JP2010195038A - 画像処理装置、記録装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、記録装置および画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理において、多値記録データの段階で複数の画像に分割してそれぞれの分割画像について低階調化する際の誤差に起因した記録領域の境界部での濃度むらを低減する。
【解決手段】多値記録データ403の下側のデータ領域を低階調化する際、誤差記憶領域901Bに、上記下側のデータ領域の低階調化で発生する誤差を記憶する。一方、このように分配されて記憶された誤差は、次の走査に係る多値記録データ404の下側のデータ領域の誤差適用領域902Bのデータに対する低階調化に用いられる。このように、多値記録データの低階調化処理の際に発生した誤差を記憶し、次の走査に係る多値記録データの低階調化時に使用する。これにより、走査単位の多値記録データ間で誤差が受け渡されることにより濃度が保存され、その結果、濃度むらやスジむらが低減し、高品位な記録画像を得ることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像処理装置、記録装置および画像処理方法に関し、詳しくは、画像を複数に分割した分割画像それぞれの多値記録データについて低階調化処理を行うことによって記録データを生成し、複数の分割画像間の補完性を低減する技術に関するものである。
複数の記録素子を備えた記録ヘッドを用いて記録動作を行う装置の一例として、従来、複数のインク吐出口を備えた記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置が知られている。このうち最も一般的なシリアル型のインクジェット記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドを記録媒体に対して走査させる主走査と、この主走査方向と交差する方向に記録媒体を搬送する搬送動作とを繰り返すことにより記録を行うものである。このようなシリアル型のインクジェット記録装置は、比較的小型でかつ低コストで製造することができるので、パーソナルユース向けに広く普及している。
このような記録装置では、吐出口の吐出口径のばらつきや吐出方向のばらつきによってインクによって形成されるドットの大きさや形成位置がばらつき、記録された画像に濃度むらが生じることがある。特に、上述のシリアル型の記録装置では、吐出口径のばらつきなどに起因した濃度むらはスジムラとなって記録される画像中に表れ、さらに記録される画像の品位を低下させる場合がある。
このような問題を解決する構成として、いわゆるマルチパス記録方式が知られている。マルチパス記録では、記録ヘッドが1回の主走査で記録可能な全画素を、搬送動作を挟んだ複数回の走査に分配し走査ごとに異なる吐出口を対応させて記録を行う。これにより、複数の吐出口の吐出特性のばらつきは画像を完成する複数回の走査に分散され、濃度むらなどを目立たなくすることができる。
しかし、以上のようなマルチパス方式において、より高画質の記録が望まれる昨今では、走査単位の記録位置(レジストレーション)のずれに起因した濃度変化ないし濃度むらが新たに問題視されるようになって来ている。走査単位の記録位置のずれは、記録媒体と吐出口面の距離(紙間距離)の変動、記録媒体の搬送量の変動などによって引き起こされ、個々の走査(あるいはノズル列)で記録するプレーン間のずれとなって現れる。従って、このようなプレーン間の記録位置ずれが生じても、その位置ずれによって著しい画質の低下を生じないマルチパス記録における記録データの生成方法が求められている。本明細書では、いかなる記録条件の変動に起因するにせよ、その変動に伴ってプレーン間の記録位置ずれが生じても、それによって濃度変化ないし濃度むらが生じ難い程度である耐性を、「ロバスト性」と称する。
特許文献1には、ロバスト性を高くして濃度むらを低減する方法が記載されている。同文献では、プレーン間の記録位置ずれを始めとして上述した様々な記録条件の変動に伴って引き起こされる記録画像における濃度むらないし濃度変動は、複数回の走査それぞれの記録データが互いに完全な補完関係にあることに起因することに着目している。通常、複数回の走査それぞれの記録データ生成は、複数回の走査に対応したそれぞれのマスクを用いて行われ、これらマスクが相互に補完関係にある。特許文献1には、画像データを低階調化前の多値データの状態で分割し、分割後の多値データをそれぞれ独立に低階調化することが記載されている。そして、上述の補完関係を低減し、複数のプレーンが相互にずれてもそれほど大きな濃度変化が起こらないようにすることが記載されている。
図1は、特許文献1に記載のデータ分配を実現する制御構成例を示すブロック図である。同図は、2つの記録ヘッド(ノズル列)に記録データを分配する例を示している。すなわち、上述した2回の走査で同じ領域を記録するのと同等の2つの記録ヘッドで同じ領域を記録する場合の例を示している。
ホストコンピュータ2001から受信された、多値の画像データは、様々な画像処理(2004〜2006)が施された後、多値SMS部2007はこのデータに基づき第1記録ヘッド用のデータと第2記録ヘッド用のデータを生成する。具体的には、上記画像処理を経た同じ多値記録データを第1記録ヘッド用データと第2記録ヘッド用データとして用意する。そして、第1データ変換部2008および第2データ変換部2009ではそれぞれの分配係数による変換処理が行われる。例えば、第1記録ヘッド用データには0.55の分配係数、第2記録ヘッド用データには0.45の分配係数がそれぞれ用いられて変換処理が行われる。これにより、その後に行われる2値化処理の内容を、第1記録ヘッド用データと第2記録ヘッド用データとの間で異ならせることができる。そして、最終的に形成される第1記録ヘッドによるドットと第2記録ヘッドによるドットの重なりを一定の割合で生じさせることができる。なお、特許文献1には、第1記録ヘッド用データと第2記録ヘッド用データとの間で分配係数を異ならせる例の他、2値化処理としての誤差拡散処理における誤差拡散マトリクスあるいは誤差拡散マトリクスにおける閾値を異ならせる例も記載されている。
以上のように変換された多値データは、第1の2値化処理部2010および第2の2値化処理部2011に転送される。第1の2値化処理部2010および第2の2値化処理部2011では、誤差マトリクスと閾値を用いた誤差拡散法によって2値化処理が行われ、2値化後の画像データは、それぞれ第1バンドメモリ2012および第2のバンドメモリ2013に格納される。その後、第1および第2記録ヘッドが夫々のバンドメモリに格納された2値データに従ってインクを吐出して記録を行う。
