JP2011191898A - サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】システム全体のデータ通信効率を向上させる。
【解決手段】管理サーバ2は、各無線端末5に表示データを送信し、表示データを受信できた無線端末5は、管理サーバ2に応答を返す。管理サーバ2は、応答がない無線端末5があった場合、応答がされるまで所定の複数回表示データを再送する。当該再送に対しても応答がなかった場合、管理サーバ2は、当該無線端末5を不在端末として登録する。管理サーバ2は、不在端末として登録された無線端末5に表示データを送信する際、端末確認データを送信する。管理サーバ2は、無線端末5から端末確認データに対する応答が返ってきた場合、当該無線端末5を不在端末の登録から抹消して存在端末状態に回復し、表示データを送信する。一方、管理サーバ2は、端末確認データ受信の応答がなかった場合、当該無線端末5に表示データを送信せず、不在端末としての登録を維持する。
【選択図】図1
【解決手段】管理サーバ2は、各無線端末5に表示データを送信し、表示データを受信できた無線端末5は、管理サーバ2に応答を返す。管理サーバ2は、応答がない無線端末5があった場合、応答がされるまで所定の複数回表示データを再送する。当該再送に対しても応答がなかった場合、管理サーバ2は、当該無線端末5を不在端末として登録する。管理サーバ2は、不在端末として登録された無線端末5に表示データを送信する際、端末確認データを送信する。管理サーバ2は、無線端末5から端末確認データに対する応答が返ってきた場合、当該無線端末5を不在端末の登録から抹消して存在端末状態に回復し、表示データを送信する。一方、管理サーバ2は、端末確認データ受信の応答がなかった場合、当該無線端末5に表示データを送信せず、不在端末としての登録を維持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、サーバに関し、例えば、中継機を介して無線端末とサーバが通信するものに関する。
店舗では、商品の価格などを表示した棚札を商品棚に設置し、顧客の便宜を図っている。
これら棚札は、一般に、紙媒体に印字したり、手書きしたりして作成されるが、近年では、液晶表示部に商品情報を表示する電子棚札が用いられるようになってきた。
電子棚札は、例えば、赤外線や電波などにより表示情報を受信し、これを液晶表示部に表示する。
これら棚札は、一般に、紙媒体に印字したり、手書きしたりして作成されるが、近年では、液晶表示部に商品情報を表示する電子棚札が用いられるようになってきた。
電子棚札は、例えば、赤外線や電波などにより表示情報を受信し、これを液晶表示部に表示する。
電子棚札システムは、例えば、1台のサーバと、数台の中継機(送信装置)と、多数の無線端末(電子棚札、10万台に及ぶこともある)を用いて構成されている。
サーバは、無線端末と、当該無線端末が同期する中継機と、無線端末への通信経路を対応づけて記憶・管理している。
電子棚札は中継機の送信する同期信号に同期することにより、中継機を介してサーバと通信し、サーバが表示データを無線端末に送信すると無線端末の表示は迅速に更新される。
サーバは、無線端末と、当該無線端末が同期する中継機と、無線端末への通信経路を対応づけて記憶・管理している。
電子棚札は中継機の送信する同期信号に同期することにより、中継機を介してサーバと通信し、サーバが表示データを無線端末に送信すると無線端末の表示は迅速に更新される。
ところで、一般に、データ通信では、通信エラーが発生する場合があるが、この場合に対処する技術として次の特許文献1の「データ送信装置、データ送信方法、プログラム及び記憶媒体」がある。
この技術は、データを相手側に送信中、エラーが起こった際にそのまま再送信を行うことにより再度のエラーの発生を防止し、ネットワークの負荷を軽減するものである。
この技術では、有線ネットワークでの接続が意識されており、このため、データが送信可能であるか否かの判定は有線LANを使用して瞬時に判断することができる。
この技術は、データを相手側に送信中、エラーが起こった際にそのまま再送信を行うことにより再度のエラーの発生を防止し、ネットワークの負荷を軽減するものである。
この技術では、有線ネットワークでの接続が意識されており、このため、データが送信可能であるか否かの判定は有線LANを使用して瞬時に判断することができる。
一方、無線を使用した電子棚札システムでは、表示データの送信中にエラーが発生した場合、無線端末が「エリア内に存在していない」のか、「存在しているが無線状況により通信できない状況になっている」のかが判断できないため、受信が確認できるまで複数回表示データを再送信せざるを得ない。
表示データは、例えば、1画面分が例えば2000バイト程度のサイズのビットマップ画像情報を含んでおり、無線端末が、例えば、電池切れ、故障、各種電波障害によるリンク切れ、持ち去り、などの何らかの理由で「存在しない」と判断された(即ち、無線端末から応答がない)場合、上記画像情報を含む表示データを複数回(例えば、50回)再送信することになる。
このため、特に、このような応答のない不在端末が数多く存在する場合、表示データの再送制御のために通信帯域が占領されてしまい、店舗全体のスループットが低下するという問題があった。
このため、特に、このような応答のない不在端末が数多く存在する場合、表示データの再送制御のために通信帯域が占領されてしまい、店舗全体のスループットが低下するという問題があった。
本発明は、システム全体のデータ通信効率を向上させることを目的とする。
請求項1に記載の発明では、表示手段を備えた無線端末と通信する通信手段と、前記通信手段によって前記無線端末に送信したデータが前記無線端末に受信されたか否かを判断する判断手段と、前記通信手段を用いて前記無線端末に表示データを送信する表示データ送信手段と、前記送信した表示データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段で判断された場合に、前記通信手段を用いて、前記無線端末に前記送信した表示データよりもデータサイズの小さい応答確認用データを送信する応答確認用データ送信手段と、を具備し、前記表示データ送信手段は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信することを特徴とするサーバを提供する。
請求項2に記載の発明では、前記判断手段は、前記表示データ送信手段が前記表示データを所定回数送信しても前記無線端末に受信されなかった場合に、前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断することを特徴とする請求項1に記載のサーバを提供する。
請求項3に記載の発明では、前記応答確認用データ送信手段は、前記無線端末から前記送信した応答確認用データに対する受信応答が前記判断手段にされるまで前記応答確認用データを送信し、前記判断手段は、前記応答確認用データの送信回数が所定回数に達するまでに前記無線端末から前記受信応答があった場合に、前記応答確認用データが前記無線端末に受信されたと判断することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のサーバを提供する。
請求項4に記載の発明では、前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断された無線端末を登録する登録手段と、前記表示データの送信先の無線端末が前記登録手段で登録されているか否かを確認する確認手段と、を備え、前記応答確認用データ送信手段は、当該無線端末が前記登録手段で登録されていると確認された場合に当該無線端末に応答確認用データを送信し、前記表示データ送信手段は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のサーバを提供する。
請求項5に記載の発明では、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記登録手段は、前記無線端末の登録を解除し、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段で判断された場合に、前記登録手段は、前記無線端末の登録を継続することを特徴とする請求項4に記載のサーバを提供する。
請求項6に記載の発明では、前記判断手段は、前記無線端末に送信したデータのパケットの全てについて前記無線端末から受信応答がなかった場合に、前記無線端末が当該データを受信しなかったと判断することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載のサーバを提供する。
請求項2に記載の発明では、前記判断手段は、前記表示データ送信手段が前記表示データを所定回数送信しても前記無線端末に受信されなかった場合に、前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断することを特徴とする請求項1に記載のサーバを提供する。
