JP2010189839A - コンクリート床均し装置 - Google Patents

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つぎ子 小池
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Abstract

【課題】コンクリート床の角部の均しが可能なコンクリート床均し装置を提供する。
【解決手段】基台1と、基台1に取り付けられた姿勢制御箱4と、姿勢制御箱4を上下方向に貫通し姿勢制御箱4に支持され上下方向に移動可能な筒状の支持管5と、支持管5を上下方向に貫通し支持管5とともに上下方向に移動可能でかつ支持管5内で回転可能な回転軸7と、回転軸7を回転させる回転駆動部6と、支持管5の下端を取り付ける連結部材11bを有する均し部保持枠11と、ブレード12cを有し均し部保持枠11に沿って水平方向に移動可能な均し部12とを備え、回転軸7の下部には駆動プーリ13を取り付け、均し部保持枠11の対向する一対の枠体11aにそれぞれ従動プーリ14を取り付け、1本のワイヤ15が駆動プーリ13に巻き掛けられ且つ従動プーリ14に掛け渡されワイヤ15の両端15aは均し部12のブレード保持部材12aに取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、打設されたコンクリート床を平らに均すコンクリート床均し装置に関する。
コンクリートやモルタルなどを用いて建築物の床面を施工する場合、先ず床面に打設された生コンクリート表面を平滑に均すための「床均し」が行われる。
「床均し」が完了すると、その状態のまま床は数時間放置され、その後床面仕上げ装置によるコンクリート床面の加圧平面化が行われる。
加圧平面化が完了すると、最後に手作業による最終仕上げが行われる。
このように、従来の床面施工工事は、主として「床均し工程」、「加圧平面化工程」及び「最終仕上げ工程」の3工程からなり、これらの工程の中でも特に「床均し工程」の精度は全体の仕上がりの精度を大きく左右する。
そのため、「床均し工程」は熟練技能者(左官職人)が、かき棒、アルミ定木等の専用器具を用いて手作業で行っているのが現状である。
しかしながら現在、熟練技能者の不足や建築物の大型化により、床均し工程を手作業で行うことに限界が見え始めている。
このような作業状況を改善するため、三脚と、この三脚に下方部がユニバーサルジョイント機構によって揺動自在に支持された揺動部材と、この揺動部材に上下動可能に嵌挿された上下動筒と、この上下動筒に回転自在にかつ上下動筒と共に上下動可能に嵌挿された回転軸と、この回転軸の下端に該回転軸と直交して設けられた均しバーと、前記揺動部材に設けられた垂直又は水平検知装置と、前記均しバー又は前記回転軸を回動させる操作部材とからなることを特徴とするコンクリート床均し装置、が提案されている(特許文献1参照)。
前記特許文献1に開示されたコンクリート床均し装置は、前記均しバー又は前記回転軸を回動させる操作部材によって前記均しバーを回動させることにより、コンクリートの床を均すものである。
したがって、前記のコンクリート床均し装置によれば、未熟な技術者でも必要とされる精度で、且つ素早く床均しを行うことができる。
特許第3037199号明細書
しかしながら、特許文献1に開示されたコンクリート床均し装置は、前記均しバー(本発明のブレードに対応する)を回動させることによりコンクリートの床を均すものであるので、前記均しバーの均し跡が円形状となることから角部の均しが不可能であった。
そのため特許文献2に示す、改良型の開示されたコンクリート床均し装置が開発された。
しかし、均しバーを案内する案内部が、上下動軸に片持ちで支持されるのでバランスが悪い。
また、案内部が本体よりも大きく突出した状態で回動や平行移動するので移動中や作業中に不用意に人や物に接触し易く、作業性が必ずしも良いものではなかった。
