JP2000181617A - タッチパッド及びタッチパッドによるスクロール制御方法 - Google Patents

タッチパッド及びタッチパッドによるスクロール制御方法

Info

Publication number
JP2000181617A
JP2000181617A JP35365098A JP35365098A JP2000181617A JP 2000181617 A JP2000181617 A JP 2000181617A JP 35365098 A JP35365098 A JP 35365098A JP 35365098 A JP35365098 A JP 35365098A JP 2000181617 A JP2000181617 A JP 2000181617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
scroll
coordinate information
computer
touch pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35365098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3850570B2 (ja
Inventor
Harumi Takase
春美 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP35365098A priority Critical patent/JP3850570B2/ja
Publication of JP2000181617A publication Critical patent/JP2000181617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3850570B2 publication Critical patent/JP3850570B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上の操作を指一本でできるようにし、且
つ操作回数を減らすことで、ユーザの操作性を格段に向
上させる。 【解決手段】 タッチパッド21は、スクロールバーへポ
インターを移動する操作などを行うポインティング領域
22と、所定の領域の画面をスクロールさせるための特定
領域(図では上、下方向にスクロールするための上、下
スクロール領域23、24)とからなっている。また、特定
領域23,24にはスクロール方向が定義されている。指が
上スクロール領域23に接触しているときは、座標上の位
置を示す絶対座標データが出力され、上スクロール領域
23に定義された方向へのスクロール制御が行われる。指
を離せばスクロールが停止する。また、ポインティング
操作領域22で指を移動させたときには絶対座標データ
が出力され、移動量と移動方向に応じた相対座標データ
に変換されてポインターをスクロールさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーソルやウィン
ドウなどを画面上で操作するポインティングデバイスに
係り、特に、タッチパッドによるスクロール制御方法
と、スクロール制御させるためのタッチパッドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータに接続されるポ
インティングデバイスとしてマウスやトラックボールな
どが一般的に用いられている。これらのポインティング
デバイスを用いて画面のスクロール操作を行う場合に
は、通常、画面上でポインターをスクロールバーへ移動
し、スクロールバー内でクリックまたはドラッグの操作
を行っている。もしくは、スクロールするためのローラ
やスイッチなどの専用の機構がポインティングデバイス
に設けられているものもある。また、最近になって、パ
ッド、タッチパッド或いはトラックパッドなどの名称で
呼ばれるポインティングデバイスも用いられてきてい
る。タッチパッドなどは、携帯型のパーソナルコンピュ
ータに埋め込まれたり、デスクトップ型のコンピュータ
に外付けされた形態で使用され、マウスのように操作機
器自体を移動させる必要がないことから、卓上などの限
られたスペースであっても支障なく操作できるという特
徴を有している。
【0003】また、このようなタッチパッドを使用し
て、画面上でカーソル(或いは、ポインターとも呼ばれ
る)を移動させるには、タッチパッドに設けられた数セ
ンチ角の平板な操作面に指を置き、そのまま指を滑らせ
るだけで良いので、マウスなどのような操作機構もなく
極めて使い勝手がよい。タッチパッドにはマウスなどと
同様に左ボタンと右ボタンも設けられているが、これに
加えて、操作面を指で軽く叩くことによって、ボタンを
クリックしたのと同様に、画面に表示された物体の選
択,移動など様々な操作が実現できるようになってい
る。こうした操作を、特に「タップ」或いは「タッピン
グ」と呼んでいる。また、このタッピングによって、上
述したクリックの他に、左ボタンのクリックを2回連続
して行う左ボタンダブルクリック(アプリケーションプ
ログラムの起動などに用いる操作)、ドラッグ(画面上
の物体にカーソルを合わせて左ボタンを押しながら動か
すことで、当該物体を所望の場所まで移動させる操作)
といった操作が指一本で可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、タッチ
パッドは、その操作面を指で操作することにより、マウ
スを用いたカーソル移動操作やボタンのクリック操作と
同等の機能を果たすことができる。したがって、マウス
のように専用の機構がなく、省スペース化を可能とした
面では改良されている。しかしながら、従来のタッチパ
ッドは、スクロールバーへのポインティング操作を行う
のに指を動かさなければならず、マウスのような操作機
構はないものの、スクロールの操作感覚はマウスの場合
とあまり変わらない。したがって、スクロール操作の操
作数はマウスの場合と同じであり、操作性の面では改良
されていない。例えば、ユーザが常に1本の指だけでパ
ッドを操作したい場合は、スクロールしていた指を一旦
操作面から離し、指を右または左ボタンの設けられた位
置へ移動してからクリック操作を行わなければならな
い。そのために、1本の指だけを用いて、少ない操作回
数で操作できるというような、本来、タッチパッドが持
っている優位性が薄れてしまう。
