JP2010186683A - 捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両 - Google Patents

捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2010186683A
JP2010186683A JP2009031090A JP2009031090A JP2010186683A JP 2010186683 A JP2010186683 A JP 2010186683A JP 2009031090 A JP2009031090 A JP 2009031090A JP 2009031090 A JP2009031090 A JP 2009031090A JP 2010186683 A JP2010186683 A JP 2010186683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
wound
battery
center
positive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009031090A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hamaguchi
寛 浜口
Misa Nishida
美佐 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2009031090A priority Critical patent/JP2010186683A/ja
Publication of JP2010186683A publication Critical patent/JP2010186683A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】 扁平型電極捲回体の歪みや箔折れを防止するとともに,電池の中心付近における電極反応を有効に活用することによりエネルギー密度の高密度化を図った捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両を提供すること。
【解決手段】 電極捲回体100は,電極中心部110と,電極外周部120とを有する。電極中心部110は,両面に塗工層を有する短冊状の正極及び負極を,それらの間にセパレータを挟んで平積みしたものである。電極外周部120は,両面に塗工層を有する帯状の正極及び負極を,それらの間にセパレータを挟んで捲回したものである。
【選択図】図4

Description

本発明は,捲回型電極を有する電池とその製造方法及び機器及び車両に関する。さらに詳細には,エネルギー密度の高密度化を図った捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両に関するものである。
リチウムイオン二次電池に代表される二次電池には,正極及び負極を,それらの間にセパレータを挟んで捲回した電極捲回体を用いるものがある。また,電極捲回体を扁平プレスした扁平型電極捲回体を用いるものも知られている(例えば特許文献1の図4参照)。この扁平型電極捲回体は角型の容器に挿入することができるため,電池として搭載する際に便利である。よって,組電池にして種々の機器や車両等に搭載されることがある。
このような扁平型電極捲回体では,扁平形状の両端にあたる半円形の箇所(コーナー部)に歪みがかかっている。特に,コーナー部における最も内側の電極箔は,歪みが大きく折れやすい。このような歪みや箔折れが生ずると,電池としての使用時にセパレータに亀裂が入るおそれがある。電極とセパレータとで熱膨張率が異なるためである。そしてその亀裂は,セパレータが切断される原因となる。また,セパレータの亀裂箇所で電極の活物質層が剥離すると,正極集電体と負極集電体との接触,すなわち短絡が生じるおそれもある。
このため,このような歪みや箔折れを防止するために,特許文献2では,中央部に芯材を配置した扁平型電極捲回体を備えた捲回型電極電池が開示されている(例えば特許文献2の図1参照)。特許文献2に記載の二次電池では,捲回体の最も内側の部材の曲率半径は,芯材のないものに比べて大きい。よって,箔折れは生じにくいものとなっている。
特開2008−226625号公報 特開2008−47304号公報
しかし,特許文献2に記載の二次電池では,芯材が発電機能を果たさないため,その芯材が占める空間の分だけ電池全体としてのエネルギー密度は低い。また,電池の芯材近傍,すなわち電池の中心付近の領域は,熱が逃げにくいため電池温度が高い。そのため,電池の中心付近の領域は,電極反応が活発に起こりやすい領域である。にもかかわらず,この領域に芯材を配置しているため,電極反応に有利な領域を活用できていなかった。つまり,さらなるエネルギー密度の低下を招いていたのである。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,扁平型電極捲回体の歪みや箔折れを防止するとともに,電池の中心付近における電極反応を有効に活用することによりエネルギー密度の高密度化を図った捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両を提供することである。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の扁平形状の電極捲回体を有する捲回型電極電池は,少なくとも片面に塗工層を形成された短冊状の正極及び負極と短冊状のセパレータとを平積みした平積み構造の電極中心部と,少なくとも片面に塗工層を形成された帯状の正極及び負極と帯状のセパレータとを電極中心部の外部に捲回した捲回構造の電極外周部とを有する電極捲回体を備えるものである。かかる捲回型電極電池は,電極捲回体の歪みや箔折れを生じにくい。また,電池の中心部分の領域も発電に寄与するため,エネルギー密度が高い。