本発明は、コンクリート床の角部の均しが可能で作業性の優れたコンクリート床均し装置を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明は、(1)、複数の支持脚を有する基台と、該基台に取り付けられた姿勢制御箱と、該姿勢制御箱を上下方向に貫通し該姿勢制御箱に支持され上下方向に移動可能な支持管と、該支持管を上下方向に貫通し該支持管とともに上下方向に移動可能で且つ該支持管内で回転可能な回転軸と、該回転軸を回転させる回転駆動部と、前記支持管の下端に取り付けられた均し部保持枠と、床面を均すブレードを有し前記均し部保持枠に沿って水平方向に移動可能な均し部とを備え、前記回転軸の下部には駆動プーリが取り付けられ、均し部は、駆動プーリの回転を原動として移動可能であるコンクリート床均し装置に存する。
また、本発明は、(2)、複数の支持脚を有する基台と、該基台に取り付けられた姿勢制御箱と、該姿勢制御箱を上下方向に貫通し該姿勢制御箱に支持され上下方向に移動可能な筒状の支持管と、該支持管を上下方向に貫通し該支持管とともに上下方向に移動可能で且つ該支持管内で回転可能な回転軸と、該回転軸を回転させる回転駆動部と、前記支持管の下端を取り付ける連結部材を有する平面形状が四角形状の均し部保持枠と、床面を均すブレードを有し前記均し部保持枠に沿って水平方向に移動可能な均し部とを備え、前記回転軸の下部には駆動プーリが取り付けられ、前記均し部保持枠の対向する一対の枠体にそれぞれ従動プーリが取り付けられ、前記駆動プーリには1本のワイヤが巻き掛けられており、該ワイヤは前記従動プーリに掛け渡されるとともに該ワイヤの両端は前記均し部を構成するブレード保持部材に取り付けられているコンクリート床均し装置に存する。
また、本発明は、(3)、前記複数の支持脚は3本の支持脚から構成され、その内の1本の支持脚は前記基台の一端側に取り付けられ、その内の他の2本の支持脚は前記基台の他端側に取り付けられている上記(1)、(2)の何れか1項記載のコンクリート床均し装置に存する。
また、本発明は、(4)、前記回転駆動部は前記回転軸の上部に配置されたかさ歯車対と、該かさ歯車対を回転駆動させる駆動軸と、該駆動軸に取り付けられた手動ハンドルとから構成され、該駆動軸は、自在軸継手を有する上記(1)、(2)の何れか1項記載のコンクリート床均し装置に存する。
また、本発明は、(5)、前記均し部保持枠の四隅と前記支持管の上部は4本の連結桿により連結されている上記(1)、(2)の何れか1項記載のコンクリート床均し装置に存する。
また、本発明は、(6)、前記均し部保持枠は前記基台の範囲内に配置されている上記(1)、(2)の何れか1項記載のコンクリート床均し装置に存する。
また、本発明は、(7)、前記基台を下方から支える支持台を備え、該支持台は、基台を案内する回転駒(ロール)と基台に掛止されるループ部を有し、不要時には、支持台を上方に回転させて起立状に保持可能となっている上記(1)、(2)の何れか1項記載のコンクリート床均し装置に存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば上記(1)から(7)の発明を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明のコンクリート床均し装置によれば、床均し作業に関して技術が未熟な者であっても、コンクリート床を均すための均し部を簡単に操作するだけで、熟練技術者が行った作業に準ずる精度で床均し作業を行うことができる。
また、本発明のコンクリート床均し装置は、均し部が平行移動できるので、角部の均しが可能であり、汎用性が高いため、あらゆる形状の床面を効率よく均すことができる。
また作業性も優れたものである。
本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置の全体を示す正面図である。 図1において2−2線方向から見た平面図である。 図2において3−3線方向から見た側面図である。 図1に示すコンクリート床均し装置に使用される基台のみを示す斜視図である。 図1に示す姿勢制御箱の内部を説明するための正面図である。 図1に示す姿勢制御箱の内部を説明するための平面図である。 図1に示すコンクリート床均し装置に使用される均し部保持枠と均し部との位置関係を説明するため平面図で、均し部が駆動プーリの左側に移動した状態を示す。 本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置の変形例を説明する図である。