【0005】また、ウィンドウ(すなわち、ディスプレ
イ装置上に表示される複数の独立した画面)の操作を前
提とした最近のコンピュータにおいては、ユーザが作業
の都合に合わせてウィンドウの大きさを調整したり、ウ
ィンドウ内に表示された内容を当該ウィンドウ内で上下
左右にスクロール(画面に表示された内容を、巻き取る
ように順次表示させる方法)させたり、不要になったウ
ィンドウを閉じる操作などを煩雑に行っている。このよ
うに、スクロールやクリックまたはドラッグ操作を頻繁
に行うような場合は、指を移動させるスクロールといえ
ども、使い勝手の面ではまだ問題点がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、画面上における様々な操
作をなるべく指一本で操作できるようにして、且つ操作
回数を減らすことで、ユーザの操作性を格段に向上させ
ることのできるタッチパッドのスクロール制御方法と、
このような制御が可能なタッチパッドを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載のタッチパッドは、指示体の接触位
置を、座標上の位置情報である絶対座標情報として出力
するタッチパッドにおいて、前記指示体の接触移動量に
基づく位置情報を、前記絶対座標情報として出力するポ
インティング操作領域と、前記指示体の接触停止時間に
基づく位置情報を、前記絶対座標情報として出力する特
定領域とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載のタッチパッドは、請求項1
記載のタッチパッドにおいて、前記特定領域には、前記
指示体の接触位置の移動方向が定義されていることを特
徴とする。また、請求項3記載のタッチパッドは、請求
項1または請求項2記載のタッチパッドにおいて、前記
特定領域は、前記ポインティング操作領域での操作に支
障を生じない場所に設置されていることをことを特徴と
する。さらに、請求項4記載のタッチパッドは、請求項
3記載のタッチパッドにおいて、前記特定領域は、前記
タッチパッドの周辺に設置されていることを特徴とす
る。
【0009】請求項5記載のタッチパッドは、請求項1
〜請求項4の何れか1項記載のタッチパッドにおいて、
前記ポインティング操作領域が出力する前記絶対座標情
報は、コンピュータの表示画面に、表示物位置の移動量
と移動方向を表示する相対座標情報として出力され、前
記特定領域が出力する前記絶対座標情報は、前記コンピ
ュータの表示画面に、表示物の座標上の位置を表示する
絶対座標情報として出力されることを特徴とする。ま
た、請求項6記載のタッチパッドは、請求項5記載のタ
ッチパッドにおいて、前記特定領域は、前記コンピュー
タの表示画面に表示された表示物をスクロールするため
の、スクロール領域であることを特徴とする。さらに、
請求項7記載のタッチパッドは、請求項6記載のタッチ
パッドにおいて、前記コンピュータの表示画面に表示さ
れた表示物がスクロール可能な領域にあるときのみ、前
記スクロール領域は、該コンピュータに前記絶対座標情
報を出力することを特徴とする。
【0010】請求項8記載のタッチパッドは、請求項7
記載のタッチパッドにおいて、前記指示体は指またはペ
ンであり、前記スクロール領域に前記指またはペンを接
触している間は、前記表示物のスクロールが行われ、前
記指またはペンをスクロール領域から離したとき、前記
表示物のスクロールが停止されることを特徴とする。ま
た、請求項9記載のタッチパッドは、請求項8記載のタ
ッチパッドにおいて、移動方向が定義された前記スクロ
ール領域へ前記指またはペンを接触したとき、前記表示
物が、スクロール領域に定義された移動方向へスクロー
ルされることを特徴とする。
【0011】請求項10記載の発明はタッチパッドによ
るスクロール制御方法である。すなわち、指示体の接触
位置を、座標上の位置情報である絶対座標情報として出
力するタッチパッドを用い、前記絶対座標情報をコンピ
ュータ画面に出力して、該コンピュータ画面の表示物を
スクロールさせるタッチパッドによるスクロール制御方
法において、前記指示体の接触移動量に基づく位置情報
を、前記絶対座標情報として出力するポインティング操
作領域と、前記指示体の接触停止時間に基づく位置情報
を、前記絶対座標情報として出力する特定領域とを備え
たタッチパッドを用い、前記ポインティング操作領域に
前記指示体を接触移動させて出力する前記絶対座標情報
は、コンピュータの表示画面に、位置の移動量と移動方
向を表示させる相対座標情報として出力され、前記特定
領域に前記指示体を接触させて出力する前記絶対座標情
報は、前記コンピュータの表示画面に、表示物を座標上
の位置として表示させる絶対座標情報として出力される
ことを特徴とするタッチパッドによるスクロール制御方
法である。
【0012】請求項11記載のタッチパッドによるスク
ロール制御方法は、請求項10記載のスクロール制御方
法において、前記ポインティング操作領域の出力情報に
基づいて、前記コンピュータが受信した前記相対座標情
報は、該コンピュータの表示画面に表示された表示物を
ポインティング操作させ、前記特定領域の出力情報に基
づいて、前記コンピュータが受信した前記絶対座標情報
は、該コンピュータの表示画面に表示された表示物をス
クロールさせることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
タッチパッドによるスクロール制御方法の実施の形態に
ついて説明する。図1は、本発明のスクロール制御方法
に適用されるタッチパッドの概略平面図である。このタ
ッチパッド21は、スクロールバーへポインターを移動
する操作などを行うポインティング領域22と、所定の
領域の画面を上方向にスクロールするための上スクロー
ル領域23及び所定の領域の画面を下方向にスクロール
するための下スクロール領域24とからなっている。タ
ッチパッド21は、操作面に指先あるいはペンなどが触
れたとき、どの位置に触れているかという認識領域を絶
対座標情報として出力できるものである。尚、以下、全
て指先で操作を行うものとして説明する。
【0014】絶対座標情報とは、指が座標上のどの位置
にあるかをパソコンの画面などに出力する情報である。
したがって、指が上スクロール領域23または下スクロ
ール領域24に接触しているときは、絶対座標データに
基づいてスクロール制御が行われる。また、ポインティ
ング操作領域22で指を移動させたときには、絶対座標