上記に記載の捲回型電極電池において,電極中心部における正極の塗工層の厚さが,電極外周部の正極の塗工層の厚さよりも厚く,電極中心部における負極の塗工層の厚さが,電極外周部の負極の塗工層の厚さよりも厚いとよい。捲回型電極電池のエネルギー密度がより高いものとなるからである。
上記に記載の捲回型電極電池において,電極中心部における短冊状の正極及び負極の,電極捲回体の扁平方向の長さが,電極中心部の中央寄りのものより外縁寄りのものほど短くなっているとなおよい。より歪みや箔折れを生じにくいものとなるからである。
上記に記載の捲回型電極電池において,電極中心部と電極外周部との間に,電極中心部を1周以上巻くセパレータを有するとなおよい。正極または負極の活物質層が剥離するおそれがほとんどないからである。
上記に記載の捲回型電極電池において,電極中心部の一方の面の最も外側の電極が,電極中心部の他方の面の最も外側の電極と同じ極であり,電極外周部の最も内側の電極が,電極中心部の最も外側の電極と異なる極であってもよい。このようにしても,正極または負極が,セパレータをはさんで交互に配置することができるからである。
上記に記載の捲回型電極電池において,電極中心部の一方の面の最も外側の電極が正極であり,電極中心部の他方の面の最も外側の電極が負極であり,電極外周部の最も内側の負極が,電極中心部の扁平方向の端部の一方から前記電極中心部の最も外側の正極に向かって捲回されており,電極外周部の最も内側の正極が,電極中心部の扁平方向の端部の他方から前記電極中心部の最も外側の負極に向かって捲回されている形状となっていてもよい。このようにしても,正極または負極が,セパレータをはさんで交互に配置することができるからである。
上記に記載の捲回型電極電池において,非水電解液型リチウムイオン二次電池であってもよい。エネルギー密度が高く,メモリー効果がないため,種々の機器や車両に搭載すると好適だからである。
本発明は,上記に記載の捲回型電極電池を搭載した機器にも及ぶ。また,上記に記載の捲回型電極電池を搭載した車両にも及ぶ。
また,本発明の扁平形状の電極捲回体を有する捲回型電極電池の製造方法は,少なくとも片面に塗工層を形成された短冊状の正極及び負極と短冊状のセパレータとを,セパレータが間に入るように正極と負極とを交互に重ね合わせて平積みすることにより電極中心部を形成し,少なくとも片面に塗工層を形成された帯状の正極及び負極と帯状のセパレータとを,セパレータが間に入るように正極と負極とを交互に重ね合わせて,電極中心部を芯材として捲回することにより電極外周部を形成して電極捲回体を製造する方法である。かかる捲回型電極電池の製造方法は,捲回後に巻き芯を抜き取る必要がない。また,かかる捲回型電極電池の製造方法により製造された捲回型電極電池は,電極捲回体の歪みや箔折れを生じにくい。また,エネルギー密度が高い。
本発明によれば,扁平型電極捲回体の歪みや箔折れを防止するとともに,電池の中心付近における電極反応を有効に活用することによりエネルギー密度の高密度化を図った捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両が提供されている。
本発明の捲回型電極電池を説明するための斜視図である。 本発明の電池セルを説明するための正面からの投影図である。 本発明の電極捲回体を説明するための斜視図である。 本発明の電極捲回体の構造を説明するための断面図である。 本発明の電極捲回体の電極中心部を説明するための分解図である。 本発明の捲回型電極電池の製造方法を説明するための電極捲回体の電極中心部を示す断面図である。 本発明の捲回型電極電池の製造方法に用いる電極捲回装置を説明するための概略構成図である。 本発明の電極捲回体の別の電極中心部を説明するための断面図である。 本発明に係る別の電極捲回体を説明するための断面図である。 本発明の電極捲回体の別の電極外周部を説明するための断面図である。 本発明の電極捲回体の別の電極中心部を説明するための分解図である。 本発明の捲回型電極電池を搭載した車両を説明するための斜視図である。 本発明の捲回型電極電池を搭載したハンマードリルを説明するための斜視図である。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,電極捲回体を備える非水電解液型リチウムイオン二次電池とその製造方法及び機器及び車両について,本発明を具体化したものである。
1.バッテリ
本実施の形態に係るバッテリ10は,リチウムイオン導電性の非水電解液を用いたリチウムイオン二次電池の電池セル50を,図1に示すように,複数個直列に接続した組電池である。電池セル50は,電極を捲回した扁平形状の電極捲回体を有する捲回型電極電池である。電池セル50の正面からの透視図を図2に示す。図2に示すように,電池セル50は,電池容器51と,正極端子52と,負極端子53と,電極捲回体100とを有している。また,電池容器51の内部には電解液が注入されている。
本形態の電極捲回体100は,後述するように,セパレータを間に挟んだ正極及び負極を捲回した扁平形状の電極捲回体である(図3参照)。正極は,アルミ箔にリチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極活物質を塗布したものである。負極は,銅箔にリチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極活物質を塗布したものである。
また,正極活物質として,ニッケル酸リチウム(LiNiO),マンガン酸リチウム(LiMnO),コバルト酸リチウム(LiCoO)等のリチウム複合酸化物などが用いられる。また,負極活物質として,非晶質炭素,難黒鉛化炭素,易黒鉛化炭素,黒鉛等の炭素系物質が用いられる。
