JP2010191900A - 省エネルギー支援装置、方法及びプログラム、並びに、ネットワークシステム - Google Patents

省エネルギー支援装置、方法及びプログラム、並びに、ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 十分な省エネルギー活動を利用者が実行するように、利用者の意識面に十分な刺激を与える省エネルギー支援装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、省電力モードを有する被支援装置(IT機器)に搭載させる省エネルギー支援装置である。この省エネルギー支援装置は、利用者の操作による省電力モードの移行を含め、被支援装置の使用状況の情報を取得する使用状況取得手段と、取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出する省エネルギー指数算出手段と、算出された省エネルギー指数情報を出力する省エネルギー指数出力手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は省エネルギー支援装置、方法及びプログラム、並びに、ネットワークシステムに関し、例えば、コンピュータなどのIT機器に対する利用者による省エネルギー活動を支援する方法に適用し得るものである。
地球温暖化への対策のためCO排出量の削減が求められており、その一環としてIT機器の省電力(省エネルギー)を行うための技術開発が進んでいる。
既存のIT機器の省電力化を行うには、離席などによる未使用時に省電力モードに移行させるのが効果的である。しかし、短時間の未使用状態で省電力モードに移行してしまうと、省電力モードからの復帰のために待ち時間が発生してしまうことから、利用者の利便性が低下してしまう。このため、未使用状態の経過時間に伴って段階的により強い省電力モードに移行させていくのが一般的である。
また、特許文献1では、エネルギーの使用量や、過去との差異や、目標との差異などを利用者に表示することにより、利用者の省エネルギーに対する意識を向上させることで、省エネルギ−化を図っている。
特開2008−77345
しかしながら、IT機器の未使用状態の経過時間に伴って段階的により強い省電力モードに移行させていく方法では、強い省電力モードに移行するまでに消費される電力が無駄と考えられる。
また、特許文献1で述べられているような、実際のエネルギー使用量や、過去との差異や、目標との差異などを表示する方法では、エネルギー使用量は、IT機器の使用時間など、業務の状況に応じて変化するものであることから、利用者は、今日は仕事が多かったから仕方がないなどといった思考に陥りやすく、省エネルギーへの意識を向上させる効果が必ずしも十分ではない。
そのため、十分な省エネルギー活動を利用者が実行するように、利用者の意識面に十分な刺激を与えることができる省エネルギー支援装置、方法及びプログラム、並びに、ネットワークシステムが求められている。
第1の本発明は、省電力モードを有する被支援装置に搭載させる省エネルギー支援装置であって、(1)利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得する使用状況取得手段と、(2)取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出する省エネルギー指数算出手段と、(3)算出された省エネルギー指数情報を出力する省エネルギー指数出力手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、省電力モードを有する被支援装置に搭載させる省エネルギー支援方法であって、(1)使用状況取得手段が、利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得し、(2)省エネルギー指数算出手段が、取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出し、(3)省エネルギー指数出力手段が、算出された省エネルギー指数情報を出力することを特徴とする。
第3の本発明の省エネルギー支援プログラムは、省電力モードを有する被支援装置に設けられているコンピュータを、(1)利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得する使用状況取得手段と、(2)取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出する省エネルギー指数算出手段と、(3)算出された省エネルギー指数情報を出力する省エネルギー指数出力手段として機能させることを特徴とする。