以上の構成によれば、第1および第2の記録ヘッドによるそれぞれプレーンが例えば1画素分ずれた場合でも、両方の記録ヘッドで重ねて記録される部分も新たに増えるが、既に重ねて記録されていた2つのドットが離れる部分も存在する。従って、ある程度の広さを持つ領域で判断すれば、白紙領域に対するドットの被覆率はさほど変動しておらず、画像濃度の変化を招くこともない。すなわち、異なる走査あるいは異なる記録ヘッドによるドット形成の補完性もしくは排他性を基本的に無くして、ドットの重なりを一定の割合で生じるようにしている。これにより、キャリッジの走査速度の変動、記録媒体と吐出口面の距離(紙間)の変動、記録媒体の搬送量の変動などによる記録位置のずれが発生しても、それに起因した画像濃度の変動や濃度むらの程度を小さくすることができる。
図2は、特許文献1に記載されている、2つの記録ヘッド(207:第1記録ヘッド、208:第2記録ヘッド)を用いた記録動作を説明する模式図である。記録ヘッド207は記録媒体の搬送方向において上流側に配置され、記録ヘッド208は下流側に配置されたものである。そして、これらの記録ヘッドの搬送方向における間隔は、記録媒体におけるそれぞれの記録ヘッドの走査領域がそれぞれの記録ヘッドの吐出口配列幅dの1/2だけずれるように設定されている。
2つの記録ヘッドは1回の主走査において、画像データ200のうち記録ヘッドの吐出口配列幅dに対応したサイズの領域に含まれる画像データに基づいて記録を行う。このとき、実際に記録ヘッド207が記録を行う画像データ201は、画像データ200における個々の画素の濃度値に上述した分配係数(例えば0.55)を乗じて得られる濃度値を有したものである。次に、主走査方向と交差する方向へ、上述したd/2の走査領域のずれを生じさせる距離だけ搬送動作が行われ、その後、2回目の主走査が記録ヘッド208によって行われる。2回目の主走査で記録される画像データ202についても、画像データ200における個々の画素データである濃度値が上記の分配係数(例えば0.45)を乗じて得られる濃度値を有したものである。このような1回目の主走査と2回目の主走査が重複する走査領域に注目すると、上記の分配係数に応じて低減された濃度値の画像データに基づく記録が2回行われ、これにより、元の画像データの濃度値が保存ないし実現されることになる。さらに、第3の主走査、第4の主走査と、搬送動作を挟んだ2つの記録ヘッドによる主走査を繰り返していくことにより、画像データ200の総ての画像が記録される。
ところで、以上説明した特許文献1の記録データ生成では、低階調化処理として、上述したように誤差拡散法を用いている。誤差拡散法は、形成するドットの密度を変えることによって画像の濃度を表現するものであり、画素ごとの濃度値と閾値との比較による低階調化処理を行う際に生ずる誤差を所定の割合で主走査方向と副走査方向の画素に拡散するものである。誤差拡散法では、ドットを比較的ランダムに配置し、その密度によって濃度を表現する。これにより、モアレの発生を考慮する必要性がなく、また、階調性と高分解能を両立することが可能となる。その結果、1回の主走査で記録されるドット配置の分散性が高くなる。
そして、多値データの段階で上記のように分配することにより、複数回の走査で記録する画像は、相互に補完関係が低減されたものとなる。これにより、走査などにおける精度低下によって記録位置ずれ発生変化しても、記録位置ずれによって受ける影響が低下し、すなわち、ロバスト性が向上し、画像濃度が大きく変化せず濃度むらが低減された均一な画像を記録することができる。
特開2000−103088号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、上述したように、多値の画像データの所定領域分(例えば1回の走査の記録領域である1バンド分)を複数回の走査に分配し、分配された多値記録データに対して個別に低階調化処理を行うものである。このため、例えば、図2に示す画像データ201を低階調化した際に発生した誤差は、他の領域203等に伝播されない。このため、これら領域の多値記録データ間で濃度が全く保存されないことになる。そして、このように濃度が領域間で保存されない場合、そのことに起因して走査領域の境界部209で濃度むらが発生するという問題がある。
また、分配された多値データ毎に個別に低階調化処理を行うため、走査領域の境界部209でドットの分散性が保証されず、それがスジムラとして認識されるという問題もある。すなわち、ドット配置についても走査領域間で保存されないため、つまりドット配置の連続性が保証されないため、走査領域の境界部でドットの分散性が損なわれるという問題がある。
本発明の目的は、多値記録データの段階で複数の画像に分割してそれぞれの分割画像について低階調化する際の誤差に起因した記録領域の境界部での濃度むらを低減できる画像処理装置、記録装置および画像処理方法を提供することにある。
そのために本発明では、記録媒体の所定領域に対する記録ヘッドのM回(M≧2)の走査によって前記所定領域に画像を記録するための記録データを生成する画像処理装置であって、前記画像のデータに基づいて前記M回の走査それぞれの多値記録データを生成する多値記録データ生成手段と、前記生成されたM回の走査それぞれの多値記録データを低階調化する低階調化手段と、前記低階調化で生じた情報を記憶する記憶手段と、を具え、前記M回の走査について生成されるK番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データ(N≦M)において、K番目の多値記録データの低階調化の際に発生した情報を、(K+1)番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データの少なくとも1つの多値記録データの低階調化に使用することを特徴とする。
以上の構成によれば、ある走査の多値記録データに対して低階調化処理を行う際に生じた誤差を、他の走査の多値記録データに対して使用することにより、濃度むらやスジむらを低減した高品位な画像を記録することができる。
