JP2010187340A - 電子メールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 迷惑メールを完全に遮断することができる電子メールシステムを提供する。
【解決手段】 第1及び第2ユーザ4,6の使用する第1及び第2端末装置8,10と、第1及び第2端末装置8,10にネットワーク12を介して通信接続された管理装置16と、を備える。管理装置16は、第1及び第2ユーザ4,6のアドレス帳を記憶するためのアドレス帳記憶手段46と、第1及び第2ユーザ4,6のアドレス帳にIDを登録するためのID登録手段52と、第1ユーザ4のアドレス帳への第2ユーザ6のIDの登録と第2ユーザ6のアドレス帳への第1ユーザ4のIDの登録とがマッチングしたか否かを判定するマッチング判定手段54と、マッチング判定手段54によるマッチング判定の結果に基づいて、第1及び第2端末装置8,10間における電子メールの送信を許可する送信許可手段56と、を有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークを介して電子メールをやり取りするための電子メールシステムに関する。
近年、インターネットの急速な発展に伴い、例えばインターネットショッピングやウェブ上でのユーザ登録、アンケートなどで連絡先として電子メールアドレスを他人に開示する機会が増えている。一般に、このように開示された電子メールアドレスは個人情報として外部に漏洩しないように管理されているが、何らかの理由で電子メールアドレスが外部に漏洩した場合には、広告目的の迷惑メールが送信されてくることがある。このような迷惑メールの送信元は偽装されていることが多く、一旦迷惑メールが送信されると、送信元を特定したり迷惑メールの送信を停止させることは困難である。
このような迷惑メールを遮断するために、例えば企業や一般家庭などではメールフィルタリングシステムが導入されている(例えば、特許文献1参照)。このメールフィルタリングシステムは、インターネットサービスプロバイダのメールサーバにて、電子メールの内容から迷惑メールであるか否かを判定することにより、迷惑メールを除去するものである。
特開2005−208780号公報
しかしながら、上述のような従来のメールフィルタリングシステムでは、迷惑メールを除去する精度は100%ではなく(例えば80〜90%程度)、大量の迷惑メールが送信されてきた場合には、大量の迷惑メールに混ざった重要な電子メールが破棄されてしまうおそれがある。従って、迷惑メールか否かの最終的な判断は、ユーザ自身が電子メールのタイトルや送信元などを確認することにより行わなければならず、その確認作業に長時間を要してしまうという問題がある。
本発明の目的は、迷惑メールを完全に遮断することができる電子メールシステムを提供することである。
本発明の請求項1に記載の電子メールシステムでは、第1及び第2ユーザの使用する第1及び第2端末装置と、前記第1及び第2端末装置にネットワークを介して通信接続された管理装置と、を備え、
前記管理装置は、前記第1及び第2ユーザのアドレス帳を記憶するためのアドレス帳記憶手段と、前記第1及び第2ユーザのアドレス帳にIDを登録するためのID登録手段と、前記第1ユーザのアドレス帳への前記第2ユーザのIDの登録と前記第2ユーザのアドレス帳への前記第1ユーザのIDの登録とがマッチングしたか否かを判定するマッチング判定手段と、前記マッチング判定手段によるマッチング判定の結果に基づいて、前記第1及び第2端末装置間における電子メールの送信を許可する送信許可手段と、を有し、
前記第1ユーザのIDが前記第2ユーザのアドレス帳に登録され、且つ、前記第2ユーザのIDが前記第1ユーザのアドレス帳に登録されると、前記送信許可手段は、前記マッチング判定手段によるマッチング判定の結果に基づいて、前記第1及び第2端末装置間における電子メールの送信を許可することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の電子メールシステムでは、前記管理装置は、前記第1及び第2ユーザに関する複数の個人情報データを記憶するための個人情報データ記憶手段と、前記個人情報データ記憶手段に記憶された複数の個人情報データのうち特定の個人情報データを選択する個人情報データ選択手段と、選択された特定の個人情報データを前記第1及び第2ユーザのアドレス帳に登録するための個人情報データ登録手段と、を更に有し、
