JP2010199955A - 情報処理装置、無線端末、情報処理プログラム、及び無線端末プログラム - Google Patents

情報処理装置、無線端末、情報処理プログラム、及び無線端末プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多数の無線端末が効率よく更新ファイルを確実に受信する。
【解決手段】管理サーバ2は、中継機3aを介して無線端末5に更新ファイルをブロードキャスト送信により送信し、その後何度か同じ更新ファイルを再送する。更新ファイルの送信先に該当する無線端末5は、管理サーバ2が送信する更新ファイルを受信し、当該受信に失敗すると、再送されてくる更新ファイルを受信する。そして、更新ファイルを受信した無線端末5は、当該更新ファイルを用いてファイルの更新を行う。更に、再送による更新ファイルの受信に失敗した無線端末5があった場合、管理サーバ2は、これらの無線端末5に個別に対応して受信に失敗した更新ファイルをユニキャスト送信により送信し、当該無線端末5のファイルを更新させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、無線端末、情報処理プログラム、及び無線端末プログラムに関し、例えば、消費電力を低減しつつ、情報の送信を高速に行うものに関する。
例えば、電子棚札システムでは、1台の管理サーバに数台の中継機を介して多数の無線端末(電子棚札端末)が接続している。
これら無線端末のプログラムやデータなどのファイルを更新する場合、管理サーバから無線端末に更新用のファイル(以下、更新ファイル)を送信して、無線端末にファイルの更新を行わせる必要がある。
このように端末にファイルの更新を行わせる技術として次の特許文献1の「計算機ネットワークシステムおよびプログラム更新方法」がある。
この技術は、端末にプログラム更新情報を送信しておき、端末に更新の必要なプログラムを判断させて更新させるものである。
この方法では、複数の端末に更新ファイルをまとめて送信することができるため効率がよいが、電子棚札システムのような多数の端末(数万台に及ぶこともある)を備えたシステムでは、更新ファイルの判断以前に、更新ファイルの受信に失敗する端末が存在し、特に端末が無線で通信する場合、失敗する頻度が高くなるという問題があった。
一方、データを受信した端末が送達確認信号(ACK信号)を応答し、それによるエラー再送が可能なユニキャスト転送で更新ファイルを送信すると確実に送信することができるが、端末数が多いと長時間を要してしまうという問題があった。
そこで、多数の無線端末が如何に効率よく更新ファイルを確実に受信するかが課題となっていた。
特開平11−312080号公報
本発明は、多数の無線端末のファイル更新を効率よく行うことを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、無線端末に情報を送信する情報処理装置であって、1回の送信で所定の情報を複数の無線端末に送信する情報送信手段と、前記所定の情報の送信の後、前記複数の無線端末が前記所定の情報を受信したか否かを前記無線端末ごとに判断する判断手段と、前記判断手段にて前記所定の情報を受信していないと判断した無線端末に前記所定の情報を個別に送信する個別送信手段と、を具備したことを特徴とする情報処理装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、前記情報送信手段は、前記1回の送信を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記無線端末ごとに前記所定の情報を受信したか否かを問い合わせる問い合わせ手段を具備し、前記判断手段は、前記問い合わせに対する応答によって各々の前記無線端末が前記所定の情報を受信したか否かを判断することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の情報処理装置を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記複数の無線端末のうち、前記所定の情報の送信対象となっている無線端末以外の無線端末に前記所定の情報の受信を停止させる停止手段を具備したことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の情報処理装置を提供する。
請求項5に記載の発明では、情報処理装置が1回の送信で複数の無線端末に送信する所定の情報を受信する情報受信手段と、前記受信に失敗した場合に、前記情報処理装置に前記所定の情報を受信しなかった旨の応答を行う応答手段と、を具備したことを特徴とする無線端末を提供する。
請求項6に記載の発明では、前記情報処理装置は、前記1回の送信を複数回繰り返し、前記情報受信手段は、前記複数回繰り返し送信されてくる前記所定の情報の受信に成功するまで受信を繰り返すことを特徴とする請求項5に記載の無線端末を提供する。
請求項7に記載の発明では、前記情報受信手段は、前記所定の情報の受信に成功した後、繰り返し送信されてくる前記所定の情報の受信を停止することを特徴とする請求項6に記載の無線端末を提供する。
請求項8に記載の発明では、前記応答手段は、前記情報処理装置から受信が成功したか否かの問い合わせがあった場合に前記応答を行うことを特徴とする請求項5、請求項6、又は請求項7に記載の無線端末を提供する。
