JP2010199290A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】強誘電体キャパシタの強誘電体膜の上面および上部電極の上面が平坦であり、かつ、強誘電体キャパシタの分極状態を低電圧で変化させることができる半導体記憶装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、半導体基板と、半導体基板上に設けられた複数のトランジスタと、複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜と、層間絶縁膜上に設けられ、下部電極と上部電極との間に設けられた強誘電体膜を含む複数の強誘電体キャパシタとを備え、強誘電体膜は、Pb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)からなり、その表面に突出部を有し、突出部の下にある前記強誘電体膜の底部の鉛濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度よりも高く、かつ、強誘電体膜の表面のPZTの鉛濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度以下である。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
近年、不揮発性半導体メモリの一つとして、強誘電体キャパシタを用いた強誘電体記憶装置(FeRAM(Ferro-electric Random Access Memory)が注目されている。強誘電体キャパシタでは、インプリントというデータ保持期間中に、内部電界によりキャパシタ界面に電荷が滞留する。これは、強誘電体キャパシタの分極特性のヒステリシスをシフトさせる原因となる。この問題に対処するために、MO−CVD(Metal Organic-Chemical Vapor Deposition)法を用いてPZT膜を堆積することによって、強誘電体膜内の低密度領域を低減することが提案されている。これにより、インプリントによる信頼性劣化が改善された。
しかし、MO−CVD法によってPZT膜を成膜すると、鉛(Pb)量の多いPTOやPZTなどをシード層としてPZTの結晶が成長する。このため、凹凸がPZT膜の表面に顕著に現れるという問題がある。例えば、鉛量の多いシード層を用いると、ウィスカが発生し、このウィスカを核にPZTの結晶が成長する。この場合、PZTの堆積膜厚の2倍もある大きな突出部が強誘電体膜上にランダムに発生してしまうこともある。
鉛の含有量が多いシード層を無くしてPZT膜の表面をほぼ平坦にすることができる。しかし、シード層は、PZTの分極核を発生させる部分であり、分極核によって低電圧でPZT膜の分極状態を変化させることができる。従って、シード層を無くすと、低電圧でPZT膜の分極状態を変化させることが困難になるという問題が生じる。
特開平7−38004号公報
強誘電体キャパシタの強誘電体膜の上面および上部電極の上面の凹凸が従来より少なく、かつ、強誘電体キャパシタの分極状態を低電圧で変化させることができる半導体記憶装置およびその製造方法を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に設けられ、下部電極と上部電極との間に設けられた強誘電体膜を含む複数の強誘電体キャパシタとを備え、
前記強誘電体膜は、Pb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)からなり、その表面に突出部を有し、
前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部の鉛濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度よりも高く、かつ、
前記強誘電体膜の表面のPZTの鉛濃度は、前記突出部の鉛濃度より少ないことを特徴とする。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に設けられ、下部電極と上部電極との間に設けられた強誘電体膜を含む複数の強誘電体キャパシタとを備え、
前記強誘電体膜は、Pb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)からなり、その表面に突出部を有し、
鉛濃度をCPbとし、ジルコニウム濃度をCZrとした場合、
前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部のCZr/(CPb+CZr)は、前記強誘電体膜の表面のPZTのそれよりも小さく、
前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部のPZTの組成は、前記強誘電体膜の平坦部の下にある該強誘電体膜の底部のPZTの組成と異なることを特徴とする。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板上に複数のトランジスタを形成し、
