JP2010188848A - アクセル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両衝突時の衝撃による運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避する。
【解決手段】アクセル装置1は、通常時には、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが、拘束解除切替手段によって拘束され、保持力以上の外力が作用した非常時には、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除される。これにより、車両衝突時の衝撃により、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に、所定以上の力が作用した場合、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間の拘束は解除され、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは相対回転が許容され、運転者の下肢障害を回避する。また、第1ペダル部21は、二重コイルスプリング70の付勢力によって全閉位置に戻り、車両衝突等の衝撃によるアクセルペダル20の戻り不良や、運転者の意図しない車両の加速等の不具合を回避することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】アクセル装置1は、通常時には、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが、拘束解除切替手段によって拘束され、保持力以上の外力が作用した非常時には、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除される。これにより、車両衝突時の衝撃により、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に、所定以上の力が作用した場合、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間の拘束は解除され、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは相対回転が許容され、運転者の下肢障害を回避する。また、第1ペダル部21は、二重コイルスプリング70の付勢力によって全閉位置に戻り、車両衝突等の衝撃によるアクセルペダル20の戻り不良や、運転者の意図しない車両の加速等の不具合を回避することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両のアクセル装置に関する。
従来、車両に搭載され、運転者によるアクセルペダルの踏込量に応じて車両の運転状態を制御するアクセル装置が知られている。このようなアクセル装置では、車両衝突時の衝撃による運転者の下肢障害、及びアクセルペダル変形による戻り不良を回避する必要がある。例えば、特許文献1に記載のアクセルペダルユニットでは、弱点部を設けている。これにより、車両衝突時にこの弱点部を起点としてペダルが変形することにより、運転者下肢障害を回避している。
しかしながら、特許文献1に記載のアクセルペダルユニットの場合、変形したペダルは、正常時のペダル作動軌跡から外れるため、周辺の部材と干渉することによりペダルが戻り不良となり、例えばペダルの回転を検出するセンサの出力が全閉状態に戻らない虞がある。また、ペダルの変形が著しい場合、ペダルとしての機能を発揮しなくなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、車両衝突時の衝撃による運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避するアクセル装置を提供することにある。
請求項1に記載のアクセル装置は、支持部材と、第1ペダル部と、第2ペダル部と、付勢部材と、拘束解除切替手段と、を備える。第1ペダル部は、車体に取り付け可能な支持部材に回転可能に支持される。第2ペダル部は、第1ペダル部と同じ回転中心にて一体となって回転可能に第1ペダル部に支持され、運転者により踏み込み操作される。付勢部材は、支持部材に一方の端部が係止され、運転者の踏み込みにより回転する方向とは反対方向に第1ペダル部を付勢する。拘束解除切替手段は、通常時に、第1ペダル部と第2ペダル部との間の拘束を保持する。また、拘束解除切替手段は、第1ペダル部と第2ペダル部との間の拘束を保持する保持力の上限を超える外力が作用した非常時に、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束を解除する。
本発明では、通常時には、第1ペダル部と第2ペダル部とが拘束解除切替手段により拘束され、保持力の上限を超える外力が加わると、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除される。換言すると、通常時には、第1ペダル部と第2ペダル部とが拘束されることにより、第1ペダル部と第2ペダル部との相対回転が禁止される。また、所定以上の力が加わると、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除されることにより、第1ペダル部と第2ペダル部との相対回転が許容される。これにより、通常時には、第1ペダル部と第2ペダル部とは一体となって回転し、アクセルペダルとしての機能を果たす。一方、例えば、車両衝突時の衝撃により、運転者の踏み込み方向とは反対方向の力が第1ペダル部に作用し、第1ペダル部と第2ペダル部との間に、拘束解除切替手段による保持力を超える力が作用した場合、第1ペダル部と第2ペダル部との間の拘束が解除され、第1ペダル部と第2ペダル部との相対回転が許容される。これにより、上述したような第1ペダル部に作用する運転者の踏み込み方向と反対方向の力は、第2ペダル部が相対回転することにより、第2ペダル部に伝達されない。したがって、第2ペダル部に伝わる衝撃が低減され、運転者の下肢障害を回避することができる。
