JP2010199690A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装置本体1aのヒンジ手段3A及び3Bを結ぶ線上の中間位置の上面1a1には、発光手段6aと受光手段6bからなるセンサ6が取り付けられている。そして、このセンサ6の発光手段6aと受光手段6bの上面6a1及び6b1が、原稿載置ガラス台2の表面2aより高く突出するようになっている。従って、原稿押さえ部材5上に吸着されて持ち上げられた原稿Pが自重落下する際に、原稿Pの先端P1がセンサ6の先端部に当接して、ヒンジ手段3Aと3Bとの間の間隙G内に入り込むことを阻止することが可能となっている。
【選択図】図2
Description
このような画像読取装置1においては、原稿Pを読取る際に、原稿カバー4で原稿載置ガラス台2を閉塞して原稿Pを原稿押さえ部材5によって原稿載置ガラス台2の表面に押し付けながら原稿Pを読取った後、原稿カバー4を開放して原稿載置ガラス台2上から読取られた原稿Pを操作者が手で排除するようになっている。この際、原稿カバー4を回動させて原稿載置ガラス台2を開放すると、原稿押さえ部材5の表面に原稿Pが吸着して原稿載置ガラス台2上から持ち上げられ、その後、図11の矢印で示すように、原稿Pが傾斜している原稿押さえ部材5の表面からその自重で滑り落ち、ヒンジ手段3Aと3Bとの間の間隙Gから画像読取装置の背後に落下してしまう場合がある。
このような事故を防止するために、例えば、特許文献1に記載されているように、2個のヒンジ手段の間の間隙Gに、原稿カバーの開閉に連動して画像読取装置本体の上面から出没する突起を原稿落下防止部材として配設することが提案されている。また、特許文献2には、原稿載置ガラス台の背面側端部と原稿載置ガラス台を開放する原稿カバーとの間に形成される間隙の少なくとも一部を覆う障害部材を備えることが提案されている。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、部品点数を増やすことなく、簡単な構成で、原稿カバーの開閉時の原稿落下を防止できる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の画像読取装置において、前記凹部は、透孔であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、原稿が載置される原稿載置ガラス台と、当該原稿載置ガラス台の一側端部近傍に離隔して配設され、前記原稿載置ガラス台の表面を開放又は閉塞する原稿カバーを回動自在に支持する複数のヒンジ手段と、前記原稿カバーで前記原稿載置ガラス台を閉塞したとき、当該原稿カバーの前記原稿載置ガラス台との対向面に前記原稿を前記原稿載置ガラス面に押圧する原稿押さえ部材とを備えた画像読取装置において、前記複数のヒンジ手段は、少なくとも3個であり、当該複数のヒンジ手段の隣り合うヒンジ間隔が、前記原稿載置ガラス台に載置して読み取ることが可能な最小サイズの定型原稿の短手寸法より小さくなるように配設されていることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置を具備したことを特徴とする画像形成装置としたものである。
また、本発明によれば、複数のヒンジ手段は、少なくとも3個であり、当該複数のヒンジ手段の隣り合うヒンジ間隔が、原稿載置ガラス台に載置して読み取ることが可能な最小サイズの定型原稿の短手寸法より小さくなるように配設されていることによって、部品点数を増やすことなく、簡単な構成で、原稿カバーの開閉時の原稿落下を防止できる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することができる。
従来の画像読取装置においては、前述の図10に示すように、ヒンジ手段3Aと3Bとの間に原稿カバー4の開閉を検知するセンサ6が配設されており、このセンサ6を利用できないかと考えた。従来のセンサ6は、図10に示すように、発光手段6aと受光手段6bとを備えており、発光手段6aと受光手段6bは、画像読取装置本体1aの上面1a1のヒンジ手段3A、3Bとの間に配設されている。そして、このセンサ6によって検知される検知用突片6cは、原稿カバー4の内面4aから突出させてあり、原稿カバー4が回動されて原稿載置ガラス台2の表面を閉塞したときに、検知用突片6cが、発光手段6aと受光手段6bとの間のスリット6d内に挿入されて発光手段6aからの光を遮蔽することによって原稿カバー4の閉塞状態を検知可能としている。