請求項9に記載の発明では、自己が前記情報処理装置が送信する前記所定の情報の送信対象でなかった場合に、前記所定の情報の受信を停止する停止手段を具備したことを特徴とする請求項5から請求項8までのうちの何れか1の請求項に記載の無線端末を提供する。
請求項10に記載の発明では、無線端末に情報を送信する情報処理機能をコンピュータで実現する情報処理プログラムであって、1回の送信で所定の情報を複数の無線端末に送信する情報送信機能と、前記所定の情報の送信の後、前記複数の無線端末が前記所定の情報を受信したか否かを前記無線端末ごとに判断する判断機能と、前記判断機能にて前記所定の情報を受信していないと判断した無線端末に前記所定の情報を個別に送信する個別送信機能と、をコンピュータで実現する情報処理プログラムを提供する。
請求項11に記載の発明では、情報処理装置が1回の送信で複数の無線端末に送信する所定の情報を受信する情報受信機能と、前記受信に失敗した場合に、前記情報処理装置に前記所定の情報を受信しなかった旨の応答を行う応答機能と、をコンピュータで実現する無線端末プログラムを提供する。
本発明では、更新ファイルを複数回再送すると共に、受信に失敗した無線端末には個別に対処することにより、多数の無線端末のファイル更新を効率よく行うことができる。
無線通信システムのネットワーク構成の一例を示した図である。 管理サーバ、中継機、及び無線端末のハードウェア的な構成の一例を示した図である。 端末DBの論理的な構成の一例を示した図である。 更新処理の手順を説明するためのフローチャートである。 変形例に係る更新処理の手順を説明するためのフローチャートである。 ユニキャスト送信により更新ファイルを送信する手順を説明するためのフローチャートである。 管理サーバと無線端末に構成された各手段を説明するための図である。
(1)実施形態の概要
管理サーバ2(図1)は、中継機3aを介して無線端末5、5、5・・・に更新ファイルをブロードキャスト送信し、その後何度か同じ更新ファイルを再送する。
無線端末5は、更新ファイルの送信先に該当しない場合には、管理サーバ2が更新ファイルを送信して無線端末5のファイルを更新している間休止状態となって消費電力を低減する。
一方、更新ファイルの送信先に該当する無線端末5は、管理サーバ2が送信する更新ファイルを受信し、当該受信に失敗すると、再送されてくる更新ファイルを受信する。
そして、更新ファイルを受信した無線端末5は、当該更新ファイルを用いてファイルの更新を行う。
更に、再送による更新ファイルの受信に失敗した無線端末5があった場合、管理サーバ2は、これらの無線端末5に個別に対応して受信に失敗した更新ファイルをユニキャスト送信し、当該無線端末5のファイルを更新させる。
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施の形態の無線通信システム1のネットワーク構成の一例を示した図である。
無線通信システム1は、管理サーバ2、中継機3a、3b、・・・、電子棚札として機能する無線端末5、5、・・・、などから構成されている。無線としてはRF(Radio Frequency)や赤外線などを用いることができる。
無線通信システム1は、例えば、大型小売店舗に設置された場合、1日のうち、1〜2時間程度が無線端末5の表示内容の書き換えに用いられ、その他の期間は表示の書き換えは行わずに同期状態が維持されている。
以下、中継機や無線端末を特に区別しない場合には、単に中継機3、無線端末5と記すことにする。
管理サーバ2は、無線端末5と通信し、これらの表示内容を設定するアプリケーションを備えたサーバであり、例えば、店舗の事務所などに設置されている。
管理サーバ2は、有線LAN(Local Area Network)または無線LANによって、中継機3と通信し、これら中継機3を介して無線端末5と通信する。
管理サーバ2は、無線端末5と通信してこれらの表示を書き換えるほか、各無線端末5の搭載しているアプリケーションなどのバージョンも管理しており、これをバージョンアップする際には、各無線端末5に更新(アップデート用)ファイルを送信して、無線端末5にファイルの更新をさせる。
中継機3は、例えば、店舗の天井や柱などに設置され、管理サーバ2とLANによる通信を行うと共に、近辺に存在する無線端末5と近距離の無線通信を行い、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継する。
このように、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継機3に中継させるのは、無線端末5に中継機3との近距離無線通信を行わせたほうが、無線端末5に管理サーバ2との遠距離の無線通信を行わせる場合よりも無線端末5の消費電力を低減することができるためである。
中継機3は、通信タイミングが重ならないように従属位相同期を行っている。
即ち、中継機3のグループ内で親中継機を1台設定し、1つの中継機3のグループは、親中継機を頂点とする木構造を形成し、子中継機は親中継機が送信する同期信号を監視することにより従属同期を行う。
例えば、中継機3b、3c(子中継機)は、中継機3a(親中継機)が無線端末5に送信する同期信号を受信し、この受信タイミングを基準として、自己の同期信号を送信する。
