JP2020100346A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転禁止状態及び回転範囲制限状態を実現可能であり且つステアリングホイールの回転に対する制限が完全に解除されることがないステアバイワイヤ式のステアリング装置を提供する。【解決手段】車両の駆動源を動作可能にするON状態と動作不能にするOFF状態とに切り換える駆動源スイッチがON状態にあるときはロック用突起38より外周側に位置し且つOFF状態にあるときは少なくとも一部の径方向の位置がロック用突起と同一になる可動式ロック部材43と、軸線方向における位置が回転範囲制限用突起39と同一であり、且つ、少なくとも駆動源スイッチがON状態にあるときは、操舵アクチュエータが作動可能な状態にあるか否かに拘らず、少なくとも一部の径方向の位置が被係合部39aと同一になる回転範囲制限部材と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電動式アクチュエータの動力を利用して操舵アシストを行うステアバイワイヤ式のステアリング装置に関する。
特許文献1にはステアバイワイヤ式のステアリング装置が開示されている。このステアリング装置は、ステアリングホイールが固定されたアッパーシャフトの外周部に固定された環状のフランジと、フランジの外周側に位置し且つアッパーシャフトの径方向に移動可能な2つの係脱部材と、を備えている。
車両のイグニッションスイッチ(以下、IG−SWと称する場合がある)がOFF状態にあるときは、第1アクチュエータによってアッパーシャフトの中心軸側に移動させられた一方の係脱部材が、フランジの外周部に周方向に並べて形成された複数のロック溝の一つに係合する。一方、このとき他方の係脱部材は、第2アクチュエータによってフランジより外周側に位置させられる。従って、一方の係脱部材及びロック溝によってステアリング装置が、ステアリングホイールの回転を禁止された回転禁止状態になる。
IG−SWがON状態にあるときは、第1アクチュエータによって一方の係脱部材がフランジより外周側に位置させられる。一方、第2アクチュエータによってアッパーシャフトの中心軸側に移動させられた他方の係脱部材の径方向位置が、フランジの外周部にロック溝より外周側に位置するように形成された1つの凸部と同一になる。従って、ステアリングホイールが所定角度以上回転すると凸部が他方の係脱部材に接触するので、ステアリングホイールのそれ以上の回転が規制される。即ち、ステアリング装置が、ステアリングホイールの回転範囲が所定範囲に制限された回転範囲制限状態になる。
さらにIG−SWがON状態にあるときにステアリングの回転操作に連動して動作する操舵用モータを含む電気系統に故障が発生すると、ステアリング装置が非常時連結状態になる。即ち、連結装置がアッパーシャフトと操舵輪の駆動機構とを機械的に接続し、且つ、第1アクチュエータ及び第2アクチュエータによって両方の係脱部材がフランジより外周側に位置させられる。従って、ステアリングホイールが回転操作されると、連結装置の働きによって操舵輪の操舵角が変化する。
特開2010−167914号公報
特許文献1のステアリング装置が非常時連結状態になると、ステアリングの回転範囲が制限されなくなる。しかし、通常、ステアリングホイールには電子機器を操作するためのスイッチが設けられており、このスイッチと車両に搭載された制御装置とはケーブルにより接続されている。従って、ステアリングホイールの回転範囲が全く制限されない場合は、ステアリングホイールの回転量が所定量を超えたときにケーブルに過大な負荷が掛かってしまう。
本発明は上述した課題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の一つは、回転禁止状態及び回転範囲制限状態を実現可能であり且つステアリングホイールの回転に対する制限が完全に解除されることがないステアバイワイヤ式のステアリング装置を提供することにある。
本発明のステアリング装置は、
ステアリングホイール(33)と一緒に回転するアッパーシャフト(32)と、
操舵アクチュエータ(24)を含み当該操舵アクチュエータが発生する力により操舵輪(26L、26R)の操舵角を変更可能に構成され且つ前記アッパーシャフトと機械的に連結されていない操舵角変更装置と、