前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜を形成し、
前記層間絶縁膜の上方に下部電極を形成し、
表面に突出部を有する第1のPb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)膜を前記下部電極上に形成し、
前記突出部の一部が前記下部電極上に残るように、前記第1のPZT膜をエッチングバックし、
前記第1のPZT膜の突出部および前記下部電極上に第2のPZT膜を形成し、
前記第2のPZT膜上に上部電極を形成し、
前記上部電極、前記第2のPZT膜、前記第1のPZT膜、および、前記下部電極をパターニングすることによって、強誘電体キャパシタを形成することを具備する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、下部電極と上部電極との間に設けられた強誘電体膜を含む複数の強誘電体キャパシタを備えた半導体記憶装置の製造方法であって、
半導体基板上に複数のトランジスタを形成し、
前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜を形成し、
前記層間絶縁膜の上方に下部電極を形成し、
第1のPb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)膜を前記下部電極上に形成し、
各強誘電体キャパシタの中央部に前記第1のPZT膜が残るように前記第1のPZT膜をパターニングし、
前記第1のPZT膜および前記下部電極上に第2のPZT膜を形成し、
前記第2のPZT膜上に上部電極を形成し、
前記上部電極、前記第2のPZT膜、および、前記下部電極をパターニングすることによって、強誘電体キャパシタを形成することを具備する。
本発明による半導体記憶装置およびその製造方法は、強誘電体キャパシタの強誘電体膜の上面および上部電極の上面の凹凸が従来より小さく、かつ、強誘電体キャパシタの分極状態を低電圧で変化させることができる。
本発明に係る第1の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図。 第1の実施形態による強誘電体メモリのカラム方向に沿った断面図。 第1の実施形態による強誘電体メモリのロウ方向に沿った断面図。 第1の実施形態による強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図4に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図5に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図6に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 第2の実施形態による強誘電体メモリの構成を示す断面図。 第2の実施形態による強誘電体メモリの構成を示す断面図。 第2の実施形態による強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図10に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図11に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図12に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図13に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 第3の実施形態に従った強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。 図15に続く、強誘電体メモリの製造方法を示す断面図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従った強誘電体メモリの構成を示す回路図である。本実施形態による強誘電体メモリは、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリである。TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリは、セルトランジスタCTのソース−ドレイン間に強誘電体キャパシタFCの両端をそれぞれ接続し、これをユニットセル(メモリセルMC)とし、このユニットセル(メモリセルMC)を複数直列に接続した強誘電体メモリである。
本実施形態による強誘電体メモリは、ロウ方向へ延伸する複数のワード線WLi(iは整数)と、ロウ方向に対して直交するカラム方向へ延伸する複数のビット線BL、bBLと、ロウ方向へ延伸する複数のプレート線PLと、ブロック選択部BSPとを備える。