無線端末5は、電子棚札であって、店舗の棚などに設置されて、液晶表示パネルに商品の名称や価格などを表示するアプリケーションを搭載している。無線端末5には、そのパネルのサイズにより、例えば、大中小の3サイズがある。
無線端末5は、何れかの中継機3に対応づけられており、無線端末5は自己が対応づけられた中継機3と通信する。
例えば、中継機3aには、無線端末群6a内の無線端末5が中継機3aと通信するように設定されている。
これら設定は、無線端末5が商品棚に設置された際に、無線端末5に周囲の中継機3をサーチさせて最も電波状態のよい中継機3を検出させて管理サーバ2に報告させ、管理サーバ2がこれら無線端末5と中継機3を紐づけることにより行われる。なお、この対応づけ処理は参加などと呼ばれることがある。
このように構成された無線通信システム1において、無線端末5のアプリケーション(プログラム)、パラメータ、その他のデータなどを更新する場合があるが、この場合、管理サーバ2は、以下のようにして、無線端末5のファイルを更新させる。
以下では、説明を簡単にするため、無線端末5のサイズごとにアプリケーションが存在するとし、これを更新する場合について説明する。
即ち、サイズ大中小の無線端末5には、それぞれサイズ大用、中用、小用のアプリケーションがインストールされており、管理サーバ2は、これらサイズ別にファイルを更新するものとする。
管理サーバ2は、例えば、サイズ中用のアプリケーションを更新する場合、サイズ中用の更新ファイルを全無線端末5にブロードキャスト送信により一斉に送信する。ここで、ブロードキャスト送信とは、ネットワーク通信において不特定多数の端末に情報を送信することをいう。
これにより、サイズ中の無線端末5は、更新ファイルを受信して、これを用いてアプリケーションを更新する。
一方、サイズ大、小の無線端末5は、管理サーバ2がサイズ中用の更新ファイルを送信している間休止モードに入って更新ファイルの受信を停止し、消費電力を節約する。
または、更新ファイルの受信を停止したまま中継機3との同期だけを維持するように構成することもできる。
そして、管理サーバ2は、1回目の一斉送信をした後、2回目の一斉送信を行う。これにより、1回目の一斉送信で更新ファイルの受信に失敗した無線端末5は、再度更新ファイルの受信を試みる。
一方、1回目の一斉送信で更新ファイルを受信できた無線端末5は、当該更新ファイルを用いてアプリケーションの更新を行い、2回目以降の受信は行わない。
そして、2回目以降の一斉送信で更新ファイルを受信できた無線端末5は、当該更新ファイルを用いてアプリケーションの更新を行い、これ以降の受信は行わない。
無線端末5は、更新ファイルの受信に成功した場合、以降の再送による更新ファイルの受信を行わないことにより消費電力を低減することができる。
管理サーバ2は、このような一斉送信をn回繰り返した後、更新ファイルの受信に成功したか否かを全無線端末5に問い合わせる。
ただし、n回は適当な回数であり、予め固定値に設定されているものとするが可変とすることも可能である。
無線端末5のうち、更新対象であったサイズ中の無線端末5は、この問い合わせに対し、受信が成功したか否かの応答を管理サーバ2に対して行い、管理サーバ2は、これにより更新ファイルの受信に失敗した無線端末5を特定することができる。
すると、管理サーバ2は、これら受信に失敗した無線端末5に更新ファイルをユニキャスト送信によって個別に送信する。
ここで、ユニキャスト送信とは、ネットワーク通信において、単一のアドレスの端末に対して情報を送信することをいう。
個別に更新ファイルを送信された無線端末5は、これを受信してファイルの更新を行う。
以上のように、管理サーバ2が更新ファイルを複数回一斉送信する理由は次の通りである。
無線端末5が、例えば、数万台など多数存在する場合、一定の割合で更新ファイルの受信に失敗する無線端末5が存在することが考えられる。特に無線通信の場合には、無線回線が不安定になる場合も考えられるため、受信に失敗する無線端末5が発生する可能性が高くなる。
そこで、複数回一斉送信を繰り返すことにより、受信に失敗する無線端末5の台数を著しく低減することができる。
図2は、管理サーバ2、中継機3、及び無線端末5のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
管理サーバ2は、CPU21、RAM22、記憶媒体23、クロック24、表示部25、操作部26、LAN接続I/F(インターフェース)27などから構成されている。
CPU21は、記憶媒体23などに記憶されたプログラムを実行して各種演算や管理サーバ2の各部を制御する中央処理装置である。
RAM22は、CPU21に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリである。
記憶媒体23は、例えば、ハードディスクや半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、無線端末5をグループ分けして通信するためのプログラムや、無線端末5を登録した端末DB(データベース)、無線端末5のアプリケーションなどを更新する更新ファイルなどが記憶されている。
クロック24は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイなどによって構成されており、担当者が管理サーバ2を操作する際の操作画面などの各種画面を表示する。