この究明に基づき、さらに検討した結果、発光手段6aと受光手段6bの上面6a1及び6b1の少なくとも一方を、原稿載置ガラス台2の表面より高く突出させるようにすれば、開放された原稿押さえ部材5に吸着された原稿Pが自重で落下した際に、原稿Pの先端P1が発光手段6a及び受光手段6bの先端部分に当接して間隙G内に入り込むことを阻止することが可能となることを見出した。
さらに、このセンサ6の上面6a1及び6b1の幅が小さいために、このセンサ6の配置位置によっては、原稿Pの先端P1がセンサ6とヒンジ手段3A又は3Bとの間の間隙をすり抜けて装置本体1aの背後に原稿Pが落下してしまう場合がある。そのため、本発明においては、センサ6とヒンジ手段3A又は3Bの間の間隔を原稿載置ガラス台に載置して読み取ることが可能な最小サイズの定型原稿の短手寸法より小さくなるように、ヒンジ手段3A、3Bとセンサ6の配置位置を選定するようにして本発明の完成に至った。
図1は、本発明による第1実施形態に係る画像読取装置の原稿カバーを開放した状態を示す斜視図である。図2は、図1の矢印A方向から見た正面図である。図3は、図1の矢印CB方向から見た場合の側面図である。図4は、原稿カバーを閉塞したときの図2のA−A線上で切断した断面図である。図5は、図1で示す画像読取装置本体内の光学ユニットを示す斜視図である。図6は、図5で示す光学ユニットの作用を説明するための模式図である。図7は、本発明による第1実施形態に係る画像読取装置のセンサの配置位置と上面高さを説明するための正面図である。
この第1実施形態に係る画像読取装置1は、図1に示すように、後述する原稿Pを読取るための光学ユニットを内蔵する装置本体1aと、装置本体1aに取り付けられる原稿載置ガラス台2を開閉する原稿カバー4とを有している。原稿カバー4は、上面側に後述する自動原稿給紙装置8が取り付けられ、内面4aには、原稿載置ガラス台2の全体を被覆可能な大きさを有する原稿押さえ部材5が、原稿カバー4が閉塞されたときに原稿載置ガラス台2を被覆する位置に取り付けられている。
一方、装置本体1aの上面1a1には、例えば、A3サイズの原稿Pを載置可能な原稿載置ガラス台2が取り付けられている。原稿載置ガラス台2の左側には、後述する原稿カバー4上に取り付けられた自動原稿給紙装置8で搬送された原稿を読取るためのスリット露光用読取ガラス台9が取り付けられている。
また、原稿載置ガラス台2の背面側の一側端部近傍には、原稿カバー4を矢印B方向に回動可能に支持するヒンジ手段3Aと3Bとが、離隔した状態で、原稿載置ガラス台2の側端縁2aとほぼ平行に並設されている。さらに、装置本体1aのヒンジ手段3A及び3Bを結ぶ線上の中間位置の上面1a1には、発光手段6aと受光手段6bからなるセンサ6が取り付けられている。
また、このセンサ6の配置位置は、図1に示すように、ヒンジ手段3A及び3Bを結ぶ線上の中間位置に設置されており、隣り合うヒンジ手段3A及び3Bとセンサ6と離間距離bは、ヒンジ手段間の距離aの1/2の距離より短い距離となっている。そしてこの離間距離bは、原稿載置ガラス台2上に載置される最小サイズの定形原稿P0(例えば、最大載置可能定形原稿がA3サイズのときは、A5サイズ、最大載置可能定形原稿がA4サイズのときはA6サイズである)の短手寸法Dよりも小さい距離となっている。従って、原稿押さえ部材5上に吸着されて持ち上げられた原稿P0が自重落下する際に、原稿P0の先端P01が必ずセンサ6の先端部に当接してヒンジ手段3Aと3Bとの間の間隙G(図2参照)内に入り込むことを阻止することが可能となっている。