第4の本発明は、エネルギー管理サーバと、複数の省エネルギー支援装置とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、(1)上記各省エネルギー支援装置はそれぞれ、省電力モードを有する異なる被支援装置に搭載されたものであって、(1−1)利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得する使用状況取得手段と、(1−2)取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出する省エネルギー指数算出手段と、(1−3)算出された省エネルギー指数情報を上記エネルギー管理サーバに送信する省エネルギー指数情報送信手段とを備え、(2)上記エネルギー管理サーバは、(2−1)上記各省エネルギー支援装置からの省エネルギー指数情報を収集する省エネルギー指数収集手段と、(2−2)収集した省エネルギー指数情報を集計、統計処理を施し、統計的な省エネルギー指数情報を生成する省エネルギー指数統計処理手段とを備え、(3)上記各省エネルギー支援装置及び上記エネルギー管理サーバの少なくとも一方が、上記統計的な省エネルギー指数情報を出力する省エネルギー指数統計出力手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、利用者に省エネルギー指数の情報を出力するので、十分な省エネルギー活動を利用者が実行するように利用者の意識面に十分な刺激を与えることができる。
第1の実施形態に係る省エネルギー支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の省エネルギー支援装置を搭載したパソコンのハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における省エネルギー指数の表示例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る省エネルギー支援装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における省エネルギー指数の表示例を示す説明図である。 第3の実施形態における利用者の操作に基づく省電力モードへの移行時の表示例を示す説明図である。 第4の実施形態の省エネルギー支援装置を搭載した複数のIT機器が接続されたネットワークシステム(LANシステム)の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る省エネルギー支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係るエネルギー管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による省エネルギー支援装置、方法及びプログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
第1の実施形態は、自動化された省エネルギー対策を行っているIT機器(以下では、一例として、パソコンであるとして説明する)において、利用者の省エネルギーへの努力の度合いを表現するための省エネルギー指数を算出し、利用者に表示することで、利用者が自分の努力度を把握し易くし、利用者の省エネルギーに対する意識を向上させることによって、利用者に省エネルギーの努力を促すものである。
図2は、第1の実施形態の省エネルギー支援装置が適用されているパソコンの構成を示すブロック図である。
なお、このパソコンは、ノートブックタイプ又はサブノートタイプであり、コンピュータ本体と、このコンピュータ本体に開閉自在に取り付けられたLCDパネルユニットとを有する。このパソコンは、内蔵バッテリを有しており、その内蔵バッテリからの電力によって動作可能に構成されており、また、ACアダプタを介してAC商用電源などの外部電源から電力供給を受けることもできる。外部電源から電力供給を受けているときは、その外部電源からの電力がパソコンの動作電源として用いられる。このとき、外部電源からの電力によって内蔵バッテリの充電も自動的に行われる。ACアダプタが取り外されたり、あるいはAC商用電源からの供給がなかったりしたときなどは、内蔵バッテリからの電力がパソコンの動作電源として用いられる。
このパソコン30には、CPU11、CPUバス1とPCIバス2間をつなぐホスト−PCIブリッジ12、主メモリ13、VGAコントローラ14、LANコントローラ15、PCI−ISAブリッジ16、I/Oコントローラ17、BIOS−ROM20、埋め込みコントローラ(EC)21、電源コントローラ22などが設けられている。
CPU11は、このパソコン全体の動作制御及びデータ処理を実行するものである。
ホスト−PCIブリッジ12は、CPUバス1とPCIバス2間を双方向でつなぐブリッジであり、ここには主メモリ13を制御するためのメモリコントローラも内蔵されている。主メモリ13は、このパソコンの主記憶つまりシステムメモリとして使用されるものであり、オペレーティングシステム、処理対象のアプリケーションプログラム、及びアプリケーションプログラムによって作成されたユーザデータ等が格納される。例えば、印刷ジョブ用のソフトウェアやプリンタドライバもこの主メモリ13に格納されている。この主メモリ13はDRAMなどの半導体メモリによって実現されている。
主メモリ13は、このパソコンの主記憶つまりシステムメモリとして使用されるものであり、オペレーティングシステム、処理対象のアプリケーションプログラム、及びアプリケーションプログラムによって作成されたユーザデータ等が格納される。この主メモリ13はDRAMなどの半導体メモリによって実現される。