第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除されると、第1ペダル部は、第2ペダル部の踏み込み状態に関わらず、付勢部材の付勢力によって全閉位置に戻る。これにより、車両衝突等の衝撃によるアクセルペダルの戻り不良や、運転者の意図しない車両の加速等の不具合を回避することができる。
なお、拘束解除切替手段の保持力は、運転者による踏み込み操作によって第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除されることはなく、車両衝突などにより車体が変形したときに解除される程度の大きさに設定されている。
なお、拘束解除切替手段の保持力は、運転者による踏み込み操作によって第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除されることはなく、車両衝突などにより車体が変形したときに解除される程度の大きさに設定されている。
拘束解除切替手段は、以下の構成により具現化される。
請求項2に記載の発明では、拘束解除切替手段は、通常時において第1ペダル部と第2ペダル部とを係止する球状部材と、第1ペダル部側または第2ペダル部側へ球状部材を付勢する弾性部材とを有する。これにより、弾性部材の付勢力と球状部材の摩擦力等によって第1ペダル部と第2ペダル部とを拘束する保持力を決定することができる。
請求項2に記載の発明では、拘束解除切替手段は、通常時において第1ペダル部と第2ペダル部とを係止する球状部材と、第1ペダル部側または第2ペダル部側へ球状部材を付勢する弾性部材とを有する。これにより、弾性部材の付勢力と球状部材の摩擦力等によって第1ペダル部と第2ペダル部とを拘束する保持力を決定することができる。
請求項3に記載の発明では、第2ペダル部が第2収容部を有する。第2収容部は、第1ペダル部と第2ペダル部とが相対回転可能に嵌合する嵌合面に開口し、弾性部材と球状部材とを収容する。また、第1ペダル部は、第1孔部を有する。第1孔部は、第2収容部と対応する位置に設けられ、通常時において球状部材の一部を収容する。
通常時においては、球状部材は、第2収容部と第1孔部との間に収容され、弾性部材によって第1孔部側へ付勢されることにより、第1ペダル部と第2ペダル部とを係止している。そして、弾性部材の付勢力等によって決定される所定の保持力以上の力が第1ペダル部と第2ペダル部との間に作用すると、球状部材が第1孔部から外れることにより、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除される。これにより、運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避することができる。
なお、第1孔部は、請求項4に記載の発明のように、球状部材の直径より小さいことが好ましい。
通常時においては、球状部材は、第2収容部と第1孔部との間に収容され、弾性部材によって第1孔部側へ付勢されることにより、第1ペダル部と第2ペダル部とを係止している。そして、弾性部材の付勢力等によって決定される所定の保持力以上の力が第1ペダル部と第2ペダル部との間に作用すると、球状部材が第1孔部から外れることにより、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除される。これにより、運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避することができる。
なお、第1孔部は、請求項4に記載の発明のように、球状部材の直径より小さいことが好ましい。
請求項5に記載の発明では、第1ペダル部が第1収容部を有する。第1収容部は、第1ペダル部と第2ペダル部とが相対回転可能に嵌合する嵌合面に開口し、弾性部材と球状部材とを収容する。また、第2ペダル部は、第2孔部を有する。第2孔部は、第1収容部と対応する位置に設けられ、通常時において球状部材の一部を収容する。
通常時においては、球状部材は、第1収容部と第2孔部との間に収容され、弾性部材によって第2孔部側へ付勢されることにより、第1ペダル部と第2ペダル部とを係止している。そして、弾性部材の付勢力等によって決定される所定の保持力以上の力が第1ペダル部と第2ペダル部との間に作用すると、球状部材が第2孔部から外れることにより、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除される。これにより、運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避することができる。
なお、第2孔部は、請求項6に記載の発明のように、球状部材の直径より小さいことが好ましい。
通常時においては、球状部材は、第1収容部と第2孔部との間に収容され、弾性部材によって第2孔部側へ付勢されることにより、第1ペダル部と第2ペダル部とを係止している。そして、弾性部材の付勢力等によって決定される所定の保持力以上の力が第1ペダル部と第2ペダル部との間に作用すると、球状部材が第2孔部から外れることにより、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除される。これにより、運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避することができる。