前記第1ユーザが前記第1端末装置を用いて、前記第2ユーザのアドレス帳に表示する前記第1ユーザに関する特定の個人情報データを選択操作すると、前記個人情報データ選択手段は前記第1ユーザに関する特定の個人情報データを選択し、前記個人情報データ登録手段は、選択された前記第1ユーザに関する特定の個人情報データを前記第2ユーザのアドレス帳に登録し、
また、前記第2ユーザが前記第2端末装置を用いて、前記第1ユーザのアドレス帳に表示する前記第2ユーザに関する特定の個人情報データを選択操作すると、前記個人情報データ選択手段は前記第2ユーザに関する特定の個人情報データを選択し、前記個人情報データ登録手段は、選択された前記第2ユーザに関する特定の個人情報データを前記第1ユーザのアドレス帳に登録することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の電子メールシステムでは、ユーザの使用する端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して通信接続された管理装置と、を備え、
前記管理装置は、仮メールアドレスを作成する仮メールアドレス作成手段と、前記仮メールアドレス作成手段により作成された仮メールアドレスを消去する仮メールアドレス消去手段と、を有し、
前記端末装置から前記ネットワークを介して前記管理装置に電子メールが送信されると、前記仮メールアドレス作成手段により前記ユーザの仮メールアドレスが作成され、前記仮メールアドレスにより電子メールが前記管理装置から前記ネットワークを介して送信され、電子メールの送信完了後所定時間が経過すると、前記仮メールアドレス消去手段は仮メールアドレスを消去することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の電子メールシステムでは、前記端末装置から前記ネットワークを介して電子メールが送信されると、前記仮メールアドレス作成手段は、前記ユーザに固有のサブドメイン名を含む仮メールアドレスを作成することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の電子メールシステムでは、前記管理装置は、複数の広告データを登録するための広告データ登録手段と、送信された電子メールの内容に基づいて広告データを選択する広告データ選択手段と、この選択された広告データを電子メールに表示させる広告データ表示手段と、を更に有していることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の電子メールシステムによれば、システムを利用する複数のユーザのうち、IDの登録がマッチングしたユーザ間でのみ電子メールの送信を行うことができるので、システム外部からの迷惑メールがユーザの端末装置に送信されることがなく、迷惑メールを完全に遮断することができる。
また、本発明の請求項2に記載の電子メールシステムによれば、相手のアドレス帳に登録される個人情報データを適宜選択することができるので、例えば相手との親密度などに応じて相手に開示する個人情報データを適宜選択することができ、個人情報を保護することができる。
また、本発明の請求項3に記載の電子メールシステムによれば、仮メールアドレスを送信元としてパソコンや携帯電話などの一般の電子メールアドレス宛てに電子メールを送信することができるので、例えば、システムを利用できる環境にいないユーザに対して緊急の電子メールを送信することができる。また、電子メールの送信完了から所定時間が経過すると仮メールアドレスが消去されるので、仮メールアドレスが外部に漏洩した場合であっても、上記所定期間が経過した後には、この仮メールアドレスに迷惑メールが送信されることがなく、迷惑メールを確実に遮断することができる。
また、本発明の請求項4に記載の電子メールシステムによれば、仮メールアドレス作成手段は、ユーザに固有のサブドメイン名を含む仮メールアドレスを作成するので、例えば端末装置にインストールされたメーラーにおいて、上記サブドメイン名を含む電子メールをフィルタリングする設定にしておくことにより、他のユーザからの電子メールをこのユーザ専用の受信フォルダに自動的に格納することができ、電子メールの管理を効率良く行うことができる。