の出力情報は、制御回路内のドライバによって相対座標
情報に変換され、パソコン画面などに出力される。した
がってポインティング操作領域22で指を移動させたと
きは、変換された相対座標データに基づいてポインター
などの移動制御が行われる。尚、相対座標情報とは、指
が、どれだけどの方向に移動したかという、相対的な移
動量と移動方向を出力する情報である。
【0015】このように、タッチパット21上に、ポイ
ンティング操作を行うポインティング操作領域22とは
別に、定義した領域(以下、特定領域と呼ぶ)に、スク
ロールのみを行うスクロール領域を設ける。尚、このス
クロール領域はスクロールの方向も定義されている。す
なわち、ポインティング操作領域22での指の操作に支
障が生じない場所、例えば、図では、左下の端に上スク
ロール領域23が、右下の端に下スクロール領域24
が、それぞれ特定領域として設けてある。これらの特定
領域の設置場所は、操作感覚に順応した位置であり、且
つポインティング操作時に容易に指が触れない場所であ
ればどこでもよい。
【0016】したがって、タッチパット21は、特定領
域(上スクロール領域23または下スクロール領域2
4)に指が停止して接触しているときは、スクロール操
作のみが行われ、特定領域23、24以外のポインティ
ング操作領域22では、指を移動させて通常のポインテ
ィング操作のみが行われる。特定領域23または24の
何れかに指が接触して停止しているとき、ポインターが
画面上のスクロール可能な表示領域に位置している場合
は、その表示領域を定義した方向へスクロールすること
ができる。すなわち、上スクロール領域23に指を接触
して停止すれば、スクロール可能領域にあるポインター
は上方向にスクロールされ、指を離せばスクロールは停
止される。
【0017】ここで、画面上のスクロール可能な表示領
域とは、例えば、図2の、パソコン画面上のポインター
の位置を示す図のように、パソコン画面25上に複数の
ウインドウが重なって表示されているとき、一番表面側
のウインドウ26にポインタ27が位置しているとき
は、このポインタ27をスクロール可能領域としてスク
ロール操作することができる。ところが、ポインタ28
が、何れのウインドウ画面上にもなく、パソコン画面2
5の端にあるようなときは、何をスクロールさせてよい
のか特定できないので、このような領域にあるポインタ
28はスクロール不可能な領域にあるとする。したがっ
て、このような領域のポインタ28は、ポインティング
操作領域22上で指を移動させて、ウインドウ26の領
域に移してスクロール可能領域に入れる。そして、上ま
たは下スクロール領域23、24に指を触れて、ウイン
ドウ26を任意の位置にスクロールさせることができ
る。
【0018】また、特定領域23、24に指が接触して
停止している間は、スクロールが継続され、指が特定領
域23、24から離れたときにスクロールが中断される
ので、ウインドウ26が所望の位置にスクロールされた
ら指を離せば、ウインドウ26はその位置で停止する。
【0019】尚、図1においては、特定領域を上スクロ
ール領域23と下スクロール領域24のみに設定した
が、これらの特定領域はさらに増やすこともできる。図
3は、本発明にける多数の特定領域を設けたタッチパッ
ドの概略平面図である。すなわち、同図に示すように、
タッチパッドの周辺に、上下、左右、斜め方向などの多
くの特定領域を設けて、それぞれ、定義された方向へス
クロールすることも可能である。
【0020】次に、タッチパッドによるスクロール制御
方法の動作について詳細に説明する。図4は、本発明の
実施の形態における、タッチパネルによるスクロール制
御の処理の流れを示すフロー図である。したがって、図
1及び図4を用いて動作の説明を行う。タッチパッド2
1に絶対座標情報が入力されたとき(ステップS1、以
下ステップは省略)、その入力情報位置が、タッチパッ
ド21上のスクロール領域、例えば上スクロール領域2
3の位置に指が接触しているかどうかを判断する(S
2)。 指が上スクロール領域23になければ(S2、
N)、ポインティング操作領域22にあると判断し、通
常のポインティング操作を行う(S3)。この場合は、
ポインティング操作領域22より指の移動に伴う絶対座
標情報が出力されるが、制御回路のドライバによって相
対座標データに変換され、パソコン画面上のポインタは
相対座標で表示、制御される。
【0021】指が、例えば上スクロール領域23にあれ
ば(S2、Y)、ポインターが指示するウインドウはス
クロール可能領域にあるかどうかを判断する(S4)。
このとき、ポインターが、図2のポインタ28のよう
に、スクロール可能領域になければ(S4、N)、スク
ロールさせるべきウインドウがないので、そのまま通常
のポインティング操作を行う(S3)。
【0022】また、ポインターが、図2のポインター2
7のように、スクロール可能な領域にあるときは、ポイ
ンター27が指示しているウインドウ26は、指が上ス
クロール領域23上にある間中スクロールされる(S
5)。そして、ウインドウ26を所望の位置までスクロ
ールさせたときに、上スクロール領域23から指を離せ
ばウインドウの表示位置は停止する(終了)。上記の説
明は上スクロール領域23の操作について行ったが、下
スクロール領域24の操作についても全く同様な動作が
行われる。さらに、図3に示すような、多数のスクロー
ル領域を備えたタッチパッドについても、前述と同様
に、それぞれの定義方向へスクロール操作を行うことが
出来る。
【0023】次に、本発明のタッチパネルによるスクロ
ール制御方法に適用される制御機構について説明する。
図5は、本実施の形態のタッチパッドによるスクロール
制御方法に適用される座標入力装置の構成を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、この座標入力装置は大
きく分けて座標検出機器PDと座標出力機器PCの2つ
の機器から構成される。この例では、座標検出機器PD
が前述のタッチパッドであり、座標出力機器PCはタッ
チパッドが接続されたパーソナルコンピュータである。
【0024】まず初めに、座標検出機器PDの各構成要
素を説明するが、座標検出機器PDの機械的構成は、既
に図1において説明済みであるのでここでは説明を省略
する。 さて、図5に示すセンサ基板1は、複数の横配
線走査線(図1のX軸方向)と縦配線走査線(図1のY
軸方向)がマトリクス状に形成されており、指がパット
