JP2010187334A - 非線形歪み補償装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非線形補償対象の非線形歪みの推定精度を低下させることなく、非線形補償対象の劣化具合に応じて非線形補償対象の非線形歪みを適応補償することのできる非線形歪み補償装置を提供する。
【解決手段】IM測定部21にてRF増幅器2の出力信号からIMレベルを測定し、この測定結果を制御部22に送出して、制御部22にて測定結果からIM特性が劣化しているか否かを判定し、劣化している場合に、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をON制御し、IM特性が劣化していない場合に、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をOFF制御するようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばデジタル無線通信・放送システムの送信装置に用いられ、送信装置の電力増幅器で生じる非線形歪みを補償する非線形歪み補償装置に関する。
周知のように、例えばデジタル無線通信・放送システムの送信装置に用いられ、線形変調波や複数の変調波を増幅する電力増幅器では、不要電波(スプリアス)の放射を抑制して電力効率を高めるために、できる限り非線形歪みを小さくする必要がある。そこで、送信装置にあっては、電力増幅器の動作温度等により変化する非線形歪みを検出して補正する補償器を備えることで、この非線形歪みを抑圧するプリディストーション方式の歪み補償方式が考えられている(例えば、特許文献1)。
プリディストーション方式の歪み補償方式では、電力増幅器とは別の回路で歪みを推定しているので、推定の精度が補償の性能に大きく影響する。さらに、生成した逆歪み特性が正しいかどうか把握できず、電力増幅器の歪みが正しく推定できなければ、高精度の逆歪み特性が生成できず補償できないことになる。しかも、電力増幅器で生じる非線形特性には周波数依存性があるため、電力増幅器の歪みを正しく推定して補償しなければ、伝送帯域内における相互変調積(Inter Modulation:以下、IMと記す)特性に大きく影響する。
一方、歪み補償方式においては、電力増幅器の入力信号と出力信号とを使用して、直接に電力増幅器の歪みを推定する補償器もあるが、ノイズ等の影響により推定の精度が悪くなるとIM特性に大きく影響することになる。
特開2004−15364公報。
以上述べたように、送信装置の電力増幅器等にあっては、非線形特性を正確に推定し、また非線形特性の正確な補償が求められている。一方において、非線形特性の正確な補償を実現する際に、特性劣化を防ぐことが要望されている。
そこで、この発明の目的は、非線形補償対象の非線形歪みの推定精度を低下させることなく、非線形補償対象の劣化具合に応じて非線形補償対象の非線形歪みを適応補償することのできる非線形歪み補償装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明に係る非線形歪み補償装置は、伝送信号を扱う被補償機器の非線形特性を補償する非線形歪み補償装置において、被補償機器の入力信号と当該被補償機器の出力信号とから被補償機器における歪み成分を検出する歪み検出部と、この歪み検出部で検出される歪み成分に基づいて歪み補償量を求め、この歪み補償量に基づいて被補償機器の入力信号の歪み補償を行う歪み補償部と、被補償機器の出力信号からIM(相互変調積)レベルを検出するIM検出部と、このIM検出部による検出結果に基づいて、歪み検出部及び歪み補償部の処理の実行・停止を制御する実行・停止制御部とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、被補償機器の出力信号からIMレベルを検出し、この検出結果からIM特性が劣化している場合に、被補償機器における歪み成分を検出し、この歪み成分から補償量を求め、この補償量で被補償機器の入力信号を補償するようにしている。また、上記検出結果からIM特性が劣化していない場合に、常時被補償機器における歪み成分を検出して、この検出結果から求めた補償量で被補償機器の入力信号を補償すると、被補償機器の入力信号及び出力信号にノイズ等の影響がある場合に、逆に推定精度を低下してしまい、IMレベルが変動してしまうことになる。そこで、上記検出結果からIM特性が劣化していない場合には、歪み成分の検出及び歪み補償の制御を停止するようにしている。