請求項3に記載の発明では、前記応答確認用データ送信手段は、前記無線端末から前記送信した応答確認用データに対する受信応答が前記判断手段にされるまで前記応答確認用データを送信し、前記判断手段は、前記応答確認用データの送信回数が所定回数に達するまでに前記無線端末から前記受信応答があった場合に、前記応答確認用データが前記無線端末に受信されたと判断することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のサーバを提供する。
請求項4に記載の発明では、前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断された無線端末を登録する登録手段と、前記表示データの送信先の無線端末が前記登録手段で登録されているか否かを確認する確認手段と、を備え、前記応答確認用データ送信手段は、当該無線端末が前記登録手段で登録されていると確認された場合に当該無線端末に応答確認用データを送信し、前記表示データ送信手段は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のサーバを提供する。
請求項5に記載の発明では、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記登録手段は、前記無線端末の登録を解除し、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段で判断された場合に、前記登録手段は、前記無線端末の登録を継続することを特徴とする請求項4に記載のサーバを提供する。
請求項6に記載の発明では、前記判断手段は、前記無線端末に送信したデータのパケットの全てについて前記無線端末から受信応答がなかった場合に、前記無線端末が当該データを受信しなかったと判断することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載のサーバを提供する。
本発明によれば、表示データよりもデータサイズの小さい端末確認信号で無線端末の存在確認をした後、表示データを送信することにより、システム全体のデータ通信効率を向上させることができる。
(1)実施形態の概要
無線通信システム1(図1)において、管理サーバ2は、各無線端末5に表示データを送信し、表示データを受信できた無線端末5は、管理サーバ2に応答を返す。
管理サーバ2は、応答がない無線端末5があった場合、応答がされる(ある)まで所定の複数回(最大50回)表示データを再送信する。
そして、当該再送信に対しても応答がなかった場合、管理サーバ2は、当該無線端末5を不在端末として登録し、管理する。
無線通信システム1(図1)において、管理サーバ2は、各無線端末5に表示データを送信し、表示データを受信できた無線端末5は、管理サーバ2に応答を返す。
管理サーバ2は、応答がない無線端末5があった場合、応答がされる(ある)まで所定の複数回(最大50回)表示データを再送信する。
そして、当該再送信に対しても応答がなかった場合、管理サーバ2は、当該無線端末5を不在端末として登録し、管理する。
管理サーバ2は、不在端末として登録された無線端末5に表示データを送信する際、まず、データサイズが表示データよりも小さい端末確認データを送信する。
管理サーバ2は、無線端末5から端末確認データに対する応答が返ってきた場合、当該無線端末5を不在端末の登録から抹消して存在端末状態に回復し、表示データを送信する。
管理サーバ2は、無線端末5から端末確認データに対する応答が返ってきた場合、当該無線端末5を不在端末の登録から抹消して存在端末状態に回復し、表示データを送信する。
一方、管理サーバ2は、端末確認データ受信の応答がなかった場合、当該無線端末5に表示データを送信せず、不在端末としての登録を維持する。
このように、無線通信システム1では、不在端末に向けて無駄なビットマップ画像情報の再送制御を行うことがなくなるので、システム全体のデータ通信効率が向上し、正常な無線端末5へのデータ送信を迅速に行うことができる。
このように、無線通信システム1では、不在端末に向けて無駄なビットマップ画像情報の再送制御を行うことがなくなるので、システム全体のデータ通信効率が向上し、正常な無線端末5へのデータ送信を迅速に行うことができる。
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施の形態の無線通信システム1のネットワーク構成の一例を示した図である。
無線通信システム1は、電子棚札システムとして機能し、例えば、大型小売店舗に設置されている。
管理サーバ2は、店舗の事務所などに設置されており、中継機3a、3b、3c(以下、特に区別しない場合は中継機3)は、売場の天井や壁などに設置されており、無線端末5は、商品棚に設置されている。
管理サーバ2と中継機3は、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANによって接続されており、中継機3と無線端末5は無線LANとは別の近距離無線方式によって通信する。
図1は、本実施の形態の無線通信システム1のネットワーク構成の一例を示した図である。
無線通信システム1は、電子棚札システムとして機能し、例えば、大型小売店舗に設置されている。
管理サーバ2は、店舗の事務所などに設置されており、中継機3a、3b、3c(以下、特に区別しない場合は中継機3)は、売場の天井や壁などに設置されており、無線端末5は、商品棚に設置されている。
管理サーバ2と中継機3は、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANによって接続されており、中継機3と無線端末5は無線LANとは別の近距離無線方式によって通信する。
管理サーバ2は、無線端末5から端末参加要求を受信し、当該無線端末5を認証した後、当該要求に基づいて無線端末5と中継機3を対応づけて端末DB(データベース)に記憶する。以後、管理サーバ2は、端末DBで対応づけられている中継機3を介して無線端末5と通信する。
このように、無線端末5を中継機3と対応づけて通信可能とする処理を端末参加処理と呼び、管理サーバ2に端末参加処理を要求する処理を端末参加要求と呼ぶ。
そして、端末参加処理を行うと、端末DBにより、無線端末5を中継機3に対応づけた中継機グループが形成される。
図1の例では、例えば、端末IDが1〜8の無線端末5は、中継機3aの中継機グループ6aに属し、端末IDが10〜18の無線端末5は、中継機3cの中継機グループ6cに属している。なお、図では中継機グループを中継機Gと略記している。
そして、端末参加処理を行うと、端末DBにより、無線端末5を中継機3に対応づけた中継機グループが形成される。
図1の例では、例えば、端末IDが1〜8の無線端末5は、中継機3aの中継機グループ6aに属し、端末IDが10〜18の無線端末5は、中継機3cの中継機グループ6cに属している。なお、図では中継機グループを中継機Gと略記している。
管理サーバ2は、店舗の担当者などから無線端末5の表示の書き換えを指示されると、例えば、無線端末5の表示内容を表すビットマップデータを含む表示データを作成し、端末DBで対応づけられている中継機3を介して、当該表示データを無線端末5に送信する。
そして、管理サーバ2は、無線端末5から表示データに対する受信応答がない場合、当該無線端末5を「不在端末」に分類する。以降、管理サーバ2からのデータ送信に対して応答のない無線端末5を不在端末と呼ぶことにする。
そして、管理サーバ2は、無線端末5から表示データに対する受信応答がない場合、当該無線端末5を「不在端末」に分類する。以降、管理サーバ2からのデータ送信に対して応答のない無線端末5を不在端末と呼ぶことにする。
管理サーバ2は、無線端末5を不在端末に登録すると、表示データよりもデータサイズの小さい端末確認データ(存在確認信号)を無線端末5に送信し、無線端末5から端末確認データに対する受信応答があった場合に、表示データを再送信する。
このように、管理サーバ2は、表示データよりも小さいダミーのデータを無線端末5に送信して、無線端末5の存在が確認できた場合に、表示データを送信するため、表示データの再送信による帯域の占有を抑制することができ、無線通信システム1全体の通信効率を向上させることができる。
このように、管理サーバ2は、表示データよりも小さいダミーのデータを無線端末5に送信して、無線端末5の存在が確認できた場合に、表示データを送信するため、表示データの再送信による帯域の占有を抑制することができ、無線通信システム1全体の通信効率を向上させることができる。
中継機3は、例えば、RF(Radio Frequency)や赤外線などを用いて近辺の無線端末5と通信し、管理サーバ2と無線端末5の通信を仲介する。
このように、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継機3に中継させるのは、無線端末5に中継機3との近距離無線通信を行わせたほうが、無線端末5に遠距離の無線通信を行わせる場合よりも無線端末5の消費電力を低減することができるからである。
このように、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継機3に中継させるのは、無線端末5に中継機3との近距離無線通信を行わせたほうが、無線端末5に遠距離の無線通信を行わせる場合よりも無線端末5の消費電力を低減することができるからである。
また、各中継機3は、通信タイミングが重ならないように従属位相同期を行っている。
即ち、中継機3群に木構造を設定し、各中継機3は、直属の親中継機3の発する同期信号を基準として時間差をおいて同期信号を送信する。