本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置について以下に図1〜8を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置の全体を示す正面図である。
図2は、図1において2−2線方向から見た平面図である。
図3は、図2において3−3線方向から見た側面図である。
なお、図1,図3,及び後述する図5、図8は一部を断面で示した。
図1,2,3に示すように、本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置は、概略、支持脚2を有する基台1と、姿勢制御箱4と、筒状の支持管5と、支持管5を上下方向に貫通する回転軸7と、回転軸7を回転させる回転駆動部6と、支持管5の下端に取り付けられた均し部保持枠11と、均し部保持枠11に沿って水平方向に移動可能な均し部12とを備えている。
図4は、図1に示すコンクリート床均し装置に使用される基台1のみを示す斜視図である。
図4に示すように、基台1は各枠体1aを溶接することにより構成されている。
また、基台1には、取手1b、支持脚の取付片1c、取手取付ブロック1d、取手ガイド片1e、駆動軸支持板1f、姿勢制御箱の上部取付片1g、姿勢制御箱の下部取付片、コントロールボックスの取付板が溶接により取り付けられている。
図4に示す基台1下方の枠体1a(すなわち外枠を画定する矩形の枠体1a)には、三本の支持脚2(図3参照)が支持脚の取付片1cを介して取り付けられており、その内の一本の支持脚2は基台1の後方(手動ハンドル側、すなわち手前側)の一端側に取り付けられ、他の二本の支持脚2は基台1の前方の他端側に取り付けられている。
後方は、一本脚なので、前方を浮かせてこの支持脚2に全荷重を載せることにより、この軸(支持脚2)を起点としてコンクリート床均し装置を回動することができる。
また手前側が一本脚なので空間が多く取れ作業し易い。
また、外枠を画定する矩形の枠体(水平方向)1aの四隅と支持管5(図2参照)の上部は四本の枠体(斜め方向)1aにより連結されており、矩形の枠体1aの構造的な強度が保証されている。
また、図1,3に示すように、各支持脚2の先端にはキャスタ付き脚3が取り外し自在に取り付けられている。
図1,2,3に示すように、姿勢制御箱4が基台1に姿勢制御箱の上部取付片1g及び姿勢制御箱の下部取付片1hを介して取り付けられている。
また、コントロールボックス51が基台1にコントロールボックスの取付板1jを介して取り付けられている。
図5,6に示すように、姿勢制御箱4は水平センサ49と内枠41と外枠48とを備え、内枠41は外枠48に対して揺動可能に支持され、内枠41内には、ラック41aと支持管5に取り付けられた上下動用モータ42及び上下動用モータ42で駆動されるピニオン43とが組み込まれ、内枠41内の下部には、X方向用ラック付き調整軸44とY方向用ラック付き調整軸45とX方向用ラック付き調整軸44をX方向用に移動させるX方向調整用モータ46とY方向用ラック付き調整軸45をY方向用に移動させるY方向調整用モータ47とが組み込まれ、外枠48内には、X方向用ラック付き調整軸44及びY方向用ラック付き調整軸45の各両端部が当接する当接部48aが設けられている。
なお、水平センサ49は、外枠48の上面に取り付けられている。
そして、上下動用モータ42と、X方向調整用モータ46と、Y方向調整用モータ47と、水平センサ49はコントロールボックス51に接続されている。
図1,2,3,5,6に示すように、筒状の支持管5は、姿勢制御箱4を上下方向に貫通し、上下方向に移動可能に姿勢制御箱4に支持されている。
また、回転軸7は支持管5を上下方向に貫通し、支持管5とともに上下方向に移動可能で且つ支持管5内で回転可能に設けられている。