操作部26は、例えば、キーボードやマウスなどの操作端末を備えており、担当者から管理サーバ2の操作を受け付ける。
LAN接続I/F27は、有線、または無線LANであり、中継機3との通信を行う。
中継機3は、CPU31、RAM32、記憶媒体33、クロック34、LAN接続I/F35、近距離無線I/F36などを備えている。
CPU31は、記憶媒体33などに記憶されたプログラムを実行して中継機能を発揮したり中継機3の各部を制御する中央処理装置である。
RAM32は、CPU31に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、管理サーバ2から送信されてきた情報を無線端末5に対して送信する際に、これを一時的に記憶したりする。
記憶媒体33は、例えば、半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継するためのプログラムや、自己の固有情報である中継機IDなどを記憶している。
クロック34は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
LAN接続I/F35は、有線、または無線LANであり、管理サーバ2との通信を行う。
近距離無線I/F36は、無線端末5と近距離の無線通信を行う。
無線端末5は、CPU51、RAM52、記憶媒体53、クロック54、表示部55、近距離無線I/F56、バッテリ57、参加スイッチ59などから構成されている。
CPU51は、記憶媒体53などに記憶されたプログラムを実行して電子棚札機能を発揮したり無線端末5の各部を制御する中央処理装置である。
RAM52は、CPU51に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、無線通信システム1に参加する際に自分が対応づけられた中継機3の中継機IDや、中継機3から送信されてきた更新ファイル、同期信号、その他のデータを記憶する。
記憶媒体53は、例えば、半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、中継機3を介して管理サーバ2と通信し、表示部55に表示を行うアプリケーションなどのプログラムや、アプリケーションの更新を行う更新プログラム、自己固有情報である端末IDなどを記憶している。
クロック54は、例えば、水晶発振器などによって構成されており、無線端末5が各種処理を行うためのタイミングをとったり時間を計測したりするのに用いられる。
表示部55は、例えば、メモリ性液晶表示装置を用いて構成されており、表示内容の書き換え時に電力を消費し、表示期間中は電力を消費しないように構成されている。
近距離無線I/F56は、中継機3と近距離の無線通信を行う。
バッテリ57は、例えば、所謂ボタン電池などで構成されており、無線端末5が駆動するための電力を供給する。
参加スイッチ59は、無線端末5を商品棚に設置し、管理サーバ2に参加させる際に押下するボタンである。
なお、参加スイッチ59は、必ずしも必要でなく、例えば、無線端末5の電源をオンした際に自動的に参加処理を行ったりなど、各種の形態が可能である。
図3は、管理サーバ2が記憶する端末DBの論理的な構成の一例を示した図である。
端末DBは、「端末ID」、「サイズ」、「バージョン」、「中継機ID」などの項目から構成されている。
「端末ID」は、各無線端末5のID情報であり、管理サーバ2は、端末IDにより各無線端末5を特定する。
「サイズ」は、無線端末5の液晶パネルのサイズであり、大中小の3サイズが存在する。
「バージョン」は、無線端末5に搭載してあるアプリケーションのバージョンである。アプリケーションは、無線端末5のサイズごとに異なるため、バージョンもサイズごととなる。
「バージョン」の番号体系の中にサイズ情報を取り込むことにより、サイズ情報の項目管理を削除してもよい。
なお、他の店舗から異なるバージョンの無線端末5を持ってきて取り付けたりなど、同じサイズであってもバージョンが異なる場合もある。
「中継機ID」は、各無線端末5と関連付けられて無線通信を行う中継機3のID情報である。
図4は、以上のように構成された無線通信システム1が行う更新処理の手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、管理サーバ2のCPU21や無線端末5のCPU51が所定のプログラムに従って行うものである。
なお、管理サーバ2と無線端末5の通信は中継機3が仲介するが、説明が煩雑になるため、中継機3は省略してある。
ここでは、管理サーバ2は、特定のサイズ(例えば中)のアプリケーションの更新ファイルをY個のブロックに分割して無線端末5に送信するものとする。
このように、管理サーバ2は、更新ファイルが大きい場合には、これを分割して送信する。
まず、管理サーバ2は、全無線端末5に現在のアプリケーションのバージョンを問い合わせる端末確認要求を個別に行う(ステップ5)。
これに対し、各無線端末5は、管理サーバ2に現在のアプリケーションを通知する端末確認応答を行う(ステップ15)。
これにより、管理サーバ2は、各無線端末5にどのバージョンのアプリケーションが搭載されているか知ることができる。
次に、管理サーバ2は、これから送信する更新ファイルに関する更新情報を全無線端末5に送信する(ステップ20)。