前記アッパーシャフトの回転方向に並ぶように前記アッパーシャフトに固定され且つ前記アッパーシャフトの径方向に沿って外周側に突出する複数のロック用突起(38)と、
前記アッパーシャフトに固定され且つ前記ロック用突起の外周側端部より外周側に位置する被係合部(39a)を有する回転範囲制限用突起(39)と、
前記アッパーシャフトの軸線方向における位置が前記ロック用突起と同一且つ前記径方向に沿って移動可能であり、車両の駆動源を動作可能にするON状態と動作不能にするOFF状態とに切り換える駆動源スイッチ(IG−SW)が前記ON状態にあるときは前記ロック用突起より外周側に位置し且つ前記駆動源スイッチが前記OFF状態にあるときは少なくとも一部の前記径方向の位置が前記ロック用突起と同一になる可動式ロック部材(43)と、
前記軸線方向における位置が前記回転範囲制限用突起と同一であり、且つ、少なくとも前記駆動源スイッチが前記ON状態にあるときは、前記操舵アクチュエータが作動可能な状態にあるか否かに拘らず、少なくとも一部の前記径方向の位置が前記被係合部と同一になる回転範囲制限部材(43、42c)と、
を備える。
本発明のステアバイワイヤ式のステアリング装置では、駆動源スイッチがON状態にあるときは、可動式ロック部材がロック用突起より外周側に位置し且つ操舵アクチュエータが作動可能な状態にあるか否かに拘らず回転範囲制限部材の少なくとも一部の径方向の位置が被係合部と同一になる。従って、ステアリング装置は、回転範囲制限部材及び被係合部によって、ステアリングホイールの回転範囲が所定範囲に制限された回転範囲制限状態になる。
一方、駆動源スイッチがOFF状態にあるときは、可動式ロック部材の少なくとも一部の径方向の位置がロック用突起と同一になるので、ステアリング装置はステアリングホイールの回転を禁止された回転禁止状態になる。
このように本発明のステアリング装置では、駆動源スイッチがON状態及びOFF状態のいずれの状態にある場合も、操舵アクチュエータが作動可能な状態にあるか否かに拘らず、ステアリングホイールの回転に対する制限が完全に解除されることがない。
本発明の一側面の特徴は、
前記駆動源スイッチが前記ON状態にあるときに、前記操舵アクチュエータが作動可能な状態にあるか否かに拘らず、前記回転範囲制限部材である前記可動式ロック部材(43)の前記径方向の位置が前記被係合部と同一になる。
本発明の一側面によれば、回転範囲制限部材である可動式ロック部材が、駆動源スイッチの状態に応じて、ロック用突起と回転範囲制限用突起(被係合部)とに選択的に係合する。従って、ロック用突起に係合する部材と回転範囲制限用突起に係合する部材とが互いに異なる場合と比べて、本発明のステアリング装置は構造が簡単である。
本発明の一側面の特徴は、
前記回転範囲制限部材(42c)が前記可動式ロック部材(43)とは別体であり、且つ、前記回転範囲制限部材の前記径方向の位置が常に前記被係合部と同一であり、
前記可動式ロック部材が、前記駆動源スイッチが前記ON状態にあるときに前記被係合部より外周側に位置するように構成された。
本発明の一側面によれば、ロック用突起が接触する部材である可動式ロック部材と、回転範囲制限用突起が接触する部材である回転範囲制限部材と、が互いに異なるので、可動式ロック部材及び回転範囲制限部材が劣化し難い。
前記説明においては、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態に対応する発明の構成に対し、その実施形態で用いた名称及び/又は符号を括弧書きで添えている。しかしながら、本発明の各構成要素は、前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、以下の図面を参照しつつ記述される本発明の実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