特許文献1に記載のデータ分配を実現する制御構成例を示すブロック図である。 特許文献1に記載の記録動作を簡単に説明するための模式図である。 本発明の一実施形態に係るシリアル型のインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る2パスのマルチパス記録の記録動作と多値記録データを説明するための模式図である。 (a)および(b)は、本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置における画像処理の機能ブロックを示すブロック図である。 図5に示す低階調化処理部504と誤差記憶部505による処理の詳細を示すフローチャートである。 上記低階調化処理における注目画素の移動方向を説明する図である。 (a)および(b)は、上記低階調化処理で用いる誤差拡散処理法の誤差拡散マトリクスを例示する図である。 上記低階調化処理において、誤差を記憶する処理と誤差を使用する処理を説明するための模式図である。 上記低階調化処理において、誤差記憶領域における誤差の記憶処理を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る2パスのマルチパス記録の記録動作と多値記録データを説明するための模式図である。 上記第2の実施形態において、誤差を記憶する処理と誤差を使用する処理を説明するための模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る4パスのマルチパス記録の記録動作と多値記録データを説明するための模式図である。 (a)および(b)は、上記第3の実施形態において、誤差を記憶する処理と誤差を使用する処理を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る低階調化処理部504の処理の詳細を示すフローチャートである。 (a)および(b)は、上記第4の実施形態において、ディザマトリクスを例示する図である。 (a)および(b)は、上記第4の実施形態に係る2パスのマルチパス記録の記録動作とディザマトリクスの位置を説明するための模式図である。 上記第4の実施形態に係るディザマトリクスの移動処理を説明するための模式図である。 上記第4の実施形態の別の形態に係る4パスのマルチパス記録の記録動作と多値記録データを説明するための模式図である。 誤差を記憶する処理と誤差を使用する処理の他の実施形態を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
図3は、本発明の一実施形態に係るシリアル型のインクジェット記録装置の概略構成を説明する斜視図である。記録ヘッド105は主走査方向に一定の速度で移動するキャリッジ104に搭載され、上記一定の速度に対応した周波数で記録データに従ってインクを吐出する。1回の走査が終了すると、搬送ローラ704および補助ローラ703が回転し、これらローラ対と給紙ローラ705および補助ローラ706に挟持された記録媒体Pは、記録ヘッド105の記録幅に対応した量だけ搬送方向に搬送される。このような走査と搬送動作とを間欠的に繰り返すことにより、記録媒体Pに段階的に画像が記録される。副走査方向は、後述する画像データの処理で説明する。
記録ヘッド105は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の記録ヘッドが、主走査方向に配置され、各色の記録ヘッドでは、複数の吐出口が副走査方向に配置されている。
本実施形態は、上述した記録装置において2回の走査(以下、パスとも言う)で所定領域の記録を完成するマルチパス記録ための記録データ生成に関するものであり、以下これについて説明する。
図4は、1つの記録ヘッドによる2パスのマルチパス記録の記録動作を模式的に示す図である。記録ヘッド105は1回目の主走査で、画像データ400のうち記録ヘッドにおける吐出口の副走査方向の配列幅dに対応した量の多値記録データ401に基づいて記録を行う。ここで、画像データのサイズは、主走査方向にH画素(Hカラム)、副走査方向にV画素(Vライン)である。従って、多値記録データ401〜406の主走査方向のサイズはH画素(Hカラム)、副走査方向にd画素(dライン)である。詳しくは、元の画像データ400における、1回目の走査で記録する領域に対応した画像データを、特許文献1に記載されるように、例えば、分配係数0.55で分割し、多値記録データ401を得る。ここで、次の2回目の走査で記録する領域に対応した多値記録データ402は、画像データ400における当該領域に対応した画像データを分配係数0.45で分割することによって得られるものである。これにより、d/2の幅で多値記録データ401と多値記録データ402が重なる領域は、元の画像の濃度を保存して(0.55+0.45=1)記録されることになる。以下、同様に3回目、4回目、5回目、6回目それぞれの多値記録データ403、404、405、406はそれぞれ分配係数0.55、0.45、0.55、0.45で分配されたものである。なお、1回目の主走査とは、図4において最初という意味で、実際の最初の走査に限定されるものではないことはもちろんである。他の回数についても同様である。また、上記の分配係数で画像が分割されるとは、具体的には、画像データ400における該当する領域の画像データが読み出され、その画像データにおける個々の画素の濃度値が、それに上記の対応する分配係数を乗じて得られる濃度値のデータとされることである。なお、上述の説明を別の言葉で表現するならば、係数0.55を用いて画像データから多値記録データ401を抽出し、係数0.45を用いて画像データから多値記録データ402を抽出を行う。
以上のように、幅dの領域の走査とその間のd/2の幅に対応した記録媒体の搬送とを繰返すことにより、それぞれの幅dの領域の記録を2回の走査で記録して行く。
図5(a)および(b)は、本実施形態の記録装置が実行する画像処理における各機能を示すブロック図である。図5(b)に示すように、CPU51がROM52に格納された図6に後述される処理のプログラムを実行することによって実現されるものであり、この処理実行の際には、RAM53がワークエリアとして用いられる。
例えば、図5(a)に示すように、外部に接続されたホスト装置などから記録コマンドと共に画像データを受信すると、その画像データは記録装置内の画像バッファ501に格納される。記録コマンドには、マルチパス記録の回数M(ここではM=2)が指定された記録モードや記録媒体の種類を指定するコマンドなどが含まれている。また、このときの画像データは、1画素につき例えばR、G、Bそれぞれのデータが256階調で表現される多値の輝度データである。画像バッファ501に格納された輝度データは、所定のタイミングで1画素ずつ色変換部502に転送される。色変換部502は、RGBのデータを、CMYKのデータに変換する。このように、色変換部502により、輝度データから記録装置で使用するインク色に対応した多値(8ビットの256階調)の濃度データへ変換される。この変換後の画像データは、図4に示す画像データ400に対応する。色変換部502により、画像データ400は、色成分毎に生成される。多値記録データ生成部503は、画像データ400から、個々の主走査の多値記録データ401〜406を生成する。すなわち、多値記録データ生成部503によって、上記分配係数に応じた濃度値の多値記録データが得られる。