従って、IM特性が劣化したときに適応補償を行うことでノイズの影響を小さくすることができ、さらに低消費電力を図ることができる。
歪み補償部は、被補償機器の入力信号に対応付けて歪み補償量を記憶する補償テーブルを備え、実行・停止制御部により実行制御を受けた場合に、歪み検出部で検出される歪み成分に基づいて求められた歪み補償量を補償テーブルに登録し、実行・停止制御部により停止制御を受けた場合に、被補償機器の入力信号に対応する歪み補償量を補償テーブルから読み出して被補償機器の入力信号を補償するようにしている。
この構成によれば、歪み検出部及び歪み補償部が処理の停止制御を受けた場合に、補償テーブルから運用時に格納した歪み補償量を読み出して、この歪み補償量で被補償機器の入力信号を補償するようにしている。これにより、歪みの推定精度を維持することができ、ノイズの影響を小さくすることができる。また、IM特性が劣化する度に、補償テーブルに格納される歪み補償量が更新されるため、被補償機器の経年変化にも対応可能である。
また、この発明に係る非線形歪み補償装置は、伝送信号を扱う被補償機器の非線形特性を補償する非線形歪み補償装置において、被補償機器の入力信号と当該被補償機器の出力信号とから被補償機器における歪み成分を検出する歪み検出部と、この歪み検出部で検出される歪み成分に基づいて歪み補償量を求め、この歪み補償量に基づいて被補償機器の入力信号の歪み補償を行う歪み補償部と、被補償機器の出力信号からIM(相互変調積)レベルを測定するIM測定部と、このIM測定部による測定結果を外部に報知する報知部と、この測定結果の報知に対し歪み検出部及び歪み補償部への制御指示情報が入力された場合に、この制御指示情報に基づいて、歪み検出部及び歪み補償部の処理の実行・停止を制御する実行・停止制御部とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、IMレベルが測定されるごとに管理者が容易に周波数特性を知ることができ、ここで得られる振幅特性を用いて信号帯域内、外の電力を計算でき、簡易的なACPRを測定することができる。さらに、管理者は測定結果からIM特性が劣化しているか否かを判断して歪み検出部及び歪み補償部の処理の実行・停止を指示することができ、これにより必要なときに歪み検出部及び歪み補償部の処理を実行することが可能となる。
以上のようにこの発明によれば、非線形補償対象の非線形歪みの推定精度を低下させることなく、非線形補償対象の劣化具合に応じて非線形補償対象の非線形歪みを適応補償することのできる非線形歪み補償装置を提供することができる。
この発明に係る非線形歪み補償装置が適用される送信装置の一実施形態の構成を示すブロック図。 上記図1に示したルックアップテーブルの一例を示す図。 上記図1に示したIM測定部の具体的構成を示すブロック図。 同実施形態における非線形特性の周波数依存性の概要を説明するための図。 同実施形態における制御部の制御処理手順を示すフローチャート。 この発明に係る非線形歪み補償装置が適用される送信装置の他の実施形態を示すブロック図。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係る非線形歪み補償装置が適用される送信装置の構成を示すもので、この送信装置に入力されるRF(Radio Frequency)帯のデジタルベースバンド信号IBB,QBBは、本発明に係る非線形補償器1を介してRF増幅器2にて電力増幅され、送信信号としてアンテナ3から送出される。RF増幅器2の出力は、分配器4により一部分配され、非線形補償器1に供給される。非線形補償器1は、RF増幅器2の入力信号と出力信号とを比較して出力信号の非線形特性を求め、その特性が許容範囲となるように補償するものである。
分配器4の出力信号は、復調部(QDEM)11にて直交復調され、複素形式でのフィードバック信号I,Qとなる。これらフィードバック信号I,Qは、それぞれアナログ/デジタルコンバータ(ADC)121,122によりデジタルフィードバック信号XI,XQに変換された後、遅延補正部13及び歪み検出部14に供給される。
