JP2018085820A - 間接活線作業用の先端工具、及び電線表面の研磨方法 - Google Patents
間接活線作業用の先端工具、及び電線表面の研磨方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018085820A JP2018085820A JP2016226629A JP2016226629A JP2018085820A JP 2018085820 A JP2018085820 A JP 2018085820A JP 2016226629 A JP2016226629 A JP 2016226629A JP 2016226629 A JP2016226629 A JP 2016226629A JP 2018085820 A JP2018085820 A JP 2018085820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- wire
- tip tool
- operation rod
- indirect hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
【課題】間接活線作業において電線表面を効率よく研磨する【解決手段】先端工具10は、研磨対象となる電線5を把持する把持構造を有するとともに、電線5と接触する部分に研磨部材層114a,114bが形成された電線把持部11と、絶縁操作棒30と連結する構造を有する操作棒連結部12と、絶縁操作棒30から伝達される、絶縁操作棒30の周方向の回転力により、電線把持部11による電線5の締め付け力を変化させる締め付け部13とを備える。電線把持部11は、電線5と接触する部分に研磨部材層114aを有する第1グリップ片11a、及び第1グリップ片11aと対峙して設けられ、電線5と接触する部分に研磨部材層114bを有する第2グリップ片11bを含む。締め付け部13は、上記回転力により、第1グリップ片11aと第2グリップ片11bとの間の距離を変化させる。【選択図】図1
Description
この発明は、間接活線作業用の先端工具、及び電線表面の研磨方法に関する。
特許文献1には、電線表面の研磨作業を容易かつ安全に行うための技術として、人力による金属ブラシの往復運動でなく、駆動装置、望ましくは電動機で駆動される金属ブラシの回転運動によって電線研磨作業を行う装置が開示されている。上記装置は、接近離反自在かつほぼ平行状に配置された2個の回転ブラシと、2個の回転ブラシを同一方向に回転する動力装置と、少なくとも回転ブラシの前後両側面を覆いかつ、回転ブラシの毛先のみを電線研磨側に露呈せる一対の保護カバーと、よりなり、該転ブラシ間に電線を挾持して電線表面を研磨する。
特許文献2には、電線の接続作業を容易するための磨き工具について開示されている。上記磨き工具は、一対の回動部材が回動軸を中心に相対的に回動して先端部が接離することにより目的物を挟むように把持する把持部、該把持部の回動部材を回動させるように操作する操作部、および、該操作部から離隔する位置に把持部を連結して当該操作部に加えられる操作力を把持部に伝達する伝達部を具備し、遠隔作業道具の回動部材の先端部にそれぞれ装着する2つ一組の装着具からなり、装着具は、遠隔作業道具の回動部材の先端部に着脱可能に取り付ける取付部と、回動部材の先端部に取り付けられて接離可能な取付部の対向面に設けられている磨き部材とを有する。
架空電線等の電線の相互接続に際しては、電線表面を研磨して表面の酸化皮膜層を削り取ることにより新しい金属表面を露出させ、接触抵抗を低下させる作業が行われる。ここで上記研磨作業は電線ブラシ等を用いて行われるが、電柱や高所作業車のバケット等、足場の悪い状況での作業は安全性の確保と作業効率の向上が課題となる。
とくに間接活線工具を用いて研磨作業を行う場合、作業者は、例えば、図8に示す構造からなる電線ブラシ211をその先端に取り付けた間接活線工具212(絶縁操作棒等)を用い、図9に示すように移動範囲が制限された高所作業車のバケット901上で重量物である間接活線工具212を操作する必要があり、作業者にかかる肉体的な負担が大きい。また電線80の表面の全体を均一に研磨するために電線ブラシ211は多方向から万遍なく電線80に当てる必要があり作業性もよいとはいえない。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、電線表面を効率よく研磨することが可能な、電線表面の磨き工具、及び電線表面の研磨方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの一つは、間接活線作業用の先端工具であって、研磨対象となる電線を把持する把持構造を有するとともに、前記電線と接触する部分に研磨部材層が形成された電線把持部と、絶縁操作棒と連結するための連結構造を有する操作棒連結部と、前記絶縁操作棒から伝達される当該絶縁操作棒の周方向の回転力により、前記電線把持部による前記電線の締め付け力を変化させる締め付け部と、を備える。
