JP2010195621A - セメント混和材及びセメント結合材 - Google Patents
セメント混和材及びセメント結合材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010195621A JP2010195621A JP2009041712A JP2009041712A JP2010195621A JP 2010195621 A JP2010195621 A JP 2010195621A JP 2009041712 A JP2009041712 A JP 2009041712A JP 2009041712 A JP2009041712 A JP 2009041712A JP 2010195621 A JP2010195621 A JP 2010195621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- cement
- fine powder
- parts
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/0028—Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
- C04B40/0039—Premixtures of ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B20/00—Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
- C04B20/10—Coating or impregnating
- C04B20/1018—Coating or impregnating with organic materials
- C04B20/1022—Non-macromolecular compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/0004—Compounds chosen for the nature of their cations
- C04B2103/001—Alkaline earth metal or Mg-compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
【解決手段】ポリプロピレングリコールで表面処理したポゾラン質微粉末、高溶解性の無機酸や有機酸のカルシウム塩の中の一種以上を含有するセメント混和材であり、ポゾラン質微粉末100質量部に対して、ポリプロピレングリコール0.3〜4.0質量部で表面処理してなる前記セメント混和材である。セメントと、ポリプロピレングリコールで表面処理したポゾラン質微粉末、高溶解性の無機酸や有機酸のカルシウム塩の中の一種以上とを含有するセメント結合材である。
【選択図】なし
Description
使用するセメントのロットや銘柄及び種類によって流動性が低下する原因は、セメント中に溶解度の高いアルカリ金属硫酸塩の含有量が多いとアルカリ金属硫酸塩のSO4イオンが、先にセメント粒子表面などに吸着してポリカルボン酸塩系減水剤の吸着を阻害し、ポリカルボン酸塩系減水剤の分散効果が発揮できないためとされている。
本発明では、セメント100質量部に対して全ポゾラン質微粉末量として4〜40質量部配合するが、その中の一部〜全部をポリプロピレングリコールで表面処理したポゾラン質微粉末を含有させるものである。ポリプロピレングリコールで表面処理したポゾラン質微粉末の含有量や表面処理するポリプロピレングリコール量によって、高溶解性の無機酸や有機酸のカルシウム塩と併用した場合の、流動性や強度の改善効果の程度は異なるが、この際、ポゾラン質微粉末は4質量部から流動性や強度の改善効果を示し、配合量を多くしてゆくとその改善効果は顕著に大きくなるが、40質量部を超えて配合しても、流動性や強度の改善効果は頭打ちとなるものであり、6〜30質量部がより好ましい。
PPGはジオール型とトリオール型があり、その平均分子量が300、400、700、1000、2000、3000、4000程度のものが粘ちょう性の液体として市販されており、これらが使用される。
ポゾラン質微粉末100質量部に対してPPGを0.3〜4.0質量部添加して表面処理する。PPGが0.3質量部未満では無機酸や有機酸のカルシウム塩と併用しても相乗的な流動性や強度の改善効果は小さく、4.0質量部を超えて添加しても改善効果は頭打ちとなる。より好ましくは、0.5〜3.0質量部である。また、同一添加量では、平均分子量が大きい方が改善効果は大きくなる傾向を示す。
なお、PPGは単にモルタル又はコンクリートを練り混ぜるときに添加しても全く改善効果は示されないものである。
PPGによるポゾラン質微粉末の表面処理方法としては、粉砕機で粉砕又は解砕する方法が好ましく、ポゾラン質微粉末とPPGを混合した後、粉砕機に通すか、粉砕機にポゾラン質微粉末を供給する過程でPPGを滴下しながら粉砕又は解砕して表面処理する。粉砕方式としては、高速回転する刃や突起による剪断粉砕方式やボールミル又は振動ミルなどの磨砕粉砕方式など、いずれでもよいものである。