BIOS−ROM20は、BIOS(Basic I/O System)を記憶するためのものであり、プログラム書き替えが可能なようにフラッシュメモリによって構成されている。BIOSは、このパソコン内の各種ハードウェアをアクセスするためのファンクション実行ルーチンを体系化したものであり、リアルモードで動作するように構成されている。このBIOSには、各種ハードウェア制御のためのBIOSドライバ群などが含まれている。各BIOSドライバは、ハードウェア制御のための複数の機能をオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに提供するためにそれら機能に対応する複数のファンクション実行ルーチン群を含んでいる。
EC21は、システムが持つ付加機能を制御するためのコントローラである。EC21は、CPU周辺温度などに応じてクーリングファンの回転制御などを行うための熱制御機能、システムの各種状態をLEDの点灯やビープ音によってユーザに通知するためのLED/ビープ音制御機能、電源コントローラ22と協働してシステム電源のオン/オフなどを制御する電源シーケンス制御機能、及び、電源ステータス通知機能などを有している。電源ステータス通知機能は、電源コントローラ22と協働して、BIOSのレジューム処理ルーチンの起動要因となるウェイクアップイベントの発生を監視し、イベント発生時にそれをBIOSに通知するという機能である。ウェイクアップイベントとしては、電源スイッチ23のオン、パネルスイッチ24のオンなどがある。EC21は、BIOSとの通信のためのI/Oポートを有している。BIOSは、このI/Oポートを介してEC21内のコンフィグレーションレジスタに対してリード/ライトを行うことにより、監視及び通知すべきイベントの種類の設定や、発生したイベントを示すステータスのリードなどを行うことができる。
なお、電源コントローラ22には、バッテリ22aや外部電源22bが接続される。
VGAコントローラ14は、このパソコンのディスプレイモニタとして使用されるLCD(液晶ディスプレイ)14aや外部CRT14bを制御するためのものであり、VRAM14cに描画された画面データをLCD14aや外部CRT14bに表示する。
LANコントローラ15は、このパソコンをLANに接続するためのネットワークインターフェースである。
I/Oコントローラ17は各種I/Oデバイスとのインタフェースであり、ハードディスクドライブ(HDD)17aを制御するためのインタフェース、PCカード17bを制御するためのインタフェース、キーボード17c(キーボードだけでなくマウスも含むものとする)からのデータを取り込むためのインタフェース、外部のプリンタ17dとデータを授受するインタフェースなどを内蔵している。
第1の実施形態の省エネルギー支援装置100は、例えば、主メモリ13に格納されているオペレーティングシステムにおける省エネルギー支援用部分(第1の実施形態の省エネルギー支援プログラム)と、それを実行するCPU11等が該当するものであるが、機能的には、図1の機能ブロック図で表すことができる。
図1において、省エネルギー支援装置100は、機能的には、省電力モード利用補助部101、使用状況取得部102、印刷情報取得部103、省エネルギー指数算出部104及び省エネルギー指数表示部105を有する。
省電力モード利用補助部101は、利用者が当該パソコンを省電力モードへ移行させるのを容易にするための機能である。例えば、利用者が、特定のキーを操作したり、画面上のアイコンを操作したりすることによって、容易に省電力モードへ移行させることを可能とするものである。マイクロソフト社のWINDOWS(登録商標)では、「終了オプション」アイコンが操作されたときに、3つの選択肢の1つとして「スタンバイ」アイコンが表示され、この「スタンバイ」アイコンが操作されて省電力モードへ移行する。第1の実施形態では、利用者がこまめに省電力モードへの移行操作をなすことを期待(支援)しているため、マイクロソフト社のWINDOWSより移行の操作を簡単にできるようにしておくことが好ましい。例えば、どのようなアプリケーションが起動されていても、表示画面の一部に、移行用のアイコンを表示させておくようにしても良く、また例えば、どのようなアプリケーションが起動されていても、特定キーの操作を、移行指示と捉えるようにしておくようにしても良い。省電力モードへの移行は、利用者の操作に応じて、電源コントローラ22に対して省電力モードを指示することで実行される。なお、当該パソコン30は、利用者の無操作状態の時間に応じて、省電力モードに移行することもあり得る。
省電力モード利用補助部101は、利用者による省電力モードの移行操作があったことを使用状況取得部102に通知する。
使用状況取得部102は、利用者の当該パソコン30の使用状況を取得する機能である。使用状況取得部102は、パソコン30の使用状況を監視して、例えば、電源を入れた時刻、切った時刻、省電力モードへ移行した時刻、復帰した時刻、無操作状態の開始時刻、終了時刻、省電力モード利用補助部101が使用された時刻などを記録する。例えば、CPU11が内蔵しているハードウェア的なタイマ、若しくは、オペレーティングシステムが有するソフトウェアタイマから、時刻情報を取得する。電源を入れた時刻や切った時刻は、電源スイッチ23の操作を監視して取得する。省電力モードへ移行した時刻は、自動的に移行する場合だけでなく、利用者の操作による場合共に、移行させた開始時刻を取得し、省電力モードからの時刻は、復帰条件が成立して復帰させた時刻を記録する。無操作状態の開始時刻及び終了時刻は、キーボード17c、電源スイッチ23、パネルスイッチ24などの状態に基づいて取得する。なお、省電力モード利用補助部101に係るスイッチやアイコンの操作があっても、無操作状態が継続しているとみなすようにしても良く、逆に、それまでの無操作状態が終了したとして捉えるようにしても良い。
