させるために、シールド板を配置しなければならないといった問題や、筐体の開閉等によりアンテナとドライバ回路との相対位置が変化する場合に対応できていないといった問題があった。
特開平9―218649号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、画像を表示する際にアンテナが受ける電磁妨害の影響を低減することが可能な無線通信装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、携帯通信装置は、第1の筐体と、第1の筐体と相対的に移動可能に接続された第2の筐体と、第1の筐体に配置された表示装置と、表示装置を制御する表示制御回路と、第1の筐体に配置され、表示制御回路が一方の面に形成されたプリント配線基板と、第2の筐体に配置され、無線信号を受信するアンテナと、を備え、第1の筐体と第2の筐体とは、第2の筐体の重畳面の少なくとも一部が第1の筐体により覆い隠される閉状態から相対的に移動して重畳面の少なくとも一部が露出する開状態に接続状態を変化可能であり、第1の筐体と第2の筐体とが閉状態または開状態のときに、プリント配線基板が表示制御回路とアンテナとの間の位置に配置される。
この局面によれば、閉状態または開状態のときに、プリント配線基板が表示制御回路とアンテナとの間の位置に配置されるので、表示制御回路が発生する電磁波がプリント配線基板によってシールドされるとともに、表示制御回路とアンテナとの間の距離を可能な限り離すことができる。その結果、画像を表示する際にアンテナが受ける電磁妨害の影響を低減することが可能な無線通信装置を提供することができる。
好ましくは、表示装置に表示するための画像を生成する画像生成回路を、さらに備え、プリント配線基板は、表示制御回路が形成される面に、表示制御回路を画像生成回路と接続するための接続コネクタが配置される。
好ましくは、表示制御回路は、アンテナが所定の無線信号を受信することに応じて、予め定められた画像を表示装置に表示させる。
好ましくは、第1の筐体と第2の筐体とが閉状態のときにおける表示制御回路とアンテナとの間の距離は、第1の筐体と第2の筐体とが開状態のときにおける表示制御回路とアンテナとの間の距離よりも短い。
好ましくは、表示制御回路は、閉状態においてアンテナが所定の無線信号を受信することに応じて、予め定められた画像を表示装置に表示させる。
好ましくは、プリント配線基板の表示制御回路が形成される面とは反対側の面に形成され、表示制御回路を接地するための接地部を、さらに備える。
この局面に従えば、閉状態または開状態のときに、接地部が表示制御回路とアンテナとの間の位置に配置されるので、表示制御回路が発生する電磁波が接地部によってシールドされる。このため、画像を表示する際にアンテナが受ける電磁妨害の影響をさらに低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の一つにおける携帯電話の外観を示す斜視図である。図1を参照して、携帯電話機1は、第1の筐体としての表示側部2と、第2の筐体としての操作側部3と、を含む。表示側部2は、その裏面が操作側部3の表面と向かい合うように、操作側部3に長手方向にスライド可能に取り付けられる。図1においては、表示側部2を操作側部3に対してスライドさせて、携帯電話機1が開いた開状態を示している。携帯電話機1が閉じた閉状態においては、表示側部2の裏面は、操作側部3の表面と重なる。
表示側部2の表面は、表示装置としての液晶表示装置(LCD)15と、レシーバとしての第1スピーカ11と、が配置される。なお、ここでは携帯電話機1がLCD15を備える例を示すが、LCD15に代えて、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いてもよい。
携帯電話機1が開いた開状態において、操作側部3の表面(重畳面)の一部が露出する。操作側部3は、操作キー17と、マイクロホン13とが配置される。携帯電話機1が閉じた閉状態において、操作側部3の表面に設けられた操作キー17が表示側部2により覆い隠される。
なお、表示側部2と操作側部3とがスライド可能であれば、閉状態において表示側部2の裏面の一部が操作側部3の表面と重なってよいし、表示側部2の裏面の全部が操作側部3の表面の一部と重なってよい。この場合、操作側部3の表面のうち閉状態において表示側部2と重なる部分を重畳面という。
図2は、本実施の形態における携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2を参照して、携帯電話機1は、携帯電話機1の全体を制御するための制御部21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、音声データを符号化または復号するためのコーデック部23と、音声データを処理し音声を制御するための音声制御部28と、ユーザの操作の入力を受け付ける操作キー17と、制御部21で実行するプログラム等を記憶するためのフラッシュメモリ31と、制御部21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)32と、を含む。