遅延補正部13は、デジタルフィードバック信号XI,XQと非線形補償器1に入力されるデジタルベースバンド信号IBB,QBBとを複素演算することで、両者の複素相関をとり、この相関出力におけるピーク位置により遅延時間を求め、デジタルベースバンド信号IBB,QBBを遅延して歪み検出部14に出力する。
上記歪み検出部14では、遅延補正部13からのデジタルベースバンド信号IBB,QBBと、アナログ/デジタルコンバータ121,122からのデジタルフィードバック信号XI,XQとを取り込み、デジタルベースバンド信号IBB,QBBとデジタルフィードバック信号XI,XQとの振幅誤差ΔR及び位相誤差Δθを求める。ここで得られた振幅誤差ΔR及び位相誤差Δθは、歪み補償部15に供給される。この歪み補償部15では、歪み検出部14からの振幅誤差ΔR及び位相誤差Δθをそれぞれ区間積分し、積分結果を歪み保証量R4,θ4を入力デジタルベースバンド信号IBB,QBBの振幅レベルに対応付けてルックアップテーブル16に登録しておく。このルックアップテーブル16の一例を図2に示す。図2は、ルックアップテーブル16に格納される補償量R,θの特性図を示している。
一方、非線形補償器1に入力されるデジタルベースバンド信号IBB,QBBは、デジタルプリディストータ17に供給される。このデジタルプリディストータ17では、デジタルベースバンド信号IBB,QBBの振幅レベル(INPUT)R1に対応する歪み補償量R4,θ4をルックアップテーブル16から読み出し、その歪み補償量R4,θ4をデジタルベースバンド信号IBB,QBBの振幅R1,位相θ1に加算することで、非線形特性(AM−AM/PM)を補償するもので、その補償結果はデジタル/アナログコンバータ(DAC)181,182でアナログ信号に変換された後、変調部(QMOD)19に供給される。
上記変調部19では、デジタルプリディストータ17の出力を直交変調して、歪み補償されたアナログRF信号としてRF増幅器2に出力する。なお、復調部11及び変調部19は、シンセサイザ20により同期がとられる。
ここで、上記アナログ/デジタルコンバータ121,122から出力されるデジタルフィードバック信号XI,XQは、IM測定部21に供給される。このIM測定部21は、具体的には図3に示すように構成される。図3において、デジタルフィードバック信号XI,XQは、第1及び第2のIMレベル検出回路31、32に供給される。第1のIMレベル検出回路31において、入力IQ信号は周波数シフト回路311によりベースバンド信号の中心周波数f0から+αMHz分周波数シフトされ、そのうち例えばI信号のみ(Q信号のみ、またはIQ信号の両成分を用いても同様の効果が得られる)が第1ローパスフィルタ(LPF)312によりf0+αMHzの周波数成分が抽出される。この抽出信号は検波回路313により全波整流されて直流信号となり、さらに第2ローパスフィルタ(LPF)314により振幅平均信号となる。この信号はf0+αMHz(伝送帯域の上端)のIMレベル値L1として出力される。第2のIMレベル検出回路32は、第1のIMレベル検出回路31と同一回路構成であり、f0−αMHz(伝送帯域の下端)のIMレベル値L2を検出出力する。このようにして得られたf0±αMHzのIMレベル検出信号L1、L2は制御部22に供給される。
制御部22は、IM測定部21で測定されたIMレベル値L1、L2を評価し、例えば閾値などと比較することにより、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理のON/OFFを制御する。
次に、上記構成における動作について説明する。
日本のデジタルテレビジョン方式であるISDB−Tでは、伝送帯域幅が約5.6MHzに定められている。デジタル放送用の電力増幅器は、広帯域であることが望ましいが、現実的には非線形特性が周波数依存性を持つ。この非線形特性の周波数依存性の概要について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、伝送帯域における信号の周波数スペクトラム(実線)とRF増幅器2が持つ非線形特性により発生するIM成分(点線)との関係を示し、同図(b)は周波数帯域の下端の振幅−位相特性(Δθ1)と上端の振幅−位相特性(Δθ2)を示している。この図から分かるように、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理を常時行い、ルックアップテーブル16中の歪み補償量を更新していると、推定精度が低い場合に、歪み補償の性能が悪くなりIM特性が変動してしまうことがある。例えば、周波数帯域の下端の振幅−位相特性(Δθ1)と上端の振幅−位相特性(Δθ2)で特性に差が出て、帯域全体で補償がアンバランスとなり、所望の特性が得られないことがある。