本発明によれば、作業者は、先端工具を絶縁操作棒に取り付けこれを回転させて電線把持部による電線の締め付け力を変化させることにより、先端工具を容易に電線に取り付けることができる。また絶縁操作棒を電線の延出する方向と直角の方向に振るだけで電線の表面を効率よく研磨することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記先端工具であって、前記電線把持部は、前記電線と接触する部分に前記研磨部材層を有する第1グリップ片、及び、前記第1グリップ片と対峙して設けられ、前記電線と接触する部分に前記研磨部材層を有する第2グリップ片を含み、前記締め付け部は、前記回転力により、前記第1グリップ片と前記第2グリップ片との間の距離を変化させることとする。
本発明によれば、絶縁操作棒を遠隔操作して先端工具を電線に容易に取り付ける仕組みを簡素な構成にて実現することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記先端工具であって、前記電線把持部に把持される前記電線から所定距離離間した部位に、紐体を括り付け可能な一つ以上の紐掛部を有することとする。
本発明によれば、紐掛部に紐を掛けておき、これを絶縁ヤットコ等の工具で掴んで先端工具を振るようにすることで、先端工具を電線周りに大きく回転させることができ、作業者は電線の表面を効率よく均一に研磨することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記先端工具であって、複数の前記紐掛部を有し、前記紐掛部は夫々異なる方向に突出していることとする。
複数の紐掛部の夫々に紐を掛けておき、そのうちのいずれかを選択して引っ張るようにすることで、先端工具に複数の方向から力を加えることができ、作業者は電線の表面を万遍なく研磨することができる。
本発明のうちの他の一つは、上記先端工具であって、前記電線把持部と前記操作棒連結部とを回動可能に接続する継手機構を備えることとする。
本発明によれば、作業者が絶縁操作棒を操作して先端工具を電線の周りに回転させるときの絶縁操作棒の下端の振れ幅を小さくすることができ、逆にいえば絶縁操作棒の下端の小さな振れ幅で先端工具を電線の周りに大きく回転させることができ、電線の表面を効率よく均一に研磨することができる。また高所作業車のバケット等で作業する場合、作業者は無理な姿勢をとる必要がなくなり、作業の安全性も向上する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、電線表面を効率よく研磨することができる。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に本発明の一実施形態として示す、電線表面の研磨に際して用いる間接活線作業用の先端工具10の斜視図を示している。先端工具10の各部は、例えば、鋼材や樹脂を素材として構成される。尚、間接活線作業を行う作業者の肉体的負担を軽減するため、上記素材としては軽量のものを選択することが望ましい。
先端工具10は、研磨対象となる電線5を把持する電線把持部11、先端工具10を後述の絶縁操作棒30(共用操作棒)と連結する操作棒連結部12、及び絶縁操作棒30から伝達される当該絶縁操作棒30の軸周りの回転力を電線把持部11による電線5の把持力に変換する締め付け部13を備える。先端工具10は、電線把持部11を介して電線5に取り付けられた状態で操作棒連結部12が下方に位置するようにその重心位置が設定されている。以下の説明では、電線把持部11によって把持される電線5が延出する方向にX軸を、鉛直方向にZ軸を、X軸及びZ軸の双方に垂直な方向にY軸を設定するものとする。また以下の説明において、+Z方向を「上方」と、−Z方向を「下方」と称することがある。
同図に示すように、電線把持部11は、第1グリップ片11a、及び当該第1グリップ片11aと対峙させて設けられる第2グリップ片11bを含む。
締め付け部13は、操作棒連結部12を介して連結される絶縁操作棒30から伝達される回転力を、第1グリップ片11aと第2グリップ片11bとの間の距離の変化、即ち電線5の締め付け力に変換する。締め付け部13は、中空略直方体状のガイド筒131と、ガイド筒131に収容される回転軸部132とを含む。回転軸部132は、その軸方向をガイド筒131の長手方向と一致させてガイド筒131に設けられている。回転軸部132の両端部は、ガイド筒131の各端面131a,131bに埋設されているベアリング機構等(不図示)によって軸支され、それにより回転軸部132はその軸周りに回転可能な状態でガイド筒131に設けられている。
第1グリップ片11aは、その内周面にねじ山が形成された筒状の基部111aと、ガイド筒131の長手方向に対して垂直な方向(電線把持部11によって把持される電線5の方向)に延出し、電線5の外形に合わせて弧状に湾曲した断面を有する板状の挟持板112aと、当該挟持板112aの電線5が挟持される側の面と対向する側の面に固設された略台形平板状の2つの突起部113a,113bとを有する。各突起部113a,113bの所定位置には、間接活線工具が係止される紐を通すための通し孔が形成された紐掛部115a,115bが設けられている。第1グリップ片11aは、基部111aの中央付近に形成されている孔の内周面に形成されているねじ山を回転軸部132のねじ山に噛み合わせることより、ガイド筒131の長手方向に沿って移動可能に設けられている。挟持板112aの電線5と接触する側の面には、研磨部材層114aが形成されている。