1つのメモリセルMCは、バイナリデータあるいはマルチビットデータを強誘電体キャパシタに記憶する。メモリセルMCは、ワード線WLiとビット線BL、bBLとの交点に対応して設けられている。各ワード線WLiは、ロウ方向に配列するセルトランジスタCTのゲートに接続され、あるいは、ゲート電極Gとしても機能している。各ビット線BL、bBLは、カラム方向に配列するセルトランジスタCTのソースまたはドレインに接続されている。
強誘電体メモリは、互いに並列に接続された強誘電体キャパシタFCおよびセルトランジスタTCを含むメモリセルMCが複数個直列に接続されて構成されたセルブロックCBを複数備えている。セルブロックCBの一端は、ブロック選択部BSPの一端に接続されている。セルブロックCBの他端はプレート線PLに接続されている。ブロック選択部BSPの他端は、それぞれビット線BLまたはbBLに接続されている。即ち、ビット線BL、bBLは、それぞれブロック選択部BSPを介してセルブロックCBに接続されている。
ブロック選択部BSPは、エンハンスメント型トランジスタTSEとデプレーション型トランジスタTSDとを含む。エンハンスメント型トランジスタTSEおよびデプレーション型トランジスタTSDは、ブロック選択線BS0またはBS1によって制御される。これにより、ブロック選択部BSPは、ビット線対BLまたはbBLの一方を選択的にビット線BLまたはbBLに接続することができる。
センスアンプSAがビット線対BL、bBLに接続されている。センスアンプSAは、データ読出し時に、ビット線対BL、bBLに伝播するメモリセルからのデータを検出する。また、センスアンプSAは、データ書込み時にビット線対BL、bBLに電圧を印加し、メモリセルMCにデータを書き込むことができる。尚、本実施形態は、1T1Cモードまたは2T2Cモードのいずれで動作してもよい。
図2は、第1の実施形態による強誘電体メモリのカラム方向に沿った断面図である。図3は、第1の実施形態による強誘電体メモリのロウ方向に沿った断面図である。図2において、隣接する2つのメモリセルMCの接続関係が示されている。図3は、図2の3−3線に沿った断面図に相当する。
複数のセルトランジスタCTがシリコン基板10上に形成されている。セルトランジスタCTのソースSまたはドレインD上、および、ゲート電極Gの側面および上面には、第1の層間絶縁膜ILD1が設けられている。第1および第2の電極プラグPLG1およびPLG2は、それぞれ第1の層間絶縁膜ILD1を貫通してセルトランジスタCTのソースSまたはドレインDのいずれかに接続されている。
金属プラグ20が第1の電極プラグPLG1上に形成されている。導電性の水素バリア膜30が金属プラグ20の上に設けられている。下部電極LEが水素バリア膜30の上に設けられている。下部電極LEは、水素バリア膜30、金属プラグ20を介して第1の電極プラグPLG1に電気的に接続されている。強誘電体膜FEが下部電極LE上に設けられている。上部電極UEが強誘電体膜FE上に設けられている。上部電極UE、強誘電体膜FEおよび下部電極LEが強誘電体キャパシタFCを構成する。
強誘電体キャパシタFCの上面の一部および側面は、絶縁性の水素バリア膜40によって被覆されている。第2の層間絶縁膜ILD2は、水素バリア膜40上に堆積されている。水素バリア膜40は、水素バリア膜および絶縁膜を含む積層膜でもよい。第2の層間絶縁膜ILD2および水素バリア膜40は、順テーパー状に形成された強誘電体キャパシタFCの側面に沿って形成されている。
強誘電体キャパシタFCの底面は水素バリア膜30に被覆されており、強誘電体キャパシタFCの上面および側面は水素バリア膜40によって被覆されている。よって、強誘電体キャパシタFCの製造後に強誘電体キャパシタFCに水素が侵入することを抑制することができる。
ローカル配線LICは、第3の電極プラグPLG3よび第4の電極プラグPLG4に接続されている。ローカル配線LICは、第4の電極プラグPLG4の両側においてカラム方向に隣接する2つの強誘電体キャパシタFCの上部電極UEを、第3の電極プラグを介して互いに接続する。さらに、ローカル配線LICは、第4の電極プラグPLG4を介して第2の電極プラグPLG2に電気的に接続される。これにより、この2つの強誘電体キャパシタFCの上部電極UEは、第3の電極プラグPLG3、第4の電極プラグPLG4、金属プラグ20および第2の電極プラグPLG2を介してセルトランジスタCTのソースSまたはドレインDに接続される。
ローカル配線LICは、第2の層間絶縁膜ILD2および水素バリア膜40によって強誘電体膜FEおよび下部電極LEから電気的に絶縁されている。
一方、第1の電極プラグPLG1上においてカラム方向に隣接する2つの強誘電体キャパシタFCの下部電極LEは、ともに第1の電極プラグPLG1に接続されている。さらに、この2つの強誘電体キャパシタFCの下部電極LEは、第1の電極プラグPLG1を介してセルトランジスタCTのドレインDまたはソースSに接続される。