面に接触することで各走査線を流れる電流値が変化する
ように構成される。さらに詳しく言えば、本実施の形態
による座標検出機器PDは、静電容量式のタブレットと
呼ばれる方式を採用しており、静電フィルムの表面と裏
面にそれぞれマトリックス状の電極が設けられ、静電フ
ィルムの一端からパルスを与えて電界を形成させてあ
る。こうすると、指がパット面を介して静電フィルムに
触れることで接触部分の静電容量が減るので、この静電
容量の変化を電流値の変化に変換して指の接触部分の位
置が検知される。すなわち、接触部分の座標位置が横方
向走査線と縦方向走査線との交点により指定されること
になる。また、指が接触された後に離されたことを検出
すれば、マウスのクリックボタンに相当するタッピング
の操作が検出できることになる。
【0025】特に、本発明の特徴としては、図1の特定
領域23、24に指が触れている間中は、変化した電流
が流れ続けるので、この電流が後述する制御回路に継続
して送信される。したがって、指が特定領域23、24
に接触している間はスクロール制御が行われる。また、
ポインティング領域22においては、接触部分の位置の
変化を算出することで、指の位置の変化を検出してポイ
ンティング制御が行われるようになっている。なお、タ
ッチパッドは静電容量式でなくても良く、例えば感圧式
などの方式を採用したものであっても良い。
【0026】次に、横方向走査部2は、センサ基板1の
横方向の走査を行う回路であって、多数の信号出力がセ
ンサ基板1の横方向走査線に接続される。縦方向走査部
3は、センサ基板1の縦方向の走査を行う回路であっ
て、多数の信号入力がセンサ基板1の縦方向走査線に接
続され、指の走査状態を表わすシリアル検出信号を発生
させる。このシリアル検出信号は、指をセンサ基板1の
パット面にタッピングさせた際に生じるタップ成分と、
パット面上で指を滑らせた際に生じるスライド成分及び
特定領域で検出される電流変化成分とを含む。ここで、
タップ成分にはパット面に指が接触している位置を示す
アドレス成分が含まれており、スライド成分にはパット
面上を、指がどの位置からどの位置まで滑ったのかを表
わすアドレス成分が含まれている。
【0027】制御駆動部4は、走査駆動信号を横方向走
査部2及び縦方向走査部3にそれぞれ供給することで、
これら横方向走査部2及び縦方向走査部3を駆動する。
A/D(アナログ/デジタル)変換部5は、縦方向走査
部3が生成したシリアル検出信号をデジタル信号に変換
する。タップ/スライド成分抽出部6は、デジタル信号
に変換されたシリアル検出信号の中から、上述したタッ
プ成分及びスライド成分を抽出したのち、これらを分離
して3次元の座標値へ変換し、これをタップ成分及びス
ライド成分と一緒に出力する。
【0028】データ処理部7は、タップ/スライド成分
抽出部6から送られる3次元の座標値に基づいて、タッ
ピングが実行されたか否かを判断するとともに、スライ
ド成分からノイズを除去し、X軸/Y軸から構成される
パット面の2次元座標における指の位置の変化を、滑ら
かな直線或いは曲線に補正する。同時に特定領域で検出
された電流変化成分(以下、特定領域情報と云う)のデ
ータ処理も行う。インターフェイス部8は、座標出力機
器PCとの間でデータの授受を行うための回路である。
このインターフェイス部8は、データ処理部7から送ら
れた情報に基づいて、補正されたパット面の2次元座標
上の絶対座標(X,Y)毎に、タップオン/オフの情報
を付加して、タップ成分及びスライド成分と一緒に出力
ポート9へ送出する。同時に、特定領域情報も出力ポー
ト9へ送出される。
【0029】次に、座標出力機器PCの各構成要素を説
明する。まず、インターフェイス部10は座標検出機器
PDとの間でデータの授受を行うための回路であって、
入力ポート11を介して上述したそれぞれの情報を受け
取る。尚、座標出力機器PCがパーソナルコンピュータ
であれば、インターフェイス部10は周知のシリアルポ
ート又はマウスポートに相当する。データ解析部12
は、座標検出機器PD側から送られる情報をインターフ
ェイス部10から取り込んで解析を行い、タッピングが
実行されたか否かを判断するとともに、パット面上の特
定領域の範囲に指があるのか、ポインティング操作領域
で指を滑らせているかなどの判別処理を行い、この判別
結果をデータ変換部13へ報告する。
【0030】データ変換部13は、データ解析部12で
解析されたタッピングの有無の情報や特定領域またはポ
インティング操作領域内での指の操作状態の判別結果な
どから、予め決められた特定の処理を実行すべきかどう
かを判定する。これら特定の処理とは、前述の指のそれ
ぞれの操作に基づいて行われるタッピング操作とポイン
ティング操作及びスクロール操作である。また、データ
変換部13では、ポインティング操作領域22から出力
された絶対座標情報を相対座標情報に変換する動作も行
う。スクロール判定/実行部13’はデータ変換部13
からの特定領域情報に基づいて、スクロールするかしな
いかの判定、及びスクロールの実行を指示する。
【0031】モード変換部14は、座標入力装置に対す
る各種の設定値が格納されており、データ変換部13
は、モード変換部14から送られるこれら設定値に基づ
いて、処理の内容を変更するように構成される。これら
設定値は、ユーザがパット面上でタッピングすべき領域
の範囲や、これらの処理を行った際にユーザに対してサ
ウンド発生による通知を行うか否かの設定などがある。
尚、これらの設定値は、例えば、ユーザがコンピュータ
の画面に表示されるメニューを操作する周知の処理によ
って、モード変換部14に設定される。制御部15は、
インターフェイス部10を除いた座標出力機器PCの各
部を統括する回路である。
【0032】表示部16は、例えばパーソナルコンピュ
ータのディスプレイ装置であって、制御部15の指示に
従って、そのパソコン画面上にウィンドウやカーソルな
ど各種の画像表示を行う。ROM(リードオンリーメモ
リ)17には制御部15の動作プログラム、音源19か
らサウンドを発生する際に用いられるサウンド情報、上
述した絶対座標(X,Y)のフォーマットで規定された
パット面自体の大きさなどが格納されている。RAM
(ランダムアクセスメモリ)18は、制御部15が様々
な処理を行う際に、データを一時的に蓄えるための記憶
回路である。音源19は、例えばスピーカとこのスピー
カの駆動回路から構成され、制御部15から送られるサ
ウンド情報に基づいて、様々なサウンドを発生させる。