印刷情報取得部103は、利用者の印刷状況を取得する機能である。印刷情報取得部103は、利用者の印刷ジョブを監視して、印刷時刻、印刷枚数、両面印刷の有無、Nup印刷(N頁の内容を1頁に配置して印刷する)の有無(及びそのパラメータN)などを記録する。
省エネルギー指数算出部104は、使用状況取得部102で取得された使用状況や印刷情報取得部103で取得された印刷状況から、利用者の省エネルギーへの努力の度合いを表現するための省エネルギー指数を算出するものである。
省エネルギー指数算出部104は、例えば、使用状況取得部102によって記録されたパソコン30の使用状況から、長時間の離席時に、省電力モードに移行させてから離席したのか、そのまま離席したのかを判断し、その割合を元にパソコン30の使用状況に対する省エネルギー指数を算出する。また、省エネルギー指数算出部104は、例えば、印刷情報取得部103によって記録された印刷状況から、両面印刷やNup印刷による用紙の削減率を求め、削減率を元に印刷状況に対する省エネルギー指数を算出する。省エネルギー指数算出部104は、パソコン30の使用状況に対する省エネルギー指数と印刷状況に対する省エネルギー指数を元に、利用者の省エネルギーへの努力の度合いを表現するための省エネルギー指数を算出する。省エネルギー指数算出部104はまた、所定期間(1日、1月、1年など)の省エネルギー指数の累計値をも算出するものである。
省エネルギー指数表示部105は、省エネルギー指数算出部104で算出された省エネルギー指数の情報を、利用者に表示出力するためのものである。
図3は、第1の実施形態における省エネルギー指数表示部105による省エネルギー指数情報の表示例を示す説明図である。図3の例では、その日(「本日」)の省エネルギー指数(の累計値)だけでなく、前日(「昨日」)の省エネルギー指数(の累計値)や、「今月」の省エネルギー指数の累計値や、「今年度」の省エネルギー指数の累計値なども表示する。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係る省エネルギー支援装置100の動作を、図面を参照しながら説明する。図4は、第1の実施形態に係る省エネルギー支援装置100の動作(省エネルギー支援方法)を示すフローチャートである。
使用状況取得部102が使用状況の変化を監視しており(ステップ200)、印刷情報取得部103が印刷状況の変化を監視している(ステップ201)。
使用状況取得部102は、使用状況の変化を検出すると、その検出状況に応じた情報を内部に記録する(ステップ202)。使用状況取得部102は、例えば、電源の投入、電源の切断、省電力モードへの移行、省電力モードからの復帰、無操作状態の開始、無操作状態の終了、省電力モード利用補助部101の使用などを監視しており、これらのいずれかの検出に応じて、電源を入れた時刻、切った時刻、省電力モードへ移行した時刻、復帰した時刻、無操作状態の開始時刻、終了時刻、省電力モード利用補助部101が使用された時刻などを記録する。
省エネルギー指数算出部104は、使用状況が変化したときには、使用状況に応じた省エネルギー指数(使用状況省エネルギー指数)P1の更新が必要か否かを判別し(ステップ203)、使用状況省エネルギー指数P1の更新が必要な場合には、使用状況省エネルギー指数P1を更新した後(ステップ204)、後述するステップ206に進み、更新が必要ない場合には、上述した監視ステップ200に戻る。
例えば、無操作状態の終了以外を検出したときには、使用状況省エネルギー指数P1の更新が必要ないと判断し、無操作状態の終了を検出したときには、今回の無操作時間が所定時間を越えているか否かを判断し、今回の無操作時間が所定時間を越えていない場合には使用状況省エネルギー指数P1の更新が必要ないと判断し、今回の無操作時間が所定時間を越えている場合には使用状況省エネルギー指数P1の更新が必要と判断する。使用状況省エネルギー指数P1は、長時間の離席時に利用者が省電力モードに移行させた割合をR1、ポイント換算の係数をK1とした場合、P1=R1×K1で算出する。長時間の離席を、所定時間以上の無操作状態で捉える。所定時間以上の無操作状態のその日における出現数をa(=b+c)、所定時間以上の無操作状態へ移行する際に、省電力モード利用補助部101の機能を利用して省電力モードに移行させた回数をb、所定時間以上の無操作状態へ移行する際に、省電力モード利用補助部101の機能を利用しなかった回数をcとすると、長時間の離席時に利用者が省電力モードに移行させた割合R1をb/aで算出する。所定時間以上の無操作状態が生じる毎に、利用者が省電力モードに移行させたか否かに応じ、長時間の離席時に利用者が省電力モードに移行させた割合R1を増大又は減少するように更新し、使用状況省エネルギー指数P1を更新する。
また、省エネルギー指数算出部104は、印刷状況が変化したときには、印刷状況に応じた省エネルギー指数(印刷状況省エネルギー指数)P2を更新した後(ステップ205)、後述するステップ206に進む。