本発明の実施形態に係るステアバイワイヤ式ステアリング装置の一部を模式的に表した平面図である。 図1のII−II矢線に沿う模式的な断面図である。 図1のIII−III矢線に沿い且つ回転範囲制御装置の一部の構成要素を省略して示す断面図である。 本発明の実施形態に係る車両のイグニッションスイッチがOFF状態にあるときのコラムユニット及び回転範囲制御装置の模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係るイグニッションスイッチがON状態にあるときの図4と同様の断面図である。 本発明の実施形態に係るイグニッションスイッチをON状態からOFF状態に切り換え且つスライド部材がロック用突起の外周面に接触したときの図4と同様の断面図である。 本発明の変形例の図4と同様の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係るステアバイワイヤ式のステアリング装置10について説明する。本実施形態の車両は内燃機関を備えており、この車両に適用されたステアリング装置10は、図1に示すように、主要な構成要素として、ラックアンドピニオン機構20、コラムユニット30、回転範囲制御装置40及びECU50を備えている。図1に示す駆動源スイッチであるイグニッションスイッチ(以下、IG−SWと称する)がOFF状態にあるとき内燃機関は動作不能であり、IG−SWがON状態にあるとき内燃機関は動作可能になる。IG−SWは、後で詳細に説明するECU50に接続されている。
図1に示すラックアンドピニオン機構20は、ラック軸21、ピニオンシャフト22、ピニオンギア23及び操舵モータ24を有している。ラック軸21は車両の幅方向に延びており、車体に対して当該幅方向にスライド可能且つ自身の軸線まわりに回転不能である。ラック軸21の外周面の一部にはラック歯部(図示略)が形成されている。自身の軸線まわりに回転可能且つスライド不能なピニオンシャフト22の下端部にはピニオンギア23が固定されており、ピニオンギア23がラック軸21のラック歯部と噛合している。ピニオンシャフト22の近傍には電動式の操舵モータ24が配設されている。操舵モータ24はECU50に接続されており、さらにその出力軸は減速機構を介してピニオンシャフト22に連係されている。
ラック軸21の左右両端部は、左右のタイロッド25L、25Rを介して図示を省略した左右のキャリアにそれぞれ接続されている。さらに左右のキャリアは左右の前輪26L、26Rをそれぞれ水平な回転軸まわりに回転可能に支持している。
図1及び図2に示すようにコラムユニット30は、主要な構成要素として、ハウジング31、アッパーシャフト32、ステアリングホイール33、操舵角センサ34、操舵トルクセンサ35及び固定部材36を備えている。
略筒状のハウジング31は、互いに固定され且つ互いに同軸をなす複数の筒状部材によって構成されている。図1に示すように平面視においてハウジング31の軸線は前後方向に延びており、且つ、図2に示すように側面視においてハウジング31の軸線は水平方向に対して傾斜している。ハウジング31の内部には、ハウジング31と同軸をなすアッパーシャフト32が設けられている。ハウジング31の内部に設けられた図示を省略した複数の軸受によって、アッパーシャフト32が自身の軸線まわりに回転可能且つ自身の軸線方向にスライド不能に支持されている。アッパーシャフト32は、アッパーシャフト32の軸線方向に延び且つ互いに固定された複数の金属製の長尺部材によって構成されている。アッパーシャフト32の後端部はハウジング31の後端から後方に突出している。
図1に示すようにアッパーシャフト32の後端部にはステアリングホイール33が固定されている。ステアリングホイール33には操作手段33aが設けられている。操作手段33aから延びる図示を省略したケーブルは、ステアリングホイール33の内部及びハウジング31の内部を通り抜けてECU50に接続されている。ECUはエレクトリックコントロールユニットの略称であり、CPU、ROM、RAM及びインターフェース等を含むマイクロコンピュータを主要構成部品として有する電子制御回路である。CPUは、メモリ(ROM)に格納されたインストラクション(ルーチン、プログラム)を実行することにより後述する各種機能を実現する。
図2に示すように、ハウジング31の内部には、アッパーシャフト32の操舵角(回転角)を検出する操舵角センサ34及びアッパーシャフト32の操舵トルク(回転トルク)を検出する操舵トルクセンサ35が設けられている。