多値記録データ生成部503で生成された多値記録データに対して、低階調処理部504で低階調化処理を行う。低階調化処理部504は、多値記録データを低階調化する際に発生した誤差を情報記憶部505に格納しておき、1記録動作(1走査)先の多値記録データを低階調化処理する際に使用する。このように、低階調化処理部504が行った処理についての情報を情報記憶部505に格納し、低階調化処理部504が低階調化処理を実行する際に情報記憶部505から読み出しを行う。多値記録データを低階調化処理して得られる2値データは、プリントバッファ506に保存され、それぞれ対応する走査で2値データに基づいて記録ヘッド507からインクが吐出されて記録が行われる。なお、図5(b)に示すように、例えば、RAM53は、画像バッファ501、情報記憶部505、プリントバッファ506を備えている。また、ASIC54は、色変換部502、多値データ生成部503、低階調化処理部504を備えている。
図6は、上述の低階調化処理部504と誤差記憶部505による処理の詳細を示すフローチャートである。
本実施形態では低階調化処理として、処理ビット数8ビットで2値化処理を行う誤差拡散法を用いる。図7は、多値記録データ403を例にとって、低階調化処理の説明をする図である。まず、低階調化処理部504は、多値記録データ403の第1ラインでかつ第1カラムの画素(第1ラインデータの左端の画素)に対して低階調化処理を行う。その後、低階調化処理部504は、図7の矢印71で示す向きに、誤差拡散マトリクスMを1画素分移動させて、低階調化処理を行う。この処理を、多値データ403の副走査方向の画素数分行う。このように、低階調化処理部504は、1画素の低階調化処理を行う毎に、低階調化処理を行う対象の画素(注目画素)を、記録媒体の搬送方向に対応した副走査方向に移動させる。低階調化処理部504は、注目画素としての端部の画素(最終ラインの画素)の低階調化処理を行った後、誤差拡散マトリクスMを移動させる方向を切り替え、1画素分主走査方向に移動させる。低階調化処理部504は、低階調化処理を行う毎に、矢印72に示す向きに、誤差拡散マトリクスMを移動させる。注目画素としての端部の画素(1ライン目の画素)の低階調化処理を行った後、低階調化処理部504は、誤差拡散マトリクスMを移動させる方向を切り替え、1画素分主走査方向に移動させる。そして、低階調化処理部504は、低階調化処理を行う毎に、矢印73に示す向きに、誤差拡散マトリクスMを移動させる。誤差拡散マトリクスMは、図8(a)、(b)に示すものを用いる。低階調化処理部504は、図8(a)に示す誤差拡散マトリクスMを矢印71、矢印73の向きに移動させ、図8(b)に示す誤差拡散マトリクスMを矢印72の方向に移動させる。「※」印で示された処理に係る注目画素の、例えば右隣りの画素には注目画素の低階調化処理で発生した誤差を3/14(分母の値は、4+3+2+5の和である)の重み付けで分配する。また、注目画素に対する誤差を分配する画素の配置は、図8(a)、(b)の矢印で示す上記注目画素の移動方向に関して、注目画素の上側、右上、右および右下になる。
図9は、本実施形態に係る図4に示した2パスの記録を行うために各走査に係る多値記録データの低階調化処理における、誤差の記憶および誤差の適用を説明する図である。図9の画像データ400、多値記録データ403、404のサイズは、図4と同じである。同図には、1回の走査に係る多値記録データの1つである多値記録データ403が例として示されており、以下の説明は他の多値記録データにも適用できることはもちろんである。低階調化処理部504は、この多値記録データ403、404を、データ単位で低階調化処理を実行する。以下、説明のために多値記録データ403をd/2の幅で分け、上側のデータ領域をデータ領域403Aと呼び下側のデータ領域をデータ領域403Bと呼ぶ。同様に、多値記録データ404についてもd/2の幅で分けた、上側のデータ領域をデータ領域404Aと呼び下側のデータ領域をデータ領域404Bと呼ぶ。
図9において、多値画像データ403を低階調化する際、誤差データが生成され、この誤差データのかたまりをデータ901Bと表現する。このデータ901Bは、上記多値記録データ403の低階調化処理で発生する誤差データのうち、多値画像データ403から副走査方向の下流側に拡散した誤差データのグループである。従って、このデータは、副走査方向に1画素、主走査方向にH画素分のデータであり、情報記憶部505に記憶される。データ901Bの副走査方向のサイズは、誤差拡散マトリクスMの副走査方向の分配範囲に基づいて定められる。図9では、データ901Bと多値データ405との位置関係の説明と、データ901Bと多値データ404との位置関係の説明をわかりやすくするために、便宜上データ901Bを2つ示している。なお、図9に示すデータ901Cは、多値画像データ404を低階調化処理で生成された誤差データのうち、多値画像データ404の領域から副走査方向下流側に拡散したデータのかたまりである。また、データ902Aは、1つの前に実行されたデータ402(図4参照)の低階調化処理で生成された誤差データのうち、多値画像データ402の領域から副走査方向下流側に拡散した誤差データのかたまりである。
以下では、多値記録データ403の領域の下端(図9において、多値記録データ403の最終ライン)に注目画素があるときの低階調化処理を、図6を参照しながら説明する。
低階調化処理部504(図5)は、多値記録データ生成部503で生成された多値記録データ403における注目画素の濃度値Inを入力する(S601)。次に、この注目画素に対する周辺画素からの累積誤差値Emを入力濃度値Inに加算して補正濃度値CrtIn=In+Emを算出する(S602)。そして、この補正濃度値CrtInと閾値Thとを比較する量子化処理を行う(S603)。ここで補正濃度値が閾値よりも大きい場合(CrtIn>Th)はドットをON(出力値“1”)とし、閾値以下の場合(CrtIn≦Th)はドットをOFF(出力値“0”)とする。そして、ドットがONの場合、その注目画素で発生する誤差Errは、Err=CrtIn−255で算出し、ドットがOFFの場合は、Err=CrtIn−0で算出する(S604)。