このように、強誘電体キャパシタFCおよびセルトランジスタCTは、それぞれ並列に接続されメモリセルMCを成す。カラム方向に配列された複数のメモリセルMCは、第1の電極プラグPLG1、第2の電極プラグPLG2およびローカル配線LICによって直列に接続され、セルブロックCBを成す。
第3の層間絶縁膜ILD3、ビット線BL、配線等がローカル配線LICの上方に堆積される。
ここで、第1の実施形態では、強誘電体膜FEは、Pb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)からなる。強誘電体膜FEの表面には、突出部51が設けられている。突出部51の下にある強誘電体膜FEの底部には、シード層となる突出部50が設けられている。突出部50は、下部電極LE上に形成されている。突出部50および51は、強誘電体膜FEの一部であり、両方ともPZTで形成されている。しかし、突出部50の鉛(Pb)濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度よりも高く、かつ、突出部51の鉛濃度よりも高い。さらに、突出部51の鉛濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度またはそれ以下に設定されている。
例えば、鉛濃度をCPbとし、ジルコニウム濃度をCZrとした場合、突出部51の下の強誘電体膜FEの底部にある突出部50のCPb/(CPb+CZr)は、強誘電体膜FEの表面にある突出部51のPZTのそれよりも大きい。また、突出部51の下の強誘電体膜FEの底部にある突出部50のPZTの化学組成は、突出部51以外の強誘電体膜FEの平坦部の下にある強誘電体膜FEの底部のPZTの化学組成と異なる。つまり、突出部51のPZTの化学組成は、その他の部分のPZTの化学組成と異なる。本実施形態では、突出部50のPZTの鉛濃度は、その他の部分のPZTの鉛濃度よりも高い。
強誘電体膜FEの底部にある突出部50におけるPZTの鉛濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度よりも高い。よって、突出部50の部分は凹凸が激しくなるが、突出部50は強誘電体膜FEの分極核として機能する。一方、突出部50以外の強誘電体膜FEの鉛濃度は突出部50の鉛濃度以下である。このため、突出部50以外の強誘電体膜FEは、分極核が生成しにくいが、表面が平坦に形成され得る。これにより、本実施形態は、強誘電体膜FEの上面および上部電極UEの上面を従来よりも平坦にし、かつ、強誘電体キャパシタの分極状態を低電圧で変化させることができる。
分極核となる突出部50は、1つのメモリセルMCの強誘電体膜FEに対して1〜数個ずつ形成されている。突出部50に伴い突出部51が強誘電体膜FEの表面に形成される。しかし、突出部50以外の強誘電体膜FEは、下部電極LEの平坦面から成長する。従って、突出部51以外の領域では、強誘電体膜FEの表面は平坦に形成される。突出部51の高さは、強誘電体膜FEの膜厚の1/2より小さいことが好ましい。
図4(A)から図7(B)は、第1の実施形態による強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。これらの図の(A)は図3に示す断面に相当し、(B)は図4に示す断面に相当する。まず、図5(A)および図5(B)に示すように、半導体基板10の表面にセルトランジスタCTを形成する。このとき、配線抵抗を低下させるために、ゲート電極G、ソースS、ドレインD上にシリサイド層41を形成してよい。半導体基板10は、例えば、シリコン基板である。
次に、LP‐CVD(Low Pressure-CVD)法またはプラズマCVD法を用いて、第1の層間絶縁膜ILD1をゲート電極G、ソースSおよびドレインD上に堆積する。第1の層間絶縁膜ILD1は、例えば、BPSG膜またはTEOS膜、あるいは、それらの積層膜である。次に、CMP(Chemical Mechanical Polishing)を用いて、第1の層間絶縁膜ILD1を平坦化する。次に、リソグラフィおよびRIE(Reactive Ion Etching)を用いて、カラム方向に隣接するゲート電極G間に、ソースSまたはドレインDに達するコンタクトホールを形成する。
次に、MO‐CVD法またはALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて、コンタクトホール内にTi(チタン)またはTiNとW(タングステン)との金属積層膜を堆積する。さらに、CMP法を用いて、この金属積層膜を平坦化することによって、第1の電極プラグPLG1および第2の電極プラグPLG2が形成される。このように、コンタクトホールに金属プラグを埋め込む方法をダマシン法という。尚、この時点では、強誘電体キャパシタFCはまだ形成されていないので、MO−CVD法を用いても水素による強誘電体膜FEの劣化は生じない。