また,電池セル50の電解液は,有機溶媒に電解質を溶解させたものである。有機溶媒として例えば,プロピレンカーボネート(PC)やエチレンカーボネート(EC),ジメチルカーボネート(DMC),メチルエチルカーボネート(MEC)等のエステル系溶媒や,エステル系溶媒にγ−ブチラクトン(γ−BL),ジエトキシエタン(DEE)等のエーテル系溶媒等を配合した有機溶媒が挙げられる。また,電解質である塩として,過塩素酸リチウム(LiClO)やホウフッ化リチウム(LiBF),六フッ化リン酸リチウム(LiPF)などのリチウム塩を用いることができる。
2.電極捲回体の構造
図3は,本形態の電池セル50の電極捲回体100の斜視図である。電極捲回体100は,中央部101と,正極端部102と,負極端部103とからなっている。中央部101は,後述するように,両面に正極活物質を塗工された正極と,両面に負極活物質を塗工された負極と,セパレータとが積み重ねられた構造となっている。正極端部102は,後述するように,正極集電体であるアルミ箔の非塗工部のみがむき出しになっている箇所である。負極端部103は,後述するように,負極集電体である銅箔の非塗工部のみがむき出しになっている箇所である。
図4は,電極捲回体100の中央部101の断面,すなわち図3のAA断面を説明するための断面図である。図4中において,正極を太い実線で,負極を太い破線で,セパレータを細い一点鎖線で描いている。正極の両面には,正極活物質が塗工されている。負極の両面には,負極活物質が塗工されている。ただし,これらの塗工層は,理解の簡単のために図4中では省略している。図4において,正極と負極とは,これらの間に必ずセパレータが入るようにして交互に配置されている。短絡を防止するためである。
図4に示すように,電極捲回体100は,電極中心部110と,電極外周部120とを有している。電極中心部110は,短冊状の正極及び負極を,それらの間に短冊状のセパレータを挟んで平積みした平積み構造となっている。電極外周部120は,帯状の正極及び負極を,それらの間に帯状のセパレータを挟んで捲回した捲回構造となっている。電極外周部120は全体として扁平した形状となっており,その両端の外形はほぼ半円形となっている。この半円形の形状の箇所がコーナー部121である。なお,図4では,電極中心部110と電極外周部120とを区別しやすくするため,電極中心部110と電極外周部120との間に隙間をあけて描いている。しかし,実際には電極中心部110の外側と,電極外周部120の内側とは密着しており(図3参照),このような隙間はほとんど存在しない。また,電極を巻きつける回数も,実際には図に示した巻数より多い。
また,図4において,電極中心部110の層構造の最も外側にある部材は,両面とも負極である。一方,電極外周部120の最も内側にある部材は,セパレータである。そしてそのすぐ外側の部材は,正極である。よって,電極捲回体100の厚さ方向,すなわち図4の矢印Cの方向には,コーナー部121を除いて正極及び負極が,それらの間にセパレータを挟んだ平積み構造となっている。
前述のとおり,図4では,電極中心部110の電極のうち最も左側に位置する電極は負極である。電極中心部110の電極のうち最も右側に位置する電極も負極である。そして,電極外周部120の電極のうち最も内側に位置する電極は正極である。つまり,電極中心部110における一方の面の最も外側の電極は,電極中心部110における他方の面の最も外側の電極と同じ極である。また,電極外周部120における最も内側の電極は,そのすぐ内側に位置する電極中心部110における最も外側の電極と異なる極である。
また,図4に示すように,電極中心部110における正極及び負極及びセパレータの電極捲回体100の扁平方向,すなわち図4の矢印Bの方向の長さは,互いに少しずつ異なっている。各層の外側にある部材ほど,その長さが小さくなっている。これにより,電極中心部110の両端にある端部111は,電極外周部120の半円形のコーナー部121により生じる隙間を埋めるような形状となっている。
図5は,電極捲回体100の電極中心部110の構造を示す分解図である。図5の矢印Dの方向は,図4の矢印Bと同じ方向である。図5に描かれた電極中心部110の層構造は,図中手前側から負極N,セパレータS,正極P,セパレータSの順に配置されたものを単位とする繰り返し構造を基本とし,図中最も奥側の部材は,再び負極Nとなっている。ここで,正極Pは,正極活物質を塗工された正極塗工部P1と,正極活物質を塗工されていない正極非塗工部P2とを有している。また,負極Nは,負極活物質を塗工された負極塗工部N1と,負極活物質を塗工されていない負極非塗工部N2とを有している。
正極Pの正極塗工部P1と,負極Nの負極塗工部N1とは,製品としての電池となった後に,電極反応を起こすための集電体及び合材となる部分である。正極Pの正極非塗工部P2は,正極端子52(図2参照)と接合される正極端部102(図3参照)となる部分である。負極Nの負極非塗工部N2は,負極端子53(図2参照)と接合される負極端部103(図3参照)となる部分である。
図5において,電極中心部110における正極Pの正極非塗工部P2は,図中右側に突出している。本形態の電極捲回体100においては,電極外周部120の正極の非塗工部も同様に,電極中心部110の正極Pの正極非塗工部P2と同じ側に突出している。つまり,図3に示した正極端部102は,電極中心部110及び電極外周部120のアルミ箔のみが突出したものである。この正極端部102は,正極端子52(図2参照)と溶接される部分である。また,正極端部102の捲回軸に垂直な断面の形状は,図4に示したものから正極のみを抜き出した形状,すなわち図3中の右側に現れている構造となっている。
また,図5に示すように,電極中心部110における負極Nの負極非塗工部N2は,図中左側に突出している。本形態の電極捲回体100においては,電極外周部120の負極の非塗工部も同様に,電極中心部110の負極Nの負極非塗工部N2と同じ側に突出している。つまり,図3に示した負極端部103は,電極中心部110及び電極外周部120の銅箔のみが突出したものである。この負極端部103は,負極端子53(図2参照)と溶接される部分である。また,負極端部103の捲回軸に垂直な断面の形状は,図4に示したものから負極のみを抜き出した形状である。
続いて,電極外周部120について図4により説明する。電極外周部120は,電極中心部110の周囲の電極捲回体である。このように電極外周部120は板状の電極中心部110を芯材として捲回したものであるため,その形状は扁平形状である。扁平形状である電極外周部120の両端は,半円形のコーナー部121となっている。電極外周部120のコーナー部121における最も内側の部材(図4ではセパレータ)の曲率は,芯材のない場合の最も内側の部材の曲率に比べて非常に大きい。このため,コーナー部121の最も内側の電極にかかる歪みは小さく,箔が折れてしまうことはほとんどない。箔に亀裂が入ってしまうこともほとんどない。
また,電極外周部120のコーナー部121における最も内側の部材の曲率は,従来の芯材を備えた捲回型電極電池における最も内側の部材の曲率と比較してもより大きくすることができる。従来の芯材を備えた捲回型電極電池とは異なり,電池の中心部分である電極中心部110の厚さを厚くしても,電池全体としてのエネルギー密度が小さくなることがないためである。なぜならば,本形態の電極捲回体100の芯材である電極中心部110においては,電極反応が起こり発電に寄与するからである。このように,本形態の電極捲回体100は,歪みや箔折れを生ずるおそれが少ない。
ここで,電極中心部110と電極外周部120とでの電極の相違点について説明する。電極中心部110の正極の塗工層の厚さは,電極外周部120の正極の塗工層の厚さよりも厚い。同様に,電極中心部110の負極の塗工層の厚さは,電極外周部120の負極の塗工層の厚さよりも厚い。電池セル50の中心付近,すなわち電極中心部110の近傍は,電極外周部120に比べて熱がこもりやすく,温度が高い。このため,電極中心部110の正極または負極の活物質層では,電極外周部120の正極または負極の活物質層に比べて電極反応が活発に起こる。これを有効活用するために,電極中心部110の活物質層の厚さを厚くしているのである。本形態では,電極中心部110の電極の活物質層の厚さが厚いため,電極中心部110で出力されるエネルギーは高い。
以上説明したように,本形態の電極捲回体100は,正極及び負極を,それらの間にセパレータを挟んだ平積み構造となっている電極中心部110と,その電極中心部110を中心に,正極及び負極を,それらの間にセパレータを挟んで渦巻状に巻いた捲回構造となっている電極外周部120とを有するものである。このため,電極捲回体100の中心付近において曲率の小さい箇所がなくなった。よって,箔折れを回避することができる。これにより,電極体の歪みや箔折れを回避することのできる電池セル50及びバッテリ10が実現されている。
また,本形態の電極捲回体100は,電極中心部110と,電極外周部120とからなる二層構造の電極体である。このため,温度が高く,電極反応が活発に起こる電極中心部110をより効果的に活用することができる。よって,本形態の電池セル50及びバッテリ10のエネルギー密度は高い。本形態では,電極中心部110の電極の活物質層の厚さが厚いため,電極中心部110で出力されるエネルギーはさらに大きいものとなる。よって,よりエネルギー密度の高い電池セル50及びバッテリ10が実現されている。また,電極中心部110におけるエネルギー密度の損失がないため,所望の厚さの電極中心部110を採用することができる。
3.バッテリの製造方法
ここで,バッテリ10の製造方法について図5〜図7により説明する。まず,電極捲回体100を製造する。電極捲回体100は,電極中心部110を平積みした後,その周りに電極外周部120を捲回して製造されるものである。
まず,電極中心部110の製造方法について説明する。図5に示すように,短冊状の正極P及び負極Nを,それらの間に短冊状のセパレータSを挟んで重ね合わせる。この際,正極Pの正極塗工部P1と,負極Nの負極塗工部N1と,セパレータSとが,幅方向,すなわち図5中の矢印Eの方向にそろうように重ね合わせるのである。さらに,幅方向,すなわち図5中の矢印Eの方向の一方に,正極非塗工部P2が突出するように正極Pを配置する。また,正極Pの正極非塗工部P2の反対側に,負極Nの負極非塗工部N2がくるように負極Nを配置する。
この積層体を図5の右方からみた図を図6に示す。この図中の積層体が,電極中心部110である。このとき,電極中心部110の層の積層方向(図6中の矢印G)の中央にある部材の長手方向(図6中の矢印Fの方向)の長さが,その他の部材の長さより長い。そして,電極中心部110の層の積層方向の表層面に近づくに従って,部材の長さは短くなっている。このため,端部111は,ほぼ半円形状となっている。なお,短冊状の正極Pは,アルミ箔の両面に正極活物質を,電極外周部120に用いる帯状の正極の塗工層より厚めに塗工されたものである。短冊状の負極Nは,銅箔の両面に負極活物質を,電極外周部120に用いる帯状の負極の塗工層より厚めに塗工されたものである。
次に,図7に示す電極捲回装置200を用いて電極中心部110を芯材とする電極捲回体100を製造する。電極捲回装置200は,正極巻出しリール201と,負極巻出しリール202と,セパレータ巻出しリール203,204と,ガイドローラ205,206と,巻取り軸207とを有している。正極巻出しリール201と,負極巻出しリール202と,セパレータ巻出しリール203,204とは,それぞれ正極P,負極N,セパレータSを巻き出すための巻き芯である。ガイドローラ205,206は,正極P,負極N,セパレータSを巻取り軸207に導くための従動ローラである。