なお、第2孔部は、請求項6に記載の発明のように、球状部材の直径より小さいことが好ましい。
ところで、アクセル装置は、車両衝突後においても操作可能であることが望ましい。そこで、以下の構成を採用することが好ましい。
請求項7に記載の発明では、拘束解除切替手段は、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除された後、再度第1ペダル部と第2ペダル部とを拘束可能である。これにより、例えば、車両衝突時には、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束を解除することにより、運転者の下肢障害とアクセルペダルの戻り不良とを回避した上で、第1ペダル部と第2ペダル部とを再度拘束することにより、アクセルペダルとしての機能を果たすことができる。
特に、請求項3〜6に記載の構成を採用すれば、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除された状態から、第2ペダル部を踏み込み方向と反対方向に回転させることにより、球状部材が第1孔部又は第2孔部に収容され、再度、第1ペダル部と第2ペダル部とを、拘束することができる。
請求項7に記載の発明では、拘束解除切替手段は、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除された後、再度第1ペダル部と第2ペダル部とを拘束可能である。これにより、例えば、車両衝突時には、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束を解除することにより、運転者の下肢障害とアクセルペダルの戻り不良とを回避した上で、第1ペダル部と第2ペダル部とを再度拘束することにより、アクセルペダルとしての機能を果たすことができる。
特に、請求項3〜6に記載の構成を採用すれば、第1ペダル部と第2ペダル部との拘束が解除された状態から、第2ペダル部を踏み込み方向と反対方向に回転させることにより、球状部材が第1孔部又は第2孔部に収容され、再度、第1ペダル部と第2ペダル部とを、拘束することができる。
以下、本発明による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態は、車両に搭載されるアクセル装置に本発明を適用したものである。図1〜図4に示すアクセル装置1は、支持部材としてのハウジング10、アクセルペダル20、付勢部材としての二重コイルスプリング70等を備えている。アクセルペダル20は、ハウジング10によって正逆回転自在に支持されており、運転者の踏力によって正回転し、二重コイルスプリング70の付勢力によって逆回転する。アクセル装置1は、アクセルバイワイヤ方式を採用しており、アクセルペダル20の回転角度を車両のエンジン制御装置(ECU)に伝達し、その回転角度に基づいてECUがスロットル装置を制御する。なお、図1においては、ハウジング10の一部を構成する2枚の側板13のうちの一方を除いた状態の側面図である。また、本形態においては、図1に示すX方向を正回転とし、Y方向を逆回転とする。
(第1実施形態)
第1実施形態は、車両に搭載されるアクセル装置に本発明を適用したものである。図1〜図4に示すアクセル装置1は、支持部材としてのハウジング10、アクセルペダル20、付勢部材としての二重コイルスプリング70等を備えている。アクセルペダル20は、ハウジング10によって正逆回転自在に支持されており、運転者の踏力によって正回転し、二重コイルスプリング70の付勢力によって逆回転する。アクセル装置1は、アクセルバイワイヤ方式を採用しており、アクセルペダル20の回転角度を車両のエンジン制御装置(ECU)に伝達し、その回転角度に基づいてECUがスロットル装置を制御する。なお、図1においては、ハウジング10の一部を構成する2枚の側板13のうちの一方を除いた状態の側面図である。また、本形態においては、図1に示すX方向を正回転とし、Y方向を逆回転とする。
ハウジング10は、樹脂等で中空形状に形成されており、底板11、天板12、側板13、及び立板14を有している。
底板11は、ボルト等により車両に固定される。また、底板11は、その一部がハウジング10の内部に突出する全閉ストッパ15を有している。底板11と向き合う天板12の内壁には、その一部がハウジング10の内部に突出する全開ストッパ16を有している。また、天板12には、二重コイルスプリング70の一端を係止する係止穴部17が形成されている。側板13は、アクセルペダル20の回転軸方向にアクセルペダル20を挟む両側に配置されている。一方の側板13の内壁には、図示しない軸受部が一体に形成され、アクセルペダル20を全閉ストッパ15と全開ストッパ16との間で正逆回転自在に支持している。立板14は、底板11、天板12、側板13間を接続している。
底板11は、ボルト等により車両に固定される。また、底板11は、その一部がハウジング10の内部に突出する全閉ストッパ15を有している。底板11と向き合う天板12の内壁には、その一部がハウジング10の内部に突出する全開ストッパ16を有している。また、天板12には、二重コイルスプリング70の一端を係止する係止穴部17が形成されている。側板13は、アクセルペダル20の回転軸方向にアクセルペダル20を挟む両側に配置されている。一方の側板13の内壁には、図示しない軸受部が一体に形成され、アクセルペダル20を全閉ストッパ15と全開ストッパ16との間で正逆回転自在に支持している。立板14は、底板11、天板12、側板13間を接続している。