同様にダマシン法を用いて、金属プラグ20を第1および第2の金属プラグPLG1およびPLG2の上に形成する。第2の金属プラグPLG2上に水素バリア膜30を形成する。
次に、スパッタ法を用いて、TiAlNまたはIrからなる下部電極LEの材料をバリア膜30上に堆積する。
次に、スパッタ法またはMO−CVD法を用いて、強誘電体膜FEとして化学量論的組成のPZTよりも鉛濃度の高い第1のPZT膜48を下部電極LEの材料上に堆積する。この鉛リッチな第1のPZT膜48がシード層であり、後に突出部50(分極核)となる。第1のPZT膜48の鉛濃度は、化学量論的組成のPZTのそれよりも高い。このとき、第1のPZT膜48の表面は粗く、小さい突出部(図示せず)が第1のPZT膜48の表面にある。第1のPZT膜48の膜厚は、例えば、5nm〜20nmである。引き続き、同一工程でほぼ化学量論的組成を有するダミーPZT膜49をPZT膜48上に堆積する。PZT膜48および49の総膜厚は、例えば、40nm〜100nmである。PZT膜49は、40nm〜200nmのグレインを有する。このとき、ダミーPZT膜49の表面は、第1のPZT膜48の表面よりも粗くなり、第1のPZT膜48の表面上の突出部よりも大きな突出部46が形成される。ダミーPZT膜49上の突出部46の高さは、例えば、PZT膜48および49の総膜厚の25%〜50%である。
次に、塩素系ガスを用いて、ダミーPZT膜49および第1のPZT膜48を連続してエッチングバックする。これにより、図5(A)および図5(B)に示すように、下部電極LEの材料上に分極核としての突出部50を残す。突出部50は、ダミーPZT膜49上の突出部46よりも小さくする。即ち、突出部46の先端部のみを突出部50として下部電極LE上に残す。突出部50の高さは、例えば、50nm未満である。突出部50は、第1のPZT膜48からなる。隣接する突出部50間には、平坦な下部電極LEが現れている。尚、図面では突出部分および突出部50は整然と配列されているが、実際には、突出部分および突出部50は無秩序に形成される。また、ダミーPZT膜49のエッチングバックによって、PZT膜48も或る程度エッチングバックされる。このとき、突出部分が間引かれてもよい。突出部50は、1つのメモリセルMCに対して1〜3個程度残ればよい。逆に、突出部50は突出部46よりも小さければよく、ダミーPZT膜49が多少残存していても構わない。
次に、図6(A)および図6(B)に示すように、スパッタ法、MO−CVD法またはゾルゲル法を用いて、シード層のない化学量論的組成の第2のPZT膜47を、下部電極LEおよび突出部50上に堆積する。第2のPZT膜47の膜厚は、例えば、50nm〜100nmである。このとき、第2のPZT膜47は、突出部50および平坦な下部電極LEから成長する。よって、第2のPZT膜47は、突出部50の上方において、突出部51を有するものの、第2のPZT膜47は、その他の下部電極LEの上方において平坦に形成される。
突出部50を小さくすることによって、第2のPZT膜47の平坦部分を広くすることができる。例えば、堆積膜厚の半分以下の高さに分極核の高さを調整するのが望ましい。例えば、第2のPZT膜47の堆積膜厚が100nm、第1のPZT膜48の膜厚が50nm、第1のPZT膜48のグレインサイズが50nm〜100nmとした場合、50nmのエッチバックによって、突出部50の高さを約20nmに抑制することができる。
次に、スパッタ法を用いて、IrO膜等の上部電極UEの材料を第2のPZT膜47上に堆積する。プラズマCVD法を用いて、TEOS膜等のマスク材(図示せず)を上部電極UEの材料上に堆積する。突出部50に伴い、上部電極UEの材料およびマスク材にも突出部が形成される。しかし、第2のPZT膜47の表面は、従来よりも平坦部が広いため、上部電極UEの材料およびマスク材も比較的平坦に形成される。
次に、マスク材を強誘電体キャパシタFCのパターンに形成する。マスク材をマスクとして用いてRIEで、上部電極UEの材料、強誘電体膜FE(PZT膜47、50、51)および下部電極LEを加工する。これにより、図7(A)および図7(B)に示すように、強誘電体キャパシタFCが形成される。上部電極UEの表面が従来よりも平坦に形成されているため、RIEを用いても、複数の強誘電体キャパシタFCの平面サイズがほぼ等しくなる。特に、上部電極UEの端部が平坦であることが強誘電体キャパシタFCの平面サイズのばらつきを抑制するために重要である。上部電極UEの上面の高さが強誘電体キャパシタFCごとに変化している場合、上部電極UEの端部でのエッチング量が強誘電体キャパシタFCごとに異なるからである。