このように発生した誤差は、誤差拡散処理によって、図8(a)、(b)に示す誤差拡散マトリクスMに従い、周辺の未処理画素へ同図に示す重み付けで分配する(S605)。次に、図10において、多値記録データ403の最終ラインの誤差拡散処理について説明する。例えば、多値記録データ403の最終ラインに含まれる画素990が注目画素の場合には、図8(b)に示す誤差拡散マトリクスMが用いられる。また、多値記録データ403の最終ラインに含まれる画素991が注目画素の場合には、図8(a)に示す誤差拡散マトリクスMが用いられる。次に、多値記録データ403の最終ラインに含まれる画素から画素1001へ分配される誤差の値について説明する。画素990の誤差拡散処理で生じる誤差を、画素1001へ分配する重み付けの値は4である。画素991の誤差拡散処理で生じる誤差を、画素1001へ分配する重み付けの値は5である。従って、画素990から画素1001へはErr×4÷14の誤差が分配され、画素991から画素1001へはErr×5÷14の誤差が分配される。このデータ901Bを構成する誤差データは、分配先の画素の位置を特定して情報記憶部505(図5)に記憶される(S607)。本実施形態では、上述したように、注目画素が副走査方向に移動して領域の端部でその方向を切り替える。このため、図10に示すように、データ群901Bの例えば誤差記憶画素1001には、以下に示す式で表される、左上の画素990からの拡散誤差Err1と1画素上の画素991からの拡散誤差Err2とを加算して得られる、2つの誤差の和ExtErrが記憶される(S607)。
ExtErr=Err1+Err2
Err1=Err(x‐1)×4÷14
Err2=Err(x)×5÷14
ここで、Err(x‐1)は、誤差記憶画素1001(x)の左上の画素(x−1)から分配される誤差、Err(x)は、1画素上の画素(x)から分配される誤差である。以上の処理によって分割された画像403の(下端領域)の低階調化処理が終了する(S608)。
以上のとおり、情報記憶部505に記憶された誤差データは、次の走査に対応する多値記録データについて使用する。そのため、情報記憶部505は、所定の領域分の誤差(本実施形態では、下端領域分の誤差)を、次の走査のために記憶しておく。
次に、以上のようにして得られた誤差データを多値記録データ404の低階調化処理に用いた場合について説明する。図6に示す処理について説明する。
多値記録データ404についてステップS602で行われる処理について説明する。図9に示すように、多値記録データ404の1ライン目からJ−1ライン目までの領域404Aでは、周辺からの累積誤差Emが入力濃度値Inに加算される。これにより、補正濃度値CrtIn=In+Emを算出する。一方、多値記録データ404のJライン目の処理では、周辺画素からの累積誤差値Emに加え、多値記録データ403の下端領域について誤差拡散処理した際に生成した誤差ExtErrを入力濃度値Inに加算する。この誤差ExtErrは、図9では、データ901Bである。これにより、補正濃度値CrtIn=In+Em+ExtErrを算出する。そして、多値記録データ404のJ+1ライン目から最終ラインまでの領域では、周辺からの累積誤差Emが入力濃度値Inに加算される。
ステップS603では、このCrtInを使用して、ドットのON/OFFを決定し、ステップS604で算出した量子化誤差を、ステップS605で、図8に示す誤差拡散マトリクスにより周囲の未処理画素に誤差を拡散する。
ステップS606では、誤差を記憶するか否かの選択を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、多値記録データの低階調化処理の際に発生した誤差を記憶し、次の走査に係る多値記録データの低階調化時に使用する。この場合に、記憶される誤差の分配先の画素と誤差が適用される画素は、多値SMS部2007で分割される前の画像データにおいて同画素である。これにより、走査単位の多値記録データ間で誤差が受け渡されることにより濃度が保存され、その結果、濃度むらやスジむらが低減し、高品位な記録画像を得ることができる。
(実施形態2)
本実施形態は、多値記録データを低階調化した際に発生した誤差を、2走査後の多値記録データに適用する例に関するものである。すなわち、例えば図4からもわかるように、各走査で記録される領域の境界は、2パスのマルチパス記録の場合は、領域401と領域403の間、領域402と領域404の間、というように、1回の走査をおいた2回の走査によって記録される領域の境界となる。本実施形態は、この境界を介して誤差を他の領域に分散させるものである。
また、本実施形態は、低階調化処理を行う副走査方向の範囲を、1走査分のデータ(d画素)と連続するデータ(α画素)とする。これにより、例えば、図4の多値記録データ401で記録される領域と多値記録データ403で記録される領域の領域間のドット配置の連続性を実現することができる。
より詳細には、上述の第1の実施形態と比較すると、分散される領域は完成される画像領域としては同じであるが、第1の実施形態の場合、誤差が分散される領域は、次のパスで記録する領域(例えば、図4の404)の下半分である。これに対し、本実施形態では1パスおいた2パス後に記録する領域(図4の405)の誤差が分配される。
このように走査領域の境界を介した他の領域(405)に誤差を分散する場合は、その他の領域(405)の低階調化処理が、その領域へ誤差を分散した領域(403)と不連続に行われることになる。その結果として、最終的に記録されるドット配置の連続性が損なわれるおそれがある。これに対して、本実施形態は、上述のように、低階調化処理を行う領域を各走査で記録される領域を超えたより広い領域とすることにより、この問題を未然に防ぐものである。
図11は、上述の第1の実施形態にかかる図4に対応する図である。図11に示すように、低階調化処理の対象となる多値記録データの領域が、各走査で記録ヘッド105によって記録する領域より副走査方向の下流側にα画素分(αライン分)大きいサイズである。同図に示すそれぞれの分割画像データである多値記録データ1101、1102、・・・は、個々の画素が、第1の実施形態と同様に所定の分配係数でそれぞれ分配された濃度値を有したデータである。