そして全ポゾラン質微粉末4〜40質量部の中の10〜100質量%をPPGで表面処理したポゾラン質微粉末を置換してセメント混和材の一部とする。10質量%未満の置換量では無機酸や有機酸のカルシウム塩と併用しても相乗効果は小さく、好ましくは、20質量%以上であり、より好ましくは25質量%以上で、置換量が多いほど流動性は向上し、より強度も高くなるものである。すなわち、一定の流動性や強度を得るためには減水剤量が少なくなり、かつ、シリカヒュームなどのポゾラン質微粉末量も少なくて済み、経済的にもなる。
カルシウム塩は、セメント100質量部にポゾラン質微粉末を配合したもの100質量部に対して、無水物換算で0.05〜1.0質量部配合され、0.05質量部未満では流動性改善効果は小さく、配合量が多くなるほど相乗的に流動性を改善するが、1.0質量部を超えて配合してもその効果は頭打ちとなる。好ましくは0.1〜0.5質量部である。
石膏は、アルカリ金属の硫酸塩よりも溶解速度が遅いので高性能AE減水剤の流動性を低下させる原因にはならなく、セメント中のアルミナ成分と反応して、空隙占有率が高く、高い結晶強度を有するエトリンガイトを生成して高強度化を促すものである。
石膏は無水物換算及び純度換算で、セメント100質量部にポゾラン質微粉末を配合したもの100質量部に対して0.5〜6質量部であり、0.5質量部未満では添加効果は小さく、6質量部を超えて配合しても強度の増加は頭打ちとなり、1.0〜4質量部が好ましく、水結合材比が小さくなるほど少ない添加量で効果を発揮する。また、粉末度も特に限定されなく、普通ポルトランドセメントと同等以上であればよい。なお、本発明のセメント混和材を製造する際に、石膏はポゾラン質微粉末と一緒にPPGで表面処理しても、しなくても構わない。
具体的には、BASFポゾリス(株)社商品名「レオビルドSP8SV/8RV,8HV,8HUなどのレオビルドSP8シリーズ」、日本シーカ(株)社商品名「シーカメント1100NT、1100NTRなどのシリーズ」、竹本油脂(株)社商品名「チュポールHPシリーズ,チュポールSR、チュポールSSP−104、チュポールNV−Gシリーズ」、グレースケミカルズ(株)社商品名「スーパー200、300,1000シリーズ」、花王(株)社商品名「マィティ21WH,21LV,21VS,21HF,21HP,マィティ3000S,3000Hシリーズ」、(株)フローリック社商品名「SF500S,SF500R、SF500H,SF500SKなどのSF500シリーズ」、その他、高強度用、超高強度用として市販されているものが使用される。
ポリカルボン酸塩系減水剤の、モルタル又はコンクリートに使用する量は、目的、用途により任意に決定され、特に限定されないものである。
本発明では、主に、設計基準強度100N/mm2以上の超高強度を対象とするので、モルタルやコンクリートの水結合材比(練り混ぜ水+ポリカルボン酸塩系減水剤/本発明のセメント結合材)は25質量%以下とすることが好ましい。本発明では、作業性を維持しながら12質量%程度まで低下させることが出来る。また、モルタルやコンクリートの製造に使用する細骨材や粗骨材の種類や最大寸法は特に限定されなく、適宜、好ましいものを組み合わせて用いる。
流動性の観点では混合セメントや低熱、中庸熱、耐硫酸塩セメントが好ましく、初期強度の観点からでは普通、早強、超早強、中庸熱セメント、混合セメントが好ましい。
(1)銘柄の異なるセメント
C−I:普通ポルトランドセメント(5銘柄の内、平均的なフロー値を示した銘柄)
C−II:普通ポルトランドセメント(5銘柄の内、最もフロー値の出なかった銘柄)
(2)細骨材:安山岩砕砂(5mm下、以下、Sという)
(3)粗骨材:安山岩砕石,最大寸法(13mm、以下、Gという)
(4)ポゾラン質微粉末(以下、Pozz.という)
A:シリカフューム、顆粒状、表面処理なし
B:AをPPGで表面処理
C:分級フライアッシュ(20μ以下)、表面処理なし
D:CをPPGで表面処理
なお、PPGによる表面処理は、後記するPPGイ、ロ、ハを使用し、振動ミルで、定量フィードするベルトコンベアー上のポゾラン質微粉末に滴下しながら、粉砕・解砕する方法によって行った。
(5)石膏:II型無水石膏(CSという。天然産、 粉末度4000cm2/g)
(6)高溶解性の無機酸、有機酸のカルシウム塩(以下、Ca塩という)
A:酢酸カルシウム
B:蟻酸カルシウム
C:亜硝酸カルシウム
(7)PPG
イ:平均分子量300、ジオール型
ロ:平均分子量1000、ジオール型
ハ:平均分子量3000、トリオール型
(8)ポリカルボン酸塩系減水剤
有効成分濃度27質量%の市販品、高強度・超高強度用(以下、PCという)
(9)水(W)
(1)モルタルフローの測定
JIS R 5201に準じた。但し、抜き上げたときのフロー値を測定した。また、測定は、フローテーブルの上に50×50×2tcmのアクリルガラス板を乗せて、その上で行った。
(2)モルタルの成型、強度の測定方法
圧縮強度はφ5×10cmの型枠に、流し込み成型又はテーブル振動成型(フロー値が240mm以下と小さい)し、所定の養生後、強度測定した。
(3)コンクリートの成型、圧縮強度の測定
圧縮強度はφ10×20cmの型枠に、流し込み成型又はテーブル振動成型(フロー値が240mm以下と小さい)し、所定の養生後、強度測定した。