この実施形態においては、センサ6の上面6a1及び6b1を収容することのできる凹部として、透孔7を使用したが、透孔でなく上面が閉塞された凹み穴であっても良い。しかしながら、透孔を凹部として使用する場合には、センサ6の上面6a1及び6b1の高さを任意に設定可能となる利点を有する。なお、図1及び図2で、透孔7内に突出している部材は、原稿カバー4の開閉を検知するための検出用突片6cである。そして、この検出用突片6cが、原稿カバー4が閉塞された際に、発光手段6aと受光手段6bとの間のスリット6d内に挿入されて発光手段から投光される光を遮蔽して原稿カバー4が閉塞されていることを検知可能となっている。
また、上記第1実施形態に係る画像読取装置において、図7に示すように、センサ6の上面6a1および6b1の高さを原稿カバー4を開放したときの原稿カバー4の下端縁4bの位置より高く設定することによってより確実に間隙G内への原稿Pの進入を阻止することが可能となるので好適である。
本実施形態に係る画像読取装置1においては、装置本体1a内に、原稿Pの画像を読取って電気信号に変換する光学ユニット11が内蔵されており、この光学ユニット11によって原稿載置ガラス台2上に載置された原稿Pの画像を光学的に読取って画像情報を電気信号に変換している。
具体的には、図5及び図6に示すように、光学ユニット11は、原稿載置ガラス台2の下方に、光源12及び両端支持された第1ミラー15を有する第1ミラーユニット13及び両端支持された第2ミラー17、第3ミラー18を有する第2ミラーユニット16を備えている。そして、第1ミラーユニット13の光源13から原稿Pの画像に照射される光の反射光を図6の一点鎖線で示すように、第1ミラー15、第2ミラー17及び第3ミラー18を経由して光学レンズ19で撮像センサ20上に集光結像させ、この結像を撮像センサ20で電気信号に変換するようになっている。
以上のような構成を備える本実施形態に係る画像読取装置1においては、原稿カバー4の開閉を検知するセンサ6の上面を原稿載置ガラス台2より高く突出させ、ヒンジ手段3A及び3Bの間に、センサ6と隣り合うヒンジ手段3A及び3Bとセンサ6との間隔bが原稿載置ガラス台2に載置して読み取ることが可能な最小サイズの定型原稿P0の短手寸法Dより小さくなるように配設し、原稿カバー4を閉塞したときに、原稿カバー4のセンサ6に対向する部分に、センサ6の上面を収容する透孔7を形成したので、部品点数を増やすことなく、簡単な構成で、原稿カバーの開閉時の原稿落下を防止できる画像読取装置を提供することが可能となる。
この第2実施形態に係る画像読取装置においては、装置本体1aに対して原稿カバー4を回動自在に支持する複数のヒンジ手段として、図8に示すように、ヒンジ手段3A、3Bに加えてヒンジ手段3Aと3Bとの中間位置にヒンジ手段3Cを配設して原稿カバー4をより安定して支持可能としている。そして、ヒンジ手段3Cと隣り合うヒンジ手段3Aと3Bとの距離cを、原稿載置ガラス台2上に載置される最小サイズの定形原稿P0の短手寸法Dよりも小さい距離となっている。従って、原稿押さえ部材5上に吸着されて持ち上げられた原稿P0が自重落下する際に、原稿P0の先端P01が必ずヒンジ手段3A、3B及び3Cの少なくともいずれかに当接してヒンジ手段3Aと3Bとの間の間隙G(図2参照)内に入り込むことを阻止することが可能となっている。
このように、この実施形態においては、原稿カバー4を回動自在に支持するヒンジ手段を利用して、そのヒンジ手段の配置位置が所定間隔となるように配設することによって、部品点数を増やすことなく、簡単な構成で、原稿カバーの開閉時の原稿落下を防止できる画像読取装置を提供可能としている。
この実施形態に係る画像形成装置は、所望の原稿画像からトナー像を形成する画像形成部60上に原稿から画像を読取る画像読取装置を搭載している。画像形成部60は、図1に示すように、表面に感光体層を有する像担持体としてのイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応する分の個数分のドラム状感光体61を備えている。さらに、各感光体61の周囲には、各感光体61をそれぞれほぼ一様に帯電する帯電装置100と、帯電された感光体61にレーザ光Lで露光して静電潜像を形成する露光装置70と、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像剤を収容し、感光体61上の静電潜像に対応するトナー像を形成する現像装置63と、感光体61上に転写後残留するトナーを除去するクリーニング装置64とを備えている。なお、図9においては、帯電装置100、現像装置63及びクリーニング装置64は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応する分の個数分のドラム状感光体61に備えられているが基本的に同一構成のため、ブラックの感光体61の周囲にあるこれらの装置に符号を付して代表させている。