アクセルペダル20は、第1ペダル部21、及び第2ペダル部31を有している。
第1ペダル部21は、円筒部22、スプリングロータ25、及び回転検出部60等を有し、側板13と一体に形成される軸受部に軸受されることにより、回転軸線Oを中心に回転自在にハウジング10に支持される。図2及び図3に示すように、円筒部22は、内側円筒部23及び外縁部24から構成され、内側円筒部23と外縁部24との間に第2ペダル部31が相対回転可能に嵌合する。
第1ペダル部21は、円筒部22、スプリングロータ25、及び回転検出部60等を有し、側板13と一体に形成される軸受部に軸受されることにより、回転軸線Oを中心に回転自在にハウジング10に支持される。図2及び図3に示すように、円筒部22は、内側円筒部23及び外縁部24から構成され、内側円筒部23と外縁部24との間に第2ペダル部31が相対回転可能に嵌合する。
図1に示すように、スプリングロータ25は、円筒部22から径外方向へ突出して形成されるスプリング受部26を有する。スプリング受部26には、天板12側へ突出する係止突部27が一体に形成されている。
回転検出部60は、一対の磁石61、62、及びヨーク63等から構成されている。磁石61、62、及びヨーク63は、円筒部22にインサート成形されている。この磁石61、62の形成する磁界の向きを図示しないホール素子が検出することにより、第1ペダル部21の回転を検出する。
回転検出部60は、一対の磁石61、62、及びヨーク63等から構成されている。磁石61、62、及びヨーク63は、円筒部22にインサート成形されている。この磁石61、62の形成する磁界の向きを図示しないホール素子が検出することにより、第1ペダル部21の回転を検出する。
第2ペダル部31は、ペダルアーム32、及び嵌合部34等を有している。ペダルアーム32は、鈍角をなすV字状に樹脂等で形成されている。ペダルアーム32のハウジング10から突出している端部には、運転者により踏み込み操作される操作部33が形成されている。この操作部33には、図1に記号Xを付して示すアクセルペダル20の正回転方向へ運転者の踏力が作用する。
図2、及び図3に示すように、嵌合部34は、略円筒状に形成され、第1ペダル部21の内側円筒部23と外縁部24との間に相対回転可能に嵌合する。嵌合部34の外縁には、周方向に切り欠かれた切欠部36が形成されている。嵌合部34の切欠部36と第1ペダル部21の外縁部24との間には、隙間37が形成されている。この隙間37の範囲で、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは相対回転可能である。
第2ペダル部31の嵌合部34には、回転軸線Oと略垂直に形成される第2収容部40が形成されている。第2収容部40は、回転軸線Oに対して対称な2箇所に設けられている。この第2収容部40は、内周面38に開口し、球状部材50と弾性部材としてのスプリング55とを収容する。なお、本形態においては、第2ペダル部31の内周面38が、特許請求の範囲における「嵌合面」を構成している。
また、第1ペダル部21の内側円筒部23の外周面28には、第2ペダル部31の第2収容部40と対応する位置に、球状部材50の一部を収容する第1孔部45が形成される。第1孔部45の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
また、第1ペダル部21の内側円筒部23の外周面28には、第2ペダル部31の第2収容部40と対応する位置に、球状部材50の一部を収容する第1孔部45が形成される。第1孔部45の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
スプリング55は、圧縮コイルスプリングであり、一端が第2収容部40の底部41に係止され、一端が球状部材50と当接している。
鋼球である球状部材50は、通常時において、第2収容部40と第1孔部45とに収容されている。球状部材50は、スプリング55によって第1孔部45側に付勢されることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とを係止し、一体となって回転可能に拘束している。このとき、第1ペダル部21と第2ペダル部31との相対回転が禁止されている。また、図4に示すように、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に保持力の上限を超える外力が加わると、球状部材50は、第1孔部45から外れ、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除される。このとき、第1ペダル部21と第2ペダル部31との相対回転が許容される。第1ペダル部21と第2ペダル部31とを保持する力は、スプリング55の付勢力、及び球状部材50が第1孔部45を乗り越えるのに要する力等によって設定される。なお、球状部材50、及びスプリング55が、特許請求の範囲における「拘束解除切替手段」を構成している。
鋼球である球状部材50は、通常時において、第2収容部40と第1孔部45とに収容されている。球状部材50は、スプリング55によって第1孔部45側に付勢されることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とを係止し、一体となって回転可能に拘束している。このとき、第1ペダル部21と第2ペダル部31との相対回転が禁止されている。また、図4に示すように、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に保持力の上限を超える外力が加わると、球状部材50は、第1孔部45から外れ、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除される。このとき、第1ペダル部21と第2ペダル部31との相対回転が許容される。第1ペダル部21と第2ペダル部31とを保持する力は、スプリング55の付勢力、及び球状部材50が第1孔部45を乗り越えるのに要する力等によって設定される。なお、球状部材50、及びスプリング55が、特許請求の範囲における「拘束解除切替手段」を構成している。