即ち、中継機3群に木構造を設定し、各中継機3は、直属の親中継機3の発する同期信号を基準として時間差をおいて同期信号を送信する。
無線端末5は、電源がオンされると周囲の中継機3が送信する同期信号を検知することにより中継機3を探索し、最も無線通信状態がよい中継機3と同期して、管理サーバ2に端末参加要求を送信する。
なお、無線通信品質値としては、RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度)値、同期信号受信率、個別データエラー率などを用いることができる。
なお、無線通信品質値としては、RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度)値、同期信号受信率、個別データエラー率などを用いることができる。
無線端末5は、端末参加要求が管理サーバ2によって認証され、端末DBに登録されると、当該中継機3を介して管理サーバ2と通信する。
無線端末5が管理サーバ2から受信する情報には、商品情報などを表示するための表示データ、更新プログラムや無線端末5に各種動作を行わせるコマンドなどがあり、これらは、無線端末5ごとに個別に送信されるデータなので個別データと総称することにする。
一方、無線端末5が管理サーバ2に送信する情報には、管理サーバ2の個別データに対する各種応答、電池の残量、故障の発生、温度計などのセンサを登載している場合は、そのセンサ値などがある。
無線端末5が管理サーバ2から受信する情報には、商品情報などを表示するための表示データ、更新プログラムや無線端末5に各種動作を行わせるコマンドなどがあり、これらは、無線端末5ごとに個別に送信されるデータなので個別データと総称することにする。
一方、無線端末5が管理サーバ2に送信する情報には、管理サーバ2の個別データに対する各種応答、電池の残量、故障の発生、温度計などのセンサを登載している場合は、そのセンサ値などがある。
図2は、管理サーバ2、中継機3、及び無線端末5のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
管理サーバ2は、CPU21、RAM22、記憶媒体23、クロック24、表示部25、操作部26、LAN接続I/F(インターフェース)27などから構成されている。
CPU21は、記憶媒体23などに記憶されたプログラムを実行して各種演算を行ったり管理サーバ2の各部を制御したりする中央処理装置である。
RAM22は、CPU21に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリである。
管理サーバ2は、CPU21、RAM22、記憶媒体23、クロック24、表示部25、操作部26、LAN接続I/F(インターフェース)27などから構成されている。
CPU21は、記憶媒体23などに記憶されたプログラムを実行して各種演算を行ったり管理サーバ2の各部を制御したりする中央処理装置である。
RAM22は、CPU21に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリである。
記憶媒体23は、例えば、ハードディスクや半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶している。
本実施の形態では、無線端末5を中継機グループに分けて管理したり、中継機3を介して無線端末5と通信するためのプログラムや、無線端末5と中継機3の対応などを記憶する端末DBなどを記憶している。
クロック24は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
本実施の形態では、無線端末5を中継機グループに分けて管理したり、中継機3を介して無線端末5と通信するためのプログラムや、無線端末5と中継機3の対応などを記憶する端末DBなどを記憶している。
クロック24は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイなどによって構成されており、担当者が管理サーバ2を操作する際の操作画面などの各種画面を表示する。
操作部26は、例えば、キーボードやマウスなどの操作端末を備えており、担当者から管理サーバ2の操作を受け付ける。
担当者は、操作部26を操作することにより無線端末5に表示データを送信することができる。
LAN接続I/F27は、有線、又は無線LANであり、中継機3との通信を行う。
操作部26は、例えば、キーボードやマウスなどの操作端末を備えており、担当者から管理サーバ2の操作を受け付ける。
担当者は、操作部26を操作することにより無線端末5に表示データを送信することができる。
LAN接続I/F27は、有線、又は無線LANであり、中継機3との通信を行う。
中継機3は、CPU31、RAM32、記憶媒体33、クロック34、LAN接続I/F35、近距離無線I/F36などを備えている。
CPU31は、記憶媒体33などに記憶されたプログラムを実行して中継機能を発揮したり中継機3の各部を制御する中央処理装置である。
RAM32は、CPU31に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、管理サーバ2から送信されてきた情報を無線端末5に対して送信する際に、これを一時的に記憶したりする。
CPU31は、記憶媒体33などに記憶されたプログラムを実行して中継機能を発揮したり中継機3の各部を制御する中央処理装置である。
RAM32は、CPU31に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、管理サーバ2から送信されてきた情報を無線端末5に対して送信する際に、これを一時的に記憶したりする。
記憶媒体33は、例えば、半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、管理サーバ2と無線端末5の通信を中継するためのプログラムや、自己の固有情報である中継機IDなどを記憶している。
クロック34は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
LAN接続I/F35は、有線、又は無線LANで構成しており、管理サーバ2との通信を行う。
近距離無線I/F36は、無線端末5と近距離の無線通信を行う。
クロック34は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
LAN接続I/F35は、有線、又は無線LANで構成しており、管理サーバ2との通信を行う。
近距離無線I/F36は、無線端末5と近距離の無線通信を行う。
無線端末5は、CPU51、RAM52、記憶媒体53、ROM54、表示部55、近距離無線I/F56、バッテリ57、クロック59などから構成されている。
CPU51は、記憶媒体53などに記憶されたプログラムを実行して電子棚札機能を発揮したり無線端末5の各部を制御する中央処理装置である。
RAM52は、CPU51に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリである。RAM52には、管理サーバ2から送信されてきた個別データを記憶するなど、各種の情報が記憶される。
ROM54は、無線端末5が動作するための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶したリードオンリメモリである。
CPU51は、記憶媒体53などに記憶されたプログラムを実行して電子棚札機能を発揮したり無線端末5の各部を制御する中央処理装置である。
RAM52は、CPU51に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリである。RAM52には、管理サーバ2から送信されてきた個別データを記憶するなど、各種の情報が記憶される。
ROM54は、無線端末5が動作するための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶したリードオンリメモリである。
記憶媒体53は、FROM(Flash ROM)などの半導体装置によって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶している。
本実施の形態では、各種プログラムや自己の端末IDなどを記憶している。
本実施の形態では、各種プログラムや自己の端末IDなどを記憶している。
表示部55は、例えば、電力の供給がなくても表示を維持するメモリ性液晶表示装置を用いて構成されており、表示内容の書き換え時にのみ電力を消費し、静的表示期間中は電力を消費しないように構成されている。
近距離無線I/F56は、送受信回路を用いて構成されており、CPU51によって駆動されることにより中継機3と近距離の無線通信を行う。
クロック59は、例えば、水晶発振器などによって構成されており、無線端末5が各種処理を行うためのクロック信号を発生する。
バッテリ57は、例えば、所謂ボタン電池などで構成されており、無線端末5が駆動するための電力を供給する。
近距離無線I/F56は、送受信回路を用いて構成されており、CPU51によって駆動されることにより中継機3と近距離の無線通信を行う。
クロック59は、例えば、水晶発振器などによって構成されており、無線端末5が各種処理を行うためのクロック信号を発生する。