記録媒体は、記録媒体を収納する給紙装置26、27の一つから、1枚ずつ搬送経路28内に搬送ローラでレジストローラ23まで搬送され、ここで、感光体61上のトナー像と同期を計って転写位置に搬送される。
図9に示すように、画像形成装置における露光装置70は、帯電装置100により一様に帯電された感光体61の表面に原稿画像に対応する光線Lを照射して、光導電性を有する感光体61上に静電潜像を形成する。光線Lは、蛍光灯、ハロゲンランプ等のランプ、LED、LD等の半導体素子によるレーザ光線等であっても良い。ここでは、図示しない画像処理部からの信号により感光体61の回転速度に同期して照射される場合は、LDの素子を用いる。
現像装置63は、現像剤担持体である現像ローラを有し、現像装置63内に貯蔵されたトナーを供給ローラで攪拌部に搬送されて、キャリアを含む現像剤と混合・攪拌され、感光体61に対向する現像領域に搬送される。このときに、正又は負極性に帯電されたトナーは、感光体61の静電潜像に転移して現像される。現像剤は、磁性又は非磁性の一成分現像剤又はこれらを併せて使用するものであっても良いし、湿式の現像液を用いるものであっても良い。
定着装置80は、記録媒体上のトナー像を、加熱及び/又は加圧して記録媒体上にトナー像を固定して定着させる。ここでは、一対の加圧ローラ80bと定着ローラ80aの間を通過させ、このときに熱及び圧力をかけて、トナーの結着樹脂を溶融しながら定着させる。定着装置80の加圧ローラ80b及び定着ローラ80aは、ローラ状ではなく、ベルト状であっても良いし、ハロゲンランプ等で熱照射により定着させるものであっても良い。
感光体61のクリーニング装置64は、転写されずに感光体61上に残留したトナーを感光体61上からクリーニングして除去し、次の画像形成を可能にする。クリーニング装置64は、ウレタン等のゴムによるブレード、ポリエステル等の繊維によるファーブラシ等のいずれの方式であっても良い。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿給紙装置8に原稿をセットしたときは、原稿を搬送ローラ8bによって1枚ずつスリット露光用読取ガラス台9上へと搬送して後、他方、原稿載置ガラス台2上に原稿をセットしたときは直ちに、第1ミラーユニット13及び第2ミラーユニット16を走行させる。そして、第1ミラーユニット13で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2ミラーユニット16に向け、第2ミラーユニット16のミラーで反射して結像レンズ19を通して撮像センサ20に入れ、画像情報を読み取る。
読み取った画像情報をこの制御部に送る。制御部は、画像読取装置1から受け取った画像情報に基づき、画像形成部60の露光装置70内に配設された図示しないLD又はLED等を制御して感光体61に向けて書き込みのレーザ光Lを照射させる。この照射により、感光体61の表面には静電潜像が形成される。
レジストローラ23は、それぞれ給紙カセット26に載置されている記録媒体を1枚だけ排出させ、中間転写ベルト50と2次転写装置51との間に位置する2次転写部に送る。画像形成部60では、読み取り部30から画像情報を受け取ると、上述のようなレーザ書き込みや、現像プロセスを実施させて感光体61上に潜像を形成させる。
現像装置63内の現像剤は、図示しない磁極により汲み上げて保持され、現像ローラ63a上に磁気ブラシを形成する。さらに、現像ローラ63aに印加する現像バイアス電圧により感光体61にトナーを転移させて、その感光体61上の静電潜像を可視化して、トナー像を形成する。現像バイアス電圧は、交流電圧と直流電圧を重畳させている。次に、トナー像に応じたサイズの記録媒体を給紙させるべく、給紙部25の給紙ローラのうちの1つを作動させる。