図1に示すように、二重コイルスプリング70は、外側コイルスプリング71及び内側コイルスプリング72からなる。外側コイルスプリング71及び内側コイルスプリング72は、圧縮コイルスプリングであり、それぞれの一端部が天板12の係止穴部17に嵌合して係止され、またそれぞれの他端部がスプリング受部26の係止突部27に嵌合して係止されている。外側コイルスプリング71及び内側コイルスプリング72は、図1に記号Yを付して示す逆回転方向にアクセルペダル20を付勢している。これにより、運転者の踏力が作用していないとき、アクセルペダル20は、二重コイルスプリング70によって逆回転方向に付勢され、全閉ストッパ15に当接する。
ここで、車両衝突により車両パネルが変形した場合における本形態の作動について図5〜図8に基づいて説明する。なお、図5〜図8において、各図における左側が車両前方であるものとする。
図5に示すように、アクセル装置1は、記号Pで示す車両パネルにボルト等によって固定されている。通常時において、上述した通り、アクセルペダル20は、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが球状部材50とスプリング55とによって拘束されているので、運転者(図中の記号Lで示す。)により踏み込み操作されることにより、一体となって回転し、アクセルペダルとしての機能を果たす。
図5に示すように、アクセル装置1は、記号Pで示す車両パネルにボルト等によって固定されている。通常時において、上述した通り、アクセルペダル20は、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが球状部材50とスプリング55とによって拘束されているので、運転者(図中の記号Lで示す。)により踏み込み操作されることにより、一体となって回転し、アクセルペダルとしての機能を果たす。
図6に示すように、運転者によりアクセルペダル20が踏み込み操作されているとき、車両衝突によって前方から矢印F1で示す力が加わると、ハウジング10は車両パネルPとともに押される。このとき、アクセルペダル20にはX方向の力が加わるため、アクセルペダル20は、全開ストッパ16に当接する。なお、車両衝突により、車両パネルPのみが変形し、ハウジング10は変形しないものとする。
図7に示すように、運転者によりアクセルペダル20が踏み込み操作されているとき、F1よりも大きな力F2が前方から加わると、ハウジング10は車両パネルとともにさらに押される。このとき、アクセルペダル20の第1ペダル部21は、全開ストッパ16に当接しているため、第1ペダル部21にはY方向の反発力が作用する。また、第2ペダル部31には運転者LによるX方向への踏力が作用している。そのため、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間には反対方向の力が作用する。第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に作用する力が保持力の上限を超えると、球状部材50が第1孔部45から外れることにより(図4参照)、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除される。
図8に示すように、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除されると、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは、相対回転が許容される。すると、第1ペダル部21は、運転者Lによる第2ペダル部31の踏み込み状態に関わらず、二重コイルスプリング70の付勢力によってY方向に回転し、全閉ストッパ15に当接する。すなわち、第1ペダル部21は、全閉状態に戻る。第1ペダル部21は、回転検出部60を有しており、第2ペダル部31の踏み込み状態に関わらず、回転検出部60によるセンサ出力等も全閉状態に戻る。
なお、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除された後、例えば運転者によって第2ペダル部31をY方向に回転させることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが相対回転し、再度、球状部材50が第1孔部45に嵌る。これにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは、スプリング55によって付勢される球状部材50によって拘束され、相対回転が禁止される。そして、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは一体となって回転することによりアクセルペダルとしての機能を果たす。