また、本発明の請求項5に記載の電子メールシステムによれば、送信された電子メールの内容に基づいて広告データを選択してこれを電子メールに表示させるので、ユーザに対して効果的な広告を行うことができる。例えば、送信された電子メールの内容にグルメに関するキーワード(「レストラン」や「料理」など)が含まれている場合に、レストランやグルメ雑誌などのグルメに関する広告データを選択してこれを電子メールに表示させることにより、広告データに対するユーザの関心を強く惹き付けることができる。
本発明の一実施形態による電子メールシステムを示す概念図である。 図1の電子メールシステムの構成を示すブロック図である。 図1の電子メールシステムの動作の流れを示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおけるマッチング処理の内容を具体的に示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおける個人情報データ選択処理の内容を具体的に示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおける電子メールの送信処理の内容を具体的に示すフローチャートである。 第1ユーザのアドレス帳のトップページ画面を示す図である。 第1ユーザのアドレス帳における第2ユーザの個人情報データ画面を示す図である。 第2ユーザのアドレス帳のトップページ画面を示す図である。 広告データが表示された電子メールの受信トレイ画面を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う電子メールシステムの一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態による電子メールシステムを示す概念図であり、図2は、図1の電子メールシステムの構成を示すブロック図であり、図3は、図1の電子メールシステムの動作の流れを示すフローチャートであり、図4は、図3のフローチャートにおけるマッチング処理の内容を具体的に示すフローチャートであり、図5は、図3のフローチャートにおける個人情報データ選択処理の内容を具体的に示すフローチャートであり、図6は、図3のフローチャートにおける電子メールの送信処理の内容を具体的に示すフローチャートであり、図7は、第1ユーザのアドレス帳のトップページ画面を示す図であり、図8は、第1ユーザのアドレス帳における第2ユーザの個人情報データ画面を示す図であり、図9は、第2ユーザのアドレス帳のトップページ画面を示す図であり、図10は、広告データが表示された電子メールの受信トレイ画面を示す図である。
図1及び図2を参照して、図示の電子メールシステム2は、第1及び第2ユーザ4,6の使用する第1及び第2端末装置8,10と、第1及び第2端末装置8,10とネットワーク12及びファイヤウォール14を介して通信接続された管理装置16と、を備えている。以下、この電子メールシステム2の構成について詳細に説明する。
第1及び第2端末装置8,10はそれぞれ、各種の処理を実行するためのパソコン18,20と、各種データ及び各種処理命令などを入力操作するための入力手段22,24と、各種データなどを表示するための表示手段26,28と、各種データなどを管理装置16との間で相互に送受信するための通信手段30,32と、を備えている。入力手段22,24は例えばマウスやキーボードなどから構成され、表示手段26,28は例えばCRTや液晶モニタなどから構成されている。通信手段30,32は、各種データなどをネットワーク12を介して管理装置16に送信し、また管理装置16からの各種データなどをネットワーク12を介して受信する。
管理装置16はDNSサーバ34、メールサーバ36及び管理サーバ38を備え、システム管理会社40によって管理、運営されている。DNSサーバ34は、ドメイン名をIPアドレスに変換する機能を有し、メールサーバ36は、ネットワーク12を介して電子メールを送受信する機能を有する。また、管理サーバ38は、各種のデータを記憶するためのデータベース42と、各種の処理を実行するための管理用コンピュータ44と、を有している。
データベース42は、アドレス帳データベース46(アドレス帳記憶手段を構成する)、個人情報データベース48(個人情報データ記憶手段を構成する)及び広告データベース50を有している。アドレス帳データベース46には、第1及び第2ユーザ4,6のアドレス帳データがそれぞれ記憶されている。個人情報データベース48には、第1及び第2ユーザ4,6に関する複数の個人情報データがそれぞれ記憶されている。また、広告データベース50には、複数の広告主からそれぞれネットワーク12を介して管理サーバ38に提供された複数の広告データが記憶されている。
管理用コンピュータ44は、ID登録手段52、マッチング判定手段54、送信許可手段56、個人情報データ選択手段58、個人情報データ登録手段60、仮メールアドレス作成手段62、仮メールアドレス消去手段64及びタイマ66を有している。ID登録手段52は、第1及び第2ユーザ4,6のアドレス帳にID(後述する)を登録する。マッチング判定手段54は、第1ユーザ4のアドレス帳への第2ユーザ6のIDの登録と、第2ユーザ6のアドレス帳への第1ユーザ4のIDの登録とがマッチングしたか否かを判定する。送信許可手段56は、マッチング判定手段54によるマッチング判定の結果に基づいて、第1及び第2端末装置8,10間における電子メールの送信を許可する。
また、個人情報データ選択手段58は、個人情報データベース48に記憶された複数の個人情報データのうち特定の個人情報データを選択する。個人情報データ登録手段60は、選択された特定の個人情報データを第1及び第2ユーザ4,6のアドレス帳に登録する。仮メールアドレス作成手段62は、仮メールアドレス(後述する)を作成する。タイマ66は、仮メールアドレスを送信元とする電子メールの送信が完了してからの経過時間を計測する。仮メールアドレス消去手段64は、タイマ66の計測時間が所定時間(例えば48時間)に達すると、仮メールアドレスを管理サーバ38から消去する。
管理用コンピュータ44は、更に、広告データ登録手段68、広告データ選択手段69及び広告データ表示手段70を有している。広告データ登録手段68は、複数の広告データを広告データベース50に登録する。広告データ選択手段69は、送信された電子メールの内容に基づいて、登録された複数の広告データのうち特定の広告データを選択する。広告データ表示手段70は、広告データ選択手段69により選択された広告データを電子メールに表示させるように処理を行う。
次に、図3〜図9をも参照して、本実施形態の電子メールシステム2の動作の流れについて説明する。なお、本実施形態において、第1ユーザ4の氏名を「山田太郎」とし、第2ユーザ6の氏名を「佐藤花子」とする(図7〜図9参照)。
まず、第1及び第2ユーザ4,6はそれぞれ、第1及び第2端末装置8,10を用いて管理サーバ38にアクセスすることにより、ウェブ上で電子メールシステム2の利用申し込みを行う(ステップS1)。例えばシステム管理会社40のホームページ上で、入力手段22,24を用いて第1及び第2ユーザ4,6の個人情報データ(例えば、氏名、国籍、住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス及び生年月日など)を入力すると、この個人情報データはネットワーク12を介して管理サーバ38に送信され、個人情報データベース48に記憶登録される。その後、第1及び第2ユーザ4,6に対してそれぞれID、パスワード及びメールアドレスが発行され(ステップS2)、これらID、パスワード及びメールアドレスは個人情報データベース48に記憶登録されるとともに、第1及び第2ユーザ4,6にそれぞれ通知される。
IDは、例えば「81077111××××」などの複数桁の数字から構成される。IDの前半部分の「81」は日本の国番号を表し、後半部分の「077111××××」は第1及び第2ユーザ4,6の電話番号(077−111−××××)を表している。
また、メールアドレスは本システム2専用のものであり、全角英数字や平仮名、カタカナ、漢字などの任意の文字列から構成される。このメールアドレスは第1及び第2ユーザ4,6が任意に設定できるように構成してもよく、例えば「山田太郎@077−111−××××」などのように、@マークの前部のアカウント名を第1及び第2ユーザ4,6の氏名に設定し、@マークの後部のドメイン名を第1及び第2ユーザ4,6の電話番号に設定することができる。
