JP2010190528A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内機外観においてセンサカバーを意匠構成要素の一部とすることで機能的な効果を連想させ、室内に据付けられる室内機全体としての意匠性の向上と人検知機能の両立する。
【解決手段】空気吸込み口及び空気吹出し口を有する筐体と、前記筐体内に配置された熱交換器と、室内空気を前記空気吸込み口より吸込み、前記熱交換器を通してから前記空気吹出し口より吹出す送風ファンと、前記送風ファンの吹出し風路に設けた左右風向板と、同じく上下風向板と、赤外線センサを備えた空気調和機において、該赤外線センサは筐体の左右方向ほぼ中央部の空気吸込み口と空気吹出し口の間に、その受光面が上下風向板の吹出し風路から筐体の外に出る部分より前方且つ上方になる如く配置され、該赤外線センサを覆うセンサカバーを意匠構成要素の一部として設け、且つ該センサカバーの色を周囲の意匠構成要素部品の色に対して色調,明度,彩度,輝度を変えた。
【選択図】 図15

Description

本発明は赤外線センサを搭載した空気調和機に関する。
空気調和機は室内空気を熱交換器に循環させて、加熱,冷却,除湿機能などにより調整し、これを室内に吹出すことにより室内を空気調和する。このとき、在室者の位置に空気調和された気流を送ることができれば、在室者が一々煩わしい操作しなくてすみ、在室者の満足度が高まると共に、在室者の周囲のみを快適にするので空気調和機の省エネを図ることができる。
そのひとつとして、空気調和機に赤外線センサを搭載し、在室者の位置を検知し、在室者の位置に応じて風向,風量,冷房暖房能力などを増減する方法が考えられ、これを具現化するために種々の工夫が凝らされている。この種の従来技術として、特許4141038号公報,特許4130047号公報,特許3829603号公報,特開平10−300165号公報,特開2008−101893号公報が知られている。
特許文献1は1つの人感センサを吹出し口上部の左右中央に設け、この人感センサの出力を空調運転に加味するか否かを選択するおまかせスイッチをリモートコントローラに設ける。
これにより、人感センサを用いて自動運転制御を実行可能とし、空気調和機の使用性を向上させる空気調和機について述べている。
特許文献2は2つの人感センサを吹出し口上部に左右対称に設け、左右フラップの方向が、人感センサが向く方向の何れかと略一致する場合には、略一致しない方の人感センサの検出結果のみを用いて人がいるか否かの判断を行う。
これにより、複数の人感センサを用いて省エネ運転を行う場合の誤作動を低減する空気調和機について述べている。
特許文献3は1つのセンサCANを吹出し口上部の左右中央に設け、このセンサCANの中に検出対象物から放射される赤外線量に応じた出力を得る積層熱電対と、検出対象物から入射される赤外線量に応じた積層熱電対出力の基準温度となるセンサ周囲温度を検出するサーミスタの二つのセンサを設置して、センサ内蔵構造とする。
これにより、精度良く検出対象物の絶対温度を算出する空気調和機について述べている。
特許文献4はCCDカメラや人工網膜チップを空気調和装置の前側下部の左右中央に設け、什器などの存在物の方向を険出し、什器を避けたり、越えさせたりといった風制御を行い、使用者に不快感を与えることを少なくし、また冷暖房の効率を上げる空気調和装置について述べている。
特許文献5は5つの人体検知センサを前面パネル上部に左右対称に設け、人がいる頻度に応じて各領域の領域特性を設定し、所定時間の人体検知センサの反応結果に応じて人の存在を示す判定条件を各領域特性に設定し、設定された判定条件に応じて各領域における人の在否を推定する。
これにより、複数の人体検知センサを使用して空調すべき領域における人の位置を的確に推定して空調運転を効率よく行うことができる人の位置推定方法及び該方法を採用した空気調和機について述べている。
特許4141038号公報 特許4130047号公報 特許3829603号公報 特開平10−300165号公報 特開2008−101893号公報
空気調和機などの家電品は人検知機能などの新機能を如何にお客様に判りやすく訴求してゆくかが重要となっている。また、人検知センサは高価なため、少ない数の人検知センサで室内のより広い範囲を検知することが求められている。
特許文献1では前後方向の視野が図示されているが、視野は前方のみに設けられていて、背面方向の視野については図示も言及も無く、上下風向板との位置関係についての言及も為されていない。
特許文献2では左右方向の視野は図示されているが前後方向の視野についての言及は無く、上下風向板との位置関係についての言及も為されていない。