更新情報は、例えば、更新対象となっている無線端末5のサイズ、バージョン、ファイル分割数、再送回数などである。
無線端末5は、無線端末5のサイズにより、自己が更新ファイルの受信対象であるか否かを判断することができる。
なお、ファイル分割数や再送回数は固定値にしておき、無線端末5に記憶しておいてもよい。
また、無線端末5の記憶媒体53を複数の領域(クラスタ)に分け、各領域に異なるプログラムを登載している場合には、更新の対象となる領域番号なども送信する。
各無線端末5は、管理サーバ2から更新情報を受信すると、自己が更新対象のサイズであるか否かを判断する。
無線端末5のうち、更新対象でないサイズの無線端末5は、休止モード(Sleepモード)に移行し、その後、管理サーバ2から送信されてくる更新ファイルを受信せずに消費電力を低減する。
休止期間は、例えば、基本フレーム長×ファイル分割数×再送回数により計算され、およそ数分程度である。
ここで、基本フレーム長とは、管理サーバ2と無線端末5が情報を通信する際のひとまとまりの情報の単位となる基本フレームの期間長である。
この休止期間を経過すると、休止していた無線端末5は、起床して通常の動作モードに復帰する。
この場合、更新情報は、更新対象外の無線端末5を所定の期間休止させる休止コマンドとして機能している。
また、無線端末5は、休止せずに中継機3との同期だけ維持するように構成することもできる。
このようにして、更新対象となっている無線端末5以外の無線端末5が休止状態となった状況で、管理サーバ2は、全無線端末5に更新ファイルのブロック1をブロードキャスト送信により送信し(ステップ25)、続いて1回目の再送(ステップ30)、及び2回目の再送(ステップ35)を行う。
なお、更新ファイルは、1〜Yのブロックに分割されているものとする。
これに対し、無線端末5は、1回目の送信でブロック1の受信に成功した場合には、これを記憶媒体53に記憶し、1回目の再送、及び2回目の再送は受信しない(ステップ25)。この間、休止状態となったり、あるいは同期だけとるように無線端末5を構成することもできる。
また、無線端末5は、1回目の送信で受信に失敗すると、1回目の再送でブロック1を受信して記憶媒体53に記憶し、2回目の再送は受信しない(ステップ30)。
無線端末5は、1回目の再送でブロック1の受信に失敗すると、2回目の再送でブロック1を受信する(ステップ35)。
2回目の再送でブロック1の受信に失敗した場合には、後ほど管理サーバ2からユニキャスト送信によりブロック1を送信してもらうことになる。
管理サーバ2は、このようにして、ブロック1の再送を2回終了すると、次は、同様にして更新ファイルのブロック2を全無線端末5にブロードキャスト送信により送信し、以後、同様の送信を繰り返し、最後にブロックYを送信し、更に2回再送する(ステップ40)。
このようにして、管理サーバ2は、更新ファイルの各ブロックについて、送信、1回目の再送、2回目の再送、即ち全部で3回の送信を1セットとして、これを全ブロックについて行い、ファイル全体を無線端末5に送信する。
そして、無線端末5は、更新ファイルの全ブロックの受信に成功すると、アプリケーションの更新(記憶媒体53への書込)を実施する(ステップ45)。
引き続き、無線端末5は、旧バージョンのアプリケーションを消去すると共に、自らをリセットして更新後のアプリケーションを起動し、管理サーバ2に対して端末参加を行う。
次に、管理サーバ2は、無線端末5がアプリケーションを更新した後、全無線端末5に端末確認要求を行い(ステップ50)、現在のアプリケーションのバージョンを問い合わせる。
これに対し、各無線端末5は、端末確認応答を行い(ステップ55)、それぞれのアプリケーションのバージョンを管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2は、これら端末確認応答により、更新対象となっているサイズの無線端末5から送信されてきたバージョンが最新バージョンか否かを判断する。
そして、最新のバージョンに更新されていない無線端末5は、何れかのブロックの受信に失敗した無線端末5であるため、管理サーバ2は、これらのうちの1の無線端末5に対して個別に不足ブロック確認要求を無線端末5に送信する(ステップ60)。
これに対し、当該無線端末5は、不足ブロック確認応答を行い(ステップ65)、不足するブロックを管理サーバ2に通知する。
これにより、管理サーバ2は、当該無線端末5で不足しているブロックを特定し、不足分を当該無線端末5に対してユニキャスト送信する(ステップ70)。
当該無線端末5は、当該送信された不足分のブロックを管理サーバ2から受信し、アプリケーションの更新を実施する。
引き続き、管理サーバ2は、ブロックの受信に失敗した他の無線端末5に対して不足ブロック確認要求を行い(ステップ75)、当該無線端末5から不足ブロック確認応答を受け(ステップ80)、当該無線端末5に不足ブロックをユニキャスト送信する(ステップ85)。
以降、管理サーバ2は、ブロックの受信に失敗した無線端末5に対して同様の処理を順次行い、更新対象となっている全ての無線端末5に漏れなくアプリケーションの更新を行わせる。
そして、管理サーバ2は、以上の処理を大中小の各サイズに渡って行うことにより、全無線端末5のアプリケーションをアップデートすることができる。