このように利用申し込みが完了すると、第1及び第2ユーザ4,6は電子メールシステム2の利用が可能となるが、第1及び第2ユーザ4,6が相互に電子メールのやり取りを行うためには、次のようなマッチング処理を行う必要がある(ステップS3)。即ち、第1及び第2ユーザ4,6のIDがそれぞれ相手のアドレス帳に登録されていない状態では、ステップS3−1からステップS3−2に進み、送信許可手段56による電子メールの送信の許可が行われず、第1及び第2端末装置8,10間の電子メールの送信を行うことができない。
まず、第1ユーザ4は、第1端末装置8を用いてシステム管理会社40のホームページなどからID及びパスワードを入力してログインし、第1ユーザ4のアドレス帳をブラウザ上に表示させる(図7参照)。このとき、第1ユーザ4のアドレス帳には、個人情報データベース48に記憶登録された第1ユーザ4自身の個人情報データのみが表示されている。アドレス帳にある「アドレス帳追加・修正」ボタン72をクリックして入力画面(図示せず)を表示させ、この入力画面で第2ユーザ6のID(例えば「81077222△△△△」)を入力すると、ID登録手段52によって第2ユーザ6のIDが第1ユーザ4のアドレス帳に登録される。
このように第1ユーザ4のみが相手のIDを登録した状態では、ブラウザ上において第1ユーザ4のアドレス帳には第2ユーザ6のIDが表示されるが、第2ユーザ6のアドレス帳には第1ユーザ4のIDが表示されず、第1及び第2端末装置8,10間の電子メールの送信はまだ行うことができない(ステップS3−2)。上述と同様にして第2ユーザ6がアドレス帳の入力画面で第1ユーザ4のID(例えば「81077111××××」)を入力し、ID登録手段52によって第1ユーザ4のIDが第2ユーザ6のアドレス帳に登録されると、ステップS3−1からステップS3−3に進み、ブラウザ上において第2ユーザ6のアドレス帳に第1ユーザ4のIDが表示される。これにより第1ユーザ4のアドレス帳への第2ユーザ6のIDの登録と第2ユーザ6のアドレス帳への第1ユーザ4のIDの登録とがマッチングし(ステップS3−4)、送信許可手段56は、マッチング判定手段54からのマッチング判定の結果に基づいて、第1及び第2端末装置8,10間における電子メールの送信の許可を行う(ステップS3−5)。
なお、アドレス帳にある「アドレス削除」ボタン74をクリックし、第1及び第2ユーザ4,6の少なくとも一方が相手のIDをアドレス帳から削除すると、送信許可手段56による電子メールの送信の許可が取り消され、第1及び第2端末装置8,10間における電子メールの送信ができなくなる。
このように第1及び第2ユーザ4,6のIDの登録がマッチングすると、ブラウザ上における第1及び第2ユーザ4,6のアドレス帳にはそれぞれ、相手のID及び氏名がデフォルトとして表示される(ステップS3−6)。本実施形態の電子メールシステム2では、相手のアドレス帳に表示される個人情報データの種類(ID及び氏名を除く)を次のようにして適宜選択することができる(ステップS4)。例えば、第1ユーザ4が自分の個人情報データのうち、国籍、住所1(都道府県名)、住所2(市区町村名)及び電話番号のみを第2ユーザ6のアドレス帳に表示させたい場合には、アドレス帳に表示された第2ユーザ6の氏名をクリックして第2ユーザ6の個人情報データ画面(図8参照)を表示させ、この個人情報データ画面において国籍、住所1、住所2及び電話番号の各項目における「表示/非表示」ボタン76をそれぞれクリックして「非表示」から「表示」に切り換えればよい(ステップS4−1)。
このように第1ユーザ4が特定の個人情報データを選択操作すると、個人情報データ選択手段58は、第1ユーザ4の複数の個人情報データのうち国籍、住所1、住所2及び電話番号の個人情報データを選択し(ステップS4−2)、個人情報データ登録手段60は、これら選択された個人情報データを第2ユーザ6のアドレス帳に登録する(ステップS4−3)。これにより、ブラウザ上における第2ユーザ6のアドレス帳には、第1ユーザ4のID、氏名、国籍、住所1、住所2及び電話番号のみが表示され(ステップS4−4)、住所3やFAX番号、電子メールアドレス、生年月日などの他の個人情報データは非表示となる(図9参照)。