省エネルギー指数算出部104は、印刷情報取得部103によって記録された印刷状況から、両面印刷やNup印刷による用紙の削減率を求め、削減率を元に印刷状況省エネルギー指数P2を算出する。両面印刷による用紙の削減率をS1、Nup印刷による用紙の削減率をS2、ポイント換算の係数をK2、K3とした場合、P2=S1XK2+S2×K3により、印刷状況省エネルギー指数P2を算出する。両面印刷による用紙の削減率S1として、例えば、所定期間(例えば新たな日を迎えた以降の期間)の印刷回数に対する、同じ所定期間内で両面印刷を採用した回数で求めても良く、また、所定期間の総印刷枚数に対する、同じ所定期間内の両面印刷がなされた枚数で求めても良い。Nup印刷による用紙の削減率S2として、例えば、所定期間の印刷回数に対する、同じ所定期間内でNup印刷を採用した回数で求めても良く、また、所定期間の印刷すべき総原稿枚数に対する、同じ所定期間内でNup印刷がなされた枚数で求めても良い。
省エネルギー指数算出部104は、使用状況省エネルギー指数P1又は印刷状況省エネルギー指数P2を更新したときには、P0=P1+P2で定まる省エネルギー指数P0を算出すると共に、省エネルギー指数P0の更新に伴い更新が必要となる情報(「今月」の省エネルギー指数の累計値や、「今年度」の省エネルギー指数の累計値)も更新し(ステップ206)、省エネルギー指数表示部105は、更新した省エネルギー指数P0などに応じて表示を更新させ(ステップ207)、その後、上述した監視ステップ200に戻る。
上述したポイント換算の係数K1〜K3を5とすることにより、省エネルギー指数は、1日当たり最大10ポイント程度の数値となり、数値が大きい程省エネルギーへの努力を行っていることを示すことができる。
上記では、省エネルギー指数の更新を、更新させる事象の発生時に行うものを示したが、情報を記録し、更新は所定周期(例えば5分)ごとに更新用処理ルーチンに割り込むようにさせることで実行するようにしても良い。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、利用者の省エネルギーに対する努力が評価されて省エネルギー指数が算出されるため、仕事の内容や、仕事量が変動しても、省エネルギー指数が多ければ努力しており、少なければ努力していないことになり、利用者の省エネルギーに対する努力を適切に促すことができる。ここで、省エネルギー指数は、同一の基準で見ることができるため、利用者が努力の度合いを理解することが容易である上、他者やグループ間での比較を行う場合でも、比較を行い易いものとなっている。
また、第1の実施形態によれば、省電力を行うための操作を補助することにより、省エネルギー指数の表示により省エネルギーを行おうとした利用者が、容易に省電力モードへ移行させることができ、操作が面倒なために省電力モードを使用しなくなるといったことを未然に防止することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による省エネルギー支援装置、方法及びプログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第2の実施形態の省エネルギー支援装置も、第1の実施形態に係る図1と同様な機能的構成を有する。
第2の実施形態は、省エネルギー指数表示部105による表示方法が、第1の実施形態と異なっている。第2の実施形態の省エネルギー指数表示部105は、利用者の省エネルギーへの努力の度合いを、より直感的に理解できるようにアイコンの色により表現するものである。図5は、第2の実施形態における省エネルギー指数表示部105による省エネルギー指数情報の表示例を示す説明図である。
第2の実施形態の省エネルギー指数表示部105は、省エネルギー指数算出部104で算出された省エネルギー指数の一定期間(例えば直前3日間)の平均を算出する。算出した平均値が標準値(例えば5.0ポイント)であれば、図5(B)に示すように標準状態であることを表す第1の色(例えば、白)で指数表示用アイコンを表示させる。また、平均値が標準値より小さい場合(非省エネルギー状態)には、図5(A)に示すように標準値より小さいことを表す第2の色(例えば、赤)を利用して指数表示用アイコンを表示させる。この際、標準値からの差分に応じ、第1の色より第2の色の成分を多くしていく。平均値が標準値より大きい場合(省エネルギー状態)には、図5(C)に示すように標準値より大きいことを表す第3の色(例えば、緑)を利用して指数表示用アイコンを表示させる。この際、標準値からの差分に応じ、第1の色より第3の色の成分を多くしていく。
第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様に、利用者の省エネルギーに対する努力が評価されて省エネルギー指数が算出されて表示されるため、利用者の省エネルギーに対する努力を適切に促すことができ、省電力を行うための操作を補助することにより、利用者が、容易に省電力モードへ移行させることができ、操作が面倒なために省電力モードを使用しなくなるといったことを未然に防止できるという効果を奏することができる。
これに加え、第2の実施形態によれば、省エネルギー指数を、数字で表現した場合、利用者が意識しなければ読んでもらえない可能性があるが、アイコンの色などは、意識しなくとも目に入ってくるものであるため、より高い省エネルギー意識の向上効果を得ることができる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明による省エネルギー支援装置、方法及びプログラムの第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第3の実施形態の省エネルギー支援装置も、第1の実施形態に係る図1と同様な機能的構成を有する。
