JP2010196354A - 床板カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】電気融雪器の設置作業を円滑に行うために、床板に形成された電気融雪器の設置穴に、異物が侵入することを確実に防ぐ。
【解決手段】床板カバー30の差込部32を、床板16に形成されたトンネル状に開口する設置穴16aに挿入して塞ぐことにより、電気融雪器18の未設置状態において、床板16の設置穴16aへの異物の侵入を防止する。床板カバー30の抜け止めは、固定部34をまくらぎ14の上面に密着させて、釘36等の係止部材で固定することにより行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】床板カバー30の差込部32を、床板16に形成されたトンネル状に開口する設置穴16aに挿入して塞ぐことにより、電気融雪器18の未設置状態において、床板16の設置穴16aへの異物の侵入を防止する。床板カバー30の抜け止めは、固定部34をまくらぎ14の上面に密着させて、釘36等の係止部材で固定することにより行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、まくらぎ上に固定され鉄道分岐器を構成するレールを保持する床板に、短冊板状の電気融雪器を設置するための、前記床板の設置穴を前記電気融雪器に代わって塞ぐ床板カバーに関するものである。
従来から、降雪量の多い地域のみならず比較的温暖な地域においても、冬季における鉄道分岐器の凍結を防止するために、いわゆる融雪器が用いられている。又、近年では、保守整備の容易さから、電気融雪器が広く用いられている。
ところで、図3、図4に示されるように、鉄道分岐器10を構成するレール12(基本レール、トングレール等)は、まくらぎ14に固定された床板16によって保持されており、図5に示される電気融雪器18が、床板16にトンネル状に開口する設置穴16aに設置されるものである。
ところで、図3、図4に示されるように、鉄道分岐器10を構成するレール12(基本レール、トングレール等)は、まくらぎ14に固定された床板16によって保持されており、図5に示される電気融雪器18が、床板16にトンネル状に開口する設置穴16aに設置されるものである。
又、電気融雪器18は、床板16の設置穴16aに倣った断面形状を有する短冊板状の本体部20と、本体部20の端部に固定されたターミナル部22とからなり、本体20には電熱線24が内蔵され、ターミナル部22には、電熱線24に電力供給を行うための電源ケーブル26が接続されている(例えば、特許文献1参照。)。そして、本体部20を床板16の設置穴16aに差込むことで、電気ヒータ18を床板16に設置することができる。
ところで、鉄道分岐器10が新設ないし更新された場合に、その床板16に電気融雪器18が取付けられるのは、早くとも鉄道分岐器10の設置作業の最終段階であり、場合によっては、冬季までその作業がずれ込む場合もある。その間に、小石等の異物が床板16の設置穴16a内へと侵入すると、電気融雪器18の設置作業に支障を来たすこととなる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電気融雪器の設置作業を円滑に行うために、床板に形成された電気融雪器の設置穴に、異物が侵入することを確実に防ぐことにある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電気融雪器の設置作業を円滑に行うために、床板に形成された電気融雪器の設置穴に、異物が侵入することを確実に防ぐことにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。又、各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。よって、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。又、各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。よって、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)まくらぎ上に固定され鉄道分岐器を構成するレールを保持する床板に、短冊板状の電気融雪器を設置するための、前記床板の設置穴を前記電気融雪器に代わって塞ぐ床板カバーであって、前記電気融雪器の断面形状に倣った短冊板状の差込部と、該差込部の長手方向と交差する方向に広がる固定部とを備え、これらが樹脂材料により一体に形成されてなる床板カバー(請求項1)。
本項に記載の床板カバーは、電気融雪器の断面形状に倣った短冊板状の差込部を、床板に形成された設置穴に挿入して塞ぐことにより、電気融雪器の未設置状態において、床板の設置穴への異物の侵入を防止するものである。なお、床板カバーの抜け止めは、固定部をまくらぎに密着させて釘等の係止部材によって固定することにより行うものである。又、床板カバーは、樹脂材料により一体に形成されていることにより、風雨や塵埃にさらされる環境下において使用されても、劣化が生じ難いものである。
なお、差込部と固定部とは、予め一体に形成されていてもよく、又、別部材を固定することにより一体化したものであっても良く、生産性等を考慮して適宜構造が決定されるものである。
本項に記載の床板カバーは、電気融雪器の断面形状に倣った短冊板状の差込部を、床板に形成された設置穴に挿入して塞ぐことにより、電気融雪器の未設置状態において、床板の設置穴への異物の侵入を防止するものである。なお、床板カバーの抜け止めは、固定部をまくらぎに密着させて釘等の係止部材によって固定することにより行うものである。又、床板カバーは、樹脂材料により一体に形成されていることにより、風雨や塵埃にさらされる環境下において使用されても、劣化が生じ難いものである。
なお、差込部と固定部とは、予め一体に形成されていてもよく、又、別部材を固定することにより一体化したものであっても良く、生産性等を考慮して適宜構造が決定されるものである。
(2)上記(1)項において、前記固定部が、まくらぎ上面にまくらぎの長手方向へと延設された配線溝を跨ぐ形状に形成されている床板カバー(請求項2)。
本項に記載の床板カバーは、まくらぎ上面にまくらぎの長手方向へと配線溝が延設されている場合において、この配線溝を跨ぐ形状に形成された固定部を、まくらぎの配線溝以外の部分に密着させて、釘打ち等をすることができる。
本項に記載の床板カバーは、まくらぎ上面にまくらぎの長手方向へと配線溝が延設されている場合において、この配線溝を跨ぐ形状に形成された固定部を、まくらぎの配線溝以外の部分に密着させて、釘打ち等をすることができる。
(3)上記(1)、(2)項において、前記差込部と前記固定部とがT字状に配置されている床板カバー(請求項3)。