なお、図7及び図8においては、第2ユーザ6は、上述と同様にして、自分の個人情報データのうち国籍、住所1及び電子メールアドレスのみを第1ユーザ4のアドレス帳に表示させるように選択操作している。
次に、電子メールの送信処理について説明する(ステップS5)。例えば、第1ユーザ4が第2ユーザ6に電子メールを送信する場合について説明すると、第1端末装置8においてアドレス帳にある第2ユーザ6の「To(送信先)」ボックス78をクリックしてチェックを入れる(ステップS5−1)。本システム2専用のメールアドレス宛てにのみ電子メールを送信する場合には、ステップS5−2からステップS5−3に進み、「メール作成&送信」ボタン80をクリックする。これにより電子メール作成画面(図示せず)が表示され(ステップS5−4)、電子メールの本文を作成して「送信」ボタン(図示せず)をクリックすることにより(ステップS5−5,S5−6)、電子メールが第1端末装置8からネットワーク12を介してメールサーバ36に送信される(ステップS5−7)。一方、第2端末装置10においてアドレス帳の「受信トレイ」ボタン82をクリックすると受信トレイ画面(図10参照)が表示され、この受信トレイ画面にて第1ユーザ4からの電子メールを閲覧することができる。
なお、本実施形態の電子メールシステム2では、アドレス帳に相手の一般の電子メールアドレス(例えば、パソコンや携帯電話の電子メールアドレス)が登録されている場合には、相手の本システム2専用のメールアドレス及び一般の電子メールアドレス宛てにそれぞれ電子メールを送信することができる。第1ユーザ4が第2ユーザ6に電子メールを送信する場合について説明すると、第1端末装置8において第2ユーザ6の個人情報データ画面に表示された一般の電子メールアドレスをクリックすることにより、ステップS5−2からステップS5−8に進み、電子メール作成画面が表示される。上述と同様にしてメール本文を作成して「送信」ボタンをクリックすると(ステップS5−9,S5−10)、電子メールが第1端末装置8からネットワーク12を介してメールサーバ36に送信される(ステップS5−11)。
DNSサーバ34には第1ユーザ4に固有のサブドメイン名(例えば「abc」)が予め設定されており、仮メールアドレス作成手段62は、DNSサーバ34より第1ユーザ4に固有のサブドメイン名を取得して仮メールアドレスを作成する(ステップS5−12)。この仮メールアドレスは、例えば「20081003−235959@abc.×××.com」と構成される。@マークの前部のアカウント名には、仮メールアドレスの有効期限(即ち、電子メールの送信完了から上記所定時間が経過した時点の日時)である2008年10月3日23時59分59秒を表す文字列「20081003−235959」が表され、@マークの後部のドメイン名には、第1ユーザ4に固有のサブドメイン名「abc」が含まれている。
第2ユーザ6には、上述と同様に本システム2専用のメールアドレス宛てに電子メールが送信されるとともに、仮メールアドレスを送信元として一般の電子メールアドレス宛てにも同内容の電子メールが送信される。即ち、仮メールアドレスによる電子メールがメールサーバ36からネットワーク12を介して第2端末装置10に送信される。タイマ66により計測された電子メールの送信完了からの経過時間が所定時間(例えば48時間)に達すると、ステップS5−13からステップS5−14に進み、仮メールアドレス消去手段64は仮メールアドレスを管理サーバ38から消去する。例えば、2008年10月1日0時0分0秒に電子メールの送信が完了した場合には、送信完了から48時間経過後の2008年10月3日23時59分59秒に仮メールアドレスが消去される。
従って、仮メールアドレスの上記有効期限が到来するまでの間は、第2ユーザ6は第1ユーザ4の仮メールアドレス宛てに電子メールを送信することができるが、上記有効期限を過ぎた後は、第2ユーザ6は第1ユーザ4の仮メールアドレス宛てに電子メールを送信することができなくなる。これにより、仮メールアドレスが外部に漏洩した場合であっても、上記有効期限が過ぎた後には、この仮メールアドレスに迷惑メールが送信されることがなく、迷惑メールを遮断することができる。