このようにして、管理サーバ2は、ブロードキャスト送信により、更新ファイルを更新対象の無線端末5に一斉に送信するため送信時間を短縮することができ、また、複数回再送することにより、受信に失敗した無線端末5に再受信の機会を与える。
これにより、短時間で多数の無線端末5にアプリケーションの更新を行わせることができると共に、受信に失敗する無線端末5の台数を極力低減することができる。
そして、不足ブロックが生じている無線端末5に関しては、ユニキャスト送信を用いることにより確実に不足分の送信を行うことができる。
また、この方式は、現行の通信制御を一切変更せずに、無線端末5のアプリケーションも最小限の変更で、管理サーバ2のアプリケーションからのコントロールだけで実行することができる。
そして、更新に非該当の無線端末5は、休止状態、あるいは、同期維持モードとなるので、電池消費を最小限にすることができる。
なお、本実施の形態では、各ブロックを2回再送することとしたが、これは他の回数でもよい。
また、再送せずに、1回目の送信で受信に失敗した無線端末5に対してユニキャスト送信により不足分を送信するように構成することもできる。
(変形例)
次に、図5のフローチャートを用いて本実施の形態の変形例について説明する。
この例では、管理サーバ2は、更新対象となる無線端末5を更新ファイルの種類ごとにグループ分けし、当該グループごとにマルチキャスト送信することにより更新ファイルを無線端末5に送信する。
なお、マルチキャスト送信とは、ネットワーク通信において、特定の複数の端末に対して情報を送信することをいう。
以下では、図4と同じ処理については、同じステップ番号を付し、説明を簡略化、あるいは省略する。
まず、管理サーバ2は、全無線端末5に対して端末確認要求を行い(ステップ5)、これに対して無線端末5は端末確認応答を行う(ステップ15)。
次に、管理サーバ2は、更新ファイルの種類ごと(ここでは、アプリケーションが無線端末5のサイズごとであるため無線端末5のサイズごと)に無線端末5をグループ分けし、各々のグループに属する無線端末5にグループごとのショートアドレス(図ではSA)を個別に通知する(ステップ120)。
これに対し、各無線端末5は、送られてきたショートアドレスをRAM52などに記憶する。
なお、グループ分けは、クラスタ番号で更に分けるなど、任意に設定することができる。
また、管理サーバ2は、更新を行わない無線端末5に対してはショートアドレスの割付は行わない。
次に、管理サーバ2は、更新ファイルの送信先である無線端末5のグループのショートアドレスと更新ファイルのブロック1を全無線端末5に対して送信する(ステップ125)。
そして、管理サーバ2は、引き続き、当該ショートアドレスと更新ファイルのブロック1を2回再送する(ステップ130、135)。
一方、各無線端末5は、管理サーバ2からショートアドレスが送信されてくると、これを受信して自己のショートアドレスと一致するか否かを判断する。
自己のショートアドレスと異なる場合は、自己は更新ファイルの送信対象でないため、中継機3との同期状態を維持する。
本変形例では、送信対象外の無線端末5は、ショートアドレスによって更新ファイルが自己宛でないと判断できるため、このように同期を維持しながら管理サーバ2との情報処理を続行することができる。
管理サーバ2が送信したショートアドレスが自己のショートアドレスと一致する場合、無線端末5は、更新ファイルのブロック1を受信して記憶媒体53に記憶し、再送されてくるブロック1は受信しない(ステップ125)。
そして、無線端末5は、ブロック1の受信に失敗した場合、再送されてくるブロック1を受信し、受信が成功した以降の再送分については受信しない(ステップ130、135)。
このようにして、ショートアドレスで指定された無線端末5は、ブロックYまで受信すると、更新ファイルを用いてアプリケーションを更新して、更新前のアプリケーションを削除し、その後リセット・再起動して、管理サーバ2への参加処理を行う(ステップ45)。
その後、管理サーバ2は、無線端末5に対して、端末確認要求を行い(ステップ50)、これに応じて無線端末5は管理サーバ2に端末確認応答を行う(ステップ55)。
以下、管理サーバ2は、ブロックの受信に失敗した無線端末5に対して個別に不足するブロックを送信する(ステップ60〜85)。
管理サーバ2は、以上の処理を全てのグループに対して行うことにより、更新対象となっている全ての無線端末5のアプリケーションを更新することができる。
以上に説明した変形例でも更新ファイルのブロックを複数回送信し、その複数回の何れの受信にも失敗した無線端末5には、個別にブロックを送信することができる。
更に、本変形例では、個別の無線端末5にショートアドレスを付与してグルーピングすることによりアプリケーションを更新する無線端末5を指定することができるほか、更新対象外の無線端末5は、休止せずに起床状態を維持するため、管理サーバ2は、常時全無線端末5を支配することができる。
次に、図6のフローチャートを用いて、ユニキャスト送信により更新ファイルを送信する場合について説明する。
この例は、無線端末5の台数が少ない場合には、無線端末5の消費電力を低減することができ、有効な方法であるが、数万台など無線端末5の台数が多い場合には、更新時間が長くなって(2000台でおおよそ6時間程度)適していない。
無線端末5の台数が多い場合には、先に説明した実施の形態、及び変形例により更新ファイルを送信するのが望ましい。
以下では、図4と同じ処理には同じステップ番号を付して説明を簡略化する。