以上、詳述したように、本形態のアクセル装置1は、通常時には、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが、球状部材50とスプリング55とによって拘束され、相対回転が禁止されている。また、球状部材50とスプリング55とによる保持力以上の外力が作用した非常時には、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除され、相対回転が許容される。これにより、通常時には、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは一体となって回転し、アクセルペダルとしての機能を果たしている。一方、例えば、車両衝突時の衝撃により、運転者の踏み込み方向とは反対方向の力が第1ペダル部21に作用し、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に、所定以上の力が作用した場合、第1ペダル部21と第2ペダル部31との間の拘束は解除され、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは相対回転が許容される。これにより、第1ペダル部21に作用する運転者の踏み込み方向と反対方向の力は、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが相対回転することにより、第2ペダル部31に伝達されない。したがって、第2ペダル部31に伝わる衝撃が低減されるので、運転者の下肢障害を回避することができる。
また、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除されると、第2ペダル部31の踏み込み状態に関わらず、第1ペダル部21は、二重コイルスプリング70の付勢力によって全閉位置に戻る。これにより、車両衝突等の衝撃によるアクセルペダル20の戻り不良や、運転者の意図しない車両の加速等の不具合を回避することができる。また、第2ペダル部31は、第1ペダル部21と同じ回転中心で回転するため、第1ペダル部21との拘束が解除されても作動軌跡が変わらない。したがって、他の部材と干渉することがなく、引っかかりを生じない。
また、本形態では、第2ペダル部31が第2収容部40を有する。第2収容部40は、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが相対回転可能に嵌合する内周面38に開口し、スプリング55と球状部材50とを収容する。また、第1ペダル部21は、第1孔部45を有する。第1孔部45は、第2収容部40と対応する位置に設けられ、通常時において球状部材50の一部を収容する。
通常時においては、球状部材50は、第2収容部40と第1孔部45との間に収容され、スプリング55によって第1孔部45側へ付勢されることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とを係止している。そして、スプリング55の付勢力等によって決定される保持力の上限を超える外力が第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に作用すると、球状部材50が第1孔部45から外れることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除され、相対回転が許容される。これにより、運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避することができる。
通常時においては、球状部材50は、第2収容部40と第1孔部45との間に収容され、スプリング55によって第1孔部45側へ付勢されることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とを係止している。そして、スプリング55の付勢力等によって決定される保持力の上限を超える外力が第1ペダル部21と第2ペダル部31との間に作用すると、球状部材50が第1孔部45から外れることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除され、相対回転が許容される。これにより、運転者の下肢障害、及びアクセルペダルの戻り不良を回避することができる。
さらに、本形態では、第1ペダル部21と第2ペダル部31との拘束が解除された状態から、第2ペダル部31を逆回転方向に回転させることにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とが相対回転し、球状部材50が、再度第1孔部45に嵌る。これにより、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは、スプリング55によって付勢される球状部材50によって係止されることによって拘束され、相対回転が禁止される。そして、第1ペダル部21と第2ペダル部31とは一体となって回転することによってアクセルペダルとしての機能を果たすことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるアクセル装置の主要部分を図9及び図10に示す。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本形態では、スプリング55及び球状部材50を収容する第1収容部240が、第1ペダル部21の内側円筒部23に形成されている。第1収容部240は、回転軸線Oと略垂直に形成されている。第1収容部240は、回転軸線Oに対して対称な2箇所に設けられている。第1収容部240は、内側円筒部23の外周面28に開口し、スプリング55と球状部材50とを収容する。第1収容部240の底部241は、スプリング55の一端を係止する。なお、本形態においては、第1ペダル部21の内側円筒部23の外周面28が、特許請求の範囲における「嵌合面」を構成している。
また、第2ペダル部31の嵌合部34の内周面38には、第1収容部240と対応する位置に第2孔部245が形成され、球状部材50の一部を収容する。第2孔部245の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
