JP2010198627A - ウィンドウ表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウィンドウ操作性向上として、既存のウィンドウ操作方法と共存してウィンドウのサイズや位置変更を支援する技術を提供する。
【解決手段】 画面出力デバイスの表示サイズに対して、「最大ウィンドウのサイズと座標」「最小ウィンドウのサイズと座標」「サイズと座標の変化関係」を情報設定しておく事により、ウィンドウのサイズ変更と移動を1挙動で実現する。
加えてウィンドウにおけるドラッグ部分を従来のタイトルバーに限定せずに、ウィンドウ内でもオブジェクトとしての機能を有していない場合は該当箇所をドラッグ部分として設定することにより、ドラッグエリアの拡大と操作性の向上も実現している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウィンドウ表示制御方法に係り、特にウィンドウ画面の移動制御による利便性向上を図ったウィンドウ表示制御方法に関する。
電算機における画面操作においてGUI、特にウィンドウを用いた方法は、基本操作となっている。また基本操作を支援し、ユーザのウィンドウ操作性向上を主目的とした出願も数多くなされている。
操作性向上の具体的な方法としては、例えば特許文献1、または特許文献2、または特許文献3に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された第1の操作性向上方法ではマウスの移動速度に着目し、表示サイズ変更や位置変更、切替え動作などの操作を速度範囲に割り当てて、マウス移動動作のみでの操作制御を可能としている。
特許文献2に記載された第2の操作性向上方法ではウィンドウが画面外になる際をトリガーにして,該動作の可否を確認する方法が示されている。
特許文献3に記載された第3の操作性向上方法では対象を携帯端末だけとしながらもウィンドウが画面の四隅に至った場合は条件によりアイコン化する制御方法を示している。
ウィンドウ操作方法として公知の方法を、図2を用いて説明する。図2においては、ウィンドウのタイトルバーの部分をドラッグしてウィンドウを移動する操作(アクション1)、ウィンドウのサイズを変更する操作(アクション2)の2つの操作が示されており、ウィンドウを移動してサイズを変更するためには2挙動が必要になる。
特開平5−265683号公報 特開平5−88840号公報 特開平11−184598号公報
上記第1の操作性向上方法ではマウス速度をトリガー条件にしているため、ウィンドウ上でのアプリケーション操作、例えば描画操作の妨げになり、操作中において悪影響が出る。またマウス速度の変化をユーザが意図的に多段階に制御するのは困難であり熟練された操作者の限られた操作性向上方法になってしまう。
上記第2の操作性向上方法ではウィンドウが画面外に移動されて表示画面から消えてしまう心配が無いが、他方で大きなサイズのウィンドウを意図的に画面の端に移動させたい場合の対応策が示されていない。
上記第3の操作性向上方法では画面の四隅に至った場合に条件によりアイコン化するが、ドラッグ中のウィンドウに対する対応方法、及びアイコンを画面の四隅から中央に移動させた場合の対応方法が示されていない。
このように従来の技術においては、通常のウィンドウ画面操作に影響を出さずにダイナミックかつ操作量軽減を支援することができなかった。また、画面外に移動するウィンドウは、当面の作業では使用しないが後作業で使用する情報が多い。これらのウィンドウを一時的にウィンドウのサイズを小さくする動作において、ユーザごとに「最小ウィンドウのサイズ」を設定し、「最小ウィンドウ」のサイズになった場合に「アイコン化表示」する動作、及びその逆動作までを包含した対応方法を示した従来技術はない。
本発明は、ユーザがより快適にウィンドウ操作を行えるウィンドウ表示制御方法を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決する方法として、本発明は以下のように構成される。
請求項1に係る発明は、画面に表示されるウィンドウのサイズを制御する表示制御方法であって、画面に設定された所定の原点からの平面方向の座標によって一意に算出されるウィンドウサイズを用いて、ポインティングデバイスによるウィンドウの移動時にウィンドウのサイズを変更するように構成する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、
