JP2010186957A - フレキシブルプリント配線板およびモジュール並びにモジュールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】歩留まりの向上および廃棄物の量の低減の双方を図る。
【解決手段】フレキシブル基板11に、ドライバIC2側に接続される第1端子部12と、この第1端子部12を介したドライバIC2からの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイス3に接続される第2端子部13と、これらの第1端子部12と第2端子部13とを導通させる第1導通経路17と、が設けられたフレキシブルプリント配線板4であって、フレキシブル基板11には、第1導通経路17に導通し、かつ他のフレキシブルプリント配線板の端子部が接続可能な第3端子部14が設けられ、第3端子部14と第2端子部13との間に位置する部分Aは、第2端子部13が第1端子部12および第3端子部14から分離されるように切断可能に形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】フレキシブル基板11に、ドライバIC2側に接続される第1端子部12と、この第1端子部12を介したドライバIC2からの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイス3に接続される第2端子部13と、これらの第1端子部12と第2端子部13とを導通させる第1導通経路17と、が設けられたフレキシブルプリント配線板4であって、フレキシブル基板11には、第1導通経路17に導通し、かつ他のフレキシブルプリント配線板の端子部が接続可能な第3端子部14が設けられ、第3端子部14と第2端子部13との間に位置する部分Aは、第2端子部13が第1端子部12および第3端子部14から分離されるように切断可能に形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、フレキシブルプリント配線板およびモジュール並びにモジュールの製造方法に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、ドライバICと、このドライバICからの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイスと、これらのドライバICとデバイスとを導通させるフレキシブルプリント配線板と、を備えるモジュールが知られている。
この種のモジュールにおいては、フレキシブルプリント配線板によりドライバICとデバイスとを導通させた後に、ドライバICからの駆動信号に応じたデバイスの動作を確認することで、このデバイスの良否を判定する作動確認が行われている。
この種のモジュールにおいては、フレキシブルプリント配線板によりドライバICとデバイスとを導通させた後に、ドライバICからの駆動信号に応じたデバイスの動作を確認することで、このデバイスの良否を判定する作動確認が行われている。
しかしながら従来では、作動確認の結果、デバイスが不良であると判定された場合に、ドライバICを含めたモジュール全体が廃棄されており、歩留まりの向上が求められていた。
また一般に、ドライバICよりもデバイスの方が短命のため、デバイスが寿命により継続使用不能となってもドライバICは未だ継続して使用可能なことがあるが、この場合、デバイスだけを交換することはできず、ドライバICを含めたモジュール全体が交換されており、廃棄物の量の低減も求められていた。
また一般に、ドライバICよりもデバイスの方が短命のため、デバイスが寿命により継続使用不能となってもドライバICは未だ継続して使用可能なことがあるが、この場合、デバイスだけを交換することはできず、ドライバICを含めたモジュール全体が交換されており、廃棄物の量の低減も求められていた。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、歩留まりの向上および廃棄物の量の低減の双方を図ることができるフレキシブルプリント配線板およびモジュール並びにモジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のフレキシブルプリント配線板は、フレキシブル基板に、ドライバIC側に接続される第1端子部と、この第1端子部を介した前記ドライバICからの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイスに接続される第2端子部と、これらの第1端子部と第2端子部とを導通させる導通経路と、が設けられたフレキシブルプリント配線板であって、前記フレキシブル基板には、前記導通経路に導通し、かつ他のフレキシブルプリント配線板の端子部が接続可能な第3端子部が設けられ、前記第3端子部と第2端子部との間に位置する部分は、第2端子部が第1端子部および第3端子部から分離されるように切断可能に形成されていることを特徴とする。