図2乃至図6に示すように、アッパーシャフト32の長手方向の中央部近傍の外周面には、金属製且つ環状の単一部材である固定部材36の内周面が固定されている。換言すると、固定部材36の環状をなす本体部37の内周面を規定する被装着孔37aに対してアッパーシャフト32の長手方向の一部が圧入されている。本体部37の外周部には、10個のロック用突起38が周方向に等角度間隔で並べて設けられている。即ち、各ロック用突起38は本体部37の外周面から本体部37の径方向外側(外周側)に向かって突出している。各ロック用突起38の本体部37の外周面からの突出量は互いに同一である。
さらに本体部37の外周面には断面形状が円弧形状をなす1つの回転範囲制限用突起39が設けられている。周方向の両端に位置する2つのロック用突起38の間に回転範囲制限用突起39が位置している。回転範囲制限用突起39は本体部37の外周面から本体部37の径方向外側に向かって突出しており、その突出量はロック用突起38より大きい。そして、回転範囲制限用突起39の一部であり且つ各ロック用突起38の外周面より外周側に位置する部位が被係合部39aである。換言すると、各ロック用突起38の外周面が位置する仮想円の一部であり且つ図4乃至図6に示す仮想円弧39bより外周側に位置する回転範囲制限用突起39の一部が被係合部39aである。被係合部39aの周方向の一方の端面は第1ストッパ面39a1であり、被係合部39aの周方向の他方の端面は第2ストッパ面39a2である。回転範囲制限用突起39及び各ロック用突起38は、図2乃至図6に示すアッパーシャフト32の軸線32Xに沿った方向の位置が互いに同じである。なお、本実施形態の回転範囲制限用突起39を構成する円弧形状の軸線32Xを中心とする中心角は20°である。さらに、隣接するロック用突起38同士の間及び回転範囲制限用突起39と隣接するロック用突起38との間にはそれぞれ溝36aが形成されている。各溝36aの周方向寸法は互いに同一である。
図3に示すように、ハウジング31の長手方向の中央部近傍には、断面形状が非円形である接続孔31aが形成されている。そしてハウジング31の外周面の接続孔31aが形成された部位には回転範囲制御装置40が設けられている。図3乃至図6に示すように、回転範囲制御装置40は、主要な構成要素として、収納ケース41、スライド部材43、ラック部材44、スライド部材用モータ45及び圧縮コイルバネ46を備えている。
図3に示すように、軸線が略左右方向に延びる筒状であり且つ金属製である収納ケース41の右端部近傍はバネ受け部41aによって構成されている。図3乃至図6に示すように、収納ケース41の左端部は支持部42によって構成されている。さらに支持部42の左端部には断面形状が接続孔31aと略同一の接続用凸部42aが設けられている。支持部42には支持部42を収納ケース41の軸線方向に貫通する支持孔42bが形成されている。
さらに支持孔42bにはその断面形状が支持孔42bと略同一且つ軸線が収納ケース41の軸線と平行な金属製のスライド部材43がスライド可能に挿入されている。スライド部材43の左側端部である係合部43aは接続用凸部42aより左側に位置し且つスライド部材43の右側端部は収納ケース41の内部空間に位置する。係合部43aの上下寸法は、固定部材36の各溝36aの幅より僅かに小さい。さらにスライド部材43の軸線32X方向の位置は、ロック用突起38及び回転範囲制限用突起39と同一である。さらにスライド部材43の右端部近傍にはスライドストッパ43bが固定されている。
さらに収納ケース41の内部空間にはラック部材44が、収納ケース41の軸線方向にスライド可能に配設されている。ラック部材44には、ラック部材44を収納ケース41の軸線方向に貫通するスライド支持孔44aが形成されている。ラック部材44の上面にはラック歯部44bが形成されている。スライド支持孔44aをスライド部材43がスライド可能に貫通しており、且つ、ラック部材44はスライドストッパ43bより左側に位置する。
さらに収納ケース41の内部空間にはECU50に接続された電動式のスライド部材用モータ45が設けられている。スライド部材用モータ45の出力軸45aにはピニオン45bが固定されており、ピニオン45bはラック部材44のラック歯部44bと噛合している。
さらに収納ケース41の内部空間には、左端部がスライド部材43の右端面に固定された圧縮コイルバネ46が自由状態から圧縮された状態で配設されている。図3に示すように、圧縮コイルバネ46の右端部はバネ受け部41aに固定されている。従って、図4及び図5に示すように、スライド部材用モータ45が通電されていないとき、圧縮コイルバネ46が発生する付勢力によってスライドストッパ43bがラック部材44の右側面に接触する。そのため、スライド部材43のラック部材44に対する左側への相対移動が規制される。