原点には、最大サイズのウィンドウが表示されるようにウィンドウサイズが設定される。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、
原点は、画面の中央に設定される。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、ウィンドウをドラッグするときのドラッグ有効な領域がウィンドウ内に設定される。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、
原点には、最大サイズのウィンドウが表示されるようにウィンドウサイズが設定され、表示画面の周辺には最小サイズのウィンドウが表示されるようにウィンドウサイズが設定され、ウィンドウの移動時にウィンドウのサイズを最大サイズと最小サイズとの間で連続的に変更するよう構成する。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のウィンドウ表示制御方法において、
ウィンドウの移動時に、ウィンドウサイズが最小サイズとなった場合には、ウィンドウ表示をアイコン化表示に切替えを行い、アイコン状態のウィンドウを移動させた場合には、ウィンドウサイズに基づいてアイコン化表示からウィンドウ表示に切替えるように構成する。
本発明はウィンドウを移動させると言う1挙動で、ウィンドウの位置・サイズの両方を制御可能なので、操作量が低減する。
本発明の操作・設定・機能の関係の説明図 従来のウィンドウ操作方法の説明図 本発明のウィンドウ操作方法の説明図 ウィンドウ移動における、位置・サイズの変化の説明図 ウィンドウ移動における、位置・サイズの変化の説明図 ウィンドウ移動における、ウィンドウの一定サイズにおける軌跡の説明図 ウィンドウのサイズと座標の関係、及びウィンドウの一定サイズにおける軌跡を示した説明図 ウィンドウ移動における、ウィンドウの一定サイズにおける軌跡を示した説明図 ウィンドウのサイズと座標の関係の説明図 ウィンドウのサイズと座標の関係の説明図 ウィンドウ移動前後のウィンドウのサイズと座標の関係の説明図 ウィンドウにおけるドラッグ有効な領域の説明図 画面に指示領域を設定する一例の説明図 画面に指示領域を設定する一例の説明図 指示領域を更に細かく設定する一例の説明図 ウィンドウを引き寄せる方法において、移動ステップに絶対量移動を設定した場合の画面遷移の一例の説明図 ウィンドウを引き寄せる方法において、移動ステップに相対移動率を設定した場合の画面遷移の一例の説明図
以下、本発明を実施するための最良に形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のウィンドウ表示制御方法による設定・操作・機能の関係を示した説明図である。図1において、101〜304は凡例に記載されたとおり設定・操作・機能を行うものである。まず、図1の「ウィンドウ移動時設定101」にて、最大ウィンドウのサイズと座標、最小ウィンドウのサイズと座標、最大ウィンドウから最小ウィンドウまでのサイズと座標の変化関係を表示画面全体に対して情報設定し、加えてアイコン化表示や画面外におけるウィンドウの扱いの情報設定も行う。上記情報設定後に「ウィンドウのドラッグ201」操作をトリガーとして、「ウィンドウ再描画(位置・サイズ/アイコン化)301」機能により画面上のウィンドウが更新される。また「ドラッグ時の有効無効範囲対応302」機能により画面上のウィンドウのドラッグ範囲が、通常対象となるタイトルバー以外の箇所でも対応する。
一方で通常の画面操作は継承しない「画面制御専用モード303」機能を設け、該専用モードにおける画面操作として画面の四隅または四辺方向にウィンドウを引き寄せるように移動させるための指示領域を「指示領域設定102」として情報設定し、「指示領域の指定202」操作をトリガーとして、「ウィンドウ再描画(引き寄せ)304」機能により、画面上のウィンドウが指示方向に引き寄せられる。該ウインドウ移動において、ウィンドウのサイズが最小ウィンドウのときは「ウィンドウ再描画(位置・サイズ/アイコン化)301」機能によってウィンドウがアイコン化表示し、アイコン化表示を移動したときはウィンドウ表示する。
図3は、本発明によるウィンドウ表示制御方法によりウィンドウの移動及びサイズ変更を行った場合の画面を示す説明図ある。図3に示されているように、ウィンドウW1をドラッグしてウィンドウW2まで移動させるとき、この移動に伴いウィンドウのサイズは電算機が設定情報に基づき変更する。本発明によれば、移動という1つのアクションである1挙動で、ウィンドウの移動とサイズの変更が実行可能になる。実施方法の一例を図1に従って以下に「設定」と「表示方法」に分けて説明する。