バッテリ57は、例えば、所謂ボタン電池などで構成されており、無線端末5が駆動するための電力を供給する。
無線端末5は、近距離無線I/F56を駆動して無線送受信を行うが、消費電力を低減するために、後述する基本フレーム中の同期信号を受信する期間と、自己宛の個別データなどを受信する期間、及び管理サーバ2にデータを送信する期間以外の自己に必要のない期間は無線機能を休止し、同期信号や個別データを受信する際、及び管理サーバ2にデータを送信する際に休止状態から起床してこれらの情報を受信、及び送信するようになっている。
図3は、管理サーバ2の記憶媒体23が記憶する端末DBの論理的な構成の一例を示した図である。
端末DBは、「端末ID」、「中継機ID」、「不在端末」などの項目から構成されている。
項目「端末ID」は、無線端末5の端末IDであり、項目「中継機ID」は、当該無線端末5が対応づけられている中継機3の中継機IDである。
端末DBは、「端末ID」、「中継機ID」、「不在端末」などの項目から構成されている。
項目「端末ID」は、無線端末5の端末IDであり、項目「中継機ID」は、当該無線端末5が対応づけられている中継機3の中継機IDである。
このようにして、端末DBは、無線端末5と、当該無線端末5が同期する中継機3を、端末IDと中継機IDによって対応づけており、無線端末5の通信経路が規定される。
図3の例では、例えば、端末ID「1」の無線端末5に対しては、中継機ID「0(中継機3a)」の中継機3を経由して通信する。
図3の例では、例えば、端末ID「1」の無線端末5に対しては、中継機ID「0(中継機3a)」の中継機3を経由して通信する。
項目「不在端末」は、表示データに対する受信応答がなかった無線端末5を識別するためのフラグ情報であり、「0」は、不在端末に該当しない(即ち、存在端末に該当する)ことを意味し、「1」は、不在端末に該当することを意味する。
図4は、基本フレームの構成を説明するための図である。
基本フレームは、管理サーバ2と無線端末5が通信する際の時分割フォーマットであり、基本フレーム長は、例えば、3秒に設定されている。
基本フレームには、無線端末5に同期信号を送信する同期期間、無線端末5に個別データを送信するデータ期間、及び無線端末5から管理サーバ2に送信するデータがある場合にはこれを送信する端末送信期間が、この順に設けられている。
基本フレームは、管理サーバ2と無線端末5が通信する際の時分割フォーマットであり、基本フレーム長は、例えば、3秒に設定されている。
基本フレームには、無線端末5に同期信号を送信する同期期間、無線端末5に個別データを送信するデータ期間、及び無線端末5から管理サーバ2に送信するデータがある場合にはこれを送信する端末送信期間が、この順に設けられている。
同期期間には、各中継機グループ用の同期信号が時分割されて設定されており、各同期信号には、同期データ、端末リスト情報、図示しないが、中継する中継機3の中継機ID、その他の情報が設定されている。
このように同期信号は中継機3ごとに時分割されているため、中継機3は、他の中継機3と重ならないように時間差をおいて同期信号を送信することができる。
このように同期信号は中継機3ごとに時分割されているため、中継機3は、他の中継機3と重ならないように時間差をおいて同期信号を送信することができる。
同期データは、無線端末5が中継機3と時間同期を行うための情報である。中継機3の有するクロックと無線端末5が有するクロックは、それぞれの精度の関係から相互の時間がずれてくるので、無線端末5は、同期データの受信により中継機との時間差を補正しながら同期状態を維持する。
端末リスト情報は、データ期間で送信される端末リストの送信タイミングを表している。
なお、端末リストは個別データがない場合は作成されず、この場合は、端末リスト情報も作成されない。
なお、端末リストは個別データがない場合は作成されず、この場合は、端末リスト情報も作成されない。
データ期間には、端末リストと個別データが設定されている。
端末リストは、個別データを受信する無線端末5の端末IDと受信タイミング(個別データの送信開始タイミング)をリスト化したものである。
個別データは、個別の無線端末5に向けた表示データ、更新用のプログラムなどである。
端末リストは、個別データを受信する無線端末5の端末IDと受信タイミング(個別データの送信開始タイミング)をリスト化したものである。
個別データは、個別の無線端末5に向けた表示データ、更新用のプログラムなどである。
端末送信期間は、無線端末5から管理サーバ2に情報を自律的に送信する期間であり、例えば、管理サーバ2に端末参加要求したり、故障の有無を送信したり、無線端末5が温度計などのセンサを登載している場合はその検出値を送信したりする。
無線端末5は、バッテリ57の消耗を極力避けるため、必要がないときはなるべく近距離無線I/F56などによる無線機能を休止状態とし、必要なときに起床して無線機能を駆動するように無線機能の休止と起床を制御することができる。
そして、以上のように構成された基本フレームに対して無線端末5は以下のように動作する。
そして、以上のように構成された基本フレームに対して無線端末5は以下のように動作する。
まず、無線端末5は、同期対象としている中継機3が同期信号を送信するタイミングになると休止状態から起床して同期信号の受信を開始し、同期データを受信する。
次に、無線端末5は、端末リスト情報が送信されてくるか否かを確認する。端末リスト情報が送信されてくる場合は、当該中継機3による同期信号の受信を終了した後、端末リスト情報で指定されたタイミング(端末リストが送信されるタイミング)まで休止状態となる。
次に、無線端末5は、端末リスト情報が送信されてくるか否かを確認する。端末リスト情報が送信されてくる場合は、当該中継機3による同期信号の受信を終了した後、端末リスト情報で指定されたタイミング(端末リストが送信されるタイミング)まで休止状態となる。
一方、端末リスト情報が送信されて来ない場合は、データ期間に個別データが存在しないため、当該中継機3による同期信号の受信を終了した後、無線端末5は、次の同期信号が送信されてくるタイミングまで休止状態となる。
なお、管理サーバ2に送信するデータがある場合、無線端末5は、端末送信期間で起床して管理サーバ2にデータを送信する。
なお、管理サーバ2に送信するデータがある場合、無線端末5は、端末送信期間で起床して管理サーバ2にデータを送信する。
また、無線端末5は、同期信号で端末リスト情報を受信した場合、端末リスト情報で指定されたタイミングで起床して端末リストを受信する。このように、端末リスト情報で端末リストの有無を判断してから端末リストを受信するように構成したのは、なるべく端末リストの受信機会を減らすためである。
そして、無線端末5は、端末リストに自己の端末IDが含まれているか否かを確認する。
自己の端末IDが含まれていない場合、自己宛の個別データはないため、無線端末5は、次の同期信号が送信されてくるタイミングまで休止状態となる。
なお、管理サーバ2に送信するデータがある場合は、端末送信期間で起床して管理サーバ2にデータを送信する。
そして、無線端末5は、端末リストに自己の端末IDが含まれているか否かを確認する。
自己の端末IDが含まれていない場合、自己宛の個別データはないため、無線端末5は、次の同期信号が送信されてくるタイミングまで休止状態となる。
なお、管理サーバ2に送信するデータがある場合は、端末送信期間で起床して管理サーバ2にデータを送信する。
一方、端末リストに自己の端末IDが含まれている場合、無線端末5は、一端休止状態となった後、端末リストで指定されたタイミングで起床して自己宛の個別データを受信する。個別データを受信した後、無線端末5は、次の同期信号が送信されてくるタイミングまで休止状態となる。
なお、管理サーバ2に送信するデータがある場合は、端末送信期間で起床して管理サーバ2にデータを送信する。
このように、無線端末5は、管理サーバ2と通信を行う場合、自己に必要なときだけ起床して残りは休止状態となって電力消費量を低減するようになっている。
なお、管理サーバ2に送信するデータがある場合は、端末送信期間で起床して管理サーバ2にデータを送信する。
このように、無線端末5は、管理サーバ2と通信を行う場合、自己に必要なときだけ起床して残りは休止状態となって電力消費量を低減するようになっている。
図5の各図は、基本フレームによる個別データの送信例を説明するための図である。
図5(a)は、送信対象の無線端末5が全て中継機3aに対応づけられている場合を表している。
表示スペースを省略するため、図では、端末リストをリストと記し、個別データをデータと記してある。
図に示したように、同期期間では、中継機3a、3b、3cごと(即ち、中継機グループごと)の同期信号が時分割により送信される。
図5(a)は、送信対象の無線端末5が全て中継機3aに対応づけられている場合を表している。
表示スペースを省略するため、図では、端末リストをリストと記し、個別データをデータと記してある。
図に示したように、同期期間では、中継機3a、3b、3cごと(即ち、中継機グループごと)の同期信号が時分割により送信される。
無線端末5は、全て中継機3aの中継機グループに属するため、中継機3aから送信される同期信号に同期している。