図3に示すように収納ケース41は、接続用凸部42aを接続孔31aに嵌合することによりハウジング31に固定される。収納ケース41がハウジング31に固定されると、スライド部材43の係合部43aがハウジング31の内周面と固定部材36との間の空間に位置する。
図1に示すように、車両には電子機器60(例えば、オーディオ機器)が搭載されており、電子機器60はECU50に接続されている。車両の乗員がステアリングホイール33の操作手段33aを操作したときに、ECU50が電子機器60の動作を制御する。
続いてステアリング装置10の動作について説明する。
まずIG−SWがOFF状態にあるときのステアリング装置10の動作について図4を参照しながら説明する。このときステアリングホイール33は中立位置に位置し且つ操舵輪である左右の前輪26L、26Rの回転軸は左右方向と平行である。このときラック部材44は図4に示す第1位置に位置する。そしてこのとき、圧縮コイルバネ46によって図4の左側に付勢されているスライドストッパ43bがラック部材44の右端面に接触することにより、スライド部材43のそれ以上の左側への移動が規制されている。このときのスライド部材43の収納ケース41に対する相対位置が第1係合位置である。このときスライド部材43の係合部43aは固定部材36の所定の2つのロック用突起38であるロック用突起38Aとロック用突起38Bとの間の溝36aに位置し、ロック用突起38A及びロック用突起38Bと係合部43aとの間に微小隙間が形成される。従って、このときアッパーシャフト32及び固定部材36の軸線32Xまわりの回転がロック用突起38A、ロック用突起38B及びスライド部材43によって実質的に禁止される。このときのコラムユニット30及び回転範囲制御装置40の状態を回転禁止状態と称する。
IG−SWがOFF状態からON状態に切り替わると、ECU50の制御により図示を省略したバッテリの電力がスライド部材用モータ45に供給され、スライド部材用モータ45が所定量だけ正転する。すると出力軸45aが回転するので、ラック歯部44b及びピニオン45bによって、ラック部材44が図5に示す第2位置まで右側へ移動させられる。するとラック部材44の右端面がスライドストッパ43bを右側に押圧するので、スライド部材43は圧縮コイルバネ46の付勢力に抗して図5に示す第2係合位置へ移動する。すると係合部43aが仮想円弧39bより外周側に位置するので、係合部43aとロック用突起38とが係合不能になる。従って、運転者がステアリングホイール33を回転操作すると、アッパーシャフト32が軸線32Xまわりに回転する。
但し、このとき係合部43aのアッパーシャフト32の径方向位置は被係合部39aと同一である。従って、中立位置に位置するステアリングホイール33を運転者が反時計方向に170°回転させると、図5に示すように被係合部39aの第1ストッパ面39a1が係合部43aに接触するので、ステアリングホイール33の反時計方向へのそれ以上の回転が禁止される。一方、図示は省略してあるが、中立位置に位置するステアリングホイール33を運転者が時計方向に170°回転させると被係合部39aの第2ストッパ面39a2が係合部43aに接触するので、ステアリングホイール33の時計方向へのそれ以上の回転が禁止される。このようにIG−SWがON状態にあるときは、回転範囲制限用突起39及びスライド部材43によってステアリングホイール33の回転可能範囲が340°に制限される。従って、ステアリングホイール33を回転操作したときに、操作手段33aとECU50とを接続する上記ケーブルに過大な負荷が掛かるおそれはない。このときのコラムユニット30及び回転範囲制御装置40の状態を回転範囲制限状態と称する。
さらにIG−SWがON状態にあるときに運転者がステアリングホイール33を回転操作すると、操舵角センサ34がアッパーシャフト32の操舵角を検出し且つ検出値をECU50へ送信する。さらに操舵トルクセンサ35がアッパーシャフト32の操舵トルクを検出し且つ検出値をECU50へ送信する。するとECU50が、これらの検出値に基づいて操舵モータ24を回転制御する。例えば、ステアリングホイール33が反時計方向に回転操作された場合は、操舵モータ24の出力軸が正転し、出力軸の回転力が減速機構、ピニオンシャフト22及びピニオンギア23を介してラック軸21のラック歯部に伝わり、ラック軸21が左側へスライドする。一方、ステアリングホイール33が時計方向に回転操作された場合は、操舵モータ24の出力軸が逆転しラック軸21が右側へスライドする。