また、本発明のモジュールは、ドライバICと、このドライバICからの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイスと、これらのドライバICとデバイスとを導通させるフレキシブルプリント配線板と、を備えるモジュールであって、前記フレキシブルプリント配線板は、本発明のフレキシブルプリント配線板であることを特徴とする。
さらに、本発明のモジュールの製造方法は、本発明のモジュールを形成するモジュールの製造方法であって、前記第1端子部をドライバIC側に接続し、かつ前記第2端子部をデバイスに接続してモジュールを形成する接続工程と、前記ドライバICからの駆動信号に応じた前記デバイスの動作を確認することで該デバイスの良否を判定する作動確認工程と、前記デバイスが不良であると判定された場合に、前記フレキシブルプリント配線板において前記第3端子部と第2端子部との間に位置する部分を切断し、前記モジュールから、前記フレキシブルプリント配線板の第2端子部、および前記デバイスを除去してモジュールの残部を形成する切断工程と、この切断工程の後に、一方の端子部が新たなデバイスに接続された他のフレキシブルプリント配線板における他方の端子部を、前記モジュールの残部が有する前記フレキシブルプリント配線板の第3端子部に接続して、前記モジュールを再生させる再生工程と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、フレキシブルプリント配線板において第3端子部と第2端子部との間に位置する部分が、前述のように切断可能に形成されているので、フレキシブルプリント配線板によりドライバICとデバイスとが導通されてなるモジュールを形成した後に、前記作動確認工程を経た結果、デバイスが不良と判定された場合に、前記切断工程を経ることで、モジュールから、デバイスがフレキシブルプリント配線板の第2端子部とともに除去される。そして、得られた前記モジュールの残部が有する前記フレキシブルプリント配線板の第3端子部に、他のフレキシブルプリント配線板の前記他方の端子部を接続することにより、前記モジュールが再生される。
以上より、モジュールのデバイスが不良であった場合に、デバイスを交換してドライバICはそのまま流用することが可能になり、歩留まりを向上させることができる。
また、このようにモジュールにおいてドライバICとデバイスとを分離することが可能になることから、デバイスが寿命により破損してもドライバICが未だ継続して使用可能な場合には、デバイスだけを交換してドライバICはそのまま継続して使用することにより、廃棄物の量を低減することができる。
なお、フレキシブルプリント配線板において第3端子部と第2端子部との間に位置する部分には、導通経路のうち、ドライバICからの駆動信号がデバイスに単に送られたり、あるいは単にシールドしたりする部分だけが配設される。
以上より、モジュールのデバイスが不良であった場合に、デバイスを交換してドライバICはそのまま流用することが可能になり、歩留まりを向上させることができる。
また、このようにモジュールにおいてドライバICとデバイスとを分離することが可能になることから、デバイスが寿命により破損してもドライバICが未だ継続して使用可能な場合には、デバイスだけを交換してドライバICはそのまま継続して使用することにより、廃棄物の量を低減することができる。
なお、フレキシブルプリント配線板において第3端子部と第2端子部との間に位置する部分には、導通経路のうち、ドライバICからの駆動信号がデバイスに単に送られたり、あるいは単にシールドしたりする部分だけが配設される。
ここで、前記第3端子部と第2端子部との間に位置する部分には、破断可能な位置が視認可能となるように表示が施されてもよい。
この場合、フレキシブルプリント配線板において第3端子部と第2端子部との間に位置する部分に、破断可能な位置が視認可能となるように表示が施されているので、前記切断工程を容易かつ確実に行うことができる。
この発明によれば、歩留まりの向上および廃棄物の量の低減の双方を図ることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
本実施形態に係るモジュール1は、図1に示されるように、ドライバIC2と、このドライバIC2からの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイス3と、これらのドライバIC2とデバイス3とを導通させる第1フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)4と、を備えている。なお、デバイス3としては、例えばインクジェットプリンタのヘッドチップや液晶パネル等が挙げられる。