無線回路22は、制御部21により制御され、無線基地局と通信する。具体的には、無線回路22は、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した音声信号をコーデック部23に出力する。また、無線回路22は、コーデック部23から音声信号が入力され、音声信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。コーデック部23は、無線回路22から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、音声制御部28に出力する。また、コーデック部23は、音声制御部28からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号を無線回路22に出力する。
また、無線回路22は、無線基地局との間でデータ通信が可能である。特に、無線回路22は、無線基地局に接続された電子メールサーバと無線基地局を介して通信することが可能である。無線回路22は、電子メールサーバから送信される電子メールを受信し、制御部21に出力する。また、無線回路22は、制御部21から入力される電子メールを電子メールサーバに送信する。制御部21は、電子メールサーバとの間で送受信した電子メールをフラッシュメモリ31に記憶する。
操作キー17は、表面の露出する部分に通話キー、通話終了キー、上下左右にカーソルを移動させるための指示キー、テンキーを含む。操作キー17は、ユーザにより押下されると、押下されたことを示す信号を制御部21に出力する。
音声制御部28は、マイクロホン13と接続され、マイクロホン13が集音して出力するアナログの音声信号が入力される。音声制御部28は、マイクロホン13から入力される音声信号をコーデック部23に出力する。また、音声制御部28は、コーデック部23から音声信号が入力され、コーデック部23から入力された音声信号をスピーカ11に出力する。
図3は、閉状態における携帯電話機の模式的断面図である。図4は、開状態における携帯電話機の模式的断面図である。図3および図4を参照して、表示側部2は、スピーカ11と、表示装置としてのLCD15と、LCD15の表示を制御するための表示制御回路が形成されたドライバIC51と、ドライバIC51が搭載されるプリント配線基板53と、を備える。表示側部2は、スピーカ11、LCD15、プリント配線基板53の順に、表示側部2の長手方向に図面上から順に配置される。換言すれば、スピーカ11とプリント配線基板53との間に、LCD15が配置される。LCD15は、表示側部2が有する6つの表面のうち操作側部3に対向する面と反対側の面に露出して配置される。これにより、ユーザは、閉状態および開状態のいずれの状態においてもLCD15の表示面を視認できる。
プリント配線基板53は、LCD15とフレキシブルプリント配線基板54によって接続され、表示制御回路が形成されたドライバIC51と接続コネクタ57とが、プリント配線基板53が有する2面のうち操作側部3を向く面の裏面に搭載される。
操作側部3は、メインプリント配線基板63と、アンテナ22Aと、マイクロホン13と、操作キー17と、を備える。メインプリント配線基板63、アンテナ22Aの順に、操作側部3の長手方向に図面上から順に配置される。
操作キー17とマイクロホン13とは、操作側部3が有する6つの表面のうち操作側部3に対向する面の図面下方に配置される。操作キー17とマイクロホン13とは、携帯電話機1が開状態のときに露出するが、携帯電話機1が閉状態のときに表示側部2によって覆い隠される。このため、ユーザは、携帯電話機1が開状態のときに操作キー17を操作することができる。マイクロホン13は、ユーザが携帯電話機1を開状態にして通話する際に、ユーザが発する音声を収集しやすいように、操作側部3のスピーカ11とできるだけ離れた位置に配置される。操作キー17とマイクロホン13とは、メインプリント配線基板63と接続される。
メインプリント配線基板63は、図2に示した制御部21、無線回路22、コーデック部23、音声制御部28、フラッシュメモリ31およびRAM32が搭載される。また、メインプリント配線基板63は、コネクタ65を有する。コネクタ65は、プリント配線基板53に搭載された接続コネクタ57と、フレキシブル配線基板59で接続される。これにより、制御部21と、ドライバIC51とが、携帯電話機1が閉状態および開状態のいずれの状態にあるときにおいてもフレキシブル配線基板59を介して電気的に接続される。なお、フレキシブル配線基板59に代えて、同軸ケーブルを用いて接続するようにしてもよい。
一方、フレキシブル配線基板59とドライバIC51とのインピーダンス不整合によって、ドライバIC51から出力された信号が反射する。これによって、フレキシブル配線基板59が接続される接続コネクタ57においてノイズとなる電磁波が発生する。
図4に示すように、携帯電話機1が開状態のときにおけるドライバIC51とアンテナ22Aとの相対的な位置は、図3に示す携帯電話機1が開状態のときにおけるドライバIC51とアンテナ22Aとの相対的な位置と比較して長い。このため、携帯電話機1が開状態のときにおいては、ドライバIC51が駆動してドライバIC51および接続コネクタ57において発生する電磁波がアンテナ22Aに与える影響は、携帯電話機1が開状態の時よりも閉状態の時のほうが大きい。図3に示すように、携帯電話機1が閉状態のとき、ドライバIC51および接続コネクタ57と、アンテナ22Aとが最も接近する位置となる。