第3の実施形態は、省電力モード利用補助部101の具体的態様に特徴を有するものであり、第3の実施形態の省電力モード利用補助部101は、アイコンをダブルクリックすることで省電力モードへ移行させることを可能としたものである。
図6は、第3の実施形態における利用者の操作に基づく省電力モードへの移行時の表示例を示す説明図である。
第3の実施形態の場合、省エネルギー指数表示部105の機能を一部兼ねた省電力モード利用補助部101は、省エネルギー支援に係るウィンドウ画面401を、LCD14aの表示画面の一部に常時表示させておく。ウィンドウ画面401には、省電力モード移行アイコン402が設けられており、省電力モード利用補助部101は、省電力モード移行アイコン402がダブルクリックされると、キャンセルボタン404を持った確認ダイアログ403を表示させる。省電力モード利用補助部101は、確認ダイアログ403を表示させた時点から所定時間(例えば5秒)の計時を開始し、所定時間を経過する前に、キャンセルボタン404が操作されたときには、省電力モード移行アイコン402がダブルクリックされる前の状態に復帰させ、キャンセルボタン404が操作されることなく所定時間が経過したときには、省電力モードに移行させる。
第3の実施形態によっても、第1の実施形態と同様に、利用者の省エネルギーに対する努力が評価されて省エネルギー指数が算出されて表示されるため、利用者の省エネルギーに対する努力を適切に促すことができ、省電力を行うための操作を補助することにより、利用者が、容易に省電力モードへ移行させることができ、操作が面倒なために省電力モードを使用しなくなるといったことを未然に防止できるという効果を奏することができる。
第3の実施形態によれば、利用者が省電力モードへ移行させたい場合には、省電力モード移行アイコンをダブルクリックするだけで良く、確認ダイアログが表示されても無視して、そのまま離席することができる。利用者が誤って画面に表示された省電力モード移行アイコンをダブルクリックしてしまった場合でも、確認ダイアログのキャンセルボタンをクリックすることにより、省電力モードへの移行をキャンセルすることができる。以上のように、第3の実施形態によれば、1操作(ダブルクリック)による利便性を高めながら、誤操作時の利便性低下もないシステムを構築することができる。
(D)第4の実施形態
次に、本発明による省エネルギー支援装置、方法及びプログラム、並びに、ネットワークシステムの第4の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第4の実施形態は、第1の実施形態で算出された省エネルギー指数や、省エネルギー指数の算出に用いた情報を、エネルギー管理サーバで収集し、集計することにより、グループ間やグループ内でのランキングを行ったりし、全体での活動状況を参照したりすることを可能としたものである。
図7は、第4の実施形態の省エネルギー支援装置を搭載した複数のIT機器(以下、パソコンとする)が接続されたネットワークシステム(LANシステム)の構成を示すブロック図である。
図7において、このネットワークシステム500は、エネルギー管理サーバ501と、複数(図7では4個の例を示している)のパソコン502−1〜502−4と、プリンタ503とがネットワーク(LAN)504を介して接続されて構成されている。ここで、パソコン502−1及び502−2がグループGAに属し、パソコン502−3及び502−4がグループGBに属している。
各パソコン502(502−1〜502−4)は、第1の実施形態のパソコン100と同様なハードウェア構成を有するので、その図示は省略する。但し、各パソコン502がプリンタ503を共用するので、各パソコン502にはプリンタ(17d)は設けられていない。プリンタ508に対する使用状況は、各パソコン502で自己に係るものが個別に取得される。
図8は、第4の実施形態に係る省エネルギー支援装置の機能的構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
第4の実施形態に係る省エネルギー支援装置100Aは、機能的には、省電力モード利用補助部101、使用状況取得部102、印刷情報取得部103、省エネルギー指数算出部104及び省エネルギー指数表示部105Aに加え、対サーバ通信部106を有する。省電力モード利用補助部101、使用状況取得部102、印刷情報取得部103及び省エネルギー指数算出部104は、第1の実施形態のものと同様なものである。
対サーバ通信部106は、省エネルギー指数算出部104が得た省エネルギー指数の情報をエネルギー管理サーバ501に送信すると共に、エネルギー管理サーバ501から受信した、後述する統計省エネルギー指数情報を省エネルギー指数表示部105に与えるものである。
第4の実施形態の省エネルギー指数表示部105Aは、省エネルギー指数算出部104が得た省エネルギー指数の情報に加え、エネルギー管理サーバ501から受信した統計省エネルギー指数情報も、利用者に表示するものである。