特許文献3では前後方向の視野についての言及があるが、その視野は直下から前方に限られていて、背面方向の視野は意図的に回避され、また、上下風向板との位置関係についての言及も為されていない。
特許文献4では背面壁までを視野とする図示があるが、センサと風向板との位置関係などについての言及は無い。
特許文献5では前後方向の視野が上下風向板で阻害される範囲を小さくする工夫が述べられているが、その視野は前方に限定されていて、背面方向の視野についての言及は無い。
本発明の目的は、省資源に適いつつ、煩わしい操作なしに、在室者を快適にすることができる人検知機能を搭載した空気調和機を提供することにある。
本発明が解決しようとする課題は、室内機外観においてセンサカバーを意匠構成要素の一部とすることで機能的な効果を連想させ、室内に据付けられる室内機全体としての意匠性の向上と人検知機能の両立を図った空気調和機を提供することにある。
本発明が解決しようとする課題は、空気吸込み口及び空気吹出し口を有する筐体と、前記筐体内に配置された熱交換器と、室内空気を前記空気吸込み口より吸込み、前記熱交換器を通してから前記空気吹出し口より吹出す送風ファンと、前記送風ファンの吹出し風路に設けた左右風向板と、同じく上下風向板と、赤外線センサを備えた空気調和機において、該赤外線センサは筐体の左右方向ほぼ中央部の空気吸込み口と空気吹出し口の間に、その受光面が上下風向板の吹出し風路から筐体の外に出る部分より前方且つ上方になる如く配置され、該赤外線センサを覆うセンサカバーを意匠構成要素の一部として設け、且つ該センサカバーの色を周囲の意匠構成要素部品の色に対して色調,明度,輝度を変えたことにより達成される。
請求項2に記載の空気調和機は請求項1の空気調和機において、前記赤外線センサの視野が上下風向板により妨げられない位置に配置されているものである。
請求項3に記載の空気調和機は請求項2の空気調和機において、前記赤外線センサの視野が空気調和機の前方と後方に跨る如くに配置されているものである。
請求項4に記載の空気調和機は請求項3の空気調和機において、空気調和機前方の前記赤外線センサの視野が空気調和機後方の該赤外線センサの視野より広いものである。
請求項5に記載の空気調和機は請求項4の空気調和機において、上下風向板の操作により少なくとも一部の風向を後方斜め下方に向けることができるものである。
請求項6に記載の空気調和機は請求項5の空気調和機において、少なくとも一枚の上下風向板を後方斜め下方に向けることができるものである。
請求項7に記載の空気調和機は請求項6の空気調和機において、上下風向板を複数備え、後方の上下風向板の翼長が前方の上下風向板の翼長より短いものである。
請求項8に記載の空気調和機は請求項7の空気調和機において、後方の上下風向板の上方に少なくとも左右風向板の一部が配置されるものである。
請求項1に記載の発明によれば、室内機外観においてセンサカバーを意匠構成要素の一部とすることで機能的な効果を連想させ、室内に据付けられる室内機全体としての意匠性の向上と人検知機能の両立を訴求する効果がある。
請求項2によれば、空気調和機の間近に居ても、煩わしい操作が無く、快適な空調を享受できる。
請求項3によれば、空気調和機の間近に居ても、煩わしい操作が無く、快適な空調を享受できる。
請求項4によれば、壁掛型に好適な人検知センサの配置となる。
請求項5によれば、室内の空調の死角が少なくなる。
請求項6によれば、室内の空調の死角が少なくなる。
請求項7によれば、空気調和機の前方と後方の送風量のバランスが良くなる。
請求項8によれば、左右風向の偏向がより確実になって、充実した室内の空調が行われる。
実施例の空気調和機の構成図。 同空気調和機の室内機の断面図。 同室内機の冷房・除湿運転時の断面図。 同室内機の暖房運転時の断面図。 室内機の外観斜視図。 同室内機に内蔵された赤外線検知装置の構成図。 同検知装置のフレネルレンズ配置図。 同検知装置の検知範囲図。 同検知装置の外観図。 同検知装置による検知区域図。 同検知装置の回路構成図。 人検知センサの検知領域区分図。 鉛直面で見た人検知センサの検知領域図。 室内機の正面外観図。 室内機の内部配置図。 人検知センサ部拡大図。 空気調和機に近い領域への吹降ろし風向図。 実施例2の人検知センサの検知領域区分図。 鉛直面で見た実施例2の人検知センサの検知領域図。 実施例3の空気調和機による近い領域への吹降ろし風向図。 実施例4の空気調和機による近い領域への吹降ろし風向図。
本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。図における同一符号は同一物または相当物を示す。
まず、空気調和機の全体構成について図1〜図4を用いて説明する。図1は実施例の空気調和機の構成図である。図2は空気調和機の室内機の断面図である。図3は室内機の冷房・除湿運転時の断面図である。図4は室内機の暖房運転時の断面図である。
