JP2010193137A - 撮影装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の撮影装置では、グループ情報リストが画像データとは別個のデータとして記録媒体内に保存されるため、関連性のある複数の画像データに対して一括して画像処理を行うことができないことがある。
【解決手段】 制御部2は、S2で、削除対象となるファイルYに記録されているシャッタ回数情報Sを取得すると、S3で、ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが記録された画像ファイル30の中で先頭に位置するファイルYs,フォルダXsを前方検索する。続いて、S4で、ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが記録された画像ファイル30の中で最後尾に位置するファイルYe,フォルダXeを後方検索する。各検索が終了すると、S5で、フォルダXsのファイルYsから、フォルダXeのファイルYeまでの範囲の全ての画像ファイル30を一括して削除するグループ削除処理を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、シャッタ幕の1回の開動作が行われている間に撮像手段に被写体像を複数回撮影させる撮影装置、およびこの撮影装置によって撮影された被写体像の画像データを扱うプログラムに関するものである。
従来、このような撮影装置としては、例えば、特許文献1に開示される撮影装置がある。この撮影装置は、連続的に複数の画像を撮影する連写機能を備えている。連写機能によって撮影された複数の画像は、関連性のあるものとして同一のグループ情報が付されて、撮影装置の記録媒体に設けられたグループ情報リストに登録される。撮影された複数の画像の画像データのグループ情報リストへの登録は、各画像データの記憶アドレスがデータアドレス登録欄に記録されると共に、複数の画像が関連性のある画像であることを表すグループ番号が連写欄に記録されることで、行われる。連写機能によって撮影された関連性のある複数の画像の中の任意の画像に対して、削除等の画像処理を指示する操作が行われると、グループ情報リストが参照されて、指示された任意の画像と同じグループ番号が記録された全ての画像の記憶アドレスが検索され、検索された記憶アドレスの複数の画像に対して一括して同じ画像処理が行われる。
特開平11−232440号公報
しかしながら、上記従来の撮影装置では、グループ情報リストが画像データとは別個のデータとして記録媒体内に保存される。このため、例えば、記録媒体の交換などによってグループ情報リストを記録したファイルが画像データを記録したファイルと別ファイルになってしまった場合、グループ情報リストに基づいて関連性のある複数の画像データの検索を行うことが不可能となり、関連性のある複数の画像データに対して一括して画像処理を行うことができなくなってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
被写体像を撮影する撮像手段と、
シャッタ幕の開閉により撮像手段の撮像面への被写体光の入射および遮蔽を制御するシャッタ手段と、
このシャッタ手段によるシャッタ幕の開閉回数を計数するシャッタ回数計数手段と、
シャッタ手段によるシャッタ幕の1回の開動作が行われている間に、撮像手段に被写体像を複数回撮影させる制御を行う撮影制御手段と、
撮像手段で撮影された被写体像の各画像データおよび撮影制御手段の制御によって撮像手段で撮影された複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときにシャッタ回数計数手段によって計数された開閉回数情報を付した画像ファイルを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルを指定する指定手段と、
この指定手段によって指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数ある場合、記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から同一の開閉回数情報が付された画像ファイルを検索する検索手段と、
この検索手段によって検索された同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルに対して、一括して所定の画像処理を行う画像処理手段と
を備えて撮影装置を構成した。
この構成によれば、撮像手段により撮影された被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときにシャッタ回数計数手段によって計数された異なる開閉回数情報を付した画像ファイルが、記憶手段に記憶される。また、シャッタ手段によるシャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって撮影された複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときにシャッタ回数計数手段によって計数された同一の開閉回数情報を付した画像ファイルが、記憶手段に記憶される。記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルが指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数あると、検索手段により、記憶手段に記憶された画像ファイルの中から同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルが検索される。検索された複数の画像ファイルは、画像処理手段により、一括して所定の画像処理が行われる。このため、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって撮影された関連性のある複数の画像ファイルの検索を、各画像ファイルに付された開閉回数情報を参照して行うことが可能となる。従って、従来の撮影装置のように、画像ファイルとは別にグループ情報リストを記録しておく必要がなくなる。この結果、従来の撮影装置のように、画像ファイルと別に記録されるグループ情報リストがなければ、関連性のある画像ファイルの検索や一括処理を行えなくなってしまう不都合は、生じないようになる。また、画像ファイルを記憶手段に記録する際、従来の撮影装置のように、画像ファイルに関する情報をグループ情報リストに別途に登録する処理は必要ないため、画像ファイルを記憶手段に記録する処理を高速化でき、撮影制御手段の制御によって短時間により多くの被写体像を撮影手段に撮影させることが可能になる。
また、本発明は、
記憶手段が、各画像ファイルに連続したファイル番号を付して記憶し、
検索手段が、指定手段によって指定された任意の画像ファイルからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイルを検索し、任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索することを特徴とする。
この構成によれば、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって撮影されて同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルは、連続したファイル番号が付されて、記憶手段に記録される。記憶手段に記録された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルが指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数あると、検索手段により、指定された任意の画像ファイルからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイルが検索され、指定された任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルが、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索される。
また、本発明は、
記憶手段が、各画像ファイルに撮影日時情報を付して記憶し、
検索手段が、指定手段によって指定された任意の画像ファイルから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイルを検索し、任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索することを特徴とする。
