JP2010192694A - 半導体ウエハの測定装置及び半導体ウエハの測定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、半導体ウエハの測定装置及び半導体ウエハの測定方法を提供する。
【解決手段】 本発明の半導体ウエハの測定装置1は、半導体ウエハWを載置する測定ステージ2と、前記測定ステージ2の上面側から前記半導体ウエハWと接触させるためのプローブ針3とを具備し、前記測定ステージ2の電極部分4の面積を10〜150mm2とし、半導体ウエハWの面積に対する電極部分4の面積を小さくすることで、前記プローブ針3と測定ステージ2間に発生する浮遊容量を低減する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の半導体ウエハの測定装置1は、半導体ウエハWを載置する測定ステージ2と、前記測定ステージ2の上面側から前記半導体ウエハWと接触させるためのプローブ針3とを具備し、前記測定ステージ2の電極部分4の面積を10〜150mm2とし、半導体ウエハWの面積に対する電極部分4の面積を小さくすることで、前記プローブ針3と測定ステージ2間に発生する浮遊容量を低減する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体ウエハの電気的特性を測定するための半導体ウエハの測定装置及び半導体ウエハの測定方法に関する。
半導体ウエハの測定装置及び半導体ウエハの測定方法について、図面を参照しながら説明する。
一般的な半導体ウエハの測定装置11の一例として、図4に示すように半導体ウエハWの状態でその電気的特性を測定する際、ステージ全体を電極として使用できるように金属材料上にメッキ加工が施された測定ステージ12と、前記測定ステージ12上に載置させた半導体ウエハWに接触可能なプローブ針13とを用いて、半導体ウエハWにプロービングを行い、電気的特性を測定していた。14が前記測定ステージ12に形成された電極部分である。
しかし、上述した構造の半導体ウエハの測定装置11を用いて、半導体ウエハWの容量測定を行う場合に、以下のような問題が発生した。すなわち、半導体ウエハWに対してDC測定を行う場合には問題なかったが、半導体ウエハWの容量測定を行う場合、図5に示すように測定ステージ12とプローブ針13との間に多くの浮遊容量FCが発生し、半導体ウエハ固有の容量値に付加されてしまい、正確な容量測定ができないという問題である。
そこで本発明は、上記課題を解決する半導体ウエハの測定装置及び半導体ウエハの測定方法を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の半導体ウエハの測定装置は、半導体ウエハを載置する測定ステージと、前記測定ステージの上面側から前記半導体ウエハと接触させるためのプローブ針とを具備し、前記測定ステージの電極部分の面積が10〜150mm2であることを特徴とする。
また、前記電極部分以外の測定ステージ部分は絶縁処理されていることを特徴とする。
更に、本発明の半導体ウエハの測定方法は、測定ステージ上に半導体ウエハを載置した状態で、前記測定ステージの上面側から前記半導体ウエハにプローブ針を接触させて半導体ウエハの電気的特性を測定するものにおいて、前記測定ステージ電極の電極部分の面積を10〜150mm2とし、半導体ウエハの面積に対する電極部分の面積を小さくすることで、前記プローブ針と測定ステージ間に発生する浮遊容量を低減することを特徴とする。
本発明の半導体ウエハの測定装置を用いて、半導体ウエハの容量測定を行う場合、測定ステージとプローブ針との間への浮遊容量の発生を抑止でき、半導体ウエハ固有の容量測定の精度を向上させることができる。
1 半導体ウエハの測定装置 2 測定ステージ 3 プローブ針 4 電極部分 5 絶縁部分 W 半導体ウエハ P 測定ポイント FC 浮遊容量
本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態の半導体ウエハの測定装置を示す斜視図で、図2はその平面図である。
ここで、本発明の目的は、半導体ウエハ状態で、電気的特性測定を行う際に、測定ステージとプローブ針との間での浮遊容量の発生を抑止し、半導体ウエハ固有の容量測定の精度を向上させる半導体ウエハの測定装置を提供するものである。
本発明の半導体ウエハの測定装置1は、図1及び図2に示すように、半導体ウエハWを載置する測定ステージ2と、前記測定ステージ2の上面側から前記半導体ウエハWと接触させるためのプローブ針3とを有し、前記測定ステージ2の電極部分4の面積がおよそ10〜150mm2となるように構成されている。
すなわち、前記測定ステージ2は例えばAlから成る金属体の一部分にだけAuメッキが施された電極部分4が構成され、その他の大部分は、絶縁処理が施された絶縁部分5で、例えばガラス等で測定ステージ2上がカバーされている。
ここで、例えば、前記電極部分4の面積が15mm2であるとした場合、直径135mmの半導体ウエハWの面積がおよそ14306mm2として換算すると、電極部分4の面積は、半導体ウエハWの面積のおよそ1/1000である。なお、当然のことながら、更に径の大きい半導体ウエハWを用いた場合には、半導体ウエハWの面積に対する電極部分4の面積の割合は更に小さくなる。
このように本発明では、測定ステージ2上の電極部分4の面積を半導体ウエハWの面積に比べて小さくすることで、電極部分4とプローブ針3との間で発生する浮遊容量FCを従来構造の測定装置よりも少なくすることができる。
従って、本発明の半導体ウエハの測定装置1を用いて、半導体ウエハWの容量測定を行う場合、測定ステージ2とプローブ針3との間での浮遊容量FCの発生を抑止でき、半導体ウエハ固有の容量測定の精度を向上させることができる。
続いて、本発明の半導体ウエハの測定方法について説明する。
図3は本発明の一実施形態に用いられる半導体ウエハWの断面構造を示すものであり、例えば、N型の半導体シリコン(およそ10mΩ・cm)6上にN型領域7(およそ1000Ω・cm)が形成されている。また、前記N型領域7上に例えば、ボロンイオンが1×10の19乗オーダーの注入条件でイオン注入されて成るP型領域8が形成され、前記半導体シリコン6の裏面にはAuメッキが施されたアンチモンから成る裏面電極9が形成された高速通信用途の(およそ0.01pF〜数pFの容量を有する)ダイオード素子が構成されている。
そして、上述したダイオード素子が複数構成された半導体ウエハWが、図2に示すように、前記半導体ウエハの測定装置1の測定ステージ2上に載置され、図中に黒丸で示す各測定ポイントPに対してプローブ針3を接触させてプロービング作業を行う。本実施形態では、前記半導体ウエハW上の5箇所が測定ポイントとなる。
このプロービング作業時において、図1を用いて説明したように、測定ステージ2とプローブ針3との間での浮遊容量の発生が抑止されるため、半導体ウエハW固有の容量測定を精度よく行うことができる。
Claims (3)
- 半導体ウエハを載置する測定ステージと、
前記測定ステージの上面側から前記半導体ウエハと接触させるためのプローブ針とを具備し、
前記測定ステージの電極部分の面積が10〜150mm2であることを特徴とする半導体ウエハの測定装置。 - 前記電極部分以外の測定ステージ部分は絶縁処理されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウエハの測定装置。
- 測定ステージ上に半導体ウエハを載置した状態で、前記測定ステージの上面側から前記半導体ウエハにプローブ針を接触させて半導体ウエハの電気的特性を測定する半導体ウエハの測定方法において、
前記測定ステージ電極の電極部分の面積を10〜150mm2とすることで、前記プローブ針と測定ステージ間に発生する浮遊容量を低減することを特徴とする半導体ウエハの測定方法。
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JP2009035646A JP2010192694A (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | 半導体ウエハの測定装置及び半導体ウエハの測定方法 |
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- 2009-02-18 JP JP2009035646A patent/JP2010192694A/ja active Pending
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