また、第1ユーザ4が第2ユーザ6の一般の電子メールアドレス宛てに電子メールを再度送信した場合には、作成される仮メールアドレスは、例えば「20081004−204523@abc.×××.com」と構成される。このように第1ユーザ4の仮メールアドレスのドメイン名には、第1ユーザ4に固有のサブドメイン名「abc」が含まれているので、例えば第2端末装置10のパソコン20にインストールされたメーラーにおいて、サブドメイン名「abc」を含む電子メールをフィルタリングする設定にしておくことにより、第1ユーザ4からの電子メールを第1ユーザ専用の受信フォルダに自動的に格納することができる。
以上説明したように、本実施形態の電子メールシステム2では、システム2の利用申し込みをしたユーザのうち、マッチング処理を行ったユーザ間でのみ電子メールの送信を行うことができるので、システム2の外部からの迷惑メールがユーザ4,6の端末装置8,10に送信されることがなく、迷惑メールを完全に遮断することができる。
また、この電子メールシステム2では、送信された電子メールの受信トレイ画面上に広告データが表示される(図10参照)。第1ユーザ4(又は第2ユーザ6)からの電子メールがメールサーバ36に送信されると、広告データ選択手段69は、電子メールの内容に基づいて、登録された複数の広告データのうち特定の広告データを選択する。例えば、電子メールの内容にグルメに関するキーワード(「レストラン」や「料理」など)が含まれている場合には、広告データ選択手段69は、広告データベース50に登録された複数の広告データのうちグルメに関する広告データ、本実施形態ではレストランに関する広告データ及びグルメ雑誌に関する広告データを選択する。その後、広告データ表示手段70は、選択された各広告データを電子メールに表示させるように処理を行い、これにより電子メールがメールサーバ36より第2ユーザ6(又は第1ユーザ4)に送信されると、選択されたレストランに関する広告データが受信トレイ画面上の広告スペース84に表示されるとともに、選択されたグルメ雑誌に関する広告データが受信トレイ画面上の広告スペース86に表示される。これによって、広告データに対するユーザ4,6の関心を強く惹き付けることができ、ユーザ4,6に対して効果的な広告を行うことができる。
なお、広告スペース84,86に表示された広告をクリックすることにより、広告主のホームページにジャンプするように構成してもよい。また、広告データベース50に登録されている広告データは、例えば登録されてから所定時間が経過すると、広告データベース50から自動的に消去されるように構成してもよい。
以上、本発明に従う電子メールシステムの一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記実施形態では、仮メールアドレス消去手段64は、電子メールの送信完了から所定時間の経過時に仮メールアドレスを消去するように構成したが、電子メールの送信完了と同時に仮メールアドレスを消去するように構成してもよい。
また例えば、上記実施形態では、相手の本システム2専用のメールアドレス及び一般の電子メールアドレス宛てにそれぞれ電子メールを送信するように構成したが、一般の電子メールアドレス宛てにのみ電子メールを送信するように構成してもよい。
また例えば、上記実施形態では、DNSサーバ34には第1ユーザ4に固有のサブドメイン名が予め設定されているように構成したが、電子メールの送信時にサブドメイン名が設定されるように構成してもよい。
2 電子メールシステム
4 第1ユーザ
6 第2ユーザ
8 第1端末装置
10 第2端末装置
12 ネットワーク
16 管理装置
46 アドレス帳データベース
48 個人情報データベース
52 ID登録手段
54 マッチング判定手段
56 送信許可手段
58 個人情報データ選択手段
60 個人情報データ登録手段
62 仮メールアドレス作成手段
64 仮メールアドレス消去手段
68 広告データ登録手段
69 広告データ選択手段
70 広告データ表示手段

Claims (5)

  1. 第1及び第2ユーザの使用する第1及び第2端末装置と、前記第1及び第2端末装置にネットワークを介して通信接続された管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、前記第1及び第2ユーザのアドレス帳を記憶するためのアドレス帳記憶手段と、前記第1及び第2ユーザのアドレス帳にIDを登録するためのID登録手段と、前記第1ユーザのアドレス帳への前記第2ユーザのIDの登録と前記第2ユーザのアドレス帳への前記第1ユーザのIDの登録とがマッチングしたか否かを判定するマッチング判定手段と、前記マッチング判定手段によるマッチング判定の結果に基づいて、前記第1及び第2端末装置間における電子メールの送信を許可する送信許可手段と、を有し、