第2グリップ片11bは、ガイド筒131の長手方向下端付近に固設されている。第2グリップ片11bは、ガイド筒131の長手方向に対して垂直な方向(電線把持部11によって把持される電線5の方向)に延出し、電線5の外形に合わせて弧状に湾曲した内周面を有する挟持板111bを有する。挟持板111bの電線5と接触する側の面には、研磨部材層114bが形成されている。
第1グリップ片11aの研磨部材層114a、及び第2グリップ片11bの研磨部材層114bは、例えば、真鍮、鉄、ステンレス等の線材(ワイヤ)を多数隣接して(例えば剣山状に)立設配置して構成されるブラシ、研磨材、サンドペーパ等で構成される。尚、研磨部材層114a,114bは、消耗や破損により交換が必要となった際に容易に交換することができるように、例えば、機械式の脱着機構や面ファスナ等によって第1グリップ片11a又は第2グリップ片11bに脱着できる構成としてもよい。
操作棒連結部12は、ガイド筒131の端面131bの下方側に、回転軸部132の一端と接続(固定)されて設けられている。同図に示すように、操作棒連結部12は略円筒状を呈する。操作棒連結部12の内側上面には、絶縁操作棒30の先端部分が嵌合される軸孔(不図示)が開口している。操作棒連結部12の周側面には、絶縁操作棒30の後述するピン312a,312bが係合される、全体が略T字状の溝部122(122a,122b)が形成されている。
操作棒連結部12に連結された絶縁操作棒30を周方向に回転させると、これに連動して回転軸部132が回転し、絶縁操作棒30の回転方向に応じて第1グリップ片11a(挟持板112a)が上方又は下方に移動する。この機構により、作業者は、絶縁操作棒30を周方向に回転させて電線把持部11による電線5の把持力を調節することができる。
尚、操作棒連結部12又は締め付け部13の要所に、例えば、電線把持部11による電線5の把持力を維持するためのロック機構(ギア機構、ラチエット機構等)を設けてもよい。
続いて、以上に説明した先端工具10が装着される絶縁操作棒30の一例を示す。以下に例示する絶縁操作棒30は、汎用性を有するタイプのものであり、間接活線作業に用いられる様々な種類の先端工具を取り付けることが可能である。
図2に絶縁操作棒30(共用操作棒と称されることもある。)の一例を示す。絶縁操作棒30は、工具取付部31、柄部32、及び把持部33を備える。先端工具10は、工具取付部31に取り付けられる。作業者は、把持部33を把持しつつ絶縁操作棒30を操作する。以下の説明において、絶縁操作棒30の工具取付部31の側を「上方」と、把持部33の側を「下方」と称する。
柄部32は長尺の管体で構成されており、工具取付部31と把持部33とを繋ぐ。柄部32の中間部付近には、降雨時の対策として、略円錐状の水切り鍔321が設けられている。水切り鍔321は、工具取付部31から柄部32を伝ってくる雨水を堰き止める。柄部32と把持部33との境界付近には略円錐状の安全限界鍔322が設けられている。安全限界鍔322の取り付け位置は、作業者が握ると感電する可能性のある部分とそうでない部分との境界を示す。
工具取付部31は、軸部311、一対のピン312a,312b、及び突起313を備える。軸部311は、柄部32の軸方向(上方)に突出している。一対のピン312a,312bは、相反する向きに軸部311の周側面から柄部32の軸に直交する方向に突出している。突起313は、軸部311の端面から柄部32の軸方向に突出するように工具取付部31に内蔵された圧縮コイルばね(不図示)によって付勢されている。
続いて、先端工具10の使用方法について、作業者が先端工具10を取り付けた絶縁操作棒30を用いて電線の表面を研磨する場合を例として説明する。
まず図3に示すように、作業者は、先端工具10の操作棒連結部12を絶縁操作棒30の工具取付部31に取り付ける。取り付けに際し、作業者は、絶縁操作棒30の軸部311を、先端工具10の操作棒連結部12の軸穴に挿入し、絶縁操作棒30を周方向に所定角度回転させる。これにより、一対のピン312a,312bが突起313の圧縮コイルばねの作用により下方に付勢されて操作棒連結部12のT字状の溝に嵌合し、絶縁操作棒30に先端工具10が連結される。
続いて、図4に示すように、作業者は、絶縁操作棒30を操作し、先端工具10の電線把持部11の第1グリップ片11aと第2グリップ片11bとの間に電線5を挿入する。続いて、図5に示すように、作業者は、絶縁操作棒30を軸周りに回転させ、第1グリップ片11aと第2グリップ片11bとの間に電線5を把持させる。そして作業者は絶縁操作棒30を軸周りに回転させ、電線5の締め付け力が、研磨部材層(研磨部材層114a,114b)と電線5の表面との間の接触圧が研磨作業を行うのに適切な大きさになるように調節する。
続いて、図6に示すように、作業者は、絶縁操作棒30を電線5の延出する方向と直角な方向に振って先端工具10を電線5の周りに回転させる。これにより研磨部材層(研磨部材層114a,114b)と電線5との間に摩擦が生じ、電線5の表面が研磨される。この際、例えば、先端工具10の紐掛部115a,115bの孔にあらかじめ紐を掛けておき、これを絶縁ヤットコ等の工具で掴んで先端工具10を振るようにしてもよい。そうすることで、先端工具10を電線5の周りに大きく回転させることができ、電線5の表面を効率よく均一に研磨することができる。また複数の紐掛部115a,115bの夫々に紐を掛けておき、絶縁ヤットコ等の工具でいずれかを選択して引っ張ることで、先端工具10に複数の方向から力を加えることができ、作業者は電線5の表面を万遍なく研磨することができる。