その後、図2および図3に示すように、水素バリア膜40を強誘電体キャパシタFCの上面および側面に堆積する。さらに、第2の層間絶縁膜ILD2を水素バリア膜40上に堆積する。第2の層間絶縁膜ILD2の平坦化後、第2の層間絶縁膜ILD2に第3のプラグPLG3および第4のプラグPLG4を形成する。第2の層間絶縁膜ILD2、第3のプラグPLG3および第4のプラグPLG4上にローカル配線LICを形成する。さらに、第3の層間絶縁膜、ビット線BL、配線等を形成することによって、第1の実施形態による強誘電体メモリが完成する。
第1の実施形態によれば、上部電極極UEおよび強誘電体膜FEの表面は、突出部を有するものの、従来よりも平坦である。よって、強誘電体キャパシタFCの平面上の面積のばらつきを抑制することができる。
突出部51の下にある強誘電体膜FEの底部には、シード層となる突出部50が設けられている。突出部50は鉛含有量が多いため、分極核として機能する。
従って、第1の実施形態は、強誘電体キャパシタFC間においてデータ“1”と“0”との信号差のばらつきが小さく、かつ、強誘電体キャパシタFCの分極状態を低電圧で変化させることができる。
(第2の実施形態)
図8および図9は、第2の実施形態による強誘電体メモリの構成を示す断面図である。第2の実施形態では、下部電極LEの中央部に突出部150、151が形成されている。突出部150、151に伴い、強誘電体膜FEおよび上部電極UEの中央部が突出している。突出部150、151は、各メモリセルMCに1つずつ設けられ、各メモリセルMCにおいて形状が揃っている。突出部150、151の高さは、強誘電体膜FEの膜厚の1/2以下に設定する。第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。
強誘電体膜FEは、PZTからなる。突出部150の鉛(Pb)濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度よりも高く、かつ、突出部151の鉛濃度よりも高い。さらに、突出部151の鉛濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度またはそれ以下に設定されている。突出部150の化学組成は、第1の実施形態の突出部50と同様でよい。突出部151の化学組成は、図4(A)に示すダミーPZT膜49と同様でよい。突出部50は鉛含有量が多いため、分極核の生成が早い核生成中心として機能する。
また、強誘電体膜FEおよび上部電極UEは、突出部150、151以外の端部において平坦である。よって、強誘電体キャパシタFCの平面上の面積のばらつきを抑制することができる。これにより、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図10(A)から図14(B)は、第2の実施形態による強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。まず、図4(A)および図4(B)に示す構造を得る。このとき、第1のPZT膜148およびダミーPZT膜149は、それぞれ第1のPZT膜48およびダミーPZT膜49と同じ材料でよい。第1のPZT膜148および149の総膜厚は、例えば、10nm〜40nmである。
次に、図10(A)および図10(B)に示すように、突出部150、151の形成領域のPZT膜149上にマスク材165を形成する。尚、第2の実施形態において、PZT149の表面は、図4に示すPZT49のように凸凹状であってもよく、あるいは、平坦化されていてもよい。
次に、マスク材165をマスクとして用いて、PZT膜148および149を塩素系エッチングガスで加工する。これにより、図11(A)および図11(B)に示すように、突出部150および151が下部電極LE上に形成される。突出部150および151の高さは、例えば、PZT膜148および149の総膜厚の25〜50%にする。
尚、マスク材165がフォトレジストである場合、第1のPZT膜148、149が汚染されるおそれがある。従って、PZT膜149上に3〜8nmの厚みのアルミナ膜(図示せず)を堆積し、アルミナ膜の上にレジストを塗布することが考えられる。この場合、PZT膜148、149の加工後、レジストおよびアルミナ膜を除去する。
次に、図12(A)および図12(B)に示すように、MO−CVD法を用いて、シード層のない化学量論的組成の第2のPZT膜147を、下部電極LEおよび突出部150、151上に堆積する。第2のPZT膜147の化学組成は、第1の実施形態における第2のPZT膜47のそれと同様でよい。第2のPZT膜147の膜厚は、例えば、50nm〜100nmである。このとき、第2のPZT膜147は、突出部150、151および平坦な下部電極LEから成長する。よって、第2のPZT膜147は、突出部150、151の上方において突出するものの、第2のPZT膜147は、突出部150、151以外の下部電極LE上において平坦に形成される。
次に、図13(A)および図13(B)に示すように、上部電極UEの材料をPZT膜147上に堆積する。マスク材166を上部電極UEの材料上に堆積する。さらに、フォトレジスト167をマスク材166上に塗布する。フォトレジスト167は、強誘電体キャパシタFCのパターンに形成される。