設定(図1の「ウィンドウ移動時設定101」)
画面サイズを変更可能にする情報として、「最大ウィンドウ」「最小ウィンドウ」「サイズと座標の変化関係」を設定する。加えて、「アイコン化表示」や「画面外におけるウィンドウの扱い」も設定する。
(1)「最大ウィンドウ」:画面に表示するウィンドウのうち、最大となるウィンドウサイズ。画面出力デバイスに応じて、そのサイズ以下の範囲でウィンドウのサイズをユーザが自由に設定する。出力デバイスのサイズがXGA(縦1024×横768)の場合は、縦1024×横768以下のサイズを設定する。例えば、「縦512×横384」とか「縦768×横576」のように設定する。
このときに、出力デバイスのサイズに対する比率でも設定可能とする。XGAの場合、「縦512×横384」はXGAに対して「縦0.5(50%)×横0.5(50%)」になる。同様に、「縦768×横576」はXGAに対して「縦0.75(75%)×横0.75(75%)」になる。
(2)「最小ウィンドウ」:画面に表示するウィンドウのうち、最小となるウィンドウサイズ。「最大ウィンドウ」同様にユーザが自由に設定するが、通常は最大ウィンドウサイズより小さい大きさに設定する。
(3)「サイズと座標の変化関係」:画面の座標間におけるウィンドウのサイズとの変化の様相を定式化したものを指す。変化の様相の簡単な例を図4や図5に示す。図4、図5では、画面の四隅が「最小ウィンドウ」、中央が「最大ウィンドウ」とする場合の例になる。図4と図5の違いは「最大ウィンドウ」及び「最小ウィンドウ」のサイズが異なることである。画面左上のウィンドウA1は「最小ウィンドウ」の一つであり、右斜め下方向に移動させるとウィンドウA2になり、更に右斜め下方向である画面中央に移動させるとウィンドウEになる。
これとは逆に、画面中央にあるウィンドウEを左斜め上方向に移動させるとウィンドウA2になり、更に左斜め上方向である画面左上に移動させるとウィンドウA1になる。
ウィンドウB1、B2、C1、C2、D1、D2の移動についても同様である。
ウィンドウのサイズが変わらない範囲でウィンドウを移動させた場合における、ウィンドウの中央座標の軌跡の一例を図6に示す。図6ではウィンドウAを起点とし、ウィンドウB、ウィンドウD,ウィンドウCを経由し再びウィンドウAの順に各ウィンドウ間を直線的に移動させたときのウィンドウの中央座標の軌跡になる。
図6で示すような軌跡を、図4や図5で再現し、ウィンドウのサイズと座標を直視しやすいようにイメージ化したものを図7に示す。図7では平面方向としてxy平面で表すウィンドウの座標、垂直方向をウィンドウのサイズzとしており、図6におけるウィンドウA、B、C、Dとの関係を図中に示している。図7における、ウィンドウA、B、D、Cを結ぶ太い黒線は、図6におけるウィンドウのドラッグ時の軌跡を示しており、垂直方向の値が変わらないのでウィンドウサイズが変わらないことを示している。
図7において、画面の中央を原点として平面方向の座標系を座標(x,y)、垂直方向の
座標系をサイズzとすると、
(数1)
|x|/4≧|y|/3の場合:z=|x|/4×a+b…(1)
|x|/4<|y|/3の場合:z=|y|/3×a+b…(2)
但しa、bは任意の定数
で定式化される。
図4や図5の関係にあっても、画面中央からの同距離は同じウィンドウのサイズだとすると、画面左上にあるウィンドウを各四隅に移動させた場合のウィンドウ中央の軌跡は図8になる。またウィンドウサイズと座標位置の関係を描画したものが図9になる。この場合の定式の一例は、
(数2)
z=(x^2+y^2)^(1/2)×a+b…(3)
但しa、bは任意の定数
で定式化される。
また図10に示すような関係を先に描画してから定式化する方法もある。
(4)「アイコン化表示」:最小ウィンドウにサイズ変更が行われた場合にアイコン化表示する機能使用の有無。
(5)「画面外におけるウィンドウの扱い」:ウィンドウを移動させたときに、画面外となるウィンドウの扱い。1)〜3)のいずれかの設定を選択する。1)直前の状態に戻す設定。2)ウィンドウ全体が表示されるように、画面内における最も近い場所に移動させる設定。3)画面外のウィンドウの場所を記憶し、表示できる範囲を画面に表示する設定。
表示方法(図1の「ウィンドウ再描画(位置・サイズ/アイコン化)301」)