【0033】次に、上記構成による座標入力装置の動作
を説明するが、ここでは、指が特定領域にあるときの動
作について述べ、付随する動作は簡単に説明し、本発明
に関係ない動作は説明を省略する。先ず、座標検出機器
PDから座標出力機器PCへデータの取り込みを行う。
座標検出機器PDにおいては、制御駆動部4から出力さ
れる駆動信号により、横方向走査部2と縦方向走査部3
が走査駆動される。そして、センサ基板1の各走査線に
走査信号が供給されているときに、ユーザがセンサ基板
1(つまりパット面)上の所望の個所を指で操作する
と、指の操作状態に対応したシリアル検出信号が縦方向
走査部3から出力される。このシリアル検出信号は、A
/D変換部5でデジタル信号へ変換され、タップ/スラ
イド成分抽出部6でタップ成分とスライド成分及び特定
領域情報が抽出される。データ処理部7は、タップ成分
をそのままインターフェイス部8へ送出するとともに、
スライド成分と特定領域情報に対してノイズ除去の補正
を行ったのちにインターフェイス部8へ送出する。イン
ターフェイス部8は、タップオン/オフの情報を生成
し、これらの情報をデータ処理部7から送られたデータ
に付加し、出力ポート9に供給して座標出力機器PCへ
送出する。
【0034】すると、座標出力機器PCでは、入力ポー
ト11に供給された情報が、インターフェイス部10を
介してデータ解析部12に供給される。これをもって、
座標出力機器PCにおける座標検出機器PDからのデー
タ取り込み処理が完了する。ここで、従来であれば、供
給されたタップ成分及びスライド成分が制御部15に供
給され、制御部15がこれらを画像表示に適したデータ
に変換して表示部16に供給する処理を行う。これによ
り、パット面を操作する指の動きに対応して、例えば、
表示部16の画面上をカーソルが移動する様子が表示さ
れることになる。
【0035】ところが本発明では、データ解析部12
が、取り込んだ情報に含まれるタップオン/オフの情報
を参照してタッピングの実行の有無を判別する。その結
果、タッピングが実行されていないのであれば、何もせ
ずに処理を終了させ、上述した従来と同じ処理を行う。
これに対し、タッピングが実行された場合には、タッピ
ングされたパット面上の位置が、ユーザにより予め指定
された何れかの領域の範囲内に存在するかを判定する。
また、データ解析部12は、ROM17に格納されてい
るパット面の大きさの情報に基づいて、ユーザがパット
面のポインティング領域で指をスライドさせていのか、
特定領域に指を接触しているのかを判定をも行う。
【0036】いま、ポインティング操作領域のスライド
操作情報が検出されたものとすると、データ変換部13
は、データ解析部12から取得したスライド成分から、
ユーザが指をスライドさせた距離及び方向が絶対座標位
置として算出する。また、特定領域情報が検出されたと
すると、指を接触させていた時間に基づく電流の継続時
間から絶対座標位置が算出される。次いで、データ変換
部13は、ポインティング操作領域からの情報に基づく
絶対座標位置を相対座標位置に変換し、制御部15に指
示を出して、算出された距離及び方向に応じて、パソコ
ン画面上のポインターをスクロールさせる。また、デー
タ変換部13は、特定領域からの絶対座標情報をスクロ
ール判定/実行部13’に送信すると、スクロール判定
/実行部13’はスクロールの実行を行うかどうかを決
定する。そして、スクロール判定/実行部13’がスク
ロールの実行の指示を行うと、制御部15が絶対座標情
報に基づいて表示物のスクロールを行い、スクロール状
態が表示部16に表示される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタッチパ
ッドによるスクロール制御方法によれば、タッチパッド
にスクロール領域とポインティング領域とを備え、指1
本でスクロール操作とポインティング操作ができると共
に、スクロール操作は、指を特定領域に触れているだけ
で行うことができる。したがって、スクロールバーへの
ポインティング操作も必要としないため、操作数が減っ
て極めて使い勝手のよいポインティングデバイスを実現
することができる。また、指を触れる、離すだけの動作
で所定の位置へのスクロールが出来るため、従来のタッ
チパッドのようなクリックボタンも必要とせず、さらに
は、マウスなどのような専用のスクロール機構(ローラ
やスイッチなど)も必要としないので、省スペース化が
可能となる。したがって、ノートパソコンなどに用いて
最適なポインティングデバイスを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスクロール制御方法に適用されるタ
ッチパッドの概略平面図である。
【図2】 パソコン画面上のポインターの位置を示す図
である。
【図3】 本発明に適用される、多数のスクロール領域
を備えたタッチパッドの概略平面図である。
【図4】 本発明の実施の形態における、タッチパッド
によるスクロール制御の処理の流れを示すフロー図であ
る。
【図5】 本実施の形態のタッチパットによるスクロー
ル制御方法に適用される座標入力装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…センサ基板、2…横方向走査部、3…縦方向走査
部、4…制御駆動部、5…A/D変換部、6…タップ/
スライド成分抽出部、7…データ処理部、8,10…イ
ンターフェイス部、9…出力ポート、11…入力ポー
ト、12…データ解析部、13…データ変換部、13’
…スクロール判定/実行部、14…モード変換部、15
…制御部、16…表示部、17…ROM、18…RA
M、19…音源、21、29…タッチパッド、22…ポ
インティング操作領域、23…上スクロール領域、24
…下スクロール領域、25…パソコン画面、26…ウイ
ンドウ、27、28…ポインター
フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA05 AA14 BD18 BD20 BE08 CC01 CC18 CD04 CD06 5B087 AA09 AB02 AE05 AE07 CC12 CC26 DD02 DD03 DE06 5E501 AA18 AA20 AA23 AA25 AC14 AC33 BA05 CB05 CB06 CC14 EA17 FA06 FA09 FA23 FB03 FB32