図12は、本実施形態の低階調化処理の詳細を説明する図である。画像データ400のサイズは、図4と同様である。同図に示すように、画像データ400のうち、一例として3回目の走査の記録データ生成では、多値記録データ1103およびそれに隣接してα画素分副走査方向下流側に拡張した多値記録データに対して低階調化処理を行う。つまり、主走査方向H画素、副走査方向d+α画素のデータの低階調化処理を行う。実際の記録では、このように低階調化処理が行われて得られる2値記録データのうち、図12に示す斜線部分の記録データに基づいて記録を行う。詳しくは、図7に示すように、上述したデータ単位で低階調化処理を行う。そして、その際に、データ1103の最終ライン(dライン目)の低階調化処理で生成したデータ1201を情報記憶部505に記憶する。そして、記憶した誤差は、2走査後に記録される、隣接した領域の多値記録データ1105の1ライン目の低階調化処理に使われる。多値記録データ1105の処理も多値記録データ1103と同様に、主走査方向H画素、副走査方向d+α画素のデータ単位で低階調化処理を行う。データ1105の最終ライン(dライン目)の低階調化処理で生成したデータ1203を情報記憶部505に記憶する。なお、誤差の算出方法、記憶する誤差の算出方法および記憶された誤差の適用方法は上述の第1の実施形態と同様であるためそれらの説明は省略する。
以上のように、本実施形態によれば、記録ヘッドで記録する領域より副走査方向に大きい領域に対して低階調化処理を行い、主走査で記録する領域の下端領域に関する低階調化処理で算出された誤差を記憶する。これにより、誤差記憶領域に記憶される誤差は、誤差記憶領域より下の領域からの誤差伝播の影響を受けた上で算出される誤差となる。そして、この誤差を、主走査で記録される領域が互いに接する多値記録データ間で使用する。これにより、境界を挟んだ主走査間でのドット配置の連続性が損なわれずに濃度が保存されることになり、主走査間でのドットのつながりが滑らかになる。このように、本実施形態では、例えば図11の多値記録データ1103に対応する誤差記憶領域1201を多値記録データ1105へ分配するまでの間、多値記録データ1102に対応する誤差を多値記録データ1104へ分配するために記憶するメモリが必要である。このように、本実施形態では、2走査分の誤差を記憶するメモリ領域が必要であるため、第1の実施形態に比べ誤差を記憶するメモリ領域は大きくなる。しかし、濃度むらが低減されるだけでなく、各走査で記録される領域間でのドットのつながりが滑らかになりスジムラもより低減され、高品位な記録画像を得ることができる。
(実施形態3)
本実施形態は、4パスのマルチパス記録を例とし、第1の実施形態と同様、多値記録データを低階調化した際に発生した誤差を記憶するものである。具体的には、上記記憶した誤差を、1走査後の多値記録データと2走査後の多値記録データとにそれぞれ所定の割合(1走査後の多値記録データに1/3、2走査後の多値記録データに2/3)で分割して使用する。なお、記録動作、および誤差拡散法の処理方向と誤差拡散マトリクスは上述の第1の実施形態と同様である。
図13は、第1の実施形態に係る図4に対応する図である。本実施形態では、4パスのマルチパス記録であることから、多値記録データ生成部503(図5)で生成される各多値記録データは、元の画像データ400の各画素の濃度値が、4つの分配係数(4つの係数の合計は1)で低減されたデータである。また、1回目の記録動作(走査)が行われた後、主走査とは交差する方向へd/4の搬送動作が行われ、2回目の記録動作が行われる。1回目から4回目の主走査が重複する同一画像領域に注目すると、その領域は上記係数で低減された濃度による記録が4回行われることになるので、元の画像データの濃度値が保存される。搬送動作を介した主走査を繰り返していくことにより、総ての画像領域の記録が4回ずつの主走査で完成する。
以下では、5回目の走査に係る多値記録データ1305と、6回目の走査に係る多値記録データ1306での誤差を記憶する処理と、これら記憶した誤差を7回目の走査に係る多値記録データ1307に使用する例を詳細に説明する。
図14(a)に示すように、実施形態1と同様に、低階調化処理部504は、多値記録データ1305に対して低階調化処理を行い、多値記録データ1305の最終ラインの低階調化処理で生成する誤差データ1401、を情報記憶部505に記憶する。この誤差データ1401は誤差データ1401Aと誤差データ1401Bに分けられる。誤差データ1401Aは多値記録データ1306に対して低階調化処理を行うときに使用され、誤差データ1401Bは多値記録データ1307に対して低階調化処理を行うときに使用される。同様に、多値記録データ1306に対して低階調化処理を行う場合も、誤差データ1402を情報記憶部505に記憶する。この誤差データ1402は誤差データ1402Aと誤差データ1402Bに分けられる。誤差データ1402Aは多値記録データ1307に対して低階調化処理を行うときに使用され、誤差データ1402Bは多値記録データ1308に対して低階調化処理を行うときに使用される。
上記のように、情報記憶部505に記憶された誤差は、次の走査に係る多値記録データと、2走査後の走査に係る多値記録データに、上述した割合に分割して適用される。そのため、誤差記憶部505は、複数ライン分のデータを保持するためのメモリ領域を設ける。例えば、誤差記憶部505は、データ1401、データ1402、データ1403を格納する領域を設ける。また、別の例として、誤差記憶部505は、データ1401A、データ1401B、データ1402A、データ1402B、データ1403を格納する領域を設ける。なお、誤差記憶部505のメモリ領域の割当てを行う際、使用済みの領域を新たに生成するデータの格納に使用する形態であっても構わないので、上述のメモリ領域の割当てに限定するものではない。
次に、多値記録データ1307のステップS602で行われる処理について図14(b)を用いて説明する。多値記録データ1307の1ライン目からJ−1ライン目までは、周辺からの累積誤差Emが入力濃度値Inに加算される。一方、多値記録データ1307のJライン目の処理では、周辺からの累積誤差Emに加え、誤差データ1401B(誤差データ1401の2/3の誤差量)が入力濃度値Inに加算される。また、多値記録データ1307のKライン目の処理では、周辺からの累積誤差Emに加え、誤差データ1402A(誤差データ1402の1/3の誤差量)が入力濃度値Inに加算される。そして、多値記録データ1307のうち残りのライン処理では、周辺からの累積誤差Emが入力濃度値Inに加算される。以上のように、ステップS602で算出されたCrtInを使用して、ステップS603でドットのON/OFFを決定し、ステップS604で算出した量子化誤差を図8に示す誤差拡散マトリクスによって周囲の未処理画素に誤差を拡散する。なお、他の多値記録データの処理も同様である。
また、本実施形態のように同一記録領域に対する主走査回数が多い場合、記憶した誤差を1つの多値記録データのみに使用すると、対応する主走査の記録量が大きく変化する場合がある。その結果、画像の同位置を記録する各主走査の記録量の比率が誤差適用領域のみ異なり、複数回の主走査で記録した際にそれがスジむらとして認識される場合がある。本実施形態では、記憶した誤差を所定の割合で分割して使用することで、画像の同位置を記録する各主走査の記録量の比率を大きく変動させることなく濃度を保存することができ、濃度むらやスジむらが低減された高品位な出力画像を得ることができる。
(実施形態4)
実施形態4では低階調化処理として、ディザ処理を行う形態を説明する。実施形態4も実施形態1と同様の構成(図5(a)、(b))であるので、説明を省く。記録動作は、実施形態2と同様の2パスのマルチパス記録について説明する。図15は、図5の低階調化処理部504が実行する処理のフローチャートである。実施形態4では、実施形態1と同様に処理ビット数8ビットで2値化処理を行う。処理を行うときの、注目画素の移動方法も実施形態1と同じである。この実施形態4では、図16(a)、(b)に示すディザマトリクスM1,M2を使用してディザ処理を行う。
まず、図17(a)に示すように、多値記録データ403における画素位置1701を注目画素とする。この画素の濃度値Inを入力する(S601)。次に、この濃度値Inと閾値Thとを比較する(S603)。ここで使用される閾値Thとは、図16(a)、(b)で示したディザマトリクスの閾値である。ここで注目画素の濃度値が閾値よりも大きい場合(In>Th)はドットをON(出力値“1”)とし、閾値以下の場合は(IN≦Th)はドットOFF(出力値“0”)とする。次に、ディザ情報を記憶するか否か判定する(S1606)。S1606でYESであれば、ディザ情報として記憶する(S1607)。S1606でNoであれば処理を終了する。この処理を、画素位置1703までのすべての画素について行う。ここで、多値記録データ403の処理を行う過程において、画素位置1702を注目画素としたときのディザ情報を情報記憶部505へ記憶する(格納する)。
図17(a)は、3記録動作目で使用するデータ403と5記録動作目で使用するデータ405との関係を説明する図である。図17(b)は、データ403とデータ405の境界とディザマトリクスの位置の関係を説明する図である。ディザマトリクス内の位置情報を1から16の位置に割当てると、図17(b)において、画素位置1702はディザマトリクスM1の位置9に対応し、画素位置1801はディザマトリクスM1の位置13に対応する。
ここで、図17(a)において、多値記録データ403の左下端の画素は1702である。この画素1702の1画素下側の画素1801が多値記録データ405の開始画素であるので、ディザマトリクス内の位置情報(13)をディザ情報として情報記憶部505に記憶する。ディザ情報として、更に画素位置の情報とディザマトリクスの情報(M1)もメモリに記憶する。多値記録データ405の処理を行う際に、メモリからディザ情報を読み出して処理を行う。図16(a)に示すように、位置13の閾値Thは51であるので、データ405の1画素目である画素1801の量子化は、閾値Thの値である51で行われる。以上のように、ディザ情報をメモリに記憶し、2走査後の量子化処理に、その情報を使用することで、画像データの境界における濃度むらを低減できる。
この実施形態において、2記録動作目で使用するデータと4記録動作目で使用するデータに対する処理は、図16(b)に示すディザマトリクスM2で同様に行う。このマルチパス記録の走査単位でディザマトリクスを切り替える(多値記録データに対して交互に使用する)ことで、1回の主走査で記録されるドット配置の分散性が向上する。
この第4の実施形態では、図16(a)に示すディザマトリクスが多値記録データの主走査方向、副走査方向に対して順次繰り返し適用される例を示した。しかし、ディザ処理時に適用されるディザマトリクスは、多値記録データの主走査方向または副走査方向の位置に応じて、ディザマトリクスの位置を変える形態でも構わない。例えば、図18に示すように、ディザマトリクスM1が、マトリクス単位で処理を行う毎に副走査方向に1ずつ位置をシフトする形態がある。このような場合には、マトリクスの位置の移動情報もディザ情報として記憶する。
なお、別の形態として、次の記録動作の多値記録データの処理を行うために、ディザ情報を適用する形態でも構わない。例えば、図19に示すように、多値記録データ403の上半分の領域403Aで記憶されたディザ情報を、多値記録データ404の上半分の領域404Aでディザ処理を開始する画素位置2101に適用する。この場合、多値記録データを上半分と下半分に分けて、本実施例に示した2つのディザマトリクスを使用する。具体的には、図19に示す多値記録データ403の上半分の領域403AにディザマトリクスM1を使用した場合、多値記録データ404の上半分の領域404AでもディザマトリクスM1を使用する。同様に、多値記録データ403の下半分の領域403Bと多値記録データ404の下半分の領域404Bでは、ディザマトリクスM2を使用する。
以上のように、マルチパス記録において、ディザ情報を記憶し、記憶したディザ情報の適用先は、ドットの分散性を保証する境界に基づいて定められる。そして、その保証する境界は、記録媒体、インク、温度、湿度、その他のパラメータを含む組み合わせ等で定めればよい。
以上、4つの実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な形態による実施が可能である。例えば、低階調化処理のビット数はどのような値をとってもよいし、低階調化処理の処理方向もどのような処理方向でもよい。以上で示した誤差拡散マトリクスは1例として示したもので、上記実施形態を満足するものであれば、誤差拡散マトリクスの拡散範囲、誤差の分配比率は特定の値に限られるものではない。また、本実施形態では、誤差拡散法を例に示したが、誤差を発生させる低階調化処理であればどのような低階調化方法でもよい。本実施形態では、図10を用いて説明したように誤差記憶領域に拡散される誤差を記憶する例を示したが、誤差はどのような形で保存されてもよい。例えば、図6のステップS604で算出した誤差Errを記憶しておき、誤差適用領域で使用する場合に、誤差拡散マトリクスの重み付けに応じて拡散される誤差を算出してもよい。また、以上で示した実施形態のように、1つの多値記録データ中に誤差記憶領域と誤差適用領域が両方存在しなくてもよい。例えば、2パスマルチパス記録を例にすると、図20に示すように、多値記録データ403、404の下端領域を低階調化する際に誤差記憶領域に拡散される誤差のみを記憶する処理を行う。そして、記憶した全ての誤差を多値記録データ405の該当する誤差適用領域で使用する形態としてもよい。本実施形態では、記録ヘッドを用いて記録動作を行う装置であるインクジェット記録装置の例を示したが、記録媒体の所定領域に対して複数回の記録動作により画像を形成する記録装置であればどのような装置でも本発明を適用可能である。
(他の実施形態)
上述した各実施形態を一般化すると次のようになる。記録媒体の所定領域に対する記録ヘッドのM回(M≧2)の走査によって所定領域に画像を記録するための記録データを生成する画像処理装置が、画像のデータに基づいてM回の走査それぞれの多値記録データを生成する。また、生成されたM回の走査それぞれの多値記録データを低階調化し、その低階調化で生じた誤差を記憶する。そして、M回の走査で生成されるデータのうちK番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データ(N≦M)に注目する。このとき、K番目の多値記録データの低階調化の際に発生した誤差を、(K+1)番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データの少なくとも1つの多値記録データの低階調化に使用するものである。
また、以上説明した第1、第2実施形態は、記録装置において本発明に係る低階調化処理を行う構成に関するものであるが、この処理を含む画像処理をパーソナルコンピュータなどのホスト装置で実行してもよい。このように、記録装置やホスト装置は、本発明の実施形態に係る画像処理装置を構成する。
(さらに他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
501 メモリバッファ(カラー画像)
502 CMYK色変換部
503 多値記録データ生成部
504 低階調化処理部
505 誤差記憶部
506 プリントバッファ
105、507 記録ヘッド

Claims (10)

  1. 記録媒体の所定領域に対する記録ヘッドのM回(M≧2)の走査によって前記所定領域に画像を記録するための記録データを生成する画像処理装置であって、
    前記画像のデータに基づいて前記M回の走査それぞれの多値記録データを生成する多値記録データ生成手段と、
    前記生成されたM回の走査それぞれの多値記録データを低階調化する低階調化手段と、
    前記低階調化で生じた情報を記憶する記憶手段と、を具え、
    前記M回の走査について生成されるK番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データ(N≦M)において、K番目の多値記録データの低階調化の際に発生した情報を、(K+1)番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データの少なくとも1つの多値記録データの低階調化に使用することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記生成されたK番目の多値記録データの低階調化の際に生じた情報は、前記(K+M)番目の多値記録データの低階調化に使用することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記低階調化される多値記録データは、1回の走査で記録される領域よりも大きい領域に対応したデータであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記情報は、前記生成された多値記録データにおいて走査によって記録される領域で生じる誤差を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記多値記録データ生成手段は、前記画像のデータを前記M回の走査に分配して多値記録データを生成し、前記M回の走査それぞれの分配係数の少なくとも1つは他の分配係数と異なることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記情報は、低階調化手段が使用するマトリクスの位置情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記低階調化は、濃度を保存する低階調化処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記低階調化は、ディザ処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 記録媒体の所定領域に対する記録ヘッドのM回(M≧2)の走査によって前記所定領域に画像を記録するための記録データに基づいて記録を行う記録装置であって、
    前記画像のデータに基づいて前記M回の走査それぞれの多値記録データを生成する多値記録データ生成手段と、
    前記生成されたM回の走査それぞれの多値記録データを低階調化する低階調化手段と、
    前記低階調化で生じた情報を記憶する記憶手段と、を具え、
    前記M回の走査で生成されるK番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データ(N≦M)において、K番目の多値記録データの低階調化の際に発生した情報を、(K+1)番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データの少なくとも1つの多値記録データの低階調化に使用することを特徴とする記録装置。
  10. 記録媒体の所定領域に対する記録ヘッドのM回(M≧2)の走査によって前記所定領域に画像を記録するための記録データを生成するための画像処理方法であって、
    前記画像のデータに基づいて前記M回の走査それぞれの多値記録データを生成する多値記録データ生成工程と、
    前記生成されたM回の走査それぞれの多値記録データを低階調化する低階調化工程と、
    前記低階調化で生じた情報を記憶する記憶工程と、を有し、
    前記M回の走査で生成されるK番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データ(N≦M)において、K番目の多値記録データの低階調化の際に発生した誤差を、(K+1)番目の多値記録データから(K+N)番目の多値記録データの少なくとも1つの多値記録データの低階調化に使用することを特徴とする画像処理方法。
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