この構成によれば、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって撮影されて同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルは、撮影日時情報が付されて、記憶手段に記録される。記憶手段に記録された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルが指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数あると、検索手段により、指定された任意の画像ファイルから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイルが検索され、指定された任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルが、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索される。
また、本発明は、
記憶手段が、所定数の画像ファイルを1つのフォルダに記憶し、1つのフォルダに記憶した画像ファイル数が所定数に達すると、新たなフォルダに画像ファイルを記憶し、
検索手段が、異なるフォルダを跨って任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルを検索することを特徴とする。
この構成によれば、同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルが記憶手段によって1つのフォルダに記憶される際、このフォルダに記憶された画像ファイル数が所定数に達すると、同一の開閉回数情報が付された残りの画像ファイルは新たなフォルダに記憶される。これらフォルダに跨って記憶手段に記憶された同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルの中から、任意の画像ファイルが指定手段により指定されると、検索手段により、異なるフォルダを跨って、同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが検索される。このため、複数のフォルダに跨って同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが記憶されている場合であっても、検索手段により、指定手段によって指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが各フォルダを跨って漏れなく検索される。
また、本発明は、コンピュータを、
撮影装置の撮像手段で撮影された被写体像の各画像データ、および撮影装置のシャッタ幕の1回の開動作が行われている間に撮像手段で撮影された複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときに撮影装置のシャッタ回数計数手段によって計数されたシャッタ幕の開閉回数情報を付した画像ファイルを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルを指定する指定手段と、
この指定手段によって指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数ある場合、記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から同一の開閉回数情報が付された画像ファイルを検索する検索手段と、
この検索手段によって検索された同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルに対して、一括して所定の画像処理を行う画像処理手段と
して機能させるプログラムを構成した。
この構成によれば、撮影装置の撮像手段により撮影された被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときに撮影装置のシャッタ回数計数手段によって計数された異なる開閉回数情報を付した画像ファイルが、コンピュータの記憶手段に記憶される。また、撮影装置のシャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮像手段で撮影された複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときに撮影装置のシャッタ回数計数手段によって計数された同一の開閉回数情報を付した画像ファイルが、コンピュータの記憶手段に記憶される。この記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルがコンピュータの指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数あると、コンピュータの検索手段により、記憶手段に記憶された画像ファイルの中から同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルが検索される。検索された画像ファイルは、コンピュータの画像処理手段により、一括して所定の画像処理が行われる。このため、撮影装置からの画像ファイルの転送などによって画像ファイルが記憶されたコンピュータにおいても、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影された複数の画像ファイルの検索を、各画像ファイルに付された開閉回数情報を参照して行うことが可能となる。従って、従来のように、画像ファイルとは別にグループ情報リストを記録しておく必要がなくなる。この結果、コンピュータにおいても、画像ファイルと別に記録されるグループ情報リストがなければ、関連性のある画像ファイルの検索や一括処理を行えなくなってしまう不都合は、生じないようになる。
また、本発明は、
記憶手段が、各画像ファイルに連続したファイル番号を付して記憶し、
検索手段が、指定手段によって指定された任意の画像ファイルからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイルを検索し、任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索する
プログラムであることを特徴とする。
この構成によれば、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影されて同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルは、連続したファイル番号が付されて、コンピュータの記憶手段に記憶される。記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルが、コンピュータの指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数あると、コンピュータの検索手段により、指定された任意の画像ファイルからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイルが検索され、指定された任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルが、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索される。
また、本発明は、
記憶手段が、各画像ファイルに撮影日時情報を付して記憶し、
検索手段が、指定手段によって指定された任意の画像ファイルから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイルを検索し、任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索する
プログラムであることを特徴とする。