ところで、操舵角センサ34及び操舵トルクセンサ35と操舵モータ24との間の電気系統が完全に故障した場合は、操舵角センサ34及び操舵トルクセンサ35の検出値に基づいてECU50が操舵モータ24を回転制御できなくなる。そのため、ステアバイワイヤ式ステアリング装置を搭載した車両には、電気系統が完全に故障したときにアッパーシャフト32とピニオンシャフト22とを機械的に接続する連結装置が設けられることがある。この連結装置は減速機構を備えているため、操舵輪の操舵角を所定角度だけ変化させるためには、運転者はステアリングホイール33をこの所定角度の数倍の量だけ変化させる必要がある。そのため連結装置を有する車両では、電気系統が故障したときにステアリングホイール33の回転に対する制限を完全に解除して、ステアリングホイール33を360°以上回転できるようにする必要がある。
一方、図示は省略してあるが本実施形態の車両では、操舵角センサ34及び操舵トルクセンサ35と操舵モータ24との間に2つの電気系統が設けられている。従って、一方の電気系統が故障した場合は、他方の電気系統の働きにより操舵角センサ34及び操舵トルクセンサ35の検出値に基づいてECU50が操舵モータ24を回転制御する。一般的に、2つの電気系統が共に故障するおそれは極めて低いので、本実施形態の車両では、操舵角センサ34及び操舵トルクセンサ35の検出値に基づいてECU50が操舵モータ24を回転制御できなくなる可能性は極めて低い。そのため本実施形態の車両は上記連結装置を具備していない。さらに本実施形態の車両では、2つの電気系統の状態に拘らず、IG−SWがON状態になると、コラムユニット30及び回転範囲制御装置40が回転範囲制限状態になる。即ち、IG−SWがON状態及びOFF状態のいずれの状態にある場合も、操舵アクチュエータ24が作動可能な状態にあるか否かに拘らず、ステアリングホイール33の回転に対する制限が完全に解除されることがない。換言すると、コラムユニット30及び回転範囲制御装置40が実現可能な状態は回転禁止状態及び回転範囲制限状態のみである。
続いて、IG−SWがON状態からOFF状態に切り替れられた場合のステアリング装置10の動作について説明する。この場合は、IG−SWがON状態からOFF状態に切り替れられたときに、ECU50の制御によりバッテリの電力がスライド部材用モータ45に供給され、スライド部材用モータ45が所定量だけ逆転する。
このときアッパーシャフト32及び固定部材36が図4に示す回転方向位置にある場合を想定する。この場合は、図4に示すように、スライド部材43の係合部43aがロック用突起38Aとロック用突起38Bとの間の溝36aに位置し、且つ、圧縮コイルバネ46によって左側に付勢されているスライドストッパ43bがラック部材44の右端面に接触することによりスライド部材43のそれ以上の左側への移動が規制される。従って、アッパーシャフト32及び固定部材36の軸線32Xまわりの回転が係合部43a及びロック用突起38A、38Bによって禁止される。
次に、アッパーシャフト32及び固定部材36が図6に示す回転方向位置にあるときにIG−SWがON状態からOFF状態に切り替れられた場合を想定する。なお、図6に示すアッパーシャフト32及び固定部材36の回転方向位置は、図4に示す位置から時計方向に僅かに回転した位置である。この場合は、スライド部材用モータ45が逆転したときに係合部43aがロック用突起38Aの外周面に接触し、ロック用突起38Aによってスライド部材43のそれ以上の左側への移動が規制される。そのためスライドストッパ43bがラック部材44の右端面から右側へ所定量だけ離間する。
アッパーシャフト32及び固定部材36が図6の状態にある場合に運転者がステアリングホイール33を反時計方向に所定量だけ回転させると、ロック用突起38Aとロック用突起38Bとの間の溝36aと係合部43aとが左右方向に対向する。すると圧縮コイルバネ46よって左側に移動付勢されている係合部43aがこの溝36aに進入する。さらにスライドストッパ43bがラック部材44の右端面に接触することによりスライド部材43のそれ以上の左側への移動が規制される。即ち、コラムユニット30及び回転範囲制御装置40が図4の状態になる。