この管理サーバ2は、無線端末5に個別データを送信する場合、中継機3a用の同期信号に端末リスト情報を設定する。
そして、管理サーバ2は、個別データの送信対象となっている無線端末5の端末IDと個別データの受信タイミングを端末リストに設定する。
この管理サーバ2は、無線端末5に個別データを送信する場合、中継機3a用の同期信号に端末リスト情報を設定する。
そして、管理サーバ2は、個別データの送信対象となっている無線端末5の端末IDと個別データの受信タイミングを端末リストに設定する。
すると、無線端末5は、中継機3aから送信されてくる同期信号の端末リスト情報の有無を判断し、端末リスト情報が存在する場合には、端末リスト情報で指定されているタイミングで端末リストを受信し、更に、端末リストに自己の端末IDが指定されている場合には、端末リストで指定されたタイミングで個別データを受信する。
図5(b)は、送信対象が中継機3aに対応づけられている無線端末5と中継機3bに対応づけられている無線端末5に渡っている場合を表している。
これらの無線端末5のうち、中継機3aの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3aから送信される同期信号に同期しており、中継機3bの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3bから送信される同期信号に同期している。
これらの無線端末5のうち、中継機3aの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3aから送信される同期信号に同期しており、中継機3bの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3bから送信される同期信号に同期している。
管理サーバ2は、これら無線端末5に個別データを送信する場合、中継機3a用の同期信号と中継機3b用の同期信号に端末リスト情報を設定する。
そして、管理サーバ2は、中継機3aに同期している無線端末5のうち、個別データの送信対象となっている無線端末5の端末IDと個別データの受信タイミングを、中継機3a用の同期信号に対応する端末リストに設定する。
更に、管理サーバ2は、中継機3bに同期している無線端末5のうち、個別データの送信対象となっている無線端末5の端末IDと個別データの受信タイミングを、中継機3b用の同期信号に対応する端末リストに設定する。
そして、管理サーバ2は、中継機3aに同期している無線端末5のうち、個別データの送信対象となっている無線端末5の端末IDと個別データの受信タイミングを、中継機3a用の同期信号に対応する端末リストに設定する。
更に、管理サーバ2は、中継機3bに同期している無線端末5のうち、個別データの送信対象となっている無線端末5の端末IDと個別データの受信タイミングを、中継機3b用の同期信号に対応する端末リストに設定する。
そして、中継機3aに同期している無線端末5は、中継機3aから送信されてくる同期信号の端末リスト情報の有無を判断し、端末リスト情報が存在する場合には、端末リスト情報で指定されているタイミングで端末リストを受信し、更に、端末リストに自己の端末IDが指定されている場合には、端末リストで指定されたタイミングで個別データを受信する。
また、中継機3bに同期している無線端末5は、中継機3bから送信されてくる同期信号の端末リスト情報の有無を判断し、端末リスト情報が存在する場合には、端末リスト情報で指定されているタイミングで端末リストを受信し、更に、端末リストに自己の端末IDが指定されている場合には、端末リストで指定されたタイミングで個別データを受信する。
図6は、送信対象が中継機3bに対応づけられている無線端末5と中継機3cに対応づけられている無線端末5に渡っている場合を表している。
これらの無線端末5のうち、中継機3bの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3bから送信される同期信号に同期しており、中継機3cの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3cから送信される同期信号に同期している。
この場合は、図5(b)の説明で中継機3aを中継機3bとし、中継機3bを中継機3cと置き換えた場合と同様となる。
これらの無線端末5のうち、中継機3bの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3bから送信される同期信号に同期しており、中継機3cの中継機グループに属する無線端末5は、中継機3cから送信される同期信号に同期している。
この場合は、図5(b)の説明で中継機3aを中継機3bとし、中継機3bを中継機3cと置き換えた場合と同様となる。
図7は、管理サーバ2が無線端末5と通信を行う際のシーケンス図である。
以下の処理は、管理サーバ2のCPU21、中継機3のCPU31、及び無線端末5のCPU51が所定のプログラムに従って行うものである。
なお、以下のシーケンス図では、同期信号の受信などを省略し、表示データの送信について記載している。
以下の処理は、管理サーバ2のCPU21、中継機3のCPU31、及び無線端末5のCPU51が所定のプログラムに従って行うものである。
なお、以下のシーケンス図では、同期信号の受信などを省略し、表示データの送信について記載している。
管理サーバ2は、無線端末A、B、C宛の表示データを、基本フレームに設定して中継機3に送信し、無線端末A、B、Cへの表示データの送信開始をまとめて指示する(ステップ5)。
なお、表示データの送信順序は、一例として、無線端末A、B、Cの順とする。また、表示データは、それぞれ、パケット1〜n(nは自然数)に分割されており、管理サーバ2は、分割した表示データを一括して中継機3に送信する。
なお、表示データの送信順序は、一例として、無線端末A、B、Cの順とする。また、表示データは、それぞれ、パケット1〜n(nは自然数)に分割されており、管理サーバ2は、分割した表示データを一括して中継機3に送信する。
これに対し、中継機3は、表示データを管理サーバ2から受信して周囲の無線端末5に送信する。
まず、中継機3は、無線端末A向けの表示データのパケット1を送信する(ステップ10)。
無線端末Aは、当該パケット1を受信すると、その旨の応答(ACK)を中継機3に送信する(ステップ15)。
まず、中継機3は、無線端末A向けの表示データのパケット1を送信する(ステップ10)。
無線端末Aは、当該パケット1を受信すると、その旨の応答(ACK)を中継機3に送信する(ステップ15)。
次に、中継機3は、無線端末A向けのパケット2を送信する(ステップ25)。
無線端末Aは、当該パケット2を受信すると、その旨の応答を中継機3に送信する(ステップ30)。
以下、中継機3は、パケットnに至るまで、同様の動作を繰り返す(ステップ35〜50)。
無線端末Aは、当該パケット2を受信すると、その旨の応答を中継機3に送信する(ステップ30)。
以下、中継機3は、パケットnに至るまで、同様の動作を繰り返す(ステップ35〜50)。
中継機3は、無線端末Aから応答nを受信すると(ステップ50)、管理サーバ2に送信結果通知を送信する(ステップ55)。
ここでは、エラーが全く発生しなかったものとし、この送信結果通知によって、無線端末A向けの表示データの送信でエラーが0であったことが管理サーバ2に通知される。
ここでは、エラーが全く発生しなかったものとし、この送信結果通知によって、無線端末A向けの表示データの送信でエラーが0であったことが管理サーバ2に通知される。
また、無線端末Aは、パケットを結合して表示データを復元すると、データ受信完了通知(ACK)を中継機3に送信する(ステップ60)。
そして、中継機3は、無線端末Aからデータ受信完了通知を受信すると、これを管理サーバ2に送信する(ステップ65)。
以上のように、管理サーバ2は、分割した単位での応答と前記パケット受信号の応答(データ受信完了通知)の2種類を期待して無線端末Aに表示データを送信している。
そして、中継機3は、無線端末Aからデータ受信完了通知を受信すると、これを管理サーバ2に送信する(ステップ65)。
以上のように、管理サーバ2は、分割した単位での応答と前記パケット受信号の応答(データ受信完了通知)の2種類を期待して無線端末Aに表示データを送信している。
中継機3は、無線端末Aに表示データを送信した後、無線端末B向けの表示データのパケット1を送信する(ステップ105)。
無線端末Bは、当該パケット1を受信すると、その旨の応答を中継機3に送信する(ステップ110)。
無線端末Bは、当該パケット1を受信すると、その旨の応答を中継機3に送信する(ステップ110)。
次に、中継機3は、無線端末B向けのパケット2を送信する(ステップ115)。ここで、無線端末Bがパケット2の通信に失敗したものとする。
中継機3は、無線端末Bからパケット2に対する応答を得ないまま、パケット3の送信タイミングになると無線端末Bにパケット3を送信する(ステップ120)。
中継機3は、無線端末Bからパケット2に対する応答を得ないまま、パケット3の送信タイミングになると無線端末Bにパケット3を送信する(ステップ120)。
無線端末Bは、パケット3を受信すると、その旨の応答を中継機3に送信する(ステップ125)。
以下、中継機3は、パケットnに至るまで、同様の動作を繰り返す(〜ステップ1400)。
