JP2010187018A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このリードフレームは、半導体装置製造単位において、枠部と、枠部の中央部に配置された支持部4と、枠部の角部と支持部4とを接続する吊りリード部3と、枠部の辺部からのびるリード端子部5とを備えている。吊りリード部3に隣接するリード端子部5Aは、吊りリード部3との干渉を避けるように吊りリード部3にほぼ沿う面取部を先端に有している。
【選択図】図2
Description
半導体装置形成単位の中央部(矢印Gの方向)には支持部51が配置されており、支持部51からは角部に向かって吊りリード部52がのびている。半導体装置形成単位の辺部には、ほぼ長方形のリード端子部53が配置されている。リード端子部53の半導体装置形成単位の周縁部側は、枠部50に接続されている。吊りリード部52の長手方向とリード端子部53の長手方向とはほぼ45°の角度をなす。
また、吊りリード部52と吊りリード部52に隣接したリード端子部53Aとの最近接部の間隔は、これらの間の絶縁信頼性確保のため広くとる必要があるが、半導体装置の小型化のためには狭いことが好ましい。これらの理由により、最近接部の間隔は必要最小限の所定距離L2に設計されている。
そこで、本発明の目的は、リード端子部が外部接続に必要な長さ(面積)を有し、かつ、吊りリード部とリード端子部との絶縁信頼性が確保された半導体装置およびそれに用いるリードフレームを提供することである。
さらには、吊りリード部に隣接したリード端子部のみが上記の面取部を有していることが好ましい。この場合、面取部により極端に短くなるリード端子部は存在しない。このようなリードフレームを用いた半導体装置において、全てのリード端子部に対して、金属細線の接続および外部配線基板との接続を好適に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るリードフレーム1の半導体装置形成単位を示す図解的な平面図である。1つの半導体装置形成単位は正方形の形状を有し、上下および左右に対称である。このため、左上の4分の1の部分にのみ参照番号を付しているが、他の部分も同様である。半導体装置形成単位は、周縁部に配された枠部2、中央部に配された支持部4,支持部4と枠部2の角部とを接続する吊りリード部3,および枠部2の辺部に配されたリード端子部5を備えている。枠部2には、通常、半導体装置製造工程においてリードフレーム1を位置合わせして固定するためなどに用いる穴(図示しない)が設けられている。
リード端子部5は、枠部2の辺部から中心に向かって、辺に垂直にのびている。吊りリード部3は、リード端子部5の長手方向に対し、平面視において約45°の角度をなして斜行している。リード端子部5の長さはいずれも同じである。
半導体装置の製造時、支持部4の上に半導体素子がダイボンディングされ、半導体素子の電極とリード端子部5とが金属細線により接続される。その後、半導体素子、支持部4、吊りリード部3の一部、およびリード端子部5の一部が封止樹脂により覆われ、破線で示す切断線Eの位置でリード端子部5および吊りリード部3が切断される。封止樹脂により覆われる領域は、切断線Eで囲まれた領域である。
リード端子部5のリードフレーム中央部側の先端部の形状は、吊りリード部3に隣接していないリード端子部5Bでは直角の角を有している。一方、吊りリード部3に隣接しているリード端子部5Aでは、吊りリード部3の側辺にほぼ平行な直線状の辺で対向しており、この辺はほぼリード端子部5Aの全幅に渡って形成されている。すなわち、リード端子部5Aは、吊りリード部3との干渉を避けるように吊りリード部3にほぼ沿って形成された面取部を先端に有する面取り形リード端子部となっている。
図3は、図2のC−C切断線断面図、およびD−D切断線断面図である。
リード端子部5の幅の広い部分の断面であるC−C切断線断面は、上底の長さがt1、下底の長さがt2(t1>t2)である逆台形の形状を示す(図3(a))。リード端子部5の幅の狭い部分の断面であるD−D切断線断面は、幅がt2である長方形の形状を示す(図3(b))。すなわち、リード端子部5は、上面では幅がt1の部分とt2の部分が存在するが、底面では幅はt2で一定している。
リード端子部5は外部の配線基板等との接続用リードの役割も果たすので、リード端子部5の封止樹脂からの露出面積は一定以上の大きさが必要である。このため、切断後のリード端子部5は、ある一定の長さ以上を確保する必要がある。一方、半導体装置の小型化のため、リード端子部5の長さはなるべく短いことが好ましい。これらの理由により、リード端子部5は必要最小限の所定長さL1で形成される。
従来の形状のリード端子部53を用いて、リード端子部53を所定長さL1とし、最近接部の間隔を所定距離L2とした場合、本実施形態の場合と比べて、リード端子部53はより周縁部側に配置しなければならない。なぜなら、従来の形状のリード端子部53は、最近接部において角部54が吊りリード部52側へ張り出しているため、前端A1を本実施形態における前端B1と同じ位置にすると、最近接部の間隔が所定の間隔L2より短くなってしまうからである。したがって、本実施形態における前端B1は、従来の技術における前端A1と比べて、距離L3だけ内部側に配置させることができる。リード端子部5,53の長さは、いずれも所定長さL1であるので、本実施形態における後端B2は、従来の技術における後端A2より内側になる。すなわち、このようなリードフレーム1は、半導体装置形成単位を小さくすることができる。
図4は、このようなリードフレーム1を用いて形成した半導体装置の図解的な断面図である。リードフレーム1の各部については図1と同じ参照番号を付し説明を省略する。
支持部4の下にも封止樹脂8が存在するので、支持部4および吊りリード部3と封止樹脂8との結合は強固である。支持部4の面積が半導体素子6の底面積より小さいことから、半導体素子6は底面において封止樹脂8と直接接している部分が存在する。これにより、支持部4と半導体素子6との間の界面で生ずる剥離現象を低減することができる。
3 吊りリード部
4 支持部
5 リード端子部
6 半導体素子
7 金属細線
8 封止樹脂
Claims (4)
- 表面に電極を有する半導体素子と、
電気接続のための複数のリード端子部と、上記リード端子部に対して斜行して延び、上記半導体素子が搭載される支持部を支持するための吊りリード部とを有するリードフレームと、
上記リード端子部と上記半導体素子の電極とを接続する金属細線と、
上記半導体素子、上記リードフレームおよび上記金属細線を、上記複数のリード端子部の各一部が露出するように封止する封止樹脂とを含み、
上記複数のリード端子部は、上記吊りリード部との干渉を避けるように当該吊りリード部にほぼ沿って形成された面取部を先端に有する面取り形リード端子部を含むことを特徴とする半導体装置。 - 上記面取り形リード端子部が、上記吊りリード部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 電気接続のための複数のリード端子部と、
上記リード端子部に対して斜行して延び、半導体素子が搭載される支持部を支持するための吊りリード部とを有し、
上記複数のリード端子部は、上記吊りリード部との干渉を避けるように当該吊りリード部にほぼ沿って形成された面取部を先端に有する面取り形リード端子部を含むことを特徴とするリードフレーム。 - 上記面取り形リード端子部が、上記吊りリード部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項3記載のリードフレーム。
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JPH11224928A (ja) * | 1992-03-27 | 1999-08-17 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置 |
JPH11260983A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Matsushita Electron Corp | リードフレームの製造方法 |
-
2010
- 2010-04-26 JP JP2010101205A patent/JP5511487B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH11224928A (ja) * | 1992-03-27 | 1999-08-17 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置 |
JPH11260983A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Matsushita Electron Corp | リードフレームの製造方法 |
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