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示体の接触位置を、座標上の位置情報
    である絶対座標情報として出力するタッチパッドにおい
    て、 前記指示体の接触移動量に基づく位置情報を、前記絶対
    座標情報として出力するポインティング操作領域と、 前記指示体の接触停止時間に基づく位置情報を、前記絶
    対座標情報として出力する特定領域と、 を具備することを特徴とするタッチパッド。
  2. 【請求項2】 前記特定領域は、前記指示体の接触位置
    の移動方向が定義されていることを特徴とする請求項1
    記載のタッチパッド。
  3. 【請求項3】 前記特定領域は、前記ポインティング操
    作領域での操作に支障を生じない場所に設置されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のタッチ
    パッド。
  4. 【請求項4】 前記特定領域は、前記タッチパッドの周
    辺に設置されていることを特徴とする請求項3記載のタ
    ッチパッド。
  5. 【請求項5】 前記ポインティング操作領域が出力する
    前記絶対座標情報は、コンピュータの表示画面に、表示
    物位置の移動量と移動方向を表示する相対座標情報とし
    て出力され、 前記特定領域が出力する前記絶対座標情報は、前記コン
    ピュータの表示画面に、表示物の座標上の位置を表示す
    る絶対座標情報として出力されることを特徴とする請求
    項1〜請求項4の何れか1項記載のタッチパッド。
  6. 【請求項6】 前記特定領域は、前記コンピュータの表
    示画面に表示された表示物をスクロールするための、ス
    クロール領域であることを特徴とする請求項5記載のタ
    ッチパッド。
  7. 【請求項7】 前記コンピュータの表示画面に表示され
    た表示物がスクロール可能な領域にあるときのみ、前記
    スクロール領域は、該コンピュータに前記絶対座標情報
    を出力することを特徴とする請求項6記載のタッチパッ
    ド。
  8. 【請求項8】 前記指示体は指またはペンであり、前記
    スクロール領域に前記指またはペンを接触している間
    は、前記表示物のスクロールが行われ、前記指またはペ
    ンをスクロール領域から離したとき、前記表示物のスク
    ロールが停止されることを特徴とする請求項7記載のタ
    ッチパッド。
  9. 【請求項9】 移動方向が定義された前記スクロール領
    域へ前記指またはペンを接触したとき、前記表示物が、
    スクロール領域に定義された移動方向へスクロールされ
    ることを特徴とする請求項8記載のタッチパッド。
  10. 【請求項10】 指示体の接触位置を、座標上の位置情
    報である絶対座標情報として出力するタッチパッドを用
    い、前記絶対座標情報をコンピュータ画面に出力して、
    該コンピュータ画面の表示物をスクロールさせるタッチ
    パッドによるスクロール制御方法において、 前記指示体の接触移動量に基づく位置情報を、前記絶対
    座標情報として出力するポインティング操作領域と、 前記指示体の接触停止時間に基づく位置情報を、前記絶
    対座標情報として出力する特定領域とを備えたタッチパ
    ッドを用い、 前記ポインティング操作領域に前記指示体を接触移動さ
    せて出力する前記絶対座標情報は、コンピュータの表示
    画面に、位置の移動量と移動方向を表示させる相対座標
    情報として出力され、 前記特定領域に前記指示体を接触させて出力する前記絶
    対座標情報は、前記コンピュータの表示画面に、表示物
    を座標上の位置として表示させる絶対座標情報として出
    力されることを特徴とするタッチパッドによるスクロー
    ル制御方法。
  11. 【請求項11】 前記ポインティング操作領域の出力情
    報に基づいて、前記コンピュータが受信した前記相対座
    標情報は、該コンピュータの表示画面に表示された表示
    物をポインティング操作させ、 前記特定領域の出力情報に基づいて、前記コンピュータ
    が受信した前記絶対座標情報は、該コンピュータの表示
    画面に表示された表示物をスクロールさせることを特徴
    とする請求項10記載のタッチパッドによるスクロール
    制御方法。
JP35365098A 1998-12-11 1998-12-11 タッチパッド及びタッチパッドによるスクロール制御方法 Expired - Lifetime JP3850570B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35365098A JP3850570B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 タッチパッド及びタッチパッドによるスクロール制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35365098A JP3850570B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 タッチパッド及びタッチパッドによるスクロール制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000181617A true JP2000181617A (ja) 2000-06-30
JP3850570B2 JP3850570B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=18432290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35365098A Expired - Lifetime JP3850570B2 (ja) 1998-12-11 1998-12-11 タッチパッド及びタッチパッドによるスクロール制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3850570B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311823A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Kenwood Corp ナビゲーションシステム