この構成によれば、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影されて同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルは、撮影日時情報が付されて、コンピュータの記憶手段に記憶される。記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルが、コンピュータの指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが複数あると、コンピュータの検索手段により、指定された任意の画像ファイルから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイルが検索され、指定された任意の画像ファイルに付された開閉回数情報と異なる開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルが、指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索される。
また、本発明は、
記憶手段が、所定数の画像ファイルを1つのフォルダに記憶し、1つのフォルダに記憶した画像ファイル数が所定数に達すると、新たなフォルダに画像ファイルを記憶し、
検索手段が、異なるフォルダを跨って任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルを検索する
プログラムであることを特徴とする。
この構成によれば、同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルがコンピュータの記憶手段によって1つのフォルダに記憶される際、このフォルダに記憶された画像ファイル数が所定数に達すると、同一の開閉回数情報が付された残りの画像ファイルは新たなフォルダに記憶される。これらフォルダに跨ってコンピュータの記憶手段に記憶された同一の開閉回数情報が付された複数の画像ファイルの中から、任意の画像ファイルがコンピュータの指定手段により指定されると、コンピュータの検索手段により、異なるフォルダを跨って、同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが検索される。このため、複数のフォルダに跨って同一の開閉回数情報が付された画像ファイルがコンピュータの記憶手段に記憶されている場合であっても、検索手段により、指定手段によって指定された任意の画像ファイルと同一の開閉回数情報が付された画像ファイルが各フォルダを跨って漏れなく検索される。
本発明による撮影装置またはプログラムによれば、上記のように、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって撮影された関連性のある複数の画像ファイルの検索を、各画像ファイルに付された開閉回数情報を参照して行うことが可能となるため、画像ファイルとは別にグループ情報リストを記録しておく必要がなくなる。この結果、従来の撮影装置のように、画像ファイルと別に記録されるグループ情報リストがなければ、関連性のある画像ファイルの検索や一括処理を行えなくなってしまう不都合は、生じないようになる。
次に、本発明による撮影装置をデジタルカメラに適用した場合における最良の実施の形態について説明する。
図1は、この最良の実施の形態によるデジタルカメラ1の構成の概略を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、制御部2、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などで構成されるフラッシュメモリ3、およびRAM(Random Access Memory)などで構成されるバッファメモリ4を備えている。フラッシュメモリ3には、制御部2が種々の制御を行う際に参照される制御プログラムなどが格納されている。制御部2は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、フラッシュメモリ3に格納されている制御プログラムに従い、バッファメモリ4を一時記憶作業領域として回路各部の制御を行い、デジタルカメラ1の種々の装置機能を作動させる。
光学系を構成するレンズ5に入射した被写体光の光量は測光部6によって検出される。制御部2は、測光部6で検出された光量に基づいて絞り駆動部7を駆動制御し、絞り8の開口部8aの開口量を調節する。レンズ5に入射して絞り8の開口部8aを通過した被写体光は、シャッタ部9に到達する。シャッタ部9は、開閉自在に設けられた図示しないシャッタ幕を備えて構成されている。シャッタ部9は、撮影者のレリーズ操作に基づいて、予め設定されたシャッタ速度に応じた時間だけシャッタ幕を開き、被写体光を通過させる。シャッタ幕を通過した被写体光は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などで構成される撮像素子10の撮像面10aに入射し、撮像面10aに被写体像を結像する。シャッタ部9は、シャッタ幕の開閉動作により撮像素子10の撮像面10aへの被写体光の入射および遮蔽を制御するシャッタ手段を構成している。また、撮像素子10は、被写体像を撮影する撮像手段を構成している。
レンズ駆動部11は、制御部2からの駆動信号に従ってレンズ5を光軸方向に移動させ、撮像素子10の撮像面10aに投影される被写体像の焦点を調節する。撮像素子10の撮像面10aに蓄えられた電荷は、タイミングジェネレータ(TG)12によって生成されるタイミングパルスに従い、撮像信号として信号処理部13へ出力される。信号処理部13は、入力された撮像信号に対して所定のアナログ信号処理を施した後、デジタル信号に変換する。制御部2は、ホワイトバランス処理やガンマ補正といった所定の画像処理を行い、画像処理を行った画像データを、バッファメモリ4に画像ファイルとして格納すると共に、記憶媒体インターフェイス(I/F)回路14を介して、デジタルカメラ1の筐体に着脱自在に設けられた記憶媒体15に記録する。
制御部2には、バスを介して、背面モニタ16およびPCインターフェイス(I/F)回路17が接続されている。背面モニタ16は、TFT(Thin Film Transistor)液晶からなり、撮像素子10で撮像される被写体像やデジタルカメラ1の種々の設定項目などを表示する。撮影画像の再生時には、記憶媒体15に格納された画像データは、制御部2によって記憶媒体インターフェイス回路14を介して読み出されて、バッファメモリ4に格納される。バッファメモリ4に格納された画像データは、制御部2の制御の下、背面モニタ16の解像度に適した画像信号に変換され、背面モニタ16に静止画や動画として表示される。また、PCインターフェイス回路17は、デジタルカメラ1とUSB(Universal Serial Bus)接続されるパーソナルコンピュータ(PC)などの外部機器との間で、USB規格に従った通信を行うインターフェース回路を構成している。
また、制御部2には、シャッタボタン18、マルチセレクタ19および削除ボタン20が接続されている。
シャッタボタン18は、半押しされると、レンズ駆動部11にレンズ5を駆動させて被写体像の焦点を調節するオートフォーカス(Auto Focus)機能を作動させ、全押しされると、予め設定されたシャッタ速度でシャッタ部9のシャッタ幕を開かせ、被写体像を撮像素子10の撮像面10aに所定時間露光させて、被写体像の撮像を行わせる。マルチセレクタ19は、上下左右に操作される環状に形成されたボタンからなり、マルチセレクタ19の内側には、図示しない決定ボタンが設けられている。マルチセレクタ19が上下左右に操作されることにより、メニュー画面におけるメニュー項目の選択や、背面モニタ16に表示させる画像ファイルの選択などが行われる。マルチセレクタ19の操作によりメニュー項目や画像ファイルが選択された状態で決定ボタンが操作されると、選択されたメニュー項目や背面モニタ16に表示させる画像ファイルが決定される。マルチセレクタ19は、記憶媒体15に記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルを指定する指定手段を構成している。
また、削除ボタン20は、撮影画像の再生中に操作されると再生画像ファイルの削除確認画面を背面モニタ16に表示させ、削除確認画面が表示されているときに再度操作されると、再生画像ファイルを削除させる。本実施形態では、削除ボタン20は、撮影画像の再生中に操作されることで再生されている一の画像ファイルを削除する機能の他に、関連性のある画像ファイルを一括して削除するグループ削除機能を有している。
