JP2010193540A - バッテリー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置として電子機器が接続されるバッテリー装置において、電源供給源を二重化すると共に、バッテリーからの電力の供給を抑制し、電力供給が受けられない時間が長時間に及んだ場合でも、バッテリー装置に充電された電力を確保する。
【解決手段】バッテリー装置100は、外部電源たる商用電源500を接続する為の2つのコネクタ101及び102、タイマー114、商用電圧監視回路112、バッテリー電圧監視回路113、内部AC/DCコンバータ110、強制スイッチ118、制御回路115、バッテリーリレースイッチ116、外部スイッチリレー117を備え、商用電圧監視回路112で商用電源500からの電力供給を監視し、電力の供給状況に応じて、バッテリーリレースイッチ116を切り替えてバッテリー部111からの電力の供給を行い、タイマー114及び外部スイッチリレー117の状況に応じて、バッテリーリレースイッチ116を切り替えてバッテリー部111からの電力供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通常の商用電源の電源供給を必要とする装置で利用されるバッテリー装置に係る技術であり、バッテリー装置の充電、放電の制御を行うことで、バッテリー装置の電力を残すことを可能とし、停電などで商用電源の電力供給がうけられない場合でも、緊急時などに外部装置として接続された機器に必要な電源の確保を確実に行うものである。
装置へ電源を供給する際に、コンセントなどからの大元の商用電源が停電等で電源供給ができない場合、充電しておいたバッテリーを利用して装置への電源を供給するシステム、例えば、特許文献1のような無停電電源装置(UPS)は一般的に用いられており、サーバ等のコンピュータシステムに適用し、瞬電等においてハードディスク等のインフラに障害が生じることを防止している。
また、例えば特許文献2のように、携帯型パーソナルコンピュータ(ノートPC)で、装置の消費電力を低減させるイベントが発生したときに、消費電力を抑制しつつ、消費電力を小さく抑える制御を提供する技術が開示されている。更に、携帯型パーソナルコンピュータ(ノートPC)で利用されているように、電源の供給が停止した場合でも特定の時間はバッテリーから電源を供給して、装置の動作環境を保障する技術は広く知られている。
上記した電源装置は、何れもコンセント等の外部電源からの電源供給が停止したときに、バッテリーに充電していた電力を装置に供給して、装置の動作を確保するものであり、通常、装置の電源が入っている場合には、バッテリーに蓄電された全ての電力を供給するまで電源供給を続けるものである。よって、バッテリーの容量と接続されている装置の電力消費量で、動作可能な時間が決まってくる。
そのほか、UPSの場合には、電力供給が不可能となる前に、UPSに接続されている装置(例えばサーバ等)に対して、電源供給ができないことを通知して、通知を受けたサーバが電源OFFを実行して、UPSに接続されている装置の電源OFFを実行させる。また、ノートPC等の場合には、コンセントからの電源供給が停止した場合に、特定の時間でノートPCの電源をOFFさせるバッテリー制御を行う技術等も知られている。
また、特許文献3のように、二次電池の残量を残すことで、無停電電源装置の動作停止時に、二次電池の状態(電池電圧や残容量等)を示す情報を、EEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性記憶装置を用いて保存して、無停電電源装置が長期間に亘って起動しなかった場合でも、二次電池に蓄えられた電力エネルギーの無駄な消費を抑えながら、再度外部電源入力が加えられた際に、二次電池に対する充電制御を円滑に再開する技術が知られている。
特開昭63−217931号公報 特開2007−299346号公報 特開2005−51935号公報
しかしながら上記特許文献1又は2の構成では、UPSの場合、停電等コンセントからの電源供給が停止したときに、バッテリーからの電源供給を続ける為、特定の時間で全ての電力を使い切ってしまう。全ての電力を使い切ってしまった場合、コンセントからの電源供給が再開されるまで、UPSに接続された装置を利用することはできなくなる。
また、ノート型PCで利用されるバッテリー制御は、あくまでノート型PCで制御しており、実際のバッテリーは所謂単なる電池の様な存在であり、コンセントからの電源供給が停止した場合でも、ノート型PCの利用はできるが、それ以外については考慮されておらず、汎用性がない。
また、特許文献3に記載の構成えは、バッテリー残量がある場合でも、電源装置に接続された外部装置に対して電力を供給することが出来ず、災害等が発生し長時間電力の供給が受けられない場合には、外部装置の利用ができない。
更に、上述した特許文献1〜3の何れの構成においても、UPS等の無停電電源装置は、蓄電された電力の供給は全て使い切る、若しくは、再度外部電源入力が加えられた場合に、バッテリーに対する充電制御を円滑に再会するための電力を残しておく技術であり、バッテリー残量の使用用途を利用者が決定できるものではなく、利用者に不利益である。
また、ノート型PCで利用されるバッテリー制御は、自装置への電力供給のみに限定し使用可能な技術であり、他の装置への適用はできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、バッテリー装置側で、電源供給の動作を制御することで、バッテリー装置の電力が一定容量以下になる前に、電力供給を停止し、バッテリー装置の電力残量を残すことが可能であり、且つ、利用者の使用用途によりバッテリー装置に残っている電力を利用可能な汎用性の高いバッテリー装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は、商用電源からの電力供給を受けて外部装置に電力を供給するバッテリー装置であって、前記商用電源から供給される電力を蓄えるバッテリー部と、前記商用電源から供給される電力の電圧を監視する第商用電圧監視回路と、前記商用電圧監視回路で商用電源からの電力供給が停止したことを検知した場合、前記バッテリー部に蓄電されている電力を外部装置に供給するように切り替える切替回路と、所定の時間経過を指定するタイマー回路と、前記商用電源監視回路で、商用電源からの電力供給が停止したことを検知した場合に、前記タイマー回路で指定された時間が経過したときには、前記バッテリー部からの電力供給を停止するタイマー制御回路と、前記タイマー制御回路で前記バッテリー部からの電力供給が停止した後であっても、強制スイッチを操作することで前記バッテリー部から電力供給をさせる強制スイッチ部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項1記載のバッテリー装置において、前記バッテリー部の電圧を監視測定するバッテリー電圧監視回路と、外部装置で使用される電力を測定し、前記バッテリー電圧監視回路で監視測定されたバッテリー電圧に基づいて、電力供給可能な時間を計測する制御回路と、前記タイマー回路で指定された所定の時間と前記制御回路で計測された時間が一致したときには、前記バッテリー部からの電力供給を停止する第2のタイマー制御回路と、を備えたことを特徴とする。
このように構成されたバッテリー装置によれば、商用電源からバッテリー装置へ電力供給が停止した場合に、所定の時間でバッテリー部からの電力供給を停止するので、バッテリー装置に蓄電された電力を全て使い切ることがなく、接続された外部装置を利用したいときに、利用者が強制スイッチを操作することで蓄電されている電力の供給を開始することができる。
例えば、外部装置として接続される機器が、緊急用通信装置の場合には、電源供給が停止し所定時間経過後に、強制スイッチをON操作したときのみ緊急用通信装置が利用できるようになり、特に災害発生直後などの連絡が取りづらい状況を避けて緊急用通信装置を利用することができる。
また、このように構成されたバッテリー装置によれば、商用電源からバッテリー装置への電力供給が停止した場合に、バッテリー部の電力残量を計測し、所定時間分の電力を残した状態で電力供給を停止するので、外部装置として接続される機器の利用者側で、必要な時間を任意に決定して利用することができる。
例えば、外部装置として接続される機器が、家庭用エレベータなどの場合、停電などで電力供給が長時間停止している場合に、上層階に身障者などがいる場合でも、10分乃至15分程度のバッテリー残量を残しておくことで、強制スイッチをON操作し、家庭用エレベータを動作させることで、安全に階下に移動を行うことができる。
また、このように構成されたバッテリー装置によれば、バッテリー装置への給電を外部AC/DCコンバータを用いた入力と、直接電源に接続し内部AC/DCコンバータを用いた入力との2系統から電源給電を受けることができるので、バッテリー装置に接続される外部装置の電源の二重化が容易にできるようになる。
図1は、本発明のバッテリー装置を示すブロック図である。 図2は、本発明のバッテリー装置内のバッテリーリレー及び外部スイッチ用リレーの動作条件を示す説明図である。 図3は、本発明の本バッテリー装置を用いたシステム接続図である。 図4は、本発明の商用電源断時の動作タイミングを示す図である。 図5は、本発明の商用電源断時の動作タイミングを示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1から図4を参照して説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1〜図5は本発明の実施例を示す。図1は本実施例におけるバッテリー装置のブロック図である。図2は、バッテリー装置の状況によって切り替わるバッテリーリレー及び外部スイッチ用リレーの状態を示す説明図である。図3は本実施例におけるバッテリー装置を用いたシステムの利用形態を示す説明図である。図4はバッテリー装置のタイマー作動時の動作タイミングを示す説明図である。図5はバッテリー装置の電源供給スイッチをオンにした場合の動作タイミングを示す説明図である。
図1において、100はバッテリー装置であり、商用AC電源500に接続するための第1の外部電源接続手段たるコネクタ101、及び第2の外部電源接続手段たるコネクタ102、及び接続された電子機器等に電力を供給する外部装置接続手段たるコネクタ103を備える。
通常、商用AC電源500から電源供給を受けている場合には、外部AC/DCコンバータ400からコネクタ102又はコネクタ103を介し、更に逆流防止ダイオード119を介して電源供給を受け、コネクタ103を介して外部装置200への電源供給を可能としている。
また、商用電圧監視回路112で、商用AC電源500からの電源供給を認識すると、制御回路115に対し電源供給中であること、即ち通常の電源供給状態であるため、制御回路115はバッテリーリレー116と外部スイッチ用リレー117をOFF状態とする。この状態で、商用AC電源500、内部AC/DCコンバータ、逆流防止ダイオード119を介して、蓄電手段であるバッテリー111部に対する充電(蓄電)を行う。
次に、外部AC/DCコンバータ400が故障した場合の動作を説明する。商用電圧監視回路112が外部AC/DCコンバータ400側の電圧の検出が出来なくなり、内部AC/DCコンバータ110側の電圧のみ検出した場合、制御回路115がその情報を認識すると、バッテリーリレー116をON状態とし、内部AC/DCコンバータ110から逆流防止ダイオード119を介して、外部装置200への電源供給とバッテリー部111への充電を行う。このときに、外部AC/DCコンバータ400が故障していることを外部に認識させるために、バッテリー装置100に故障を示すランプを設け、ランプ情報(図示せず。)などを用いてアラーム表示するようにしても良い。
次に、商用AC電源500からの給電が停止した場合の動作を説明する。商用AC電源500からの給電が停止した場合、商用電圧監視回路112から、外部AC/DCコンバータ400側と内部AC/DCコンバータ110側両方の電圧が停止したことを制御回路115が認識すると、バッテリーリレー116をON状態とし、バッテリー部111から外部装置200への電源供給を開始する。
また、制御回路115は、タイマー114のタイマー監視の起動を行い、更に、第2の電圧監視手段たるバッテリー電圧監視回路113を起動してバッテリー部111の電圧監視を行う。このときのタイマー値は、固定的なタイマー値であっても良いが、バッテリー装置100に接続される外部装置200の種類によって、動作に必要な時間が異なるので、例えばノズル式のスイッチを備え、1目盛毎にタイマー114の起動時間を設定できるようにしても良い。
また、バッテリー装置100にメモリを備え、動作条件として設定できるようにしても良い。バッテリー部111の電圧監視についても同様に、バッテリー部111は年月が経過すると十分な充電が出来なくなるので、例えば、監視する電圧の値を時間の経過と共に増加させるような設定に可変で設定できることが望ましい。
制御回路115は、バッテリー部111からの電源供給が長時間に及び、タイマー114からタイマー満了となったことを認識した場合、もしくは、バッテリー電圧監視回路113でバッテリー部111の電圧が所定の電圧より低くなったと認識したときには、バッテリー部111からの電源供給を停止するために、バッテリーリレー116をOFF状態として電源の供給を停止する。
強制スイッチ118は、タイマー114及びバッテリー電圧監視回路115での監視によるバッテリーリレー116のON状態からOFF状態への切り替えを停止するためのスイッチである。通常時、強制スイッチ118はOFF状態となっており、強制スイッチ118がON状態となっていることを制御回路115が認識すると、タイマー114からタイマー満了となったことを認識した場合、もしくは、バッテリー電圧監視回路113でバッテリー部111の電圧が所定の電圧より低くなったと認識した場合でも、バッテリーリレー116のON状態を継続する。
このように、強制スイッチ118をON状態とすることで、商用AC電源500からの給電が停止したときに、バッテリー部111に蓄積された電力の残量全てを使い切る運用にすることも可能である。
次に、バッテリー部111に蓄積された電力に残量がある場合に、外部スイッチ300が操作された場合について説明する。外部スイッチ300は、商用AC電源からの電源供給が断たれ、更にバッテリー部111が給電を停止している状態に、バッテリー部111部からの給電を再開するためのスイッチである。
外部スイッチ300がON状態となると、外部スイッチ用リレー117がOFF状態からON状態となる。制御回路115が、外部スイッチ用リレー117がON状態となったことを認識すると、制御回路115は、OFF状態となっているバッテリーリレー116を再度ON状態とし、バッテリー部111からの電力で外部装置200への給電を再開する。
このように構成することで、外部スイッチ300を強制スイッチ118と同様に利用することが可能である。これは、バッテリー装置100が設置される場所を考慮したものであり、バッテリー装置100に備えられた強制スイッチ118が操作しづらい場合には、外部スイッチ300から操作し易い場所へスイッチを延長できるようにしているものである。
また、外部スイッチ300と強制スイッチ118を設けることにより、次のような運用も可能である。外部スイッチ300が操作されたときには、バッテリーリレー116をON状態とした後に、制御回路115は、タイマー114のタイマー監視を起動し、所定時間監視することで、一定時間の給電を行う。制御回路115は、タイマー114からタイマー満了となったことを認識した場合、バッテリー部111からの電源供給を停止するために、バッテリーリレー116をOFF状態として電源の供給を停止する。
つまり、外部スイッチ300が操作されたときには、一定時間の給電を再開し、強制スイッチ118が操作されたときには、全ての電力の給電を行う運用が可能となる。
なお、当然ではあるが、外部スイッチ300がON状態となった場合でも、商用電圧監視回路112で内部AC/DCコンバータ110側もしくは外部AC/DCコンバータ側の何れかに、電圧の検出をしているときには、制御回路115はバッテリーリレー116をON状態とはしない。このときには、外部スイッチ300が誤操作されたことを考慮して、バッテリー装置に誤操作を示すランプを設け、そのランプ情報(図示せず。)などを用いてアラームを表示するようにしても良い。
このように制御することで、バッテリー部111からの給電を一定時間で停止する運用が可能となり、バッテリー部111に充電されている電力を無駄に利用しなくてすむ。また、一定時間以上バッテリー部111からの給電が必要な場合には、強制スイッチ118をON状態に操作して運用すればよい。
次に、商用AC電源500からの電力供給が再開した場合、制御回路115は、商用電圧監視回路112から外部AC/DCコンバータ400側もしくは、内部AC/DCコンバータ110側の何れかの電圧を検出したことを認識すると、バッテリー電圧監視回路113とタイマー114の起動を停止し、外部AC/DCコンバータ側の電圧を検出しているときには、バッテリーリレー116をOFF状態として外部装置200への給電を再開する。
また、内部AC/DCコンバータ110側のみで電圧を検出している場合には、上記したと同様にバッテリーリレー116はON状態のまま、内部AC/DCコンバータから逆流防止ダイオード119を介して、外部装置200への給電とバッテリー部111への充電を再開する。
次に、図2を用いて、本発明のバッテリー装置100を用いた動作状態を説明する。
まず、図2の動作状態として、通常状態600は、通常状態は商用AC電源500からの給電が受けられる状態であり、そのときのバッテリーリレー116及び外部スイッチリレー117の状態は、それぞれOFF状態であることを示している。
次に、図2の動作状態として、外部AC/DCコンバータ故障中601は、バッテリーリレー116がON状態であり、外部スイッチリレー117はOFF状態であることを示している。
次に、図2の動作状態として、バッテリー供給中商用AC電源断時602は、バッテリー部111からの給電状態つまり、商用AC電源からの給電が受けられない状態であり、バッテリーリレー116はON状態になり、タイマー設定時間経過後にOFFとなることを示している。なお、強制スイッチ118がON状態に操作されている場合には、バッテリーリレー116はON状態のままとなることを示している。また、このときに外部スイッチリレーはOFF状態のままであることを示している。
次に、図2の動作状態として、外部スイッチON時603は、バッテリー部111からの給電状態つまり、商用AC電源からの給電が受けられない状態で、バッテリーリレー116がON状態からタイマー設定時間経過後にOFFとなっている状態から操作された場合に、バッテリーリレー116はOFF状態からON状態となる。更に、タイマー設定時間経過を認識したときに、再度OFF状態となることを示している。外部スイッチリレー117は、この動作と同様にON状態からOFF状態となることを示している。
次に、図3を用いて、本発明のバッテリー装置100を用いたシステムの全体構成例を説明する。図3では、本発明のバッテリー装置100を用いた二つのシステム構成例を示しており、それぞれ破線で示された利用形態、図3(a)及び、図3(b)として示している。なお、図3で示される符号について、図1と同一の構成を示すものは、同一の符号を用いている。
まず、外部電源を1系統のみ使用するケースについて説明する。図3(a)は、バッテリー装置100の1つの使用例が示されており、一般的な商用電源500から直接バッテリー装置100に接続され、バッテリー装置100に外部AC/DCコンバータを備えたコンセントが接続され、外部装置200が接続された構成を示している。
なお、本実施例では、外部装置200にバッテリーが内蔵された装置を適用している構成で示しているが、バッテリーが内蔵されていない装置に対して適用することも可能である。このように構成することで、バッテリーの残量をバッテリー装置側及び外部装置側の両方で残すバッテリー二重化システムの構築が容易にできるようになる。
次に、外部電源を2系統使用するケースについて説明する。図3(b)は、バッテリー装置100の上記図3(a)とは別の使用例が示されており、商用電源500bからコネクタ101に直接バッテリー装置100が接続されると共に、同様に商用電源500aが外部AC/DCコンバータを介してコネクタ102に接続されている。
更に、バッテリー装置100に外部装置200が接続されている。このように構成することで、バッテリーの残量を残すシステムの構築が容易になるばかりか、外部AC/DCコンバータを経由した電源経路と内部AC/DCコンバータを経由した電源経路の二重化を容易に構築することができるようになる。
次に、図4を用いて、商用電源500からの電力供給が受けられなくなった場合(例えば停電など。)のバッテリー装置100の動作タイミングを説明する。図4では、T0からTn方向へ矢印で示す時間が経過しているものとして説明する。図4で示す商用電源700は、図1で示す商用AC電源500からの電力供給であり、外部電源701若しくは内蔵電源702の何れかを介して電力供給を受ける。なお、外部電源701は商用電圧監視回路112で監視されている外部AC/DCコンバータ400側の電圧であり、内臓電源702は、商用電圧監視回路112で監視されている内部AC/DCコンバータ110側の電圧である。
バッテリー装置703で示されているのは、図1で示すバッテリー部111からの給電状態である。外部電源704で示されているのは、図1で示す外部装置200への電力の供給状況である。
図4の場合、商用AC電源500に接続されているのは、外部AC/DCコンバータ400側のみで示しており、商用電源700がON状態の場合、外部電源がON状態となる。内部AC/DCコンバータ110側は、接続されていない状態でありOFF状態を示している。このときのバッテリー装置703からの給電は行われていないのでOFF状態であることを示しており、外部供給電源704は、商用電源700から外部電源701を介して供給されているのでON状態であることを示している。
次に、商用電源500から電源供給が受けられなくなった場合、当然の如く、外部AC/DCコンバータ400を介した外部電源からの電力供給及び、内部AC/DCコンバータ110を介した内蔵電源からの電力供給が受けられなくなる。図4で示す、断発生705で示す状態となり、商用電源700がOFF状態となり、当然のごとく外部電源701、内蔵電源702もOFF状態を検出する。
このときに、バッテリー装置700では、外部電源701及び内蔵電源702のOFF状態を検出すると、瞬時にON状態に切替えを行い、バッテリー部111からの電力供給を実行する。外部装置200への電力供給は継続されているので、外部供給電源704は707で示される通りON状態のままである。バッテリー部111からの電力供給は706で示される通り、タイマー114により時間管理されており、設定されている時間内電力供給を行い、所定時間経過後に外部装置200への電力供給を停止する。電力供給が停止することによって、バッテリー装置703はOFF状態となり、外部供給電源704もOFF状態となる。
次に、図5を用いて、商用電源500からの電力供給が受けられない状態で、外部スイッチ300が操作された場合のバッテリー装置100の動作を説明する。なお、図5の説明も図4と同様に、T0からTn方向へ矢印で示す時間が経過しているものとして説明する。商用電源500から電力供給が受けられない状態が長時間継続すると、上記の通り、タイマー114によってバッテリー部111からの電源供給が停止されている。
商用電源700、外部電源701、内蔵電源702、バッテリー装置703、外部供給電源705それぞれは、全てOFF状態である。この状態から外部スイッチ300が操作されると、図5の708で示すように外部スイッチ300のON情報を検出する。すると、バッテリー部111からの電源供給が再開され、外部装置200への電力供給が再開され、バッテリー装置704、外部供給電源705がON状態となる。
なお、図5では、バッテリー部111に蓄積される電力の残量全てを供給し続けるように説明しているが、先に述べたように、このときのバッテリー部111からの電力供給を行うときに、再度タイマー114を設定し、図4で示すタイマーで設定した時間内の電力供給706を実行して、電力供給時間を限定することも可能である。
また、外部電源701及び内蔵電源702のOFF状態を検出すると、瞬時にON状態に切替えを行い、バッテリー部111からの電力供給を実行したときに、設定されているタイマーの時間分、バッテリー部111に充電されている電力を残すことも可能である。この場合、外部装置200で消費されている電力を時間と共に監視し、バッテリー電圧監視回路113で監視荒れているバッテリー部111の電圧と比較を行うことで、バッテリー部111の残電圧が特定の値になったことを検知したときにバッテリー部111からの電力供給を停止すればよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、強制スイッチ118、外部スイッチ300、タイマー114の動作条件として、本実施例では、強制スイッチ118、外部スイッチ300、タイマー114の順で優先制御される構成で説明したが、この優先順位及び、外部スイッチ300の運用方法、タイマー114の動作条件を、バッテリー装置100にメモリを設けて設定可能とすることで、利用者の運用形態に柔軟に対応することが可能となる。
例えば、第1の動作条件として、強制スイッチ118と外部スイッチ300が操作された場合には、バッテリー部111に充電された電力を全て使い切るまで電力供給を行う。第2の動作条件として、強制スイッチ118が操作された場合には、バッテリー部111に充電された電力を全て使い切るまで電力供給を行い、外部スイッチ300が操作された場合には、タイマー114で設定されている時間のみバッテリー部111からの電力供給を行う。
第3の動作条件として、強制スイッチ118の動作条件は変わらないが、外部スイッチ300が操作されたときには、タイマー114で設定されている一定時間、電力供給を繰り返すなどの動作条件としてもよい。また、当然の如く、強制スイッチ118と外部スイッチ300の動作条件は逆のパターンでもよい。また、タイマー114で設定されている時間についても、電力を供給する時間若しくは、電力を残す時間として運用することも可能である。
本発明によれば、外部電源である商用AC電源500からの電力供給を監視する商用電圧監視回路112と、内部AC/DCコンバータ110と、バッテリー部111と、タイマー114と、バッテリー電圧監視回路113と、バッテリーへの切替えスイッチ116と、外部スイッチ300と、強制スイッチ118とを備えたので、電源を必要とする電子機器において、電源の二重化及び、バッテリーによるバックアップ(動作保障)、緊急時の必要性に応じたバッテリーによるバックアップを実現することができる。よって、本発明は、バッテリーを備えていない電子機器、バッテリーを備えている電子機器の何れの場合でも電源の二重化及びバッテリーによるバックアップ(動作保障)技術等に適用できる。
100 バッテリー装置
101 コネクタ(第1の外部電源接続手段)
102 コネクタ(第2の外部電源接続手段)
103 コネクタ(外部装置接続手段)
110 内部AC/DCコンバータ
111 バッテリー部(蓄電手段)
112 商用電源監視回路(第1の電圧監視手段)
113 バッテリー電圧監視回路(第2の電圧監視手段)
114 タイマー
115 制御回路(制御手段)
116 バッテリーリレー
117 外部スイッチ用リレー
118 強制スイッチ
119 逆流防止ダイオード
200 外部機器
300 電源供給スイッチ
400 外部AC/DCコンバータ
500 商用AC電源
600 外部バッテリー

Claims (2)

  1. 商用電源からの電力供給を受けて外部装置に電力を供給するバッテリー装置であって、
    前記商用電源から供給される電力を蓄えるバッテリー部と、
    前記商用電源から供給される電力の電圧を監視する第商用電圧監視回路と、
    前記商用電圧監視回路で商用電源からの電力供給が停止したことを検知した場合、前記バッテリー部に蓄電されている電力を外部装置に供給するように切り替える切替回路と、
    所定の時間経過を指定するタイマー回路と、
    前記商用電源監視回路で、商用電源からの電力供給が停止したことを検知した場合に、前記タイマー回路で指定された時間が経過したときには、前記バッテリー部からの電力供給を停止するタイマー制御回路と、
    前記タイマー制御回路で前記バッテリー部からの電力供給が停止した後であっても、強制スイッチを操作することで前記バッテリー部から電力供給をさせる強制スイッチ部と、を備えることを特徴とするバッテリー装置。
  2. 請求項1記載のバッテリー装置において、
    前記バッテリー部の電圧を監視測定するバッテリー電圧監視回路と、
    外部装置で使用される電力を測定し、前記バッテリー電圧監視回路で監視測定されたバッテリー電圧に基づいて、電力供給可能な時間を計測する制御回路と、
    前記タイマー回路で指定された所定の時間と前記制御回路で計測された時間が一致したときには、前記バッテリー部からの電力供給を停止する第2のタイマー制御回路と、
    を備えたことを特徴とするバッテリー装置。
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