US6771280B2 (en) 2002-02-06 2004-08-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for data-processing
US6975306B2 (en) 2001-08-29 2005-12-13 Microsoft Corporation Automatic scrolling
JP2006068387A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nintendo Co Ltd ゲームプログラム、ゲーム装置、および入力装置
US7057606B2 (en) 2002-02-22 2006-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus
JP2007172620A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd 小型携帯端末に適したポインティングデバイス
JP2009116529A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Alps Electric Co Ltd 入力処理装置
JP2010152848A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Brother Ind Ltd 入力装置
JP2010198627A (ja) * 2010-04-15 2010-09-09 Fuji Electric Systems Co Ltd ウィンドウ表示制御方法
JP2010204781A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Alpine Electronics Inc 入力装置
JP2010287223A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Honda Motor Co Ltd 車両用コマンダ制御スイッチ、該スイッチを備えるシステム及び該スイッチを使用する方法
JP2011037570A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Hitachi Ltd エレベータの乗り場操作装置
EP2383609A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Interactive display apparatus and operating method thereof
KR101344302B1 (ko) 2008-03-27 2013-12-23 주식회사 케이티 터치 스크린을 이용한 스크롤 방법 및 터치 스크린을이용한 스크롤 기능을 구비한 휴대용 단말기
US8711101B2 (en) 2007-02-20 2014-04-29 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus and storage medium for storing information processing program
JP2014132466A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Samsung Electronics Co Ltd タッチデバイスとこれを用いたマウス機能提供方法及びリモートコントロールシステム
JP2014162253A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Denso Corp 車両用入力装置
JP2015185163A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社 ハイヂィープ ディスプレイ対象の移動方向調節方法及び端末機

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311823A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Kenwood Corp ナビゲーションシステム
US7061474B2 (en) * 2001-08-29 2006-06-13 Microsoft Corporation Automatic scrolling
US6975306B2 (en) 2001-08-29 2005-12-13 Microsoft Corporation Automatic scrolling
US6771280B2 (en) 2002-02-06 2004-08-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for data-processing
US7057606B2 (en) 2002-02-22 2006-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus
JP2006068387A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nintendo Co Ltd ゲームプログラム、ゲーム装置、および入力装置
JP4658544B2 (ja) * 2004-09-03 2011-03-23 任天堂株式会社 ゲームプログラム、ゲーム装置、および入力装置
JP2007172620A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd 小型携帯端末に適したポインティングデバイス
US9229562B2 (en) 2007-02-20 2016-01-05 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus and storage medium for storing information processing program
US8711101B2 (en) 2007-02-20 2014-04-29 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus and storage medium for storing information processing program
US9367157B2 (en) 2007-02-20 2016-06-14 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus and storage medium for storing information processing program
US9348444B2 (en) 2007-02-20 2016-05-24 Nintendo Co., Ltd. Information processing apparatus and storage medium for storing information processing program
JP2009116529A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Alps Electric Co Ltd 入力処理装置
KR101344302B1 (ko) 2008-03-27 2013-12-23 주식회사 케이티 터치 스크린을 이용한 스크롤 방법 및 터치 스크린을이용한 스크롤 기능을 구비한 휴대용 단말기
JP4692625B2 (ja) * 2008-12-26 2011-06-01 ブラザー工業株式会社 入力装置
JP2010152848A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Brother Ind Ltd 入力装置
JP2010204781A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Alpine Electronics Inc 入力装置
JP2010287223A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Honda Motor Co Ltd 車両用コマンダ制御スイッチ、該スイッチを備えるシステム及び該スイッチを使用する方法
JP2011037570A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Hitachi Ltd エレベータの乗り場操作装置
JP2010198627A (ja) * 2010-04-15 2010-09-09 Fuji Electric Systems Co Ltd ウィンドウ表示制御方法
EP2383609A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Interactive display apparatus and operating method thereof
JP2014132466A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Samsung Electronics Co Ltd タッチデバイスとこれを用いたマウス機能提供方法及びリモートコントロールシステム
JP2014162253A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Denso Corp 車両用入力装置
JP2015185163A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社 ハイヂィープ ディスプレイ対象の移動方向調節方法及び端末機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3850570B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5295328B2 (ja) スクリーンパッドによる入力が可能なユーザインタフェース装置、入力処理方法及びプログラム
JP3736768B2 (ja) 座標入力装置
TWI588734B (zh) 電子裝置及其操作方法
JP3588201B2 (ja) 座標入力装置およびその制御方法
JP5270485B2 (ja) タッチパネル装置及び方法並びにプログラム及び記録媒体
US20110060986A1 (en) Method for Controlling the Display of a Touch Screen, User Interface of the Touch Screen, and an Electronic Device using The Same
JP3909994B2 (ja) 入力装置
JP2000181617A (ja) タッチパッド及びタッチパッドによるスクロール制御方法
US20030043113A1 (en) Coordinates input apparatus having divided coordinates input surface
US20100156813A1 (en) Touch-Sensitive Display Screen With Absolute And Relative Input Modes
JP2004265453A6 (ja) 座標入力装置
US20060114225A1 (en) Cursor function switching method
JP2011028524A (ja) 情報処理装置、プログラムおよびポインティング方法
JP2004265450A6 (ja) 座標入力装置
JP2009509235A (ja) タッチスクリーン型ユーザ・インターフェース上への仮想入力装置の配置
KR20130052749A (ko) 터치 기반 사용자 인터페이스 장치 및 방법
JP2004265451A6 (ja) 座標入力装置
JP2005135441A6 (ja) 座標入力装置
JPH10149254A6 (ja) 座標入力装置
JP2010170573A (ja) グラフィカル・ユーザ・インターフェース・オブジェクトを操作する方法及びコンピュータシステム
TW201512940A (zh) 多區域觸控板
JP2000214994A (ja) 座標入力装置
WO1998043202A1 (en) Button wheel pointing device for notebook pcs
JPH10228350A (ja) 入力装置
JP2002182847A (ja) タッチパッド付き情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050906

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term