次に、フォトレジスト167をマスクとして用いて、マスク材166を加工する。その後、フォトレジスト167およびマスク材166をマスクとして用いて、上部電極UE、強誘電体膜FEおよび下部電極LEをRIEでエッチングする。これにより、図14(A)および図14(B)に示す構造が得られる。このとき、図14(A)および図14(B)では、マスク材166は残存しているが、マスク材166は無くてもよい。
その後、水素バリア膜40、層間絶縁膜ILD2、第3の電極プラグPLG3、第4の電極プラグPLG4、ローカル配線LIC等を第1の実施形態と同様に形成することによって、第2の実施形態による強誘電体メモリが完成する。
第2の実施形態では、突出部150、151をリソグラフィ技術およびエッチング技術で形成している。よって、突出部150、151を強誘電体キャパシタFCのそれぞれに対して1つずつ確実に設けることができる。尚且つ、突出部150、151を強誘電体キャパシタFCの中央部分に確実に配置することができる。これにより、分極核を有し、かつ、端部の平坦な強誘電体キャパシタFCを確実に形成することができる。
(第3の実施形態)
図15(A)から図16(B)は、第3の実施形態に従った強誘電体メモリの製造方法を示す断面図である。第3の実施形態によって形成される強誘電体メモリは、第1の実施形態による強誘電体メモリのいずれであってもよい。
第3の実施形態における下部電極LEの形成までの工程は、第1の実施形態の製造方法と同様である。
次に、図15(A)および図15(B)に示すように、MO−CVD法を用いて、強誘電体膜FEとして化学量論的組成のPZTよりも鉛濃度の高い第1のPZT膜48を下部電極LEの材料上に堆積する。第1のPZT膜48(シード層)のPb濃度が化学両論的組成を有するPZTのPb濃度より多いので、PbOによるウィスカ200が発生する。一般に、第1のPZT膜48の膜厚を数nmとすると、ウィスカ200の長さは約数十nmとなる。ウィスカ200の発生密度は非常に小さいが、ウィスカ200は、第2のPZT膜47を堆積したときに、第2のPZT膜47の堆積膜厚の約2倍の太さに成長する。これにより、強誘電体キャパシタFCの加工に支障を来たし、下部電極LE間のショートの原因となる。例えば、メモリ容量が64M以上の微細な強誘電体メモリでは、数十から数百個の下部電極間ショートが発生し得る。この場合、強誘電体メモリは不良となる。
第3の実施形態では、数nm〜数十nmの膜厚の第1のPZT膜48を堆積した後、塩素系ガスによるRIEを用いて、第1のPZT膜48を、その膜厚の半分ほどエッチングバックする。ウィスカ200は、RIEのスパッタリング効果によって極めて短時間にエッチングされる。ウィスカ200のエッチングは、アルゴン逆スパッタ法でもよい。アルゴン逆スパッタ法は、化学反応による生成物の残留を心配する必要が無い。
一方、第1のPZT膜48上の突出部は、ウィスカ200をエッチングする程度の極めて短時間のエッチングでは除去されず、残存する。これにより、ウィスカ200のみを除去することができる。
その後、第1の実施形態と同様に、ダミーPZT膜49、第2のPZT膜47等を用いて、第1の実施形態と同様の構成を有する強誘電体メモリを形成する。第3の実施形態により製造された強誘電体メモリは、第1の実施形態と同様の効果を有する。さらに、第3の実施形態は、強誘電体キャパシタFC間のショートを抑制することによって強誘電体メモリの歩留まり向上に役立つ。
第3の実施形態は、第2の実施形態に適用することができる。この場合、第1のPZT膜148上のウィスカ200を上記方法を用いてエッチングすればよい。
上記実施形態において、第1のPZT膜48、148は、鉛濃度の高いPZTで構成されていた。代替的に、第1のPZT膜48、148の鉛濃度を一定に維持したまま、それらのジルコニウム濃度を低減してもよい。例えば、図2に示す突出部50のジルコニウム(Zr)濃度は、PZTの化学量論的組成のジルコニウム濃度よりも低く、かつ、突出部51のジルコニウム濃度よりも低い。さらに、突出部51のジルコニウム濃度は、PZTの化学量論的組成のジルコニウム濃度またはそれ以上に設定されている。
換言すると、鉛濃度をCPbとし、ジルコニウム濃度をCZrとした場合、突出部51の下の強誘電体膜FEの底部にある突出部50のCZr/(CPb+CZr)は、強誘電体膜FEの表面にある突出部51のPZTのそれよりも小さい。さらに、突出部51の下にある強誘電体膜FEの底部のPZTの組成は、強誘電体膜FEの平坦部の下にある該強誘電体膜FEの底部のPZTの組成と異なる。つまり、突出部50のPZTのジルコニウム濃度は、その他の部分のPZTのジルコニウム濃度よりも低い。例えば、突出部50のPZTは、PbTi(1−y)からなる。
このような構成であっても、上記実施形態の効果を得ることができる。