図9は、第4の実施形態に係るエネルギー管理サーバ501の機能的構成を示すブロック図である。但し、エネルギー管理サーバ501は、ハードウェア的には一般的なサーバ構成を有する。
図9において、エネルギー管理サーバ501は、対パソコン通信部600、パソコン別省エネルギー指数収集・保存部601及び省エネルギー指数統計処理部602を有する。
対パソコン通信部600は、各パソコン502(502−1〜502−4)と通信を実行するものであり、パソコン502から与えられた省エネルギー指数情報をパソコン別省エネルギー指数収集・保存部601に与え、省エネルギー指数統計処理部602が生成した統計省エネルギー指数情報を、全てのパソコン502−1〜502−4に送信するものである。
パソコン別省エネルギー指数収集・保存部601は、各パソコン502(502−1〜502−4)の省エネルギー指数情報(省エネルギー指数や、省エネルギー指数の算出に用いた情報)を収集し、保存するものである。ここで、パソコン502が自動的に省エネルギー指数情報を送信し、パソコン別省エネルギー指数収集・保存部601が送信するものであっても良く、また、パソコン別省エネルギー指数収集・保存部601が主導権をもって定期的に収集動作を実行するものであっても良い。前者の場合、パソコン502は省エネルギー指数情報に変化がある毎に送信動作を行うものであっても良く、定期的(1日数回)に送信動作を行うものであっても良い。
省エネルギー指数統計処理部602は、パソコン別省エネルギー指数収集・保存部601に保存されたパソコン502から与えられた省エネルギー指数情報を全体やグループ単位で集計処理し、集計結果を基に、統計省エネルギー指数情報を生成するものである。
統計省エネルギー指数情報としては、以下のようなものを挙げることができる。全体としての省エネルギー指数の平均値、ランキング(若しくは省エネルギーの上位者)、グループ毎の省エネルギー指数の平均値、ランキング(若しくは省エネルギーの上位者)、グループ間でのランキングを挙げることができる。
以上のように、第4の実施形態のネットワークシステム500においては、各パソコン502(502−1〜502−4)の省エネルギー指数情報をエネルギー管理サーバ501が収集し、集計処理により統計省エネルギー指数情報を精製して各パソコン502に送信し、各パソコン502は、自己で得た省エネルギー指数に加え、統計省エネルギー指数情報をも表示出力する。
なお、エネルギー管理サーバ501がディスプレイを有する場合には、エネルギー管理サーバ501において、統計省エネルギー指数情報を表示するようにしても良い。また、省エネルギー指数を算出する処理を行うパソコン502以外の専用端末に、統計省エネルギー指数情報の表示機能を持たせるようにしても良い。
エネルギー管理サーバ501にWebサーバの機能を持たせて、各パソコン502やランキング表示用の専用たんから、Webページを介して統計省エネルギー指数情報を参照できるようにしても良い。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果に加え、以下のような効果を奏することができる。
第4の実施形態によれば、利用者の省エネルギーへの努力の度合いを示す省エネルギー指数が、ランキング表示されることにより、グループ間やグループ内での競争意識から、より一層の省エネルギー効果を期待することができる。省エネルギーへの関心が低い利用者も、グループのランキングが下がる要因となることから、グループ内での圧力により省エネルギーへの努力を行うようになることが期待できる。
ランキングの表示と同時に、省エネルギー指数の全体の平均や上位者の値、省エネルギー指数の算出に用いた情報の平均や上位者の値などを表示することで、利用者は自分が他より頑張っているのかどうかなど、努力の度合いを知ることができる。
(E)他の実施形態
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記第1の実施形態におけるような省電力モード利用補助部の実現構成として、パソコンに物理的な省電力モードへの移行スイッチを取り付けるようにしても良い。
上記第2の実施形態では、省エネルギー指数の段階を、アイコンの色の相違として表現したが、アイコン自体の形状や大きさを変えていくことで省エネルギー指数の段階を表現するようにしても良い。例えば、省エネルギー指数が高ければ氷山のアイコンが大きくなり、低ければ小さくなるようにする。
上記第4の実施形態では、各パソコンで省エネルギー指数を算出しているが、算出に必要な情報の取得のみを各パソコンで行ってその情報をエネルギー管理サーバに送信し、エネルギー管理サーバで各パソコンの省エネルギー指数を算出するようにしても良い。
上記各実施形態では、省エネルギー指数の情報を表示出力するものを示したが、これに加え、又は、これに代え、合成音声で発音出力するようにしても良く、また、上位装置(例えば、上司のパソコン)へ転送出力するようにしても良い。
上記各実施形態の説明では、IT機器がパソコンである場合を示したが、パソコンに限定されるものではない。また、本発明を適用できる機器はIT機器に限定されず、省電力モードを有するものであれば良い。例えば、コピー機能やFAX機能を有する複合機に本発明を適用することができる。複合機の利用者は1人に限られていないが、省エネルギー指数を表示することでその複合機を利用する者の省エネルギー意識を高めることができる。