本実施の形態における携帯電話機1は、携帯電話機1が閉状態において、ドライバIC51および接続コネクタ57とアンテナ22Aとの間にプリント配線基板53が配置される。このため、プリント配線基板53により、ドライバIC51が駆動して発生する電磁波が減少するので、アンテナ22Aが、ドライバIC51が駆動して発生する磁界の影響を減少することができ、アンテナ22Aが電波を受信することができる。
また、ドライバIC51および接続コネクタ57が、プリント配線基板53が備える2面のうちアンテナ22Aに対向する面と反対の裏面に配置される。このため、ドライバIC51および接続コネクタ57がプリント配線基板53のアンテナ22Aに対向する面に配置される場合に比較して、携帯電話機1が閉状態におけるドライバIC51および接続コネクタ57と、アンテナ22Aとの間の距離を長くすることができ、ドライバIC51が駆動して発生する電磁波の影響を、アンテナ22Aが受けるのを減少することができる。
携帯電話機1が閉状態においてアンテナ22Aが着信信号の電磁波を受信する場合がある。この場合、制御部21は、画像生成回路を有し、発信者の電話番号等を含み、着信を報知するための着信報知画面の画像を生成し、ドライバIC51を駆動し、LCD15に着信報知画面の画像を表示させる。着信報知画面をLCD15に表示するためにドライバIC51を駆動したとしても、ドライバIC51および接続コネクタ57と、アンテナ22Aとの間にプリント配線基板53が配置されるので、ドライバIC51および接続コネクタ57とアンテナ22Aとの間の距離を可能な限り長くするとともに、ドライバIC51および接続コネクタ57より発生する磁界をプリント配線基板53により減衰することができる。これにより、アンテナ22Aが電波を良好に受信することができる。
<第1の変形例>
図5は、第1の変形例における携帯電話機の閉状態における模式的断面図である。図では、携帯電話機が閉状態における断面図を示している。図5を参照して、第1の変形例における携帯電話機1が図3に示した携帯電話機1と異なる点は、プリント配線基板53のドライバIC51および接続コネクタ57が搭載される面の裏面に、ドライバIC51を接地するための接地パターン(接地部)55を形成した点である。その他の構成は図3および図4に示したのと同じなので、ここでは説明を繰返さない。
第1の変形例における携帯電話機1は、プリント配線基板53のドライバIC51および接続コネクタ57が搭載される面の裏面に接地パターン55を形成したので、この接地パターン55によりドライバIC51が駆動して発生する電磁波または接続コネクタ57が発生する電磁波が接地パターン55によってシールドされる。このため、アンテナ22Aが、ドライバIC51が駆動することにより受ける電磁波の影響をさらに減少することができる。
<第2の変形例>
図6および図7は、第2の変形例における携帯電話機の模式的断面図である。図6は閉状態における断面図を示し、図7は開状態における断面図を示す。図3および図4に示した携帯電話機1と異なる点は、アンテナ22Aとメインプリント配線基板63とが逆に配置される点である。操作側部3において、アンテナ22A、メインプリント配線基板63の順に、操作側部3の長手方向に図面上から順に配置される。このため、図7に示すように、携帯電話機1が開状態のときにおけるドライバIC51とアンテナ22Aとの相対的な位置は、図6に示す携帯電話機1が閉状態のときにおけるドライバIC51とアンテナ22Aとの相対的な位置と比較して短い。このため、携帯電話機1が開状態のときにおいては、ドライバIC51が駆動してドライバIC51および接続コネクタ57において発生する電磁波がアンテナ22Aに与える影響は、携帯電話機1が閉状態の時よりも大きい。図7に示すように、携帯電話機1が開状態のとき、ドライバIC51および接続コネクタ57と、アンテナ22Aとが最も接近する位置となる。
第2の変形例における携帯電話機1は、携帯電話機1が開状態において、ドライバIC51および接続コネクタ57とアンテナ22Aとの間にプリント配線基板53が配置される。このため、プリント配線基板53により、ドライバIC51が駆動して発生する電磁波が減少するので、アンテナ22Aが、ドライバIC51が駆動して発生する電磁波の影響を減少することができ、アンテナ22Aが電波を良好に受信することができる。
また、ドライバIC51および接続コネクタ57が、プリント配線基板53が備える2面のうちアンテナ22Aに対向する面と反対の裏面に配置される。このため、ドライバIC51および接続コネクタ57がプリント配線基板53のアンテナ22Aに対向する面に配置される場合に比較して、携帯電話機1が閉状態におけるドライバIC51および接続コネクタ57と、アンテナ22Aとの間の距離を長くすることができ、ドライバIC51が駆動して発生する磁界の影響を、アンテナ22Aが受けるのを減少することができる。
携帯電話機1が開状態においては、通常はユーザがLCD15に画面を表示させている場合が多い。このように、携帯電話機1が開状態でLCD15に画面が表示されている場合であっても、ドライバIC51および接続コネクタ57と、アンテナ22Aとの間にプリント配線基板53が位置するので、ドライバIC51および接続コネクタ57とアンテナ22Aとの間の距離を可能な限り長くするとともに、ドライバIC51および接続コネクタ57より発生する電磁波をプリント配線基板53により減衰することができる。これにより、アンテナ22Aが良好な電波を受信することができる。