空気調和機1は、室内機2と室外機6とを接続配管8で繋ぎ、室内を空気調和する。室内機2は、筐体ベース21の中央部に室内熱交換器33を置き、熱交換器33の下流側に熱交換器33の幅と略等しい長さの横流ファン方式の室内送風ファン311を配置し、露受皿35等を取り付け、これらを化粧枠23で覆い、化粧枠23の前面に前面パネル25を取り付けている。この化粧枠23には、室内空気を吸い込む空気吸込み口27と、温湿度が調整された空気を吹出す空気吹出し口29とが上下に設けられている。室内熱交換器33の空気流下流には室内送風ファン311が設けられ、室内送風ファン311が回転すると室内空気が室内機2に設けられた空気吸込み口27から室内熱交換器33,室内送風ファン311を通って室内送風ファン311の長さに略等しい幅を持つ吹出し風路290に流れ、吹出し風路290途中に配した左右風向板295で気流の左右方向を偏向され、更に、吹出し口29に配した上下風向板291で気流の上下方向を偏向されて室内に吹出す。
筐体ベース21には、室内送風ファン311,フィルタ231,室内熱交換器33,露受皿35,上下風向板291,左右風向板295等の基本的な内部構造体が取り付けられ、これらの基本的な内部構造体は、筐体ベース21,化粧枠23,前面パネル25からなる筐体20に内包され室内機2を構成する。
また、前面パネル25の下部一側には、運転状況を表示する表示装置397と、別体のリモコン5からの赤外線の操作信号を受ける受光部396とが配置されている。
化粧枠23の下面に形成される空気吹出し口29は、前面パネル25との分割部に隣接して配置され、奥の吹出し風路290に連通している。上下風向板291は、空気吹出し口29の横幅いっぱいに設けられ、閉鎖状態で、吹出し風路290をほぼ隠蔽し、外面となる外側風向面を滑らで曲率の大きい曲面にして空気調和機の外形に合致させる。このようにすることにより、上下風向板291は外面となる風向面で空気調和機の前面から底面にかけての外形を連続的に滑らかに形成することができる。この上下風向板291は、両端部に設けた回動軸を支点にして、リモコン5からの指示に応じて、上下風向板駆動モータ(図示せず)により空気調和機1の運転時に所要の角度回動して空気吹出し口29を開き、吹出し空気を下吹出し、あるいは水平吹出しなどに偏向し、その状態に保持する。空気調和機1の運転停止時には、この上下風向板291は空気吹出し口29を閉じるように制御される。
このため、空気調和機を使用しないとき、空気調和機の外観は不必要な凹凸の無い、柔らかな落ち着いた形状となり、室内の雰囲気を乱すことがない。
この空気吹出し口29の上方の左右方向ほぼ中央に後述する赤外線検知装置14が隣接して設けられている。
左右風向板295は、下端部に設けた回動軸を支点にして駆動モータにより回動され、リモコン5からの指示に応じて回動されてその状態に保持される。これによって、吹出し空気が左右の所望の方向に吹出される。なお、リモコン5から指示することにより、空気調和機1の運転中に上下風向板291,左右風向板295を周期的に揺動させ、室内の広範囲に周期的に吹出し空気を送ることもできる。
室内機2は、内部の電装品ボックスに制御基板を備え、この制御基板にマイコンが設けられる。このマイコンは、室内温度センサ,室内湿度センサ等の各種のセンサからの信号を受けると共に、リモコン5からの操作信号を受光部396を介して受ける。このマイコンは、これらの信号に基づいて、室内送風ファン311,上下風向板駆動モータ,左右風向板駆動モータ等を制御すると共に、室外機6との通信を司り、室内機2を統括して制御する。
フィルタ231は、吸い込まれた室内空気中に含まれる塵埃を取り除くためのものであり、室内熱交換器33の吸込側を覆うように配置されている。露受皿35は、室内熱交換器33の前後両側の下端部下方に配置され、冷房運転時や除湿運転時に室内熱交換器33に発生する凝縮水を受けるために設けられている。受けて集められた凝縮水はドレン配管37を通して室外に排出される。
空気調和機を冷房運転する時には図3のように上下風向板291は吹出し風路290の上壁290a,下壁290bと略平行な姿勢や水平な向きにして使用される。また、吹出された冷風が直接、在室者に当って不快感を生じさせる場合は、適宜、上下風向板291や左右風向板295の方向をリモコン5で変更し、在室者の周囲を快適な温湿度に保つ。
空気調和機を暖房運転する時には、上下風向板291は図4のようにほぼ垂直に近い姿勢にして使用される。このようにすることにより、吹出し風路290を流れる温風は空気調和機から下方に向かって吹出し、床面近くまで到達し、足もと近くを暖め、室内を快適な環境にする。