そこで、本実施形態では、IM測定部21にて、例えば下端と上端の各IMレベルIM1(=L1)、IM2(=L2)を測定し、制御部22にて、この測定結果に基づいてIM特性を評価し、IM特性が劣化している場合にのみ、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理を実行させるようにしている。尚、ISDB−Tでは、IMレベルを測定する場合、中心周波数f0に対して±3MHzのポイントでレベル検出したとき、いずれも−50dB以上得られるようにすることが規定されている。
図5は、上記制御部22の制御処理手順を示すフローチャートである。
制御部22は、上記IM測定部21からの測定結果を受信すると(ステップST5a)、この測定結果を評価し(ステップST5b)、例えばIMレベルIM1とIM2との差分が閾値以上であるか否か、またはIMレベルIM1,IM2が閾値未満であるか否かの判定を行なう(ステップST5c)。
ここで、例えばIMレベルIM1とIM2との差分が閾値以上、またはIMレベルIM1,IM2が閾値未満と判定された場合(No)、制御部22はIM特性が劣化しているとして歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をONさせる(ステップST5d)。
一方、例えばIMレベルIM1とIM2との差分が閾値未満、またはIMレベルIM1,IM2が閾値以上と判定された場合(No)、制御部22は歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をOFFさせる(ステップST5d)。
なお、上記歪み検出部14及び歪み補償部15がOFFしている間、上記デジタルプリディストータ17は、ルックアップテーブル16に既に登録済み(上記歪み補償部15により更新されない)の歪み補償量R4,θ4を用いてデジタルベースバンド信号IBB,QBBの振幅R1,位相θ1を補償する。
以上のように、上記実施形態では、IM測定部21にてRF増幅器2の出力信号からIMレベルを測定し、この測定結果を制御部22に送出して、制御部22にて測定結果からIM特性が劣化しているか否かを判定し、劣化している場合に、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をON制御し、IM特性が劣化していない場合に、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をOFF制御するようにしている。
従って、IM特性が劣化したときに適応補償を行うことでノイズの影響を小さくすることができ、さらに低消費電力を図ることができる。
また、上記実施形態では、歪み検出部14及び歪み補償部15が信号処理のOFF制御を受けている間、デジタルプリディストータ17ではルックアップテーブル16から運用時に更新した歪み補償量を読み出して、この歪み補償量でRF増幅器2の入力信号を補償するようにしているので、歪みの推定精度を維持することができ、ノイズの影響を小さくすることができる。また、IM特性が劣化するごとに、歪み補償部15にてルックアップテーブル16に格納される歪み補償量を更新するようにしているので、RF増幅器2の経年変化にも対応可能である。
図6は、この発明の非線形補償器の他の実施形態を示すブロック図である。図6において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
上記IM測定部21の出力側には、モニタ23が接続される。上記IM測定部21の測定結果は、モニタ23に表示される。
また、上記制御部22には、入力部24が接続される。すなわち、上記制御部22は、入力部24からの制御指示に応じて上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理のON/OFFを制御する。
次に、この構成による動作について説明する。
上記IM測定部21による測定結果は、モニタ23に供給されて表示される。従って、この表示により管理者はIM特性が劣化しているか否かを知ることができる。