また、これに伴って、駆動モータで支持ローラ53、54、55の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転し、無端状の中間転写ベルト50を回転搬送する。同時に、個々の画像形成ユニットでその感光体61を回転して感光体61上にそれぞれ、ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト50の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト50上に合成カラートナー像を形成する。
そして、中間転写ベルト50上の合成カラートナー像にタイミングを合わせてレジストローラ23を回転し、中間転写ベルト50と2次転写装置51との当接部である2次転写部に記録媒体を送り込み、この2次転写部に形成されている2次転写バイアスや当接圧力などの影響によってトナー像を2次転写して記録媒体上に記録する。ここで、2次転写バイアスは、直流であることが好ましい。
画像転写後の記録媒体は、2次転写装置の搬送ベルトで定着装置80へと送り込み、定着装置80で加圧ローラによる加圧力と熱の付与によりトナー像を定着させた後、排出ローラ41で排紙トレイ40上に排出する。なお、本実施形態においては、画像形成部60は、プロセスカートリッジを構成している。
従って、原稿押さえ部材5上に吸着されて持ち上げられた原稿P0が自重落下する際に、原稿P0の先端P01が必ずセンサ6の先端部に当接してヒンジ手段3Aと3Bとの間の間隙G(図2参照)内に入り込むことを阻止することが可能となっている。
Claims (5)
- 原稿が載置される原稿載置ガラス台と、
当該原稿載置ガラス台の一側端部近傍に離隔して配設され、前記原稿載置ガラス台の表面を開放又は閉塞する原稿カバーを回動自在に支持する複数のヒンジ手段と、
前記原稿カバーで前記原稿載置ガラス台を閉塞したとき、当該原稿カバーの前記原稿載置ガラス台との対向面に前記原稿を前記原稿載置ガラス面に押圧する原稿押さえ部材と、を備えた画像読取装置において、
前記原稿カバーの開閉を検知するセンサの上面を前記原稿載置ガラス台より高く突出させ、前記複数のヒンジ手段の間に、前記センサと隣り合う当該ヒンジ手段と前記センサとの間隔が前記原稿載置ガラス台に載置して読み取ることが可能な最小サイズの定型原稿の短手寸法より小さくなるように配設し、
前記原稿カバーを閉塞したときに、前記原稿カバーの前記センサに対向する部分に、前記センサの上面を収容する凹部を形成したことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1記載の画像読取装置において、
前記凹部は、透孔であることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1又は2記載の画像読取装置において、
前記センサの上面を、前記原稿カバーを最大に開放させたときに、前記ヒンジ間の原稿カバーの下端縁よりも高く突出させたことを特徴とする画像読取装置。 - 原稿が載置される原稿載置ガラス台と、
当該原稿載置ガラス台の一側端部近傍に離隔して配設され、前記原稿載置ガラス台の表面を開放又は閉塞する原稿カバーを回動自在に支持する複数のヒンジ手段と、
前記原稿カバーで前記原稿載置ガラス台を閉塞したとき、当該原稿カバーの前記原稿載置ガラス台との対向面に前記原稿を前記原稿載置ガラス面に押圧する原稿押さえ部材とを備えた画像読取装置において、
前記複数のヒンジ手段は、少なくとも3個であり、当該複数のヒンジ手段の隣り合うヒンジ間隔が、前記原稿載置ガラス台に載置して読み取ることが可能な最小サイズの定型原稿の短手寸法より小さくなるように配設されていることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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