次に、本発明の空気調和機が搭載している赤外線センサについて図5〜図11を用いて説明する。図5は室内機の外観斜視図である。図6は室内機に内蔵された赤外線検知装置の構成図である。図7は検知装置のフレネルレンズ配置図である。図8は検知装置の検知範囲図である。図9は検知装置の外観図、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は取付状態側面図である。図10は検知装置による検知区域図である。図11は検知装置の回路構成図である。
一般に、空気調和機に人検知装置を取り付ける場合、その主たる目的は在室者が居ない時に空気調和機を省エネ運転または、停止し、在室者が少ない時には、その少ない人に向けて風を送るなどの専用運転をして省エネを図ると共に人の移動に伴う煩わしい操作を回避することである。
これを実現するため、焦電型の赤外線センサなどを使用した人検知センサを複数個つけて、室内を複数の領域に区分し、在室者が空気調和機から見てどの位置に居るかを検知するようにしている。この場合、人検知センサの検知区域の間に非検知領域ができないように、人検知センサの検知区域が互いに重なるように設置することが行われている。
このとき、人検知センサを取り付けたことによる機能のアップを使用者に伝える必要があるが、家電品に使用されるような安価に調達できる人検知センサの検知精度は、多くは検知反応を統計的に処理して人の在否を推定しているため、その過程を判り易く伝えるのは困難を伴う。しかし、環境保護のためにも、人検知センサを使用した省エネ機能は有効であるため、詳細な機能の説明は後に譲るとして、人検知機能が搭載されていることを訴求することが重要となる。
実施例では図5のように赤外線検知装置14を前述の如く、空気吹出し口29の上方の左右方向ほぼ中央に空気吹出し口29に隣接して設けた。
赤外線検知装置14は、図6に示すように赤外線センサ410を台座415を介して、基板416に搭載しフレネルレンズ417を被せ、これを左右に配して図9のように構成する。
赤外線センサ410は平滑な受光面411を持ち、受光面411の対向する方向が主検知方向となり、受光面411の中心から主検知方向に向かう中心軸412は検知感度が最も良好な方向となり、その周りに検知感度の良好な検知範囲が広がる。
左右の赤外線センサ410a,410cは各前記台座415により、中心軸412の方向が異なるように図9(a)の拡がり角Dを有する如く搭載され、当然その主検知方向も異なるため、図8のように広角に検知範囲を構成でき、さらに赤外線検知装置14を図9(d)のように俯角Eをもって実装することにより、室内床面の大半をその視野内に収めることができる。実施例では拡がり角Dを60度、俯角Eを36度に設定した。
フレネルレンズ417は図7に示すように半球面を成す如く成型され、半球面は複数のセグメントに分割され、各セグメントには室内の特定の方向から来る赤外線を半球面の中心部に集めるように小フレネルレンズが形成されていて、この半球面の中心部に赤外線センサ410の受光面411が配置されるように構成されている。
この小フレネルレンズが赤外線を集光する方向を、人が座った時の顔の高さ付近の床と平行な面で示すと図10のような検知スポットの分布になり、この範囲を人が移動していくつかの検知スポットを出入りすると赤外線センサ410がこれを検知する。実施例では、家庭の室内で使われることを想定し、赤外線センサ410から6m離れた位置でのひとつの検知スポットの大きさが凡そ人体の大きさと同等(幅0.3〜0.5m,高さ1.6〜1.8m)になるように設定した。
実施例では赤外線センサ410として、焦電型の赤外線センサを用いる。赤外線検知装置14は図11に示すように左人検知センサ140aと右人検知センサ140cと演算制御部132からなり、左右の人検知センサ140a,140cは赤外線センサ410a,410c,赤外線センサ410a,410cの出力を増幅する増幅器130、人の動きを抽出する帯域フィルタ、その出力をデジタル信号へと変換するコンパレータ131や前述の台座415,フレネルレンズ417などから構成されている。
一般に、人が覚醒している時には、生理的に静止し続けることはできず、数分の中で意識的にあるいは無意識のうちに手,脚,顔など体の一部を動かしている。
人検知センサ140a,140c内の赤外線センサ410a,410cはこの動きを検知し、信号を出力する。赤外線センサ410a,410cからの出力は人検知センサ140a,140cで、演算制御部132での処理に適した形態に変換されて演算制御部132に読み込まれ、演算処理の結果に応じて、空気調和機の能力,風向などの制御が行われる。