なお、モルタル又はコンクリートの練り混ぜは、セメント結合材、カルシウム塩、細骨材や、細骨材と粗骨材を30秒間空練りした後、ポリカルボン酸塩系減水剤を溶解した練り混ぜ水を添加して練り混ぜた。モルタルの場合は、JIS R5201によるモルタルミキサで約1L分練り混ぜ、コンクリートはオムニミキサで10L分練り混ぜた。
セメント100質量部に対して、全ポゾラン質微粉末量と、PPG処理していないポゾラン質微粉末A又はCと、A又はCをPPGで表面処理したポゾラン質微粉末B又はDとの置換比率を任意に変えて配合して便宜上、実施例ではセメント結合材とし、カルシウム塩として酢酸カルシウムを使用してモルタルを練り混ぜた。
なお、ポゾラン質微粉末の表面処理は、ポゾラン質微粉末100質量部に対して、ロのPPGを1.0質量部添加して行った。モルタルの配合は、セメント結合材100質量部に対して細骨材を100質量部とし、水結合材比(水+ポリカルボン酸塩系減水剤/セメント結合材)は16質量%とした。また、セメント結合材100質量部に対する、ポリカルボン酸塩系減水剤量は3質量部、酢酸カルシウムを無水物換算で0.2質量部の一定量を添加して、モルタルを練り混ぜ、モルタルフローと圧縮強度を測定した。
供試体の養生方法は、打設後、標準養生を翌日まで行い、脱型して75℃×20時間蒸気養生し、蒸気養生室で翌日まで徐々に冷却して、材齢3日で強度測定した。このときの強度は標準養生の材齢91日に相当する強度となり、短期間に、ほぼ、セメント結合材の有する100%の強度が発現する。
その結果を、表1、2、3に示す。
本発明において、PPG処理していないポゾラン質微粉末をPPG処理したポゾラン質微粉末で置換して、カルシウム塩を併用した場合は、その置換率を高くしてゆくほど、流動性や強度の改善効果は相乗的に大きくなり、置換率が10質量%から改善効果が認められる(実験No.1-15〜No.1-21と実験No.1-22〜No.1-63の比較)。そして、置換率20質量%以上が好ましく、より好ましくは25質量%以上であることが分かる。また、このときのポゾラン質微粉末の配合量は4質量部でも効果は示されるが、6質量部からより顕著に改善効果が示される(実験No.1-15、No.16、No.1-22、No.23、No.1-29、No.1-30、No.1-36、No.1-37の比較)。ポゾラン質微粉末量は30〜40質量部で流動性も強度の改善効果も頭打ちとなる傾向が示される(例えば、実験No.1-20、No.21、No.1-27、No.28、No.1-34、No.1-35、No.1-41、No.1-42の比較)ことから、40質量部以下、6〜30が好ましいことが分かる。
PPG処理したポゾラン質微粉末を分級フライアッシュとした場合は、ポゾラン反応に乏しいので強度的には大きな効果はないが、フロー値で60mm以上の改善効果がある(実験No.1-64〜No.66とNo.1-67〜No.69の比較)。また、シリカフュームと分級フライアッシュにおいて、PPG処理したものとしないものの、異なった粒子径同士の組み合わせでは、より大きな流動性の改善効果が示される(実験No.1-70,No1-.71と実験No.1-47,No.1-54の比較)。
セメント100質量部に対して、ポゾラン質微粉末を20質量部とし、その中のポゾラン質微粉末Aと、AをPPGで表面処理したポゾラン質微粉末Bの質量比率を65/35として、セメント結合材100質量部に対してカルシウム塩の種類と添加量を変えて、実施例1と同様の試験を行った結果を4、5に示す。ただし、表面処理したポゾラン質微粉末は、実施例1と同じものを使用し、比較例はポゾラン質微粉末Aのみを20質量部配合した。なお、この際、フロー値の最も小さいC−IIセメント銘柄についても比較した。
最もフロー値の出ないセメント銘柄C−IIを使用した実験No.2-26〜33においても、平均的フロー値のセメント銘柄C−Iを用いた実験No.2-8〜No.2-15と同様の傾向を示し,特に,カルシウム塩が0.1質量部以上でモルタルの自己充填に必要とされる240mm以上のフロー値が容易に得られ、好ましいカルシウム塩の量は0.1〜0.5質量部であることが示される。
セメント100質量部にポゾラン質微粉末を20質量部とし、表面処理していないポゾラン質微粉末Aと、AをPPGの平均分子量と添加量を変えて表面処理したポゾラン質微粉末Bの質量比率を65/35とした。そしてこのセメント結合材100質量部に対して、カルシウム塩として酢酸カルシウムを0.2質量部の一定量を添加し、実施例1と同様の試験を行った結果を表6に示す。
ただし、比較例はセメント100質量部に対して、ポゾラン質微粉末Aを20質量部、酢酸カルシウム0.2質量部を配合した。
また、PPGの平均分子量を変えた場合は、平均分子量が高くなると、より相乗的に改善効果が示される傾向にある(例えば、実験No.3-10〜No.3-13とNo.3-15〜No.3-18)。また、ジオール型、トリオール型の差は明らかでない)。
セメント結合材として実施例1の実験No.1-20とNo.1-47に、石膏の配合量を変えて調製し、石膏を加えたセメント結合材と細骨材の比率及び水結合材比(水+ポリカルボン酸塩系減水剤/セメント+ポゾラン質微粉末又はセメント+ポゾラン質微粉末+石膏)、セメント結合材に対するポリカルボン酸塩系減水剤の添加量を変えてモルタルフロー値が300±20mmとなるようにしたモルタル配合を表7に示す。そして実施例1と同様の試験を行った結果を表8に示す。