この状態で管理者が、IM特性が劣化していると判断し上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をONさせるべく入力部24において制御指示を入力したとする。そうすると制御部22は、上記歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理をONさせる。
以上のように他の実施形態であれば、IM測定部21によりIMレベルが測定されるごとに管理者がモニタ23を見て容易に周波数特性を知ることができ、ここで得られる振幅特性を用いて信号帯域内、外の電力を計算でき、簡易的なACPR(adjacent Cannel Leakage Power Ratio)を測定することができる。さらに、管理者は測定結果からIM特性が劣化しているか否かを判断して歪み検出部14及び歪み補償部15の信号処理のON/OFFを指示することができ、これにより必要なときに歪み検出部14及び歪み補償部15の処理を実行することが可能となる。
さらに、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…非線形補償器、2…RF増幅器、3…アンテナ、4…分配器、11…復調部(QDEM)、121,122…アナログ/デジタルコンバータ(ADC)、13…遅延補正部、14…歪み検出部、15…歪み補償部、16…ルックアップテーブル、17…デジタルプリディストータ、181,182…デジタル/アナログコンバータ(DAC)、19…変調部(QMOD)、20…シンセサイザ、21…IM測定部、22…制御部、23…モニタ、24…入力部、31…第1のIMレベル検出回路、32…第2のIMレベル検出回路、311…周波数シフト回路、312…第1ローパスフィルタ(LPF)、313…検波回路、314…第2ローパスフィルタ(LPF)。

Claims (4)

  1. 伝送信号を扱う被補償機器の非線形特性を補償する非線形歪み補償装置において、
    前記被補償機器の入力信号と当該被補償機器の出力信号とから被補償機器における歪み成分を検出する歪み検出部と、
    この歪み検出部で検出される歪み成分に基づいて歪み補償量を求め、この歪み補償量に基づいて前記被補償機器の入力信号の歪み補償を行う歪み補償部と、
    前記被補償機器の出力信号からIM(相互変調積)レベルを測定するIM測定部と、
    このIM測定部による測定結果に基づいて、前記歪み検出部及び前記歪み補償部の処理の実行・停止を制御する実行・停止制御部とを具備したことを特徴とする非線形歪み補償装置。
  2. 伝送信号を扱う被補償機器の非線形特性を補償する非線形歪み補償装置において、
    前記被補償機器の入力信号と当該被補償機器の出力信号とから被補償機器における歪み成分を検出する歪み検出部と、
    この歪み検出部で検出される歪み成分に基づいて歪み補償量を求め、この歪み補償量に基づいて前記被補償機器の入力信号の歪み補償を行う歪み補償部と、
    前記被補償機器の出力信号からIM(相互変調積)レベルを測定するIM測定部と、
    このIM測定部による測定結果を外部に報知する報知部と、
    この測定結果の報知に対し前記歪み検出部及び前記歪み補償部への制御指示情報が入力された場合に、この制御指示情報に基づいて、前記歪み検出部及び前記歪み補償部の処理の実行・停止を制御する実行・停止制御部とを具備したことを特徴とする非線形歪み補償装置。
  3. 前記IM検出部は、前記被補償機器の出力信号を直交復調したI信号及びQ信号からIMレベルを検出することを特徴とする請求項1または2記載の非線形歪み補償装置。
  4. 前記歪み補償部は、前記被補償機器の入力信号に対応付けて前記歪み補償量を記憶する補償テーブルを備え、前記実行・停止制御部により実行制御を受けた場合に、歪み検出部で検出される歪み成分に基づいて求められた歪み補償量を前記補償テーブルに登録し、前記実行・停止制御部により停止制御を受けた場合に、前記被補償機器の入力信号に対応する歪み補償量を前記補償テーブルから読み出して前記被補償機器の入力信号を補償することを特徴とする請求項1または2記載の非線形歪み補償装置。
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