本実施形態に係るモジュール1は、図1に示されるように、ドライバIC2と、このドライバIC2からの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイス3と、これらのドライバIC2とデバイス3とを導通させる第1フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)4と、を備えている。なお、デバイス3としては、例えばインクジェットプリンタのヘッドチップや液晶パネル等が挙げられる。
第1フレキシブルプリント配線板4は、可撓性を有する第1フレキシブル基板11と、この第1フレキシブル基板11に設けられドライバIC2が実装された第1端子部12と、第1フレキシブル基板11に設けられデバイス3に接続された第2端子部13と、これらの第1端子部12と第2端子部13とを導通させる第1導通経路17と、を備えている。
図示の例では、第1フレキシブル基板11は平面視長方形状に形成され、その長手方向における一端部側に第1端子部12が設けられ、他端部に第2端子部13が設けられている。また、第1端子部12は第1フレキシブル基板11における一方の表面に配設され、第2端子部13は第1フレキシブル基板11における他方の表面に配設されている。さらに、この第1フレキシブル基板11は一枚のシートにより構成されている。
図示の例では、第1フレキシブル基板11は平面視長方形状に形成され、その長手方向における一端部側に第1端子部12が設けられ、他端部に第2端子部13が設けられている。また、第1端子部12は第1フレキシブル基板11における一方の表面に配設され、第2端子部13は第1フレキシブル基板11における他方の表面に配設されている。さらに、この第1フレキシブル基板11は一枚のシートにより構成されている。
そして本実施形態では、第1フレキシブル基板11に、第1導通経路17に導通し、かつ後述する第2フレキシブルプリント配線板20の第1端子部22が接続可能な第3端子部14が設けられている。第3端子部14は、第1フレキシブル基板11における一方の表面に配設されている。また、第3端子部14は、第1フレキシブル基板11において前記長手方向に沿った第1端子部12と第2端子部13との間に位置する部分に配設されている。なお、第2端子部13および第3端子部14は複数ずつ配設され、それぞれの個数は互いに同等となっている。
ここで、第1端子部12、第2端子部13および第3端子部14は、第1フレキシブル基板11の両面に設けられた導体パターン17a、17bのうちの一部で構成されており、それぞれの外面には金めっき層Xが形成されている。そして、第1端子部12には、金めっき層Xおよび金バンプYを介してドライバIC2が実装され、また、第2端子部13は、金めっき層Xおよび異方性導電フィルムZを介してデバイス3が接続されている。
また、ドライバIC2は樹脂材料からなる封止材15で覆われている。さらに、導体パターン17a、17bのうち、第1端子部12、第2端子部13および第3端子部14の非形成部分や、封止材15で覆われていない部分は、カバー層16により覆われている。そして、第3端子部14の外面を覆う金めっき層Xが外部に露出しており、この金めっき層Xを介して第3端子部14に後述する第2フレキシブルプリント配線板20の第1端子部22が接続可能となっている。
第1フレキシブル基板11において、一方の表面に設けられた導体パターン17aは、他方の表面に設けられた導体パターン17bにスルーホール17cを介して導通している。これにより、前記第1導通経路17は、第1フレキシブル基板11の両面に設けられた導体パターン17a、17bのうちの一部と、スルーホール17cと、により構成されている。なお、図示の例では、第1フレキシブル基板11において、他方の表面に設けられた導体パターン17bは、該他方の表面における前記長手方向に沿った他端側の部分に配置され、一方の表面に設けられた導体パターン17aは、該一方の表面における前記長手方向に沿った一端側の部分および中間部分の双方に跨って配置されている。なお、第3端子部14は、前記一方の表面に設けられた導体パターン17aにおける前記長手方向に沿った他端部で構成されている。
ここで、第1フレキシブル基板11における他方の表面のうち、前記長手方向に沿って一端側の部分および中間部分の双方に跨った領域は、例えばアルミニウム合金等で形成された補強放熱体18が接続されている。この補強放熱体18において前記長手方向に沿った他端側の端面18aは、スルーホール17cよりも前記長手方向に沿って一端側に離れて位置している。
また本実施形態では、第1フレキシブルプリント配線板4において第3端子部14と第2端子部13との間に位置する部分は、第2端子部13が第1端子部12および第3端子部14から分離されるように切断可能に形成されている。
図示の例では、第1フレキシブルプリント配線板4において、補強放熱体18の他端側の端面18aとスルーホール17cとの間に位置する部分(以下、第1破断部分という)Aが切断可能に形成されている。さらに、この第1破断部分Aは、例えば、インクや溝等で線が引かれたりあるいは第1フレキシブル基板11に切り込みを入れたりすることによって、破断可能な位置であることが視認可能となっている。なお、前記第1破断部分Aには、第1導通経路17のうち、ドライバIC2からの駆動信号がデバイス3に単に送られたり、あるいは単にシールドしたりする部分だけが配設される。