上記のように、赤外線検知装置14を構成すれば、前記焦電型赤外線センサ410a,410cから環境や人体の存在,人体の活動に伴ったアナログ信号が出力され、前記増幅器130で増幅され、前記帯域フィルタで人の活動に主として含まれる1Hz近辺の信号が抽出され、前記コンパレータ131により、微小な信号やノイズを除去され、デジタル化された活動パルスに変換される。
活動パルスに変換された信号は前記演算制御部132の読み込みポートから前記演算制御部132入力され、演算処理される。その結果により、人体が存在すると判断した領域に対し、前記上下風向板291,左右風向板295を向け、或いは、避けて室内送風ファン311によって、調和された空気が送風される。また、人が不在と判断された場合は省エネ運転や運転停止してエネルギーの浪費を回避する。
次に、室内の検知領域区分について図12,図13を用いて説明する。図12は人検知センサの検知領域区分図である。図13は鉛直面で見た人検知センサの検知領域図である。
赤外線検知装置14を室内機2に取り付け、この検知区域を簡単のため、床面の高さまで下げて図12のように表し、上述のように室内を左右の人検知センサ140a,140cが単独で検知する検知領域610A,610C、左右の人検知センサ140a,140cが重複して検知する検知領域610ACに区分する。
左人検知センサ140aのみが検知した場合は、検知領域610Aに人体が存在し、右人検知センサ140cのみが検知した場合は、検知領域610Cに人体が存在し、左人検知センサ140aと右人検知センサ140cの両方が検知した場合は、検知領域610AC又は検知領域610Aと610Cと610ACに人体が存在していると推定する。
図13は図12の室内を横方向から見て検知領域を表したものであり、412は赤外線センサ410の中心軸を示し、G,Hは視野の限界を示す視野限界線である。
人検知センサ140は空気調和機1の前面で吹出し口29の上部に隣接して左右方向のほぼ中央部に設けられる。人検知センサ140を搭載した基板416は図9の(d)のように俯角Eを持つように傾斜して、図16(a)のように人検知センサ140貫通用の開口23−1を有する化粧枠23の内部の構造体に取り付けられ、その前方を赤外線透過性のセンサカバー226で覆っている。また、センサカバー226は前面パネル25周囲の額縁様の枠体25−1を一部切欠いて枠体25−1から突出し、人検知センサ140は図17のようにその視野限界線Gが上下風向板291で遮蔽されない位置に設けられる。更に、センサカバー226の色は枠体25−1、前面パネル25や上下風向板291の色とは異なる色に設定する。
このように構成した人検知センサ140の取り付け部は、空気調和機1の真正面のほぼ中央のセンサカバー226の内側になり、図14のように空気調和機1を販売店の店頭に展示した時に最も目に入りやすい位置になる。目に入りやすい位置に加えて、センサカバー226が枠体25−1から図16(b)Fのように突出し、更に枠体25−1等の周囲の意匠構成部品の色と異なっているため、展示された空気調和機1の外観を機能的に演出する。店頭での説明によるなどして人検知センサ140が内蔵されていることを知る。このように、お客様自らが疑問を持って能動的に行動して得られた結果はお客様に強い印象を与え、購入機種の選定に効果的に働く。
人検知センサ140は在室者の行動を逐一見張るものでは無く、室内の空調負荷の分布を推定して空気調和機1を合理的に運転するものに過ぎないが、使用者によっては人検知センサ140の存在を過度に意識する恐れもある。実施例では前面パネル25、上下風向板291の色を乳白色、枠体25−1の色を銀色として意匠性を高めると共に、センサカバー226の色を濃灰色として、枠体25−1の色と同系統で、前面パネル25や上下風向板291、枠体25−1の色より色調,明度,彩度,輝度が異なり、かつ周囲の意匠構成要素部品と調和した色に設定する。
このようにすることで、店頭では注意を引きつつも、購入して、据付けた後には、センサカバー226の色は枠体25−1と意匠上で調和した色であるため、枠体25−1と調和して目立たなくなり、人検知センサ140で見張られているという意識になることを軽減する。
一般に、家電品は便利で実用的な機能を搭載した製品が次々と発売されてきている。この様な状況の中でお客様の注目を引き、関心を持って貰わなければ製品の販売に結びつくことは難しい。この傾向は家電量販店で著しく、各社の製品が陳列されている中で、如何にお客様の注目を浴び、関心を持って貰えるかが製品の販売の良否に大きく影響すると考えられる。壁掛け型の空気調和機も普及が進み、この例に漏れず、新しく搭載した新機能を如何にお客様に訴求してゆくかが重要になってきている。
実施例の空気調和機によれば、空気調和機を見たときに前側中央の吹出し口上方に、周囲とは色彩が異なった凸部があるため、関心を持つことで、購入動機のひとつとなることが期待される。