研磨作業の終了後、作業者は、電線5を締め付けたときとは逆の方向に絶縁操作棒30を回転させて電線把持部11による電線5の締め付けを解除し、先端工具10を電線5から取り外す。研磨作業は以上のようにして行われる。
ところで、例えば、図7に示すように、締め付け部13の回転軸部132と操作棒連結部12とを継手機構15を介して接続し、電線把持部11が、操作棒連結部12に対して、電線5の周方向に回動可能となるようにしてもよい。同図に示す例では、締め付け部13の下部に軸受部151を、操作棒連結部12の上部に軸受部152を、夫々設け、軸受部151及び軸受部152の夫々の軸孔に、軸方向を電線5の方向に向けた軸部材153を貫通させて継手機構15を構成している。尚、同図に示すように継手機構15は一例に過ぎず、例えば、自在継手(ユニバーサルジョイント)やボールジョイントを用いて継手機構15を構成してもよい。これによれば、研磨作業に際し、作業者が絶縁操作棒30を操作して先端工具10を電線5の周りに回転させるときの絶縁操作棒30の下端の振れ幅を小さくすることができ、逆にいえば絶縁操作棒30の下端の小さな振れ幅で先端工具10を電線5の周りに大きく回転させることができ、電線5の表面を効率よく均一に研磨することができる。また高所作業車のバケット等で作業する場合、作業者は無理な姿勢をとる必要がなくなり、作業の安全性も向上する。
以上に説明したように、本実施形態の先端工具10によれば、作業者は、絶縁操作棒30を電線5の延出する方向と直角の方向に振るだけでよく、電線5の表面を効率よく研磨することができる。また研磨部材層(研磨部材層114a,114b)は電線5の研磨対象となる表面の全周に亘って接するので、作業者は電線5の表面を全周に亘って均一に研磨することができる。
以上の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
10 先端工具、11 電線把持部、11a 第1グリップ片、11b 第2グリップ片、111a 基部、112a 挟持板、113a 突起部、113b 突起部、114a 研磨部材層、115a 紐掛部、115b 紐掛部、111b 挟持板、114b 研磨部材層、12 操作棒連結部、13 締め付け部、131 ガイド筒、131a 端面、131b 端面、132 回転軸部、30 絶縁操作棒、31 工具取付部
Claims (6)
- 間接活線作業用の先端工具であって、
研磨対象となる電線を把持する把持構造を有するとともに、前記電線と接触する部分に研磨部材層が形成された電線把持部と、
絶縁操作棒と連結するための連結構造を有する操作棒連結部と、
前記絶縁操作棒から伝達される当該絶縁操作棒の周方向の回転力により、前記電線把持部による前記電線の締め付け力を変化させる締め付け部と、
を備える、間接活線作業用の先端工具。 - 請求項1に記載の間接活線作業用の先端工具であって、
前記電線把持部は、前記電線と接触する部分に前記研磨部材層を有する第1グリップ片、及び、前記第1グリップ片と対峙して設けられ、前記電線と接触する部分に前記研磨部材層を有する第2グリップ片を含み、
前記締め付け部は、前記回転力により、前記第1グリップ片と前記第2グリップ片との間の距離を変化させる、
間接活線作業用の先端工具。 - 請求項1に記載の間接活線作業用の先端工具であって、
前記電線把持部に把持される前記電線から所定距離離間した部位に、紐体を括り付け可能な一つ以上の紐掛部を有する、
間接活線作業用の先端工具。 - 請求項3に記載の間接活線作業用の先端工具であって、
複数の前記紐掛部を有し、前記紐掛部は夫々異なる方向に突出している、
間接活線作業用の先端工具。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の間接活線作業用の先端工具であって、
前記電線把持部と前記操作棒連結部とを回動可能に接続する継手機構を備える、
間接活線作業用の先端工具。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の間接活線作業用の先端工具を用いた電線表面の研磨方法であって、
前記操作棒連結部を介して前記先端工具を絶縁操作棒に連結するステップ、
研磨対象となる電線を前記電線把持部に収容するステップ、
前記絶縁操作棒から伝達される回転力により前記電線把持部による前記電線の締め付け力を調節するステップ、
前記絶縁操作棒を前記電線の延出する方向と直角な方向に振ることにより前記先端工具を前記電線の周りに回転させて前記研磨部材層により前記電線の表面を研磨するステップ
を含む、