ここで、パケットの通信エラーは、パケット2のみであったとする。
以下、中継機3は、パケットnに至るまで、同様の動作を繰り返す(〜ステップ1400)。
ここで、パケットの通信エラーは、パケット2のみであったとする。
中継機3は、無線端末Bから応答nを受信すると(ステップ140)、管理サーバ2に送信結果通知を送信する(ステップ145)。
ここでは、パケット2の通信でエラーが発生したため、パケット2の通信エラーが発生した旨が送信結果通知によって管理サーバ2に通知される。
また、無線端末Bは、パケットを結合して表示データを復元することができないため、データ受信完了通知の送信を行わない。
ここでは、パケット2の通信でエラーが発生したため、パケット2の通信エラーが発生した旨が送信結果通知によって管理サーバ2に通知される。
また、無線端末Bは、パケットを結合して表示データを復元することができないため、データ受信完了通知の送信を行わない。
管理サーバ2は、このように、一部のパケットの送信に失敗した場合、次の基本フレームで欠落したパケット(ここでは、パケット2)を無線端末Bに再送信する。
そして、管理サーバ2は、次の基本フレーム以降、無線端末Bからデータ受信完了通知が送信されてくるまで最大50回、欠落したパケット(パケット2)を無線端末Bに再送信する。なお、最大回数は、任意に設定することができる。
そして、管理サーバ2は、次の基本フレーム以降、無線端末Bからデータ受信完了通知が送信されてくるまで最大50回、欠落したパケット(パケット2)を無線端末Bに再送信する。なお、最大回数は、任意に設定することができる。
図8は、図7のシーケンス図の続きである。ただし、無線端末Bに対するパケット2の再送信は省略してある。
中継機3は、無線端末Bへの表示データの送信を終えると、無線端末C向けのパケット1を送信する(ステップ205)。ここで、無線端末Cがパケット1の通信に失敗したものとする。
中継機3は、無線端末Bへの表示データの送信を終えると、無線端末C向けのパケット1を送信する(ステップ205)。ここで、無線端末Cがパケット1の通信に失敗したものとする。
中継機3は、無線端末Cからパケット1に対する応答を得ないまま、パケット2の送信タイミングになると無線端末Bにパケット2を送信する(ステップ210)。ここで、無線端末Cがパケット2の通信に失敗したものとする。
以降、中継機3は、パケットnまで送信するが、全てエラーとなったとする(〜ステップ220)。
即ち、中継機3は、全パケットの送信に失敗したものとする。
以降、中継機3は、パケットnまで送信するが、全てエラーとなったとする(〜ステップ220)。
即ち、中継機3は、全パケットの送信に失敗したものとする。
中継機3は、パケットnの送信後に無線端末Cから応答がないことを確認すると、送信結果を管理サーバ2に送信する(ステップ225)。
管理サーバ2は、このように、全パケットの送信に失敗した場合、次の基本フレームで全パケットを無線端末Cに再送信する(ステップ230〜245)。
ここでも、全てエラーになったとし、中継機3は、その旨の送信結果通知を管理サーバ2に送信する(ステップ255)。
管理サーバ2は、このように、全パケットの送信に失敗した場合、次の基本フレームで全パケットを無線端末Cに再送信する(ステップ230〜245)。
ここでも、全てエラーになったとし、中継機3は、その旨の送信結果通知を管理サーバ2に送信する(ステップ255)。
管理サーバ2は、更に、次の基本フレームでも無線端末Cに全パケットをデータ受信完了通知があるまで、最大50回再送信する(〜ステップ260)。この最大回数は任意に設定することができる。
管理サーバ2は、50回再送信しても全パケットが無線端末Cに受信されない場合、無線端末Cが通信エリアに存在しない可能性があるため、端末DBで無線端末Cを不在端末として登録する(ステップ265)。
なお、本実施の形態では、不在端末の登録を端末DBで行ったが、例えば、送信に失敗した表示データを送信先の無線端末5の端末IDと関連づけて記憶しておき、これを以て不在端末の登録を行ってもよい。
管理サーバ2は、50回再送信しても全パケットが無線端末Cに受信されない場合、無線端末Cが通信エリアに存在しない可能性があるため、端末DBで無線端末Cを不在端末として登録する(ステップ265)。
なお、本実施の形態では、不在端末の登録を端末DBで行ったが、例えば、送信に失敗した表示データを送信先の無線端末5の端末IDと関連づけて記憶しておき、これを以て不在端末の登録を行ってもよい。
図9は、無線端末Cを不在端末に登録した後の処理を説明するためのシーケンス図である。
管理サーバ2は、無線端末Cを不在端末に登録した後、無線端末Cへの表示データ送信指示が発生すると(ステップ305)、無線端末Cが端末DBで不在端末として登録されているか否かを確認する。
ところで、管理サーバ2は、表示データを無線端末5に送信する前に、当該無線端末5が端末DBで不在端末として登録されているか否かを確認し、無線端末5が不在端末として登録されていない場合は、無線端末5に表示データを送信し、無線端末5が不在端末として登録されている場合は、表示データ送信の前に無線端末5に向けた端末確認データを送信するようになっている。
管理サーバ2は、無線端末Cを不在端末に登録した後、無線端末Cへの表示データ送信指示が発生すると(ステップ305)、無線端末Cが端末DBで不在端末として登録されているか否かを確認する。
ところで、管理サーバ2は、表示データを無線端末5に送信する前に、当該無線端末5が端末DBで不在端末として登録されているか否かを確認し、無線端末5が不在端末として登録されていない場合は、無線端末5に表示データを送信し、無線端末5が不在端末として登録されている場合は、表示データ送信の前に無線端末5に向けた端末確認データを送信するようになっている。
今の場合は、無線端末Cは、端末DBで不在端末として登録されているため、管理サーバ2は、無線端末Cに端末確認データを送信する(ステップ310)。
なお、無線端末Cが不在端末として登録されていなかった場合、管理サーバ2は、無線端末Cに表示データを送信する。
そして、中継機3は、管理サーバ2から端末確認データを受信して、これを無線端末Cに送信する(ステップ315)。
ここで、無線端末Cに対する端末確認データの送信は失敗したものとする。
なお、無線端末Cが不在端末として登録されていなかった場合、管理サーバ2は、無線端末Cに表示データを送信する。
そして、中継機3は、管理サーバ2から端末確認データを受信して、これを無線端末Cに送信する(ステップ315)。
ここで、無線端末Cに対する端末確認データの送信は失敗したものとする。
中継機3は、無線端末Cから応答がないため、送信がエラーとなった旨の端末確認送信結果通知を管理サーバ2に送信する(ステップ320)。
管理サーバ2は、中継機3からエラーとなった旨の端末確認送信結果通知を受信すると、最大50回、端末確認データを送信する(ステップ325〜335)。なお、最大回数は任意に設定することができる。
そして、管理サーバ2は、端末確認データを50回送信しても受信完了の端末確認送信結果通知を得られなかった場合、端末確認データの送信を停止する(ステップ340)。
管理サーバ2は、無線端末Cの不在端末としての登録を継続する。
管理サーバ2は、中継機3からエラーとなった旨の端末確認送信結果通知を受信すると、最大50回、端末確認データを送信する(ステップ325〜335)。なお、最大回数は任意に設定することができる。
そして、管理サーバ2は、端末確認データを50回送信しても受信完了の端末確認送信結果通知を得られなかった場合、端末確認データの送信を停止する(ステップ340)。
管理サーバ2は、無線端末Cの不在端末としての登録を継続する。
図10は、図9において、無線端末Cが管理サーバ2からの端末確認データに応答した場合のシーケンス図である。
管理サーバ2が無線端末Cに対する端末確認データの送信を停止した後(図9のステップ340)、無線端末Cへの表示データ送信指示が発生すると(ステップ405)、管理サーバ2は、無線端末Cが端末DBで不在端末として登録されているか否かを確認する。
ここでは、無線端末Cは、不在端末として登録されているため、管理サーバ2は、無線端末Cに向けて端末確認データを送信する(ステップ410)。
管理サーバ2が無線端末Cに対する端末確認データの送信を停止した後(図9のステップ340)、無線端末Cへの表示データ送信指示が発生すると(ステップ405)、管理サーバ2は、無線端末Cが端末DBで不在端末として登録されているか否かを確認する。
ここでは、無線端末Cは、不在端末として登録されているため、管理サーバ2は、無線端末Cに向けて端末確認データを送信する(ステップ410)。
中継機3は、当該端末確認データを受信し、無線端末Cに送信する(ステップ415)。ここでは、無線端末Cは、端末確認データの受信に成功したものとする。
無線端末Cは、端末確認データの受信に成功すると、中継機3に応答し(ステップ420)、更に、端末確認データの受信が完了するとデータ受信完了通知を中継機3に送信する(ステップ425)。
無線端末Cは、端末確認データの受信に成功すると、中継機3に応答し(ステップ420)、更に、端末確認データの受信が完了するとデータ受信完了通知を中継機3に送信する(ステップ425)。