ウィンドウをドラッグしている際のマウスの座標と各設定値より、移動結果を導出し画面に反映する。図4は、「最大ウィンドウ」:「縦0.5(50%)×横0.5(50%)」、「最小ウィンドウ」:「縦0.25(25%)×横0.25(25%)」で、「サイズと座標の変化関係」:式(1)及び式(2)の場合の表示例になる。図4と図5の違いは「最大ウィンドウ」及び「最小ウィンドウ」のサイズと、サイズと座標の変化関係にあらわれる。但し、サイズと座標の変化関係は、定数の違いだけであり式(1)及び式(2)を定式とする点では同じである。
次に実際のウィンドウの表示位置、サイズの決め方の一例を図11に基づいて説明する。図11は実際のマウスのドラッグ操作と座標関係を示す説明図であり、ドラッグ始点を(MSx,MSy)、ドラッグ終点を(MEx,MEy)、移動対象ウィンドウの中心を(W
x,Wy)、移動対象ウィンドウのサイズを(Width、Height)、画面のサイズ
をXGA(縦1024×横768)、画面中央を原点(Px,Py)=(0,0)としている。また上記設定より「最大ウィンドウ」「最小ウィンドウ」「サイズと座標の変化関係」は、
「最大ウィンドウ」:「縦0.5(50%)×横0.5(50%)」、或いは「縦512×横384」
「最小ウィンドウ」:「縦0.25(25%)×横0.25(25%)」、或いは「縦256×横192」
「サイズと座標の変化関係」:式(1)及び式(2)
に設定されているとする。式(1)及び式(2)より、最大ウィンドウ」は原点に、「最小ウィンドウ」は画面四隅及び各辺方向の座標になる。
図11における動作は、画面の左上にあるウィンドウの中央よりやや右側である点(M
Sx,MSy)=(−352,288)を掴んで画面中央よりやや右までドラッグし(MEx,MEy)=(32,0)でマウスを離したものとする。移動距離は(MEx−MSx,MEy−MSy)=(384,−288)なので、移動対象ウィンドウの中心(Wx,Wy)=(−384,288)はドラッグ後の座標は(Wx+MEx−MSx,Wy+MEy−MSy)
=(0,0)になる。
画面の四隅及び各辺方向に「最小ウィンドウ」があるが、ここでは説明のため画面左上の「最小ウィンドウ」に関して記載する。画面左上の「最小ウィンドウ」の中央座標を(
Minx、Miny)とすると、(Minx、Miny)=(−384,288)になる。
以上の情報より、任意の位置であるWxにおけるウィンドウの横幅は「(512−25
6)/(Px−Minx)×Wx」となる。同様にして任意の位置であるWyにおけるウィンドウの縦長は「(384−192)/(Py−Miny)×Wy」となる。矢印が示すように
画面左端からウィンドウ移動させて(Wx+MEx−MSx,Wy+MEy−MSy)が中心になるように表示すると画面中央の破線で示すウィンドウになる。ここでは画面の左上1/4に関する座標系に対して説明しているが、残りの3/4の左下・右上・右下に関しても同様の方法で導出される。

続いて、最小ウィンドウにサイズ変更が行われた場合にアイコン化表示する手法、及びアイコン化表示をドラッグしウィンドウ表示する実施方法の一例を以下に「表示方法」として説明する。
表示方法(図1の「ウィンドウ再描画(位置・サイズ/アイコン化)301」)
ウィンドウを移動させた場合、ウィンドウ座標が最小ウィンドウのサイズで表示する座標に一致すると、アイコン化表示する。またアイコン化表示されているウィンドウをドラッグし移動したときに、ウィンドウ座標が最小ウィンドウのサイズで表示する座標から離れると「ウィンドウ移動時設定101」において設定された情報に基づいてウィンドウ表示する。アイコン化表示のサイズと最小ウィンドウのサイズが異なる場合は、両者の入替え表示は互いの中央が同じ座標になるように表示する。なおアイコン化表示されているウィンドウのドラッグ移動先も最小ウィンドウのサイズで表示する座標のときは、ウィンドウ表示に戻す必要はない。
続いて、ユーザがウィンドウをドラッグするときのドラッグ有効な領域をタイトルバー以外にもウィンドウ内の任意の部分を対象とする実施方法の一例を以下に「機能」として説明する。
機能(図1の「ドラッグ時の有効無効対応302」)
本発明と従来のドラッグ領域の対比を図12に示す。従来は、図12(a)、(b)に示すようにウィンドウ上部のタイトルバー(TB)の部分がドラッグ可能領域であった。これに対して本発明では、図12(c)、(d)に示すように「オブジェクトが選択されない箇所(NG1)」及び「マウスがオブジェク未選択な箇所(NG2)」の領域もドラッグ有効領域とする。