なお、第1の変形例を第2の変形例に適用することにより、第1の変形例で示される接地パターン55により、ドライバIC51および接続コネクタ57より発生する磁界の影響をアンテナ22Aがより受けにくくすることができる。
なお、本実施の形態においては、表示側部2と、操作側部3とがスライドすることにより相対的な位置を変更し、開状態と閉状態とに形態を変化するスライド式の携帯電話機1を例に示したが、開状態と閉状態とに形態を変化することにより、アンテナ22AとドライバIC53および接続コネクタ57との間の距離が開状態と閉状態とで異なる携帯電話機であれば、リボルバ式または折りたたみ式の携帯電話機であってもよい。リボルバ式の携帯電話機は、表示側部2と操作側部3とがLCD15の表示面に垂直な回転軸で連結されており、表示側部2と操作側部3とが回転軸を中心に相対的に回転して開状態と閉状態とに形態を変化する携帯電話機である。折りたたみ式の携帯電話機は、表示側部2と操作側部3とがLCD15の表示面に平行な回転軸で連結されており、表示側部2と操作側部3とが回転軸を中心に相対的に回転して開状態と閉状態とに形態を変化する携帯電話機である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の一つにおける携帯電話の外観を示す斜視図である。 本実施の形態における携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 閉状態における携帯電話機の模式的断面図である。 開状態における携帯電話機の模式的断面図である。 第1の変形例における携帯電話機の閉状態における模式的断面図である。 第2の変形例における携帯電話機の閉状態における模式的断面図である。 第2の変形例における携帯電話機の開状態における模式的断面図である。
1 携帯電話機、2 表示側部(第1の筐体)、3 操作側部(第2の筐体)、11 スピーカ、13 マイクロホン、15 LCD(表示装置)、17 操作キー、21 制御部(画像生成回路)、22 無線回路、22A アンテナ、23 コーデック部、28 音声制御部、31 フラッシュメモリ、51 ドライバIC(表示制御回路)、53 プリント配線基板、54 フレキシブル配線基板、55 接地パターン(接地部)、57 接続コネクタ、65 コネクタ、59 フレキシブル配線基板、63 メインプリント配線基板。

Claims (6)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体と相対的に移動可能に接続された第2の筐体と、
    前記第1の筐体に配置された表示装置と、
    前記表示装置を制御する表示制御回路と、
    前記第1の筐体に配置され、前記表示制御回路が一方の面に形成されたプリント配線基板と、
    前記第2の筐体に配置され、無線信号を受信するアンテナと、を備え、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、前記第2の筐体の重畳面の少なくとも一部が前記第1の筐体により覆い隠される閉状態から相対的に移動して前記重畳面の少なくとも一部が露出する開状態に接続状態を変化可能であり、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが前記閉状態または前記開状態のときに、前記プリント配線基板が前記表示制御回路と前記アンテナとの間の位置に配置される、無線通信装置。
  2. 前記表示装置に表示するための画像を生成する画像生成回路を、さらに備え、
    前記プリント配線基板は、前記表示制御回路が形成される面に、前記表示制御回路を前記画像生成回路と接続するための接続コネクタが配置される、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記表示制御回路は、前記アンテナが所定の無線信号を受信することに応じて、予め定められた画像を前記表示装置に表示させる、請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とが前記閉状態のときにおける前記表示制御回路と前記アンテナとの間の距離は、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが前記開状態のときにおける前記表示制御回路と前記アンテナとの間の距離よりも短い、請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 前記表示制御回路は、前記閉状態において前記アンテナが所定の無線信号を受信することに応じて、予め定められた画像を前記表示装置に表示させる、請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記プリント配線基板の前記表示制御回路が形成される面とは反対側の面に形成され、前記表示制御回路を接地するための接地部を、さらに備えた、請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信装置。
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