    前記第1ユーザのIDが前記第2ユーザのアドレス帳に登録され、且つ、前記第2ユーザのIDが前記第1ユーザのアドレス帳に登録されると、前記送信許可手段は、前記マッチング判定手段によるマッチング判定の結果に基づいて、前記第1及び第2端末装置間における電子メールの送信を許可することを特徴とする電子メールシステム。
  2. 前記管理装置は、前記第1及び第2ユーザに関する複数の個人情報データを記憶するための個人情報データ記憶手段と、前記個人情報データ記憶手段に記憶された複数の個人情報データのうち特定の個人情報データを選択する個人情報データ選択手段と、選択された特定の個人情報データを前記第1及び第2ユーザのアドレス帳に登録するための個人情報データ登録手段と、を更に有し、
    前記第1ユーザが前記第1端末装置を用いて、前記第2ユーザのアドレス帳に表示する前記第1ユーザに関する特定の個人情報データを選択操作すると、前記個人情報データ選択手段は前記第1ユーザに関する特定の個人情報データを選択し、前記個人情報データ登録手段は、選択された前記第1ユーザに関する特定の個人情報データを前記第2ユーザのアドレス帳に登録し、
    また、前記第2ユーザが前記第2端末装置を用いて、前記第1ユーザのアドレス帳に表示する前記第2ユーザに関する特定の個人情報データを選択操作すると、前記個人情報データ選択手段は前記第2ユーザに関する特定の個人情報データを選択し、前記個人情報データ登録手段は、選択された前記第2ユーザに関する特定の個人情報データを前記第1ユーザのアドレス帳に登録することを特徴とする請求項1に記載の電子メールシステム。
  3. ユーザの使用する端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して通信接続された管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、仮メールアドレスを作成する仮メールアドレス作成手段と、前記仮メールアドレス作成手段により作成された仮メールアドレスを消去する仮メールアドレス消去手段と、を有し、
    前記端末装置から前記ネットワークを介して前記管理装置に電子メールが送信されると、前記仮メールアドレス作成手段により前記ユーザの仮メールアドレスが作成され、前記仮メールアドレスにより電子メールが前記管理装置から前記ネットワークを介して送信され、電子メールの送信完了後所定時間が経過すると、前記仮メールアドレス消去手段は仮メールアドレスを消去することを特徴とする電子メールシステム。
  4. 前記端末装置から前記ネットワークを介して電子メールが送信されると、前記仮メールアドレス作成手段は、前記ユーザに固有のサブドメイン名を含む仮メールアドレスを作成することを特徴とする請求項3に記載の電子メールシステム。
  5. 前記管理装置は、複数の広告データを登録するための広告データ登録手段と、送信された電子メールの内容に基づいて広告データを選択する広告データ選択手段と、この選択された広告データを電子メールに表示させる広告データ表示手段と、を更に有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子メールシステム。
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JP2011164597A (ja) * 2010-01-15 2011-08-25 Canon Inc 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
US9787636B2 (en) 2013-05-16 2017-10-10 Yamaha Corporation Relay device and control method of relay device

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