電線表面の研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016226629A JP2018085820A (ja) | 2016-11-22 | 2016-11-22 | 間接活線作業用の先端工具、及び電線表面の研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016226629A JP2018085820A (ja) | 2016-11-22 | 2016-11-22 | 間接活線作業用の先端工具、及び電線表面の研磨方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018085820A true JP2018085820A (ja) | 2018-05-31 |
Family
ID=62238547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016226629A Pending JP2018085820A (ja) | 2016-11-22 | 2016-11-22 | 間接活線作業用の先端工具、及び電線表面の研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018085820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113131409A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-07-16 | 庄飞电缆有限公司 | 一种电缆剥皮装置 |
CN117620854A (zh) * | 2024-01-25 | 2024-03-01 | 长春市伟伦电力科技有限公司 | 预绞式悬垂线夹加工用的磨削机床 |
-
2016
- 2016-11-22 JP JP2016226629A patent/JP2018085820A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113131409A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-07-16 | 庄飞电缆有限公司 | 一种电缆剥皮装置 |
CN113131409B (zh) * | 2021-04-21 | 2022-03-25 | 庄飞电缆有限公司 | 一种电缆剥皮装置 |
CN117620854A (zh) * | 2024-01-25 | 2024-03-01 | 长春市伟伦电力科技有限公司 | 预绞式悬垂线夹加工用的磨削机床 |
CN117620854B (zh) * | 2024-01-25 | 2024-03-26 | 长春市伟伦电力科技有限公司 | 预绞式悬垂线夹加工用的磨削机床 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI535543B (zh) | 輔助動力工具握把 | |
CN103702650B (zh) | 皮肤处理装置 | |
KR102028010B1 (ko) | 간접 활선 작업용 회전 기능 그립 올 클램프 스틱 및 이를 이용한 간접활선용 공구 회전 조작 방법 | |
US20110308027A1 (en) | Attachable & detachable painter's tool | |
JP2018085820A (ja) | 間接活線作業用の先端工具、及び電線表面の研磨方法 | |
US8984695B2 (en) | Power driven duster and cleaning apparatus | |
JP4859580B2 (ja) | 巻付バインド着脱工具 | |
JP5951742B2 (ja) | 間接活線工具の柄部 | |
US9078513B2 (en) | Buffing apparatus | |
KR102235044B1 (ko) | 간접 활선작업용 전동식 절연 회전 그립 올 클램프 스틱 및 이를 이용한 간접 활선공구의 조작과 회전 권취 인발식 특고압 배전선로 바인드선 제거 및 전선의 피막을 포함한 이물질 제거를 위한 간접 활선시공법 | |
US9878436B1 (en) | Handle for a scrub brush | |
KR200458548Y1 (ko) | 활선용 전선 피박기 | |
US1984990A (en) | Surfacing head | |
CN208663430U (zh) | 一种排水铁管内壁除锈装置 | |
TWM449063U (zh) | 具切換模式之棘輪扳手輔助控制結構 | |
US10363653B2 (en) | Attachment device for a hand tool | |
JP5770222B2 (ja) | 間接活線工事用先端工具 | |
CN210871435U (zh) | 一种手拿式电动刷鞋装置 | |
CN203802401U (zh) | 可携式电动清洁装置 | |
JP6519375B2 (ja) | 電線表面の磨き工具、及び電線表面の研磨方法 | |
JP5918573B2 (ja) | ソケット回転レンチ | |
JP4792092B2 (ja) | 目地部処理装置および目地部処理方法 | |
CN210649882U (zh) | 一种用于墙体腻子的打磨装置 | |
RU2015114259A (ru) | Депилятор с открытой частью щипцов | |
KR200482174Y1 (ko) | 와이어 브러쉬가 결합된 치핑해머 |