また、制御部2は、デジタルカメラ1が製造されてからのシャッタ幕の累計開閉動作回数、つまり累計シャッタ回数を計数し、計数した累計シャッタ回数をフラッシュメモリ3に設けられたシャッタ回数カウンタに格納する。シャッタ回数カウンタは、シャッタ幕が1回開閉するたびに“1”ずつカウントアップされる。累計シャッタ回数の情報は、デジタルカメラ1のメンテナンス作業時などにデジタルカメラ1の耐久性を判断する指標として用いられる。制御部2およびフラッシュメモリ3は、シャッタ部9によるシャッタ幕の開閉回数を計数するシャッタ回数計数手段を構成している。
本実施形態のデジタルカメラ1は、1回のシャッタボタン18の操作で複数の被写体像を連続して撮影する高速連写撮影モードやオートブラケット(Auto Bracket)撮影モードを備えている。高速連写撮影モードが設定されているときには、シャッタボタン18の1回の操作に応じてシャッタ部9においてシャッタ幕の1回の開動作が行われている間に、制御部2の制御により、撮像素子10によって複数の被写体像が連続するコマとして高速連写撮影される。この高速連写撮影モードにおける1回の撮影では、メニュー画面において予め設定されたコマ数、例えば1秒当たり30コマの被写体像が撮影される。また、オートブラケット撮影モードが設定されているときには、シャッタボタン18の1回の操作に応じてシャッタ部9においてシャッタ幕の1回の開動作が行われている間に、絞り8の開口部8aの開口量の調節などによって露光量が段階的に変化して、撮像素子10によって露光量が異なる複数の被写体像が連続するコマとして撮影される。撮影された複数の被写体像は、制御部2の制御により、画像ファイルに変換されてバッファメモリ4に記憶される。バッファメモリ4に記憶された複数の画像ファイルは、記憶媒体インターフェイス回路14を介して記憶媒体15に記録される。制御部2は、シャッタ部9によるシャッタ幕の1回の開動作が行われている間に、撮像素子10に被写体像を複数回撮影させる制御を行う撮影制御手段を構成している。
図2は、記憶媒体15に記録される画像ファイル30の構造を示す概念図である。
画像ファイル30は、Exif(Exchangeable image file format)規格に基づいて、ヘッダ情報部31および画像データ部32から構成されている。画像データ部32には、撮像素子10により撮影されて制御部2によって画像処理された撮影画像が、主画像データとして記録されている。また、ヘッダ情報部31は、サムネイル画像データなどの撮影情報が記録される撮影情報領域31aと、カメラメーカが独自の情報を自由に書き込むことができるメーカーノート領域31bとから構成される。メーカーノート領域31bには、画像データ部32に記録されている主画像データが撮影されたときのシャッタ回数カウンタの値がシャッタ回数情報として記録されている。上述した高速連写撮影モードや、オートブラケット撮影モードでの撮影では、1回の撮影によって生成される複数の画像ファイル30の各メーカーノート領域31bに、撮影時における同一のシャッタ回数情報が記録される。また、通常の撮影では、各メーカーノート領域31bに撮影時における異なるシャッタ回数情報が記録される。記憶媒体15は、画像データ部32に記憶された、撮像素子10で通常撮影された被写体像の各画像データ、および撮影制御手段の制御によって撮像素子10で高速撮影や露光制御撮影などされた複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときにシャッタ回数計数手段によって計数されたシャッタ回数情報をヘッダ情報部31に付した画像ファイル30を記憶する記憶手段を構成している。
図3は、記憶媒体15の内部のフォルダ構造を示す概念図である。
記憶媒体15には、DCF(Design rule for Camera File system)規格に基づいて画像ファイル30が記録される。上述した画像ファイル30は、ルートフォルダ(DCIN)41の下に作成されるフォルダ42,43,…に格納される。各フォルダ42,43,…には、予め設定された所定数、例えば9999個の画像ファイル30が格納される。最初のフォルダ42に格納される画像ファイル30が所定数に達すると、ルートフォルダ41の下に新たに別のフォルダ43が作成され、以後、画像ファイル30は新たな別の図示しないフォルダに格納される。フォルダには、3桁の数字と任意の5桁の文字との組合わせからなるDCF規格に基づくフォルダ名が付される。本実施形態では、3桁の数字には、フォルダがルートフォルダ41の下に作成される順番に従い、“100”から始まる連続したフォルダ番号が順に割り当てられる。5桁の文字には「NIKON」が割り当てられる。同図に示す例では、フォルダ42には「100NIKON」のフォルダ名、フォルダ43には「101NIKON」のフォルダ名が付されている。
各フォルダ42,43,…に格納される画像ファイル30には、4桁の文字と4桁の数字との組合わせからなるDCF規格に基づくファイル名が付される。本実施形態では、4桁の文字には「DSC_」が割り当てられる。4桁の数字には、画像ファイル30が生成される順番に従い、“0001”から始まる連続したファイル番号が順に割り当てられる。同図に示す例では、「DSC_0001.JPG」,「DSC_0002.JPG」,…,「DSC_9999.JPG」の各ファイル名が付されている。つまり、記憶媒体15は、各画像ファイル30に連続したファイル番号を付して記憶すると共に、所定数、例えば9999個の画像ファイル30を1つのフォルダ42,43,…に記憶し、1つのフォルダ42に記憶した画像ファイル30が所定数に達すると、新たなフォルダ43に画像ファイル30を記憶する。
また、制御部2は、マルチセレクタ19によって指定された任意の画像ファイル30と同一のシャッタ回数情報が付された画像ファイル30が複数ある場合、記憶媒体15に記憶された複数の画像ファイル30の中から同一のシャッタ回数情報が付された画像ファイル30を検索する検索手段を構成している。また、制御部2は、この検索手段によって検索された同一のシャッタ回数情報が付された複数の画像ファイル30に対して、一括して所定の画像処理を行う画像処理手段を構成している。本実施形態では、検索手段は、マルチセレクタ19によって指定された任意の画像ファイル30から、ファイル名に含まれるファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイル30を検索し、指定された任意の画像ファイル30に付されたシャッタ回数情報と異なるシャッタ回数情報が付された画像ファイル30が検索されるまでの範囲の画像ファイル30を、指定された任意の画像ファイル30と同一のシャッタ回数情報が付された画像ファイル30として検索する。また、検索手段は、異なるフォルダ42,43,…を跨って、指定された任意の画像ファイル30と同一のシャッタ回数情報が付された画像ファイル30を検索する。
図4は、記憶媒体15に記憶された画像ファイル30のヘッダ情報部31に記録されたシャッタ回数情報と、画像ファイル30が格納されるフォルダ42,43,…のフォルダ名と、画像ファイル30のファイル名との間の対応関係の一例を表す図である。
同図に示すように、フォルダ名「100NIKON」のフォルダ42内のファイル名「DSC_0001.JPG」の画像ファイル30のヘッダ情報部31には、シャッタ回数情報として“1”が記録されている。また、同フォルダ42内のファイル名「DSC_0002.JPG」の画像ファイル30のヘッダ情報部31には、シャッタ回数情報として“2”が記録されている。また、同フォルダ42内のファイル名「DSC_0003.JPG」〜「DSC_0007.JPG」の各画像ファイル30のヘッダ情報部31には、シャッタ回数情報として同一の“3”がそれぞれ記録されている。また、同フォルダ42内のファイル名「DSC_0008.JPG」〜「DSC_0010.JPG」の各画像ファイル30のヘッダ情報部31には、シャッタ回数情報として同一の“4”がそれぞれ記録されている。また、同フォルダ内のファイル名「DSC_9998.JPG」および「DSC_9999.JPG」の各画像ファイル30のヘッダ情報部31、ならびに、フォルダ名「101NIKON」のフォルダ43内のファイル名「DSC_0001.JPG」および「DSC_0002.JPG」の各画像ファイル30のヘッダ情報部31には、シャッタ回数情報として同一の“10”がそれぞれ記録されている。
単一のファイル名にのみ存在するシャッタ回数情報“1”,“2”がヘッダ情報部31に記録された各画像ファイル30は、それぞれ通常撮影で記憶媒体15に記録されたものである。また、複数のファイル名にわたって存在するシャッタ回数情報“3”や“4”、“10”がヘッダ情報部31に記録された各画像ファイル30は、高速連写撮影モードやオートブラケット撮影モードで、1回のシャッタ部9のシャッタ幕の開動作で記憶媒体15に記録されたものであり、同じシャッタ回数情報が記録された各画像ファイル30は相互に関連しているものである。
図5は、記憶媒体15に記録された画像ファイル30の一括削除が行われる際に、制御部2によって行われるファイル一括削除処理の概略を示すフローチャートである。
背面モニタ16に再生された撮影画像の画像ファイルがマルチセレクタ19の操作により指定されて、削除ボタン20が操作されたことが検出されると、制御部2は、図5,S1において、削除ファイル情報を取得する。削除ファイル情報は、削除対象となる画像ファイル30の種類を示すファイルYの情報、およびファイルYが格納されているフォルダ42,43,…の種類を示すフォルダXの情報である。続いて、制御部2は、S2において、フォルダXに格納されるファイルYのヘッダ情報部31に記録されている、シャッタ幕のシャッタ回数情報Sを取得する。
次に、制御部2は、S3において、前方探索処理を行う。前方探索処理では、削除対象となったファイルYの記憶アドレス位置から、画像ファイル30のファイル名に含まれるファイル番号が減少する方向に、ヘッダ情報部31に記録されているシャッタ回数情報SがファイルYと同じ値から異なる値になるまで、画像ファイル30が検索される。この検索により、ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが記録された画像ファイル30の中で先頭に位置するファイルYs、およびこのファイルYsが属するフォルダXsが検索される。例えば、図4に示す例で、「100NIKON」のフォルダ42内の「DSC_0005.JPG」のファイル名を持つ画像ファイル30が削除対象のファイルYとして指定されると、この前方探索処理により、フォルダ42内の同一のシャッタ回数情報“3”が記録された最もファイル番号の小さい先頭の「DSC_0003.JPG」の画像ファイル30が、ファイルYsとして検索されると共に、「100NIKON」のフォルダ42がフォルダXsとして検索される。
上記のファイルYsの前方探索は、最初に、ファイルYが格納されているフォルダXに対して行われるが、フォルダX内の最も小さいファイル番号の画像ファイル30に同一のシャッタ回数情報Sが記録されており、異なるシャッタ回数情報Sが記録されている画像ファイル30が検索されない場合には、フォルダXよりも前に作成されたフォルダ番号の一つ小さいフォルダに対しても、同様な検索が行われる。例えば、図4に示す例で、「101NIKON」のフォルダ43内の「DSC_0001.JPG」の画像ファイル30が削除対象のファイルYとして選択されると、上記S3の前方探索処理により、フォルダ43の一つ前に作成された「100NIKON」のフォルダ42内の同一のシャッタ回数情報“10”が記録された画像ファイル30のうち、最もファイル番号の小さい「DSC_9998.JPG」の画像ファイル30が、ファイルYsとして検索されると共に、「100NIKON」のフォルダ42がフォルダXsとして検索される。
次に、制御部2は、S4において、後方探索処理を行う。後方探索処理では、削除対象となったファイルYの記憶アドレス位置からファイル番号が増加する方向に、ヘッダ情報部31に記録されているシャッタ回数情報SがファイルYと同じ値から異なる値になるまで、画像ファイル30が検索される。この検索により、ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが記録された画像ファイル30の中で最後尾に位置するファイルYe、およびこのファイルYeが属するフォルダXeが検索される。例えば、図4に示す例で、「100NIKON」のフォルダ42内の「DSC_0005.JPG」のファイル名を持つ画像ファイル30が削除対象のファイルYとして選択されると、この後方探索処理により、フォルダ42内の同一のシャッタ回数情報“3”が記録された最もファイル番号の大きい最後尾の「DSC_0007.JPG」の画像ファイル30が、ファイルYeとして検索されると共に、「100NIKON」のフォルダ42がフォルダXeとして検索される。
上記のファイルYeの後方探索も、最初にフォルダXに対して行われるが、フォルダX内の最も大きいファイル番号の画像ファイル30に同一のシャッタ回数情報Sが記録されており、異なるシャッタ回数情報Sが記録されている画像ファイル30が検索されない場合には、フォルダXよりも後に作成されたフォルダ番号の一つ大きいフォルダに対しても、同様な検索が行われる。例えば、図4に示す例で、フォルダ42内の「DSC_9999.JPG」の画像ファイルが削除対象のファイルYとして選択されると、上記S4の後方探索処理により、フォルダ42の一つ後に作成された「101NIKON」のフォルダ43内の同一のシャッタ回数情報“10”が記録された画像ファイルのうち、最もファイル番号の大きい「DSC_0002.JPG」の画像ファイルが、ファイルYeとして検索されると共に、「101NIKON」のフォルダ43がフォルダXeとして検索される。
S3およびS4の上記各処理では、記憶媒体15内で、ある画像ファイル30が削除されていてファイル番号の連続性が失われている場合であっても、異なるシャッタ回数情報Sが記録されている画像ファイル30が検索されるまで、ファイルYの前方および後方への検索が行われる。
S3の前方探索処理およびS4の後方探索処理が終了すると、続いて、制御部2は、S5において、S3の処理で検索されたフォルダXsに格納されるファイルYsから、S4の処理で検索されたフォルダXeに格納されるファイルYeまでの範囲の全ての画像ファイルに対して、一括して削除するグループ削除処理を行う。S5の処理が終了すると、ファイル一括削除処理は終了する。
このような本実施形態によるデジタルカメラ1によれば、撮像素子10により通常撮影された被写体像の各主画像データに、各被写体像が撮影されたときにシャッタ回数計数手段によって計数された異なるシャッタ回数情報Sを図2に示したように付した画像ファイル30が、記憶媒体15に記憶される。また、シャッタ部9によるシャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって高速連写撮影や露光制御撮影された複数の被写体像の各主画像データに、各被写体像が撮影されたときにシャッタ回数計数手段によって計数された同一のシャッタ回数情報Sを図2に示したように付した画像ファイル30が、記憶媒体15に記憶される。本実施形態では、同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30は、図4に示すように、連続したファイル番号を含むファイル名が付されて、記憶媒体15に記録される。記憶媒体15に記録された複数の画像ファイル30の中から任意の画像ファイルYがマルチセレクタ19により指定された場合、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が複数あると、図5,S3およびS4の処理で、検索手段により、指定された任意の画像ファイルYからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイル30が検索され、指定された任意の画像ファイルYに付されたシャッタ回数情報Sと異なるシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索される、ファイルYsからファイルYeまでの範囲の画像ファイル30が、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30として検索される。検索されたこれら複数の画像ファイル30は、S5の処理で、画像処理手段により、一括してグループ削除される。
このため、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって高速連写撮影された、または、段階的に露光値が変化させられて撮影された関連性のある複数の画像ファイル30の検索を、各画像ファイル30に付されたシャッタ回数情報Sを参照して行うことが可能となる。従って、従来の撮影装置のように、画像ファイル30とは別にグループ情報リストを記録しておく必要がなくなる。この結果、従来の撮影装置のように、画像ファイル30と別に記録されるグループ情報リストがなければ、関連性のある画像ファイル30の検索やグループ削除処理を行えなくなってしまう不都合は、生じないようになる。また、画像ファイル30を記憶媒体15に記録する際、従来の撮影装置のように、画像ファイル30に関する情報をグループ情報リストに別途に登録する処理は必要ないため、画像ファイル30を記憶媒体15に記録する処理を高速化でき、撮影制御手段の制御によって短時間により多くの被写体像を撮影手段に撮影させることが可能になる。
また、本実施形態では、同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30が記憶媒体15によって「100NIKON」の1つのフォルダ42に記憶される際、このフォルダ42に記憶された画像ファイル数が9999個の所定数に達すると、図4に示すように、同一のシャッタ回数情報Sが付された残りの画像ファイル30は新たな「101NIKON」のフォルダ43に記憶される。これらフォルダ42,43に跨って記憶媒体15に記憶された同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30の中から、任意の画像ファイルYがマルチセレクタ19により指定されると、図5,S3またはS4の処理で、検索手段により、異なるフォルダ42,43を跨って、同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索される。このため、複数のフォルダ42,43に跨って同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が記憶されている場合であっても、検索手段により、マルチセレクタ19によって指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が各フォルダ42,43を跨って漏れなく検索される。
なお、上記実施形態では、図5,S3およびS4の処理で検索手段によって検索されたファイルYsからファイルYeまでの複数の画像ファイル30に対して、S5で、一括してグループ削除が行われる場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではなない。検索手段によって検索されたファイルYsからファイルYeまでの複数の画像ファイル30に対して、画像処理手段により、一括して削除以外の所定の画像処理が行われる構成とすることも可能である。例えば、検索手段によって検索された複数の画像ファイル30に対して、複製(コピー)やファイル移動を一括して行ったり、赤目補正や色補正などの画像処理を一括して行うようにすることも可能である。また、検索手段によって検索された複数の画像ファイル30を用いて動画を作成することも可能である。
また、上記実施形態では、記憶媒体15が、各画像ファイル30に連続したファイル番号を付して記憶し、図5,S3およびS4の処理で、検索手段が、マルチセレクタ19によって指定された任意の画像ファイルYからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイル30を検索する場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、記憶媒体15が、各画像ファイル30のヘッダ情報部31に撮影日時情報を付して記憶し、検索手段が、マルチセレクタ19によって指定された任意の画像ファイル30から撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイル30を検索する構成とすることも可能である。
この構成によれば、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影制御手段の制御によって撮影されて同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30は、撮影日時情報が付されて、記憶媒体15に記録される。記憶媒体15に記録された複数の画像ファイル30の中から任意の画像ファイルYがマルチセレクタ19により指定された場合、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が複数あると、検索手段により、指定された任意の画像ファイルYから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイル30が検索され、指定された任意の画像ファイルYに付されたシャッタ回数情報Sと異なるシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索されるまでの範囲の画像ファイル30が、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30として検索される。また、撮影日時情報を用いる本構成によれば、ファイル番号の連続性を用いなくても画像ファイル30の検索を行えるため、例えば、コンピュータなどで、画像ファイル30のファイル名が変更されてしまった場合であっても、同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30を検索することが可能となる。
また、記憶媒体15が、ファイル番号や撮影日時情報と共に、デジタルカメラ1の機種名や個体識別番号(シリアルナンバー)を各画像ファイル30のヘッダ情報部31などに付して記録する構成としてもよい。この構成によれば、記憶媒体15内に、異なる他の機種のデジタルカメラや同一機種であっても異なるデジタルカメラなどを用いて撮影された複数の画像ファイル30が混在している場合であっても、ヘッダ情報部31に記録される機種名や個体識別番号を用いることで、特定のデジタルカメラの画像ファイル30だけを検索できるようになる。この結果、他機種で撮影された意図しない画像ファイル30が誤って検索されてしまうことが防止されるようになり、画像ファイル30の検索精度を向上させることができる。
また、上記実施形態では、画像ファイル30のヘッダ情報部31にシャッタ回数情報Sが記録され、同一のシャッタ回数情報Sが記録された画像ファイル30に対して、一括して所定の画像処理が行われる場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、画像ファイル30のヘッダ情報部31に、撮影者によるシャッタボタン18の操作回数を示すレリーズ操作回数情報を記録し、同一のレリーズ操作回数情報が記録された画像ファイル30に対して、一括して所定の画像処理が行われる構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、フォルダ42,43,…に格納される画像ファイル30の数が、最大で9999個である場合を説明したが、格納される画像ファイル30の数は、例えば最大で999個であってもよく、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、削除ボタン20をデジタルカメラ1に備え、撮影された複数の画像ファイル30の中の一の画像ファイル30に対して削除ボタン20による削除操作が行われると、図5,S5の処理で、複数の画像ファイル30に対して一括してグループ削除が行われる場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、削除ボタン20をデジタルカメラ1に備えず、メニュー画面において、撮影された関連性のある複数の画像ファイル30を一括して削除させるメニュー項目が選択されると、画像ファイル30のグループ削除が行われる構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、複数の画像ファイル30に対する一括したグループ削除処理などがデジタルカメラ1内部で行われる場合を説明したが、例えば、記憶媒体15に記録された画像ファイル30が転送されたコンピュータ内で行わせることも可能である。
例えば、コンピュータを、
デジタルカメラ1の撮像素子10で通常撮影された被写体像の各画像データ、およびデジタルカメラ1のシャッタ幕の1回の開動作が行われている間に高速連写撮影モードやオートブラケット撮影モードなどで撮像素子10で撮影された複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときにデジタルカメラ1のシャッタ回数計数手段によって計数されたシャッタ回数情報Sを図2に示すように付した画像ファイル30を記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された複数の画像ファイル30の中から任意の画像ファイルYをキーボードなどからの入力信号に応じて指定する指定手段と、
この指定手段によって指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が複数ある場合、記憶手段に記憶された複数の画像ファイル30の中から同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30を検索する検索手段と、
この検索手段によって検索された同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30に対して、一括して所定の画像処理を行う画像処理手段と
して機能させるプログラムを構成することも可能である。
上記のプログラムによれば、デジタルカメラ1の撮像素子10により通常撮影された被写体像の各主画像データに、各被写体像が撮影されたときにデジタルカメラ1のシャッタ回数計数手段によって計数された異なるシャッタ回数情報Sを付した図2に示す画像ファイル30が、コンピュータの記憶手段に記憶される。また、デジタルカメラ1のシャッタ幕の1回の開動作が行われる間に高速連写撮影モードやオートブラケット撮影モードなどで撮像素子10で撮影された複数の被写体像の各画像データ30に、各被写体像が撮影されたときにデジタルカメラ1のシャッタ回数計数手段によって計数された同一のシャッタ回数情報Sを付した図2に示す画像ファイル30が、コンピュータの記憶手段に記憶される。この記憶手段に記憶された複数の画像ファイル30の中から任意の画像ファイルYがコンピュータの指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が複数あると、コンピュータの検索手段により、記憶手段に記憶された画像ファイル30の中から同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30が検索される。検索された画像ファイル30は、コンピュータの画像処理手段により、一括して所定の画像処理が行われる。このため、デジタルカメラ1からの画像ファイルの転送などによって画像ファイル30が記憶されたコンピュータにおいても、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影された複数の画像ファイル30の検索を、各画像ファイル30に付されたシャッタ回数情報Sを参照して行うことが可能となる。従って、従来のように、画像ファイル30とは別にグループ情報リストを記録しておく必要がなくなる。この結果、コンピュータにおいても、画像ファイル30と別に記録されるグループ情報リストがなければ、関連性のある画像ファイル30の検索や一括処理を行えなくなってしまう不都合は、生じないようになる。
また、上記プログラムにおいて、
記憶手段が、図4に示すように、各画像ファイル30に連続したファイル番号を付して記憶し、
検索手段が、指定手段によって指定された任意の画像ファイルYからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイル30を検索し、任意の画像ファイル30に付されたシャッタ回数情報Sと異なるシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索されるまでの範囲の画像ファイル30を、任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30として検索するように構成してもよい。
この構成によれば、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影されて同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30は、図4に示すように、連続したファイル番号が付されて、コンピュータの記憶手段に記憶される。記憶された複数の画像ファイル30の中から任意の画像ファイルYが、コンピュータの指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が複数あると、コンピュータの検索手段により、図5,S3およびS4に示すように、指定された任意の画像ファイルYからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイル30が検索され、指定された任意の画像ファイルYに付されたシャッタ回数情報Sと異なるシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索される、ファイルYsからファイルYeまでの範囲の画像ファイル30が、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30として検索される。
また、上記プログラムにおいて、
記憶手段が、各画像ファイル30に撮影日時情報を付して記憶し、
検索手段が、指定手段によって指定された任意の画像ファイルYから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイル30を検索し、任意の画像ファイルYに付されたシャッタ回数情報Sと異なるシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索されるまでの範囲の画像ファイル30を、任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30として検索するように構成してもよい。
この構成によれば、シャッタ幕の1回の開動作が行われる間に撮影されて同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30は、撮影日時情報が付されて、コンピュータの記憶手段に記憶される。記憶された複数の画像ファイル30の中から任意の画像ファイルYが、コンピュータの指定手段により指定された場合、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が複数あると、コンピュータの検索手段により、指定された任意の画像ファイルYから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイル30が検索され、指定された任意の画像ファイルYに付されたシャッタ回数情報Sと異なるシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索されるまでの範囲の画像ファイル30が、指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30として検索される。
また、上記プログラムにおいて、
記憶手段が、図4に示すように、所定数の画像ファイル30を1つのフォルダ42に記憶し、1つのフォルダ42に記憶した画像ファイル数が所定数に達すると、新たなフォルダ43に画像ファイル30を記憶し、
検索手段が、図5,S3およびS4で説明したように、異なるフォルダ42,43を跨って任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30を検索するように構成してもよい。
この構成によれば、同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30がコンピュータの記憶手段によって1つのフォルダ42に記憶される際、このフォルダ42に記憶された画像ファイル数が所定数に達すると、同一のシャッタ回数情報Sが付された残りの画像ファイル30は新たなフォルダ43に記憶される。これらフォルダ42,43に跨ってコンピュータの記憶手段に記憶された同一のシャッタ回数情報Sが付された複数の画像ファイル30の中から、任意の画像ファイルYがコンピュータの指定手段により指定されると、コンピュータの検索手段により、異なるフォルダ42,43を跨って、同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が検索される。このため、複数のフォルダ42,43に跨って同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30がコンピュータの記憶手段に記憶されている場合であっても、検索手段により、指定手段によって指定された任意の画像ファイルYと同一のシャッタ回数情報Sが付された画像ファイル30が各フォルダ42,43を跨って漏れなく検索される。
上記実施形態においては、本発明による撮影装置をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、シャッタ幕の1回の開動作が行われている間に撮像手段に被写体像を複数回撮影させる機能を備えたカメラ付き携帯電話機などの種々の撮影装置に本発明を適用することも可能である。このような撮影装置に本発明を適用した場合においても、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
本発明の最良の実施の形態によるデジタルカメラの構成の概略を示すブロック図である。 図1に示すデジタルカメラで撮影された画像ファイルの構造を示す概念図である。 図1に示すデジタルカメラで撮影された画像ファイルが記録される記憶媒体内部のフォルダ構造を示す概念図である。 図1に示すデジタルカメラで撮影された画像ファイルが記録される記憶媒体内部における、画像ファイルのヘッダ情報部に記録されたシャッタ回数情報と、画像ファイルが格納されるフォルダのフォルダ名と、画像ファイルのファイル名との関係の一例を表す図である。 図1に示すデジタルカメラの制御部によって行われるファイル一括削除処理の概略を示すフローチャートである。
1…デジタルカメラ
2…制御部
3…フラッシュメモリ
9…シャッタ部
10…撮像素子
10a…撮像面
12…タイミングジェネレータ(TG)
13…信号処理部
14…記憶媒体インターフェイス(I/F)回路
15…記憶媒体
16…背面モニタ
17…PCインターフェイス(I/F)回路
18…シャッタボタン
19…マルチセレクタ
20…削除ボタン
30…画像ファイル
31…ヘッダ情報部
31a…撮影情報領域
31b…メーカーノート領域
32…主画像データ部
41…ルートフォルダ
42,43…フォルダ

Claims (8)

  1. 被写体像を撮影する撮像手段と、
    シャッタ幕の開閉により前記撮像手段の撮像面への被写体光の入射および遮蔽を制御するシャッタ手段と、
    このシャッタ手段による前記シャッタ幕の開閉回数を計数するシャッタ回数計数手段と、
    前記シャッタ手段による前記シャッタ幕の1回の開動作が行われている間に、前記撮像手段に被写体像を複数回撮影させる制御を行う撮影制御手段と、
    前記撮像手段で撮影された被写体像の各画像データおよび前記撮影制御手段の制御によって前記撮像手段で撮影された複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときに前記シャッタ回数計数手段によって計数された前記開閉回数情報を付した画像ファイルを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルを指定する指定手段と、
    この指定手段によって指定された任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルが複数ある場合、前記記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルを検索する検索手段と、
    この検索手段によって検索された同一の前記開閉回数情報が付された複数の画像ファイルに対して、一括して所定の画像処理を行う画像処理手段と
    を備えていることを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載の撮影装置において、
    前記記憶手段は、各画像ファイルに連続したファイル番号を付して記憶し、
    前記検索手段は、前記指定手段によって指定された任意の画像ファイルからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイルを検索し、前記任意の画像ファイルに付された前記開閉回数情報と異なる前記開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、前記任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索する
    ことを特徴とする撮影装置。
  3. 請求項1に記載の撮影装置において、
    前記記憶手段は、各画像ファイルに撮影日時情報を付して記憶し、
    前記検索手段は、前記指定手段によって指定された任意の画像ファイルから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイルを検索し、前記任意の画像ファイルに付された前記開閉回数情報と異なる前記開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、前記任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索する
    ことを特徴とする撮影装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の撮影装置において、
    前記記憶手段は、所定数の画像ファイルを1つのフォルダに記憶し、1つのフォルダに記憶した画像ファイル数が所定数に達すると、新たなフォルダに画像ファイルを記憶し、
    前記検索手段は、異なるフォルダを跨って前記任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルを検索する
    ことを特徴とする撮影装置。
  5. コンピュータを、
    撮影装置の撮像手段で撮影された被写体像の各画像データ、および前記撮影装置のシャッタ幕の1回の開動作が行われている間に前記撮像手段で撮影された複数の被写体像の各画像データに、各被写体像が撮影されたときに前記撮影装置のシャッタ回数計数手段によって計数された前記シャッタ幕の開閉回数情報を付した画像ファイルを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から任意の画像ファイルを指定する指定手段と、
    この指定手段によって指定された任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルが複数ある場合、前記記憶手段に記憶された複数の画像ファイルの中から同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルを検索する検索手段と、
    この検索手段によって検索された同一の前記開閉回数情報が付された複数の画像ファイルに対して、一括して所定の画像処理を行う画像処理手段と
    して機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶手段は、各画像ファイルに連続したファイル番号を付して記憶し、
    前記検索手段は、前記指定手段によって指定された任意の画像ファイルからファイル番号が減少する方向および増加する方向に画像ファイルを検索し、前記任意の画像ファイルに付された前記開閉回数情報と異なる前記開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、前記任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索する
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 請求項5に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶手段は、各画像ファイルに撮影日時情報を付して記憶し、
    前記検索手段は、前記指定手段によって指定された任意の画像ファイルから撮影日時を遡る方向および撮影日時が経過する方向に画像ファイルを検索し、前記任意の画像ファイルに付された前記開閉回数情報と異なる前記開閉回数情報が付された画像ファイルが検索されるまでの範囲の画像ファイルを、前記任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルとして検索する
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 請求項6または請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶手段は、所定数の画像ファイルを1つのフォルダに記憶し、1つのフォルダに記憶した画像ファイル数が所定数に達すると、新たなフォルダに画像ファイルを記憶し、
    前記検索手段は、異なるフォルダを跨って前記任意の画像ファイルと同一の前記開閉回数情報が付された画像ファイルを検索する
    ことを特徴とするプログラム。
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