JP2010189898A - 目地部処理装置および目地部処理方法 - Google Patents
目地部処理装置および目地部処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】モータを備える装置本体10と、離間して並設された二本の棒状のカッタ部材30,30とを有しており、両カッタ部材30,30が、モータの動力により互いに異なる方向に回転する目地部処理装置1。二本のカッタ部材30,30を、既存の充填材を挟んだ状態で目地部に挿入する工程と、目地部に挿入された二本のカッタ部材30,30を同時に回転させることにより、充填材を目地部から引き剥がす工程とを備える目地部処理方法。
【選択図】図1
Description
また、目地部に残存する充填材の撤去作業の手間は、依然として解消されていなかった。
また、2本のカッタ部材はそれぞれ異なる方向に回転するため、装置本体を一方向に移動させやすくなるため、作業員に対する負担が少ない。
本実施形態では、目地部処理装置1として、作業員が保持した状態で使用する手持ち式の場合について説明する。
また、装置本体10は、図示しないモータと、モータの動力をカッタ部材30に伝達するための動力伝達手段13(図2(a)参照)と、を内部に収容している。なお、本実施形態では、モータの駆動方式として電気を採用するが、例えばエアー方式を採用する等、モータの駆動方式は限定されるものではない。
ハンドル11には、モータスイッチ11aが形成されてとともに、装置本体10内に設置されたモータに電気を送電するための電線11bが接続されている。
吊持部材15は、目地部処理装置1の見掛け上の重さを排除するために、装置本体10の略重心位置において図示しないバランサーにより吊持することが可能となるように構成された部材である。なお、吊持部材15は必要に応じて形成すればよく、省略することも可能である。
本実施形態にかかる動力伝達手段13は、主軸ギヤ13aと中間ギヤ13bとアイドルギヤ(第一アイドルギヤ13c,図2(b)に示す第二アイドルギヤ13d)とを備えて構成されている。
第一アイドルギヤ13cは、逆転する中間ギヤ13bからモータの動力が伝達されることで正転する。
第二アイドルギヤ13dは、正転する第一アイドルギヤ13cから伝達された動力により逆転する。
基部20は、装置本体10の先端部において、手動により少なくとも1/4回転が可能となる設置されている。
本体部21の回転は、固定ネジ21b(図3参照)を緩めた状態で手動により行い、目地部処理装置1の使用時には固定ネジ21bにより回転が固定されている。
チャック23は、図2(a)および図3に示すように、カッタ部材30を固定する部材であって、本体部21の回転中心軸(軸心21a)を挟んで離間するように設置されている。
第一スピンドル24および第二スピンドル25は、軸心21aを挟んで離間するように配置されている。
二本のカッタ部材30,30は、第一スピンドル24および第二スピンドル25の回転により互いに異なる方向に回転する。
まず、目地部処理装置1を利用して、目地部に充填された充填材を除去する場合(第一の目地部処理方法)について説明する。
本実施形態では、縦目地に充填された充填材41を除去する場合について説明する。
目地部40の幅が小さい場合には、カッタ部材30同士を結ぶ線の水平線(基準線)に対する傾斜角αが大きくなるようにし(図6(a)参照)、目地部40の幅が大きい場合には、同傾斜角αが小さくなるように基部20を回転させる(図6(b)参照)。なお、カッタ部材30同士の離隔距離をdとした場合、カッタ部材30,30を基準線に投影したときの離隔距離d’は、d’=cosαとなるので、基部20の可動範囲を90°以上(1/4回転以上)としておけば、0≦d’≦dの範囲で調節が可能である。
第二の目地部処理方法は、カッタ部材30,30を目地部40に挿入する第一工程と、目地部40にカッタ部材30,30を挿入した状態でカッタ部材30,30を回転させて目地部40を研磨する第二工程とを備えている。
作業員は、カッタ部材30,30を目地部40に側面に当接させた状態で当該目地部40に沿って移動させる。これにより、目地部40の側面の研磨がなされる。
また、カッタ部材30,30を変更するのみで、目地部40の研削を行うことができるため、目地部40に残存する充填材41の除去や、目地部40の脆弱部の研削を簡易かつ短時間で行うことができる。
なお、係止部材16の形状は限定されるものではなく、レール部材50の構成に応じて適宜設定することが可能である。
また、高所や足場などの確保が困難な場所での作業も可能となる。
例えば、前記実施形態では、基部を回転させることにより、カッタ部材を目地部の幅に合わせるものとしたが、装置本体を回転させることでカッタ部材と目地部との位置関係を調節してもよい。
また、動力伝達手段の構成は前記の構成に限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
装置本体は、電動ドリル、充電式ドリル、圧力空気式ドリル等により構成することが可能である。
10 装置本体
20 基部
30 カッタ部材
40 目地部
41 充填材
Claims (4)
- モータを備える装置本体と、
離間して並設された二本の棒状のカッタ部材と、を有する目地部処理装置であって、
前記両カッタ部材が、前記モータの動力により互いに異なる方向に回転することを特徴とする、目地部処理装置。 - 前記装置本体に回転可能に設置された基部を有し、
前記カッタ部材が、前記基部の回転中心軸を挟んで離間するように当該基部に設置されていることを特徴とする、請求項1に記載の目地部処理装置。 - 互いに異なる方向に回転する長さの異なる二本のカッタ部材を、既存の充填材を挟んだ状態で前記二本のカッタ部材の先端が底面に接するように目地部に挿入する工程と、
前記目地部に挿入された二本のカッタ部材を同時に回転させながら移動させることにより、前記充填材を前記目地部から引き剥がす工程と、を備えることを特徴とする、目地部処理方法。 - 互いに異なる方向に回転する二本のカッタ部材を、目地部に挿入する工程と、
前記目地部に挿入された二本のカッタ部材を同時に回転させるとともに前記目地部の側面に当接させた状態で移動させることにより、前記目地部を研磨する工程と、を備えることを特徴とする、目地部処理方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012240131A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Toshiba Mach Co Ltd | 切削工具、工作機械および溝加工方法 |
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