このように構成しても上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
本発明の第2実施形態によるアクセル装置の主要部分を図9及び図10に示す。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本形態では、スプリング55及び球状部材50を収容する第1収容部240が、第1ペダル部21の内側円筒部23に形成されている。第1収容部240は、回転軸線Oと略垂直に形成されている。第1収容部240は、回転軸線Oに対して対称な2箇所に設けられている。第1収容部240は、内側円筒部23の外周面28に開口し、スプリング55と球状部材50とを収容する。第1収容部240の底部241は、スプリング55の一端を係止する。なお、本形態においては、第1ペダル部21の内側円筒部23の外周面28が、特許請求の範囲における「嵌合面」を構成している。
また、第2ペダル部31の嵌合部34の内周面38には、第1収容部240と対応する位置に第2孔部245が形成され、球状部材50の一部を収容する。第2孔部245の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
このように構成しても上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるアクセル装置の主要部分を図11に示す。
本形態では、第2ペダル部31には、回転軸線Oと略平行に形成される第2収容部340を有している。第2収容部340は、回転軸線Oに対して対称な2箇所に設けられている。この第2収容部340は、第1ペダル部21と当接する端面342に開口し、スプリング55と球状部材50とを収容する。第2収容部340の底部341は、スプリング55の一端を係止する。なお、本形態においては、第2ペダル部31の端面342が、特許請求の範囲における「嵌合面」を構成している。
また、第1ペダル部21には、第2収容部340と対応する位置に第1孔部345が形成され、球状部材50の一部を収容する。第1孔部345の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
このように構成しても上記第1実施形態と同様の効果を奏する。また、ジグ等の工具を使用せずに組み付けることができるため、組み付け性が向上する。
本発明の第3実施形態によるアクセル装置の主要部分を図11に示す。
本形態では、第2ペダル部31には、回転軸線Oと略平行に形成される第2収容部340を有している。第2収容部340は、回転軸線Oに対して対称な2箇所に設けられている。この第2収容部340は、第1ペダル部21と当接する端面342に開口し、スプリング55と球状部材50とを収容する。第2収容部340の底部341は、スプリング55の一端を係止する。なお、本形態においては、第2ペダル部31の端面342が、特許請求の範囲における「嵌合面」を構成している。
また、第1ペダル部21には、第2収容部340と対応する位置に第1孔部345が形成され、球状部材50の一部を収容する。第1孔部345の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
このように構成しても上記第1実施形態と同様の効果を奏する。また、ジグ等の工具を使用せずに組み付けることができるため、組み付け性が向上する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるアクセル装置の主要部分を図12に示す。
本形態では、第1ペダル部21には、回転軸線Oと略平行に形成される第1収容部440を有している。第1収容部440は、回転軸線Oに対して対称な2箇所に設けられている。この第1収容部440は、第2ペダル部31と当接する端面443に開口し、スプリング55と球状部材50とを収容する。第1収容部440の底部441は、スプリング55の一端を係止する。なお、本形態においては、第1ペダル部21の端面443が、特許請求の範囲における「嵌合面」を構成している。
また、第2ペダル部31には、第1収容部440と対応する箇所に第2孔部445が形成され、球状部材50の一部を収容する。第2孔部445の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
このように構成しても上記第1実施形態と同様の効果を奏する。また、ジグ等の工具を使用せずに組み付けることができるため、組み付け性が向上する。
本発明の第4実施形態によるアクセル装置の主要部分を図12に示す。
本形態では、第1ペダル部21には、回転軸線Oと略平行に形成される第1収容部440を有している。第1収容部440は、回転軸線Oに対して対称な2箇所に設けられている。この第1収容部440は、第2ペダル部31と当接する端面443に開口し、スプリング55と球状部材50とを収容する。第1収容部440の底部441は、スプリング55の一端を係止する。なお、本形態においては、第1ペダル部21の端面443が、特許請求の範囲における「嵌合面」を構成している。
また、第2ペダル部31には、第1収容部440と対応する箇所に第2孔部445が形成され、球状部材50の一部を収容する。第2孔部445の大きさは、球状部材50の直径より小さく形成されている。
このように構成しても上記第1実施形態と同様の効果を奏する。また、ジグ等の工具を使用せずに組み付けることができるため、組み付け性が向上する。
(他の実施形態)