次に、中継機3は、データ受信完了通知を受信した旨の端末確認送信結果通知を管理サーバ2に送信する(ステップ430)。
管理サーバ2は、中継機3から当該通知を受信すると、無線端末Cが通信エリア内に存在することが確認できたため、端末DBで無線端末Cの不在端末の登録を解除(ステップ435)し、存在端末として端末DBに再登録する。
管理サーバ2は、中継機3から当該通知を受信すると、無線端末Cが通信エリア内に存在することが確認できたため、端末DBで無線端末Cの不在端末の登録を解除(ステップ435)し、存在端末として端末DBに再登録する。
次に、管理サーバ2は、無線端末Cに表示データを送信する(ステップ440)。
以降のステップ445〜495は、図7のステップ10〜65と同様であり、無線端末Cは、当該表示データにより表示を更新する。
以降のステップ445〜495は、図7のステップ10〜65と同様であり、無線端末Cは、当該表示データにより表示を更新する。
図11は、管理サーバ、中継機、無線端末の有する各手段を示した図である。
無線端末5は、表示部55によって表示データの内容を表示するため、表示手段を備えた無線端末として機能している。
そして、管理サーバ2は、無線端末5と通信するため、表示手段を備えた無線端末と通信する通信手段207を備えており、管理サーバ2は、無線端末5からの応答を通知する送信通知結果により、無線端末5にデータが受信されたか否かを判断するため、前記通信手段207によって前記無線端末に送信したデータが前記無線端末に受信されたか否かを判断する判断手段208を備えている。
また、管理サーバ2は、無線端末5に表示データを送信するため、前記通信手段207を用いて前記無線端末に表示データを送信する表示データ送信手段204を備えている。
更に、管理サーバ2は、表示データが無線端末5に受信されなかったと判断した場合に、表示データよりもデータサイズの小さい端末確認データを無線端末5に送信するため、前記送信した表示データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段208で判断された場合に、前記通信手段207を用いて、前記無線端末に前記送信した表示データよりもデータサイズの小さい応答確認用データを送信する応答確認用データ送信手段205を備えている。ここで、端末確認データは、応答確認用データとして機能している。
そして、管理サーバ2は、端末確認データに対して無線端末5から応答があった場合に、無線端末5に表示データを送信するため、前記表示データ送信手段204は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段208で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信する。
無線端末5は、表示部55によって表示データの内容を表示するため、表示手段を備えた無線端末として機能している。
そして、管理サーバ2は、無線端末5と通信するため、表示手段を備えた無線端末と通信する通信手段207を備えており、管理サーバ2は、無線端末5からの応答を通知する送信通知結果により、無線端末5にデータが受信されたか否かを判断するため、前記通信手段207によって前記無線端末に送信したデータが前記無線端末に受信されたか否かを判断する判断手段208を備えている。
また、管理サーバ2は、無線端末5に表示データを送信するため、前記通信手段207を用いて前記無線端末に表示データを送信する表示データ送信手段204を備えている。
更に、管理サーバ2は、表示データが無線端末5に受信されなかったと判断した場合に、表示データよりもデータサイズの小さい端末確認データを無線端末5に送信するため、前記送信した表示データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段208で判断された場合に、前記通信手段207を用いて、前記無線端末に前記送信した表示データよりもデータサイズの小さい応答確認用データを送信する応答確認用データ送信手段205を備えている。ここで、端末確認データは、応答確認用データとして機能している。
そして、管理サーバ2は、端末確認データに対して無線端末5から応答があった場合に、無線端末5に表示データを送信するため、前記表示データ送信手段204は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段208で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信する。
また、管理サーバ2は、無線端末5に表示データを所定の最大回数(例えば、50回)送信しても応答がなかった場合に表示データが受信されなかったと判断するため、前記判断手段208は、前記表示データ送信手段204が前記表示データを所定回数送信しても前記無線端末に受信されなかった場合に、前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断している。
また、管理サーバ2は、所定の最大回数(例えば、50回)を限度として、無線端末5から応答がされるまで端末確認データを送信し、応答があった場合に端末確認データが無線端末5に受信されたと判断するため、前記応答確認用データ送信手段205は、前記無線端末から前記送信した応答確認用データに対する受信応答が前記判断手段208にされるまで前記応答確認用データを送信し、前記判断手段208は、前記応答確認用データの送信回数が所定回数に達するまでに前記無線端末から前記受信応答があった場合に前記応答確認用データが前記無線端末に受信されたと判断している。
また、管理サーバ2は、無線端末5から表示データに対する応答がなかった場合に、無線端末5を不在端末として登録するため、前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断された無線端末を登録する登録手段209を備えている。
更に、管理サーバ2は、表示データを送信する際に、送信先の無線端末5が不在端末に登録されているか否か確認するため、前記表示データの送信先の無線端末が前記登録手段209で登録されているか否かを確認する確認手段206を備えている。
そして、管理サーバ2は、無線端末5が不在端末として登録されていた場合、まず、無線端末5に端末確認データを送信し、当該端末確認データが受信された場合に、表示データを送信するため、前記応答確認用データ送信手段205は、当該無線端末が前記登録手段209で登録されていると確認された場合に当該無線端末に応答確認用データを送信し、前記表示データ送信手段204は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段208で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信している。
更に、管理サーバ2は、表示データを送信する際に、送信先の無線端末5が不在端末に登録されているか否か確認するため、前記表示データの送信先の無線端末が前記登録手段209で登録されているか否かを確認する確認手段206を備えている。
そして、管理サーバ2は、無線端末5が不在端末として登録されていた場合、まず、無線端末5に端末確認データを送信し、当該端末確認データが受信された場合に、表示データを送信するため、前記応答確認用データ送信手段205は、当該無線端末が前記登録手段209で登録されていると確認された場合に当該無線端末に応答確認用データを送信し、前記表示データ送信手段204は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段208で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信している。
また、管理サーバ2は、端末確認データに対する応答により端末確認データが無線端末5に受信されたと判断すると、無線端末5の不在端末登録を解除して存在端末として登録し、端末確認データが受信されなかったと判断すると、無線端末5の不在端末登録を持続するため、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段208で判断された場合に、前記登録手段209は、前記無線端末の登録を解除し、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段208で判断された場合に、前記登録手段209は、前記無線端末の登録を継続している。
また、管理サーバ2は、表示データの全てのパケットに対して受信応答がなかった場合に無線端末5が表示データを受信しなかったと判断するため、前記判断手段は、前記無線端末に送信したデータのパケットの全てについて前記無線端末から受信応答がなかった場合に、前記無線端末が当該データを受信しなかったと判断している。
このほか、管理サーバ2は、基本フレームを作成する基本フレーム作成手段203、表示部25を用いて表示を行う表示手段202、操作部26によって操作を受け付ける外部操作手段201、及び上記各手段を制御する制御手段210を備えている。
中継機3は、以下の構成を有する。
通信手段301は、LAN接続I/F35を用いて構成されており、管理サーバ2と通信する。
通信手段304は、近距離無線I/F36を用いて構成されており、無線端末5とデータの送受信を行う。
中継機ID記憶手段303は、自身の中継機IDを記憶する。