次に,巻取り軸207に,電極中心部110を取り付ける。続いて,巻取り軸207をモータ等により駆動する。このため,電極中心部110を芯材として,正極P,負極N,セパレータSが渦巻状に捲回される。その捲回される順番は,図7に示すように,内側からセパレータS,正極P,セパレータS,負極Nの順である。ここで,予め定めた回数だけ電極等を電極中心部110に巻きつけた後,電極等をカットし,電極等の先端をテープで留める。これにより,電極中心部110を芯材とする電極外周部120が捲回された。なお,この捲回の際には,電極中心部110の突出しているアルミ箔側と,電極外周部120の突出しているアルミ箔側とが一致するように捲回する。つまり,電極中心部110の突出している銅箔側と,電極外周部120の突出している銅箔側とが一致する。以上により,電極捲回体100が製造された。
続いて,電極捲回体100の正極端部102に正極端子52を溶接し,負極端部103に負極端子53を溶接する。この後,電極捲回体100を電池容器51に挿入し,電解液を注入して封入する。これにより,電池セル50が製造された。また,複数の電池セル50を接続することによりバッテリ10が製造される。
4.変形例
本形態では,図4及び図6に示したように,電極中心部110の端部111が半円形となるようにした。しかし,図8に示すように,電極中心部115の端部がそろった通常の形状としても構わない。このようにしても,電極外周部120の最も内側の部材の曲率は十分大きいからである。また,電極中心部115で電極反応を起こすことができることに変わりないからである。
また,図4では,電極中心部110の最も外側にある電極をともに負極とした。しかし,ともに正極であってもよい。その場合,電極外周部120における最も内側の電極を負極とすればよい。このようにしても,電極捲回体の中心部分で電極反応を起こすことができることに変わりないからである。また,コーナー部における最も内側の部材の曲率も大きいままである。
また,図9に示すように,電極中心部の最も外側にある電極を異なる極としてもよい。この場合,巻き始める箇所を2箇所とする必要がある。すなわち,電極中心部116の扁平方向の両端部から巻き始めるのである。電極外周部126の最も内側の負極は,電極中心部116の扁平方向の一方の端部から,電極中心部116の最も外側の正極に向かって捲回された形状となっている。電極外周部126の最も内側の正極は,電極中心部116の扁平方向の他方の端部から,電極中心部116の最も外側の負極に向かって捲回された形状となっている。
図9において,電極中心部116の電極のうち最も左側に位置する電極は負極である。また,電極中心部116の電極のうち最も右側に位置する電極は正極である。そして,電極外周部126の左側の内面において最も内側に位置する電極は正極である。電極外周部126の右側の内面において最も内側に位置する電極は負極である。
つまり,電極中心部116の一方の面の最も外側の電極は,電極中心部116の他方の面の最も外側の電極と異なる極である。また,電極外周部126の内面の一方における最も内側の電極は,電極外周部126の内面の他方における最も内側の電極と異なる極である。そして,電極外周部126の内面の一方における最も内側の電極は,そのすぐ内側に位置する電極中心部116の最も外側の電極と異なる極である。
また,両側から巻いた場合,図10に示すように,電極外周部125における最も内側に位置する電極を同じ極とすることもできる。このようにしても,電極捲回体の中心部分で電極反応を起こすことができることに変わりないからである。また,コーナー部における最も内側の部材の曲率も大きいままである。
また,本形態では電極中心部110として,図5のように単に平積みしたものを用いた。しかし,その代わりとして,図11に示すような,電極中心部110の周囲にセパレータを1周巻いた電極中心部117を用いてもよい。なお,図11の電極中心部117におけるこのセパレータS1を巻き取る軸方向は,図7の電極捲回装置200で電極等を捲回するときの軸方向と同じである。電極中心部117では,最外周にセパレータS1が巻かれているため,捲回開始時の摩擦により,電極の塗工層が剥離することがない。
なお,電極外周部120を捲回する際に,正極Pを最も内側にして巻きつければ,電極捲回体100と同様のものが製造されることとなる。また,正極Pを最も内側にして捲回する代わりに,セパレータSを最も内側にして巻きつけてもよい。この場合,電極中心部115と電極外周部120との境界には,セパレータが2枚重ねあわされることとなる。このような場合であっても,短絡するおそれはない。なお,セパレータS1を巻く回数は1周以上であってもよい。また,セパレータS1とセパレータSとは,同様のものである。
5.車両及び機器
本形態のバッテリ10は,例えば,図12に示すように,車両300に搭載して使用することができる。この車両300は,エンジン340,フロントモータ320及びリアモータ330を併用して駆動するハイブリッド自動車である。この車両300は,車体390,エンジン340,これに取り付けられたフロントモータ320,リアモータ330,ケーブル350,インバータ360及び複数の電池セル50を自身の内部に有するバッテリ10を有している。
なお,車両としては,その動力源の全部あるいは一部に電池による電気エネルギーを使用している車両であれば良く,例えば,電気自動車,ハイブリッド自動車,プラグインハイブリッド自動車,ハイブリッド鉄道車両,フォークリフト,電気車椅子,電動アシスト自転車,電動スクータ等が挙げられる。
バッテリ10は,あるいは,図13に示すように,電池搭載機器に使用することもできる。この図に示すのは,本形態のバッテリ10を搭載したハンマードリル400である。このハンマードリル400は,バッテリ10,本体420を有する電池搭載機器である。なお,バッテリ10は,ハンマードリル400の本体420のうち底部421に着脱可能に収容されている。
なお,電池搭載機器としては,電池を搭載しこれをエネルギー源の少なくとも1つとして利用する機器であれば良く,例えば,パーソナルコンピュータ,携帯電話,電池駆動の電動工具,無停電電源装置など,電池で駆動される各種の家電製品,オフィス機器,産業機器が挙げられる。また,バッテリ10以外にも,組電池状態としていない単電池で使用できる機器をも含む。
6.まとめ
以上,詳細に説明したように,本実施の形態に係る電極捲回体100は,電極中心部110と,電極外周部120とを有するものである。電極中心部110は,両面に塗工層を有する短冊状の正極及び負極を,それらの間に短冊状のセパレータを挟んで平積みしたものである。電極外周部120は,両面に塗工層を有する帯状の正極及び負極を,それらの間に帯状のセパレータを挟んで捲回したものである。このため,電極外周部120の最も内側の部材の曲率は従来のものに比べて大きい。よって,本形態の電極捲回体100は,歪みや箔折れを回避することができるものである。また,本形態の電極捲回体100では,その中心にある電極中心部110においても電極反応が起こるものである。そして,電極中心部110の塗工層の厚さは,電極外周部120の塗工層の厚さよりも厚い。これにより,よりエネルギー密度の高い電池セル50及びバッテリ10が実現されている。
また,本形態の捲回型電極電池の製造方法は,両面に塗工層を有する短冊状の正極及び負極を,それらの間に短冊状のセパレータSを挟んで平積みした積層体を芯材として捲回するものである。このため,捲回した後に,巻き芯を抜き取る必要がない。また,このように製造された捲回型電極電池は,その中心付近の曲率の小さい箇所がないため,箔が折れてしまうおそれがほとんどない。また,中心付近においても,電極反応を起こすことができ,エネルギー密度は高い。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,非水電解液型リチウムイオン二次電池に限らない。扁平型電極捲回体を有する電池であれば別の電池にも適用することができる。
また,本形態では,電極中心部110の電極の塗工層の厚さは,電極外周部120の電極の塗工層の厚さよりも厚いこととした。しかし,これらは同じ厚さであってもよい。また,電極中心部110の電極の塗工層の厚さは,電極外周部120の電極の塗工層の厚さよりも薄くてもよい。ただし,電極中心部110の電極の塗工層の厚い電池のほうが,製品としての電池のエネルギー密度はより高い。
また,正極の集電体として,アルミニウム以外の他の材質を用いてもよい。また,負極の集電体として銅以外の他の材質を用いてもよい。また,各図面において,電極捲回体100の最外周となる部材として正極を採用して描いたが,負極またはセパレータであってもよい。最外周となる部材が正極または負極である場合,外部との接触による摩擦により,活物質層が剥離するおそれがあるため,セパレータとすることが好ましい。また,図4及び図6において,電極中心部110の層構造の最も外側の部材を負極として描いた。しかし,正極であっても構わない。その場合,電極外周部120の最も内側の部材をセパレータとし,そのすぐ外側の部材を負極とすればよい。
また,本形態では,電極として,電極箔の両面に活物質を塗工したものを用いたが,両面塗工の電極に限らない。すなわち,塗工層は片側の面のみであってもよい。また,扁平形状の電極捲回体を用いたが,必ずしも扁平形状である必要はない。より円筒に近い形状のものにも適用できる。
10…バッテリ
50…電池セル
51…電池容器
52…正極端子
53…負極端子
100…電極捲回体
101…中央部
102…正極端部
103…負極端部
110,115,116,117…電極中心部
120,125,126…電極外周部
200…電極捲回装置
300…ハイブリッド車両
400…ハンマードリル
P…正極
P1…正極塗工部
P2…正極非塗工部
N…負極
N1…負極塗工部
N2…負極非塗工部
S,S1…セパレータ

Claims (10)

  1. 扁平形状の電極捲回体を有する捲回型電極電池において,
    前記電極捲回体は,
    少なくとも片面に塗工層を形成された短冊状の正極及び負極と短冊状のセパレータとを平積みした平積み構造の電極中心部と,
    少なくとも片面に塗工層を形成された帯状の正極及び負極と帯状のセパレータとを前記電極中心部の外部に捲回した捲回構造の電極外周部とを有するものであることを特徴とする捲回型電極電池。
  2. 請求項1に記載の捲回型電極電池において,
    前記電極中心部における正極の塗工層の厚さが,前記電極外周部の正極の塗工層の厚さよりも厚く,
    前記電極中心部における負極の塗工層の厚さが,前記電極外周部の負極の塗工層の厚さよりも厚いことを特徴とする捲回型電極電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載の捲回型電極電池において,
    前記電極中心部における短冊状の正極及び負極の,前記電極捲回体の扁平方向の長さが,
    前記電極中心部の中央寄りのものより外縁寄りのものほど短くなっていることを特徴とする捲回型電極電池。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の捲回型電極電池において,
    前記電極中心部と前記電極外周部との間に,