「オブジェクトが選択されない箇所(NG1)」とは、ウィンドウ表示情報が例えばテキストエディターのときで、既に入力している文字(オブジェクト)や図(オブジェクト)の表示されていない箇所や、アイコンや各種ツールの「ボタン」の隙間にあり特別な機能を有していない箇所、または背景画のようなデザイン的な箇所を指す。
「マウスがオブジェク未選択な箇所(NG2)」とは、ウィンドウ表示情報が例えばインターネットツールのようなときで、「ボタン」「ハイパーリンク」「スクロールバー」などでクリックやカット&ペースト動作するとアクション応答するオブジェクト以外の領域で特別な機能の付加されていない箇所を指す。
上記「オブジェクトが選択されない箇所(NG1)」及び「マウスがオブジェク未選択な箇所(NG2)」もドラッグ有効領域とし、ドラッグ可能となる。
続いて、本発明では、ポインティングデバイスの表示位置により、画面に表示されている複数のウィンドウ全てを一定の方向に引き寄せるように移動させる。引き寄せる方向としては、画面の四隅方向、及び上下左右の各辺方向とする。実施方法の一例を以下に「設定」と「表示方法」に分けて説明する。
設定(図1の「指示領域設定102」)
上記引き寄せる方向を指示する方法として、図13で示すような指示領域S1〜S8を、例えば対角線上の2座標により設定する。角を丸くした矩形領域が夫々に対応する指示領域であり、矢印の先が引き寄せる方向とする。指示領域はユーザの使い易いように設定すればよく、形状や場所、及び指示領域自体の有無に条件はない。例えば図14のような指示領域S11〜S16の設定でも構わない。矢印の表示はユーザが設定するときの識別子であり、認識可能であればどのような表示でも構わない。
表示方法(図1の「画面制御専用モード303」及び「ウィンドウ再描画(引き寄せ)304」)
本発明のウィンドウの引き寄せ機能は、画面制御専用モードにおいて実現されるものとする。画面制御専用モードの入/切を制御するのは、コマンドまたは特定のキー操作と決めておきこれに従うものとする。
画面制御専用モードに入ると設定済みの指示領域を通常画面に重ねて見える方法、例えば半透明色で表示する。この状態で、ポインティングデバイスをいずれかの指示領域に移動させると、画面上のウィンドウが一斉に引き寄せたい方向(指示方向)に移動する。
具体的なウィンドウの移動方法の一例を図16に示す。ここでは指示領域(左上側への引き寄せ)が選択されているときの例になる。各ウィンドウは、移動ステップ(絶対移動量)の分量である図中で示した移動量L1だけ指示方向に移動する。単位時間当りに移動が繰り返されて、各ウィンドウ(a)、(b)、(c)、(d)の順番で画面左上側に引き寄せられていく。
移動方法の他の一例を図17に示す。ここでは指示領域(左上側への引き寄せ)が選択されているときの例になる。
各ウィンドウは、移動ステップ(相対移動率)の分量だけ指示方向に移動する。移動ステップ(相対移動率)とは、図中で示した各ウィンドウの現地点と引き寄せられる終点との座標間距離L2に一定の割合を乗算した移動量である。指示領域(左上側への引き寄せ)が選択されており、対象のウィンドウの一つが(100,80)、終点が(20,20)の座標であるときで一定の割合を25%ととすると、((100,80)−(20,20))×25%=(20,15)が移動量となるので、ウィンドウの次座標は(100,80)−(20,15)=(80,65)になる。更に次次座標は(65,53.75)となるが、画面表示の座標系に小数点以下が存在しないときは終点に収束するように切り捨て/切り上げするして、(65,53.75)を、(65,53)としても良い。単位時間当りに上記移動が繰り返されて、ウィンドウは、(a)、(b)、(c)、(d)の順番で画面左上側に引き寄せられていく。
続いて、指示領域を更に細分設定し、上記単位時間をポインティングデバイスの表示位置により可変させる。結果、画面の引き寄せられる速度が加速/減速する。実施方法の一例を以下に「設定」として示す。
設定(図1の「指示領域設定102」)
指示領域を細分設定する方法の一例を図15で示す。ユーザは指示領域を「加速領域」「中立領域」「減速領域」のいずれかに細分する。指示領域は「中立領域」を必ず一つ含むが、「加速領域」「減速領域」の数は幾つでも構わない。各細分領域の形状はどのような形状でも構わない。「加速領域」は正の比率、「減速領域」は負の比率をパラメータとして設定可能とする。「加速領域H1/+10%」のときは単位時間×90%、「減速領域L1/−10%」のときは単位時間×110%とする。「中立領域」のときは単位時間を100%に戻す。