図1に示すように、回転軸7を回転させる回転駆動部6は、回転軸7の上部に配置されたかさ歯車対61と、かさ歯車対61を回転駆動させる駆動軸62と、駆動軸62に取り付けられた手動ハンドル63とから構成されている。
また、駆動軸62は、自在軸継手64を有する。この自在継ぎ手は歯車対61の上下を吸収するために複数備えることが好ましい。
図1,2,3,7,8に示すように、均し部保持枠11は、支持管5の下端に取り付けられている。
均し部保持枠11は、図7,8に示すように、互いに対向する一対の枠体11aと、一対の枠体11aの両端に取り付けられた一対の断面円形の案内棒11bと、一対の案内棒11bのほぼ中間部を連結する連結部材11cとから構成され、平面形状が四角形状に形成されている。
そして、支持管5の下端は連結部材11cに取り付けられている。
また、図1,2,3に示すように、均し部保持枠11の四隅と支持管5の上部は4本の連結桿11dにより連結されている。
均し部保持枠11に力が加わっても構造的に強度が保証される。
また、均し部保持枠11は基台1の範囲内に配置されている。
そのため均し部12を案内する案内棒11bが基台1より突出しないため、作業中に不用意に人や物に突き当たるのが防止される。
図1,2,3,7,8に示すように、均し部12は、均し部保持枠11を構成する一対の断面円形の案内棒11bに沿って水平方向に移動可能となっている。
均し部12は、図7,8に示すように、両端部にスライド部12bを有するブレード保持部材12aと、このブレード保持部材12aに取り外し可能に取り付けられるブレード12cとから構成されている。
そして、スライド部12bには軸受が内蔵されている。
図1,2,3,7,8に示すように、回転軸7の下部には駆動プーリ13が取り付けられ、均し部保持枠11の対向する一対の枠体11aにそれぞれ一対の従動プーリ14が取り付けられている。
図7に示すように、駆動プーリ13には1本のワイヤ15が巻き掛けられており、このワイヤ15は従動プーリ14に掛け渡されるとともにこのワイヤ15の両端15aは均し部12を構成するブレード保持部材12aに取り付けられている。
そのため駆動プーリ13が回動するとそれに巻き掛けられているワイヤ15は動き、ワイヤ15に取り付けられたブレード保持部材12aも案内棒11bに沿って移動することとなる。
次に、本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置の動作について以下に説明する。
まず、コンクリート床均し装置を所定の床面に移動する。
次に、コントロールボックス51の電源を入れると、姿勢制御箱4に取り付けた水平センサ49の検出信号がコントロールボックス51内の制御部に入力される。
水平センサ49の検出信号に基づいてコントロールボックス51内の制御部がX方向調整用モータ46とY方向調整用モータ47の両方又は一方を駆動し、X方向用ラック付き調整軸44とY方向用ラック付き調整軸45の両方又は一方を移動させる。
X方向用ラック付き調整軸44とY方向用ラック付き調整軸45の両端部は外枠48の当接部48aに当接しているので、内枠41に取り付けられた支持管5と回転軸7は所望の状態(垂直状態)になる。
支持管5が垂直な状態になると、支持管5の下部に取り付けられた均し部保持枠11は水平状態となる。
次に、コントロールボックス51内のスイッチを操作して上下動用モータ42を回転させる。
この上下動用モータ42の回転によりピニオン43が回転し、このピニオン43はラック41aに噛み合っているので、支持管5と回転軸7は上下動用モータ42及びピニオン43と共に上下動する。
そして、支持管5と回転軸7が均し作業に適した高さに達すると、上下動用モータ42の回転を停止する。
続いて、以下のように、均し作業を開始する。
次に、均し作業の操作について図7を参照して説明する。
手動ハンドル63を回して(図1参照)、かさ歯車対61を駆動すると、回転軸7が回転する。