管理サーバ2は、全無線端末5に対して端末確認要求を行い(ステップ5)、これに応じて各無線端末5は、端末確認応答を行う(ステップ15)。
管理サーバ2は、この端末確認応答により、個々の無線端末5ごとに送信すべき更新ファイルを特定する。
そして、管理サーバ2は、個々の無線端末5に対してユニキャスト送信により個別に更新ファイルを送信する(ステップ215〜230)。
この方法により、無線端末5の消費電力を低減しながら確実に更新ファイルを送信することができる。
以上に説明した本実施の形態をまとめると次のようになる。
ファイル更新を行う際に、まず管理サーバ2から全無線端末5に向けて更新ファイルをブロードキャスト送信あるいはマルチキャスト送信で再送しながら行う。
続いて、管理サーバ2は端末確認要求をユニキャスト送信で行う。正常に更新できた無線端末5は新たなファイルバージョン番号を応答し、無線エラー等の影響で不足ブロックの発生した無線端末5は、旧来のファイルバージョン番号と、不足したファイルブロック番号を応答する。
管理サーバ2は、不足ブロックの発生した無線端末5に向けて、不足したブロックを送達確認信号(ACK信号)を使用したエラー再送機能付きのユニキャスト送信を行う。
このようにして、管理サーバ2は、ブロードキャスト送信時に、ブロックデータの再送を行い、ブロードキャスト送信の確実性を向上させながら、さらにユニキャスト送信を併用することで、対象の全端末のファイルを確実に更新することができる。
無線端末5のアプリケーションが複数種類混在している場合、管理サーバ2から、予め関係のない無線端末5に対して時間指定型のスリープコマンドをブロードキャスト送信またはユニキャスト送信で送信し、関係のない無線端末5が無駄な受信を実行しないようにすることができる(排他制御)。
無線端末5のアプリケーションが複数種類混在している場合、管理サーバ2から予め関係のない無線端末5に対して「同期維持のみを行い、関係のない無線端末5向けのデータを受信しない」旨の指示コマンドをブロードキャスト送信またはユニキャスト送信で送信し、関係のない無線端末5が無駄な受信を実行しないようにすることができる。
以上に説明したように、管理サーバ2は、無線端末5に情報を送信する情報処理装置として機能しており、図7(a)に示したようにブロードキャスト送信やマルチキャスト送信などによって1回の送信で更新ファイルなどの所定の情報を複数の無線端末5に送信する情報送信手段205と、当該所定の情報の送信の後、これら複数の無線端末5が当該所定の情報を受信したか否かを情報受信手段206により端末確認要求などで無線端末5ごとに判断する判断手段204と、当該判断手段204にてこの所定の情報を受信していないと判断した無線端末にこの所定の情報をユニキャスト送信などによって個別に送信する個別送信手段203を備えている。
そして、管理サーバ2の情報送信手段205は、再送を行って1回の送信を複数回繰り返す。
また、管理サーバ2は、端末確認要求を行うと共に端末確認応答を受けるなどして、無線端末5ごとに当該所定の情報を受信したか否かを問い合わせる問い合わせ手段202を備えており、判断手段204は、当該問い合わせに対する応答によって各々の無線端末5が当該所定の情報を受信したか否かを判断する。
更に、これら複数の無線端末5のうち、対象となっている無線端末5のサイズを指定したり、ショートアドレスを指定したりして、当該所定の情報の送信対象となっている無線端末5以外の無線端末5に所定の情報の受信を停止させる端末指定手段201を備えている。
一方、無線端末5は、図7(b)に示したように情報処理装置(管理サーバ2)がブロードキャスト送信やマルチキャスト送信などによって1回の送信で複数の無線端末5に送信する更新ファイルなどの所定の情報を受信する情報受信手段502と、送信情報の受信に成功したか失敗したかを判定する判定手段504、当該受信に失敗した場合に、端末確認応答などによって情報処理装置に所定の情報を受信しなかった旨の応答を行う応答手段505、応答手段505の情報を中継機3に送信する情報送信手段503を備えている。
そして、情報処理装置は、この1回の送信を再送によって複数回繰り返し、当該情報受信手段502は、これら複数回繰り返し送信されてくる所定の情報の受信に成功するまで再送されてくる更新ファイルなどの受信を繰り返す。
更に、当該情報受信手段502は、この所定の情報の受信に成功した後、繰り返し送信されてくる所定の情報の受信を停止して消費電力を節約することができる。
当該応答手段505は、情報処理装置から端末確認要求などで受信が成功したか否かの問い合わせがあった場合に応答を行う。
例えば、送信対象となっている無線端末5のサイズと異なったり、ショートアドレスが異なるなどして、自己が前記情報処理装置が送信するこの所定の情報の送信対象でなかった場合に、この所定の情報の受信を停止して消費電力を節約するする停止手段501を備えている。
尚、無線端末5の判定手段504での受信の成功と失敗は、例えば、1ブロックを複数に分割した1無線通信データ毎に付与される誤り検出符号を確認するように構成することができる。また、他には1ブロックごとに付与される誤り検出符号を確認することで判定する方法、ファイル全体に付与される誤り検出符号もあり、判定方法自体は限定されることはない。
以上に説明した本実施の形態、及び変形例によって次のような効果を得ることができる。