制御手段302は、上記各手段を制御する。
通信手段301は、LAN接続I/F35を用いて構成されており、管理サーバ2と通信する。
通信手段304は、近距離無線I/F36を用いて構成されており、無線端末5とデータの送受信を行う。
中継機ID記憶手段303は、自身の中継機IDを記憶する。
制御手段302は、上記各手段を制御する。
無線端末5は、以下の構成を有する。
通信手段502は、中継機3と通信する。
データ受信完了通知手段503は、全パケットを受信してデータを復元した場合にデータ受信完了通知を送信する。
表示書換手段504は、表示データを用いて表示部55の表示を書き換える。
表示データ応答手段505は、表示データのパケットを受信した場合に応答する。
端末確認用データ応答手段506は、端末確認用データのパケットを受信した場合に応答する。
このほか、表示部55を用いて表示を行う表示手段501を備えている。
制御手段508は、上記各手段を制御する。
通信手段502は、中継機3と通信する。
データ受信完了通知手段503は、全パケットを受信してデータを復元した場合にデータ受信完了通知を送信する。
表示書換手段504は、表示データを用いて表示部55の表示を書き換える。
表示データ応答手段505は、表示データのパケットを受信した場合に応答する。
端末確認用データ応答手段506は、端末確認用データのパケットを受信した場合に応答する。
このほか、表示部55を用いて表示を行う表示手段501を備えている。
制御手段508は、上記各手段を制御する。
以上に説明した実施の形態により、次のような効果を得ることができる。
(1)管理サーバ2は、応答がないため無線端末5が無線エリアに存在するか否かが不明である場合に、これを不在端末として登録し、個別に管理することができる。
(2)管理サーバ2は、不在端末に対しては、表示データを送信する前にデータサイズが表示データよりも小さい端末確認データを送信して、応答の有無を確認することができる。
(3)管理サーバ2は、端末確認データに対する応答により不在端末が無線エリア内に存在することを確認してから、表示データを送信することができる。
(4)管理サーバ2は、端末確認データを用いることにより、無線エリアに存在しない無線端末5に対する表示データの再送信を行わないため、不在端末との通信による帯域の占有を抑制することができ、これによって無線通信システム1全体の通信効率が向上する。
(5)管理サーバ2は、応答の帰ってこない無線端末5を「不在端末」として登録し、端末確認が取れるまで表示データの送信を行わない。そのため、不在端末に向けて無駄な表示データ再送信を行うことがなくなるので、無線通信システム1全体のスループットが向上する。
(1)管理サーバ2は、応答がないため無線端末5が無線エリアに存在するか否かが不明である場合に、これを不在端末として登録し、個別に管理することができる。
(2)管理サーバ2は、不在端末に対しては、表示データを送信する前にデータサイズが表示データよりも小さい端末確認データを送信して、応答の有無を確認することができる。
(3)管理サーバ2は、端末確認データに対する応答により不在端末が無線エリア内に存在することを確認してから、表示データを送信することができる。
(4)管理サーバ2は、端末確認データを用いることにより、無線エリアに存在しない無線端末5に対する表示データの再送信を行わないため、不在端末との通信による帯域の占有を抑制することができ、これによって無線通信システム1全体の通信効率が向上する。
(5)管理サーバ2は、応答の帰ってこない無線端末5を「不在端末」として登録し、端末確認が取れるまで表示データの送信を行わない。そのため、不在端末に向けて無駄な表示データ再送信を行うことがなくなるので、無線通信システム1全体のスループットが向上する。
1 無線通信システム
2 管理サーバ
3 中継機
5 無線端末
6 中継機グループ
21 CPU
22 RAM
23 記憶媒体
24 クロック
25 表示部
26 操作部
27 LAN接続I/F
31 CPU
32 RAM
33 記憶媒体
34 クロック
35 LAN接続I/F
36 近距離無線I/F
51 CPU
52 RAM
53 記憶媒体
54 ROM
55 表示部
56 近距離無線I/F
57 バッテリ
59 クロック
2 管理サーバ
3 中継機
5 無線端末
6 中継機グループ
21 CPU
22 RAM
23 記憶媒体
24 クロック
25 表示部
26 操作部
27 LAN接続I/F
31 CPU
32 RAM
33 記憶媒体
34 クロック
35 LAN接続I/F
36 近距離無線I/F
51 CPU
52 RAM
53 記憶媒体
54 ROM
55 表示部
56 近距離無線I/F
57 バッテリ
59 クロック
Claims (6)
- 表示手段を備えた無線端末と通信する通信手段と、
前記通信手段によって前記無線端末に送信したデータが前記無線端末に受信されたか否かを判断する判断手段と、
前記通信手段を用いて前記無線端末に表示データを送信する表示データ送信手段と、
前記送信した表示データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段で判断された場合に、前記通信手段を用いて、前記無線端末に前記送信した表示データよりもデータサイズの小さい応答確認用データを送信する応答確認用データ送信手段と、
を具備し、
前記表示データ送信手段は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信することを特徴とするサーバ。 - 前記判断手段は、前記表示データ送信手段が前記表示データを所定回数送信しても前記無線端末に受信されなかった場合に、前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
- 前記応答確認用データ送信手段は、前記無線端末から前記送信した応答確認用データに対する受信応答が前記判断手段にされるまで前記応答確認用データを送信し、
前記判断手段は、前記応答確認用データの送信回数が所定回数に達するまでに前記無線端末から前記受信応答があった場合に、前記応答確認用データが前記無線端末に受信されたと判断することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のサーバ。 - 前記表示データが前記無線端末に受信されなかったと判断された無線端末を登録する登録手段と、
前記表示データの送信先の無線端末が前記登録手段で登録されているか否かを確認する確認手段と、を備え、
前記応答確認用データ送信手段は、当該無線端末が前記登録手段で登録されていると確認された場合に当該無線端末に応答確認用データを送信し、
前記表示データ送信手段は、前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記表示データを前記無線端末に再送信することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載のサーバ。 - 前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されたと前記判断手段で判断された場合に、前記登録手段は、前記無線端末の登録を解除し、
前記送信した応答確認用データが前記無線端末に受信されなかったと前記判断手段で判断された場合に、前記登録手段は、前記無線端末の登録を継続することを特徴とする請求項4に記載のサーバ。 - 前記判断手段は、前記無線端末に送信したデータのパケットの全てについて前記無線端末から受信応答がなかった場合に、前記無線端末が当該データを受信しなかったと判断することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載のサーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010056107A JP2011191898A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010056107A JP2011191898A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | サーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011191898A true JP2011191898A (ja) | 2011-09-29 |
Family
ID=44796768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010056107A Pending JP2011191898A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | サーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011191898A (ja) |
-
2010
- 2010-03-12 JP JP2010056107A patent/JP2011191898A/ja active Pending
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