「加速領域」「減速領域」をそれぞれ2箇所設ける場合の例を以下に示す。「加速領域H2/+25%」のときは単位時間×75%、「加速領域H3/+50%」のときは単位時間×50%、「減速領域L2/−25%」のときは単位時間×125%、「減速領域L3/−50%」のときは単位時間×150%とする。
上述の実施形態では、ウィンドウのサイズを変えずに移動させる方法を示した。これを第1移動モードと呼ぶ。また、一方の説明ではウィンドウの移動に伴いサイズも変更する方法も示した。第1移動モードの実施において、ウィンドウの移動に伴いサイズも変更する方法も適用し、画面の各ウィンドウを指示方向に引き寄せるときにサイズを変えて移動させる。これを第2移動モードと呼ぶ。
以上、説明したような方法、または変形例を実現するようなプログラムは、フレキシブルディスク、またはCD、またはDVD、または光磁気ディスク等の記憶媒体に記憶させて配布しても良い。または公衆等で用いられる伝送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザはプログラムを取得してコンピュータなどのデータ処理装置にロードすることにより、そのデータ処理装置を用いて本発明を適用させたデータ入力装置を実現させることができる。このことから、記憶媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
W1、W2、A、A1、A2、B、B1、B2、C、C1、C2、D、D1、D2、E…ウィンドウ
TB…タイトルバー
NG1…オブジェクトが選択されない箇所
NG2…マウスがオブジェクト未選択な箇所
S1〜S16…指示領域
H1、H2、H3…加速領域
L1、L2、L3…減速領域
N…中立領域
L1…移動量
L2…座標間距離

Claims (6)

  1. 画面に表示されるウィンドウを制御する表示制御方法であって、前記画面に設定された所定の原点からの平面方向の座標によって一意に算出されるウィンドウサイズを用いて、ポインティングデバイスによる前記ウィンドウの移動時に前記ウィンドウのサイズを変更することを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
  2. 請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、
    前記原点には、最大サイズのウィンドウが表示されるように前記ウィンドウサイズが設定されたことを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
  3. 請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、
    前記原点は、前記画面の中央であることを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
  4. 請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、前記ウィンドウをドラッグするときのドラッグ有効な領域がウィンドウ内に設定されたことを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
  5. 請求項1に記載のウィンドウ表示制御方法において、
    前記原点には、最大サイズのウィンドウが表示されるように前記ウィンドウサイズが設定され、前記表示画面の周辺には最小サイズのウィンドウが表示されるように前記ウィンドウサイズが設定され、前記ウィンドウの移動時に前記ウィンドウのサイズを前記最大サイズと前記最小サイズとの間で連続的に変更することを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
  6. 請求項5に記載のウィンドウ表示制御方法において、
    前記ウィンドウの移動時に、前記ウィンドウサイズが前記最小サイズとなった場合には、ウィンドウ表示をアイコン化表示に切替えを行い、アイコン状態のウィンドウを移動させた場合には、前記ウィンドウサイズに基づいてアイコン化表示からウィンドウ表示に切替えを行うことを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
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