また、実施例の空気調和機は、前記赤外線センサの視野が上下風向板により妨げられない位置に配置されている。
これにより、赤外線センサの視野がその取付姿勢に応じて、上下風向板により妨げられること無く、空気調和機の背面が対向する取付壁側に広がり、人検知センサの検知領域が空気調和機の後方(取付壁側)に広がる。
このため、空気調和機の間近に居ても、煩わしい操作が無く、快適な空調を享受できる空気調和機を提供することができる。
次に、検知領域を変えた実施例2の空気調和機について図18,図19を用いて説明する。図18は実施例2の人検知センサの検知領域区分図である。図19は鉛直面で見た実施例2の人検知センサの検知領域図である。
実施例2では人検知センサ140の図9(a)の広がり角Dを30度、同じく(d)の俯角を54度にし、他の部分は実施例1と同じにして空気調和機を組立てた。この結果、センサカバー226は前面パネル25周囲の額縁様の枠体25−1を一部切欠いて枠体25−1から突出し、人検知センサ140もその分、空気調和機の前方に配置できるので、人検知センサ140の視野は上下風向板291で遮蔽されずに、床面での検知領域は図18の如くになり、検知範囲が空気調和機の直下から背面壁側に広がり、より広い範囲の在室者を検知できるようになった。この場合の室内を横方向から見た検知領域は図19のようになり、視野限界線Gが背面壁側に拡がっていることがわかる。また、この場合、上下風向板291を回動させた時の先端の軌跡は図18の2点鎖線のようになり、上下風向板291によって、人検知センサ14の視野が妨げられることが無い。
このように、実施例の空気調和機は、前記赤外線センサの視野が空気調和機の前方と後方に跨る如くに配置されている。
また、実施例の空気調和機は、筐体の底面と前面の交差部に、底面の一部をなす上下風向板に隣接して前記赤外線センサを設け、その視野が赤外線センサの位置より前記空気調和機を据付けている壁側に拡がっている。
また、実施例の空気調和機は、該赤外線センサは空気吸込み口と空気吹出し口の間に、その受光面が上下風向板の前方且つ上方に位置して配置され、該赤外線センサの視野が該赤外線センサの直下から背面壁までの領域の少なくとも一部を含んでいる。
また、実施例の空気調和機は、筐体の底面から前面にかけての曲線の最大曲率部近傍に赤外線センサを設け、該赤外線センサをその直下より背面壁方向に拡がる区域の少なくとも一部を視野に納めるように設置する。
これにより、人検知センサの検知範囲が空気調和機の間近まで広がり、今まで、人の在否の認識ができなかった、人が居る可能性の高い、空気調和機に近い領域も、赤外線センサの検知範囲に入り、空気調和機直近に居る人も人検知センサの恩恵を受け、その在否が認識され、その認識に基づいて空気調和機が制御されるので、最低限の操作で快適な空気調和生活を享受できる。
このため、空気調和機の間近に居ても、煩わしい操作が無く、快適な空調を享受できる空気調和機を提供することができる。
また、実施例の空気調和機は、空気調和機前方の前記赤外線センサの視野が空気調和機後方の該赤外線センサの視野より広い。
これにより、壁に取り付けられた空気調和機前方の広い空間に対応して、人検知センサの検知領域を広くするため赤外線センサの空気調和機前方の視野を広く取り、空気調和機後方の狭い空間に対応して、該赤外線センサの空気調和機の後方の視野を狭くする。このようにすることで、空気調和機の前方と後方に対する赤外線センサの視野をバランスよく配分して、赤外線センサを効率良く使用する。
このため、壁掛型に好適な人検知センサの配置となる空気調和機を提供することができる。
次に、後方に風向変更可能な実施例3の空気調和機について図20を用いて説明する。図20は実施例3の空気調和機による近い領域への吹降ろし風向図である。
実施例3では図20のように上下風向板291の風向角度を垂直より更に背面壁側に回転できるように構成し、他の部分は実施例2と同じにして空気調和機を組立てた。この結果、風向を空気調和機の直下から背面壁側まで向けることができるようになり、この領域に居る在室者に対しても快適で省エネになる空調を提供できるようになった。
このように、実施例の空気調和機は、上下風向板の操作により少なくとも一部の風向を後方斜め下方に向けることができる。
これにより、空気調和機を据付けた壁に近いところにも調和空気を送風することができ、壁に近いところに居る人の満足度が上がり、室内の何処に居ても満足できる空調空気を受けることができるようになる。
このため、室内の空調の死角が少なくなる空気調和機を提供することができる。
また、実施例の空気調和機は、少なくとも一枚の上下風向板を後方斜め下方に向けることができる。