以上説明したように本実施形態によれば、IG−SWがON状態にあるときはコラムユニット30及び回転範囲制御装置40が回転範囲制限状態となり、IG−SWがOFF状態にあるときはコラムユニット30及び回転範囲制御装置40が回転禁止状態になる。換言すると、IG−SWがON状態及びOFF状態のいずれにある場合も、ステアリングホイール33の回転に対する制限が完全に解除されることはなく、そのため上記ケーブルに過大な負荷が掛かるおそれはない。
さらにIG−SWがON状態及びOFF状態のいずれにある場合も、コラムユニット30及び回転範囲制御装置40はこれら2つの状態にのみ変化する。換言すると、操舵アクチュエータ24が作動可能な状態にあるか否かに拘らず、ステアリングホイール33の回転に対する制限が完全に解除されることがない。従って、この2つの状態を実現するための部材であるスライド部材43を移動させるための動力源であるスライド部材用アクチュエータ45を1つにすることが可能である。さらにラック部材44、スライド部材用アクチュエータ45及び圧縮コイルバネ46を有するスライド部材43を動作させるための駆動機構の構造を、コラムユニット30及び回転範囲制御装置40が3つの状態に変化する場合と比べて簡単にすることが可能である。
さらに、スライド部材43が第1係合位置と第2係合位置との間を移動することにより、ロック用突起38と回転範囲制限用突起39とに選択的に係合する。従って、ロック用突起38に係合する部材と回転範囲制限用突起39に係合する部材とが互いに異なる場合と比べて、本実施形態のステアリング装置10は構造が簡単である。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
図7は本発明の変形例のステアリング装置10を示している。本変形例のラック部材44は、スライド部材用モータ45の回転力を受けることにより実線で示す第1位置と仮想線で示す第2位置との間を左右方向に移動する。但し、この第1位置は上記実施形態の第1位置と同じ位置であるのに対し、この第2位置は上記実施形態の第2位置よりも右側に位置する。ラック部材44が第1位置に位置し且つスライドストッパ43bがラック部材44の右側面に接触するとき、スライド部材43は実線で示す上記第1係合位置に対応する係合位置に位置する。一方、ラック部材44が第2位置に位置し且つスライドストッパ43bがラック部材44の右側面に接触するとき、スライド部材43は仮想線で示す非係合位置に位置する。図7中に示した仮想円38aは回転範囲制限用突起39の外周面の回転軌跡を表しており、非係合位置に位置するスライド部材43の係合部43aは仮想円38aより外周側に位置する。
さらに本変形例の収納ケース41の接続用凸部42aの固定部材36との対向面には、この対向面から軸線32X側に向かって延びるストッパ42cが固定されている。ストッパ42cの軸線32X方向の位置はスライド部材43と同一である。ストッパ42cの先端部である係合部42c1のアッパーシャフト32の径方向位置は被係合部39aと同一である。
続いて本変形例のステアリング装置10の動作について説明する。
IG−SWがOFF状態にあるとき、ラック部材44が図7に実線で示す第1位置に位置し且つスライド部材43が係合位置に位置する。従って、アッパーシャフト32及び固定部材36の軸線32Xまわりの回転がロック用突起38A、ロック用突起38B及びスライド部材43によって実質的に禁止される。
IG−SWがOFF状態からON状態に切り替わると、スライド部材用モータ45が所定量だけ正転するので、ラック部材44が図7に仮想線で示す第2位置まで移動する。するとラック部材44の右端面がスライドストッパ43bを右側に押圧するので、スライド部材43が圧縮コイルバネ46の付勢力に抗して図7に仮想線で示す非係合位置へ移動する。従って、係合部43aはロック用突起38及び回転範囲制限用突起39と係合不能になる。しかし係合部42c1のアッパーシャフト32の径方向位置が常に被係合部39aと同一である。従って、例えば運転者がステアリングホイール33を時計方向に所定角度だけ回転させると、図7に仮想線で示すように被係合部39aの第2ストッパ面39a2が係合部42c1に接触するので、ステアリングホイール33の時計方向へのそれ以上の回転が禁止される。