本項に記載の床板カバーは、差込部と固定部とがT字状に配置されていることから、差込部を床板に形成された設置穴に挿入して塞いだ状態で、該差込部の長手方向と直行する方向に延びる固定部をまくらぎに密着させて釘打ち等することにより、床板カバーの抜け止めを行うものである。
本項に記載の床板カバーは、差込部と固定部とがT字状に配置されていることから、差込部を床板に形成された設置穴に挿入して塞いだ状態で、該差込部の長手方向と直行する方向に延びる固定部をまくらぎに密着させて釘打ち等することにより、床板カバーの抜け止めを行うものである。
(4)上記(1)から(3)項において、前記樹脂材料はゴム材料である床板カバー。
本項に記載の床板カバーはゴム材料で構成されることから、床板とまくらぎとの段差に応じて適宜弾性変形し、差込部を床板に形成された設置穴に挿入して塞いだ状態で、固定部をまくらぎに密着させて釘打ち等することにより、床板カバーの抜け止めを行うものである。
本項に記載の床板カバーはゴム材料で構成されることから、床板とまくらぎとの段差に応じて適宜弾性変形し、差込部を床板に形成された設置穴に挿入して塞いだ状態で、固定部をまくらぎに密着させて釘打ち等することにより、床板カバーの抜け止めを行うものである。
本発明はこのように構成したので、電気融雪器の設置作業を円滑に行うために、床板の設置穴に異物が侵入することを確実に防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、従来技術と同一部分、若しくは相当する部分については、同一符号で示し、詳しい説明を省略する。
本発明の実施の形態に係る床板カバー30は、図1(a)に示されるように、電気融雪器18の本体部20(図5参照)の断面形状に倣った短冊板状の差込部32と、固定部34とが、弾性を有する材料、例えばゴム材料等の樹脂材料によって一体に形成されたものである。
そして、この床板カバー30を、図1(b)に示されるように、差込部32を床板16に形成されたトンネル状に開口する設置穴16aに挿入して塞ぐことにより、電気融雪器18の未設置状態において、床板16の設置穴16aへの異物の侵入を防止するものである。なお、床板カバー30の抜け止めは、固定部34をまくらぎ14の上面に密着させて、釘36等の係止部材で固定することにより行うことができる。
そして、この床板カバー30を、図1(b)に示されるように、差込部32を床板16に形成されたトンネル状に開口する設置穴16aに挿入して塞ぐことにより、電気融雪器18の未設置状態において、床板16の設置穴16aへの異物の侵入を防止するものである。なお、床板カバー30の抜け止めは、固定部34をまくらぎ14の上面に密着させて、釘36等の係止部材で固定することにより行うことができる。
又、床板カバー30は、樹脂材料により一体に形成されていることにより、風雨や塵埃にさらされる環境下において使用されても、劣化が生じ難いものである。しかも、ゴム材料で構成されることで、床板16とまくらぎ14との段差に応じて適宜弾性変形し、差込部32を床板16に形成された設置穴16aに挿入して塞いだ状態で、固定部34をまくらぎ14に密着させて釘打ちすることで、床板カバー30の抜け止めを行うことができる。
又、図2に示されるように、固定部34が、まくらぎ14の上面にまくらぎの長手方向へと延設された配線溝14aを跨ぐように、差込部32と、固定部34とがT字状に配置されていることから、この配線溝14aを跨ぐ固定部34を、まくらぎの配線溝14a以外の部分に密着させて釘打ち等をすることにより、確実に固定することができる。なお、まくらぎ14の配線溝14aは、電気融雪器18の電源ケーブル26や、線路の信号ケーブルを通すために用いられるものである。
10:鉄道分岐器、12:レール、14:まくらぎ、16:床板、16a:設置穴、18:電気融雪器、20:本体部、22:ターミナル部、24:電熱線、26:電源ケーブル、30:床板カバー、32:差込部、34:固定部
Claims (3)
- まくらぎ上に固定され鉄道分岐器を構成するレールを保持する床板に、短冊板状の電気融雪器を設置するための、前記床板の設置穴を前記電気融雪器に代わって塞ぐ床板カバーであって、
前記電気融雪器の断面形状に倣った短冊板状の差込部と、該差込部の長手方向と交差する方向に広がる固定部とを備え、これらが樹脂材料により一体に形成されてなることを特徴とする床板カバー。 - 前記固定部が、まくらぎ上面にまくらぎの長手方向へと延設された配線溝を跨ぐ形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の床板カバー。
- 前記差込部と前記固定部とがT字状に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の床板カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009042264A JP2010196354A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 床板カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009042264A JP2010196354A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 床板カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010196354A true JP2010196354A (ja) | 2010-09-09 |
Family
ID=42821341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009042264A Pending JP2010196354A (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 床板カバー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010196354A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6212616B1 (ja) * | 2016-09-26 | 2017-10-11 | 大和軌道製造株式会社 | まくらぎ用床板構造 |
-
2009
- 2009-02-25 JP JP2009042264A patent/JP2010196354A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6212616B1 (ja) * | 2016-09-26 | 2017-10-11 | 大和軌道製造株式会社 | まくらぎ用床板構造 |
JP2018053442A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 大和軌道製造株式会社 | まくらぎ用床板構造 |
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