石膏の強度的効果は、水結合材比25質量%では4〜6質量部、水結合材比20質量%は2.5〜4質量部、水結合材比16質量%の場合は1.5〜3質量部、水結合材比12質量%では1〜2質量部でピークに達し、30〜10N/mm2強の強度増進効果が示される。なお、水結合材比12質量%では0.5質量部でも強度は高くなる(実験No.4-3〜No.4-23)。したがって、石膏量は無水物換算で0.5〜6質量部、好ましくは1.0〜4.0質量部であり、水結合材比が小さくなるほど少ない石膏量で効果を発揮する。
ポゾラン質微粉末を併用しないで、石膏を単独で配合した場合も、同一フロー値を得るためのポリカルボン酸塩系減水剤量は多くなる。
実施例4の実験No.4-6、No.4-12、No.4-18とNo.4-22のモルタル7.0Lを秤り採り、粗骨材を3.0Lと練り混ぜ(モルタル0.7m3/m3、粗骨材0.3m3/m3(800kg/m3、密度2.66g/cm3)のコンクリート)、高流動コンクリートを作製し、スランプフロー値と圧縮強度を測定した結果を表9に示した。
なお、供試体の養生方法は実施例1と同様にした。
Claims (4)
- ポリプロピレングリコールで表面処理したポゾラン質微粉末と高溶解性の無機酸や有機酸のカルシウム塩の中の一種以上を含有することを特徴とするセメント混和材。
- ポゾラン質微粉末100質量部に対して、ポリプロピレングリコール0.3〜4.0質量部で表面処理してなる請求項1のセメント混和材。
- セメントと、ポリプロピレングリコールで表面処理したポゾラン質微粉末、高溶解性の無機酸や有機酸のカルシウム塩の中の一種以上とを含有することを特徴とするセメント結合材。
- セメント100質量部にポリプロピレングリコールで表面処理したポゾラン質微粉末で10〜100質量%置換したポゾラン質微粉末を4〜40質量部配合したもの100質量部に対して、高溶解性の無機酸や有機酸のカルシウム塩の中の一種以上を無水物換算で0.05〜1.0質量部添加したセメント結合材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009041712A JP5284820B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | セメント混和材及びセメント結合材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009041712A JP5284820B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | セメント混和材及びセメント結合材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010195621A true JP2010195621A (ja) | 2010-09-09 |
JP5284820B2 JP5284820B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=42820755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009041712A Active JP5284820B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | セメント混和材及びセメント結合材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5284820B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014189424A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 高強度セメント混和材およびそれを用いたセメント組成物 |
JP2015199633A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 株式会社トクヤマ | ポルトランドセメントクリンカーの製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11180746A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-06 | Taiheiyo Cement Corp | セメント流動性改善剤、セメント組成物並びにコンクリート及びその製造方法 |
JP2005263566A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | シリカフュームの圧密固化防止方法 |
-
2009