上記実施形態では、弾性部材及び球状部材からなる拘束手段は、2箇所に設けられていたが、他の実施形態では、拘束手段は、1箇所であってもよいし、3箇所以上であってもよい。また、上記実施形態では、拘束手段は、第1ペダル部または第2ペダル部の一方に設けられていたが、他の実施形態では、第1ペダル部及び第2ペダル部の双方に拘束手段を設けるように構成してもよい。
上記実施形態では、弾性部材及び球状部材からなる拘束手段は、2箇所に設けられていたが、他の実施形態では、拘束手段は、1箇所であってもよいし、3箇所以上であってもよい。また、上記実施形態では、拘束手段は、第1ペダル部または第2ペダル部の一方に設けられていたが、他の実施形態では、第1ペダル部及び第2ペダル部の双方に拘束手段を設けるように構成してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1:アクセル装置、10:ハウジング(支持部材)、20:アクセルペダル、21:第1ペダル部、31:第2ペダル部、40:第2収容部、45:第1孔部、50:球状部材、55:スプリング(弾性部材)、70:二重コイルスプリング(付勢部材)、240:第1収容部、245:第2孔部
Claims (7)
- 車体に取り付け可能な支持部材と、
前記支持部材に回転可能に支持される第1ペダル部と、
前記第1ペダル部と同じ回転中心にて一体となって回転可能に前記第1ペダル部に支持され、運転者により踏み込み操作される第2ペダル部と、
前記支持部材に一方の端部を係止され、運転者の踏み込み操作により回転する方向と反対方向に前記第1ペダル部を付勢する付勢部材と、
通常時に前記第1ペダル部と前記第2ペダル部との間の拘束状態を保持し、前記第1ペダル部と前記第2ペダル部との間の拘束を保持する保持力の上限を超える外力が作用した非常時に前記第1ペダル部と前記第2ペダル部との拘束を解除する拘束解除切替手段と、
を備えることを特徴とするアクセル装置。 - 前記拘束解除切替手段は、
通常時に前記第1ペダル部と前記第2ペダル部とを係止する球状部材と、
前記球状部材を前記第1ペダル部側または前記第2ペダル部側へ付勢する弾性部材と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のアクセル装置。 - 前記第2ペダル部は、前記第1ペダル部と前記第2ペダル部とが相対回転可能に嵌合する嵌合面に開口し、前記弾性部材と前記球状部材とを収容する第2収容部を有し、
前記第1ペダル部は、前記第2収容部と対応する位置に設けられ、通常時において前記球状部材の一部を収容する第1孔部を有することを特徴とする請求項2に記載のアクセル装置。 - 前記第1孔部は、前記球状部材の直径より小さいことを特徴とする請求項3に記載のアクセル装置。
- 前記第1ペダル部は、前記第1ペダル部と前記第2ペダル部とが相対回転可能に嵌合する嵌合面に開口し、前記弾性部材と前記球状部材とを収容する第1収容部を有し、
前記第2ペダル部は、前記第1収容部と対応する位置に設けられ、通常時において前記球状部材の一部を収容する第2孔部を有することを特徴とする請求項2に記載のアクセル装置。 - 前記第2孔部は、前記球状部材の直径より小さいことを特徴とする請求項5に記載のアクセル装置。
- 前記拘束解除切替手段は、前記第1ペダル部と前記第2ペダル部との拘束が解除された後、再度前記第1ペダル部と前記第2ペダル部とを拘束可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のアクセル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009034931A JP2010188848A (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | アクセル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009034931A JP2010188848A (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | アクセル装置 |
Publications (1)
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JP2010188848A true JP2010188848A (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=42815391
Family Applications (1)
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JP2009034931A Pending JP2010188848A (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | アクセル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010188848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012063952A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Honda Motor Co Ltd | 操作ペダル組立体 |
JP7430920B2 (ja) | 2021-03-17 | 2024-02-14 | 株式会社ソミックマネージメントホールディングス | ロータリーダンパ及びペダル装置 |
-
2009
- 2009-02-18 JP JP2009034931A patent/JP2010188848A/ja active Pending
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