100、100A…省エネルギー支援装置、101…省電力モード利用補助部、102…使用状況取得部、103…印刷情報取得部、104…省エネルギー指数算出部、105…省エネルギー指数表示部、106…対サーバ通信部、500…ネットワークシステム、501…エネルギー管理サーバ、502−1〜502−4…パソコン、600…対パソコン通信部、601…パソコン別省エネルギー指数収集・保存部、602…省エネルギー指数統計処理部。

Claims (8)

  1. 省電力モードを有する被支援装置に搭載させる省エネルギー支援装置であって、
    利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得する使用状況取得手段と、
    取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出する省エネルギー指数算出手段と、
    算出された省エネルギー指数情報を出力する省エネルギー指数出力手段と
    を有することを特徴とする省エネルギー支援装置。
  2. 上記被支援装置が印刷装置から印刷出力させる機能を有するものであり、
    上記印刷装置で印刷させる際の印刷情報を取得する印刷状況取得手段をさらに備え、
    上記省エネルギー指数算出手段が、取得された使用状況の情報及び取得された印刷情報の双方を適用して、上記省エネルギー指数の情報を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の省エネルギー支援装置。
  3. 上記省エネルギー指数出力手段が、算出された省エネルギー指数の情報を、アイコンの色や形に変換して表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の省エネルギー支援装置。
  4. 上記被支援装置が、利用者の操作に基づいて省電力モードへの移行を実行させる省電力モード移行手段を備えるものであり、
    当該省エネルギー支援装置が、上記被支援装置が備える省電力モード移行手段による省電力モードへの移行より、簡易な操作で、上記被支援装置を省電力モードへ移行させる省電力モード利用補助手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の省エネルギー支援装置。
  5. 上記省電力モード利用補助手段は、ディスプレイに常時表示されている移行用アイコンを備え、当該移行用アイコンがダブルクリックされると、キャンセル機能を持った確認画面を表示し、キャンセル機能が選択されることなく所定時間経過したときに、省電力モードへ移行させることを特徴とする請求項4に記載の省エネルギー支援装置。
  6. 省電力モードを有する被支援装置に搭載させる省エネルギー支援方法であって、
    使用状況取得手段が、利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得し、
    省エネルギー指数算出手段が、取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出し、
    省エネルギー指数出力手段が、算出された省エネルギー指数情報を出力する
    ことを特徴とする省エネルギー支援方法。
  7. 省電力モードを有する被支援装置に設けられているコンピュータを、
    利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得する使用状況取得手段と、
    取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出する省エネルギー指数算出手段と、
    算出された省エネルギー指数情報を出力する省エネルギー指数出力手段と
    して機能させることを特徴とする省エネルギー支援プログラム。
  8. エネルギー管理サーバと、複数の省エネルギー支援装置とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、
    上記各省エネルギー支援装置はそれぞれ、省電力モードを有する異なる被支援装置に搭載されたものであって、
    利用者の操作による上記省電力モードの移行を含め、上記被支援装置の使用状況の情報を取得する使用状況取得手段と、
    取得された使用状況の情報を少なくとも適用して、上記被支援装置に対してなされた利用者による省エネルギーの努力の度合いを示す省エネルギー指数の情報を算出する省エネルギー指数算出手段と、
    算出された省エネルギー指数情報を上記エネルギー管理サーバに送信する省エネルギー指数情報送信手段とを備え、
    上記エネルギー管理サーバは、
    上記各省エネルギー支援装置からの省エネルギー指数情報を収集する省エネルギー指数収集手段と、
    収集した省エネルギー指数情報を集計、統計処理を施し、統計的な省エネルギー指数情報を生成する省エネルギー指数統計処理手段とを備え、
    上記各省エネルギー支援装置及び上記エネルギー管理サーバの少なくとも一方が、上記統計的な省エネルギー指数情報を出力する省エネルギー指数統計出力手段を有する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
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