図示の例では、第1フレキシブルプリント配線板4において、補強放熱体18の他端側の端面18aとスルーホール17cとの間に位置する部分(以下、第1破断部分という)Aが切断可能に形成されている。さらに、この第1破断部分Aは、例えば、インクや溝等で線が引かれたりあるいは第1フレキシブル基板11に切り込みを入れたりすることによって、破断可能な位置であることが視認可能となっている。なお、前記第1破断部分Aには、第1導通経路17のうち、ドライバIC2からの駆動信号がデバイス3に単に送られたり、あるいは単にシールドしたりする部分だけが配設される。
次に、以上のように構成されたモジュール1において、デバイス3が不良であった場合に、デバイス3を交換してその他の部分は流用しこのモジュール1を再生させる方法について説明する。
まず、図1に示すモジュール1において、ドライバIC2に電圧を印加してドライバIC2を駆動させ、このドライバIC2から駆動信号を発信させると、駆動信号が、第1端子部12(導体パターン17a)、スルーホール17cおよび第2端子部13(導体パターン17b)をこの順に通過してデバイス3に到達する。このときのデバイス3の動作を確認することでデバイス3の良否を判定する(作動確認工程)。
その結果、デバイス3が良品であると判定された場合、図1に示すモジュール1が次工程に搬送されるが、不良であると判定された場合には、第1フレキシブルプリント配線板4の前記第1破断部分Aを切断し、このモジュール1から、第1フレキシブルプリント配線板4の第2端子部13、およびデバイス3を除去する(切断工程)。
次に、図2および図3に示されるように、第2端子部(一方の端子部)23が新たなデバイス3に接続された第2フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)20における第1端子部(他方の端子部)22を、前記切断工程後のモジュール1の残部1aが有する第1フレキシブルプリント配線板4の第3端子部14に接続してモジュール1を再生する(再生工程)。
その結果、デバイス3が良品であると判定された場合、図1に示すモジュール1が次工程に搬送されるが、不良であると判定された場合には、第1フレキシブルプリント配線板4の前記第1破断部分Aを切断し、このモジュール1から、第1フレキシブルプリント配線板4の第2端子部13、およびデバイス3を除去する(切断工程)。
次に、図2および図3に示されるように、第2端子部(一方の端子部)23が新たなデバイス3に接続された第2フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)20における第1端子部(他方の端子部)22を、前記切断工程後のモジュール1の残部1aが有する第1フレキシブルプリント配線板4の第3端子部14に接続してモジュール1を再生する(再生工程)。
ここで、図2および図3に基づいて、第2フレキシブルプリント配線板20について説明する。
この第2フレキシブルプリント配線板20は、平面視長方形状に形成された可撓性を有する第2フレキシブル基板21と、前述の第1端子部22および第2端子部23と、これらの第1端子部22と第2端子部23とを導通させる第2導通経路25と、第2導通経路25に導通し、かつ他の第2フレキシブルプリント配線板20の第1端子部22が接続可能な第3端子部24と、を有している。また、第2フレキシブルプリント配線板20は、第2フレキシブル基板21の長手方向を、第1フレキシブル基板11の長手方向と一致させた状態で、前記モジュール1の残部1aに接続される。
この第2フレキシブルプリント配線板20は、平面視長方形状に形成された可撓性を有する第2フレキシブル基板21と、前述の第1端子部22および第2端子部23と、これらの第1端子部22と第2端子部23とを導通させる第2導通経路25と、第2導通経路25に導通し、かつ他の第2フレキシブルプリント配線板20の第1端子部22が接続可能な第3端子部24と、を有している。また、第2フレキシブルプリント配線板20は、第2フレキシブル基板21の長手方向を、第1フレキシブル基板11の長手方向と一致させた状態で、前記モジュール1の残部1aに接続される。
第2フレキシブルプリント配線板20における第1端子部22および第3端子部24は、第2フレキシブル基板21における前記長手方向の一端部に配設され、第2端子部23は、第2フレキシブル基板21における前記長手方向の他端部に配設されている。
また、第3端子部24は、第2フレキシブル基板21において第1端子部22および第2端子部23が配設された一方の表面と反対側の他方の表面に配設されている。なお、第2端子部23および第3端子部24は複数ずつ配設され、それぞれの個数は互いに同等となっている。