これにより、空調空気を空気調和機の後方斜め下方にも送風できるようになり、左右風向板と組み合わせて、空気調和機の据付け壁の近くに居る人にも風が行き渡る。
このため、室内の空調の死角が少なくなる空気調和機を提供することができる。
次に、後方に一部の気流を分割して風向変更可能な実施例4の空気調和機について図21を用いて説明する。図21は実施例4の空気調和機による近い領域への吹降ろし風向図である。
実施例4では図21のように上下風向板を複数にし前側の上下風向板291で部屋全体の風の循環をはかり、後ろ側に弦長の短い補助上下風向板292を設けて空気調和機直下から背面壁の領域に風向を向けることができるように構成し、他の部分は実施例3と同じにして空気調和機を組立てた。実施例3では空気調和機の前方の領域と空気調和機直下から背面壁の領域への空調が要求された時に、これらの要求に同時に応えることは困難であったが、実施例4では空調部屋全体の空調と同時に、空気調和機直下から背面壁の領域の空調も可能になり、使い勝手が格段に向上した。
このように、実施例の空気調和機は、上下風向板を複数備え、後方の上下風向板の翼長が前方の上下風向板の翼長より短い。
これにより、前後の上下風向板を独立して制御することで比較的在室者が少ないと考えられる空気調和機の据付け壁の近く領域には短い上下風向板で少量の風を送り、比較的在室者が多いと考えられる空気調和機の前方の領域には長い上下風向板で多量の風を送ることができ、空気調和機の前方と後方の両方に夫々適量の風を送って、在室者間の快適性のバランスをとることができる。
このため、空気調和機の前方と後方の送風量のバランスが良くなる空気調和機を提供することができる。
また、実施例の空気調和機は、後方の上下風向板の上方に少なくとも左右風向板の一部が配置される。
これにより、1枚の上下風向板の時よりも左右風向板の偏向面積が広くなり、風向の偏向がより確実に行われ、室内の空調が充実したものになる。
このため、左右風向の偏向がより確実になって、充実した室内の空調が行われる空気調和機を提供することができる。
また、請求項2記載の空気調和機によれば、前記赤外線センサの視野が上下風向板により妨げられない位置に配置されている。
これにより、赤外線センサの視野がその取付姿勢に応じて、上下風向板により妨げられること無く、空気調和機の背面が対向する取付壁側に広がり、人検知センサの検知領域が空気調和機の後方(取付壁側)に広がる。
このため、空気調和機の間近に居ても、煩わしい操作が無く、快適な空調を享受できる空気調和機を得ることができる。
また、請求項3記載の空気調和機によれば、前記赤外線センサの視野が空気調和機の前方と後方に跨る如くに配置されている。
これにより、人検知センサの検知範囲が空気調和機の間近まで広がり、今まで、人の在否の認識ができなかった、人が居る可能性の高い、空気調和機に近い領域も、赤外線センサの検知範囲に入り、空気調和機直近に居る人も人検知センサの恩恵を受け、その在否が認識され、その認識に基づいて空気調和機が制御されるので、最低限の操作で快適な空気調和生活を享受できる。
このため、空気調和機の間近に居ても、煩わしい操作が無く、快適な空調を享受できる空気調和機を得ることができる。
また、請求項4記載の空気調和機によれば、空気調和機前方の前記赤外線センサの視野が空気調和機後方の該赤外線センサの視野より広い。
これにより、壁に取り付けられた空気調和機前方の広い空間に対応して、人検知センサの検知領域を広くするため赤外線センサの空気調和機前方の視野を広く取り、空気調和機後方の狭い空間に対応して、該赤外線センサの空気調和機の後方の視野を狭くする。このようにすることで、空気調和機の前方と後方に対する赤外線センサの視野をバランスよく配分して、赤外線センサを効率良く使用する。
このため、壁掛型に好適な人検知センサの配置となる空気調和機を得ることができる。
また、請求項5記載の空気調和機によれば、上下風向板の操作により少なくとも一部の風向を後方斜め下方に向けることができる。
これにより、空気調和機を据付けた壁に近いところにも調和空気を送風することができ、壁に近いところに居る人の満足度が上がり、室内の何処に居ても満足できる空調空気を受けることができるようになる。
このため、室内の空調の死角が少なくなる空気調和機を得ることができる。
また、請求項6記載の空気調和機によれば、少なくとも一枚の上下風向板を後方斜め下方に向けることができる。
これにより、空調空気を空気調和機の後方斜め下方にも送風できるようになり、左右風向板と組み合わせて、空気調和機の据付け壁の近くに居る人にも風が行き渡る。
このため、室内の空調の死角が少なくなる空気調和機を得ることができる。
また、請求項7記載の空気調和機によれば、上下風向板を複数備え、後方の上下風向板の翼長が前方の上下風向板の翼長より短い。