ここで、前述のように、回転軸7の下部には駆動プーリ13が取り付けられ、均し部保持枠11の対向する一対の枠体11aにそれぞれ従動プーリ14が取り付けられ、1本のワイヤ15が駆動プーリ13に巻き掛けられ且つ従動プーリ14に掛け渡されており、さらに、ワイヤ15の両端15aは均し部12のブレード保持部材12aに取り付けられている。
そこで、回転軸7が一方向に回転すると、駆動プーリ13も一方向に回転し、ブレード保持部材12aは図7において左方向に案内棒11bに沿って移動する(二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動)。
また、回転軸7が逆方向に回転すると、駆動プーリ13も逆方向に回転し、ブレード保持部材12aは右方向に案内棒11bに沿って移動する。
そして、ブレード保持部材12aの移動によって、ブレード保持部材12aに取り付けられたブレード12cによりコンクリートの均し作業が行われる。
以上のように、本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置によれば、床均し作業に関して技術が未熟な者であっても、手動ハンドル63を手で回すという簡単な操作で、熟練技術者が行った作業に準ずる精度で床均し作業を行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置は、均し部12が水平方向に平行移動できるので、角部の均しが可能であり、汎用性が高いため、あらゆる形状の床面を効率よく均すことができる。
次に、本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置の変形例について以下に図8を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置の変形例は、図8に示すように、装置全体を容易に移動するためにコンクリート床均し装置に支持台81が備わっている例である。
支持台81は、基台1を構成する枠体1aを載せて案内する回ための回転駒(ロール)82を備えており、また枠体1aに掛止されるループ部83を有する(図8(B)参照)。
また、枠体1aの一部には断面円形の円筒部1kが形成されている
コンクリート床均し装置を移動する際は、支持台81に枠体1aを載せた状態で取手1bを把持して前方に押したり、後方に引いたりすれば、コンクリート床均し装置全体が簡単に前後に移動する。
移動した後は、支持台81から枠体1aを下ろし支持脚2で床均し装置全体を支える。
すなわち、枠体1aを少し持ち上げて、支持台81を円筒部1kの部分に移動させ枠体1aを支点として回転させて跳ね上げ倒立状に保持させる(図8(A)参照)。
なお、枠体1aが矩形の場合にループ部83をそれに対応するように矩形にしておけば枠体1aに支持台81を倒立状態で保持可能である。
その後、枠体1aを下し均し装置全体を支持脚2で支える。
この状態でブレード12cを移動させて均し作業を行う。
均し作業が終了すると、今度は起立状に保持された支持台81を円筒部1kの部分に移動させ枠体1aを支点として回転させて下方に下げる。
また、コンクリート床均し装置全体を支持台81で支えて移動させる。
このような操作の繰り返しにより均し領域は広まっていくのである。
このように支持台81は、不要時には上方には跳ね上げて待機させておき、必要な時だけ下方に戻して使用することができる。
図8に示すコンクリート床均し装置の変形例は、基台1を構成する枠体1aの一部に断面円形の円筒部1kを形成した点及び回転駒82を有する支持台81を備えた点以外は、図1に示すコンクリート床均し装置とその構成は相違しないので、その構成及び作用効果の説明は省略する。
以上で説明した本発明の実施の形態に係るコンクリート床均し装置及びその変形例においては、回転駆動部6として、回転軸7の上部に配置されたかさ歯車対61と、かさ歯車対61を回転駆動させる駆動軸62と、駆動軸62に取り付けられた手動ハンドル63とを採用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、手動ハンドル63に代えてモータを使用することもできる。