10…シリコン基板、CT…セルトランジスタ、ILD1〜ILD3…層間絶縁膜、PLG1〜PLG4…電極プラグ、FC…強誘電体キャパシタ、FE…強誘電体膜、LE…下部電極、UE…上部電極、FE…強誘電体膜、50、51…突出部、30、40…水素バリア膜、LIC…ローカル配線

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた複数のトランジスタと、
    前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜上に設けられ、下部電極と上部電極との間に設けられた強誘電体膜を含む複数の強誘電体キャパシタとを備え、
    前記強誘電体膜は、Pb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)からなり、その表面に突出部を有し、
    前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部の鉛濃度は、PZTの化学量論的組成の鉛濃度よりも高く、かつ、
    前記強誘電体膜の表面のPZTの鉛濃度は、前記突出部の鉛濃度以下であることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 鉛濃度をCPbとし、ジルコニウム濃度をCZrとした場合、
    前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部のCPb/(CPb+CZr)は、前記強誘電体膜の表面のPZTのそれよりも大きく、
    前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部のPZTの組成は、前記強誘電体膜の平坦部の下にある該強誘電体膜の底部のPZTの組成と異なることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた複数のトランジスタと、
    前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜上に設けられ、下部電極と上部電極との間に設けられた強誘電体膜を含む複数の強誘電体キャパシタとを備え、
    前記強誘電体膜は、Pb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)からなり、その表面に突出部を有し、
    鉛濃度をCPbとし、ジルコニウム濃度をCZrとした場合、
    前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部のCZr/(CPb+CZr)は、前記強誘電体膜の表面のPZTのそれよりも小さく、
    前記突出部の下にある前記強誘電体膜の底部のPZTの組成は、前記強誘電体膜の平坦部の下にある該強誘電体膜の底部のPZTの組成と異なることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 半導体基板上に複数のトランジスタを形成し、
    前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜を形成し、
    前記層間絶縁膜の上方に下部電極を形成し、
    表面に突出部を有する第1のPb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)膜を前記下部電極上に形成し、
    前記突出部の一部が前記下部電極上に残るように、前記第1のPZT膜をエッチングバックし、
    前記第1のPZT膜の突出部および前記下部電極上に第2のPZT膜を形成し、
    前記第2のPZT膜上に上部電極を形成し、
    前記上部電極、前記第2のPZT膜、前記第1のPZT膜、および、前記下部電極をパターニングすることによって、強誘電体キャパシタを形成することを具備した半導体記憶装置の製造方法。
  5. 下部電極と上部電極との間に設けられた強誘電体膜を含む複数の強誘電体キャパシタを備えた半導体記憶装置の製造方法であって、
    半導体基板上に複数のトランジスタを形成し、
    前記複数のトランジスタを被覆する層間絶縁膜を形成し、
    前記層間絶縁膜の上方に下部電極を形成し、
    第1のPb(Zr,Ti(1−y))O(以下、PZT)(x、yは正数)膜を前記下部電極上に形成し、
    各強誘電体キャパシタの中央部に前記第1のPZT膜が残るように前記第1のPZT膜をパターニングし、
    前記第1のPZT膜および前記下部電極上に第2のPZT膜を形成し、
    前記第2のPZT膜上に上部電極を形成し、
    前記上部電極、前記第2のPZT膜、および、前記下部電極をパターニングすることによって、強誘電体キャパシタを形成することを具備した半導体記憶装置の製造方法。
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