これにより、前後の上下風向板を独立して制御することで比較的在室者が少ないと考えられる空気調和機の据付け壁の近く領域には短い上下風向板で少量の風を送り、比較的在室者が多いと考えられる空気調和機の前方の領域には長い上下風向板で多量の風を送ることができ、空気調和機の前方と後方の両方に夫々適量の風を送って、在室者間の快適性のバランスをとることができる。
このため、空気調和機の前方と後方の送風量のバランスが良くなる空気調和機を得ることができる。
また、請求項8記載の空気調和機によれば、後方の上下風向板の上方に少なくとも左右風向板の一部が配置される。
これにより、1枚の上下風向板の時よりも左右風向板の偏向面積が広くなり、風向の偏向がより確実に行われ、室内の空調が充実したものになる。
このため、左右風向の偏向がより確実になって、充実した室内の空調が行われる空気調和機を得ることができる。
1 空気調和機
2 室内機
5 リモコン
6 室外機
8 接続配管
10 制御装置
14 赤外線検知装置
20 筐体
21 筐体ベース
23 化粧枠
23−1 センサ開口
25 前面パネル
25−1 枠体
27 空気吸込み口
29 空気吹出し口
33 室内熱交換器
35 露受皿
37 ドレン配管
130 増幅器
131 コンパレータ
132 演算制御部
140 人検知センサ
140a 左人検知センサ
140c 右人検知センサ
190 上下風向板制御部
191 上下風向板モータ
194 左右風向板制御部
195 左右風向板モータ
226 センサカバー
230 空気吸込み部
231 フィルタ
290 吹出し風路
290a 吹出し風路上壁
290b 吹出し風路下壁
291 上下風向板
292 補助上下風向板
295 左右風向板
311 送風ファン
396 受光部
397 表示装置
410 赤外線センサ
410a〜410c 赤外線センサa〜c
411 受光面
412 中心軸
415 台座
416 基板
417 フレネルレンズ
510a〜510c 検知区域a〜c
610A 検知領域A
610AC 検知領域AC
610C 検知領域C
902 室
A〜C 領域
D 拡がり角
E 基板俯角
F 突出寸法
G,H 視野限界線

Claims (8)

  1. 空気吸込み口及び空気吹出し口を有する筐体と、前記筐体内に配置された熱交換器と、室内空気を前記空気吸込み口より吸込み、前記熱交換器を通してから前記空気吹出し口より吹出す送風ファンと、前記送風ファンの吹出し風路に設けた左右風向板と、同じく上下風向板と、赤外線センサを備えた空気調和機において、該赤外線センサは筐体の左右方向ほぼ中央部の空気吸込み口と空気吹出し口の間に、その受光面が上下風向板の吹出し風路から筐体の外に出る部分より前方且つ上方になる如く配置され、該赤外線センサを覆うセンサカバーを意匠構成要素の一部として設け、且つ該センサカバーの色を周囲の意匠構成要素部品の色に対して色調,明度,彩度,輝度を変えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1の空気調和機において、前記赤外線センサの視野が上下風向板により妨げられない位置に配置されていることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項2の空気調和機において、前記赤外線センサの視野が空気調和機の前方と後方に跨る如くに配置されていることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項3の空気調和機において、空気調和機前方の前記赤外線センサの視野が空気調和機後方の該赤外線センサの視野より広いことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4の空気調和機において、上下風向板の操作により少なくとも一部の風向を後方斜め下方に向けることができることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項5の空気調和機において、少なくとも一枚の上下風向板を後方斜め下方に向けることができることを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項6の空気調和機において、上下風向板を複数備え、後方の上下風向板の翼長が前方の上下風向板の翼長より短いことを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項7の空気調和機において、後方の上下風向板の上方に少なくとも左右風向板の一部が配置されることを特徴とする空気調和機。
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