本発明のコンクリート床均し装置によれば、床均し作業に関して技術が未熟な者であっても、床を均すための均し部を簡単に操作するだけで、熟練技術者が行ったように作業性に優れているので、他の道路等の均しにも利用可能である。
1…基台
1a…枠体
1b…取手
1c…支持脚の取付片
1d…取手取付ブロック
1e…取手ガイド片
1f…駆動軸支持板
1g…姿勢制御箱の上部取付片
1k…円筒部
2…支持脚
3…キャスタ付き脚
4…姿勢制御箱
5…支持管
6…回転駆動部
7…回転軸
11…均し部保持枠
11a…枠体
11b…案内棒
11c…連結部材
11d…連結桿
12…均し部
12a…ブレード保持部材
12b…スライド部
12c…ブレード
13…駆動プーリ
14…従動プーリ
15…ワイヤ
15a…両端
41…内枠
41a…ラック
42…上下動用モータ
43…ピニオン
44…X方向用ラック付き調整軸
45…Y方向用ラック付き調整軸
46…X方向調整用モータ
47…Y方向調整用モータ
48…外枠
48a…当接部
49…水平センサ
51…コントロールボックス
61…かさ歯車対
62…駆動軸
63…手動ハンドル
64…自在軸継手
81…支持台
82…回転駒
83…ループ部

Claims (7)

  1. 複数の支持脚を有する基台と、該基台に取り付けられた姿勢制御箱と、該姿勢制御箱を上下方向に貫通し該姿勢制御箱に支持され上下方向に移動可能な支持管と、該支持管を上下方向に貫通し該支持管とともに上下方向に移動可能で且つ該支持管内で回転可能な回転軸と、該回転軸を回転させる回転駆動部と、前記支持管の下端に取り付けられた均し部保持枠と、床面を均すブレードを有し前記均し部保持枠に沿って水平方向に移動可能な均し部とを備え、前記回転軸の下部には駆動プーリが取り付けられ、均し部は、駆動プーリの回転を原動として移動可能であることを特徴とするコンクリート床均し装置。
  2. 複数の支持脚を有する基台と、該基台に取り付けられた姿勢制御箱と、該姿勢制御箱を上下方向に貫通し該姿勢制御箱に支持され上下方向に移動可能な筒状の支持管と、該支持管を上下方向に貫通し該支持管とともに上下方向に移動可能で且つ該支持管内で回転可能な回転軸と、該回転軸を回転させる回転駆動部と、前記支持管の下端を取り付ける連結部材を有する平面形状が四角形状の均し部保持枠と、床面を均すブレードを有し前記均し部保持枠に沿って水平方向に移動可能な均し部とを備え、前記回転軸の下部には駆動プーリが取り付けられ、前記均し部保持枠の対向する一対の枠体にそれぞれ従動プーリが取り付けられ、前記駆動プーリには1本のワイヤが巻き掛けられており、該ワイヤは前記従動プーリに掛け渡されるとともに該ワイヤの両端は前記均し部を構成するブレード保持部材に取り付けられていることを特徴とするコンクリート床均し装置。
  3. 前記複数の支持脚は3本の支持脚から構成され、その内の1本の支持脚は前記基台の一端側に取り付けられ、その内の他の2本の支持脚は前記基台の他端側に取り付けられていることを特徴とする請求項1,2の何れか1項記載のコンクリート床均し装置。
  4. 前記回転駆動部は前記回転軸の上部に配置されたかさ歯車対と、該かさ歯車対を回転駆動させる駆動軸と、該駆動軸に取り付けられた手動ハンドルとから構成され、該駆動軸は、自在軸継手を有することを特徴とする請求項1,2の何れか1項記載のコンクリート床均し装置。
  5. 前記均し部保持枠の四隅と前記支持管の上部は4本の連結桿により連結されていることを特徴とする請求項1,2の何れか1項記載のコンクリート床均し装置。
  6. 前記均し部保持枠は前記基台の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1,2の何れか1項記載のコンクリート床均し装置。
  7. 前記基台を下方から支える支持台を備え、該支持台は、基台を案内する回転駒(ロール)と基台に掛止されるループ部を有し、不要時には、支持台を上方に回転させて起立状に保持可能となっていることを特徴とする請求項1,2の何れか1項記載のコンクリート床均し装置。
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