    前記電極中心部を1周以上巻くセパレータを有することを特徴とする捲回型電極電池。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の捲回型電極電池において,
    前記電極中心部の一方の面の最も外側の電極が,前記電極中心部の他方の面の最も外側の電極と同じ極であり,
    前記電極外周部の最も内側の電極が,前記電極中心部の最も外側の電極と異なる極であることを特徴とする捲回型電極電池。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の捲回型電極電池において,
    前記電極中心部の一方の面の最も外側の電極が正極であり,
    前記電極中心部の他方の面の最も外側の電極が負極であり,
    前記電極外周部の最も内側の負極が,
    前記電極中心部の扁平方向の端部の一方から前記電極中心部の最も外側の正極に向かって捲回されており,
    前記電極外周部の最も内側の正極が,
    前記電極中心部の扁平方向の端部の他方から前記電極中心部の最も外側の負極に向かって捲回されている形状となっていることを特徴とする捲回型電極電池。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の捲回型電極電池において,
    非水電解液型リチウムイオン二次電池であることを特徴とする捲回型電極電池。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の捲回型電極電池を搭載することを特徴とする機器。
  9. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の捲回型電極電池を搭載することを特徴とする車両。
  10. 扁平形状の電極捲回体を有する捲回型電極電池の製造方法において,
    少なくとも片面に塗工層を形成された短冊状の正極及び負極と短冊状のセパレータとを,セパレータが間に入るように正極と負極とを交互に重ね合わせて平積みすることにより電極中心部を形成し,
    少なくとも片面に塗工層を形成された帯状の正極及び負極と帯状のセパレータとを,セパレータが間に入るように正極と負極とを交互に重ね合わせて,前記電極中心部を芯材として捲回することにより電極外周部を形成して前記電極捲回体を製造することを特徴とする捲回型電極電池の製造方法。
JP2009031090A 2009-02-13 2009-02-13 捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両 Withdrawn JP2010186683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009031090A JP2010186683A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009031090A JP2010186683A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010186683A true JP2010186683A (ja) 2010-08-26

Family

ID=42767217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009031090A Withdrawn JP2010186683A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010186683A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287513A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Toyota Motor Corp 二次電池およびその製造方法
JP2013073840A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Sumitomo Bakelite Co Ltd リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2013145715A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Toyota Industries Corp 蓄電装置、及び車両
JP2014013756A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池
JP2015167149A (ja) * 2015-07-02 2015-09-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 角形リチウム二次電池
JP2017522695A (ja) * 2015-01-21 2017-08-10 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング リチウムイオン蓄電池のための巻回型セル
KR101876614B1 (ko) * 2015-03-26 2018-07-09 주식회사 엘지화학 복합 구조로 형성된 전극조립체
CN108598598A (zh) * 2018-04-17 2018-09-28 浙江南都电源动力股份有限公司 一种高比能高功率的锂电池及其制造方法
KR20210129096A (ko) * 2019-04-25 2021-10-27 저지앙 펀리튬 뉴 에너지 테크 컴퍼니 리미티드 고용량 유지율의 리튬 이온 전지 및 그 제조 방법과 충방전 방식
WO2022050617A1 (ko) * 2020-09-03 2022-03-10 삼성전자 주식회사 배터리 및 배터리를 포함하는 전자장치