- 2009-02-25 JP JP2009041712A patent/JP5284820B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11180746A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-06 | Taiheiyo Cement Corp | セメント流動性改善剤、セメント組成物並びにコンクリート及びその製造方法 |
JP2005263566A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | シリカフュームの圧密固化防止方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014189424A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 高強度セメント混和材およびそれを用いたセメント組成物 |
JP2015199633A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 株式会社トクヤマ | ポルトランドセメントクリンカーの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5284820B2 (ja) | 2013-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4558569B2 (ja) | 超高強度繊維補強セメント組成物、超高強度繊維補強モルタル又はコンクリート、並びに超高強度セメント混和材 | |
Edwin et al. | Effect of secondary copper slag as cementitious material in ultra-high performance mortar | |
EP2178806B1 (en) | Construction material based on activated fly ash | |
JP2015517448A (ja) | 無機結合剤用の粉砕添加剤 | |
TWI409240B (zh) | Reinforcing Bar for Reinforcement and Construction Method for Reinforcing Bar with Reinforcement | |
JP2015024948A (ja) | 高強度セメントモルタル組成物及び高強度セメントモルタル硬化体の製造方法 | |
JPWO2005087682A1 (ja) | セメント混和材、セメント組成物、モルタル及びコンクリート | |
JP5737710B2 (ja) | 石炭灰混合セメント組成物 | |
CN113754374A (zh) | 低熟料超高性能混凝土及其制备方法 | |
JP2653402B2 (ja) | 超高強度セメント組成物 | |
JP2009149475A (ja) | セメントプレミックス組成物の製造方法 | |
JP5284820B2 (ja) | セメント混和材及びセメント結合材 | |
JP4775058B2 (ja) | 遠心力成形用コンクリート組成物及びその製造方法 | |
JPH05147984A (ja) | 高強度セメントの製造方法 | |
JP5336881B2 (ja) | 減水剤組成物及びそれを用いたモルタル又はコンクリート | |
JP2009073697A (ja) | 高強度遠心力成形用コンクリート組成物及びその製造方法 | |
JP5688069B2 (ja) | セメント組成物、それを用いたモルタル又はコンクリート | |
JP2007326728A (ja) | コンクリートの製造方法及びコンクリート | |
JP2008156168A (ja) | 超高強度コンクリート製品 | |
JP4797973B2 (ja) | 高強度遠心力成形用コンクリート組成物及びその製造方法 | |
JP5193651B2 (ja) | セメント組成物の調整方法、及びモルタル又はコンクリートの製造方法 | |
JP2016098141A (ja) | 高強度コンクリート組成物及び高強度コンクリート硬化体の製造方法 | |
JP2003335565A (ja) | 高性能コンクリート | |
JP2001019529A (ja) | セメント硬化体 | |
Metwally et al. | Significance of blast furnace slag as coarse aggregate in concrete |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120704 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120717 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130521 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130530 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5284820 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |