JP2010194838A - 通帳類取扱い装置 - Google Patents

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友幸 小島
Akiji Nakatsu
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Abstract

【課題】
2枚捲りを防止するために頁捲りローラの回転速度を遅くすると処理時間が増加する。特許文献1に記載の頁捲り装置は、通帳の全頁に対して頁捲りローラの回転速度を遅くしているため、不要な処理時間の増加を招く可能性があった。
【解決手段】
通帳の頁捲りにおいて2枚捲りを発生しやすい頁を特定し、当該頁において頁捲りを行うときのみ頁捲りローラの回転速度を遅くする。2枚捲りを発生しやすい頁を特定するために、通帳の磁気ストライプや頁バーコードに通帳の中紙枚数の情報を持たせる。通帳挿入時に磁気ストライプや頁バーコードに記録された中紙枚数の情報を読取り、頁捲りを行うときに中紙枚数に応じて特定された2枚捲りを発生しやすい頁であれば、頁捲りローラの回転速度を遅くして2枚捲りの発生を抑えることが可能である。
【選択図】 図8

Description

本発明は銀行等で使用する現金自動取引装置(ATM)の通帳印字装置に関する発明である。
ATMにおいて通帳を使用する場合、利用者は通帳の印字すべき頁を開いて挿入するが、印字すべき頁以外を開いて挿入したときは、頁捲りローラによって通帳の頁を捲り印字すべき頁を開く必要がある。また、頁の最終行まで印字が終了したときは、頁捲りローラによって通帳の頁を捲り次の頁に引き続き印字を行う。上記のように通帳の頁を捲る必要が生じたとき、誤って通帳の頁を2枚同時に捲る場合がある(以下、「2枚捲り」とする)。2枚捲りが発生したときは、正しい頁にするために逆方向に頁捲りを行う必要があり、通帳処理の時間が増えてしまう。
2枚捲りの発生を抑えることを可能とした従来技術として、特許文献1には頁捲りローラが通帳の頁に接触してから頁捲りが完了するまでの間は頁捲りローラの回転速度を遅くする頁捲り装置について記載されている。
特開2002−225459号公報
2枚捲りを防止するために頁捲りローラの回転速度を遅くすると処理時間が増加する。特許文献1に記載の頁捲り装置は、通帳の全頁に対して頁捲りローラの回転速度を遅くしているため、不要な処理時間の増加を招く可能性があった。
本発明は、通帳の頁捲りにおいて2枚捲りを発生しやすい頁を特定し、当該頁において頁捲りを行うときのみ頁捲りローラの回転速度を遅くする。2枚捲りを発生しやすい頁を特定するために、通帳の磁気ストライプや頁バーコードに通帳の中紙枚数の情報を持たせる。通帳挿入時に磁気ストライプや頁バーコードに記録された中紙枚数の情報を読取り、頁捲りを行うときに中紙枚数に応じて特定された2枚捲りを発生しやすい頁であれば、頁捲りローラの回転速度を遅くして2枚捲りの発生を抑えることが可能である。
本発明によれば、頁バーコードおよび磁気ストライプに2枚捲りを発生しやすい頁に関する情報を持たせることで、2枚捲りを発生しやすい頁で頁捲りを行うときに頁捲りローラの回転速度を遅くして2枚捲りの防止を図ることができる。
通帳類取扱い装置の側面図である。 通帳類取扱い装置のブロック図である。 綴じ目を対称にして開かれた通帳を横から見た図、および通帳の製造過程を示した図である。 順頁捲りにおける頁捲りの動作を示した図である。 逆頁捲りにおける頁捲りの動作を示した図である。 通帳中紙の性質によって通帳の2枚捲りを発生しやすい頁を示した図である。 表面処理によって通帳の2枚捲りを発生しやすい頁を示した図である。 実施例1において通帳処理および頁捲りの動作を示したフローチャートである。 実施例2において通帳処理の動作を示したフローチャートである。 実施例2において頁捲りの動作を示したフローチャートである。 中紙枚数と2枚捲りを発生しやすい頁とを関連付けたテーブルである。
本発明の第1の実施例について詳細に説明する。
図1は通帳類取扱い装置の側面図である。1は利用者の通帳を挿入する挿入口、2は通帳の搬送を行う搬送ローラ、3は通帳が搬送される搬送路、4は通帳の各頁に印刷された頁バーコードの読取を行う光学読取り機構、5は通帳の磁気ストライプの読取および磁気ストライプへの書込を行う磁気ストライプ読み書き機構、6は通帳に印字を行う印字機構、7は通帳の頁捲りを行う頁捲り機構である。頁捲り機構7は頁捲りローラ8を有し、通帳の頁と接した頁捲りローラ8が回転することで頁捲りが行われる。
図2は通帳印字機構のブロック図である。搬送ローラ2、光学読取り機構4、磁気ストライプ読み書き機構5、印字機構6、および頁捲り機構7はそれぞれ制御機構9によって制御される。また、印字機構6はメモリ10を有しており、通帳中紙枚数、開かれている頁、および取引頁に関する情報を格納することができる。なお、本実施例ではメモリ10は印字機構6の内部に設けられているが、通帳類取扱い装置内であれば印字機構6の内部である必要はなく、印字機構6とは別途に設けても良い。
図3は綴じ目を対称にして開かれた通帳を横から見た図であり、本発明の理解を容易とするために通帳の製造過程も示している。通帳は(1)中紙および表紙11(表紙11は表表紙11aと裏表紙11bとから構成される)と貼り合わせる紙を重ねて綴じ合わせ、(2)上記表紙11と貼り合わせる紙および表紙11を貼り合わせることで製本を行う。上記(1)において、各中紙は表面と裏面が同じ方向を向くように綴じ合せている。なお、本発明において、頁数とは通帳が開かれた状態を1単位とし、表表紙11aから順頁方向に1頁捲った状態(表見返し頁12)を0頁目、表見返し頁12から1頁捲った状態を1頁目、と定義する。表見返し頁12には顧客の氏名および口座番号などが印字され、取引データは印字されないために0頁目とする。したがって、中紙枚数をn枚とした場合、通帳の中央の頁13はn頁目、裏表紙11bから逆頁方向に1頁捲った状態(裏見返し頁14)は2n頁目となる。したがって、通帳の中央の頁は同一の中紙の表面同士から構成されるが、他の頁は中紙の表面と隣接する中紙の裏面から構成される。
図4および図5は頁捲りの動作を示したものである(図4は頁数が増加する方向に捲る場合(順頁捲り)、図5は頁数が減少する方向に捲る場合(逆頁捲り)を示す)。頁捲りの一連の動作は、(1)通帳を所定の位置に搬送後に制御機構9によって頁捲りローラ8の回転を開始させ、(2)頁捲りローラ8が通帳中紙15に接触し、(3)頁捲りローラ8が通帳中紙15を捲り上げ、(4)通帳中紙15が頁捲りローラ8の上側になった状態で、(5)制御機構9によって通帳を搬送させることによって行われる。
頁捲りを行う頁(頁捲りローラ8と接触する頁。以下、捲り頁とする)の次頁を構成する2枚の紙間の摩擦係数が、捲り頁の次々頁を構成する2枚の紙間の摩擦係数より大きいと、図4(あるいは図5)(3)のときに捲り頁の次頁を構成する2枚の紙間は離れにくく、捲り頁の次々頁を構成する2枚の紙間は離れやすい。したがって、捲り頁と捲り頁の次頁とが同時に頁捲りローラ8によって捲り上げられやすい。
しかし、図4(あるいは図5)(3)において捲り頁と捲り頁の次頁とが同時に捲り上げられたとしても、図4(あるいは図5)(4)の状態になるまでに捲り頁と捲り頁の次頁とが離れた場合は2枚捲りを発生しない。捲り上げられた捲り頁の次頁には通帳中紙自体の弾性力が働いて捲り頁から離れようとするが、頁捲りローラ8の回転速度が遅い場合はその弾性力が充分に作用することによって、図4(あるいは図5)(4)の状態になる前に捲り頁の次頁は捲り頁から離れる。したがって、頁捲りローラ8の回転速度を遅くすることによって2枚捲りの発生を抑えることができる。
図6および図7は、中紙枚数をn枚とした場合に2枚捲りを発生しやすい頁について示したものである。
図6(a)は、順頁捲りによって(n−2)頁目から(n−1)頁目へ捲る場合を示した図である。通帳の中央の頁13(n頁目)は同一の中紙の表面同士から構成される。一方、(n−1)頁目は中紙の表面と隣接する中紙の裏面から構成される。中紙の表面と裏面とを比較すると表面の方が滑らかであるため、通帳の中央の頁13を構成する同一中紙の表面同士間の摩擦係数μは、(n−1)頁目を構成する2枚の中紙間の摩擦係数μn−1より小さくなる。したがってμn−1>μとなり、2枚捲りを発生しやすい。
図6(b)は、逆頁捲りによって(n+2)頁目から(n+1)頁目へ捲る場合を示した図である。図6(a)と同様に、通帳の中央の頁13(n頁目)は同一の中紙の表面同士から構成されるが、(n+1)頁目は中紙の表面と隣接する中紙の裏面から構成される。したがって、通帳の中央の頁13を構成する同一中紙の表面同士間の摩擦係数μは、(n+1)頁目を構成する2枚の中紙間の摩擦係数μn+1より小さくなり(μn+1>μ)、2枚捲りを発生しやすい。
図7(a)は、順頁捲りによって(2n−2)頁目から(2n−1)頁目へ捲る場合を示した図である。裏見返し頁14はOPニス(オーバープリントニス)のように紙面に光沢を持たせて見栄えを良くする表面処理を行う。この処理によって、裏見返し頁14(2n頁目)を構成する2枚の紙間の摩擦係数μ2nが小さくなる。したがって、(2n−1)頁目を構成する2枚の中紙間の摩擦係数μ2n−1と裏見返し頁14(2n頁目)を構成する2枚の紙間の摩擦係数μ2nとを比較するとμ2n−1>μ2nであるため2枚捲りを発生しやすい。
図7(b)は、逆頁捲りによって2頁目から1頁目へ捲る場合を示した図である。上記表面処理は表見返し頁12においても行うため、表見返し頁12(0頁目)を構成する2枚の紙間の摩擦係数μは小さくなる。したがって、1頁目を構成する2枚の中紙間の摩擦係数μと表見返し頁12(0頁目)を構成する2枚の紙間の摩擦係数μとを比較するとμ>μであるため2枚捲りを発生しやすい。
以上のように、事前に2枚捲りが発生しやすい頁を特定することができれば、当該頁を捲るときのみ頁捲りローラの回転速度を遅くすれば良い。
以下、本実施例における通帳処理について図8(a)および図8(b)記載のフローチャートに示す。
制御機構9は、搬送ローラ2の回転を制御して通帳を搬送路3に送る。その後、光学読取り機構4を介して通帳の頁バーコードを読取り(ステップS10)、次に磁気ストライプ読み書き機構5を介して磁気ストライプを読取る(ステップS20)。読取られた頁バーコードから開かれている頁の頁番号pをメモリ10に記憶し、読取られた磁気ストライプから、印字を行う頁(以下、取引頁とする)の頁番号pと中紙枚数nとをメモリ10に記憶する(ステップS30)。なお、本実施例では中紙枚数nは磁気ストライプに記録されているが、頁バーコードに印刷されていても良い。次にメモリ10に記憶されたpとpとが一致するか否かを判断する(ステップS40)。pとpとが一致していない場合、通帳を頁捲り機構7の位置まで搬送して頁捲りを行うが、頁捲りの方向は開かれている頁と取引頁との前後関係によって判断される(ステップS41)。すなわち、pがpより小さければ順頁捲りを行い、pがpよりも大きければ逆頁捲りを行う。頁捲り終了後、pとpとが一致するまでステップS10の処理を繰り返す。
ステップS40においてpとpとが一致していると判断された後、制御機構9は印字機構6によって取引頁に印字を行い(ステップS50)、1取引のデータを印字する毎に印字データが残っているかを判断する(ステップS60)。印字データが残っている場合、制御機構9は光学読取り機構4によって取引頁の最終行まで印字されたか否かを判断する(ステップS61)。取引頁の最終行まで印字された場合、取引頁は次の頁になるため、磁気ストライプに記録された取引頁の頁番号pを書き換える(ステップS62)。その後、制御機構9は次の頁に印字するために通帳を頁捲り機構7の位置まで搬送して順頁捲りを行い、印字機構6によって残りの印字データの印字を行う(ステップS50)。
ステップS60において全てのデータを印字したと判断された場合、制御機構9は磁気ストライプ読み書き機構5を介して磁気ストライプに取引頁の頁番号を書込む(ステップS70)。その後、搬送ローラ2の回転を制御して通帳を挿入口1に送ることで、利用者に通帳を返却する(ステップS80)。
ステップS41あるいはステップS62の次のステップとして頁捲りを行うとき(図8(a)のBあるいはCに相当)、制御機構9は印字機構6内のメモリ10に記録された中紙枚数nを参照して、取引頁が2枚捲りを発生しやすい頁であるか否かを判断する(ステップSB0、ステップSC0)。順頁捲りの場合(ステップSB0)に2枚捲りを発生しやすい頁は(n−2)頁目と(2n−2)頁目となり、逆頁捲りの場合(ステップSC0)に2枚捲りを発生しやすい頁は2頁目と(n+2)頁目となる。取引頁が2枚捲りを発生しやすい頁でない場合、制御機構9は頁捲りローラ8の回転速度を変えずに頁捲りを行う(ステップSB1、ステップSC1)。一方、取引頁が2枚捲りを発生しやすい頁である場合、制御機構9は頁捲りローラ8の回転速度を遅くして頁捲りを行う(ステップSB2、ステップSC2)。頁捲りの終了後、ステップS10からステップS40の処理を行い、pと書き換えられたpとが一致している場合は残りの印字データの印字を行う。
なお、上述した2枚捲りを防止するために頁捲りローラ8の回転速度を遅くするときは、図4(または図5)の(1)〜(5)における一連の全ての段階において回転速度を例えば通常時の50%程度にすればよい。また、さらに処理時間を短くするために図4(または図5)の(1)〜(5)のうち一部だけ遅くすることもできる。この場合、事前にどの位回転すると接触するかをメモリ10内に記憶しており、接触するまでは頁捲りローラ8の回転速度は通常として、接触後は頁捲りローラ8の回転速度を遅くさせる。
また、2枚捲りを発生しやすい要因により、2枚捲りを発生しやすい頁の中でも発生しやすさが異なることがある。図6に記載の場合は、通帳中紙の性質によって通帳の2枚捲りが発生しやすい。一方、図7に記載の場合は、表面処理によって通帳の2枚捲りが発生しやすい。したがって、図6に記載の場合と図7に記載の場合とでは2枚捲りの発生しやすさが異なり、この発生しやすさに応じて回転速度を遅くする割合を変えても良い。
取引頁の最終行まで印字されて順頁捲りを行うときに、実施例1では磁気ストライプに記録された取引頁の頁番号を書き換えるが、本実施例ではメモリ10内に記憶された取引頁の頁番号をインクリメントする。本実施例は実施例1に比べ、磁気ストライプへの読み書きを行う回数を減らすことで更なる処理時間の短縮が可能になる。
以下、本実施例における通帳処理について図9(a)および図9(b)記載のフローチャートに示す。
通帳挿入時から、ステップS40において開かれている頁の頁番号pと取引頁の頁番号pとが一致するか否かを判断し、一致していない場合は順頁捲りあるいは逆頁捲りを行う処理は実施例1と同様である(ステップS10〜ステップS40、ステップS41)。しかし、頁捲り終了後、pとpとが一致するまでステップS40およびステップS41の処理を繰り返す点において実施例1とは異なる。
ステップS40においてpとpとが一致していると判断された後、制御機構9は印字機構6によって取引頁に印字を行う(ステップS50)。1取引のデータを印字する毎に印字データが残っているかを判断する(ステップS60)。印字データが残っている場合、制御機構9は光学読取り機構4によって取引頁の最終行まで印字されたか否かを判断する(ステップS61)。取引頁の最終行まで印字された場合、取引頁は次の頁になるため、メモリ10に記憶された取引頁の頁番号pをインクリメントする(ステップS63)。その後、制御機構9は次の頁に印字するために通帳を頁捲り機構7の位置まで搬送して順頁捲りを行い、印字機構6によって残りの印字データの印字を行う(ステップS50)。
ステップS60において全てのデータを印字したと判断されてから利用者に通帳を返却するまでの処理は実施例1と同様である(ステップS60〜ステップS80)。
ステップS41あるいはステップS63の次のステップとして頁捲りを行った後(ステップSB0〜ステップSB2、ステップSC0〜ステップSC2)、制御機構9は光学読取り機構4を介して通帳の頁バーコードを読取り、開かれている頁の頁番号pをメモリ10に記憶する(ステップSB3、ステップSC3)。pと取引頁の頁番号pとが一致するか否かを再度判断し(ステップS40)、一致している場合は残りの印字データの印字を行う。
実施例1あるいは実施例2において、図10記載のように中紙枚数nと2枚捲りを発生しやすい頁とを関連付けたテーブルをメモリ10に予め記憶させることも可能である。例として、図10に中紙枚数が2〜7枚のときに2枚捲りを発生しやすい頁を表したテーブルを示す。
本実施例における通帳処理は、実施例1あるいは実施例2の場合と同様に図8(a)および図8(b)記載(あるいは図9(a)および図9(b)記載)のフローチャートの通りである。しかし、ステップSB0(あるいはステップSC0)において取引頁が2枚捲りを発生しやすい頁であるか否か判断する際に、メモリ10に記憶されたテーブルを参照する点において実施例1あるいは実施例2とは異なる。
例えば、中紙枚数nが7枚であって順頁捲りを行うとき、実施例1あるいは実施例2の場合は制御機構9においてn−2=7−2=5、2n−2=2×7−2=12と算出することで、2枚捲りを発生しやすい頁は5頁目と12頁目であると判断される。一方、本実施例の場合はメモリ10に記憶されたテーブルに、中紙枚数nが7枚であって順頁捲りを行うときに2枚捲りを発生しやすい頁は5頁目と12頁目であることが予め記憶されている。したがって、制御機構9は上記テーブルを参照することによって、実施例1あるいは実施例2のように2枚捲りを発生しやすい頁を算出することが不要となる。
1 挿入口
2 搬送ローラ
3 搬送路
4 光学読取機構
5 磁気ストライプ読み書き機構
6 印字機構
7 頁捲り機構
8 頁捲りローラ
9 制御機構
10 メモリ
11 通帳表紙
12 通帳の表見返し頁
13 通帳の中央頁
14 通帳の裏見返し頁
15 通帳中紙

Claims (5)

  1. 通帳の挿入を行う挿入口と、通帳を所定の位置に搬送する搬送ローラおよび搬送路と、通帳に印字された情報を読取る光学読取り機構と、通帳の磁気ストライプに記録された情報を読み書きする磁気ストライプ読み書き機構と、通帳に印字を行う印字機構と、頁捲りローラで通帳の頁捲りを行う頁捲り機構と、各機構を制御する制御機構と、を備えた通帳類取扱い装置において、
    前記制御機構は、
    前記光学読取り機構を介して通帳の開かれている頁を示す第一の頁番号を取得し、
    前記磁気ストライプ読書き機構を介して印字する頁を示す第二の頁番号を取得し、
    前記光学読取り機構もしくは前記磁気ストライプ読み書き機構を介して通帳中紙の枚数を取得し、
    前記第一の頁番号と前記第二の頁番号とが一致する場合、前記印字機構を介して印字を行い、
    前記第一の頁番号と前記第二の頁番号とが一致せず、かつ中紙枚数から算出された2枚捲りが発生しやすい第三の頁番号と前記第一の頁番号とが一致しない場合、前記頁捲りローラを第一の回転速度にて頁捲りを行い、
    前記第一の頁番号と前記第二の頁番号とが一致せず、かつ前記第三の頁番号と前記第一の頁番号とが一致する場合、前記頁捲りローラを前記第一の回転速度より遅い第二の回転速度にて頁捲りを行うことを特徴とする通帳類取扱い装置。
  2. 請求項1に記載された通帳類取扱い装置であって、
    前記第一の頁番号と前記第二の頁番号とが一致しない場合、
    前記制御機構は、
    前記頁捲りローラによって頁捲りを行った後に、開かれた頁の頁番号と前記第二の頁番号との両者が一致する場合は、前記印字機構を介して印字を行い、
    一致しない場合は、前記両者が一致するまで頁捲りを繰り返すことを特徴とする通帳類取扱い装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2に記載された通帳類取扱い装置であって、
    前記制御機構は、
    前記印字機構を介して一取引分の印字を行い、
    未記帳の取引データが無い場合、前記磁気ストライプ読み書き機構を介して前記磁気ストライプに前記第二の頁番号を書き込み、さらに搬送ローラを制御して通帳を前記挿入口に搬送することを特徴とする通帳類取扱い装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載された通帳類取扱い装置であって、
    未記帳の取引データがある場合、
    前記制御機構は、
    前記印字する頁の最終行まで印字されていない場合、前記印字機構を介して未記帳の取引データのうち、一取引分の印字を行い、
    前記印字する頁の最終行まで印字されている場合、前記磁気ストライプ読み書き機構を介して、新たに印字する頁の頁番号を前記第二の頁番号として前記磁気ストライプに書き込み、前記頁捲りローラによって頁捲りを行うことを特徴とする通帳類取扱い装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載された通帳類取扱い装置であって、
    前記制御機構は、
    前記頁捲りローラを前記頁捲りローラが前記通帳に接触するための回転量だけ前記第一の回転速度にて回転させた後に、前記第二の回転速度にて頁捲りを行うことを特徴とする通帳類取扱い装置。
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CN106335292A (zh) * 2016-08-29 2017-01-18 广州御银自动柜员机科技有限公司 一种用于vtm机的存折读取及打印装置

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