また、第3端子部24は、第2フレキシブル基板21において第1端子部22および第2端子部23が配設された一方の表面と反対側の他方の表面に配設されている。なお、第2端子部23および第3端子部24は複数ずつ配設され、それぞれの個数は互いに同等となっている。
ここで、第1端子部22、第2端子部23および第3端子部24は、第2フレキシブル基板21における両面に設けられた導体パターン25a、25bのうちの一部で構成されており、それぞれの外面には金めっき層Xが形成されている。そして、第1端子部22は、金めっき層Xおよび異方性導電フィルムZを介して、前記切断工程後のモジュール1の残部1aが有する第1フレキシブルプリント配線板4の第3端子部14に接続され、また、第2端子部23は、金めっき層Xおよび異方性導電フィルムZを介してデバイス3に接続されている。
第2フレキシブル基板21において、一方の表面に設けられた導体パターン25aは、他方の表面に設けられた導体パターン25bにスルーホール25cを介して導通している。これにより、第3端子部24と第1端子部22および第2端子部23とは、スルーホール25cを介して導通されている。
なお、図示の例では、第1フレキシブル基板21において、一方の表面に設けられた導体パターン25aは、該一方の表面における全域にわたって配置され、他方の表面に設けられた導体パターン25bは、該他方の表面における前記長手方向の一端部に配置されている。第1端子部22と第2端子部23とを導通させる第2導通経路25は、第2フレキシブル基板21の前記一方の表面に設けられた導体パターン25aの一部により構成されている。
なお、図示の例では、第1フレキシブル基板21において、一方の表面に設けられた導体パターン25aは、該一方の表面における全域にわたって配置され、他方の表面に設けられた導体パターン25bは、該他方の表面における前記長手方向の一端部に配置されている。第1端子部22と第2端子部23とを導通させる第2導通経路25は、第2フレキシブル基板21の前記一方の表面に設けられた導体パターン25aの一部により構成されている。
そして、第2フレキシブルプリント配線板20における第3端子部24と第2端子部23との間のうち、スルーホール25cと第2端子部23との間に位置する部分(以下、第2破断部分という)Bが、第2端子部23が第1端子部22、第3端子部24およびスルーホール25cから分離されるように切断可能に形成されている。この第2破断部分Bは、例えば、インクや溝等で線が引かれたりあるいは第2フレキシブル基板21に切り込みを入れたりすることによって、破断可能な位置であることが視認可能となっている。なお、前記第2破断部分Bには、第2導通経路25のうち、ドライバIC2からの駆動信号がデバイス3に単に送られたり、あるいは単にシールドしたりする部分だけが配設される。
ここで、前述のようにモジュール1を再生した後、さらに、前記作動確認工程を行ったときに、デバイス3が不良であると判定された場合には、図4に示されるように、第2フレキシブルプリント配線板20の前記第2切断部分Bを切断し、このモジュール1から、第2フレキシブルプリント配線板20の第2端子部23、およびデバイス3を除去する(切断工程)。
次に、第2端子部23が新たなデバイス3に接続された第2フレキシブルプリント配線板20における第1端子部22を、前記切断工程後のモジュール1の残部1aのうち第2フレキシブルプリント配線板20の残部20aが有する第3端子部24に接続してモジュール1を再生する(再生工程)。この再生されたモジュール1においてデバイス3が前記作動確認工程で良品と判定されるまで前述の各工程を繰り返し行う。
次に、第2端子部23が新たなデバイス3に接続された第2フレキシブルプリント配線板20における第1端子部22を、前記切断工程後のモジュール1の残部1aのうち第2フレキシブルプリント配線板20の残部20aが有する第3端子部24に接続してモジュール1を再生する(再生工程)。この再生されたモジュール1においてデバイス3が前記作動確認工程で良品と判定されるまで前述の各工程を繰り返し行う。
以上説明したように、本実施形態によるモジュール1によれば、前記第1破断部分Aを有する第1フレキシブルプリント配線板4が備えられるとともに、前記再生工程時に前記第2破断部分Bを有する第2フレキシブルプリント配線板20を用いるので、前記作動確認工程でデバイス3が不良であると判定された場合に、デバイス3を交換してドライバIC2はそのまま流用することが可能になり、歩留まりを向上させることができる。
また、このようにモジュール1においてドライバIC2とデバイス3とを分離することが可能になることから、デバイス3が寿命により破損してもドライバIC2が未だ継続して使用可能な場合には、デバイス3だけを交換してドライバIC2はそのまま継続して使用することにより、廃棄物の量を低減することができる。