(1)更新ファイル(あるいは更新ファイルのブロック、以下同様)を複数の無線端末5に対してブロードキャスト送信、あるいはマルチキャスト送信によって送信することにより、管理サーバ2から無線端末5への更新ファイルの送信時間を短縮することができる。
(2)当該送信を複数回繰り返すことにより、受信に失敗する無線端末5の台数を低減することができる。
(3)更新ファイルの受信に失敗した無線端末5に対して不足分を個別にユニキャスト送信によって送信することにより、更新ファイルを漏れなく対象となる無線端末5に送信することができる。
(4)更新対象となっていない無線端末5は、更新期間中に休止状態、あるいは同期だけ維持する状態となり、更新対象外である無線端末5の消費電力を低減することができる。
(5)更新対象となっている無線端末5は、更新ファイルの受信に成功すると、再送されてくる更新ファイルの受信を行わず、消費電力を低減することができる。
(6)無線端末5の受信機会を最小限に抑えつつ、更新に必要な時間も短縮しながらも確実に全無線端末5のファイルを更新できる。
(7)できる限り無線端末5のプログラム追加量を少なくし、無線端末5の電池消費量を低減すると共に、バージョンアップ関連障害を発生しにくくすることができる。
(8)更新情報の通知やショートアドレスの割り当てにより、目的の無線端末5だけ排他的にファイルを更新することができる。
1 無線通信システム
2 管理サーバ
3 中継機
5 無線端末
6 無線端末群
21 CPU
22 RAM
23 記憶媒体
24 クロック
25 表示部
26 操作部
27 LAN接続I/F
31 CPU
32 RAM
33 記憶媒体
34 クロック
35 LAN接続I/F
36 近距離無線I/F
51 CPU
52 RAM
53 記憶媒体
54 クロック
55 表示部
56 近距離無線I/F
57 バッテリ
59 参加スイッチ

Claims (11)

  1. 無線端末に情報を送信する情報処理装置であって、
    1回の送信で所定の情報を複数の無線端末に送信する情報送信手段と、
    前記所定の情報の送信の後、前記複数の無線端末が前記所定の情報を受信したか否かを前記無線端末ごとに判断する判断手段と、
    前記判断手段にて前記所定の情報を受信していないと判断した無線端末に前記所定の情報を個別に送信する個別送信手段と、
    を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報送信手段は、前記1回の送信を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記無線端末ごとに前記所定の情報を受信したか否かを問い合わせる問い合わせ手段を具備し、
    前記判断手段は、前記問い合わせに対する応答によって各々の前記無線端末が前記所定の情報を受信したか否かを判断することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数の無線端末のうち、前記所定の情報の送信対象となっている無線端末以外の無線端末に前記所定の情報の受信を停止させる停止手段を具備したことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置が1回の送信で複数の無線端末に送信する所定の情報を受信する情報受信手段と、
    前記受信に失敗した場合に、前記情報処理装置に前記所定の情報を受信しなかった旨の応答を行う応答手段と、
    を具備したことを特徴とする無線端末。
  6. 前記情報処理装置は、前記1回の送信を複数回繰り返し、
    前記情報受信手段は、前記複数回繰り返し送信されてくる前記所定の情報の受信に成功するまで受信を繰り返すことを特徴とする請求項5に記載の無線端末。
  7. 前記情報受信手段は、前記所定の情報の受信に成功した後、繰り返し送信されてくる前記所定の情報の受信を停止することを特徴とする請求項6に記載の無線端末。
  8. 前記応答手段は、前記情報処理装置から受信が成功したか否かの問い合わせがあった場合に前記応答を行うことを特徴とする請求項5、請求項6、又は請求項7に記載の無線端末。
  9. 自己が前記情報処理装置が送信する前記所定の情報の送信対象でなかった場合に、前記所定の情報の受信を停止する停止手段を具備したことを特徴とする請求項5から請求項8までのうちの何れか1の請求項に記載の無線端末。
  10. 無線端末に情報を送信する情報処理機能をコンピュータで実現する情報処理プログラムであって、
    1回の送信で所定の情報を複数の無線端末に送信する情報送信機能と、
    前記所定の情報の送信の後、前記複数の無線端末が前記所定の情報を受信したか否かを前記無線端末ごとに判断する判断機能と、
    前記判断機能にて前記所定の情報を受信していないと判断した無線端末に前記所定の情報を個別に送信する個別送信機能と、
    をコンピュータで実現する情報処理プログラム。
  11. 情報処理装置が1回の送信で複数の無線端末に送信する所定の情報を受信する情報受信機能と、
    前記受信に失敗した場合に、前記情報処理装置に前記所定の情報を受信しなかった旨の応答を行う応答機能と、
    をコンピュータで実現する無線端末プログラム。
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