US11735777B2 (en) 2020-09-18 2023-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrode group, secondary battery, battery pack, and vehicle

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287513A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Toyota Motor Corp 二次電池およびその製造方法
JP2013073840A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Sumitomo Bakelite Co Ltd リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2013145715A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Toyota Industries Corp 蓄電装置、及び車両
JP2014013756A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池
KR101934398B1 (ko) * 2012-07-04 2019-01-02 삼성에스디아이 주식회사 이차전지
JP2017522695A (ja) * 2015-01-21 2017-08-10 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング リチウムイオン蓄電池のための巻回型セル
KR101876614B1 (ko) * 2015-03-26 2018-07-09 주식회사 엘지화학 복합 구조로 형성된 전극조립체
JP2015167149A (ja) * 2015-07-02 2015-09-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 角形リチウム二次電池
CN108598598A (zh) * 2018-04-17 2018-09-28 浙江南都电源动力股份有限公司 一种高比能高功率的锂电池及其制造方法
KR20210129096A (ko) * 2019-04-25 2021-10-27 저지앙 펀리튬 뉴 에너지 테크 컴퍼니 리미티드 고용량 유지율의 리튬 이온 전지 및 그 제조 방법과 충방전 방식
KR102639837B1 (ko) 2019-04-25 2024-02-23 저지앙 펀리튬 뉴 에너지 테크 컴퍼니 리미티드 리튬 이온 전지 및 그 제조 방법과 충방전 방식
WO2022050617A1 (ko) * 2020-09-03 2022-03-10 삼성전자 주식회사 배터리 및 배터리를 포함하는 전자장치
US11735777B2 (en) 2020-09-18 2023-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrode group, secondary battery, battery pack, and vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010186683A (ja) 捲回型電極電池とその製造方法及び機器及び車両
JP4806270B2 (ja) 角形電池
JP6250567B2 (ja) 密閉型電池
JP5274026B2 (ja) 角形電池
JP5591569B2 (ja) 角形電池及びその製造方法ならびにこれを用いてなる組電池
CN104054208B (zh) 非水电解质二次电池的制造方法
JP6246901B2 (ja) 非水電解質電池及び電池パック
JP2017168266A (ja) 非水電解質電池及び電池パック
US9859534B2 (en) Secondary battery
JP2015035250A (ja) 非水電解質二次電池
JP2011175749A (ja) 電池,およびその電池を使用した車両,電池搭載機器
KR20140091480A (ko) 축전 소자, 축전 시스템, 및 그 제조 방법
JP2010198988A (ja) フィルムケース型蓄電デバイス
US11996509B2 (en) Battery including electrode collector laminated parts divided into groups shifted to not overlap and joined to single collector terminal
KR101610431B1 (ko) 젤리롤 형태의 전극조립체 및 이를 포함하는 이차전지
JP5337418B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP6070691B2 (ja) 非水電解質二次電池
JPH11265732A (ja) 非水電解質電池
JP2011054378A (ja) 非水電解液二次電池
JP2009193842A (ja) 非水系二次電池とその製造方法およびその製造装置
JP2008243704A (ja) 円筒型非水電解質電池
JP2007227292A (ja) 円筒形電池およびその製造方法
JP2013206724A (ja) 非水電解質二次電池
JP5222030B2 (ja) 捲回式二次電池およびその製造方法
JP2019102215A (ja) 電池の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120501