また、このようにモジュール1においてドライバIC2とデバイス3とを分離することが可能になることから、デバイス3が寿命により破損してもドライバIC2が未だ継続して使用可能な場合には、デバイス3だけを交換してドライバIC2はそのまま継続して使用することにより、廃棄物の量を低減することができる。
さらに本実施形態では、前記第1破断部分Aおよび第2破断部分Bにそれぞれ、破断可能な位置が視認可能となるように表示が施されているので、前記切断工程を容易かつ確実に行うことができる。
また、図1に示すモジュール1が、第1フレキシブルプリント配線板4を備え、その第1端子部12とドライバIC2とが接続され、かつ第2端子部13とデバイス3とが接続されて構成されているので、接続箇所の数を抑えることが可能になり、このモジュール1を効率よく形成することができる。
また、図1に示すモジュール1が、第1フレキシブルプリント配線板4を備え、その第1端子部12とドライバIC2とが接続され、かつ第2端子部13とデバイス3とが接続されて構成されているので、接続箇所の数を抑えることが可能になり、このモジュール1を効率よく形成することができる。
また、前記再生工程時に、図2に示されるように、モジュール1の残部1aに第2フレキシブルプリント配線板20を接続するので、その後の作動確認工程でデバイス3が不良と判定された場合に、前記切断工程を再度経て、図4に示されるように、第2フレキシブルプリント配線板20の前記第2破断部分Bを切断したときも、この第2フレキシブルプリント配線板20の第3端子部24とドライバIC2とは、スルーホール25c等を介して導通させたままに維持することが可能になる。
したがって、さらにその次の再生工程時に、図4に示されるように、他の第2フレキシブルプリント配線板20において、第2端子部23をデバイス3に接続し、かつ第1端子部22を、前記第2破断部分Bで切断された第2フレキシブルプリント配線板20の残部20aにおける第3端子部24に接続することで、新たなデバイス3と元からあるドライブIC2とが導通してモジュール1が再生されることとなる。
以上より、同一の構成の第2フレキシブルプリント配線板20を用いて、繰り返し前述の切断工程および再生工程を行うことが可能になり、高効率かつ確実にモジュール1を再生することができる。
以上より、同一の構成の第2フレキシブルプリント配線板20を用いて、繰り返し前述の切断工程および再生工程を行うことが可能になり、高効率かつ確実にモジュール1を再生することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、再生工程時に切断工程後のモジュール1の残部1aに接続する他のフレキシブルプリント配線板として、スルーホール25cおよび第3端子部24を有する第2フレキシブルプリント配線板20を示したが、図5に示されるように、これらを有しない構成を採用してもよい。
また、前記実施形態では、切断工程時に、第1フレキシブルプリント配線板4において補強放熱体18の他端側の端面18aとスルーホール17cとの間に位置する第1破断部分Aを切断したが、これに限らず例えば、図5に示されるように、第1フレキシブルプリント配線板4において第3端子部14と第2端子部13との間に位置する部分のうち、スルーホール17cと第2端子部13との間に位置する部分を破断してもよい。
さらに、第1フレキシブルプリント配線板4を用いずに、第2フレキシブルプリント配線板20を用いてモジュール1を構成させ、かつ前述の各工程を行うようにしてもよい。
例えば、前記実施形態では、再生工程時に切断工程後のモジュール1の残部1aに接続する他のフレキシブルプリント配線板として、スルーホール25cおよび第3端子部24を有する第2フレキシブルプリント配線板20を示したが、図5に示されるように、これらを有しない構成を採用してもよい。
また、前記実施形態では、切断工程時に、第1フレキシブルプリント配線板4において補強放熱体18の他端側の端面18aとスルーホール17cとの間に位置する第1破断部分Aを切断したが、これに限らず例えば、図5に示されるように、第1フレキシブルプリント配線板4において第3端子部14と第2端子部13との間に位置する部分のうち、スルーホール17cと第2端子部13との間に位置する部分を破断してもよい。
さらに、第1フレキシブルプリント配線板4を用いずに、第2フレキシブルプリント配線板20を用いてモジュール1を構成させ、かつ前述の各工程を行うようにしてもよい。
歩留まりの向上および廃棄物の量の低減の双方を図ることができる。
1 モジュール
1a 残部
2 ドライバIC
3 デバイス
4 第1フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)
11 第1フレキシブル基板(フレキシブル基板)
12 第1端子部
13 第2端子部
14 第3端子部
17 第1導通経路(導通経路)
17c スルーホール
20 第2フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)