IG−SWがON状態からOFF状態に切り替れられるとスライド部材用モータ45が所定量だけ逆転するので、上記実施形態と同様にスライド部材43が係合位置へ移動する。
このように本変形例では、ロック用突起38が係合する部材であるスライド部材43と、回転範囲制限用突起39が係合する部材であるストッパ42cと、が互いに異なる。そのため、スライド部材43がロック用突起38と係合する回数及びストッパ42cが回転範囲制限用突起39と係合する回数が少ないので、スライド部材43及びストッパ42cが劣化し難い。
ハウジング31に、スライド部材43をスライド可能に支持する孔を形成してもよい。
ハウジング31の内周部にストッパ42cを固定してもよい。
さらに、ステアリングホイール33を回転させたときに操舵輪が路面から受ける反力の大きさを推定(演算)し且つこの反力に相当する力をアッパーシャフト32に付与する周知の路面反力付与機構をステアリング装置10に設けてもよい。
本発明を内燃機関及び電動モータを駆動源として備えるハイブリッド車両、燃料電池車両(FC車両)並びに/又はEV車両(電気自動車)に適用してもよい。なお、例えば本発明をEV車両に適用する場合は、車両の駆動源である電動モータを回転可能状態と回転不能状態とに切り換える駆動源スイッチはレディスイッチである。
10・・・ステアリング装置、20・・・ラックアンドピニオン機構、24・・・操舵モータ、30・・・コラムユニット、32・・・アッパーシャフト、36・・・固定部材、38・・・ロック用突起、38A、38B・・・ロック用突起、39・・・回転範囲制限用突起、39a・・・被係合部、40・・・回転範囲制御装置、42c・・・ストッパ、43・・・スライド部材、43b・・・スライドストッパ、45・・・スライド部材用モータ。

Claims (3)

  1. ステアリングホイールと一緒に回転するアッパーシャフトと、
    操舵アクチュエータを含み当該操舵アクチュエータが発生する力により操舵輪の操舵角を変更可能に構成され且つ前記アッパーシャフトと機械的に連結されていない操舵角変更装置と、
    前記アッパーシャフトの回転方向に並ぶように前記アッパーシャフトに固定され且つ前記アッパーシャフトの径方向に沿って外周側に突出する複数のロック用突起と、
    前記アッパーシャフトに固定され且つ前記ロック用突起の外周側端部より外周側に位置する被係合部を有する回転範囲制限用突起と、
    前記アッパーシャフトの軸線方向における位置が前記ロック用突起と同一且つ前記径方向に沿って移動可能であり、車両の駆動源を動作可能にするON状態と動作不能にするOFF状態とに切り換える駆動源スイッチが前記ON状態にあるときは前記ロック用突起より外周側に位置し且つ前記駆動源スイッチが前記OFF状態にあるときは少なくとも一部の前記径方向の位置が前記ロック用突起と同一になる可動式ロック部材と、
    前記軸線方向における位置が前記回転範囲制限用突起と同一であり、且つ、少なくとも前記駆動源スイッチが前記ON状態にあるときは、前記操舵アクチュエータが作動可能な状態にあるか否かに拘らず、少なくとも一部の前記径方向の位置が前記被係合部と同一になる回転範囲制限部材と、
    を備える、
    ステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記駆動源スイッチが前記ON状態にあるときに、前記操舵アクチュエータが作動可能な状態にあるか否かに拘らず、前記回転範囲制限部材である前記可動式ロック部材の前記径方向の位置が前記被係合部と同一になる、
    ステアリング装置。
  3. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記回転範囲制限部材が前記可動式ロック部材とは別体であり、且つ、前記回転範囲制限部材の前記径方向の位置が常に前記被係合部と同一であり、
    前記可動式ロック部材が、前記駆動源スイッチが前記ON状態にあるときに前記被係合部より外周側に位置するように構成された、
    ステアリング装置。

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