21 第2フレキシブル基板(フレキシブル基板)
22 第1端子部
23 第2端子部
24 第3端子部
25 第2導通経路(導通経路)
25c スルーホール
1a 残部
2 ドライバIC
3 デバイス
4 第1フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)
11 第1フレキシブル基板(フレキシブル基板)
12 第1端子部
13 第2端子部
14 第3端子部
17 第1導通経路(導通経路)
17c スルーホール
20 第2フレキシブルプリント配線板(フレキシブルプリント配線板)
21 第2フレキシブル基板(フレキシブル基板)
22 第1端子部
23 第2端子部
24 第3端子部
25 第2導通経路(導通経路)
25c スルーホール
Claims (4)
- フレキシブル基板に、ドライバIC側に接続される第1端子部と、この第1端子部を介した前記ドライバICからの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイスに接続される第2端子部と、これらの第1端子部と第2端子部とを導通させる導通経路と、が設けられたフレキシブルプリント配線板であって、
前記フレキシブル基板には、前記導通経路に導通し、かつ他のフレキシブルプリント配線板の端子部が接続可能な第3端子部が設けられ、
前記第3端子部と第2端子部との間に位置する部分は、第2端子部が第1端子部および第3端子部から分離されるように切断可能に形成されていることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。 - 請求項1記載のフレキシブルプリント配線板であって、
前記第3端子部と第2端子部との間に位置する部分には、破断可能な位置が視認可能となるように表示が施されていることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。 - ドライバICと、このドライバICからの駆動信号に基づいて駆動させられるデバイスと、これらのドライバICとデバイスとを導通させるフレキシブルプリント配線板と、を備えるモジュールであって、
前記フレキシブルプリント配線板は、請求項1または2に記載のフレキシブルプリント配線板であることを特徴とするモジュール。 - 請求項3記載のモジュールを形成するモジュールの製造方法であって、
前記第1端子部をドライバIC側に接続し、かつ前記第2端子部をデバイスに接続してモジュールを形成する接続工程と、
前記ドライバICからの駆動信号に応じた前記デバイスの動作を確認することで該デバイスの良否を判定する作動確認工程と、
前記デバイスが不良であると判定された場合に、前記フレキシブルプリント配線板において前記第3端子部と第2端子部との間に位置する部分を切断し、前記モジュールから、前記フレキシブルプリント配線板の第2端子部、および前記デバイスを除去してモジュールの残部を形成する切断工程と、
この切断工程の後に、一方の端子部が新たなデバイスに接続された他のフレキシブルプリント配線板における他方の端子部を、前記モジュールの残部が有する前記フレキシブルプリント配線板の第3端子部に接続して、前記モジュールを再生させる再生工程と、を有することを特徴とするモジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031622A JP2010186957A (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | フレキシブルプリント配線板およびモジュール並びにモジュールの製造方法 |
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JP2010186957A true JP2010186957A (ja) | 2010-08-26 |
Family
ID=42767411
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010186957A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013065462A1 (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2017144103A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | 三菱電機株式会社 | 電気機器、その電気機器が備える電子回路基板、及び電子回路基板の交換方法 |
-
2009
- 2009-02-13 JP JP2009031622A patent/JP2010186957A/ja active Pending
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